JPH11325664A - アキュームレーター - Google Patents
アキュームレーターInfo
- Publication number
- JPH11325664A JPH11325664A JP12715398A JP12715398A JPH11325664A JP H11325664 A JPH11325664 A JP H11325664A JP 12715398 A JP12715398 A JP 12715398A JP 12715398 A JP12715398 A JP 12715398A JP H11325664 A JPH11325664 A JP H11325664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inlet
- inflow pipe
- refrigerant inflow
- hollow container
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
キュームレーターにおいて形状品質の安定したものを提
供することを目的とする。 【解決手段】 入口部12と出口部13を両端に有する
中空容器11と中空容器11の入口部12から挿入した
略くの字状の冷媒流入管14とより成り、中空部11の
入口部12内面に接する冷媒流入管14部分の管外径を
入口部12管内径にまで拡管し、入口部12と冷媒流入
管14とを溶接15したことを特徴とするものであるの
で、入口部12と冷媒流入管14とのクリアランスを最
小にすることができ、冷媒流入管14の挿入角度θのバ
ラツキがなくなり、形状品質の安定したものを提供でき
るものである。
Description
の冷凍装置のアキュームレーターに関するものである。
おいては、キャピラリーチューブにより減圧するシステ
ムを用いているため、冷媒流量は負荷の変動とは関係な
く一定である。従って蒸発器側には、アキュームレータ
ーを配し、負荷変動による冷媒液がコンプレッサーに直
接いかないように液を貯蔵し、ガス化した後、コンプレ
ッサーに送り込む構造となっている。
5781号公報に示される従来のアキュームレーターに
ついて説明を行う。
である。図2において、1は入口部2と出口部3を両端
に有するアルミニウム製の中空容器であり、その入口部
2にはアルミニウム製の冷媒流入管4がTIG溶接5さ
れており、冷媒流入管4の内部にはTIG溶接5の際の
溶け込み防止用のスリーブ6が挿入されている。また、
冷媒流入管4の上半部は、略くの字状に折り曲げられて
中空容器1内に突出されている。そのため、冷媒流入管
4の外径は中空容器1の入口部2の内径に比べ、細くな
っている。
レーターの動作について説明する。冷凍サイクルの運転
が開始されると、コンプレッサー(図示せず)、凝縮器
(図示せず)を経た冷媒液は、キャピラリーチューブ
(図示せず)を介して蒸発器(図示せず)に供給されて
蒸発する。
た冷媒液7は冷媒流入管4の先端から中空容器1内に噴
出され、飛散されて中空容器1内下部に溜まる。中空容
器1内下部に溜まった冷媒液7は順次蒸発し、蒸発した
冷媒蒸気が中空容器1の出口部3より流出し、コンプレ
ッサーに戻っていく。
アキュームレーターは上記のように構成されているの
で、中空容器1内へ挿入された冷媒流入管4は、略くの
字状に折り曲げられているため、中空容器1内へ挿入す
る際、挿入深さLや挿入角度θ等にばらつきがあり一定
ではない。そのため冷媒液7の中空容器1内での吹き出
し位置が一定ではなく、冷媒液7を中空容器1内に溜め
ることができず、直接、出口部2へと流出することがあ
り、コンプレッサーが液圧縮をし、コンプレッサーの破
損を招くという課題を有していた。
る際の位置決めが難しく、TIG溶接5の際にスリーブ
6の位置がズレて、冷媒流入管4内にアルミニウム材が
垂れ込んで冷媒流入管4を詰まらせるという課題を有し
ていた。
空容器内へ挿入する際、挿入深さや挿入角度等のバラツ
キをなくし、コンプレッサーの液圧縮を防止するもので
ある。
の取り付け位置のバラツキをなくし、TIGの溶接の際
の冷媒流入管詰まりを防止するものである。
課題を解決するために入口部と出口部を両端に有する中
空容器と前記中空容器の入口部から挿入した略くの字状
の冷媒流入管とより成り、前記中空部の入口部内面に接
する前記冷媒流入管部分の管外径を前記中空部の入口部
管内径にまで拡管し、前記中空容器の入口部と前記冷媒
流入管とを溶接したものである。
するために、入口部と出口部を両端に有する中空容器と
前記中空容器の入口部から挿入した冷媒流入管とより成
り、前記中空部の入口部端部に接する位置に前記冷媒流
入管にビーディング加工を設け、前記中空容器の入口部
と前記冷媒流入管のビーディング部とを溶接したもので
ある。
するために、入口部と出口部を両端に有する中空容器と
前記中空容器の入口部から挿入した冷媒流入管と前記中
空容器の入口部近傍に位置する前記冷媒流入管の内部に
挿入したスリーブより成り、前記冷媒流入管の内面に前
記スリーブの位置決めのための突起部を設け、前記中空
部の入口部と前記冷媒流入管とを溶接したものである。
や挿入角度のバラツキおよび冷媒流入管へのスリーブの
取り付け位置のバラツキがなくなり、形状品質の安定し
たアキュームレーターを提供することができる。
と出口部を両端に有する中空容器と前記中空容器の入口
部から挿入した略くの字状の冷媒流入管とより成り、前
記中空部の入口部内面に接する前記冷媒流入管部分の管
外径を前記中空部の入口部管内径にまで拡管し、前記中
空容器の入口部と前記冷媒流入管とを溶接したことを特
徴とするアキュームレーターであるので、中空容器の入
口部と冷媒流入管とのクリアランスを最小にすることが
でき、冷媒流入管の挿入角度のバラツキを抑えるという
作用を有する。
と出口部を両端に有する中空容器と前記中空容器の入口
部から挿入した冷媒流入管とより成り、前記中空部の入
口部端部に接する位置に前記冷媒流入管にビーディング
加工を設け、前記中空容器の入口部と前記冷媒流入管の
ビーディング部とを溶接したことを特徴とするアキュー
ムレーターであるので、冷媒流入管のビーディングによ
り、冷媒流入管の挿入深さのバラツキを抑えるという作
用を有する。
と出口部を両端に有する中空容器と前記中空容器の入口
部から挿入した冷媒流入管と前記中空容器の入口部近傍
に位置する前記冷媒流入管の内部に挿入したスリーブよ
り成り、前記冷媒流入管の内面に前記スリーブの位置決
めのための突起部を設け、前記中空部の入口部と前記冷
媒流入管とを溶接したことを特徴とするアキュームレー
ターであるので、冷媒流入管の内部の突起部によりスリ
ーブの位置決めができるという作用を有する。
ームレーターの断面図である。
13を両端に有するアルミニウム製の中空容器であり、
その入口部12にはアルミニウム製の冷媒流入管14が
TIG溶接15されており、冷媒流入管14の内部には
TIG溶接15の際の溶け込み防止用のスリーブ16が
挿入されている。また、冷媒流入管14の上半部は、略
くの字状に折り曲げられて中空容器11内に突出される
構造となっており、中空容器11の入口部12に接する
冷媒流入管14の外径を中空容器11の入口部12の内
径まで拡管してある。また、中空容器11の入口部12
の端部の冷媒流入管14の外面にはビーディング17を
設けてあり、更に、冷媒流入管14の内面にはスリーブ
16の位置を決めるための突起18を設けたものであ
る。
アキュームレーターの動作について説明する。
プレッサー(図示せず)、凝縮器(図示せず)を経た冷
媒液は、キャピラリーチューブ(図示せず)を介して蒸
発器(図示せず)に供給されて蒸発する。
た冷媒液19は冷媒流入管14の先端から中空容器11
内に噴出され、飛散されて中空容器11内下部に溜ま
る。中空容器11内下部に溜まった冷媒液19は順次蒸
発し、蒸発した冷媒蒸気が中空容器11の出口部13よ
り流出し、コンプレッサーに戻っていく。
て、入口部12と冷媒流入管14とは密着されるので、
冷媒流入管14の中空容器11内への挿入角度θのバラ
ツキを抑えることができ、コンプレッサーの液圧縮を防
止するものである。
の外面にはビーディング17を設けているので冷媒流入
管14の中空容器11内への挿入深さLのバラツキを抑
えることができ、コンプレッサーの液圧縮を防止するも
のである。
14の内部に挿入されているスリーブ16の位置を決め
るために冷媒流入管14の内面に突起18を設けたもの
であるので、スリーブ16のズレを防ぐことができ、T
IG溶接の際の溶け込みを防止することができ、冷媒流
入管14の詰まりを防止できる。
ーによれば、入口部と出口部を両端に有する中空容器と
前記中空容器の入口部から挿入した略くの字状の冷媒流
入管とより成り、前記中空部の入口部内面に接する前記
冷媒流入管部分の管外径を前記中空部の入口部管内径に
まで拡管し、前記中空容器の入口部と前記冷媒流入管と
を溶接したことを特徴とするものであるので、中空容器
の入口部と冷媒流入管とのクリアランスを最小にするこ
とができ、冷媒流入管の挿入角度のバラツキがなくな
り、形状品質の安定したものを提供できるという効果が
得られる。
口部と出口部を両端に有する中空容器と前記中空容器の
入口部から挿入した冷媒流入管とより成り、前記中空部
の入口部端部に接する位置に前記冷媒流入管にビーディ
ング加工を設け、前記中空容器の入口部と前記冷媒流入
管のビーディング部とを溶接したことを特徴とするもの
であるので、冷媒流入管のビーディングにより、冷媒流
入管の挿入深さのバラツキがなくなり、形状品質の安定
したものを提供できるという効果が得られる。
口部と出口部を両端に有する中空容器と前記中空容器の
入口部から挿入した冷媒流入管と前記中空容器の入口部
近傍に位置する前記冷媒流入管の内部に挿入したスリー
ブより成り、前記冷媒流入管の内面に前記スリーブの位
置決めのための突起部を設け、前記中空部の入口部と前
記冷媒流入管とを溶接したことを特徴とするものである
ので、冷媒流入管の内部の突起部によりスリーブの位置
決めができるので、冷媒流入管の詰まりを防止でき、形
状品質の安定したものを提供できるという効果が得られ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 入口部と出口部を両端に有する中空容器
と前記中空容器の入口部から挿入した略くの字状の冷媒
流入管とより成り、前記中空部の入口部内面に接する前
記冷媒流入管部分の管外径を前記中空部の入口部管内径
にまで拡管し、前記中空容器の入口部と前記冷媒流入管
とを溶接したことを特徴とするアキュームレーター。 - 【請求項2】 入口部と出口部を両端に有する中空容器
と前記中空容器の入口部から挿入した冷媒流入管とより
成り、前記中空部の入口部端部に接する位置に前記冷媒
流入管にビーディング加工を設け、前記中空容器の入口
部と前記冷媒流入管のビーディング部とを溶接したこと
を特徴とするアキュームレーター。 - 【請求項3】 入口部と出口部を両端に有する中空容器
と前記中空容器の入口部から挿入した冷媒流入管と前記
中空容器の入口部近傍に位置する前記冷媒流入管の内部
に挿入したスリーブより成り、前記冷媒流入管の内面に
前記スリーブの位置決めのための突起部を設け、前記中
空部の入口部と前記冷媒流入管とを溶接したことを特徴
とするアキュームレーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12715398A JPH11325664A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | アキュームレーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12715398A JPH11325664A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | アキュームレーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11325664A true JPH11325664A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=14952949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12715398A Pending JPH11325664A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | アキュームレーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11325664A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006000885A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アルミニウムアキュームレータの溶接構造および溶接方法ならびに熱交換器 |
JP2007093035A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アルミニウムアキュームレータの溶接構造および溶接方法ならびに熱交換器 |
CN101684810A (zh) * | 2008-09-28 | 2010-03-31 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 压缩机的储液罐中的吸入管结构 |
JP2019219106A (ja) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 株式会社サムソン | 給水予熱装置及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-05-11 JP JP12715398A patent/JPH11325664A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006000885A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アルミニウムアキュームレータの溶接構造および溶接方法ならびに熱交換器 |
JP2007093035A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アルミニウムアキュームレータの溶接構造および溶接方法ならびに熱交換器 |
CN101684810A (zh) * | 2008-09-28 | 2010-03-31 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 压缩机的储液罐中的吸入管结构 |
JP2019219106A (ja) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 株式会社サムソン | 給水予熱装置及びその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050614 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20070724 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071030 |