JPH11330610A - 窒化物半導体レーザー - Google Patents

窒化物半導体レーザー

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JPH11330610A
JPH11330610A JP12797298A JP12797298A JPH11330610A JP H11330610 A JPH11330610 A JP H11330610A JP 12797298 A JP12797298 A JP 12797298A JP 12797298 A JP12797298 A JP 12797298A JP H11330610 A JPH11330610 A JP H11330610A
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JP
Japan
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nitride semiconductor
electrode
protective film
semiconductor laser
stripe
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Application number
JP12797298A
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English (en)
Inventor
Masahiko Sano
雅彦 佐野
Shinichi Nagahama
慎一 長浜
Shuji Nakamura
修二 中村
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Nichia Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Nichia Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は窒化物半導体(InxAlyGa
1-x-yN、0≦x、0≦y、x+y≦1)を用いた窒化物
半導体レーザーに係わり、特に実装時においても信頼性
が高く量産性に優れた窒化物半導体レーザーを提供する
ことにある。 【解決手段】導電性基板上に設けられた凸型ストライプ
状導波路領域と、該導波路領域から連続する略平滑面と
を有する窒化物半導体レーザーである。特に、導波路領
域上に設けられたストライプ状の第1電極と、第1電極
と電気的に接続され絶縁性保護膜を介して窒化物半導体
の平滑面上に配置されたワイヤボンディング用のパッド
電極と、導電性基板を介して第1電極と対向して設けら
れた第2電極とを有する窒化物半導体レーザーである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は窒化物半導体(Inx
AlyGa1-x-yN、0≦x、0≦y、x+y≦1)を用
いた窒化物半導体レーザーに係わり、特に実装時におい
ても信頼性が高く量産性に優れた窒化物半導体レーザー
に関する。
【0002】
【従来技術】今日、光通信を始めDVDなどに利用され
る種々の光半導体素子が実現されるにつれ、より高密度
に情報の送信、記録などが可能な短波長半導体レーザー
の開発がますます高まりを見せている。半導体レーザー
は本質的にその半導体のバンドギャップエネルギーによ
り発振波長が制約される。そのため短波長レーザーとし
てバンドギャップが大きい窒化物半導体が注目を浴びて
いる。
【0003】こうした現状の中、本出願人らは窒化物半
導体基板上に活性層を含む窒化物半導体レーザーを作成
して世界で初めて室温での連続発振1万時間以上を達成
した(ICNS'97 予稿集,October 27-31,1997,P444-446、
及びJpn.J.Appl.Phys.Vol.36(1997)pp.L1568-1571、Pa
rt2,No.12A,1 December 1997)。
【0004】このような窒化物半導体レーザーの模式的
断面図を図5に示す。サファイア基板上に部分的に形成
されたSiO2膜を介して選択成長させたn型GaNよ
りなる窒化物半導体基板上にレーザー構造となる窒化物
半導体層が形成されている。窒化物半導体層のうち、p
型AlGaN/GaNの超格子構造からなるp型クラッ
ド層とp型GaNからなるp型コンタクト層から上にリ
ッジが設けられている。リッジの側面とp型クラッド層
の平面とに渡ってSiO2よりなる絶縁膜が形成され、
その絶縁膜を介してp型GaN層と電気的に接続された
p型電極が形成されている。リッジのストライプ幅は1
0μmと極めて狭いため、リッジ最表面にオーミック用
のp型電極の形成及び、p型電極上のワイヤボンディン
グが極めて難しい。
【0005】そのため、p型電極から絶縁層を介したp
型クラッド層上にp型パッド電極を形成させてある。窒
化物半導体は他の半導体と異なり、比較的硬度が高いの
でリッジ上に幅広の電極を形成することでワイヤボンデ
ィグ用のパッド電極を形成することができる。このよう
な窒化物半導体レーザーの構造とするで比較的低電流で
短波長が発振可能な半導体レーザーとすることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな半導体レーザーを量産時の如く、大量にワイヤボン
ディングさせると、ものによっては信頼性が低下する傾
向にあった。また、より闘値を低下させ歩留まりの高い
窒化物半導体レーザーが求められている現在において
は、上記構成の窒化物半導体レーザーでは十分ではなく
さらなる改良が求められている。
【0007】本発明者は種々の実験の結果、ワイヤボン
ディングさせるパッド電極周辺を半導体素子の形状、絶
縁層を考慮した新規な構造とすることにより半導体特性
及び信頼性が向上することを見出し本発明を成すに至っ
た。
【0008】即ち、リッジ、活性層を構成するストライ
プ幅も極めて狭い。また、気相成長させた窒化物半導体
ではリッジやストライプ状の導波路を半導体で埋め込む
ことも難しい。そのため、絶縁層を介して凸型ストライ
プ状の導波路領域やリッジなどを保護する。
【0009】しかしながら、リッジ上からワイヤーボン
ディングすると、電極を介してリッジ表面に設けられた
絶縁層に力が掛かる。特にリッジ形状やストライプが突
起状となっていることからワイヤボンディング時に複雑
な力が掛かる。そのため、絶縁膜に掛かる局所的な力が
クラックなどを生じ信頼性が低下すると考えられる。本
発明は、比較的局所的な力が掛かりにくい、リッジやス
トライプ状導波路領域とは離れた平坦な絶縁層上のパッ
ド電極を介してワイヤボンディングさせることができる
ものである。また、絶縁層のパッド電極を伝って、リッ
ジ上に設けられた電極のみに集中して電力を供給するこ
とにより、闘値の低下及び信頼性とを同時に満たしたも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は導電性基板上に
設けられた凸型ストライプ状導波路領域と、導波路領域
から連続する略平滑面とを有する窒化物半導体レーザー
である。特に、導波路領域上に設けられたストライプ状
の第1電極と、第1電極と電気的に接続され絶縁性保護
膜を介して窒化物半導体の平滑面上に配置されたワイヤ
ボンディング用のパッド電極と、導電性基板を介して第
1電極と対向して設けられた第2電極とを有する窒化物
半導体レーザーである。
【0011】これにより、ワイヤボンディングをストラ
イプ状の導波路領域をさけて形成できるため、ストライ
プ状の導波路領域や絶縁層に何ら影響を与えることな
く、ワイヤボンディングすることができる。また、スト
ライプ状の導波領域と異なる位置にワイヤボンディング
させても窒化物半導体を介して垂直方向(層厚方向)に
効率よく電流を注入することができる。そのため、偏在
がなく効率よく半導体層に電流を流し闘値を下げること
ができる。
【0012】本発明の請求項2に記載の窒化物半導体レ
ーザーは、第1電極がストライプ状導波路領域の端面に
設けられた劈開面上まで延びていると共にパッド電極の
ストライプ状導波路領域と平行な方向は第1電極より短
く劈開部まで達していない。
【0013】そのため、劈開時にパッド電極が延び積層
した窒化物半導体層を被覆することで窒化物半導体レー
ザーを短絡することがない。即ち、ワイヤボンディング
時にワイヤ及び第1電極とオーミック接触をさせ効率よ
く電流を注入可能な金属や合金を選択した場合、金属の
延性が大きい傾向にある。しかしながら、パッド電極を
予め劈開端面から離して形成させてあるため劈開による
短絡がない。
【0014】本発明の請求項3に記載の窒化物半導体レ
ーザーは、絶縁性保護膜が組成、或いは材料の異なる多
層構成で形成されている。ストライプ状導波路領域は極
めて幅の狭いものであり、その端面はレーザー発振用の
導電性の異なる複数の窒化物半導体が積層されている。
そのため、リッジに沿ってシャープに形成することがで
きる絶縁膜と、絶縁性を確保しワイヤボンディング時の
衝撃にも耐え得るような厚膜の絶縁層とに機能分離させ
ることにより、信頼性のより高い窒化物半導体レーザー
とすることができる。
【0015】本発明の請求項4に記載の窒化物半導体レ
ーザーは、絶縁性保護膜が第1の保護膜及び第1の保護
膜上に形成された第2の保護膜を有し、第1の保護膜が
ストライプ状導波路領域と略垂直な側面を被覆している
と共に第2の保護膜が第1の保護膜よりも短く前記側面
まで被覆していない窒化物半導体レーザーである。これ
により、信頼性を高めつつ、凸型ストライプ状の導波路
からの熱を効率よくパッド電極を介して外部に放出する
こともできる。
【0016】本発明の請求項5に記載の窒化物半導体レ
ーザーは、ワイヤボンディングされる上面から見てスト
ライプ状の導波路領域が窒化物半導体レーザーの中心よ
りも端面側に設けられている。これにより、窒化物半導
体素子をより小型化した場合においても、効率よく窒化
物半導体に電流を注入すると共にワイヤボンディング用
の面積を稼ぐことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の窒化物半導体レーザーを
図1、図2、図3及び図4を用いて詳述する。図1は、
エッチングにより形成した凸型ストライプ状の導波路領
域に対し垂直方向、即ち共振面に対して平行方向で切断
した断面図を示してある。
【0018】n型導電性を示す窒化物半導体基板106
上に、n型クラック防止層107、n型クラッド層10
8、光ガイド層109、活性層110、p型キャップ層
111、光ガイド層112、p型クラッド層113、p
型コンタクト層114を積層したもののうち、窒化物半
導体基板までをエッチングにより凸型ストライプ状導波
路領域115を形成させ完全屈折率型レーザー用とし
た。凸型ストライプ状導波路領域115はフォトレジス
トを利用したエッチングにより形成する(図4(A)の
工程)。
【0019】凸型ストライプ状導波路領域115の形成
後に、絶縁性保護膜として第1の保護膜104を形成す
る。第1の保護膜はp型コンタクト層の一部を電極との
接触面として開口させた以外は凸型ストライプ状から連
続した窒化物半導体基板の表面まで連続的に形成させて
ある(図4(B)の工程)。
【0020】次に、凸型ストライプ状部分をp型電極1
01で被覆する。これにより、p型コンタクト層とp型
電極とが電気的に接続される(図4(C)の工程)。
【0021】p型電極形成後、窒化物半導体基板の表面
にn型電極103を形成させ熱処理させることにより窒
化物半導体とn型及びp型電極とのオーミック接触をと
る(図4(D)の工程)。
【0022】次に、第2の保護膜105をフォリソ工程
を利用してp型電極を除いてウエハ全面に形成させる
(図4(E)の工程)。
【0023】最後に、窒化物半導体基板上の平滑面にお
いてワイヤボンディングできるようp型電極及び絶縁性
保護膜上からストライプから離れた位置まで延在するパ
ッド電極102を形成させる(図4(F)の工程)。
【0024】図3の如く、パッド電極と駆動回路の一方
の電極304とを金線301を用いてワイヤボンディン
グすると共に窒化物半導体基板を駆動回路の他方の電極
303と半田302付けすることにより電気的に接続す
る。駆動回路から電流を供給することで窒化物半導体レ
ーザーを発振することができる。以下、各構成について
詳述する。
【0025】(第1電極101)第1電極101は窒化
物半導体のコンタクト層114と直接接触するものであ
り、窒化物半導体とオーミック接触できる金属や合金さ
らにはこれらの多層膜が挙げられる。第1電極101は
窒化物半導体と接触するだけでなく、第1の保護膜10
4上にも部分的に形成することができる。また、第1電
極101はストライプ状導波路領域115に形成された
窒化物半導体に均一に電力を供給する必要があるためス
トライプ長方向の全面に渡って形成されることが望まし
い。また、窒化物半導体レーザー100の共振面を劈開
によって形成する場合、窒化物半導体ウエハなどの劈開
に伴って劈開面に金属片が接触することがなく、延性の
少ない材料を選択することがより望ましい。第1電極を
構成する金属片(バリなど)が延性によって各半導体層
と接触すると短絡や半導体層の破壊を生ずる場合があ
る。
【0026】第1電極101の具体的材料として、窒化
物半導体がn型の場合、具体的にはAu、Pt、Ni、
Al、W、In、Cu、Ag、Ir、Pd、Rh、T
i、Co、Sn、Pbなどの金属、合金、これらの積層
体やPt、W、Moのシリサイドなどが好適に挙げられ
る。また、窒化物半導体がp型の場合、具体的にはR
u、Rh、OsやNi/Au(なお、/は積層体を示
す。)、Co/Au、Ni/Ti/Au、Cu/Au、
Pd合金やPt合金が好適に挙げられる。このような金
属や合金などはマスクを介してスパッタリング法や真空
蒸着法を利用することで所望の形状に形成することがで
きる。
【0027】(パッド電極102)パッド電極102は
第1電極101と電気的に接続すると共に窒化物半導体
上に形成された絶縁性保護膜105を介して平滑面11
6まで延在するものである。特に、パッド電極102
は、ワイヤボンディング時の衝撃を和らげると共に第1
電極101、ワイヤ301及び絶縁性保護膜105と密
着性のよいことが好ましい。このようなパッド電極10
2は第1電極101と同一材料を用いても良いし、異な
る材料を利用することもできる。したがって、第1電極
とパッド電極とを同一のものとして一体的に形成するこ
ともできる。
【0028】また、第1電極101及びパッド電極10
2は発熱量の多い凸型ストライプ状導波路領域115と
直接或いは絶縁性保護膜104を介して被覆するため効
率的に外部に熱を放出することができる。これにより窒
化物半導体レーザーの特性を安定化させることに寄与す
ることもできる。そのため、熱伝導性の良い材料を選択
することも好ましい。
【0029】(第2電極103)第2電極103は、導
電性基板106を介して第1電極101と対向して設け
られるものである。第2電極103は導電性基板106
上に設けられるものであり、これにより窒化物半導体層
を挟んで効率的に電流を流すことができる。したがっ
て、導電性基板106に効率よく電流を流せるだけでな
く導電性基板106との密着性や窒化物半導体レーザー
に外部と電気的に接続させる半田やAgペーストなど導
電性部材との電気伝導性、密着性、オーミック接触及び
熱伝導性がよいものが好ましい。第2電極の具体的材料
としてはW/Al/W/Au/AuSn、Ti/Al/
Ti/Pt/Au/AuSn、InAuSn共晶或いは
Ag共晶等が好適に挙げられる。
【0030】(絶縁性保護膜104、105)絶縁性保
護膜は、窒化物半導体のコンタクト層114を選択して
外部から電流が流せるようにするためのものである。そ
のため、ストライプ状導波路領域115を保護し絶縁性
の高いものが好ましい。また、本発明においてはストラ
イプ状導波路領域115から離れた平滑面116上にも
連続して形成される。さらに、平滑面116上にパッド
電極102を介してワイヤボンディングされるため機械
的強度が高く緻密な膜であることが好ましい。
【0031】窒化物半導体の導波領域が数から数十μm
程度と極めて細い場合があるため、その端面にも緻密な
膜を構成することが望まれる。この場合、導波路領域を
制御性よく被覆する第1の保護膜と、ワイヤボンディン
グ下の衝撃に対しても強い厚膜を量産性よく形成できる
第2の保護膜とに機能分離させて形成することもでき
る。
【0032】このような絶縁性保護膜として具体的に
は、第1の保護膜を酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸
化バナジウム、酸化ニオブ、酸化ハフニウム、酸化タン
タル、酸化アルミニウムや酸化珪素等の酸化物の他、窒
化ホウ素、炭化珪素、窒化アルミニウムなどを利用する
こともできる。また、第2の保護膜を酸化珪素、窒化珪
素やポリイミドなどの有機絶縁膜を利用することもでき
る。
【0033】(導電性基板106)本発明に用いられる
導電性基板106としては、その上に形成される窒化物
半導体層に効率よく電流を供給できるものであればよ
い。導電性基板106上に直接窒化物半導体を形成する
場合、炭化珪素、酸化亜鉛や窒化物半導体を基板として
利用することができる。窒化物半導体の単結晶を形成す
ることが現在のところ難しいため、サファイア基板上に
窒化物半導体を選択成長させ結晶性に優れSiなどを含
有させた窒化物半導体を厚膜で形成させた後、サファイ
アなどと分離させることにより窒化物半導体基板を形成
させることができる。このような導電性基板に、窒化物
半導体基板を利用することにより結晶性の良い窒化物半
導体を形成することができる。以下、本発明の具体的実
施例について詳述するが本発明がこの実施例のみに限定
されるものでないことはいうまでもない。
【0034】
【実施例】[実施例1]図1は本発明の一実施例に係る
窒化物半導体レーザー100の形状を示す模式的な断面
図でありストライプ状の導波路領域に垂直な方向で切断
したものであり、図2は、図1のワイヤボンディングさ
れる上面側(A方向)からみた平面図である。以下、実
施例1について説明する。
【0035】(下地層)予め洗浄され2インチφ、C面
を主面とするサファイアをMOCVD反応装置の支持体
上に配置させる。支持体に内蔵されたカーボンヒータに
より支持体表面の温度を500℃にして、原料ガスとし
てトリメチルガリウム(TMGa)、アンモニア(NH
3)及びキャリアガスとして水素ガス(H2)を用いて低
温バッファ層を200オングストロームの膜厚で成長さ
せる。バッファ層成長後、温度を1050℃にして下地
層を4μmの膜厚で成長させる。下地層の表面には、部
分的に保護膜を形成し厚膜かつ結晶性の良い窒化物半導
体基板を選択成長させる下地層として機能させることが
できる(不示図)。
【0036】(保護膜)下地層の成長後、ウエハをMO
CVD反応容器からプラズマCVD反応容器に移し替え
厚さ2μmのSiO2膜を保護膜として形成させる。保
護膜の表面にストライプ状のフォトレジストを形成させ
エッチングして、保護膜を部分的に除去する。これによ
り、保護膜が形成されたウエハ面上から観測すると、ス
トライプ状の下地層表面と、ストライプ状の保護膜表面
とが交互に露出したウエハとなる。なお、保護膜の形状
は窓部(下地層露出表面)よりも保護膜の面積を大きく
する方が、結晶欠陥の少ない窒化物半導体基板を得るこ
とができる。したがって、保護膜に形成された窓部はス
トライプ状の他、丸、四角など局所的な開口部を種々選
択することもできる。保護膜の材料としては、窒化物半
導体に較べて結晶成長がしにくいものであれば良く酸化
珪素、窒化珪素、酸化チタン、酸化ジルコニウムなどの
種々の酸化物、窒化物、或いはこれらの多層膜や金属、
合金などから選択することができる。保護膜は窒化物半
導体形成時に窒化物半導体が成長しないか、若しくは成
長しにくいものである。そのため、窒化物半導体の成長
温度よりも高い温度においても分解、変質等しないこと
が望ましい(不示図)。
【0037】(窒化物半導体基板106)下地層の表面
にストライプ状の保護膜を形成後、ウエハを再びMOC
VD装置内に配置させ原料ガスとしてTMGaガス、ア
ンモニア、キャリアガスとして水素ガスを流し、105
0℃でGaN膜を選択成長させる。不純物無添加のGa
N膜を保護膜上に5μmの厚みで形成させる。次に、M
OCVD装置から保護膜上にGaN膜が形成されたウエ
ハをHVPE装置内に配置させた。原料にGaメタル、
HClガス、アンモニアガス及び不純物ガスとしてシラ
ンガス(SiH4)を用いて厚さ200μmのn型Ga
N膜を厚膜で形成させた。n型GaNが形成されたウエ
ハをHVPE装置から取り出し、サファイア基板、バッ
ファ層、保護膜及び不純物無添加のGaN膜をサファイ
ア基板側から研磨して除去し、n型GaNを得た。
【0038】得られたn型GaNは、窒化物半導体基板
として機能する。窒化物半導体基板は保護膜上部におい
て横方向に成長されたものであるため、結晶欠陥が10
8個/cm2以下と下地層に比較して1桁以上少なくなる。
【0039】なお、本発明においては、窒化物半導体基
板上に形成される機能部(導波路領域)に電流を好適に
供給する導電性窒化物半導体基板とする。この場合、n
型電極を形成させるコンタクト層として機能するために
は、n型不純物濃度してSi濃度を5×1017/cm3
から5×1019/cm3の範囲とすることが好ましい。
【0040】(クラック防止層107)次に、導電性窒
化物半導体基板をMOCVD装置内のヒーターを具備す
る支持体上に配置させる。温度を800℃にして、原料
ガスをTMGaガス、TMIn(トリメチルインジウ
ム)ガス、アンモニア及びキャリアガスを水素ガスとし
てIn0.06Ga0.94Nを0.15μmで成膜させる。得
られたクラック防止層は、その上に形成される窒化物半
導体にクラックが入ることを好適に防止しうるものであ
り、省略することもできる。
【0041】(n型クラッド層108)温度を1050
℃でTMAlガス、TMGaガス、アンモニアガス及び
キャリアガスとして水素ガスを流し、不純物無添加のA
lGaNを25オングストロームで成膜した。続いて、
TMAlガスの導入を止め、代わりに不純物ガスとして
シランガスを流し、n型GaNを25オングストローム
で成長させる。これらの層を交互に積層した超格子層と
される総膜厚1.2μmのn型クラッド層を形成させ
る。
【0042】(n側光ガイド層109)温度を1050
℃に維持したまま、原料ガスとしてTMGaガス、アン
モニアガス、キャリアガスとして水素ガス及び不純物ガ
スとしてシランガスを流し、n型GaN層を形成させ
た。n型GaNは0.1μmの膜厚であり、光ガイド層
として機能する。なお、不純物ガスを導入しなくとも良
い。なお、本発明においては、活性層に対してn型電極
層側をn側とする。
【0043】(活性層110)次に、活性層を形成させ
るため一旦、原料ガスの導入を停止した。支持体の表面
温度を800℃に維持して、原料ガスとしてTMGaガ
ス、TMInガス、アンモニアガスを水素ガスと共に流
し、In0.01Ga0.95Nである障壁層を100オングス
トロームの膜厚で成長させ、続いて同一温度で、In
0.2Ga0.8Nである井戸層を40オングストロームの膜
厚で成長させる。障壁層と井戸層とを3回交互に積層
し、最後に障壁層で終わらす。活性層の総膜厚を520
オングストロームの多重量子井戸構造(MQW)として
形成させる。活性層は意図的に不純物を添加させないア
ンドープでもよいし、n型不純物又はp型不純物をドー
プしても良い。さらに、n型不純物及びp型不純物をド
ープしたダブルドープの構造とすることもできる。不純
物は井戸層、障壁層の両方にドープしても良いし、いず
れか一方にドープすることもできる。
【0044】(p型キャップ層111)次に、温度を1
050℃に上げ、原料ガスとしてTMGaガス、TMA
lガス、アンモニアガス、キャリアガスとして水素ガス
及び不純物ガスとしてシクロペンタジエニルマグネシウ
ム(Cp2Mg)ガスを流した。これにより、Mgがド
ープされたp型Al0.3Ga0.7Nのp型キャップ層を3
00オングストロームの膜厚で成長させた (p側光ガイド層112)続いてCp2Mgガス、TM
Alガスを止め、1050℃でバンドギャップエネルギ
ーがp型キャップ層よりも小さいGaNのp側光ガイド
層を0.1μmの膜厚で成長させる。なお、本発明にお
いては、活性層に対してp型電極層側をp側とする。
【0045】(p型クラッド層113)温度を1050
℃で維持したまま、原料ガスとしてTMAlガス、TM
Gaガス、アンモニアガス、キャリアガスとして水素ガ
ス、不純物ガスとしてCp2Mgガスを流しAl0.16
0.84Nを25オングストロームの膜厚で成長させる。
続いて、原料ガスのうちTMAlガス及び不純物ガスで
あるCp2Mgガスを止めた以外は同様にしてGaNを
25オングストロームの膜厚で成長させる。こうして総
膜厚0.6μmの超格子構造のp型クラッド層を形成さ
せる。p型クラッド層は少なくとも一方がAlを含む窒
化物半導体を有し、互いにバンドギャップエネルギーの
異なる窒化物半導体層を積層した超格子で製造した場
合、不純物はいずれか一方の層に多くドープする、いわ
ゆる変調ドープとすることができる。変調ドープを利用
すると結晶性を良くすることができるが、両方の層に同
じようにドープすることもできる。クラッド層はAlを
含む窒化物半導体、若しくはAlaGa1-aN(0<a<
1)を含む超格子構造とすることが好ましく、GaNと
AlGaNとを積層した超格子構造とすることがより好
ましい。p型クラッド層を超格子構造とすることによっ
て、Alの混晶比を上げることができる。そのため、ク
ラッド層自体の屈折率が小さくなると共にバンドギャッ
プが大きくなるので闘値を低下させるのに非常に有効と
なる。さらに、超格子構造とすることによりクラッド層
自体に発生するピットが超格子にしないものと比較して
小さくなる傾向にあるので、ショートする確率も低くな
る。
【0046】(p型コンタクト層114)最後に、温度
を1050℃、原料ガスとしてTMGaガス、アンモニ
アガス、キャリアガスとして水素ガス及び不純物ガスと
してCp2Mgを流しp型クラッド層の上にGaNであ
るp型コンタクト層を150オングストロームの膜厚で
形成させる。p型コンタクト層はp型のInaAlbGa
1-a-bN(0≦a、0≦b、a+b≦1)で構成するこ
とができ、p型不純物ドープ(具体的にはBe、Mg、
Znなど)のGaNとすることでp型電極と最も好まし
いオーミック接触を得ることができる。コンタクト層は
電極を形成する層であるため、1×1017/cm3以上
の高キャリア濃度とすることが望ましい。1×1017
cm3より低いと電極と好ましいオーミック接触を得る
のが難しい傾向にある。特に、コンタクト層の組成をG
aNとするとAuなどの電極材料と良好なオーミック接
触が得られやすい傾向にある。
【0047】(凸型ストライプ状導波路領域115の形
成)次に、CVD装置により酸化珪素を全面に形成させ
た後、p型コンタクト層上にストライプ幅2μm、厚さ
1μmのフォトレジストを形成させた。RIE装置によ
り、CF4ガスを用い、フォトレジストをマスクとし
て、酸化珪素をエッチングする。その後、フォトレジス
トのみを除去することにより、p側コンタクト層の上に
ストライプ幅2μm、厚さ1μmの酸化珪素が形成でき
る。
【0048】さらに、ストライプ状の酸化珪素形成後、
RIEによりSiCl4ガスを用いて、n側コンタクト
層までエッチングする。
【0049】(第1の保護膜104)酸化珪素がp型コ
ンタクト層上に残ったまま、ウエハをCVD装置に移し
酸化珪素が形成された上から酸化ジルコニウムを0.5
μmの厚みで成膜を形成させる。次に、リフトオフ法を
用いて酸化珪素膜を剥離させて窒化物半導体基板及びス
トライプ状のリッジ部にp型コンタクト層に接続する開
口を除いて酸化ジルコニウムからなる第1の保護膜を形
成させる。
【0050】(p型電極101)さらに、再びフォトレ
ジストをストライプ状に形成させて真空蒸着法を利用す
ることにより、ニッケル/白金をそれぞれ700オング
ストローム/500オングストロームで蒸着させる。フ
ォトレジストを除去することで、ストライプ状のリッジ
部を被覆するようにストライプ状のp型電極が形成され
る。
【0051】(n型電極103)n型電極を形成させる
ために窒化物半導体基板上に格子状のフォトレジストを
用いてn型電極を形成する。n型電極は予め研磨され、
フォトレジストが形成された窒化物半導体上にスパッタ
リング法を用いて、W/Al/W/Auをそれぞれ20
0オングストローム/2000オングストローム/20
00オングストローム/3000オングストロームで成
膜させた。さらにその上にメタライズ電極を形成させ
る。メタライズ電極としてはAu−Snなどを厚さ1か
ら5μmで形成させることが好ましい。フォトレジスト
を除去することにより窒化物半導体基板を介してp型電
極と対応したn型電極が形成される。なお、p型電極及
びn型電極はp型コンタクト層やn型コンタクト層とオ
ーミック接触させるために熱処理を施す。
【0052】(第2の保護膜105)続いて、p型電極
を除いた第1の保護膜上に上述と同様にしてフォトレジ
ストを利用して酸化珪素からなる第2の絶縁膜を形成さ
せた。第2の絶縁膜は第1の絶縁膜の絶縁性を向上する
ために設けられるものであり、第1の絶縁膜が緻密かつ
厚膜に設けることができるのであれば省略することもで
きる。
【0053】(パッド電極102)さらに、窒化物半導
体レーザーごとにパッド電極が形成できるようにフォト
レジストを形成させる。 真空蒸着法を利用することに
より、ニッケル/チタン/金をそれぞれ1000オング
ストローム/1000オングストローム/8000オン
グストロームの膜厚で矩形状のパッド電極を成膜する。
また、パッド電極は各窒化物半導体レーザーとして機能
する面積よりも小さく形成させてある。ウエハ上から見
ると、ストライプ状のリッジ及びp型電極が連続して設
けられているのに対し、パッド電極はp型電極を覆って
矩形となる複数の島状に形成されている。このようなパ
ッド電極はストライプ状のリッジに損傷を与えないよう
にリッジから離れた位置でワイヤボンディングさせるた
めに設けられたものであり、矩形のパッド電極の一端面
側にストライプ状の導波路領域が配置されている。パッ
ド電極はp型電極に効率よく電流を供給するものである
と共にp型電極、第2の保護膜やワイヤとの密着性に優
れていることが望まれている。
【0054】こうして形成されたウエハのストライプ状
の導波領域に垂直な方向で、基板側からバー状に劈開
し、劈開面(M面=六角柱状の結晶の側面に相当する
面)に共振器を作成する。共振器面に酸化珪素(SiO
2)、酸化チタン(TiO2)を多層に形成させて誘電体
多層膜とする。最後に、島状になったパッド電極にかか
らないようストライプ状の導波路領域に平行な方向でバ
ーを切断して窒化物半導体レーザーを形成することがで
きる。なお、共振器長は300から500μmとするこ
とが望ましい。
【0055】この窒化物半導体レーザーをヒートシンク
が設けられた駆動基板上に設置し、基板上の一方の電極
と窒化物半導体基板とを半田により接続させた。また、
パッド電極と駆動基板の他方の電極とをワイヤボンド機
器を用いてワイヤボンドさせた。ワイヤボンドはキャピ
ラリーに通した金線の先端に放電により予めボールを形
成し、リッジと窒化物半導体レーザーとの間であって平
滑なパッド電極の略中心にボールを押しつけ超音波を与
えることによりボールボンディングさせた。他方、金線
を延ばしながら駆動基板の電極上にキャピラリーごと金
線を押しつけステッチボンディングさせた。こうして形
成させた窒化物半導体レーザー180個に駆動基板から
電流を注入した。発振波長400から420nm、平均
闘値電流密度2.8kA/cm2で室温連続発振した。
いずれの窒化物半導体レーザーも駆動可能であった。な
お、本実施例においてp層側を下にしてヒートシンクに
させる場合は、第2電極であるn型電極をパッド電極と
して利用し、パッド電極をヒートシンクと電気的に接続
させるための電極として利用することもできる。この場
合、第2電極の何れにワイヤボンディングさせることも
できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の窒化物半
導体レーザーはワイヤボンディング用のパット電極がリ
ッジ状の窒化物半導体と接続させた電極から延在してお
り、リッジから離れた保護膜上にも形成されている。ワ
イヤは保護膜上のパッド電極にワイヤボンディングされ
る。そのため、リッジを構成する絶縁性保護膜や窒化物
半導体を損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の窒化物半導体レーザーの模式的断面
図を示す。
【図2】 図1におけるA方向から観測した模式的上面
図である。
【図3】 本発明の窒化物半導体レーザーが実装されて
いる模式的断面図を示す。
【図4】 本発明の窒化物半導体レーザーを形成させる
工程図を示す。
【図5】 本発明と比較のために示す窒化物半導体レー
ザーの模式的断面図を示す。
【符号の説明】
100・・・窒化物半導体レーザー 101・・・第1電極 102・・・パッド電極 103・・・第2電極 104・・・第1の絶縁膜 105・・・第2の絶縁膜 106・・・導電性基板 107・・・クラック防止層 108・・・n型クラッド層 109・・・n側光ガイド層 110・・・活性層 111・・・p型キャプ層 112・・・p側光ガイド層 113・・・p型クラッド層 114・・・p型コンタクト層 115、203・・・凸型ストライプ状導波路領域 116、204・・・平滑面 201・・・劈開面 202・・・端面 205・・・ストライプ側面 301・・・ワイヤ 302・・・半田 303、304・・・駆動基板上の電極 305・・・駆動基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基板(106)上に設けられた凸型ス
    トライプ状導波路領域(115)と、該導波路領域から連続
    する略平滑面(116)とを有する窒化物半導体レーザー(10
    0)において、 導波路領域上に設けられたストライプ状の第1電極(10
    1)と、該第1電極と電気的に接続され絶縁性保護膜(10
    4)、(105)を介して前記平滑面(116)上に配置されたワイ
    ヤボンディング用のパッド電極(102)と、導電性基板(10
    6)を介して第1電極(101)と対向して設けられた第2電
    極(103)とを有する窒化物半導体レーザー。
  2. 【請求項2】 前記第1電極(101)はストライプ状導波
    路領域(115)の端面に設けられた劈開面(201)上まで延び
    ていると共に前記パッド電極(102)のストライプ状導波
    路領域と平行方向は第1電極より短く劈開面上まで達し
    ていない請求項1記載の窒化物半導体レーザー。
  3. 【請求項3】 前記絶縁性保護膜が組成、或いは材料の
    異なる多層構成で形成されている請求項1記載の窒化物
    半導体レーザー。
  4. 【請求項4】 前記絶縁性保護膜が第1の保護膜(104)
    及び第1の保護膜(104)上に形成された第2の保護膜(10
    5)を有し、第1の保護膜(104)がストライプ状導波路領
    域(115)と略垂直なストライプ側面(205)を被覆している
    と共に第2の保護膜(105)は第1の保護膜(104)よりも短
    く前記側面まで被覆していない請求項3記載の窒化物半
    導体レーザー。
  5. 【請求項5】 ワイヤボンディングされる上面側から見
    て、前記ストライプ状導波路領域(115)が窒化物半導体
    レーザーの中心よりも端面(202)側に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の窒化物半導体レーザー。
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