JP2006194578A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライヤーから毛細管に流出する液冷媒量の変動幅を減らすことによって、冷媒流動による冷媒騒音を防止して、室内の静けさを向上させられる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】圧縮機、凝縮機、毛細管、蒸発機を有する冷却システムを具備した冷蔵庫において、冷却システムは、凝縮機と毛細管を連結する冷媒ラインに形成されたドライヤーと、ドライヤーと毛細管を連結する冷媒ラインに形成されてドライヤーから毛細管に流出する冷媒の流動による冷媒騒音を低減させるマフラーを含む。 また、圧縮機、凝縮機、毛細管、蒸発機を有する冷却システムを具備した冷蔵庫において、冷却システムは、凝縮機と毛細管を連結する冷媒ラインに形成されたドライヤーと、ドライヤーの下側にアキュムレーター形状で形成されて、毛細管に流出される液冷媒量の変動幅を減少させるマフラーを含み、マフラーはドライヤーに対して垂直配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、より詳細には、ドライヤー出口端から毛細管に流出する液冷媒の流出量の変動幅を減らすことによって、冷媒流動による冷媒騒音を低減できる冷蔵庫に関する。
一般的に冷蔵庫は、貯蔵室を形成する本体キャビネットと、本体キャビネットに設置されて、貯蔵室を開閉するドアと、貯蔵室を冷却して、食品を適正温度に維持させる冷却システムを含む。
このような従来の冷却システムは、図1に示されたように、低温低圧の気相冷媒を高温高圧の気相冷媒に圧縮する圧縮機101と、圧縮機101から供給された冷媒を液相冷媒に凝縮させる凝縮機102と、凝縮機102からの冷媒を中温低圧に転換する毛細管103と、毛細管103から供給された冷媒が気化しながら、周囲の空気を冷却させる蒸発機104を含む。また、冷却システムは、凝縮機102と毛細管103の間にドライヤー105をさらに含んで、それで凝縮機102から供給された冷媒に含まれた水分はドライヤー105で除去された後、蒸発機104に流入された後、圧縮機101に流入される閉回路を形成する。
このような構成により、冷蔵庫の 貯蔵室が冷却されて、食品の新鮮度が維持される。
ところが、このような従来の冷却システムにおいては、冷却サイクルの条件により凝縮機102を通して、ドライヤー105内に流入される液冷媒量が変わるようになる。
この時、図2Aに示されたように、ドライヤー105内に流入する液冷媒は、ドライヤー105下側に挿入された毛細管103の上段部までみなぎるようになる。その後、図2Bに示されたように、毛細管103の上段部以上みなぎった液冷媒は、毛細管103に流出され、再び液冷媒の水位はその上段部以下と低くなる。この後このような過程が繰り返し、液冷媒が周期的に毛細管103に流出されるようになる。この時、ドライヤー105内に流入した液冷媒量により毛細管103に流出される液冷媒の流出量も変動する。このような変動により、間欠的に毛細管103の上段部に流出する液冷媒は、毛細管103の出口端より大きい直径の蒸発機104の連結部を通りながら、不規則的な冷媒騒音を引き起こす。
また、従来には毛細管出口端と蒸発機の連結部では、冷媒流動時に冷媒騒音が発生して、室内の静けさを低下させる問題点があった。
本発明の目的は、ドライヤーから毛細管に流出する液冷媒量の変動幅を減らすことによって、冷媒流動による冷媒騒音を防止する冷蔵庫を提供することである。
前記目的は、本発明により、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から圧縮された冷媒を凝縮する凝縮機と、前記凝縮機からの冷媒を低圧状態に転換する毛細管と、前記毛細管から供給された冷媒を蒸発させる蒸発機を有する冷却システムを具備した冷蔵庫において、前記冷却システムは、前記凝縮機と前記毛細管を連結する冷媒ラインに形成されて、前記凝縮機からの冷媒に含まれた異質物を除去するドライヤーと;前記ドライヤーと前記毛細管を連結する冷媒ラインで形成され、前記ドライヤーから毛細管に流出する液冷媒量の変動幅を減少させるマフラーを含むことにより、達成される。
ここで、前記ドライヤーの出口端と前記マフラーの入口端間には補助毛細管が連結されることが望ましい。
前記毛細管の入口端は、前記マフラーの出口端内部に挿入されることが望ましい。前記毛細管の入口端は、前記マフラーの出口端に結合されることが望ましい。
前記マフラーは、アキュムレーターを含んで形成されることが望ましい。ここで、前記マフラーは、前記ドライヤーと水平に配置されることが望ましい。
また、前記目的は、本発明により、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から圧縮された冷媒を凝縮する凝縮機と、前記凝縮機からの冷媒を低圧状態に転換する毛細管と、前記毛細管から供給された冷媒を蒸発させる蒸発機を有する冷却システムを具備する冷蔵庫において、前記冷却システムは、前記凝縮機と前記毛細管を連結する冷媒ラインに形成されて、前記凝縮機からの冷媒に含まれた異質物を除去するドライヤーと;前記ドライヤーの下側にアキュムレーター形状で形成されて、前記毛細管に流出する液冷媒量の変動幅を減少させるマフラーを含み、前記マフラーは前記ドライヤーに対して垂直に配置されることにより、達成される。
ここで、前記ドライヤーの出口端と前記マフラーの入口端間には補助毛細管が連結されることが望ましい。
前記毛細管の入口端は、前記マフラーの出口端内部に挿入されることが望ましい。
本発明によると、ドライヤーから毛細管に流出する液冷媒量の変動幅を減らすことによって、冷媒流動による冷媒騒音を防止して、室内の静けさを向上させられる冷蔵庫が提供される。
以下では、添付図を参照して、本発明について詳細に説明する。本発明の色々な実施例の説明において、同じ構成を有する構成要素については同じ符号を使用して、代表的に第1実施例で説明し、その他の実施例では第1実施例と異なった構成について説明することにする。
図3及び図4に示されたように、本発明による冷蔵庫は左右に区切られた冷凍室(図示せず)及び冷蔵室(図示せず)を有する本体キャビネット20と、本体キャビネット20に設置されて、冷凍室及び冷蔵室を各々開閉する冷凍室ドア(図示せず)及び冷蔵室ドア(図示せず)と、冷凍室及び冷蔵室の食品を適正温度で保管するように冷凍室及び冷蔵室を冷却させる冷却システムを含む。
冷却システムは、低温低圧の気相冷媒を高温高圧の気相冷媒に圧縮する圧縮機1と、圧縮機1から供給された冷媒を液相冷媒に凝縮させる凝縮機と、凝縮機2からの冷媒を中温低圧に転換する毛細管15と、毛細管15から供給された冷媒が気化しながら、周囲の空気を冷却させる蒸発機9と、凝縮機2と毛細管15を連結する冷媒ラインに形成されて、凝縮機2からの冷媒に含まれた異質物を除去するドライヤー5と、ドライヤー5と毛細管15を連結する冷媒ラインに形成されて、ドライヤー5から毛細管15に流出する液冷媒量の変動幅を減少させるマフラー6を含む。そして、冷却システムは、蒸発機9から圧縮機1に向かう冷媒ラインに設置されて、蒸発機9からの機液混合冷媒を分離するアキュムレーター10をさらに含む。
蒸発機9は、本体キャビネット20の後方領域に形成されて、冷蔵室の冷気を形成する冷蔵室蒸発機7と、冷凍室の冷気を形成する冷凍室蒸発機8を含む。また、本体キャビネット20の後方領域には、冷蔵室蒸発機7と冷凍室蒸発機8で生成された冷気を冷蔵室と冷凍室に各々強制送風する冷蔵室ファン7a及び冷凍室ファン8aが設置されることが望ましい(図5参照)。
一般的に冷媒は、圧縮機1及び凝縮機2を経て、相変化して、ドライヤー5及び毛細管15を経て、蒸発機9に流出されるが、この時冷却サイクルの条件により凝縮機2を通して、ドライヤー5内に流入した液冷媒量が変わるようになる。この時、ドライヤー5内に流入した液冷媒量により、毛細管15に流出される液冷媒の流出量も変動する。このような変動により、間欠的に毛細管15の入口端15aに流出される液冷媒は、毛細管15の出口端より大きい直径の蒸発機9の連結部を通りながら、不規則的な冷媒騒音を引き起こすようになる。即ち、冷蔵室ファン7a及び冷凍室ファン8aが全て駆動する時には、ドライヤー5内部に大部分の液相冷媒が流入されるため、冷蔵室蒸発機7の連結部から冷媒騒音が比較的発生しない。
しかし、冷蔵室ファン7aと冷凍室ファン8aの中、いずれか一つが駆動しない時には、比較的少ない量の液相冷媒と気相冷媒が混ざり合って、ドライヤー5内部に流入され、このような液状冷媒量の変動により、毛細管15の出口端と冷蔵室蒸発機7の連結部から冷媒騒音が発生するようになる。ここで、マフラー6は、ドライヤー5から毛細管15に流出する液冷媒量の変動幅を減少させて、蒸発機9の連結部から発生する冷媒騒音を減少させる。
圧縮機1及び凝縮機2は本体キャビネット20の後方下側に形成された機械室に設置される。
凝縮機2で液化できなかった気相冷媒は、クラスターパイプ3により液相冷媒で相変化が行われて、ドライヤー5内部に流入する。この時、クラスターパイプ3とドライヤー5冷媒流路の間にはホットパイプ4が連結され、冷蔵庫の外部に露が結ぶことを防止する。
ホットパイプ4の出口端4bは、ドライヤー5の入口端5aと連結されて冷媒が流動されることができ、ドライヤー5の出口端5bは、マフラー6の入口端6aと結合される。ここで、ドライヤー5の出口端5bとマフラー6の入口端6aの間は補助毛細管12によって連結されることが望ましい。この時、補助毛細管12は、毛細管15と同一に形成されて、別途製作を要せず製造原価が節減できる。しかし、これに限定されずに、ドライヤー5の出口端5bとマフラー6の入口端6aは多様に連結できることはもちろんである。
ドライヤー5は圧縮機1、凝縮機2、クラスターパイプ3及びホットパイプ4を通った冷媒に含まれた水分などの異質物を除去する。即ち、ドライヤー5の内部には冷媒に含まれた水分を吸収するための高嶺土が形成されている。
マフラー6は、ドライヤー5から毛細管15に流出される液状冷媒量の変動幅を減少させて、冷蔵室蒸発機7の連結部で発生する冷媒騒音を低減させる役割を果たすため、室内の静けさを向上させられる。ここで、マフラー6は、アキュムレーターで形成されることが望ましい。この時のマフラー6として使われるアキュムレーターは、毛細管15に流出する液相冷媒量の変動幅を減少させて、冷媒騒音を低減させる機能をするが、蒸発機9から圧縮機1に向かう冷媒ラインに設置されたアキュムレーター10は、蒸発機9からの気液混合冷媒を分離する機能をする。ここで、マフラー6は、ドライヤー5に対して水平配置されるが、ドライヤーとマフラーの配置構造はこれに限定されずに冷蔵庫の構造により多様に変化できる。
毛細管15の入口端15aは、図4Aに示されたように、マフラー6の出口端6b内部に挿入されるように形成されるが、図4Bに示されたように毛細管115の入口端115aがマフラー6の出口端6bに結合されることもできる。ここで、毛細管15、115の入口端15a、115aとマフラー6の出口端6bの結合構造は、これに限定されないで冷媒騒音を低減させられる本発明の要旨に抜け出さない範囲内で多様に具現することが可能である。
このような構成により、本発明による冷蔵庫の冷却システムを図5を参照して、概略的に説明する。
まず、圧縮機1から高温高圧に圧縮された気相冷媒が凝縮機2に流入されると、凝縮機2は高温高圧の気相冷媒を低温高圧の液状冷媒に凝縮させる。その後、クラスターパイプ3を通りながら、凝縮機2でまだ液化されてない気相冷媒が液化し、ホットパイプ4を通して、ドライヤー5に流入する。ドライヤー5内に流入された冷媒は補助毛細管12を経て、マフラー6に流出する。この時、補助毛細管12から出ながら噴射される液冷媒は速度が遅延されながらマフラー6の下部に収容される。従って、液冷媒がドライヤー5から補助毛細管12に一定に流出されなくてもマフラー6によって速度が遅延されて、毛細管15に流出されるため、液冷媒量の変動幅が比較的減少される。これにより、毛細管15出口端では一定量の液冷媒が冷蔵室蒸発機7に流入できるため、冷蔵室蒸発機7の連結部から発生する冷媒騒音が比較的減少できる。その後、冷蔵室蒸発機7に流入された冷媒は、冷凍室蒸発機8を通って、アキュムレーター10に流入する。最後に、アキュムレーター10で気液混合冷媒が分離され、気相冷媒だけをサクションパイプ11を通して、圧縮機1に帰還される。
図6A及び図6Bは、本発明の第2実施例による冷蔵庫において、ドライヤーとマフラーの配置構造を示した断面図である。第1実施例のマフラーは、ドライヤーに対して水平配置されるが、第2実施例のマフラーはドライヤーに対して垂直配置されることが相違点である。
図6Aに示されたマフラー116は、ドライヤー5に対して垂直配置されて、この時補助毛細管112は折曲形成されて、ドライヤー5の出口端5bとマフラー116の入口端116aに連結される。そして、毛細管15の入口端15aは、マフラー116の出口端116a内部に挿入されるように形成される。
図6Bに示されたマフラー116は、ドライヤー5に対して垂直配置されて、この時補助毛細管112は折曲形成されて、ドライヤー5の出口端5bとマフラー116の入口端116aに連結される。そして、毛細管115の入口端115aは、マフラー116の出口端116aに結合形成される。
前記の実施例では、ドライヤーとマフラーが水平または垂直配置されるが、ドライヤーとマフラーが傾斜配置されることもできる。
従来の冷蔵庫においての冷却システムを示した回路図である。 従来の冷蔵庫においてのドライヤーと毛細管を示した断面図である。 従来の冷蔵庫においてのドライヤーと毛細管を示した断面図である。 本発明の第1実施例による冷蔵庫の冷却システムを示した投影斜視図である。 図3の冷却システムで“A”部分を拡大して示した断面図である。 図3の冷却システムで“A”部分を拡大して示した断面図である。 図3の冷却システムを示した概略図である。 本発明に第2実施例による冷蔵庫においてのドライヤーとマフラーの配置構造を示した断面図である。 本発明に第2実施例による冷蔵庫においてのドライヤーとマフラーの配置構造を示した断面図である。
符号の説明
1 圧縮機
2 凝縮機
3 クラスターパイプ
4 ホットパイプ
5 ドライヤー
6 マフラー
7 冷蔵室蒸発機
7a 冷蔵室ファン
8 冷凍室蒸発機
8a 冷凍室ファン
9 蒸発機
10 アキュムレーター
15 毛細管
12 補助毛細管
20 本体キャビネット

Claims (14)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から圧縮された冷媒を凝縮する凝縮機と、前記凝縮機からの冷媒を低圧状態に転換する毛細管と、前記毛細管から供給され
    た冷媒を蒸発させる蒸発機を有する冷却システムを具備した冷蔵庫において、
    前記冷却システムは、
    前記凝縮機と前記毛細管を連結する冷媒ラインに形成されて、前記凝縮機からの冷媒に含まれた異質物を除去するドライヤーと;
    前記ドライヤーと前記毛細管を連結する冷媒ラインに形成されて、前記ドライヤーから前記毛細管に流出する液冷媒量の変動幅を減少させるマフラーを含むことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記ドライヤーの出口端と前記マフラーの入口端の間に連結される補助毛細管をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記マフラーは、前記ドライヤーに対して水平に配置されることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記毛細管の入口端は、前記マフラーの出口端内部に挿入されることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記マフラーは、前記ドライヤーに対して水平に配置されることを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記毛細管の入口端は、前記マフラーの出口端に結合されることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  7. 前記マフラーは、前記ドライヤーに対して水平に配置されることを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 前記マフラーは、アキュムレーターを含むことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  9. 前記マフラーは、前記ドライヤーに対して水平に配置されることを特徴とする請求項8に記載の冷蔵庫。
  10. 前記マフラーは、前記ドライヤーに対して水平に配置されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  11. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から圧縮された冷媒を凝縮する凝縮機と、前記凝縮機からの冷媒を低圧状態に転換する毛細管と、前記毛細管から供給された冷媒を蒸発させる蒸発機を有する冷却システムを具備した冷蔵庫において、
    前記冷却システムは、
    前記凝縮機と前記毛細管を連結する冷媒ラインに形成されて、前記凝縮機からの冷媒に含まれた異質物を除去するドライヤーと;
    前記ドライヤーの下側にアキュムレーター形状で形成されて、前記毛細管から流出する液冷媒量の変動幅を減少させるマフラーを含んで、
    前記マフラーは、前記ドライヤーに対して垂直に配置されたことを特徴とする冷蔵庫。
  12. 前記ドライヤーの出口端と前記マフラーの入口端の間には、補助毛細管が連結されたことを特徴とする請求項12に記載の冷蔵庫。
  13. 前記毛細管の入口端は、前記マフラーの出口端内部に挿入されることを特徴とする請求項11に記載の冷蔵庫。
  14. 前記毛細管の入口端は、前記マフラーの出口端内部に挿入されることを特徴とする請求項11に記載の冷蔵庫。
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