JP2716311B2 - 半導体装置のタイバー切断金型 - Google Patents
半導体装置のタイバー切断金型Info
- Publication number
- JP2716311B2 JP2716311B2 JP4057552A JP5755292A JP2716311B2 JP 2716311 B2 JP2716311 B2 JP 2716311B2 JP 4057552 A JP4057552 A JP 4057552A JP 5755292 A JP5755292 A JP 5755292A JP 2716311 B2 JP2716311 B2 JP 2716311B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar cutting
- punch
- tie bar
- semiconductor device
- tie
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置のタイバー
切断金型に関し、特にダム部の樹脂を除去する機構に関
する。
切断金型に関し、特にダム部の樹脂を除去する機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイバー切断金型は図2に示すよ
うに、モールドパッケージの封入ずれを考慮してタイバ
ー切断ポンチ1とモールドパッケージ2との間にクリア
ランス5を設けている。
うに、モールドパッケージの封入ずれを考慮してタイバ
ー切断ポンチ1とモールドパッケージ2との間にクリア
ランス5を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のタイバー切
断金型では、パッケージ2に隣接したダム樹脂部6が除
去できず、外部リード成形時にリード曲りやリード先端
部への樹脂屑付着が発生するという問題点があった。
断金型では、パッケージ2に隣接したダム樹脂部6が除
去できず、外部リード成形時にリード曲りやリード先端
部への樹脂屑付着が発生するという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、パッケージのダム樹脂部
を完全に除去するようにした半導体装置のタイバー切断
金型を提供することにある。
を完全に除去するようにした半導体装置のタイバー切断
金型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体装置のタイバー切断装置は、ポ
ンチホルダー部と、タイバー切断ポンチと、バネ機構部
とを有する半導体装置のタイバー切断金型であって、ポ
ンチホルダー部は、タイバー切断ポンチを支持するもの
であり、タイバー切断ポンチは、モールドパッケージの
エッジから後退する方向に移動可能に支持され、モール
ドパッケージのエッジに当接する先端部が円弧状に形成
されたものであり、バネ機構部は、タイバー切断ポンチ
を初期位置に付勢するものである。
め、本発明に係る半導体装置のタイバー切断装置は、ポ
ンチホルダー部と、タイバー切断ポンチと、バネ機構部
とを有する半導体装置のタイバー切断金型であって、ポ
ンチホルダー部は、タイバー切断ポンチを支持するもの
であり、タイバー切断ポンチは、モールドパッケージの
エッジから後退する方向に移動可能に支持され、モール
ドパッケージのエッジに当接する先端部が円弧状に形成
されたものであり、バネ機構部は、タイバー切断ポンチ
を初期位置に付勢するものである。
【0006】
【0007】
【作用】タイバー切断ポンチに、モールドパッケージの
エッジから後退する機能をもたせ、タイバー切断ポンチ
とモールドパッケージのエッジとの間のクリアランスを
極めて小さくし、これによりパッケージのダム樹脂部を
完全に除去する。
エッジから後退する機能をもたせ、タイバー切断ポンチ
とモールドパッケージのエッジとの間のクリアランスを
極めて小さくし、これによりパッケージのダム樹脂部を
完全に除去する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図により説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す構成図である。
る。図1は、本発明の一実施例を示す構成図である。
【0009】図1において、ポンチホルダー部7は、タ
イバー切断ポンチ1を支持し、該ポンチ1を昇降させ
る。このタイバー切断ポンチ1の昇降動作に伴い、モー
ルドパッケージ2のタイバー部3は、タイバー切断ポン
チ1により切断され、かつダム樹脂部6がポンチ1によ
り抜き加工される。
イバー切断ポンチ1を支持し、該ポンチ1を昇降させ
る。このタイバー切断ポンチ1の昇降動作に伴い、モー
ルドパッケージ2のタイバー部3は、タイバー切断ポン
チ1により切断され、かつダム樹脂部6がポンチ1によ
り抜き加工される。
【0010】ここに、ポンチ1は、モールドパッケージ
2のエッジに接近していることにより、ダム樹脂部6が
完全に除去される。一方、モールドパッケージ2の封入
ずれのため、ポンチ1の支持位置が固定である場合に
は、ポンチ1によりモールドパッケージ2のエッジに損
傷を与えることがある。
2のエッジに接近していることにより、ダム樹脂部6が
完全に除去される。一方、モールドパッケージ2の封入
ずれのため、ポンチ1の支持位置が固定である場合に
は、ポンチ1によりモールドパッケージ2のエッジに損
傷を与えることがある。
【0011】そこで、本実施例では、ポンチホルダー部
7の下面に、ポンチ1を収納し、かつポンチ1をモール
ドパッケージ2のエッジから後退する方向に移動させる
保持凹部7aを設ける。さらに、保持凹部7a内のポン
チ1をバネ機構部8により初期位置に付勢する。
7の下面に、ポンチ1を収納し、かつポンチ1をモール
ドパッケージ2のエッジから後退する方向に移動させる
保持凹部7aを設ける。さらに、保持凹部7a内のポン
チ1をバネ機構部8により初期位置に付勢する。
【0012】さらにポンチ1は、モールドパッケージ2
のエッジに当接する先端部4が円弧状(R形状)に形成
されている。
のエッジに当接する先端部4が円弧状(R形状)に形成
されている。
【0013】したがって、モールドパッケージ2の封入
ずれによりパッケージのエッジが横方向に迫り出してい
る場合、ポンチ1の先端部4が円弧状に形成しているた
め、ポンチ1はパッケージ2の外形形状に沿って倣い、
ダム樹脂部6を根元から完全に除去するとともに、タイ
バー部3を切断することとなる。
ずれによりパッケージのエッジが横方向に迫り出してい
る場合、ポンチ1の先端部4が円弧状に形成しているた
め、ポンチ1はパッケージ2の外形形状に沿って倣い、
ダム樹脂部6を根元から完全に除去するとともに、タイ
バー部3を切断することとなる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ダム部に
樹脂がない製品を作ることができ、ダム樹脂屑がリード
先端部に付着し、実装時に導通不良となることを未然に
防止でき、かつリード成形時のリード曲り及びリード先
端部の平坦性の向上を図ることができるという効果を有
する。
樹脂がない製品を作ることができ、ダム樹脂屑がリード
先端部に付着し、実装時に導通不良となることを未然に
防止でき、かつリード成形時のリード曲り及びリード先
端部の平坦性の向上を図ることができるという効果を有
する。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来例を示す構成図である。
1 タイバー切断ポンチ 2 モールドパッケージ 3 タイバー部 4 タイバー切断ポンチの先端部 5 パッケージとポンチのクリアランス 6 ダム樹脂部 7 ポンチホルダー部 7a ポンチホルダー部の保持凹部 8 バネ機構部
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンチホルダー部と、タイバー切断ポン
チと、バネ機構部とを有する半導体装置のタイバー切断
金型であって、 ポンチホルダー部は、タイバー切断ポンチを支持するも
のであり、 タイバー切断ポンチは、モールドパッケージのエッジか
ら後退する方向に移動可能に支持され、モールドパッケ
ージのエッジに当接する先端部が円弧状に形成されたも
のであり、 バネ機構部は、タイバー切断ポンチを初期位置に付勢す
るものであることを特徴とする半導体装置のタイバー切
断金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4057552A JP2716311B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 半導体装置のタイバー切断金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4057552A JP2716311B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 半導体装置のタイバー切断金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05226553A JPH05226553A (ja) | 1993-09-03 |
JP2716311B2 true JP2716311B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=13058973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4057552A Expired - Fee Related JP2716311B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 半導体装置のタイバー切断金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2716311B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH055220U (ja) * | 1991-07-05 | 1993-01-26 | 山形日本電気株式会社 | 半導体装置用切断金型 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4057552A patent/JP2716311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05226553A (ja) | 1993-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0397320A3 (en) | Encapsulated integrated circuit with lead frame | |
JPH0670872B2 (ja) | テープカセット用リール押付けばねの製造方法 | |
JP2716311B2 (ja) | 半導体装置のタイバー切断金型 | |
US5027238A (en) | Floating type magnetic head with flexure cutout | |
JP2963244B2 (ja) | 電子部品用リードフレームの構造 | |
JP2004140156A (ja) | パッケージ型電子部品におけるリード端子の切断方法 | |
JP3054244B2 (ja) | 電子部品用リードフレームの構造 | |
JPH02105448A (ja) | リードフレーム | |
JPS60161646A (ja) | 半導体装置用リ−ドフレ−ム | |
US6928850B2 (en) | Method and tooling for z-axis offset of lead frames | |
JPH1168002A (ja) | 半導体装置のパッケージゲート部の切断パンチ及びその切断方法 | |
JPH04121754U (ja) | 電子部品用リードフレームの構造 | |
JPS62128163A (ja) | リ−ドフレ−ム | |
JP2552097B2 (ja) | 金属部材切断金型 | |
JPS63174347A (ja) | リ−ドフレ−ム | |
CN218310344U (zh) | 一种高精定位摆切缺口模具 | |
JP3614659B2 (ja) | 電子部品のリードフレームからの切り離し装置 | |
JP2593365Y2 (ja) | 電子部品用リードフレームの構造 | |
JP5003203B2 (ja) | フレームの切断方法および半導体装置の製造方法 | |
JPH07190036A (ja) | 部材取付構造 | |
JP2534351B2 (ja) | プレス装置 | |
JPS6035549A (ja) | 切断成形機 | |
JPH0758262A (ja) | リードフレーム | |
KR100342817B1 (ko) | 반도체패키지용리드컷펀치 | |
JPH0613527A (ja) | リードフレーム形状 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |