JPH0979707A - アキュムレーター - Google Patents

アキュムレーター

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JPH0979707A
JPH0979707A JP23220095A JP23220095A JPH0979707A JP H0979707 A JPH0979707 A JP H0979707A JP 23220095 A JP23220095 A JP 23220095A JP 23220095 A JP23220095 A JP 23220095A JP H0979707 A JPH0979707 A JP H0979707A
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JP
Japan
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refrigerant
hollow container
pipe
outlet
inflow pipe
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Pending
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JP23220095A
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English (en)
Inventor
Takashi Sugawara
崇 菅原
Naoyuki Kogashiwa
尚行 小柏
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍装置のアキュムレーターに関し、冷媒液
のアキュムレーターからの流出をなくし、コンプレッサ
ーの損傷を防止する。 【構成】 入口部12aと出口部12bを両端に有する
中空容器12と、中空容器12の入口部12aから挿入
した冷媒流入管17と、中空容器12の出口部12bか
ら挿入した冷媒流出管16とから構成され、冷媒流入管
17の冷媒吹出端20における管の直径上の2点を冷媒
流出方向に湾曲し、管の中心軸を横切る衝突帯21でつ
ないだ構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍装置のアキュムレ
ーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアキュムレーターとしては、実開
昭60−165781号公報に示されているものがあ
る。
【0003】以下、図面を参照しながら、上記従来のア
キュムレーターを説明する。図9は、冷凍冷蔵庫の要部
断面図である。図10は、アキュムレーターの断面図で
ある。
【0004】図9において、1は断熱筐体であり、外箱
2と上部内箱3及び下部内箱4との間に発泡性ウレタン
からなる断熱材5を充填して構成され、上部内箱3およ
び下部内箱4内をそれぞれ冷凍室6及び冷蔵室7として
いる。8は冷凍室6内の奥部に配設された冷凍室用蒸発
器、9は冷蔵室7内の上部後部に配設された冷蔵室用蒸
発器、10は冷凍室蒸発器8の上方部位に配設されたフ
ァンであり、これは駆動モーター11により回転駆動さ
れるようになっている。
【0005】図10において、12は入口部と出口部を
両端に有する中空容器であり、その入口部には冷媒流入
管13がろう付けされており、冷媒流入管13の上半部
は、くの字形に折り曲げられて中空容器12内に突出さ
れている。更に、この冷媒流入管13の中間部には中空
容器12内下方に臨んで流入孔14が形成されている。
そして、冷媒流入管13の基端部には連結パイプ15の
一端部が連結されており、連結パイプ15の他端部は冷
凍室用蒸発器8の出口側に連結されている。
【0006】16は一端部が中空容器12の出口部にろ
う付けされた冷媒流出管であり、その他端部はサクショ
ンパイプ等を介してコンプレッサー(いずれも図示せ
ず)の吸入口に連結されている。
【0007】ここで、コンプレッサー、コンデンサ(図
示せず)、キャピラリチューブ(図示せず)、冷蔵室用
蒸発器9、冷凍室用蒸発器8及び中空容器12は閉ルー
プの冷凍サイクルを構成するようになっている。
【0008】以上のように構成された冷凍装置につい
て、以下その動作を説明する。まず、冷凍サイクルの運
転が開始されると、コンプレッサー、コンデンサを経た
冷媒液は、キャピラリチューブを介して冷蔵室用蒸発器
9に供給されて蒸発し、更に、冷凍室用蒸発器8に供給
されて蒸発されるようになる。
【0009】そして、冷凍室用蒸発器8において蒸発し
きれなっかた冷媒液は、冷媒流入管13の先端から中空
容器12内に噴出され、しかる後飛散されて中空容器1
2内下部に溜まる。中空容器12内下部に溜まった冷媒
液は順次蒸発し、蒸発した冷媒蒸気が冷媒流出管16及
びサクションパイプ等を介してコンプレッサーに供給さ
れる。
【0010】その後、冷凍室6及び冷蔵室7内の温度が
それぞれ設定温度に達して冷凍サイクルの運転が停止さ
れると、中空容器12内に溜まった冷媒液は冷媒流入管
13の流入孔14から冷媒流入管13内に流入し連結パ
イプ15を介して中空容器12より低位の冷凍室用蒸発
器8内に出口側より流入するようになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、コンプレッサーの起動時に、冷凍室用蒸
発器8内に滞留していた冷媒液が勢いよく中空容器12
内に吹き出してくるので、中空容器12内に冷媒液を溜
めることができず、冷媒液がコンプレッサーへそのまま
吸入され、コンプレッサーが液圧縮をし、コンプレッサ
ーの損傷を招くという課題を有していた。
【0012】また、中空容器12内へ挿入された冷媒流
入管13は、くの字形に折り曲げられているため、中空
容器12内へ挿入する際、挿入深さLや挿入角度θ等に
ばらつきがあり一定でない。そのため冷媒液の中空容器
12内での吹き出し位置が一定でなく、図11に示すよ
うな位置関係になる場合があり、定常運転においても冷
媒液がコンプレッサーへ吸入されることがあり、コンプ
レッサーが液圧縮をし、コンプレッサーの損傷を招くと
いう課題を有していた。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、コンプレッサーの起動時に、冷凍室用蒸発器内に滞
留していた冷媒液が勢いよく中空容器内に吹き出し、中
空容器内に冷媒液が滞留することなくコンプレッサーへ
そのまま吸入され、コンプレッサーが液圧縮をし、コン
プレッサーが損傷することを防止できるアキュムレータ
ーを提供することを目的とする。
【0014】また、冷媒流入管を中空容器内へ挿入する
際、挿入深さや挿入角度等にばらつきがなく、定常運転
においても冷媒液がコンプレッサーへ吸入されないアキ
ュムレーターを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のアキュムレーターは、入口部と出口部を両端に
有する中空容器と、前記中空容器の入口部から挿入した
冷媒流入管と、前記中空容器の出口部から挿入した冷媒
流出管とから構成され、前記冷媒流入管の冷媒吹出端に
おける管の直径上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の
中心軸を横切る衝突帯でつないでいる。
【0016】また、冷媒流入管の冷媒吹出端における衝
突帯との接続部から離れるに従い、冷媒の流れ方向と逆
に大きく切り欠いた切り欠きを形成している。
【0017】また、冷媒流入管の冷媒吹出端における管
の直径上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の中心軸を
横切る衝突帯でつなぎ、前記衝突帯の管の中心軸を横切
る部分の幅を衝突帯の他の部分の幅より広くしている。
【0018】また、入口部と出口部を両端に有する中空
容器と、前記中空容器の入口部から挿入した冷媒流入管
と、前記中空容器の出口部から挿入した冷媒流出管とか
ら構成され、前記冷媒流入管の冷媒吹出端における先端
を封止し、その先端近傍をくびれ形状とし、くびれ部に
冷媒の流れ方向と逆方向に向く穴を形成している。
【0019】また、冷媒流入管は直管と冷媒吹出端部と
を接合している。
【0020】
【作用】本発明では、冷媒流入管の冷媒吹出端における
管の直径上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の中心軸
を横切る衝突帯でつないだ形状により、冷凍負荷の変動
等により冷凍室用蒸発器内で蒸発しきれなかった冷媒や
コンプレッサー起動時、冷凍室用蒸発器内に滞留してい
た冷媒が冷媒液として中空容器内に吹き出しても、冷媒
液は、管の中心軸を横切る衝突帯に衝突し曲がって流
れ、出口部方向に拡散されずに中空容器の内壁に衝突
し、中空容器の内壁に沿って下部方向に流れ、中空容器
の底部に溜まるので、直接流出することがない。一方、
中空容器の内壁に沿って下部方向へ流れる冷媒液は、一
旦、中空容器の底部に溜まった後、徐々に蒸発し、冷媒
蒸気として流出する。
【0021】また、アキュムレーターを組み立てる際
は、中空容器を治具で固定し、出口部から、冷媒流入管
の位置決めをするための治具を挿入し、入口部から、冷
媒流入管を挿入する。冷媒流入管は直管であるので、位
置決めをするための治具に接触するまで挿入すること
で、簡単で正確に冷媒流入管の位置決めをすることがで
き、冷媒流入管の挿入深さや挿入角度のばらつきがなく
なる。
【0022】また、冷媒流入管の冷媒吹出端における衝
突帯との接続部から離れるに従い、冷媒の流れ方向と逆
に大きく切り欠いた切り欠きを形成することにより、冷
凍負荷の変動等により冷凍室用蒸発器内で蒸発しきれな
かった冷媒やコンプレッサー起動時、冷凍室用蒸発器内
に滞留していた冷媒が冷媒液として中空容器内に吹き出
しても、冷媒液は、管の中心軸を横切る衝突帯に衝突し
曲がって流る。且つ、吹き出す開口面積が大きいため冷
媒の流速が遅くなり、出口部方向に拡散されずに中空容
器の内壁に衝突し、中空容器の内壁に沿って下部方向に
流れ中空容器の底部に溜まるので、直接流出することが
ない。一方、中空容器の内壁に沿って下部方向へ流れる
冷媒液は、一旦、中空容器の底部に溜まった後、徐々に
蒸発し、冷媒蒸気として流出する。
【0023】また、アキュムレーターを組み立てる際
は、中空容器を治具で固定し、出口部から、冷媒流入管
の位置決めをするための治具を挿入し、入口部から、冷
媒流入管を挿入する。冷媒流入管は直管であるので、位
置決めをするための治具に接触するまで挿入すること
で、簡単で正確に冷媒流入管の位置決めをすることがで
き、冷媒流入管の挿入深さや挿入角度のばらつきがなく
なる。
【0024】また、冷媒流入管の冷媒吹出端における管
の直径上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の中心軸を
横切る衝突帯でつなぎ、前記衝突帯の管の中心軸を横切
る部分の幅を衝突帯の他の部分の幅より広くすること
で、冷凍負荷の変動等により冷凍室用蒸発器内で蒸発し
きれなかった冷媒やコンプレッサー起動時、冷凍室用蒸
発器内に滞留していた冷媒が冷媒液として中空容器内に
吹き出しても、冷媒液は、管の中心軸を横切る幅広の衝
突帯に衝突し多量の冷媒が曲がって流れ、出口部方向に
拡散されずに中空容器の内壁に衝突し、中空容器の内壁
に沿って下部方向に流れ、中空容器の底部に溜まるの
で、直接流出することがない。一方、中空容器の内壁に
沿って下部方向へ流れる冷媒液は、一旦、中空容器の底
部に溜まった後、徐々に蒸発し、冷媒蒸気として流出す
る。
【0025】また、アキュムレーターを組み立てる際
は、中空容器を治具で固定し、出口部から、冷媒流入管
の位置決めをするための治具を挿入し、入口部から、冷
媒流入管を挿入する。冷媒流入管は直管であるので、位
置決めをするための治具に接触するまで挿入すること
で、簡単で正確に冷媒流入管の位置決めをすることがで
き、冷媒流入管の挿入深さや挿入角度のばらつきがなく
なる。
【0026】また、前記冷媒流入管の冷媒吹出端におけ
る先端を封止し、その先端近傍をくびれ形状とし、くび
れ部に冷媒の流れ方向と逆方向に向く穴を形成すること
で、冷凍負荷の変動等により冷凍室用蒸発器内で蒸発し
きれなかった冷媒やコンプレッサー起動時、冷凍室用蒸
発器内に滞留していた冷媒が冷媒液として中空容器内に
吹き出しても、冷媒液は、冷媒吹出端で封止されている
ので、くびれ部に冷媒の流れ方向と逆方向に向く穴から
流れ、出口部方向に拡散されずに中空容器の内壁に衝突
し、中空容器の内壁に沿って下部方向に流れ、中空容器
の底部に溜まるので、直接流出することがない。一方、
中空容器の内壁に沿って下部方向へ流れる冷媒液は、一
旦、中空容器の底部に溜まった後、徐々に蒸発し冷媒蒸
気として流出する。
【0027】また、アキュムレーターを組み立てる際
は、中空容器を治具で固定し、出口部から、冷媒流入管
の位置決めをするための治具を挿入し、入口部から、冷
媒流入管を挿入する。冷媒流入管は直管であるので、位
置決めをするための治具に接触するまで挿入すること
で、簡単で正確に冷媒流入管の位置決めをすることがで
き、冷媒流入管の挿入深さや挿入角度のばらつきがなく
なる。
【0028】また、冷媒流入管は直管と冷媒吹出端部と
を接合する事で、冷媒吹出端部の加工を別工程で行う事
が出来、加工が容易となる。
【0029】
【実施例】以下、本発明のアキュムレーターの第1の実
施例について、図面を参照しながら説明する。尚、従来
と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
【0030】図1は、本発明の第1の実施例によるアキ
ュムレーターの断面図である。図2は、本発明の第1の
実施例による冷媒吹出端部の拡大図である。
【0031】図1、図2において、12は中空容器であ
り、入口部12aと出口部12bを両端に有している。
16は冷媒流出管であり、中空容器12の出口部12b
から挿入され、出口部12bとの接触部はろう付けされ
ている。17は冷媒流入管であり、中空容器12の入口
部12aから挿入され、入口部12aとの接触部はろう
付けされている。冷媒流入管17の冷媒吹出端20は、
管の直径上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の中心軸
を横切る衝突帯21でつないだ形状になっている。尚、
図中の矢印は冷媒の流れを示す。
【0032】以上のように構成されたアキュムレーター
について、以下その動作を説明する。
【0033】まず、冷凍負荷の変動等があると冷凍室用
蒸発器内で蒸発しきれなかった冷媒やコンプレッサー起
動時、冷凍室用蒸発器内に滞留していた冷媒が冷媒液と
して中空容器12内に吹き出してくる。ここで、冷媒流
入管17の冷媒吹出端20は、管の直径上の2点を冷媒
流出方向に湾曲し、管の中心軸を横切る衝突帯21でつ
ないだ形状となっているので、冷媒液は、衝突帯21に
衝突し冷媒の流出方向が変化し中空容器12の内壁側に
曲がって流れ、出口部12b方向に拡散されずに中空容
器12の内壁に衝突する。中空容器12の内壁に衝突し
た冷媒液は、中空容器12の内壁に沿って下部方向に流
れ、中空容器12の底部に溜まるので、直接流出するこ
とがない。
【0034】一方、中空容器12の内壁に沿って下部方
向へ流れる冷媒液は、一旦、中空容器12の底部に溜ま
った後、徐々に蒸発し、冷媒蒸気として流出する。
【0035】また、アキュムレーターを組み立てる際
は、中空容器12を治具で固定し、出口部12bから、
冷媒流入管17の位置決めをするための治具を挿入し、
入口部12aから、冷媒流入管17を位置決めをするた
めの治具に接触するまで挿入し、入口部12aとの接触
部をろう付けする。さらに、中空容器12の出口部12
bに冷媒流出管16を挿入し、出口部12bとの接触部
をろう付けする。
【0036】以上のように、本実施例のアキュムレータ
ーは、入口部12aと出口部12bを両端に有する中空
容器12と、中空容器12の入口部12aから挿入した
冷媒流入管17と、中空容器12の出口部12bから挿
入した冷媒流出管16とから構成され、冷媒流入管17
の冷媒吹出端20を、管の直径上の2点を冷媒流出方向
に湾曲し、管の中心軸を横切る衝突帯21でつないだ形
状としたので、冷凍負荷の変動等により冷凍室用蒸発器
内で蒸発しきれなかった冷媒やコンプレッサー起動時、
冷媒液として中空容器12内に吹き出しても、冷媒液
は、出口部12b方向に拡散されずに中空容器12の内
壁に衝突し、中空容器12の内壁に沿って下部方向に流
れ、中空容器12の底部に溜まるので、直接流出するこ
とがない。
【0037】一方、中空容器12の内壁に沿って下部方
向へ流れる冷媒液は、一旦、中空容器12の底部に溜ま
った後、徐々に蒸発し、冷媒蒸気として流出するので中
空容器12内に冷媒液が滞留することなくコンプレッサ
ーへそのまま吸入され、コンプレッサーが液圧縮をし、
コンプレッサーが損傷することを防止できる。
【0038】また、冷媒流入管17と入口部12a、冷
媒流出管16と出口部12bをそれぞれろう付けする
際、中空容器12を治具で固定し、出口部12bから、
冷媒流入管17の位置決めをするための治具を挿入し、
入口部12aから、冷媒流入管17を挿入する。冷媒流
入管17は直管であるので、位置決めをするための治具
に接触するまで挿入することで、簡単で正確に冷媒流入
管17の位置決めをすることができ、冷媒流入管17の
挿入深さや挿入角度のばらつきが無くなる。
【0039】次に、本発明のアキュムレーターの第2の
実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0040】図3は、本発明の第2の実施例によるアキ
ュムレーターの断面図である。図4は、本発明の第2の
実施例による冷媒吹出端部の拡大図である。
【0041】図3、図4において、12は中空容器であ
り、入口部12aと出口部12bを両端に有している。
16は冷媒流出管であり、中空容器12の出口部12b
から挿入され、出口部12bとの接触部はろう付けされ
ている。27は冷媒流入管であり、中空容器12の入口
部12aから挿入され、入口部12aとの接触部はろう
付けされている。冷媒流入管27の冷媒吹出端30は、
管の直径上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の中心軸
を横切る衝突帯21との接続部から離れるに従い、冷媒
の流れ方向と逆に大きく切り欠いた切り欠き31を形成
している。尚、図中の矢印は冷媒の流れを示す。
【0042】以上のように構成されたアキュムレーター
について、以下その動作を説明する。
【0043】まず、冷凍負荷の変動等があると冷凍室用
蒸発器内で蒸発しきれなかった冷媒やコンプレッサー起
動時、冷凍室用蒸発器内に滞留していた冷媒が冷媒液と
して中空容器12内に吹き出してくる。ここで、冷媒流
入管27の冷媒吹出端30は、管の直径上の2点を冷媒
流出方向に湾曲し、管の中心軸を横切る衝突帯21との
接続部から離れるに従い、冷媒の流れ方向と逆に大きく
切り欠いた切り欠き31を形成しているので、冷媒液
は、衝突帯31に衝突し冷媒の流出方向が変化し中空容
器12の内壁側に曲がって流れ、且つ、吹き出す開口面
積が大きいため冷媒の流速が遅くなり、出口部12b方
向に拡散されずに中空容器12の内壁に弱く衝突する。
中空容器12の内壁に衝突した冷媒液は、中空容器12
の内壁に沿って下部方向に流れ、中空容器12の底部に
溜まるので、直接流出することがない。
【0044】一方、中空容器12の内壁に沿って下部方
向へ流れる冷媒液は、一旦、中空容器12の底部に溜ま
った後、徐々に蒸発し、冷媒蒸気として流出する。
【0045】また、アキュムレーターを組み立てる際
は、中空容器12を治具で固定し、出口部12bから、
冷媒流入管27の位置決めをするための治具を挿入し、
入口部12aから、冷媒流入管27を位置決めをするた
めの治具に接触するまで挿入し、入口部12aとの接触
部をろう付けする。さらに、中空容器12の出口部12
bに冷媒流出管16を挿入し、出口部12bとの接触部
をろう付けする。
【0046】以上のように、本実施例のアキュムレータ
ーは、入口部12aと出口部12bを両端に有する中空
容器12と、中空容器12の入口部12aから挿入した
冷媒流入管27と、中空容器12の出口部12bから挿
入した冷媒流出管16とから構成され、冷媒流入管27
の冷媒吹出端30における管の直径上の2点を冷媒流出
方向に湾曲し、管の中心軸を横切る衝突帯21との接続
部から離れるに従い、冷媒の流れ方向と逆に大きく切り
欠いた切り欠き31を形成しているので、冷凍負荷の変
動等により冷凍室用蒸発器内で蒸発しきれなかった冷媒
やコンプレッサー起動時、冷媒液として中空容器12内
に吹き出しても、冷媒液は、出口部12b方向に拡散さ
れずに中空容器12の内壁に弱く衝突し、中空容器12
の内壁に沿って下部方向に流れ、中空容器12の底部に
溜まるので、直接流出することがない。
【0047】一方、中空容器12の内壁に沿って下部方
向へ流れる冷媒液は、一旦、中空容器12の底部に溜ま
った後、徐々に蒸発し、冷媒蒸気として流出するので中
空容器12内に冷媒液が滞留することなくコンプレッサ
ーへそのまま吸入され、コンプレッサーが液圧縮をし、
コンプレッサーが損傷することを防止できる。
【0048】また、冷媒流入管27と入口部12a、冷
媒流出管16と出口部12bをそれぞれろう付けする
際、中空容器12を治具で固定し、出口部12bから、
冷媒流入管27の位置決めをするための治具を挿入し、
入口部12aから、冷媒流入管27を挿入する。冷媒流
入管27は直管であるので、位置決めをするための治具
に接触するまで挿入することで、簡単で正確に冷媒流入
管27の位置決めをすることができ、冷媒流入管27の
挿入深さや挿入角度のばらつきが無くなる。
【0049】次に、本発明のアキュムレーターの第3の
実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0050】図5は、本発明の第3の実施例によるアキ
ュムレーターの断面図である。図6は、本発明の第3の
実施例による冷媒吹出端部の拡大図である。
【0051】図5、図6において、12は中空容器であ
り、入口部12aと出口部12bを両端に有している。
16は冷媒流出管であり、中空容器12の出口部12b
から挿入され、出口部12bとの接触部はろう付けされ
ている。37は冷媒流入管であり、中空容器12の入口
部12aから挿入され、入口部12aとの接触部はろう
付けされている。冷媒流入管37の冷媒吹出端32は、
管の直径上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の中心軸
を横切る衝突帯22でつなぎ、前記衝突帯22の管の中
心軸を横切る部分の幅を衝突帯22の他の部分の幅より
広くした形状を形成している。尚、図中の矢印は冷媒の
流れを示す。
【0052】以上のように構成されたアキュムレーター
について、以下その動作を説明する。
【0053】まず、冷凍負荷の変動等があると冷凍室用
蒸発器内で蒸発しきれなかった冷媒やコンプレッサー起
動時、冷凍室用蒸発器内に滞留していた冷媒が冷媒液と
して中空容器12内に吹き出してくる。ここで、冷媒流
入管37の冷媒吹出端32は、管の直径上の2点を冷媒
流出方向に湾曲し、管の中心軸を横切る衝突帯22でつ
なぎ、前記衝突帯22の管の中心軸を横切る部分の幅を
衝突帯22の他の部分の幅より広くした形状となってい
るので、冷媒液は、面積の広い衝突帯23に衝突し冷媒
の流出方向が大きく変化し中空容器12の内壁側に曲が
って流れ、出口部12b方向に拡散されずに中空容器1
2の内壁に衝突する。中空容器12の内壁に衝突した冷
媒液は、中空容器12の内壁に沿って下部方向に流れ、
中空容器12の底部に溜まるので、直接流出することが
ない。
【0054】一方、中空容器12の内壁に沿って下部方
向へ流れる冷媒液は、一旦、中空容器12の底部に溜ま
った後、徐々に蒸発し、冷媒蒸気として流出する。
【0055】また、アキュムレーターを組み立てる際
は、中空容器12を治具で固定し、出口部12bから、
冷媒流入管37の位置決めをするための治具を挿入し、
入口部12aから、冷媒流入管37を位置決めをするた
めの治具に接触するまで挿入し、入口部12aとの接触
部をろう付けする。さらに、中空容器12の出口部12
bに冷媒流出管16を挿入し、出口部12bとの接触部
をろう付けする。
【0056】以上のように、本実施例のアキュムレータ
ーは、入口部12aと出口部12bを両端に有する中空
容器12と、中空容器12の入口部12aから挿入した
冷媒流入管37と、中空容器12の出口部12bから挿
入した冷媒流出管16とから構成され、冷媒流入管37
の冷媒吹出端32における管の直径上の2点を冷媒流出
方向に湾曲し、管の中心軸を横切る衝突帯22でつな
ぎ、前記衝突帯22の管の中心軸を横切る部分の幅を衝
突帯22の他の部分の幅より広くした形状の面積の広い
衝突帯23となっているので、冷凍負荷の変動等により
冷凍室用蒸発器内で蒸発しきれなかった冷媒やコンプレ
ッサー起動時、冷媒液として中空容器12内に吹き出し
ても、冷媒液は、出口部12b方向に拡散されずに中空
容器12の内壁に衝突し、中空容器12の内壁に沿って
下部方向に流れ、中空容器12の底部に溜まるので、直
接流出することがない。
【0057】一方、中空容器12の内壁に沿って下部方
向へ流れる冷媒液は、一旦、中空容器12の底部に溜ま
った後、徐々に蒸発し、冷媒蒸気として流出するので中
空容器12内に冷媒液が滞留することなくコンプレッサ
ーへそのまま吸入され、コンプレッサーが液圧縮をし、
コンプレッサーが損傷することを防止できる。
【0058】また、冷媒流入管37と入口部12a、冷
媒流出管16と出口部12bをそれぞれろう付けする
際、中空容器12を治具で固定し、出口部12bから、
冷媒流入管37の位置決めをするための治具を挿入し、
入口部12aから、冷媒流入管37を挿入する。冷媒流
入管37は直管であるので、位置決めをするための治具
に接触するまで挿入することで、簡単で正確に冷媒流入
管37の位置決めをすることができ、冷媒流入管37の
挿入深さや挿入角度のばらつきが無くなる。
【0059】次に、本発明のアキュムレーターの第4の
実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0060】図7は、本発明の第3の実施例によるアキ
ュムレーターの断面図である。図8は、本発明の第4の
実施例による冷媒吹出端部の拡大図である。
【0061】図7、図8において、12は中空容器であ
り、入口部12aと出口部12bを両端に有している。
16は冷媒流出管であり、中空容器12の出口部12b
から挿入され、出口部12bとの接触部はろう付けされ
ている。47は冷媒流入管であり、中空容器12の入口
部12aから挿入され、入口部12aとの接触部はろう
付けされている。冷媒流入管47の冷媒吹出端33にお
ける先端を封止し、その先端近傍をくびれ形状とし、く
びれ部34に冷媒の流れ方向と逆方向に向く穴35を形
成している。尚、図中の矢印は冷媒の流れを示す。
【0062】以上のように構成されたアキュムレーター
について、以下その動作を説明する。
【0063】まず、冷凍負荷の変動等があると冷凍室用
蒸発器内で蒸発しきれなかった冷媒やコンプレッサー起
動時、冷凍室用蒸発器内に滞留していた冷媒が冷媒液と
して中空容器12内に吹き出してくる。ここで、冷媒流
入管47の冷媒吹出端33における先端を封止し、その
先端近傍をくびれ形状とし、くびれ部34に冷媒の流れ
方向と逆方向に向く穴35を形成しているので、冷媒液
は冷媒の流れ方向と逆方向に向く穴35により冷媒の流
れ方向と逆方向に吹き出して、出口部12b方向に拡散
されずに中空容器12の入口部12aに近い内壁に衝突
する。中空容器12の入口部12aに近い内壁に衝突し
た冷媒液は、中空容器12の内壁に沿って下部方向に流
れ、中空容器12の底部に溜まるので、直接流出するこ
とがない。
【0064】一方、中空容器12の内壁に沿って下部方
向へ流れる冷媒液は、一旦、中空容器12の底部に溜ま
った後、徐々に蒸発し、冷媒蒸気として流出する。
【0065】また、アキュムレーターを組み立てる際
は、中空容器12を治具で固定し、出口部12bから、
冷媒流入管47の位置決めをするための治具を挿入し、
入口部12aから、冷媒流入管47を位置決めをするた
めの治具に接触するまで挿入し、入口部12aとの接触
部をろう付けする。さらに、中空容器12の出口部12
bに冷媒流出管16を挿入し、出口部12bとの接触部
をろう付けする。
【0066】以上のように、本実施例のアキュムレータ
ーは、入口部12aと出口部12bを両端に有する中空
容器12と、中空容器12の入口部12aから挿入した
冷媒流入管47と、中空容器12の出口部12bから挿
入した冷媒流出管16とから構成され、冷媒流入管47
の冷媒吹出端33における先端を封止し、その先端近傍
をくびれ形状とし、くびれ部34に冷媒の流れ方向と逆
方向に向く穴35を形成しているので、冷凍負荷の変動
等により冷凍室用蒸発器内で蒸発しきれなかった冷媒や
コンプレッサー起動時、冷媒液として中空容器12内に
吹き出しても、冷媒液は、出口部12b方向に拡散され
ずに中空容器12の入口部12aに近い内壁に衝突し、
中空容器12の内壁に沿って下部方向に流れ、中空容器
12の底部に溜まるので、直接流出することがない。
【0067】一方、中空容器12の内壁に沿って下部方
向へ流れる冷媒液は、一旦、中空容器12の底部に溜ま
った後、徐々に蒸発し、冷媒蒸気として流出するので中
空容器12内に冷媒液が滞留することなくコンプレッサ
ーへそのまま吸入され、コンプレッサーが液圧縮をし、
コンプレッサーが損傷することを防止できる。
【0068】また、冷媒流入管47と入口部12a、冷
媒流出管16と出口部12bをそれぞれろう付けする
際、中空容器12を治具で固定し、出口部12bから、
冷媒流入管47の位置決めをするための治具を挿入し、
入口部12aから、冷媒流入管47を挿入する。冷媒流
入管47は直管であるので、位置決めをするための治具
に接触するまで挿入することで、簡単で正確に冷媒流入
管47の位置決めをすることができ、冷媒流入管47の
挿入深さや挿入角度のばらつきが無くなる。
【0069】以上の実施例は、冷媒流入管の冷媒吹出端
に冷媒吹出端部を形成したものであるが、冷媒吹出端部
のみを、直管からなる冷媒流入管とは別に形成し、中空
容器12に挿入する前にろう付け接合し一体化しても構
わない。この場合は、冷媒吹出端部の加工を別工程で行
うことができるため、部品としての加工が容易となり生
産性が向上する。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアキュム
レーターは、入口部と出口部両端にを有する中空容器
と、前記中空容器の入口部から挿入した冷媒流入管と、
前記中空容器の出口部から挿入した冷媒流出管とから構
成され、前記冷媒流入管の冷媒吹出端における管の直径
上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の中心軸を横切る
衝突帯でつないだ形状とすることで、冷凍負荷の変動等
により冷凍室用蒸発器内で蒸発しきれなかった冷媒やコ
ンプレッサー起動時の冷媒が冷媒液として中空容器内に
吹き出しても、冷媒液は、中空容器の内壁に沿って下部
方向に流れ、直接流出することがない。
【0071】一方、中空容器の内壁に沿って下部方向へ
流れる冷媒液は、中空容器内に冷媒液が滞留することな
くコンプレッサーへそのまま吸入され、コンプレッサー
が液圧縮をし、コンプレッサーが損傷することを防止で
きる。また、アキュムレーターを組み立てる際は、中空
容器を治具で固定し、出口部から、冷媒流入管の位置決
めをするための治具を挿入し、入口部から、冷媒流入管
を挿入する。冷媒流入管は直管であるので、位置決めを
するための治具に接触するまで挿入することで、簡単で
正確に冷媒流入管の位置決めをすることができ、冷媒流
入管の挿入深さや挿入角度のばらつきがなくなり、形状
品質の安定したアキュムレーターを提供することること
ができる。
【0072】また、入口部と出口部両端にを有する中空
容器と、前記中空容器の入口部から挿入した冷媒流入管
と、前記中空容器の出口部から挿入した冷媒流出管とか
ら構成され、前記冷媒流入管の冷媒吹出端における管の
直径上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の中心軸を横
切る衝突帯との接続部から離れるに従い、冷媒の流れ方
向と逆に大きく切り欠いた切り欠きを形成することで、
冷凍負荷の変動等により冷凍室用蒸発器内で蒸発しきれ
なかった冷媒やコンプレッサー起動時の冷媒が冷媒液と
して中空容器内に吹き出しても、冷媒液は、中空容器の
内壁に沿って下部方向に流れ、直接流出することがな
い。
【0073】一方、中空容器の内壁に沿って下部方向へ
流れる冷媒液は、中空容器内に冷媒液が滞留することな
くコンプレッサーへそのまま吸入され、コンプレッサー
が液圧縮をし、コンプレッサーが損傷することを防止で
きる。また、アキュムレーターを組み立てる際は、中空
容器を治具で固定し、出口部から、冷媒流入管の位置決
めをするための治具を挿入し、入口部から、冷媒流入管
を挿入する。冷媒流入管は直管であるので、位置決めを
するための治具に接触するまで挿入することで、簡単で
正確に冷媒流入管の位置決めをすることができ、冷媒流
入管の挿入深さや挿入角度のばらつきがなくなり、形状
品質の安定したアキュムレーターを提供することること
ができる。
【0074】また、入口部と出口部両端にを有する中空
容器と、前記中空容器の入口部から挿入した冷媒流入管
と、前記中空容器の出口部から挿入した冷媒流出管とか
ら構成され、前記冷媒流入管の冷媒吹出端における管の
直径上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の中心軸を横
切る衝突帯でつなぎ、前記衝突帯の管の中心軸を横切る
部分の幅を衝突帯の他の部分の幅より広くした形状とす
ることで、冷凍負荷の変動等により冷凍室用蒸発器内で
蒸発しきれなかった冷媒やコンプレッサー起動時の冷媒
が冷媒液として中空容器内に吹き出しても、冷媒液は、
中空容器の内壁に沿って下部方向に流れ、直接流出する
ことがない。
【0075】一方、中空容器の内壁に沿って下部方向へ
流れる冷媒液は、中空容器内に冷媒液が滞留することな
くコンプレッサーへそのまま吸入され、コンプレッサー
が液圧縮をし、コンプレッサーが損傷することを防止で
きる。また、アキュムレーターを組み立てる際は、中空
容器を治具で固定し、出口部から、冷媒流入管の位置決
めをするための治具を挿入し、入口部から、冷媒流入管
を挿入する。冷媒流入管は直管であるので、位置決めを
するための治具に接触するまで挿入することで、簡単で
正確に冷媒流入管の位置決めをすることができ、冷媒流
入管の挿入深さや挿入角度のばらつきがなくなり、形状
品質の安定したアキュムレーターを提供することること
ができる。
【0076】また、入口部と出口部両端にを有する中空
容器と、前記中空容器の入口部から挿入した冷媒流入管
と、前記中空容器の出口部から挿入した冷媒流出管とか
ら構成され、前記冷媒流入管の冷媒吹出端における先端
を封止し、その先端近傍をくびれ形状とし、くびれ部に
冷媒の流れ方向と逆方向に向く穴を形成することで、冷
凍負荷の変動等により冷凍室用蒸発器内で蒸発しきれな
かった冷媒やコンプレッサー起動時の冷媒が冷媒液とし
て中空容器内に吹き出しても、冷媒液は、中空容器の内
壁に沿って下部方向に流れ、直接流出することがない。
【0077】一方、中空容器の内壁に沿って下部方向へ
流れる冷媒液は、中空容器内に冷媒液が滞留することな
くコンプレッサーへそのまま吸入され、コンプレッサー
が液圧縮をし、コンプレッサーが損傷することを防止で
きる。また、アキュムレーターを組み立てる際は、中空
容器を治具で固定し、出口部から、冷媒流入管の位置決
めをするための治具を挿入し、入口部から、冷媒流入管
を挿入する。冷媒流入管は直管であるので、位置決めを
するための治具に接触するまで挿入することで、簡単で
正確に冷媒流入管の位置決めをすることができ、冷媒流
入管の挿入深さや挿入角度のばらつきがなくなり、形状
品質の安定したアキュムレーターを提供することること
ができる。
【0078】また、直管の冷媒流入管と冷媒吹出端部と
を接合した形状とする事で、冷媒吹出端部の加工を別工
程で行う事が出来、部品としての加工が容易となり生産
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるアキュムレーター
の断面図
【図2】本発明の第1の実施例による冷媒吹出端部の拡
大図
【図3】本発明の第2の実施例によるアキュムレーター
の断面図
【図4】本発明の第2の実施例による冷媒吹出端部の拡
大図
【図5】本発明の第3の実施例によるアキュムレーター
の断面図
【図6】本発明の第3の実施例による冷媒吹出端部の拡
大図
【図7】本発明の第4の実施例によるアキュムレーター
の断面図
【図8】本発明の第4の実施例による冷媒吹出端部の拡
大図
【図9】従来の冷凍冷蔵庫の要部断面図
【図10】従来のアキュムレーターの断面図
【図11】従来のアキュムレーターの断面図
【符号の説明】
12 中空容器 12a 入口部 12b 出口部 16 冷媒流出管 17 冷媒流入管 20 冷媒吹出端 21 衝突帯 22 衝突帯 23 面積の広い衝突帯 27 冷媒流入管 30 冷媒吹出端 31 切り欠き 32 冷媒吹出端 33 冷媒吹出端 34 くびれ部 35 穴 47 冷媒流入管 50 直管 51 冷媒吹出端 52 冷媒吹出端 53 冷媒吹出端 54 冷媒吹出端

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口部と出口部を両端に有する中空容器
    と、前記中空容器の入口部から挿入した冷媒流入管と、
    前記中空容器の出口部から挿入した冷媒流出管とから構
    成され、前記冷媒流入管の冷媒吹出端における管の直径
    上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の中心軸を横切る
    衝突帯でつないだアキュムレーター。
  2. 【請求項2】 冷媒流入管の冷媒吹出端における衝突帯
    との接続部から離れるに従い、冷媒の流れ方向と逆に大
    きく切り欠いた切り欠きを形成した事を特徴とする請求
    項1記載のアキュムレーター。
  3. 【請求項3】 冷媒流入管の冷媒吹出端における管の直
    径上の2点を冷媒流出方向に湾曲し、管の中心軸を横切
    る衝突帯でつなぎ、前記衝突帯の管の中心軸を横切る部
    分の幅を衝突帯の他の部分の幅より広くした事を特徴と
    する請求項1記載のアキュムレーター。
  4. 【請求項4】 入口部と出口部を両端に有する中空容器
    と、前記中空容器の入口部から挿入した冷媒流入管と、
    前記中空容器の出口部から挿入した冷媒流出管とから構
    成され、前記冷媒流入管の冷媒吹出端における先端を封
    止し、その先端近傍をくびれ形状とし、くびれ部に冷媒
    の流れ方向と逆方向に向く穴を形成した事を特徴とする
    アキュムレーター。
  5. 【請求項5】 冷媒流入管は直管と冷媒吹出端部とを接
    合した事を特徴とする請求項1から請求項4記載のアキ
    ュムレーター。
JP23220095A 1995-09-11 1995-09-11 アキュムレーター Pending JPH0979707A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2836211A1 (fr) * 2002-02-18 2003-08-22 Valeo Climatisation Separateur liquide/vapeur dans une boucle de climatisation
WO2020235075A1 (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 電動圧縮機及びこれを用いた空気調和機

Cited By (3)

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WO2003071202A1 (fr) * 2002-02-18 2003-08-28 Valeo Climatisation Séparateur liquide/vapeur dans une boucle de climatisation
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