JPS6032102B2 - ヒ−トポンプ式冷凍装置 - Google Patents
ヒ−トポンプ式冷凍装置Info
- Publication number
- JPS6032102B2 JPS6032102B2 JP53165737A JP16573778A JPS6032102B2 JP S6032102 B2 JPS6032102 B2 JP S6032102B2 JP 53165737 A JP53165737 A JP 53165737A JP 16573778 A JP16573778 A JP 16573778A JP S6032102 B2 JPS6032102 B2 JP S6032102B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- soot
- heat pump
- refrigerant
- cold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は袷媒流路切換弁を有するヒートポンプ式冷凍装
置において、上記冷媒流路切換弁の作動時における圧縮
機の液圧縮防止に関するものである。
置において、上記冷媒流路切換弁の作動時における圧縮
機の液圧縮防止に関するものである。
従来のヒートポンプ式冷凍装置は第１図に示すように圧
縮機１、四方弁、室外側熱交換器３、キャピラリチュー
ブ４、室内側熱交換器５を連絡配管しヒートポンプ式冷
煤回路を構成している。
縮機１、四方弁、室外側熱交換器３、キャピラリチュー
ブ４、室内側熱交換器５を連絡配管しヒートポンプ式冷
煤回路を構成している。
上記四万弁２は基盤６に金具７にて固定され、圧縮機１
は基盤６に支持台８にて弾性的に支持されると共に、圧
縮機１の吐出管９、吸入管１０１まそれぞれ十分に弾性
を有する様に曲り部１１，１２を設けた接続管１３，１
４にて上記四方弁２に接続している。この結果、接続管
１３，１４は長くならざるを得なく、特に吸入管１０と
接続し低圧袷煤ガスが流通する接続管１４の径は太く、
その冷媒通路容積は大きくならざるを得なかった。一方
、ヒートポンプ運転時、室外側熱交換器３に着霜が生じ
た場合には、吸熱量が減少し、未蒸発の袷煤液が室外側
熱交換器３より四方弁２、接続管１４を通り上記圧縮機
１の吸入管１０に設けられた気液分離器１５まで流れて
くる。この気液分離器１５では冷媒の液とガスを分離し
冷煤ガスのみ吸入管１０より圧縮機１に吸入される様に
なっているが、上記室外側熱交換器３の着霜量が多くな
れば、四方弁２を切換えて除霜を行なう時、この四方弁
２を切換えた瞬間、低圧となっている接続管１４はそれ
までは高圧となっている室内側熱交換器５と運速され、
急激な冷煤ガスの流動が生じ、接続管１４内の冷煤液は
急激なガス流動の為にミスト化し、気液分離器１５で補
集されず吸入管１０より圧縮機１に吸入され液圧縮が生
じる。この液圧縮の現象は、除霜運転から暖房運転に切
換えた時にも生じ、圧縮機１内の圧縮機構部に大きな応
力がかり、破損に至る場合があった。本発明のヒートポ
ンプ式冷凍装置の一実施例を第２図に示す。圧縮機１６
には冷媒の吐出を行う吐出管１７、袷嬢を圧縮装置へ吸
入するための吸入管１８を有し、この吸入管１８には気
液二相の冷媒より冷媒ガスのみを上記圧縮装置に吸入す
るための気液分離器１９が設けられている。この気液分
離器１９の冷媒流入管２０、及び上記吐出管１７はそれ
ぞれ冷煤流路切携弁２１に接続されている。この冷煤流
路切換弁２１は上記圧縮機１６の容器３４に設けられた
金具３５に帯金具３６，３７により取付けられ、圧縮機
１６と一体となっている。この結果、上記冷煤流入管２
０の長さを短くしても圧縮機１６の振動によって上記冷
煤流入管２０が破損する事はないと共に、この長さを短
くする事により袷煤通路容積を減少させている。上記冷
煤通路切換弁２１は接続管２２，２３とそれぞれ接続さ
れ、この後続管２２，２３は熱源側熱交換器２４、冷蝶
絞り装置２５、利用側熱交換器２６を順次蓮通した冷媒
回路に接続している。
は基盤６に支持台８にて弾性的に支持されると共に、圧
縮機１の吐出管９、吸入管１０１まそれぞれ十分に弾性
を有する様に曲り部１１，１２を設けた接続管１３，１
４にて上記四方弁２に接続している。この結果、接続管
１３，１４は長くならざるを得なく、特に吸入管１０と
接続し低圧袷煤ガスが流通する接続管１４の径は太く、
その冷媒通路容積は大きくならざるを得なかった。一方
、ヒートポンプ運転時、室外側熱交換器３に着霜が生じ
た場合には、吸熱量が減少し、未蒸発の袷煤液が室外側
熱交換器３より四方弁２、接続管１４を通り上記圧縮機
１の吸入管１０に設けられた気液分離器１５まで流れて
くる。この気液分離器１５では冷媒の液とガスを分離し
冷煤ガスのみ吸入管１０より圧縮機１に吸入される様に
なっているが、上記室外側熱交換器３の着霜量が多くな
れば、四方弁２を切換えて除霜を行なう時、この四方弁
２を切換えた瞬間、低圧となっている接続管１４はそれ
までは高圧となっている室内側熱交換器５と運速され、
急激な冷煤ガスの流動が生じ、接続管１４内の冷煤液は
急激なガス流動の為にミスト化し、気液分離器１５で補
集されず吸入管１０より圧縮機１に吸入され液圧縮が生
じる。この液圧縮の現象は、除霜運転から暖房運転に切
換えた時にも生じ、圧縮機１内の圧縮機構部に大きな応
力がかり、破損に至る場合があった。本発明のヒートポ
ンプ式冷凍装置の一実施例を第２図に示す。圧縮機１６
には冷媒の吐出を行う吐出管１７、袷嬢を圧縮装置へ吸
入するための吸入管１８を有し、この吸入管１８には気
液二相の冷媒より冷媒ガスのみを上記圧縮装置に吸入す
るための気液分離器１９が設けられている。この気液分
離器１９の冷媒流入管２０、及び上記吐出管１７はそれ
ぞれ冷煤流路切携弁２１に接続されている。この冷煤流
路切換弁２１は上記圧縮機１６の容器３４に設けられた
金具３５に帯金具３６，３７により取付けられ、圧縮機
１６と一体となっている。この結果、上記冷煤流入管２
０の長さを短くしても圧縮機１６の振動によって上記冷
煤流入管２０が破損する事はないと共に、この長さを短
くする事により袷煤通路容積を減少させている。上記冷
煤通路切換弁２１は接続管２２，２３とそれぞれ接続さ
れ、この後続管２２，２３は熱源側熱交換器２４、冷蝶
絞り装置２５、利用側熱交換器２６を順次蓮通した冷媒
回路に接続している。
圧縮機１６は基盤２７に弾性支持臭２８で支持されてい
る。又上記気液分離器１９は圧縮機１６に取付けられた
金具２９に帯金具３０‘こて固定されている。冷煤流路
切換弁２１は上誌の如く圧縮機１６と一体に設けられて
いる為に、圧縮機１６の振動が熱源側熱交換器２４、利
用側熱交換器２６に伝わり騒音を発生しないように上記
冷蝶通路切換弁２１に接続された接続管２２，２３にそ
れぞれ湾曲部３１，３２を設け弾性をもたせると共に基
盤２７に金具３３で固定されている。次に動作を説明す
る。ヒートポンプ運転時、上記熱源側熱交換器２４は冷
煤の蒸発器として熱源より吸熱し、利用側熱交換器２６
は冷煤の凝縮器として放熱する。
る。又上記気液分離器１９は圧縮機１６に取付けられた
金具２９に帯金具３０‘こて固定されている。冷煤流路
切換弁２１は上誌の如く圧縮機１６と一体に設けられて
いる為に、圧縮機１６の振動が熱源側熱交換器２４、利
用側熱交換器２６に伝わり騒音を発生しないように上記
冷蝶通路切換弁２１に接続された接続管２２，２３にそ
れぞれ湾曲部３１，３２を設け弾性をもたせると共に基
盤２７に金具３３で固定されている。次に動作を説明す
る。ヒートポンプ運転時、上記熱源側熱交換器２４は冷
煤の蒸発器として熱源より吸熱し、利用側熱交換器２６
は冷煤の凝縮器として放熱する。
上記熱源側熱交換器２４に着霧が生じ、吸熱量が低下す
れ‘ま上記冷煤流路切換弁２１を切換え圧縮機１６の吐
出管１７と上記熱源側熱交換器２４を接続し圧縮機１６
の吐出冷煤ガスにより上記霜を融解する。この冷媒流路
勢換弁２蔓の切換時には上記従来例で述べた様に、冷媒
流入管２０がヒートポンプ運転中高圧となっている接続
管２３と蓮適する為に接続管２３中の冷煤ガスが冷煤流
入管２０に急激に流入してくる。しかし本実施例のよう
に冷煤流入管２０の管長を短くし、その容積を４・さく
する事により、圧縮機１６の吸入管１８と上記冷媒通路
切襖弁２１までの冷煤通路容積が小さくなり、その容積
中に存在する冷煤液量が少なくなる。この結果、上記の
様に急激な冷煤ガスの流動が生じてもミスト状になる冷
媒液が少なく圧縮機１６が液圧縮する事はなく、又、た
とえ液圧縮を起した場合でもその程度は小さく、短時間
であり圧縮機１６への影響はほとんどない。また本実施
例のように吸入管１８に気液分離器１９を設け、この気
液分離器１９の上記袷煤流入管２０の袷煤通路容積を小
さくすれば、上記冷媒流路功襖弁２１の切換時に生じる
袷煤液のミスト量を少なくすると共に一部、上記気液分
離器１９で補集する事が出釆ると共に、気液分離器１９
内の冷煤ガスにより冷煤の急激な流動を緩和出来、有効
である。以上の効果は上記ヒートポンプ式冷凍装置の除
霜運転よりヒートポンプ運転への復帰時においても同様
である。本発明のヒートポンプ式冷凍装置は 圧縮機，冷煤流路切換弁，凝縮器，絞り装置，蒸発器よ
り冷媒回路を形成し、上記圧縮機と一体に上記冷煤流路
切換弁を設ける事により、上記圧縮機の吸入管と袷煤流
路切換弁を接続する冷嬢流入管の長さを短くする事が出
来、その冷媒通路容積を減少し、その容積中に含まれる
冷媒液量を減少出来、上記冷煤流路切換弁の切換時に生
じる急激な冷煤流動により上記冷煤液がミスト状となる
量が減少する事が出来、その結果、上記圧縮機の液圧縮
を防止あるいは緩和する事が出来ることや上記冷媒流路
切換弁と上記凝縮器及び蒸発器を接続する配管の一部に
湾曲部を設け弾性を持たせる事により圧縮機の振動を上
誌配管にて吸収する事が出来、振動の少ないヒートポン
プ式冷凍装置を提供する事が出来る優れた効果を奏する
ものである。
れ‘ま上記冷煤流路切換弁２１を切換え圧縮機１６の吐
出管１７と上記熱源側熱交換器２４を接続し圧縮機１６
の吐出冷煤ガスにより上記霜を融解する。この冷媒流路
勢換弁２蔓の切換時には上記従来例で述べた様に、冷媒
流入管２０がヒートポンプ運転中高圧となっている接続
管２３と蓮適する為に接続管２３中の冷煤ガスが冷煤流
入管２０に急激に流入してくる。しかし本実施例のよう
に冷煤流入管２０の管長を短くし、その容積を４・さく
する事により、圧縮機１６の吸入管１８と上記冷媒通路
切襖弁２１までの冷煤通路容積が小さくなり、その容積
中に存在する冷煤液量が少なくなる。この結果、上記の
様に急激な冷煤ガスの流動が生じてもミスト状になる冷
媒液が少なく圧縮機１６が液圧縮する事はなく、又、た
とえ液圧縮を起した場合でもその程度は小さく、短時間
であり圧縮機１６への影響はほとんどない。また本実施
例のように吸入管１８に気液分離器１９を設け、この気
液分離器１９の上記袷煤流入管２０の袷煤通路容積を小
さくすれば、上記冷媒流路功襖弁２１の切換時に生じる
袷煤液のミスト量を少なくすると共に一部、上記気液分
離器１９で補集する事が出釆ると共に、気液分離器１９
内の冷煤ガスにより冷煤の急激な流動を緩和出来、有効
である。以上の効果は上記ヒートポンプ式冷凍装置の除
霜運転よりヒートポンプ運転への復帰時においても同様
である。本発明のヒートポンプ式冷凍装置は 圧縮機，冷煤流路切換弁，凝縮器，絞り装置，蒸発器よ
り冷媒回路を形成し、上記圧縮機と一体に上記冷煤流路
切換弁を設ける事により、上記圧縮機の吸入管と袷煤流
路切換弁を接続する冷嬢流入管の長さを短くする事が出
来、その冷媒通路容積を減少し、その容積中に含まれる
冷媒液量を減少出来、上記冷煤流路切換弁の切換時に生
じる急激な冷煤流動により上記冷煤液がミスト状となる
量が減少する事が出来、その結果、上記圧縮機の液圧縮
を防止あるいは緩和する事が出来ることや上記冷媒流路
切換弁と上記凝縮器及び蒸発器を接続する配管の一部に
湾曲部を設け弾性を持たせる事により圧縮機の振動を上
誌配管にて吸収する事が出来、振動の少ないヒートポン
プ式冷凍装置を提供する事が出来る優れた効果を奏する
ものである。
第１図は従来のヒートポンプ式冷凍装置の説明図、第２
図は本発明の一実施例におけるヒートポンプ式冷凍装置
の説明図である。 １６・・・圧縮機、２１・・・袷媒流磯切換弁、２２，
２３・・・接続管、３１，３２・・・湾曲部。 第１図第２図
図は本発明の一実施例におけるヒートポンプ式冷凍装置
の説明図である。 １６・・・圧縮機、２１・・・袷媒流磯切換弁、２２，
２３・・・接続管、３１，３２・・・湾曲部。 第１図第２図
Claims (1)
- １ 圧縮機，冷媒流路切換弁，凝縮器，絞り装置，蒸発
器より冷媒回路を形成し、上記圧縮機の容器に上記冷媒
流路切換弁を設け、この冷媒流路切換弁と上記凝縮器及
び蒸発器を接続する接続配管の一部に湾曲部を設け弾性
を持たせた事を特徴とするヒートポンプ式冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53165737A JPS6032102B2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | ヒ−トポンプ式冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53165737A JPS6032102B2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | ヒ−トポンプ式冷凍装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5589666A JPS5589666A (en) | 1980-07-07 |
| JPS6032102B2 true JPS6032102B2 (ja) | 1985-07-26 |
Family
ID=15818111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53165737A Expired JPS6032102B2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | ヒ−トポンプ式冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032102B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018115774A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 熱交換器の接続配管構造、及び、空気調和機 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59154888U (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-17 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
| JPS60205160A (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-16 | 株式会社東芝 | 冷凍装置 |
| JP3398988B2 (ja) * | 1992-09-30 | 2003-04-21 | 富士電機株式会社 | 圧縮機の接続配管 |
| KR100357111B1 (ko) * | 2000-04-17 | 2002-10-19 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실외기 |
| JP4337477B2 (ja) | 2003-08-29 | 2009-09-30 | セイコーエプソン株式会社 | 画像記録媒体 |
| JP4623370B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2011-02-02 | アイシン精機株式会社 | エンジン駆動式ヒートポンプ |
| JP6865146B2 (ja) * | 2017-10-06 | 2021-04-28 | 株式会社コロナ | ヒートポンプ熱源機 |
-
1978
- 1978-12-26 JP JP53165737A patent/JPS6032102B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018115774A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 熱交換器の接続配管構造、及び、空気調和機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5589666A (en) | 1980-07-07 |
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