JPH11328580A - 交通情報提供システム - Google Patents

交通情報提供システム

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Publication number
JPH11328580A
JPH11328580A JP13528698A JP13528698A JPH11328580A JP H11328580 A JPH11328580 A JP H11328580A JP 13528698 A JP13528698 A JP 13528698A JP 13528698 A JP13528698 A JP 13528698A JP H11328580 A JPH11328580 A JP H11328580A
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JP
Japan
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traffic information
data
vehicle
information data
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Application number
JP13528698A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kaneiwa
俊幸 兼岩
Hironobu Sugimoto
浩伸 杉本
Akito Tada
昭人 多田
Akemasa Nanba
明正 難波
Toru Konishi
徹 小西
Toshiaki Egawa
敏明 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Aisin AW Co Ltd
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Aisin AW Co Ltd
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd, Aisin AW Co Ltd, Denso Corp, Toyota Motor Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 路上にセンサなどを設置していない領域にお
いてもその交通情報データを収集可能として広範な領域
に関する交通情報を取得すると共に、その取得した交通
情報データを利用者に対して迅速に提供する。 【解決手段】 車載装置1の車載コンピュータ4は、自
動車が位置している付近の交通情報データが乗員によっ
て入力されるとその交通情報データを自動車電話3を介
して送信する。情報センタ12の情報サーバ18は、送
信された交通情報データを受信すると、その受信した交
通情報データを記憶装置に記憶して交通情報データベー
スを形成19する。また、何れかの車載装置1より所定
領域に関する交通情報データの送信要求があると、交通
情報データベース19より当該所定領域に関する交通情
報データを検索し、通信サーバ17は、検索された交通
情報データを送信要求を発行した車載装置1に対して送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の乗員に対
して所定領域に関する交通情報データを提供する交通情
報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】このような交通情報提供システムとして
は、例えば、VICS(Vehicle Information and Commu
nication System)やATIS(Advanced Traffic Inform
ationService)などがある。これらのシステムでは、各
エリア内にある道路の混雑状態などの交通状況が路上に
設置されたセンサなどで検知され、その検知されたデー
タは情報センタへ送信されて蓄積されるようになってい
る。また、同時に、警察や道路公団のような管理者など
からも、事故や交通規制に関する情報が情報センタに提
供されるようになっており、これらの情報もデータとし
て蓄積されるようになっている。
【0003】そして、VICSでは路上に設置されてい
るビーコンやFM多重放送によって、ATISでは自動
車の運転者やその他の乗員が電話回線を介して情報セン
タにアクセスすることによって、情報センタに蓄積され
た交通情報データを自動車の乗員に提供するようにして
いる。
【0004】また、特開平9−128679号公報に
は、無線通信ネットワークの無線サービスエリア内に存
在する車載エンドユーザデバイスの数や通過時間などか
ら当該エリアの交通状況などを推定して、その推定した
交通状況を音声によって自動車の乗員に提供するように
した技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、VIC
SやATISでは、路上にセンサが設置されている検知
対象エリアの交通情報のみしか得ることができない。ま
た、事故や通行規制などの情報については、警察や道路
管理者により収集管理されているものを情報センタが提
供を受けて、その情報をエンドユーザたる乗員に提供す
るので、その伝達にはタイムラグが存在する。そのた
め、当該情報が提供された乗員が当該エリアを実際に通
過する時点では、提供された交通情報が既に実態を反映
しておらず、役に立たなくなっている場合もある。
【0006】また、特開平9−128679号公報のよ
うに、無線通信ネットワークを用いたシステムにおいて
は、乗員は渋滞などの情報しか得ることができず、事故
や交通規制などに関する情報を得ることができないとい
った問題がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、路上にセンサなどを設置していない
領域においてもその交通情報データを収集可能として広
範な領域に関する交通情報を取得すると共に、その取得
した交通情報データを迅速に提供することが可能な交通
情報提供システムを提示することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の交通情報
提供システムによれば、車載装置の交通情報提供手段
は、自身が搭載されている自動車の所在位置付近の交通
情報データを提供し、車載側制御手段は、提供された交
通情報データを無線通信手段を介して外部に送信する。
一方、情報センタのデータベース形成手段は、送信され
た交通情報データを受信すると、その受信した交通情報
データを含んでなる交通情報データベースを形成する。
そして、検索手段は、車載装置より所定領域に関する交
通情報データの送信要求があると、交通情報データベー
スに保持している当該所定領域に関する交通情報データ
を検索し、センタ側制御手段は、検索された交通情報デ
ータを、送信要求を発行した車載装置に対して送信す
る。
【0009】即ち、車載装置を複数の自動車に搭載する
ことによって、それらの各自動車がある時点において位
置している付近の交通情報データが情報センタに送信さ
れて交通情報データベースが形成されるので、従来のよ
うに路上に固定的に設置されたセンサなどからその固定
位置の交通情報データが送信されるものとは異なり、よ
り広範で且つ詳細な交通情報データに基づいて交通情報
データベースを形成することができる。従って、各自動
車の乗員は、情報センタ及び車載装置を介して従来より
も広範な交通情報データの提供を迅速に受けることがで
きるようになる。
【0010】請求項2記載の交通情報提供システムによ
れば、交通情報提供手段は、交通情報データを手動操作
によって入力可能であるから、自動車の乗員が周囲の交
通状況を観察して判断し、渋滞や事故などの交通情報デ
ータを交通情報提供手段に入力して提供することができ
る。従って、情報センタは、より詳細な交通情報データ
を収集して各車載装置に提供することができる。
【0011】請求項3記載の交通情報提供システムによ
れば、交通情報データには、少なくとも現在位置検出手
段によって検出される自動車の現在位置が含まれるの
で、例えば、現在位置検出手段をGPSなどを利用して
構成し、検出した自動車の現在位置を交通情報データに
含ませることで、情報センタは、当該交通情報データの
発生地点を正確に特定することができる。
【0012】請求項4記載の交通情報提供システムによ
れば、車載側制御手段は、車両データ収集手段によって
収集された車両に関する各種データを無線通信手段を介
して情報センタに送信するので、当該車両たる自動車が
位置する地点の交通情報データに、その車両に関する各
種データを反映させることができる。
【0013】請求項5記載の交通情報提供システムによ
れば、車載側制御手段は、情報センタ側から送信された
交通情報データを表示手段に表示させると共に、交通情
報データを無線通信手段を介して情報センタに送信する
前に表示手段に表示させることにより、乗員に当該交通
情報データの確認を促すように制御するので、乗員が確
認を行うことでより正確な交通情報データを情報センタ
に送信することができる。
【0014】請求項6記載の交通情報提供システムによ
れば、データベース形成手段は、特定領域内に存在する
複数の車載装置より送信される複数の交通情報データに
ついて相関をとり、一定の相関関係を有する交通情報デ
ータを有効データとして採用することで交通情報データ
ベースを形成する。
【0015】例えば、交通情報提供手段が、自動車の乗
員が周囲の交通状況を観察して判断した結果に基づいて
交通情報を提供するものである場合には、その主観的な
判断が必ずしも客観性を有しているとは限らない。そこ
で、前記複数の車載装置より送信される複数の交通情報
データの内にそのような客観性を有しないデータが含ま
れていたとしても、データベース形成手段が一定の相関
関係を有する交通情報データのみを有効データとするこ
とで当該データを排除することができ、交通情報データ
ベースの信頼性を向上させることができる。
【0016】請求項7記載の交通情報提供システムによ
れば、検索手段は、交通情報データを検索する場合の所
定領域を車載装置側より送信される交通情報データに基
づいて確定する。従って、例えば、乗員が所定領域を特
に指定しない場合には、利用頻度が高いと想定される現
在位置付近の交通情報データを自動的に得ることができ
るので、利便性を向上させることができる。
【0017】請求項8記載の交通情報提供システムによ
れば、検索手段は、車載装置側より送信される交通情報
データに、自動車の現在位置付近に存在する特定対象に
関する交通情報として、例えば「インターチェンジ閉
鎖」などの情報が含まれている場合には、その特定対象
たるインターチェンジに該当する地点を地図データベー
スより検索して、対応する位置データを交通情報データ
に付加して交通情報データベースに格納する。
【0018】従って、乗員がインターチェンジなどの地
点を正確に特定して入力せずとも、情報センタ側でその
インターチェンジに該当する地点が自動的に特定されて
交通情報データに加えられるので、乗員が行うべき入力
操作を容易にすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。電気的構成の機能ブロック図
を示す図1において、自動車に搭載される車載装置1側
には、電話用アンテナ2を備えた自動車電話(携帯電
話)3があり、その自動車電話(無線通信手段)3と車
載コンピュータ(車載側制御手段,交通情報提供手段)
4との間は、通信ユニット5を介して接続されている。
通信ユニット5は、両者間において通信プロトコル制御
やデータ圧縮・訂正などを行うものである。
【0020】車載コンピュータ4は、現在位置検出部4
aを内蔵している。現在位置検出部(現在位置検出手
段)4aは、GPSアンテナ6によって衛星軌道上にあ
る複数のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信す
ると、自動車の現在位置(緯度,経度及び高度)を計算
して求め、その現在位置を対応する地図データに重畳し
てディスプレイ(表示手段)7に表示させるようになっ
ている。車載コンピュータ4にはリモコン(交通情報提
供手段)8が接続されており、運転者やその他の乗員
は、リモコン8を手動操作することで車載コンピュータ
4に対して各種の入力を行うようになっている。
【0021】車両データ自動収集装置(以下、データ収
集装置と称す。車両データ収集手段)9には、自動車の
方向指示器10が運転者によって操作された場合の左右
方向夫々についてのオンオフ信号や、自動車の車軸に取
り付けられている車速センサ11が出力する車速信号な
ど、自動車の運転走行に伴って出力される各種信号が与
えられている。そして、データ収集装置9は、これら信
号の状態を一定時間毎に検出してデータ収集すると、車
載コンピュータ4に対して出力するようになっている。
【0022】一方、情報センタ12は、車載装置1の自
動車電話3と電話回線を介して通信を行うようになって
いる。即ち、自動車電話3の電話用アンテナ2から送信
された電波信号は、携帯電話基地局13の基地局アンテ
ナ14によって受信されると一般加入者電話網15を介
して情報センタ12の送受信装置16に送信される。
【0023】通信サーバ(センタ側制御手段)17は、
送受信装置16を制御することによってデータの送受信
を行うようになっている。情報サーバ(データベース形
成手段,検索手段)18は、車載装置1から送信された
データを通信サーバ17を介して受信すると、例えば、
ハードディスクやMOディスクなどの図示しない記憶装
置(記憶手段)に記憶して蓄積することにより交通情報
データベース19を形成する。
【0024】尚、交通情報データベース19としては、
CD−ROMなどに記憶されたロードマップや、その周
辺施設及び建造物のデータなどからなる地図データベー
スをも含んでいる。また、情報サーバ18は、交通情報
データベース19より所定領域に関する交通情報データ
を検索して得ると、通信サーバ17を介して車載装置1
側に送信するようになっている。
【0025】次に、本実施例の作用について図2乃至図
7をも参照して説明する。図2は、車載装置1のディス
プレイ7に表示される画面の遷移状態の一例を示すもの
である。先ず、車載装置1から情報センタ12に対して
データの送信を行う場合について説明する。
【0026】(1)送信処理 例えば、車載装置1を搭載した自動車の運転中に、乗員
が渋滞に遭遇したものとする。この場合、乗員は、リモ
コン8を操作することによってメニューから『リアルタ
イム交通状況提供』を選択する。すると、車載コンピュ
ータ4にインストールされている対応するアプリケーシ
ョンプログラムが起動され、ディスプレイ7に図2
(a)に示す画面が表示される。
【0027】乗員が、図2(a)に示す画面のメニュー
から『送信』を選択すると、ディスプレイ7の画面は、
図2(b)に示す送信メニューに切り替わる。送信メニ
ューとしては、例えば『渋滞』,『事故』,『通行
止』,『IC(インターチェンジ)閉鎖』,『積雪』,
『凍結』などがあり、乗員は、ここでは『渋滞』を選択
する。すると、ディスプレイ7は、図2(c)に示す画
面に切り替わる。
【0028】図2(c)に示す画面としては、車載コン
ピュータ4の現在位置検出部4aによってGPS信号に
より測位された自動車の現在位置が、既に情報センタ1
2から送信されているナビゲーション地図と共にバック
グラウンドに表示される。これは、現在位置検出部4a
によって測位された現在位置が正しいか否かを乗員に確
認してもらうためである。また、そのナビゲーション地
図の上には、『渋滞中』を情報センタ12に送信するか
否かのメッセージが重畳ウインドウとして表示される。
【0029】乗員がナビゲーション地図上の現在位置が
正しいことを確認した場合は、『はい』を選択すること
によって、車載コンピュータ4は、情報センタ12への
データ送信を開始すると共に、ディスプレイ7は、ナビ
ゲーション地図の表示に『送信中』のメッセージが重畳
された図2(d)の画面に切り替わる。送信中において
は、乗員が『中止』を選択することによって送信を中止
することもできる。
【0030】また、図2(c)に示す画面において、乗
員がナビゲーション地図上の現在位置が正しくないと判
断した場合は、『いいえ』を選択することによって別の
メニュー画面が表示され、現在位置の修正を行うことが
できる。データの送信が完了すると、ディスプレイ7
は、ナビゲーション地図上に現在位置が表示された図2
(e)の画面に切り替わる。
【0031】ここで、図3は、車載装置1の主に車載コ
ンピュータ4が情報センタ12にデータの送信を行う場
合の制御内容を示すフローチャートであり、図4は、情
報センタ12の主に通信サーバ17が、前記送信データ
を受信する場合の制御内容を示すフローチャートであ
る。
【0032】図3に示すフローチャートは、乗員が図2
(c)に示す画面において『はい』を選択すると実行が
開始される。先ず、車載コンピュータ4は、通信ユニッ
ト5に情報センタ12のダイヤルコマンドを発行する
(ステップA1)。すると、通信ユニット5は、自動車
電話3に情報センタ12のダイヤルナンバを出力させる
(ステップA2)。
【0033】そのダイヤルナンバは、電話用アンテナ
2,基地局用アンテナ14を介して携帯電話基地局13
に受信され、一般加入者電話網15を通じて情報センタ
12の送受信装置16を呼び出す(ステップA3)。
【0034】ここで、図4をも参照し、情報センタ12
の送受信装置16は、車載装置1からの呼び出しがある
とそれに対して応答する(ステップB1)。その送受信
装置16からの応答がありステップA4において「YE
S」と判断すると、通信ユニット5は、送受信装置16
との間でデータ通信のためのネゴシエーションを行う
(ステップA5,B2)。
【0035】ネゴシエーションが終了してステップA5
(及びB2)で「YES」と判断すると、車載コンピュ
ータ4は、送信データを通信ユニット5に出力すること
で、情報センタ12側に送信する(ステップA6)。送
信データの内容は、日時データ,自動車の現在位置デー
タや渋滞中を示す事象データ,図示しない方位センサな
どによって得られる車両向きデータなどである。
【0036】送信されたデータは、送受信装置16によ
って受信されると(ステップB3)、通信サーバ17を
介して情報サーバ18に与えられる。そして、受信デー
タは、情報サーバ18によって所定領域別や、事象デー
タ別などに分類される(ステップB4)。この時、例え
ば、事象データが『IC閉鎖』のように、自動車の現在
位置データのみではそのインターチェンジ(特定対象)
の正確なポイントを把握できない場合には、自身が有す
る地図データベースをアクセスして前記現在位置近傍の
インターチェンジを検索し、対応する位置データに変更
してから交通情報データベース19に格納する(ステッ
プB5)。
【0037】ところで、情報センタ12には、様々な地
域における道路上に位置している車載装置1から交通情
報データが送信されるが、情報サーバ18は、それらの
交通情報データを特定のエリア毎に分類して、その特定
のエリアから送信される複数の交通情報データについて
相関をとり、一定の相関関係を有するデータのみを有効
データとして採用し、交通情報データベース19に格納
するようにしている。
【0038】例えば、ある特定エリアに複数の自動車が
存在している場合には、各乗員の判断によって、『渋
滞』,『事故』,『通行止』等の情報が情報センタ12
側に送信されるが、それらの情報が全て客観的で正しい
判断に基づくものであるという保証はない。また、乗員
の誤操作によって誤った情報が送信されてしまう場合も
ある。
【0039】そこで、複数の交通情報データについて一
定の相関関係を有するデータのみを有効データとして採
用し、交通情報データベース19に格納することで(例
えば、特定エリアに存在する自動車数の70%以上が
『渋滞』を送信してきた場合には、その『渋滞』を有効
なデータとして採用する)、そのような誤った情報デー
タを排除することができる。尚、以上の処理は、車載装
置1側から通信切断要求が送信されるまで(ステップB
6)、送信データ毎に逐次行うようになっている。
【0040】再び図3を参照して、車載コンピュータ4
は、データの送信が終了しステップA7で「YES」と
判断すると、通信ユニット5を介して情報センタ12に
通信切断要求を送信した後通信を切断して(ステップA
8,A9)処理を終了する。また、情報センタ12側に
おいても、通信切断要求が送信されるとステップB6に
おいて「YES」と判断し、通信を切断してから(ステ
ップB7)処理を終了する。
【0041】(2)受信処理 乗員が交通情報を得たい場合には、図2(a)に示す画
面のメニューから『受信』を選択すると、ディスプレイ
7の画面は、図2(f)に示す受信メニューに切り替わ
る。受信メニューとしては、例えば『現在地付近』,
『案内経路付近』,『目的地付近』,『指定地点付近』
などがあり、乗員は、ここでは『現在地付近』を選択す
る。すると、車載コンピュータ4は、情報センタ12か
らのデータの受信を開始すると共に、ディスプレイ7
は、図2(g)に示す画面に切り替わる。
【0042】『現在地付近』を選択した場合は、自動車
の現在位置を中心として、例えば半径10Km以内の交
通情報が情報センタ12から得られるようになってい
る。また、『案内経路付近』を選択した場合は、案内経
路の左右10Km以内の交通情報が入手できる。なお、
上記半径等は、別メニューの画面を選択して変更するこ
とも可能である。
【0043】図2(g)に示す画面は、自動車の現在位
置がナビゲーション地図と共にバックグラウンドに表示
された上に、『送信中』のメッセージが重畳されたもの
となっている。また、受信中においては、乗員が『中
止』を選択することによって受信を中止することもでき
る。データの受信が終了すると、ディスプレイ7は、図
2(h)に示すように、ナビゲーション地図上に、受信
した渋滞や通行止めなどの交通情報データが重畳されて
表示された画面に切り替わる。
【0044】ここで、図5は、車載装置1の主に車載コ
ンピュータ4が情報センタ12からデータの受信を行う
場合の制御内容を示すフローチャートであり、図6は、
情報センタ12の主に通信サーバ17が、前記受信デー
タを送信する場合の制御内容を示すフローチャートであ
る。
【0045】図5に示すフローチャートは、乗員が図2
(f)に示す画面において何れかのメニューを選択する
と実行が開始される。尚、ステップC1〜C5(及び図
6のステップD1,D2)までは、送信処理におけるス
テップA1〜A5(及びB1,B2)と全く同様であ
る。
【0046】ステップC5においてネゴシエーションが
終了すると、車載コンピュータ4は、図2(f)に示す
画面において選択されたメニューに対応する条件データ
を通信ユニット5に出力することで、情報センタ12側
に送信する(ステップC6)。『現在地付近』の場合に
は、条件データは、現在位置データ,条件検索コード,
検索範囲データなどである。
【0047】条件データを送信すると、通信ユニット5
は、情報センタ12から送信される交通情報データを受
信した後に、データ送信終了コマンドを受信するまで待
機する(ステップC7,C8)。
【0048】ここで、図6を参照して、情報センタ12
の送受信装置16が、車載装置1側から送信された条件
データを受信すると(ステップD3)、その条件データ
は通信サーバ17を介して情報サーバ18に与えられ
る。情報サーバ18は、当該条件データに応じて交通情
報データベース19を検索する(ステップD4)。この
場合、車載装置1から送信要求があったデータは『現在
地付近』であるので、情報サーバ18は、現在位置,条
件検索及び検索範囲の各データに基づいて検索すべき所
定領域の範囲を確定する。
【0049】また、ここで検索される交通情報データ
は、例えば、指定範囲内の各事象データとその事象デー
タに対応する車両の位置及び方向データの内、現在時刻
より既定時間(例えば、5分)以内の過去のデータであ
る。
【0050】データの検索が終了すると、通信サーバ1
7は、検索した交通情報データを車載装置1側に送信し
(ステップD5,D6)、データの送信が終了してステ
ップD6で「YES」と判断すると、データ送信終了コ
マンドを送信する(ステップD7)。
【0051】そして、車載装置1の通信ユニット5がデ
ータ送信終了コマンドを受信して、ステップC8におい
て「YES」と判断すると、送信処理の場合と同様に、
通信ユニット5を介して情報センタ12に通信切断要求
を送信した後に通信を切断して(ステップC9,C1
0)処理を終了する。また、情報センタ12側において
も、通信切断要求が送信されると通信を切断して(ステ
ップD8,D9)処理を終了する。
【0052】また、図7は、データ収集装置9によって
収集された車両に関する各種データを、情報センタ12
に送信する場合の制御内容を示すフローチャートであ
る。先ず、データ収集装置9は、方向指示器10が乗員
によってON操作され、且つ、車速センサ11が出力す
る車速信号を参照して車速が5km/h以下になったか
否かを判断する(ステップE1)。各条件が共に成立し
た場合はステップE1で「YES」と判断し、データ収
集装置9は、“右左折待ちON”の車両状態コードを車
載コンピュータ4に対して発行する(ステップE2)。
【0053】次に、データ収集装置9は、方向指示器1
0が乗員によってOFF操作され、且つ、車速センサ1
1が出力する車速信号を参照して車速が10km/h以
上になったか否かを判断する(ステップE3)。各条件
が共に成立した場合はステップE3で「YES」と判断
し、データ収集装置9は、“右左折待ちOFF”の車両
状態コードを車載コンピュータ4に対して発行する(ス
テップE4)。
【0054】車載コンピュータ4は、“右左折待ちO
N”と、それに続く“右左折待ちOFF”の車両状態コ
ードを受信すると、両者の発行時間差から右左折待ち時
間を演算して求める。それから、通信ユニット5に対し
て情報センタ12のダイヤルコマンドを発行する(ステ
ップE5)。
【0055】以降のステップE6〜E13の処理は、基
本的にステップA2〜A9の処理と同様であるが、ステ
ップE10において情報センタ12側に送信するデータ
の内容は、右左折待ちの事象データ,右左折待ち時間デ
ータ,現在位置データ,車両向きデータ,日時データな
どである。
【0056】一方、情報センタ12側では、図4に示す
フローチャートに従って上記送信データを受信するが、
ステップB4においては、右折,左折待ち事象データ毎
に分類を行い、ステップB5においては、待ち時間デー
タ,現在位置データ,車両向きデータを他の乗員に提供
するデータとして蓄積する。
【0057】また、車載装置1側では、情報センタ12
側に交通情報データの送信を要求すると、そのデータ中
に上記車両データが含まれて送信されるが、車載側コン
ピュータ4では、現在位置データ及び車両向きデータか
らどの交差点におけるどちら向きの車線に関する情報か
を判断して、該当する交差点の車線を右折若しくは左折
するのに要する待ち時間データを交通情報としてディス
プレイ7に表示させることで、乗員に提供する。
【0058】以上のように本実施例によれば、車載装置
1の車載コンピュータ4は、自動車の所在位置付近の交
通情報データが乗員によって入力されると、その交通情
報データを自動車電話3を介して送信し、情報センタ1
2の情報サーバ18は、送信された交通情報データを受
信すると、その受信した交通情報データを記憶装置に記
憶して交通情報データベース19を形成する。
【0059】そして、何れかの車載装置1より所定領域
に関する交通情報データの送信要求があると、交通情報
データベース19に保持されている当該所定領域に関す
る交通情報データを検索し、通信サーバ17は、検索さ
れた交通情報データを送信要求を発行した車載装置1に
対して送信するようにした。
【0060】即ち、車載装置1を複数の自動車に搭載す
ることで、それらの各自動車がある時点に存在する位置
付近の交通情報データが情報センタ12に送信されて交
通情報データベース19が形成されるので、従来のよう
に路上に固定的に設置されたセンサなどからその検知対
象エリアの交通情報データが送信されるものとは異な
り、各自動車の乗員が周囲の交通状況を観察して判断
し、車載コンピュータ4を介して提供されたより広範且
つ詳細な交通情報データに基づいて交通情報データベー
ス19を形成することができる。従って、各自動車の乗
員は、従来よりも広範で木目の細かい交通情報データの
提供を迅速に受けることができる。
【0061】また、交通情報データには、GPS信号に
基づいて現在位置検出部4aによって検出された自動車
の現在位置データが含まれるので、情報センタ12は、
当該交通情報データの発生地点を正確に特定することが
できる。
【0062】更に、本実施例によれば、車載コンピュー
タ4は、データ収集装置9によって収集された車両に関
する各種データを情報センタ12に送信するので、情報
センタ12は、当該車両たる自動車が位置する地点の交
通情報データに車両に関する各種データを反映させるこ
とができる。
【0063】そして、車載コンピュータ4は、情報セン
タ12側から送信された交通情報データをディスプレイ
7に表示させると共に、その交通情報データを情報セン
タ12に送信する前にディスプレイ7に表示させて乗員
に当該交通情報データたる現在位置データの確認を促す
ので、乗員が確認を行うことでより正確な交通情報デー
タを情報センタ12に送信することができる。
【0064】加えて、本実施例によれば、情報サーバ1
8は、特定領域内に存在する複数の車載装置1より送信
される複数の交通情報データについて相関をとり、一定
の相関関係を有する交通情報データを有効データとして
採用して記憶装置に記憶することで交通情報データベー
ス19を形成するので、複数の車載装置1より送信され
る複数の交通情報データの内に客観性を有しないデータ
が含まれていたとしても当該データを排除することがで
き、交通情報データベース19の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0065】また、情報サーバ18は、交通情報データ
を検索する場合の所定領域を車載装置1側より送信され
る交通情報データに基づいて確定するので、乗員は、自
身が所定領域を特に指定しない場合には、利用頻度が高
いと想定される現在位置付近の交通情報データを自動的
に得ることができるので、利便性を向上させることがで
きる。そして、例えば、事象データが『IC閉鎖』のよ
うに、自動車の現在位置データのみでは正確な地点を把
握できない場合には、地図データベースをアクセスして
現在位置近傍のインターチェンジを検索し、その位置デ
ータを加えて交通情報データベース19に格納するの
で、乗員がその地点を正確に特定して入力せずとも、情
報センタ12側で該当する地点が自動的に特定されて交
通情報データ19に加えられるので、入力操作を容易に
することができる。
【0066】更にまた、例えば、特開平9−12867
9号公報に開示されている従来技術のように、全ての交
通状況の推定を情報センタ側で行うものに比較して、本
実施例のシステムでは、各自動車側で乗員が判断したも
のに基づく交通情報データや、データ収集装置9によっ
て収集された車両に関する各種データを車載コンピュー
タ4において処理した右左折待ち時間など、既にある程
度の判断や処理が施されている交通情報データが情報セ
ンタ12側に送信されるので、情報センタ12側におい
てデータの分析や加工に要する処理負担を軽減すること
ができる。
【0067】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。車載装置1と情報センタ12との間
で、自動車電話3及び一般加入者電話網15を介して行
うデータ通信は回線交換方式で行うものに限らず、パケ
ット通信方式で行っても良い。パケット通信方式を用い
た場合は、通信データ量(パケット数)に応じて課金さ
れるので、システムの利用中は回線を接続したままで使
用することができる。即ち、一度回線を接続すれば、そ
れ以降は、例えばステップA1〜A5−B1〜B2にお
ける回線接続及びネゴシエーションを行う必要がなく、
また、ステップA7〜A9−B6〜B7における回線切
断も、システムの利用を中止する際に1回のみ行えば良
くなるので、回線を毎回接続,切断する場合に生じるオ
ーバヘッドがなくなる。
【0068】更に、携帯電話基地局13と情報センタ1
2との間を一般加入者電話網15を介して通信を行うも
のに限らず、専用線で接続したり、或いは、情報センタ
12側にも携帯電話を設置して接続するようにしても良
い。また、無線通信手段としては、PHS(Personal Ha
ndyphone System)やMCA(Multi-Channel Access)無線
などを用いても良い。データ収集装置9には、その他、
例えばワイパスイッチのオンオフ信号を入力するように
しても良く、斯様に構成すれば、そのワイパスイッチの
オンオフにより降雨状態を交通情報データとして提供す
ることができる。自動的に情報センタ12に送信するデ
ータとしては、車載コンピュータ4の内部データや、車
載コンピュータ4において加工したデータであっても良
い。例えば、ナビゲーション地図上のノードたる交差点
間におけるリンク旅行時間を車載コンピュータ4により
計測して、情報センタ12に送信しても良い。
【0069】情報サーバ18が、特定領域内における複
数の交通情報データにつき例えば『渋滞』情報の相関を
とってその有効性を判断する場合には、当該特定領域内
に存在している自動車の数をも判断材料としても良い。
車載装置1側から送信する交通情報データとしては、乗
員が周囲の交通状況を判断した結果を入力するものに限
らない。例えば、データ収集装置9が収集した車両デー
タに基づいて、所定時間内における自動車の走行距離が
一定以下である場合や、制限速度100km/hの高速
道路上において所定時間内における平均速度が例えば1
0km/h以下である場合などに、車載コンピュータ4
が『渋滞』と自動的に判断して交通情報データを送信す
ることも可能である。また、車載装置1側から送信する
交通情報データとしては、現在位置検出部4aによって
検出された自動車の現在位置データのみを情報センタ1
2側に送信しても良い。この場合、情報センタ12で
は、所定領域内に存在する自動車の数のみから、渋滞し
ているか否かを判断して、その判断結果を当該領域につ
いて送信要求を発した車載装置1側に送信しても良い。
【0070】交通情報データベースは、車載装置から送
信される交通情報データのみによって形成されるものに
限らず、警察や道路管理者から提供される各種情報をも
含んで形成されるものでも良い。交通情報提供手段とし
てのリモコン8に代えて、図2に示すディスプレイ7の
画面に併せてタッチセンサを配置しても良い。地図デー
タベースは、交通情報データベース19と分離させた状
態で設けてもも良い。データ収集装置9は、必要に応じ
て設ければ良い。また、車載装置1側から交通情報デー
タを送信する前にディスプレイ7に表示させて乗員の確
認を促す構成についても必要に応じて設ければ良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電気的構成を示す機
能ブロック図
【図2】車載装置側からデータを送受信する場合のディ
スプレイ画面の遷移状態を示すものであり、(a)〜
(e)が送信の場合、(a),(f)〜(h)が受信の
場合を示す
【図3】車載装置側からデータ送信する場合の制御内容
を示すフローチャート
【図4】情報センタ側でデータ受信する場合の図2相当
【図5】車載装置側でデータ受信する場合の図2相当図
【図6】情報センタ側からデータ送信する場合の図2相
当図
【図7】車両データ自動収集装置によって収集された車
両に関するデータを情報センタ側に送信する場合の図2
相当図
【符号の説明】
1は車載装置、3は自動車電話(無線通信手段)、4は
車載コンピュータ(車載側制御手段,交通情報提供手
段)、4aは現在位置検出部(現在位置検出手段)、7
はディスプレイ(表示手段)、8はリモコン(交通情報
提供手段)、9は車両データ自動収集装置(車両データ
収集手段)、12は情報センタ、17は通信サーバ(セ
ンタ側制御手段)、18は情報サーバ(データベース形
成手段,検索手段)、19は交通情報データベース(地
図データベース)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000005821 松下電器産業株式会社 大阪府門真市大字門真1006番地 (72)発明者 兼岩 俊幸 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 杉本 浩伸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 多田 昭人 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 難波 明正 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 小西 徹 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 江川 敏明 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に搭載され、その所在位置付近の
    交通情報データを提供可能に構成された交通情報提供手
    段と、無線通信手段を介して前記交通情報データを外部
    と授受するように制御する車載側制御手段とを具備した
    車載装置と、 この車載装置を搭載した自動車の前記無線通信手段を介
    して送信された前記交通情報データを受信すると共に、
    その受信した前記交通情報データを含んでなる交通情報
    データベースを形成するデータベース形成手段と、前記
    車載装置より所定領域に関する交通情報データの送信要
    求があると、前記交通情報データベースに保持している
    前記所定領域に関する交通情報データを検索する検索手
    段と、この検索手段によって検索された前記所定領域に
    関する交通情報データを、前記送信要求を発行した車載
    装置に対して送信するように制御するセンタ側制御手段
    とを具備した情報センタとで構成されることを特徴とす
    る交通情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記交通情報提供手段は、前記交通情報
    データを手動操作によって入力可能に構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の交通情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記自動車の現在位置を検出する現在位
    置検出手段を備え、 前記交通情報データには、少なくとも前記現在位置検出
    手段によって検出される前記自動車の現在位置が含まれ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の交通情報提
    供システム。
  4. 【請求項4】 前記車載装置は、車両に関する各種デー
    タを自動的に収集する車両データ収集手段を備え、 前記車載側制御手段は、車両データ収集手段によって収
    集された前記車両に関する各種データを無線通信手段を
    介して前記情報センタに送信することを特徴とする請求
    項1乃至3の何れかに記載の交通情報提供システム。
  5. 【請求項5】 前記車載装置は、各種データの表示を行
    う表示手段を備え、 前記車載側制御手段は、前記情報センタ側から送信され
    た交通情報データを前記表示手段に表示させると共に、
    前記交通情報データを無線通信手段を介して前記情報セ
    ンタに送信する前に前記表示手段に表示させることによ
    り、自動車の乗員に当該交通情報データの確認を促すよ
    うに制御することを特徴とする請求項1乃至4の何れか
    に記載の交通情報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記データベース形成手段は、特定領域
    内に存在する複数の前記車載装置より送信される複数の
    交通情報データについて相関をとり、一定の相関関係を
    有する交通情報データを有効なデータとして採用するこ
    とで交通情報データベースを形成することを特徴とする
    請求項1乃至5の何れかに記載の交通情報提供システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記検索手段は、前記交通情報データベ
    ースより前記交通情報データを検索する場合の所定領域
    を、前記車載装置側より送信される交通情報データに基
    づいて確定することを特徴とする請求項1乃至6の何れ
    かに記載の交通情報提供システム。
  8. 【請求項8】 前記情報センタは、地図データベースを
    備え、 前記検索手段は、前記車載装置側より送信される交通情
    報データに、前記自動車の現在位置付近に存在する特定
    対象に関する交通情報が含まれている場合には、その特
    定対象に該当する地点を前記地図データベースより検索
    して、その検索された地点の位置データを前記交通情報
    データに付加して前記交通情報データベースに格納する
    ことを特徴とする請求項3乃至7の何れかに記載の交通
    情報提供システム。
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