JPH029343Y2 - - Google Patents

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JPH029343Y2
JPH029343Y2 JP17320782U JP17320782U JPH029343Y2 JP H029343 Y2 JPH029343 Y2 JP H029343Y2 JP 17320782 U JP17320782 U JP 17320782U JP 17320782 U JP17320782 U JP 17320782U JP H029343 Y2 JPH029343 Y2 JP H029343Y2
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JP
Japan
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evaporator
tube
capillary tube
refrigerant
joint pipe
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JP17320782U
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JPS5976964U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、キヤピラリチユーブを蒸発器側管体
に連結するための冷凍サイクルのキヤピラリチユ
ーブ連結装置に関する。
〔考案の技術的背景〕
従来よりこの種の連結装置としては、キヤピラ
リチユーブの冷媒吐出側にその端部から突出する
ように継手管をろう付けにより嵌着し、この継手
管を蒸発器側管体と突合わせると共に該突合わせ
部内にスリーブを密嵌し、突合わせ部を熔接によ
り接続するのが一般的である。
〔背景技術の問題点〕
ところで、冷凍サイクルの冷媒中には僅かでは
あるが水分が含まれているため、冷媒がキヤピラ
リチユーブから吐出される際の温度低下によりそ
の水分が継手管、スリーブ或いは蒸発器管体の内
壁に微細な水滴として結露し、氷結を生ずるもの
である。而して、上記従来構成では、キヤピラリ
チユーブの冷媒吐出端は継手管又はスリーブ内に
位置しているため、結露した微細な水滴が毛管現
象によりスリーブと継手管或いは蒸発器側管体と
の間の隙間、更には継手管と蒸発器側管体との突
合わせ部分の隙間に侵入してしまう。このように
なると、氷結時の体積膨張によつて上記隙間を押
し拡げてしまい、遂には熔接部にも隙間が生じて
ガスリークに至るという問題を引き起こすもので
あつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、キヤピラリチユーブから冷媒
が吐出する際に結露を生じても、その水が隙間内
に侵入して氷結しひいてはガスリークに至つてし
まうことを防止できる冷凍サイクルのキヤピラリ
チユーブ連結装置を提供するにある。
〔考案の概要〕 本考案は、蒸発器側管体と、キヤピラリチユー
ブの冷媒吐出側に外側に嵌着され前記蒸発器側管
体と接続される継手管と、前記蒸発器側管体及び
前記継手管の接続部内に密嵌されたスリーブとを
設け、前記キヤピラリチユーブの冷媒吐出端を前
記スリーブから延出させて前記蒸発器側管体内に
位置させることにより、キヤピラリチユーブから
冷媒が吐出する際に生ずる結露が蒸発器側管体内
において生ずるようになすと共に、該蒸発器側管
体を継手管よりも下方に配置することにより、結
露水が継手管やスリーブ側へ侵入しないようにす
るところに特徴を有する。
〔考案の実施例〕
以下本考案を冷蔵庫に適用した一実施例につき
図面を参照して説明する。まず、冷凍サイクルの
全体を示す第1図において、1はコンプレツサ、
2はコンデンサ、3はキヤピラリチユーブ、4は
冷却器であり、該冷凍サイクル中の冷媒はコンプ
レツサ1で圧縮されてコンデンサ2にて液化し、
キヤピラリチユーブ3を介して蒸発器4内に供給
されるようになつている。次に、キヤピラリチユ
ーブ3と蒸発器4との連結構造を示す第2図にお
いて、5は前記蒸発器4の冷媒流路たる蒸発器側
管体である。6は継手管で、これの一端部の内外
径は蒸発器側管体5のそれと略同一寸法に形成
し、他端部の外径を段付状に縮径すると共にその
内径を前記キヤピラリチユーブ3を挿入し得るよ
う形成している。そして、この継手管6は前記キ
ヤピラリチユーブ3の冷媒吐出側の外側に嵌合さ
れ、キヤピラリチユーブ3の冷媒吐出端が継手管
6の一端部から予め所定寸法延出する形態で継手
管6の他端部に例えばろう付けAにより固着され
ている。7は例えばステンレス製のスリーブで、
これの一部は継手管6の一端部内に密嵌され、継
手管6の一端部から突出する残余部分は蒸発器側
管体5内に密嵌されている。そして、継手管6の
一端部を蒸発器側管体5に突合わせ状態にして、
その突合わせ部分を例えばアルゴンアーク熔接B
により固着している。而して、前述した継手管6
からのキヤピラリチユーブ3の冷媒吐出端の延出
寸法は、この連結状態で該冷媒吐出端がスリーブ
7から延出して蒸発器側管体5内に位置するよう
定めるものである。また、斯様に連結された継手
管6及び蒸発器側管体5は、蒸発器側管体5が継
手管6の下方となるよう傾斜させて冷蔵庫の断熱
壁内に配設されている。
上記構成において、冷却運転に伴いキヤピラリ
チユーブ3の冷媒吐出端から冷媒が吐出される
と、一部がガス化しつつ冷媒吐出端において乱流
を生じて少し逆流するようになりながら、全体と
して蒸発器4側に流れる(第3図参照)。そして、
冷媒の膨張による温度降下により冷媒中の水分が
蒸発器側管体5の内壁のうちキヤピラリチユーブ
3の冷媒吐出端近傍から蒸発器4側において結露
して氷結する(氷結部を第3図Cにて示す)。こ
の氷は冷却運転の停止により蒸発器側管体5に冷
媒が流れなくなると次第に融解するが、氷結部C
はスリーブ7と離れており、しかも蒸発器側管体
5の傾斜によつてスリーブ7の下方に位置してい
るため、スリーブ7とは反対側に流れ、毛管現象
により蒸発器側管体5とスリーブ7との間の隙間
に侵入するようなことはない。これにより、冷却
運転が再開されて蒸発器側管体5ひいてはスリー
ブ7や継手管6が再び冷却されても、隙間内に水
が侵入していないため、その水の氷結によつて隙
間が次第に押し拡げられ遂には熔接部Bに亀裂が
生じてガスリークが起つてしまうことを確実に防
止することができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上述べたように、キヤピラリチユー
ブの冷媒吐出端を継手管と蒸発器側管体との間に
設けたスリーブから延出させて蒸発器側管体内に
位置させると共に、蒸発器側管体が前記継手管よ
りも下方となるよう配置したから、キヤピラリチ
ユーブから冷媒が吐出する際に生ずる結露は蒸発
器側管体内において生じてスリーブ側へは流れな
いから、蒸発器側管体とスリーブとの隙間や蒸発
器側管体と継手管との間の隙間に該結露水が侵入
して氷結時に隙間を押し拡げ、遂にはガスリーク
を生じさせてしまうような事態を確実に防止でき
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は冷凍
サイクルの構成図、第2図は要部の断面図、第3
図は要部の一部拡大断面図である。 図中、1はコンプレツサ、2はコンデンサ、3
はキヤピラリチユーブ、4は蒸発器、5は蒸発器
側管体、6は継手管、7はスリーブである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンプレツサ、コンデンサを経た冷媒をキヤピ
    ラリチユーブを介して蒸発器に供給する冷凍サイ
    クルにおいて、蒸発器側管体と、前記キヤピラリ
    チユーブの冷媒吐出側に外側に嵌着され前記蒸発
    器側管体と接続される継手管と、前記蒸発器側管
    体及び前記継手管の接続部内に密嵌されたスリー
    ブとを備え、前記キヤピラリチユーブの冷媒吐出
    端を前記スリーブから延出させて前記蒸発器側管
    体内に位置させると共に、前記蒸発器側管体が前
    記継手管よりも下方となるよう配置したことを特
    徴とする冷凍サイクルのキヤピラリチユーブ連結
    装置。
JP17320782U 1982-11-15 1982-11-15 冷凍サイクルのキヤピラリチユ−ブ連結装置 Granted JPS5976964U (ja)

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JP17320782U JPS5976964U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 冷凍サイクルのキヤピラリチユ−ブ連結装置

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JP17320782U JPS5976964U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 冷凍サイクルのキヤピラリチユ−ブ連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5976964U JPS5976964U (ja) 1984-05-24
JPH029343Y2 true JPH029343Y2 (ja) 1990-03-07

Family

ID=30377376

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JP17320782U Granted JPS5976964U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 冷凍サイクルのキヤピラリチユ−ブ連結装置

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JPS5976964U (ja) 1984-05-24

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