JPH05180521A - ヒートポンプ - Google Patents
ヒートポンプInfo
- Publication number
- JPH05180521A JPH05180521A JP35911391A JP35911391A JPH05180521A JP H05180521 A JPH05180521 A JP H05180521A JP 35911391 A JP35911391 A JP 35911391A JP 35911391 A JP35911391 A JP 35911391A JP H05180521 A JPH05180521 A JP H05180521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- compressor
- accumulator
- gas
- oil separator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機の低負荷運転時における油戻り量
の低下を防止するとともに起動時における油戻りの遅れ
を防止する。 【構成】 オイルセパレータ24からの油戻し回路25をア
キュムレ−タ20のU字管20b の入口に接続する。
の低下を防止するとともに起動時における油戻りの遅れ
を防止する。 【構成】 オイルセパレータ24からの油戻し回路25をア
キュムレ−タ20のU字管20b の入口に接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機、冷凍機、冷
水機、除湿機等のヒートポンプに関する。
水機、除湿機等のヒートポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の冷媒回路図の1例が
図2に示されている。暖房運転時、室外ユニット22の圧
縮機1から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、実線矢
印で示すように、オイルセパレータ24、四方弁2、管接
手3、内外接続ガス管4、管接手5を経て室内ユニット
23の利用側熱交換器6に入り、ここで室内空気に放熱す
ることによって凝縮液化して高圧の液冷媒となる。この
液冷媒は膨張機構7で絞られることにより断熱膨張して
低圧の液ガス二相冷媒となる。この液ガス二相冷媒は管
接手9、内外接続液管10、管接手11、逆止弁12を経て熱
源側熱交換器14に入り、ここで外気から吸熱することに
よって蒸発気化して低圧のガス冷媒となる。そして、こ
のガス冷媒は四方弁2、アキュムレ−タ20、吸入管19を
経て圧縮機1に吸入される。
図2に示されている。暖房運転時、室外ユニット22の圧
縮機1から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、実線矢
印で示すように、オイルセパレータ24、四方弁2、管接
手3、内外接続ガス管4、管接手5を経て室内ユニット
23の利用側熱交換器6に入り、ここで室内空気に放熱す
ることによって凝縮液化して高圧の液冷媒となる。この
液冷媒は膨張機構7で絞られることにより断熱膨張して
低圧の液ガス二相冷媒となる。この液ガス二相冷媒は管
接手9、内外接続液管10、管接手11、逆止弁12を経て熱
源側熱交換器14に入り、ここで外気から吸熱することに
よって蒸発気化して低圧のガス冷媒となる。そして、こ
のガス冷媒は四方弁2、アキュムレ−タ20、吸入管19を
経て圧縮機1に吸入される。
【0003】冷房運転時、圧縮機1から吐出されたガス
冷媒は、破線矢印で示すように、オイルセパレータ24、
四方弁2を経て熱源側熱交換器14で凝縮して高圧の液冷
媒となり、膨張機構13で絞られることにより低圧の液ガ
ス二相冷媒となる。そして、この液ガス二相冷媒は管接
手11、内外接続液管10、管接手9、逆止弁8を経て利用
側熱交換器6で蒸発して低圧のガス冷媒となる。このガ
ス冷媒は管接手5、内外接続ガス管4、管接手3、四方
弁2、アキュムレ−タ20、吸入管19を経て圧縮機1に戻
る。
冷媒は、破線矢印で示すように、オイルセパレータ24、
四方弁2を経て熱源側熱交換器14で凝縮して高圧の液冷
媒となり、膨張機構13で絞られることにより低圧の液ガ
ス二相冷媒となる。そして、この液ガス二相冷媒は管接
手11、内外接続液管10、管接手9、逆止弁8を経て利用
側熱交換器6で蒸発して低圧のガス冷媒となる。このガ
ス冷媒は管接手5、内外接続ガス管4、管接手3、四方
弁2、アキュムレ−タ20、吸入管19を経て圧縮機1に戻
る。
【0004】四方弁2からの冷媒が吸入管20a を経てア
キュムレ−タ20内に入ると、この中でガス冷媒と液冷媒
が分離され、分離された液冷媒がその底部に溜り、分離
されたガス冷媒はU字管20b 、吸入管19を経て圧縮機1
に吸入される。アキュムレ−タ20内底部に溜まった液冷
媒とこれに溶解している潤滑油はU字管20a の下部に設
けられたオイルピックアップ穴20c からU字管20b に入
り、この中を流過するガス冷媒に伴われて徐々に圧縮機
1に戻る。
キュムレ−タ20内に入ると、この中でガス冷媒と液冷媒
が分離され、分離された液冷媒がその底部に溜り、分離
されたガス冷媒はU字管20b 、吸入管19を経て圧縮機1
に吸入される。アキュムレ−タ20内底部に溜まった液冷
媒とこれに溶解している潤滑油はU字管20a の下部に設
けられたオイルピックアップ穴20c からU字管20b に入
り、この中を流過するガス冷媒に伴われて徐々に圧縮機
1に戻る。
【0005】圧縮機1から吐出されたガス冷媒がオイル
セパレータ24内に入ると、ガス冷媒中の油ミストはここ
でガス冷媒から分離されてオイルセパレータ24内底部に
一時的に貯溜され、油戻し回路25、キャピラリチューブ
26を経て常時小量づつ吸入管19内に入り、この中を流過
するガス冷媒に伴われて圧縮機1に戻る。
セパレータ24内に入ると、ガス冷媒中の油ミストはここ
でガス冷媒から分離されてオイルセパレータ24内底部に
一時的に貯溜され、油戻し回路25、キャピラリチューブ
26を経て常時小量づつ吸入管19内に入り、この中を流過
するガス冷媒に伴われて圧縮機1に戻る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、その低負荷運転時等圧縮機1の吐出量が減
少したとき、吸入管19内を流れるガス冷媒量に対しオイ
ルセパレータ24から油戻し回路25を経て吸入管19に入る
ホットガスの量の割合が増える。すると、アキュムレ−
タ20のU字管20b を通るガス冷媒の量が減るので、オイ
ルピックアップ穴20c から吸入される潤滑油の量が減少
し、これに伴ってアキュムレ−タ20から圧縮機1に戻る
潤滑油量が減少するという不具合があった。これに対処
するため、油戻し回路25をオイルセパレータ20の吸入管
20a に接続すると、空気調和機の起動時、潤滑油が圧縮
機1に戻るのが遅れるという不具合があった。
においては、その低負荷運転時等圧縮機1の吐出量が減
少したとき、吸入管19内を流れるガス冷媒量に対しオイ
ルセパレータ24から油戻し回路25を経て吸入管19に入る
ホットガスの量の割合が増える。すると、アキュムレ−
タ20のU字管20b を通るガス冷媒の量が減るので、オイ
ルピックアップ穴20c から吸入される潤滑油の量が減少
し、これに伴ってアキュムレ−タ20から圧縮機1に戻る
潤滑油量が減少するという不具合があった。これに対処
するため、油戻し回路25をオイルセパレータ20の吸入管
20a に接続すると、空気調和機の起動時、潤滑油が圧縮
機1に戻るのが遅れるという不具合があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機の吸入側にアキュムレ−タを設置すると
ともに上記圧縮機の吐出側にオイルセパレータを設置
し、このオイルセパレータで分離された油を油戻し回路
を経て上記圧縮機に戻すヒートポンプにおいて、上記オ
イルセパレータからの油戻し回路を上記アキュムレ−タ
のU字管の入口に接続したことを特徴とするヒートポン
プにある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機の吸入側にアキュムレ−タを設置すると
ともに上記圧縮機の吐出側にオイルセパレータを設置
し、このオイルセパレータで分離された油を油戻し回路
を経て上記圧縮機に戻すヒートポンプにおいて、上記オ
イルセパレータからの油戻し回路を上記アキュムレ−タ
のU字管の入口に接続したことを特徴とするヒートポン
プにある。
【0008】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、オイルセパレータで分離された油及びホットガスの
一部が油戻し回路を経てアキュムレ−タのU字管にその
入口から流入してこの中を流過するガス冷媒と一緒に圧
縮機に戻る。
め、オイルセパレータで分離された油及びホットガスの
一部が油戻し回路を経てアキュムレ−タのU字管にその
入口から流入してこの中を流過するガス冷媒と一緒に圧
縮機に戻る。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。オ
イルセパレータ24からの油戻し回路25の一端はアキュム
レ−タ20のU字管20b の入口に嵌挿することによってこ
れに接続されている。他の構成は図2に示す従来のもの
と同様であり、対応する部材には同じ符号が付されてい
る。
イルセパレータ24からの油戻し回路25の一端はアキュム
レ−タ20のU字管20b の入口に嵌挿することによってこ
れに接続されている。他の構成は図2に示す従来のもの
と同様であり、対応する部材には同じ符号が付されてい
る。
【0010】しかして、オイルセパレータ24で分離され
た油及びホットガスの一部は油戻し回路25、キャピラリ
チューブ26を経てアキュムレ−タ20のU字管20b の入口
に流入してこのU字管20b 内を流過するガス冷媒と一緒
に吸入管19を経て圧縮機1に戻る。
た油及びホットガスの一部は油戻し回路25、キャピラリ
チューブ26を経てアキュムレ−タ20のU字管20b の入口
に流入してこのU字管20b 内を流過するガス冷媒と一緒
に吸入管19を経て圧縮機1に戻る。
【0011】かくして、空気調和機の低負荷運転時等圧
縮機1の吐出ガス量が少なくなった場合でも油戻し回路
25を通るホットガスがアキュムレ−タ20のU字管20b に
入るので、U字管20b 内を流過するガス冷媒の流速が差
程低下しない。従って、オイルピックアップ穴20c から
U字管20b 内に吸入されて圧縮機1に戻る油戻し量も差
程低下することはない。また、オイルセパレータ24から
の戻り油は直接オイルセパレータ24のU字管20b に戻る
ので、空気調和機の起動時における油戻りの遅れも生じ
ない。
縮機1の吐出ガス量が少なくなった場合でも油戻し回路
25を通るホットガスがアキュムレ−タ20のU字管20b に
入るので、U字管20b 内を流過するガス冷媒の流速が差
程低下しない。従って、オイルピックアップ穴20c から
U字管20b 内に吸入されて圧縮機1に戻る油戻し量も差
程低下することはない。また、オイルセパレータ24から
の戻り油は直接オイルセパレータ24のU字管20b に戻る
ので、空気調和機の起動時における油戻りの遅れも生じ
ない。
【0012】
【発明の効果】本発明においては、オイルセパレータか
らの油戻し回路をアキュムレ−タのU字管の入口に接続
したため、オイルセパレータで分離された油及びホット
ガスの一部は油戻し回路を経てアキュムレ−タのU字管
にその入口から流入してこの中を流過するガス冷媒と一
緒に圧縮機に戻る。この結果、空気調和機の起動時にお
ける油戻りの遅れを防止できるとともに空気調和機の低
負荷運転時等においてもアキュムレ−タのU字管内を通
るガス冷媒の流速の低下を阻止できるので、圧縮機に確
実に油を戻すことが可能となる。
らの油戻し回路をアキュムレ−タのU字管の入口に接続
したため、オイルセパレータで分離された油及びホット
ガスの一部は油戻し回路を経てアキュムレ−タのU字管
にその入口から流入してこの中を流過するガス冷媒と一
緒に圧縮機に戻る。この結果、空気調和機の起動時にお
ける油戻りの遅れを防止できるとともに空気調和機の低
負荷運転時等においてもアキュムレ−タのU字管内を通
るガス冷媒の流速の低下を阻止できるので、圧縮機に確
実に油を戻すことが可能となる。
【図1】本発明の実施例を示す冷媒回路図である。
【図2】従来の空気調和機の冷媒回路図である。
1 圧縮機 20 アキュムレ−タ 20b U字管 24 オイルセパレータ 25 油戻し回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 隆之 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内
Claims (1)
- 【請求項1】 圧縮機の吸入側にアキュムレ−タを設置
するとともに上記圧縮機の吐出側にオイルセパレータを
設置し、このオイルセパレータで分離された油を油戻し
回路を経て上記圧縮機に戻すヒートポンプにおいて、上
記オイルセパレータからの油戻し回路を上記アキュムレ
−タのU字管の入口に接続したことを特徴とするヒート
ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35911391A JPH05180521A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ヒートポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35911391A JPH05180521A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ヒートポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05180521A true JPH05180521A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18462810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35911391A Withdrawn JPH05180521A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ヒートポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05180521A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101456706B1 (ko) * | 2007-10-25 | 2014-10-31 | 엘지전자 주식회사 | 공기 조화기 |
WO2019118103A1 (en) * | 2017-12-12 | 2019-06-20 | Rheem Manufacturing Company | Accumulator and oil separator |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP35911391A patent/JPH05180521A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101456706B1 (ko) * | 2007-10-25 | 2014-10-31 | 엘지전자 주식회사 | 공기 조화기 |
WO2019118103A1 (en) * | 2017-12-12 | 2019-06-20 | Rheem Manufacturing Company | Accumulator and oil separator |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |