JPH11310611A - フォトレジスト用重合体、これを含むフォトレジスト組成物及びその製造方法 - Google Patents

フォトレジスト用重合体、これを含むフォトレジスト組成物及びその製造方法

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JPH11310611A
JPH11310611A JP10369258A JP36925898A JPH11310611A JP H11310611 A JPH11310611 A JP H11310611A JP 10369258 A JP10369258 A JP 10369258A JP 36925898 A JP36925898 A JP 36925898A JP H11310611 A JPH11310611 A JP H11310611A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトレジスト用重合体、これを含むフォト
レジスト組成物及びその製造方法が提供される。 【解決手段】 重合体の骨格に酸により化学反応を起こ
す−CH(COOR 12(R1は炭化水素基または炭化
水素基の誘導体)が結合され、3つ以上の相異なるモノ
マーが重合された重合体を含む。これにより、コントラ
ストが大きく、熱分解温度が高くて優秀なプロファイル
のパターンを形成しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子製造用物
質に係り、特に写真蝕刻工程に用いられるフォトレジス
ト用重合体、これを含むフォトレジスト組成物及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程が複雑になり、半導体チ
ップの集積度が増加することにより0.25μmのデザ
インルールに応じる微細パターンの形成が切実に要求さ
れている。このようなパターンの微細化の要求に応じ
て、従来のg−線(436nm)及びi−線(365n
m)よりさらに短波長の深紫外線(deep−UV:2
48nm)を用いてパターンを形成する必要性が提起さ
れた。しかし、深紫外線を用いる場合、従来の光源と同
じエネルギードーズを照射すると少数の光子のみが伝え
られるので、従来と同じ写真工程の結果を得るためには
さらに大きな露光エネルギーのドーズが要求される。こ
れにより従来と類似したドーズで深紫外線を照射しても
向上された感光度により容易に感光しうる化学増幅型フ
ォトレジストという新たな概念の材料が導入された。
【0003】一般に、化学増幅型フォトレジストは溶解
抑制基として酸触媒により容易に加水分解される基(aci
d-labile group)が結合された重合体と露光により酸
(H+、proton)を発生する物質の光酸発生剤(photosensiti
ve acid generator)で構成される。このような化学増幅
型フォトレジストを露光させると、光酸発生剤より酸が
生成され、このように生成された酸が触媒作用をして重
合体の骨格に結合された溶解抑制基を加水分解させて重
合体の極性(例:溶解度)を変化させる。また、酸の拡
散により重合体の酸加水分解反応が連鎖的に発生し、高
透明度を保ちながらパターンが形成できるようになる。
【0004】従って、化学増幅型フォトレジストが露光
の前後にどのくらいの溶解度差を有するかを示す指標の
コントラストは重合体の骨格に結合された酸により化学
反応を起こす基により決定される。
【0005】米国特許第4,491,628号には酸に
より化学反応を起こす基としてt−ブトキシカルボニル
(t-butoxycarbonyl:t-BOC)基を使用した重合体を含む化
学増幅型フォトレジストが開示されている。
【0006】しかし、このような化学増幅型フォトレジ
ストは熱分解温度(thermal decomposition temperatur
e:Td)がガラス遷移温度(glass transition temperatur
e:Tg)より低い。従って、露光前に有機溶剤を揮発さ
せ、フォトレジスト膜質を固くするためにガラス遷移温
度以上にべークすれば、フォトレジストが熱分解されて
しまう問題点がある。反面、熱分解を防止するためにプ
リ−べークを低温で行うと、空気内の汚染物質(airborn
e contaminant)が露光されたフォトレジスト膜の表面に
吸着されて酸触媒反応を妨害する。従って、T−top
プロファイルのような不良プロファイルのパターンが生
成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する技術的課題はコントラストが大きく、熱的特性に優
れた化学増幅型フォトレジスト用重合体を提供するにあ
る。
【0008】本発明が解決しようとする他の技術的課題
はコントラストが大きくて高解像度のパターンを形成す
るだけでなく、熱的特性に優れたフォトレジスト組成物
を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題を達成す
るための本発明による化学増幅型フォトレジスト用重合
体は、重合体の骨格に酸により化学反応を起こす−CH
(COOR12(R1は炭化水素基または炭化水素基の
誘導体)が結合され、3つ以上の相異なるモノマーが重
合された重合体である。この際、−CH(COOR12
(R1は炭化水素基または炭化水素基の誘導体)はジ−
t−ブチルマロン酸エステルまたはジ−テトラヒドロピ
ラニルマロン酸エステル基であることが望ましい。ジ−
t−ブチルマロン酸エステルまたはジ−テトラヒドロピ
ラニルマロン酸エステル基は、H +により容易に加水分
解され−CH(COOH)2を生成するからである。
【0010】本発明によるフォトレジスト組成物は前記
重合体と前記重合体との重量を基準として1〜15重量
%の光酸発生剤を含む。さらに望ましくは有機塩基、例
えばアミン誘導体をさらに含む。
【0011】前記重合体はジアルキルマロニルメチルス
チレン、アルコキシスチレンまたはアルコキシスチレン
誘導体及びアセトキシスチレンまたはアセトキシスチレ
ン誘導体を重合反応させた後、脱アセチル反応させた
り、ジアルキルマロニルメチルスチレン、(メタ)アク
リル酸誘導体及びアセトキシスチレンまたはアセトキシ
スチレン誘導体を重合反応させた後、脱アセチル反応さ
せて製造する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の化学増幅型フォト
レジスト用重合体及びこれを含むフォトレジスト組成物
に対する望ましい実施例について説明する。また、フォ
トレジスト組成物の望ましい製造方法及び本発明のフォ
トレジスト組成物を使用した望ましい写真蝕刻工程につ
いて説明する。しかし、本発明は下記実施例に限定され
ず多様な形に具現され、ただ本実施例は本発明が完全に
開示されるように、当業者に発明の範囲を完全に知らせ
るために提供されるものである。化学増幅型フォトレジスト用重合体 本発明による化学増幅型フォトレジスト用重合体は重合
体の骨格に酸により化学反応を起こす−CH(COOR
12(R1は炭化水素基または炭化水素基の誘導体)が
結合され、3つ以上の相異なるモノマーが重合された重
合体である。この際、−CH(COOR12(R1は炭
化水素基または炭化水素基の誘導体)はジ−t−ブチル
マロン酸エステルまたはジ−テトラヒドロピラニルマロ
ン酸エステルであることが望ましい。
【0013】詳しく説明すれば、本発明の第1による化
学増幅型フォトレジスト用重合体は下記化学式1で示さ
れ、ジアルキルマロニルメチルスチレン、アルコキシス
チレンまたはアルコキシスチレン誘導体及びアセトキシ
スチレンまたはアセトキシスチレン誘導体をモノマーと
して使用して製造された三元共重合体である。
【0014】
【化5】
【0015】前記式中、R1はt−ブチルまたはテトラ
ヒドロピラニルであり、R4はメチルまたはt−ブチル
であり、R2、R3、R5及びR6は各々水素原子またはメ
チル基であり、l、m及びnは整数であり、l/(l+
m+n)は0.01〜0.5であり、m/(l+m+
n)は0.01〜0.5であり、l+m/(l+m+
n)は0.1〜0.5である。
【0016】特に、前記R1及びR4がt−ブチル基であ
り、R2、R3、R5及びR6は各々水素原子であることが
本発明の三元共重合体として望ましい。
【0017】本発明の第2による化学増幅型フォトレジ
スト用重合体は下記化学式2で示され、ジアルキルマロ
ニルメチルスチレン、(メタ)アクリル酸誘導体及びア
セトキシスチレンまたはアセトキシスチレン誘導体をモ
ノマーとして使用して構成された三元共重合体である。
【0018】
【化6】
【0019】前記式中、R1及びR7はt−ブチルまたは
テトラヒドロピラニル基であり、R 5、R6及びR8は各
々水素原子またはメチル基であり、l、m及びnは整数
であり、l/(l+m+n)は0.01〜0.5であ
り、m/(l+m+n)は0.01〜0.5であり、l
+m/(l+m+n)は0.1〜0.5である。
【0020】この際、R1及びR7はt−ブチル基であ
り、R5、R6及びR8は各々水素原子であることが本発
明の三元共重合体として望ましい。そして、前記化学式
1及び/または化学式2の重量平均分子量(Mw)は
5,000〜200,000であることが望ましい。
【0021】フォトレジスト組成物 本発明によるフォトレジスト組成物は前述した重合体と
重合体との重量を基準として1〜15重量%の光酸発生
剤で構成される。
【0022】光酸発生剤としては高い熱的安定性を有す
る物質が使われることが望ましい。従って、トリアリー
ルスルホニウム塩、ジアリールヨードニウム塩またはス
ルホン酸が使用されうる。
【0023】望ましくは、本発明によるフォトレジスト
組成物は共重合体の重量を基準として0.01〜2.0
重量%の有機塩基をさらに含む。有機塩基としてはトリ
エチルアミン、トリイソブチルアミン、ジエタノールア
ミンまたはトリエタノールアミンが使われる。有機塩基
は露光後、露光部に存在する酸が非露光部へ拡散されて
パターンの臨界寸法を減少させる問題点を防止する。
【0024】本発明によるフォトレジスト組成物は酸に
より化学反応を起こす基であって−CH(COOR12
(R1は炭化水素基または炭化水素基の誘導体)を含
む。−CH(COOR12(R1は炭化水素基または炭
化水素基の誘導体)は露光により光酸発生剤から発生し
た酸により−CH(COOH)2に加水分解される。従
って、露光前後の溶解度差、即ちコントラストが著しく
増加する。また、熱的に安定した−CH(COOR12
(R1は炭化水素基または炭化水素基の誘導体)と光酸
発生剤とを含む本発明によるフォトレジスト組成物はガ
ラス遷移温度(約130℃)以上の温度でも熱的安定性
を有する。
【0025】フォトレジスト用重合体の製造方法 1.化学式1で示される三元共重合体の製造方法 1−1.モノマーの製造:ジアルキルマロニルメチルス
チレン(化合物II)の製造 下記反応式1のように有機溶剤、例えば水素化ナトリウ
ムの溶解されたテトラヒドロフラン(THF)溶液にジ
アルキルマロン酸エステル(I)を溶解させた後、この
溶液にクロロメチルスチレンを添加し、置換反応により
ジアルキルマロニルメチルスチレン(II)を製造す
る。
【0026】
【化7】
【0027】前記式中、R1はt−ブチルまたはテトラ
ヒドロピラニル基である。
【0028】1−2.三元共重合体(V)の製造:ジア
ルキルマロニルメチルスチレン(II)、アルコキシス
チレンまたはその誘導体(化合物III)及びアセトキ
シスチレンまたはその誘導体(化合物IV)モノマーで
構成された三元共重合体(V)の製造 前記三元共重合体(V)の製造工程は下記反応式2の通
り進行される。
【0029】
【化8】
【0030】
【化9】
【0031】前記式中、R1はt−ブチルまたはテトラ
ヒドロピラニルであり、R4はメチルまたはt−ブチル
であり、R2、R3、R5及びR6は水素原子またはメチル
基であり、l、m及びnは整数であり、l/(l+m+
n)は0.01〜0.5であり、m/(l+m+n)は
0.01〜0.5であり、l+m/(l+m+n)は
0.1〜0.5である。
【0032】即ち、ジアルキルマロニルメチルスチレン
(II)、アルコキシスチレンまたはアルコキシスチレ
ン誘導体(化合物III)及びアセトキシスチレンまた
はアセトキシスチレン誘導体(IV)を有機溶媒、例え
ばトルエンに溶解させた後、重合開始剤、例えばアゾビ
スイソブチロニトリル(AIBN)を添加し重合反応を
進行して三元共重合体(V)を製造する。
【0033】1−3.三元共重合体(V)の脱アセチル
下記反応式3のように前記三元共重合体(V)に有機塩
基を処理して脱アセチル化させて化学式1で示され、重
量平均分子量が5,000〜100,000の三元共重
合体(VI)を完成する。塩基としては水酸化アンモニ
ウムまたはヒドラジンを使用する。
【0034】
【化10】
【0035】2.化学式2で示される三元共重合体の製
造方法 2−1.三元共重合体(VIII)の製造:ジアルキル
マロニルメチルスチレン(II)、アセトキシスチレン
またはアセトキシスチレン誘導体(IV)及び(メタ)
アクリル酸誘導体(化合物VII)モノマーで構成され
た三元共重合体(VIII)の製造 前記三元共重合体(VIII)の製造工程は下記反応式
4のように進行される。
【0036】
【化11】
【0037】前記式中、R1及びR7はt−ブチルまたは
テトラヒドロピラニル基であり、R 5、R6及びR8は水
素原子またはメチル基であり、l、m及びnは整数であ
り、l/(l+m+n)は0.01〜0.5であり、m
/(l+m+n)は0.01〜0.5であり、l+m/
(l+m+n)は0.1〜0.5である。
【0038】即ち、ジアルキルマロニルメチルスチレン
(II)、アセトキシスチレンまたはアセトキシスチレ
ン誘導体(IV)及び(メタ)アクリル酸誘導体(VI
I)を有機溶媒に溶解させた後、重合開始剤を添加し重
合反応を進行して三元共重合体(VIII)を製造す
る。
【0039】2−2.三元共重合体(VIII)の脱ア
セチル化 下記反応式5のように前記三元共重合体(VIII)に
塩基を処理して脱アセチル化反応させて化学式2で示さ
れ、重量平均分子量が5,000〜200,000の三
元共重合体(IX)を完成する。
【0040】
【化12】
【0041】フォトレジスト組成物の製造方法及びこれ
を用いた写真蝕刻方法 前述した製造方法により製造された前記化学式1または
化学式2で示される三元共重合体と各共重合体との重量
を基準として1〜15重量%の光酸発生剤を適切な溶媒
に溶解させて化学増幅型フォトレジスト組成物を製造す
る。光酸発生剤としては熱的に安定したトリアリールス
ルホニウム塩、ジアリールヨードニウム塩またはスルホ
ニウム塩を使用することが望ましい。
【0042】また、三元共重合体の重量を基準として
0.01〜2.0重量%の有機塩基をさらに溶解させて
フォトレジスト組成物を完成することが望ましい。有機
塩基としてはトリエチルアミン、トリイソブチルアミ
ン、ジエタノールアミンまたはトリエタノールアミンを
使用することが望ましい。
【0043】前述した方法により製造された化学増幅型
フォトレジスト組成物は一般の写真蝕刻工程に使用され
うる。特に露光源として深紫外線を使用してデザインル
ールが0.25μm以下の微細パターンを形成するに好
適である。
【0044】まず、パタニングしようとする対象層の形
成されている基板上に前述したフォトレジスト組成物を
塗布して所定厚さのフォトレジスト膜を形成する。次い
で、フォトレジスト膜に対するプリべーク(Pre−B
ake)を実施する。酸により化学反応を起こす−CH
(COOR12(R1は炭化水素基または炭化水素基の
誘導体)の結合された本発明によるフォトレジスト組成
物はガラス遷移温度(Tg:約130℃)より熱分解温
度(Td:約170℃以上)が高いので、プリべーク段
階時高温熱処理が可能である。従って、空気中の汚染物
質によるフォトレジスト膜の損傷を効率よく防止しう
る。
【0045】プリべークの段階後、露光源として深紫外
線を使用して所定のパターンが形成されたマスクを使用
してフォトレジスト膜を露光させる。露光によりフォト
レジスト膜内の光酸発生剤より酸が発生され、このよう
に発生された酸が触媒作用をしてジアルキルマロン酸エ
ステルをマロン酸に加水分解する。従って、露光された
部分のフォトレジスト膜の極性と非露光された部分のフ
ォトレジスト膜の極性とに顕著な差が示される。つま
り、コントラストが著しく増加する。
【0046】露光完了の後、現像前に、短時間にフォト
レジスト膜を再熱処理する(露光後処理:Post-Exposur
e-Thermal treatment)。露光後熱処理は露光部内で酸触
媒による加水分解反応をさらに活性化させるために実施
することである。つまり、露光部内のジアルキルマロン
酸エステルを全てマロン酸に転換させてコントラストを
顕著に増加させるために実施することである。
【0047】次いで、フォトレジスト膜をポジティブ用
途で使用したか、またはネガティブ用途で使用したかに
応じて適切な現像液を使用して現像工程を行う。後続の
工程は通常の工程を使用してフォトレジストパターンを
完成する。
【0048】本発明によるフォトレジスト組成物を使用
してフォトレジストパターンを形成すると、良好なプロ
ファイルのパターンを高解像度で形成できる。
【0049】
【実施例】本発明は下記の実験例に基づきさらに詳しく
説明されるが、この実験例に本発明が限定されることで
はない。
【0050】<実験例1:ジ−t−ブチルマロニルメチ
ルスチレン(DBMST)モノマーの製造> 水素化ナトリウム(0.12mol)4.8gをTHF
(250mL)に溶解させた。ここにジ−t−ブチルマ
ロン酸エステル(0.11mol) 25gを徐々に滴
下した後、約1時間反応させた。その後、クロロメチル
スチレン(0.1mol)を0℃で徐々に滴下した後、
常温で約12時間反応させた。置換反応の終了後、反応
物を過量の水に溶解させた後、塩酸を用いて中華させた
後、ジエチルエーテルを用いて抽出した。
【0051】得られた沈殿物を硫酸マグネシウムを用い
て乾燥させた後、カラムクロマトグラフィを用いて反応
生成物を分離した(収率65%)。
【0052】得られた反応生成物はDBMSTモノマー
で核磁気共鳴(以下NMR)及びフーリエ変換−赤外線
(FT−IR)分光分析し、その結果は次の通りであ
る。
【0053】1H−NMR(CDCl3)(ppm):
1.4(s,18H),3.1(d,2H),3.5
(t,1H),5.2(dd,1H),5.7(dd,
1H),6.6(dd,1H),7.2(m,4H) FT−IR(NaCl)(cm-1):2978(C−
H、t−ブチル),1727(C=O),1369,1
140,847。
【0054】<実験例2:DBMST、t−ブトキシス
チレン(以下、BST)及びアセトキシスチレン(以下
AST)モノマーで構成された三元共重合体(DBMS
T−BST−AST)の製造>DBMST(9mmo
l)3gとBST(18mmol)3.2g及びAST
(63mmol)10.5gをトルエン(80mL)に
溶解させた。ここにAIBN 0.74gを添加し、窒
素ガスで約1時間パージした後、70℃の温度で約24
時間重合させた。
【0055】重合反応の終了後、反応物を過量のメタノ
ール(約10倍)に沈殿させた後、沈殿物を約50℃に
保たれる真空オーブン内で約24時間乾燥させて反応生
成物を分離した(収率70%)。
【0056】得られた反応生成物はDBMST、BST
及びASTモノマーで構成された三元共重合体であっ
て、重量平均分子量は13,125で、多分散度は1.
7であった。そして、FT−IR分析結果は次の通りで
あった。
【0057】FT−IR(KBr)(cm-1):297
8(C−H,t−ブチル),1767(C=O,アセチ
ル),1727(C=O,マロニル),1368,12
14。
【0058】<実験例3:脱アセチル化された三元共重
合体(DBMST−BST−ヒドロキシスチレン(以下
HST))の製造>実験例2より製造された三元共重合
体(10g)を水酸化アンモニウム(28%溶液、10
mL)とメタノール(50mL)との混合溶液に約4時
間還流させて脱アセチル化反応を進行した。次いで、反
応物を過量の水で徐々に沈殿させた。
【0059】沈殿物をTHFに再び溶解させた後、過量
のn−ヘキサンに再沈殿させた。沈殿物を50℃の真空
オーブンで24時間乾燥させて反応生成物を分離した
(収率91%)。
【0060】得られた反応生成物は重合体内のモノマー
の比、即ちDBMST:BST:HSTが10:20:
70の三元共重合体であって、重量平均分子量は12,
639、多分散度は1.85、紫外線に対する透過率
(%/μm)は73%であった。そして、FT−IR分
析結果は次の通りである。
【0061】FT−IR(KBr)(cm-1):344
0(O−H),2978(C−H,t−ブチル),17
28(C=O),1513,1368,1141。
【0062】他の製造工程条件は全て同一にし、DBM
ST:BST:HST値を異にして製造した各三元共重
合体の重量平均分子量(Mw)、多分散度及び紫外線に
対する透過率(%/μm)を測定した。また、光酸発生
剤としてトリフェニルスルホニウムトリフレート(以下
TPSOTf)を2.0重量%で混合させたフォトレジ
スト組成物を以って0.30μmの線幅を有するパター
ンを形成するに必要な最適露光エネルギー(mJ/cm
2)も測定した。測定結果を下記表1に示した。
【0063】
【表1】
【0064】<実験例4:DBMST、AST及びt−
ブチルアクリル酸(以下BA)よりなる三元共重合体
(DBMST−BA)の製造>DBMST(20mmo
l) 6.8gとBA(60mmol) 7.8gとA
ST(120mmol) 20gをトルエン(140m
L)に溶解させた。AIBNを1.31g添加したこと
を除いては、実験例2と同様に行って反応生成物を分離
した(収率70%)。
【0065】得られた反応生成物はDBMST、BA及
びASTモノマーよりなる三元共重合体であって、重量
平均分子量は13,117、多分散度は1.98であっ
た。そして、FT−IR分析結果は次の通りであった。
【0066】FT−IR(KBr)(cm-1):297
8(C−H,t−ブチル),1767(C=O,ace
tyl),1727(C=O),1506,1369
(C−H,t−ブチル),1217(C−O)。
【0067】<実験例5:脱アセチル化された二元共重
合体(HST−BA)の製造>実験例4より製造された
二元共重合体(10g)を実験例3と同じ方法で脱アセ
チル化させた。得られた反応生成物はBAとHSTモノ
マーよりなる二元共重合体であって、重量平均分子量は
11438、多分散度は1.82、紫外線に対する透過
率(%/μm)は74%であった。そして、FT−IR
分析結果は次の通りであった。
【0068】FT−IR(KBr)(cm-1):297
8(C−H,t−ブチル),1766(C=O,アセチ
ル),1724(C=O),1506,1369(C−
H,t−ブチル),1217(C−O),1167,1
147,912。
【0069】<実験例5:脱アセチル化された三元共重
合体(DBMST−BA−HST)の製造>実験例4よ
り製造された三元共重合体(10g)を実験例3と同じ
方法で脱アセチル化させた。得られた反応生成物はDB
MST:BA:HSTが10:30:60の三元共重合
体であって、重量平均分子量は12,438、多分散度
は1.97、紫外線に対する透過率(%/μm)は74
%であった。そして、FT−IR分析結果は次の通りで
あった。
【0070】FT−IR(KBr)(cm-1):339
7(O−H),2978(C−H,t−ブチル),16
99(C=O),1513,1369(C−H,t−ブ
チル) 1231(C−O),1172,1150,830. その他の製造工程条件は全て同一にし、DBMST:B
A:HSTの比率を異にして製造した各三元共重合体の
重量平均分子量(Mw)、多分散度及び紫外線に対する
透過率(%/μm)を測定した。また、光酸発生剤とし
てTPSOTfを三元共重合体の重量に対して2.0重
量%で混合させたフォトレジスト組成物を以って0.3
0μmの線幅を有するパターンを形成するに必要な最適
露光エネルギー(mJ/cm2)も測定した。測定結果
を下記表2に示した。
【0071】
【表2】
【0072】<実験例6:DBMST、AST及びt−
ブチルメタクリル酸(以下BMA)で構成された三元共
重合体(DBMST−BMA−AST)の製造>DBM
ST(20mmol) 6.8gとBMA(40mmo
l) 5.7g及びAST(140mmol) 18g
をトルエン(140mL)に溶解させた。AIBN
1.31gを添加した後、以降の製造工程は実験例2と
同一に実施して反応生成物を分離した(収率75%)。
【0073】得られた反応生成物はDBMST、BMA
及びASTモノマーで構成された三元共重合体であっ
て、重量平均分子量は11,748であり、多分散度は
1.9であった。そして、FT−IR分析結果は次の通
りである。
【0074】FT−IR(KBr)(cm-1):297
8(C−H,t−ブチル),1766(C=O,アセチ
ル),1726(C=O),1506,1369(C−
H,t−ブチル)、1214(C−O),1147。
【0075】<実験例7:脱アセチル化された三元共重
合体(DBMST−BMA−HST)の製造>実験例6
より製造された三元共重合体(10g)を実験例3と同
じ方法で脱アセチル化させて反応生成物を得た(収率7
5%)。
【0076】得られた反応生成物は重量平均分子量が1
0,658、多分散度は2.0、紫外線に対する透過率
(%/μm)は74%であった。そして、FT−IR分
析結果は次の通りであった。
【0077】FT−IR(KBr)(cm-1):340
2(O−H),2978(C−H,t−ブチル),17
02(C=O),1513,1369(C−H,t−ブ
チル),1231(C−O),1150。
【0078】<実験例8:DBMST、BST及びHS
Tモノマーで構成された三元共重合体を用いたフォトレ
ジスト組成物の製造及びこれを用いた写真蝕刻工程>実
験例3で完成したDBMST、BST及びHSTモノマ
ーで構成された三元共重合体1.0gをプロピレングリ
コールモノメチルエーテルアセテート6gに溶解させた
後、ここに光酸発生剤としてTPSOTf 0.02g
を加えて十分に攪拌した。次いで、前記混合物を0.2
μmのフィルターを用いて濾過してフォトレジスト組成
物を得た。
【0079】収得されたフォトレジスト組成物をパタニ
ングしようとする物質層の形成されているウェーハ上に
約0.5μmの厚さでスピンコーティングした。フォト
レジスト組成物がコーティングされた前記ウェーハを約
140℃の温度に約90秒間ソフトベイキングし、0.
30μm線幅のパターンを定義するマスクと開口数(N
A)が0.45のKrFエキシマーレーザーを用いるス
テッパを使用して露光した後、約140℃の温度に約9
0秒間ポストベーキングした。その後、2.38重量%
のテトラメチルアンモニウムヒドロキシドで60秒間現
像してフォトレジストパターンを形成した。このように
形成されたフォトレジストパターンを使用して前記物質
層を蝕刻した。
【0080】0.30μmの線幅を有するプロファイル
が優秀なフォトレジストパターンを21mJ/cm2
ーズの露光エネルギーで形成できた。また、これを用い
てパターンプロファイルに優れた物質層パターンが形成
できた。<実験例9:DBMST、BST及びHSTモ
ノマーで構成された三元共重合体を用いたフォトレジス
ト組成物の製造及びこれを用いた写真蝕刻工程>有機塩
基としてジエタノールアミン 2mgをさらに添加し、
ソフトベイキングを130℃で行ったことを除いては、
実験例8と同じ方法でフォトレジスト組成物を製造して
写真蝕刻工程を実施した。
【0081】その結果0.30μmの線幅を有するプロ
ファイルに優れたフォトレジストパターンを30mJ/
cm2ドーズの露光エネルギーで形成できた。また、こ
れを用いてパターンプロファイルに優れた物質層パター
ンが形成できた。
【0082】<実験例10:DBMST、BA及びHS
Tモノマーで構成された三元共重合体を用いたフォトレ
ジスト組成物の製造及びこれを用いた写真蝕刻工程>実
験例5で合成したDBMST、BA及びHSTモノマー
で構成された三元共重合体 1.0gを実験例8と同じ
方法でフォトレジスト組成物で製造し、写真蝕刻工程を
実施した。
【0083】その結果0.30μmの線幅を有するプロ
ファイルに優れたフォトレジストパターンを20mJ/
cm2ドーズの露光エネルギーで形成できた。また、こ
れを用いてパターンプロファイルに優れた物質層パター
ンが形成できた。
【0084】<実験例11:DBMST、BA及びHS
Tモノマーで構成された三元共重合体を用いたフォトレ
ジスト組成物の製造及びこれを用いた写真蝕刻工程>有
機塩基としてジエタノールアミン 2mgをさらに添加
し、ソフトベイキングを130℃に実施したことを除い
ては実験例10と同じ方法でフォトレジスト組成物を製
造し、写真蝕刻工程を実施した。
【0085】その結果0.30μmの線幅を有するプロ
ファイルに優れたフォトレジストパターンを34mJ/
cm2ドーズの露光エネルギーで形成できた。また、こ
れを用いてパターンプロファイルに優れた物質層パター
ンが形成できた。
【0086】<実験例12:DBMST、BMA及びH
STモノマーで構成された三元共重合体を用いたフォト
レジスト組成物の製造及びこれを用いた写真蝕刻工程>
実験例7より合成したDBMST、BMA及びHSTモ
ノマーで構成された三元共重合体 1.0gを実験例8
と同じ方法でフォトレジスト組成物として製造して写真
蝕刻工程を実施した。
【0087】その結果0.30μmの線幅を有するプロ
ファイルに優れたフォトレジストパターンを24mJ/
cm2ドーズの露光エネルギーで形成できた。また、こ
れを用いてパターンプロファイルに優れた物質層パター
ンが形成できた。
【0088】
【発明の効果】本発明による重合体の骨格に結合されて
いる−CH(COOR12(R1は炭化水素基または炭
化水素基の誘導体)は酸により化学反応を起こす基でっ
て、フォトレジスト組成物の溶解を抑制する。−CH
(COOR12(R1は炭化水素基または炭化水素基の
誘導体)は非常に粗大な基であって、露光により光酸発
生剤から発生した酸によりマロン酸に加水分解されてフ
ォトレジスト組成物の溶解度を変化させる。従って、露
光前後の溶解度差、即ちコントラストが従来のt−BO
C基を有するフォトレジスト組成物のコントラストに比
べて著しく増加する。
【0089】また、熱的に安定した−CH(COO
12(R1は炭化水素基または炭化水素基の誘導体)
と光酸発生剤とを含む本発明によるフォトレジスト組成
物はガラス遷移温度(約130℃)より高い熱分解温度
を有する。従って、フォトレジスト膜の露光前にガラス
遷移温度より高温でプリべークしてフォトレジスト膜質
を硬化しうる。従って、空気内の汚染物質がフォトレジ
スト膜に吸着され、露光部内の光酸の作用を妨害するこ
とを効率よく予防しうる。よって、T−topプロファ
イルのような不良パターンの形成が防止され、所望のプ
ロファイルの微細パターンを形成しうる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03F 7/039 601 G03F 7/039 601

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合体の骨格に酸により化学反応を起こ
    す−CH(COOR 12(R1は炭化水素基または炭化
    水素基の誘導体)が結合され、3つ以上の相異なるモノ
    マーが重合された重合体を含む化学増幅型フォトレジス
    ト用重合体。
  2. 【請求項2】 前記−CH(COOR12(R1は炭化
    水素基または炭化水素基の誘導体)はジ−t−ブチルマ
    ロン酸エステルまたはジ−テトラヒドロピラニルマロン
    酸エステル基であることを特徴とする請求項1に記載の
    重合体。
  3. 【請求項3】 前記重合体は重量平均分子量が5,00
    0〜200,000であることを特徴とする請求項1に
    記載の重合体。
  4. 【請求項4】 前記重合体は下記化学式1で示されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の重合体。 【化1】 前記式中、R1はt−ブチルまたはテトラヒドロピラニ
    ルであり、R4はメチルまたはt−ブチルであり、R2
    3、R5及びR6は水素原子またはメチル基であり、
    l、m及びnは整数であり、l/(l+m+n)は0.
    01〜0.5であり、m/(l+m+n)は0.01〜
    0.5であり、l+m/(l+m+n)は0.1〜0.
    5であり、前記重合体の重量平均分子量は5,000〜
    200,000である。
  5. 【請求項5】 前記重合体は下記化学式2で示されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の重合体。 【化2】 前記式中、R1及びR7はt−ブチルまたはテトラヒドロ
    ピラニル基であり、R 5、R6及びR8は各々水素原子ま
    たはメチル基であり、l、m及びnは整数であり、l/
    (l+m+n)は0.01〜0.5であり、m/(l+
    m+n)は0.01〜0.5であり、l+m/(l+m
    +n)は0.1〜0.5であり、前記重合体の重量平均
    分子量は5,000〜200,000である。
  6. 【請求項6】 重合体の骨格に酸により化学反応を起こ
    す−CH(COOR 12(R1は炭化水素基または炭化
    水素基の誘導体)が結合され、3つ以上の相異なるモノ
    マーが重合された重合体と、光酸発生剤とを含むことを
    特徴とするフォトレジスト組成物。
  7. 【請求項7】 前記フォトレジスト組成物は前記重合体
    の重量を基準として0.01〜2.0重量%の有機塩基
    をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のフォト
    レジスト組成物。
  8. 【請求項8】 前記有機塩基はトリエチルアミン、トリ
    イソブチルアミン、ジエタノールアミンまたはトリエタ
    ノールアミンであることを特徴とする請求項7に記載の
    フォトレジスト組成物。
  9. 【請求項9】 前記光酸発生剤はトリアリールスルホニ
    ウム塩、ジアリールヨードニウム塩またはスルホン酸で
    あることを特徴とする請求項6に記載のフォトレジスト
    組成物。
  10. 【請求項10】 前記−CH(COOR12(R1は炭
    化水素基または炭化水素基の誘導体)はジ−t−ブチル
    マロン酸エステルまたはジ−テトラヒドロピラニルマロ
    ン酸エステル基であることを特徴とする請求項6に記載
    のフォトレジスト組成物。
  11. 【請求項11】 前記重合体は下記化学式1で示され、 【化3】 前記式中、R1はt−ブチルまたはテトラヒドロピラニ
    ルであり、R4はメチルまたはt−ブチルであり、R2
    3、R5及びR6は水素原子またはメチル基であり、
    l、m及びnは整数であり、l/(l+m+n)は0.
    01〜0.5であり、m/(l+m+n)は0.01〜
    0.5であり、l+m/(l+m+n)は0.1〜0.
    5であり、前記重合体の重量平均分子量は5,000〜
    200,000であり、 前記光酸発生剤は前記重合体の重量を基準として1〜1
    5重量%で混合されることを特徴とする請求項6に記載
    のフォトレジスト組成物。
  12. 【請求項12】 前記R1及びR4はt−ブチル基であ
    り、R2、R3、R5及びR6は各々水素原子であることを
    特徴とする請求項11に記載のフォトレジスト組成物。
  13. 【請求項13】 前記重合体は下記化学式2で示され、 【化4】 前記式中、R1及びR7はt−ブチルまたはテトラヒドロ
    ピラニル基であり、R 5、R6及びR8は各々水素原子ま
    たはメチル基であり、l、m及びnは整数であり、l/
    (l+m+n)は0.01〜0.5であり、m/(l+
    m+n)は0.01〜0.5であり、l+m/(l+m
    +n)は0.1〜0.5であり、前記重合体の重量平均
    分子量は5,000〜200,000であり、 前記光酸発生剤は前記重合体の重量を基準として1〜1
    5重量%で混合されることを特徴とする請求項6に記載
    のフォトレジスト組成物。
  14. 【請求項14】 前記R1及びR7はt−ブチル基であ
    り、R5、R6及びR8は各々水素原子であることを特徴
    とする請求項13に記載のフォトレジスト組成物。
  15. 【請求項15】 ジアルキルマロニルメチルスチレン、
    アルコキシスチレンまたはアルコキシスチレン誘導体及
    びアセトキシスチレンまたはアセトキシスチレン誘導体
    を重合反応させて三元共重合体を形成する段階と、 前記重合反応により形成された三元共重合体を有機塩基
    を使用して脱アセチル化する段階とを含むことを特徴と
    する化学増幅型フォトレジスト用重合体の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記有機塩基は水酸化アンモニウムま
    たはヒドラジンであることを特徴とする請求項15に記
    載の化学増幅型フォトレジスト用重合体の製造方法。
  17. 【請求項17】 ジアルキルマロニルメチルスチレン、
    アクリル酸誘導体及びアセトキシスチレンまたはアセト
    キシスチレン誘導体を重合反応させて三元共重合体を形
    成する段階と、 前記重合反応により形成された三元共重合体を有機塩基
    を使用して脱アセチル化する段階とを含むことを特徴と
    する化学増幅型フォトレジスト用重合体の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記有機塩基は水酸化アンモニウムま
    たはヒドラジンであることを特徴とする請求項17に記
    載の化学増幅型フォトレジスト用重合体の製造方法。
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