JPS6216630Y2 - - Google Patents

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JPS6216630Y2
JPS6216630Y2 JP17760581U JP17760581U JPS6216630Y2 JP S6216630 Y2 JPS6216630 Y2 JP S6216630Y2 JP 17760581 U JP17760581 U JP 17760581U JP 17760581 U JP17760581 U JP 17760581U JP S6216630 Y2 JPS6216630 Y2 JP S6216630Y2
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JP
Japan
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pipe
container
refrigerator
refrigerant gas
defrosting water
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JP17760581U
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JPS5881485U (ja
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、除霜水の蒸発構造に改良を加えた冷
蔵庫に関し、冷却器の除霜水を、長繊維を内蔵し
たパイプにより蒸発せしめると共に、高温冷媒ガ
スを冷却することを目的としたものである。
従来の冷蔵庫は、圧縮機により吐出される高温
冷媒ガスの配管の一部を冷蔵庫底部にコイル状に
配設し、このコイル上部に設けた除霜水蒸発用の
容器により、除霜水を蒸発させていた。したがつ
て、前記容器は上面開口なので、上面からホコ
リ,ゴミ等の塵芥が容器内部に貯り、定期的に塵
を取り除かなければならなかつた。また高温冷媒
ガスの配管をコイル状に冷蔵庫底部に配設してい
るために冷蔵庫底部が全面に高温になり、冷蔵庫
の断熱性能をも害していた。
本考案は上記点を考慮し除霜水蒸発用の容器を
密閉するとともにこの容器の一端部に、長繊維を
内蔵しかつ多数個の孔を有するパイプを設け、圧
縮機から吐出される高圧高温冷媒ガスの吐出管を
前記パイプに熱交換的に取付けることにより上記
従来の欠点を解消するものである。
以下本考案の一実施例を添付図面に従い説明す
る。
図において、1は冷蔵庫本体で、上部に冷凍
室、下部に冷蔵室を有している。2は冷凍室と冷
蔵室の間に設けられた冷却器3の除霜水を導くた
めのドレーンパイプである。4は冷蔵庫の上部に
配設された圧縮機で、この高圧高温冷媒ガスの吐
出管5が凝縮器6に接続されている。上記ドレー
ンパイプ2は、冷蔵庫本体1の底部に設けられ冷
蔵庫奥面に向かつて下向傾斜しているプラスチツ
ク製で除霜水を貯溜する密閉容器7に導かれ挿入
されている。8は銅等の熱良導性の高圧高温冷媒
ガスの吐出管5の外径より大きい寸法のパイプ
で、φ2〜4mmの孔9を無数に有し、パイプ8の
内部にはグラスウール,アクリル繊維等の長繊維
10を長軸方向に充填している。前記パイプ8の
下端部は除霜水貯溜用の密閉された容器7の傾斜
末端部に挿入し、前記容器7とニトリルゴム,ク
ロロプレンゴム等の接着剤により固定されてい
る。前記パイプ8に充填してなる長繊維10は、
密閉容器7に挿入固定されたパイプ8の端部より
約5〜10cm密閉容器7内部に露出している。そし
て高圧高温冷媒ガスの吐出管5は冷蔵庫本体1の
背面に沿つて垂直に位置するパイプ8に上部から
下部に向かつて密着して巻きつけられている。そ
して、密着が不十分な場合にはパイプ8と吐出管
5はハンダ或は銀ロー材等によりハンダ付け或は
ロー付していても良い。
上記構成において冷却器3の除霜水がドレーン
パイプ2を通り容器7の中に貯溜する。そして容
器7は冷蔵庫本体1の背面側に傾斜しているため
容器7の後方に除霜水は貯溜される。パイプ8に
挿入してある長繊維10の下端部が密閉容器7に
露出しているため、毛細管現象によつて除霜水は
長繊維10を介してパイプ8の垂直上方に吸い上
げられる。この吸い上げられた除霜水は蒸発パイ
プ8に密着して巻かれた高圧高温冷媒ガスの吐出
管5との熱交換によつて加熱されているので、パ
イプ8に設けた孔9から蒸発する。
従つて、冷蔵庫本体1の底部に高温冷媒ガスの
吐出管5を設けないことにより冷蔵庫本体1の断
熱性能を阻害することがなくなり、長繊維10を
長軸方向に挿入した多数の孔を有するパイプ8と
高温冷媒ガスの吐出管との熱交換作用から容易に
除霜水を蒸発させることができる。また、パイプ
8に吸い上げられた除霜水は、必ず外気温度より
低いことからパイプ8と高温冷媒ガスの吐出管5
との熱交換作用は大きくとれ、更にパイプ8の孔
9から蒸発蒸発する水の蒸発潜熱によつてより熱
交換が図られ、凝縮器6に入る冷媒ガス温度をよ
り低くすることが出来る。そのために冷凍効果の
向上が行なわれ冷蔵庫の性能向上が得られる。
除霜水貯溜用の容器は密閉構造としたことによ
り外部からゴミ,ホコリ等の塵介は混入すること
がなくなり容器の清浄もしなくてよい消費者の利
点も得られる。
以上の説明から明らかなように本考案は内部に
長繊維を長軸方向へ挿入し、かつ無数の孔を有す
るパイプに高温冷媒ガスの吐出管を熱交換的に配
設させると共に、冷蔵庫本体の後方に下向傾斜さ
せた除霜水用の容器の後方末端部に前記パイプの
下端部を挿入固定し、かつ容器を密閉したもので
あるから冷蔵庫の断熱性能を阻害することがなく
なり、かつ冷却システムの冷却性能の向上が図ら
れ、除霜水の容器の定期的清浄も不必要となる効
果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の冷蔵庫の一実施例を示す縦断
面図、第2図は第1図の一部切欠き要部拡大断面
図を示す。 5……吐出管、8……パイプ、10……長繊
維、7……容器、2……ドレーンパイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷蔵庫本体の下部に、後方へ下向傾斜させて除
    霜水を貯溜する密閉した容器と、この容器内に除
    霜水を導くドレンパイプと、前記容器の後方末端
    部に一端が連通した状態で取付られた多数の孔を
    有するパイプと、このパイプ内に挿入され一端を
    容器内に位置させた長繊維と、このパイプに熱交
    換的に配設した吐出管とを備えた冷蔵庫。
JP17760581U 1981-11-28 1981-11-28 冷蔵庫 Granted JPS5881485U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17760581U JPS5881485U (ja) 1981-11-28 1981-11-28 冷蔵庫

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17760581U JPS5881485U (ja) 1981-11-28 1981-11-28 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5881485U JPS5881485U (ja) 1983-06-02
JPS6216630Y2 true JPS6216630Y2 (ja) 1987-04-27

Family

ID=29971642

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JP17760581U Granted JPS5881485U (ja) 1981-11-28 1981-11-28 冷蔵庫

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JPS5881485U (ja) 1983-06-02

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