JPH1129494A - 抗体の高収率精製およびウイルス不活性化のためのクロマトグラフイー法 - Google Patents
抗体の高収率精製およびウイルス不活性化のためのクロマトグラフイー法Info
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Abstract
ける抗体の懸濁、それに続くカプリル酸の添加、そして
pH5.0〜5.2へのpHシフトを伴う。混入してい
るタンパク質、脂質およびカプリル酸塩の沈殿物が生成
し、そして除去されるが、一方、大多数の抗体は溶液中
に残る。再び、カプリル酸ナトリウムが、少なくとも約
15mMの最終濃度まで添加される。この溶液が、ウイ
ルスの不活性化を実施するために、25℃で1時間イン
キュベートされる。沈殿物(主としてカプリル酸塩)が
除去され、そして清澄な溶液は、イオン強度を低下する
ために純水で希釈される。2種の異なる樹脂を用いるア
ニオン交換クロマトグラフィーが利用されて、出発時の
分布に類似のサブクラス分布をもつ非常に純粋なIgG
を得る。
Description
質精製およびウイルス不活性化/除去、そして具体的に
は、血漿および他の給源からのγ−グロブリン精製のた
めの改良法に関する。
産物の調製(タンパク質の沈殿)とウイルスの不活性化
の両方に使用されてきた。例えば、Sengらによるそのよ
うな使用の概要(1990)、参照。
ブリンの調製の際、カプリル酸は、一般に、温度やイオ
ン強度のようなパラメーターが最適化される限り、pH
4.8において、ほとんどの血漿タンパク質の効果的な
沈殿剤として認識されている。Steinbuchら(1969)は、
IgG、セルロプラスミンおよびIgAに影響を与えず
に、カプリル酸を用いる大部分の血漿タンパク質の沈殿
を記述している。Steinbuchらは、カプリル酸を用いて
哺乳動物血清からIgGを単離し、そして広範囲の非免
疫グロブリンの沈殿が、やや酸性側ではあるがpH4.
5以下ではないpHで、最も良好に得られることを報告
した。血漿は、0.06M酢酸バッファー、pH4.8
により2:1希釈され、次いで、2.5wt%カプリル
酸塩により処理して沈殿を開始させた。DEAE−セル
ロースへのその上澄液のバッチ吸着は、単離されたIg
G画分から付加的な不純物を除去するために使用され
た。Steinbuchらによるその後の研究は、コーン・エタ
ノール画分IIIに存在するほとんどのタンパク質およ
びリポタンパク質(免疫グロブリン以外の)を沈殿させ
るためのカプリル酸の使用を示した。(Steinbuch et a
l., 1973)。
に0.86wt%カプリル酸を用いて、細胞培養培地お
よびマウスからの腹水症液(ascites flui
d)に応用された。(Russo et al., 1983)。同じ方法
は、2.16wt%カプリル酸塩を用いて希釈されたヒ
ト血漿に応用された。(Habeeb et al., 1984)。Habee
bらは、カプリル酸沈殿に続いてDEAEセルロースで
の分画を行った。得られる血漿由来のIgGは、凝集
体、プラスミンおよびプラスミノーゲンを含まなかっ
た。その上、得られたIgGは、抗補体活性において低
く、そして貯蔵中比較的安定であった。
さらに、IgA、IgG、α−1酸糖タンパク質および
プレアルブミンを精製するためのいくつかの技術を開発
して、現在では、沈殿反応が高い温度とpH依存性であ
ると結論した。(Steinbuchet al., 1969; Steinbuch e
t al., 1973; またTenold, 1996,参照)。
存在するカプリル酸によるIgA溶解度に基づき、コー
ン画分IIIからの日常的な分画副産物として調製され
た。(Pejaudier et al., 1972)。DEAE−セルロー
ス吸着と溶出によって低温エタノール画分IIIから単
離されたIgAは、さらに、カプリル酸沈殿によって精
製された。沈殿条件は、1.5〜2%タンパク質濃度、
0.9%塩化ナトリウム、pH5.0、1.12wt%
カプリル酸であった。
ロブリンの2段階精製が報告された(McKinney et al.,
1987)。最初に、アルブミンおよび他の非免疫IgG
タンパク質がカプリル酸を用いて沈殿され、次いで、硫
酸アンモニウムが上澄液に添加されてIgGを沈殿させ
た。
(1992)は、凝集体、血管作動性物質およびタンパク質
分解酵素を含まない静脈内で許容されるIgG調製物製
造のためのカプリル酸の使用に関する。その方法は、イ
オン交換または疎水性マトリックスによるクロマトグラ
フィー精製の前に、IgGを含有する出発材料を0.4
%〜1.5%カプリル酸と接触させることを含む。
ンを精製するために使用されてきた。これらの方法によ
れば、カプリル酸ナトリウムは、血漿処理のために添加
され、その処理工程が高温にさらされる時にアルブミン
を保護する。極端な温度は、処理工程のグロブリンを変
性するだけでなく、不純物、ネオ抗原を生じる。(Schn
eider et al., 1979; Condie, 1979; またPlan, 1976、
参照)。
IまたはIV−1流出液(effluent)からのア
ルブミンの単離のために、分配剤としてのカプリル酸塩
の使用を示している。再び、カプリル酸ナトリウムは、
グロブリンを変性(および沈殿)するために使用され
る。
第4,939,176号(1990)は、生物学的に活性なタンパク
質溶液中のウイルスを、その溶液をカプリル酸と接触さ
せることによって不活性化する方法を報告している。そ
の方法について述べられた好適な条件は、pH4〜pH
8、および非イオン型のカプリル酸0.07%〜0.0
01%であった。化学薬剤の使用によるウイルス不活性
化の他の方法が知られている。Neurathらに対する米国
特許第4,540,573号(1985)は、抗ウイルス剤としてリ
ン酸ジ−またはトリ−アルキルの使用を教示する。Lemb
achらによる米国特許第4,534,972号(1985)は、治療学
的または免疫学的に活性なタンパク質の溶液を、実質的
に感染性因子を含まなくする方法を記述している。Lemb
achの方法では、タンパク質の溶液は、遷移金属錯体、
例えば銅フェナントロリンおよび還元剤と接触して、実
質的にタンパク質の活性に影響を与えずにウイルスの不
活性化が実施される。
ら(1991)は、抗体調製物を精製するためのアニオン交
換クロマトグラフィーの使用の例を提供する。それらの
方法は、抗体を含み、そしてプロテインAが混入する溶
液を、アニオン交換樹脂と接触させ、次いで、イオン強
度を増加する条件下でその樹脂から抗体を溶出すること
を含む。
は、血漿画分を、2種の異なるアニオン交換樹脂を用い
る2段階分離法にかけることによって、静脈内使用に適
切なIgGの調製を教示している。各段階で、アニオン
交換樹脂を平衡化するために使用されるバッファーは、
また、樹脂からIgG含有画分を溶出するのに使用され
る。
ブミン含有組成物を単離する方法は、Kimuraら(1984)
によって記述されている。その方法は、pH、エタノー
ル濃度、イオン強度および温度の制御条件下での沈殿段
階を必要とする。
の抗体(特にIgGタイプの)の精製のための改良法で
ある。本方法は、pH3.8〜4.5における抗体の懸
濁、続いてカプリル酸(または他のカプリル酸塩源)の
添加、そしてpH5.0〜5.2へのpHシフトを伴
う。混入しているタンパク質、脂質およびカプリル酸塩
の沈殿物が生成し、そして除去されるが、一方、大多数
の抗体は溶液中に残る。再び、カプリル酸ナトリウム
が、少なくとも約15mMの最終濃度まで添加される。
この溶液が、活性なウイルスの力価を実質的に低下する
のに十分な条件下でインキュベートされる(例えば25
℃で1時間)。沈殿物(主としてカプリル酸塩)が除去
され、そして清澄な溶液は、イオン強度を低下するため
に純水で希釈される。2種の異なる樹脂を用いるアニオ
ン交換クロマトグラフィーが利用されて、出発時の分布
に類似の抗体サブクラス分布をもつ非常に純粋な抗体調
製物を得る。
ウイルス不活性化および除去を組み合わせ、そしてγ−
グロブリン溶液の後ウイルス処理操作を最小にするの
で、先行技術とは異なる。処理スキム中にウイルス処理
を統合することによって、この方法は、収率を最大に
し、純度99%を超えるγ−グロブリンを生産する。
MNaOHもしくは1MHClを用いて行った。カプリ
ル酸ナトリウム保存液は、注射用水中30%カプリル酸
ナトリウムを混合することにより溶解することによって
作成された。ヒト血漿画分II+IIIは、Lebingら
(1994)によって記述されたように生産された。すべて
の試薬は、USPグレードまたはそれ以上であった。ネ
フェロ分析は、Beckman Array 360
NephelometerおよびBeckmanキット
を用いて行われた。分析用HPLCは、Tosohaa
sG3000SWおよびG4000SW SECカラム
をもつHP1050システムを用いて行われた。タンパ
ク質は、ビューレット法を用いて測定された。
t)そして単純である(図1、参照)。工程は、沈殿し
た抗体を、pH4.2付近において純水中に再溶解する
ことによって始まる。実際には、ペースト1単位当たり
の水の量を増加することが、収量増加をもたらす。しか
しながら、ペースト数百キログラムを処理する場合に
は、作業限界内に容器およびカラムスケールを保つため
に、若干の収量を犠牲にすることが実際的である。免疫
グロブリンの需要は、一般に、供給をはるかに上回って
いるので、溶解段階、ウイルス不活性化およびクロマト
グラフィーを横断する収率は、相対的に重要である。
H感受性沈殿物の大部分が、不活性化段階の前に除去さ
れる必要がある。その上、カプリル酸ナトリウム含量
は、エンベロープ・ウイルスの完全な不活性化を達成す
るためには、25℃維持の間15〜60mMでなければ
ならない。ウイルス不活性化の研究は、16mMまたは
18mMのカプリル酸塩が、24℃で30分間に、ウシ
・ウイルス性下痢ウイルスおよび偽狂犬病ウイルスの4
logユニット以上を不活性化することを確認した。
この付加的な化学的ウイルス不活性化は、また、製造工
程中に組み入れられたpH4.25維持段階のウイルス
不活性化を補足する。
る: 1) 沈殿した免疫グロブリンを含有する組成物を、激
しく混合しながら5℃において、注射用純水(WFI)
中に懸濁すること。好適な実施態様では、画分II+I
IIペーストが使用されるが、他の給源、例えば腹水症
液、抗体を含有する組織培養培地、他のヒト血漿画分ま
たは動物血漿画分も、また使用されてもよい。
がら、酸、好ましくは酢酸の添加によってpH3.8〜
4.5、好ましくは4.2に低下させることにより、免
疫グロブリンを溶液に溶解すること。
w/vカプリル酸ナトリウム水溶液)を、最終濃度15
mM〜25mM、好ましくは20mMまで添加し、そし
て塩基(例えば1MNaOH)を用いてpH5.0〜
5.2、好ましくは5.1まで上げるよう調整するこ
と。
ける濾過による沈殿したタンパク質、脂質およびカプリ
ル酸塩の除去。濾過は、濾過助剤(例えば、この場合
は、濾過助剤が2%〜5%ケイソウ土である)の添加を
要する。溶液は、通常の流下濾過を用いて濾過される。
この段階は、非エンベロープ・ウイルスの有意な減少を
もたらす。遠心分離が濾過に置き換わってもよい。
度約15mM〜約60mM、好ましくは20mMまで戻
すよう調整するが、一方pHは、酸(例えば1M酢酸)
の添加によって5.0〜5.2、好ましくは5.1に維
持される。
は25℃に上げられ、そして約15分〜約6時間、好ま
しくは約1時間の間維持される。より長いインキュベー
ション時間が、収量における若干の犠牲はあるが使用さ
れてもよい。主としてカプリル酸塩および若干の付加的
なタンパク質の沈殿物が、この段階で形成される。
れ、そして沈殿物が通常の流下濾過によって除去され
る。エンベロープ・ウイルスは、カプリル酸塩維持によ
って不活性化され、そして非エンベロープ・ウイルス
は、濾過床上に捕捉される。
伝導率1〜8mS/cm、好ましくは5mS/cm未満
に低下される。
種のアニオン交換クロマトグラフィーを通過させるこ
と。アニオン交換体は、IgA、IgM、アルブミンお
よび他の残っているタンパク質不純物を除去する能力に
関して選ばれる。負荷後、カラムは平衡化バッファーを
用いて洗浄される。通過および洗浄画分が精製IgGと
して回収される。両カラムは、同じバッファーにより、
そして同じpHにおいて平衡化される。
が、樹脂の選択性に依存して利用されてもよい。アニオ
ン交換樹脂は、アルコール/pH沈殿した血漿画分中に
見いだされる不純物を選択的に除去する能力に関して選
ばれる。この方法の開発において、満足できる精製が、
Pharmacia Biotech Q & ANX
樹脂およびE.Merck TMAE Fractog
elの組み合わせ物により得られた。
件は、一般に、pH5.0〜5.2にわたる。pH<
5.0では、不純物はカラムを通過する。pH>5.2
では、収量が犠牲にされる。純度の低下は、イオン強度
がクロマトグラフィーの間に増加するように観察される
ので、クロマトグラフィーの間のイオン強度は、比較的
に重要である。
において20mM酢酸ナトリウムで平衡化された第1の
アニオン交換体に直接適用される。この後に、第1のア
ニオン交換カラムからの非結合画分(通過液)が、第2
のアニオン交換カラム上に直接適用される。このカラム
もまた、pH5.1において20mM酢酸バッファーで
平衡化されている。タンパク質溶液は、典型的には、5
0〜110mgIgG/ml充填樹脂の割合で第1のカ
ラム上に負荷される。タンパク質溶液は、典型的には、
75〜95mgIgG/ml充填樹脂の割合で第2のカ
ラム上に負荷される。また、タンパク質対樹脂の比は、
これらの限界を越えても調節できるが、そうすること
は、収率および純度に影響をもたらすであろう。タンパ
ク質溶液は、続いて、約2倍カラム量の平衡化バッファ
ーを添加され、それが、すべての非結合IgGをカラム
から洗い出す。非結合画分は、高度に精製されたIgG
として回収され、次いで、それはダイアフィルトレーシ
ョンされ、そしてタンパク質が最終製剤価まで濃縮され
る。
者によって保有される特許に基づいて選択される。これ
らの条件(低pHおよび低塩)は、理論的に、いかなる
IgG産物にも好都合であろう。回収されたタンパク質
はpH4.2に調整される、それは、濃度約5%(w/
v)まで限外濾過される。次いで、純水に対してダイア
フィルトレーションされる。
nold,1983記載のように)や、また他の適当な最終製剤
(例えば、凍結乾燥製剤)のいずれのためにも濃縮され
る。液状製剤では、精製IgGは濃縮されて、無菌濾過
後に5%または10%IgG(w/v)のいずれかを得
る。濾過前にpHは、3.80〜4.25に調整され、
そしてマルトースまたはグリシンが添加されて、静脈内
注射に適合しうるように浸透性を調整される。次いで、
無菌バルクは、抗補体活性を低下させ、そしてエンベロ
ープ・ウイルスを不活性化するために、少なくとも21
日間は保存される。
てのパーセント値は重量/容量に基づいて測定される。
スの力価を実質的に低下させることは、少なくとも約2
logユニット、より好ましくは少なくとも約3 l
ogユニット、もっとも好ましくは少なくとも約4 l
ogユニットで活性ウイルスを低下させることを意味す
る。
べてのタンパク質は、少なくとも約90%のタンパク質
を意味する。実質的にタンパク質がないということは、
タンパク質が約5%未満であることを意味する。
中に可溶化した。混合液のpHを酢酸でpH4.2に調
整し、1時間混合した。この段階はIgGを溶液にし
た。
リル酸ナトリウムを用いてpH5.2まで調整した
(「pHスイング(swing)」)。タンパク質およ
び脂質が沈殿した。混合液を濾過して、ウイルス不活性
化を妨害する沈殿物を除去することによって清澄化し
た。カプリル酸塩濃度をpH5.1において20mMに
調整し、そして混合液を25℃で1時間インキュベート
して、エンベロープ・ウイルスの不活性化を実施した。
ーのための澄明な溶液を作成した。溶液の伝導率を、純
水を用いて2.0〜3.0mS/cmに調整した。伝導
率の調整後、溶液のpHを5.0〜5.2に調整した。
ム(強アニオン交換体に続いて弱アニオン交換体)に直
接適用した。2種のカラムは直列に結合された。IgG
はカラムを通過したが、不純物(カプリル酸を含む)は
2種のアニオンカラムに結合した。
のpHを、酢酸を用いて3.8〜4.0に調整した。そ
れを、バッファー(純水)を7回交換してダイアフィル
トレーションした。次いで、それを濃縮し、そしてpH
4.2において最終製剤化した。
は69%であった(表、参照)。これは、アルコール処
理洗浄を用いる先行法の収率(48%)を上回る有意な
改良であった(先行法の概要を示す図2参照)。
を、適当なpHおよび伝導率に調整する。これは、pH
を酢酸で4.2に調整しながら純水に対するダイアフィ
ルトレーションによって行った。伝導率は1.0mS/
cm未満にしなければならない。
にしたがって達成する。次いで、精製されたモノクロー
ナル抗体を濃縮し、そしてグリシン、マルトースまたは
他の適切な添加剤を用いてpH4.2に最終製剤化す
る。pH4.2における製剤化によって、5℃で2年間
安定な液剤が達成できる。これは商業的観点から非常に
望ましいことである。
コール分画の間にII+III画分とともに沈殿する。
沈殿は、タンパク質表面の総電荷とその溶媒との相互作
用に依存する。厳密な塩、アルコールおよびpH範囲
は、タンパク質が沈殿する範囲をいくぶんは限定でき
る。しかしながら、ほとんどのタンパク質は、広範囲の
pHおよびアルコール濃度(1.5pH単位および10
%アルコール)にわたって沈殿する。かくして、タンパ
ク質の沈殿範囲はオーバーラップしがちである。すべて
3種の主要な免疫グロブリンタイプ、IgG、IgAお
よびIgMは、それらの等電点の類似性により共沈殿す
る。免疫グロブリンのさらなる分離は、この類似性によ
って複雑になる。それ故、沈殿を利用する製造スキム
は、IgGの有意な量が、必ずIgAおよびIgMとと
もに共沈殿することになる。
タノールの使用が必要である。エタノールはタンパク質
を変性するので、タンパク質の安定性を増大するために
は、処理の間、低温(典型的には−5℃)が要求され
る。クロマトグラフィーは、沈殿法戦略において通常起
きるタンパク質の変性問題を回避できる。タンパク質の
クロマトグラフィー段階は、一般に、タンパク質の安定
性に好ましい条件下で行うことができる。エタノール分
画法のその他の欠点は、アルコールが、その化学的性質
により潜在的な爆発危険物であって、爆発防止設備と特
別な操作法を要することである。この事実は分画法のコ
ストを有意に増大するので、慣用のクロマトグラフィー
法にはない欠点である。
ク質とイオン交換媒体の両方における表面分布および電
荷密度という利点を利用する。アニオン交換樹脂は、陽
性に帯電した表面を提供する。電荷密度は樹脂に特異的
であり、そして一般に、pHに依存しない(樹脂の作業
範囲内では)。典型的なアニオン交換体は、正味の陰電
荷をもつ(すなわち、溶液のpHがタンパク質の等電点
以上である場合に)タンパク質を結合するであろう。事
実、タンパク質の表面は、単一電荷が存在せず;むし
ろ、それは、陽性、陰性および中性電荷のモザイクであ
る。表面構造は、与えられたタンパク質に特異的であ
り、そしてイオン強度やpHのような溶液条件によって
影響されるであろう。この独特な性質は、個々のタンパ
ク質が、アニオン交換樹脂に結合したり、またそこから
離れたりする、特定の条件を確立するために利用でき
る。これらの条件を確立することによって、ただわずか
に異なる表面または電荷の性質をもつタンパク質が、高
収率(>95%)で効果的に分離できる。
改良は、大規模なクロマトグラフィーを、より普通の精
製方法へ実際的に変えることができた。強固な樹脂は、
大容量を急速に(<5時間)処理することを可能にし、
そして高いリガンド密度は、大容量処理に必要な能力を
増大する。高い収率、生産物純度および処理の簡易性と
結び付くこれらのファクターは、大規模な製造における
クロマトグラフィーの使用には好都合である。
ー法は、非常に特異的なクロマトグラフィー樹脂の利点
を利用する。2種のアニオン交換体は、タンパク質不純
物とウイルス不活性化剤を選択的に除去するのに使用さ
れる。得られる生産物は、ネフェロ分析かサイズ排除ク
ロマトグラフィー(SEC−HPLC)のいずれによっ
てアッセイした場合でも、純度>99%である。
るよう計画される。ウイルス不活性化および除去は、溶
解およびクロマトグラフィー段階中に注意深く組み入れ
られており、それ故、本方法の効率を高めている。ペー
スト溶解から最終産物までの総収率は69%である
(表、参照)。これは、アルコール処理洗浄(48%)
を用いる現行処理の収率を超える有意な改良である。
ン画分II+IIIペーストについて行われた。しかし
ながら、本方法が、ヒト以外の動物から単離された血漿
画分について、同等の結果をもって良好に使用できるこ
とが期待される。
ことを意図しており、そしてその改変が当業者によって
行われるであろうと考えられる。したがって、本発明の
範囲は、以下の特許請求の範囲によって制約されること
を意図しない。
ある。
質を含む出発溶液から、精製され、ウイルスの不活性化
された抗体調製物を調製する方法であって、次の段階: a)出発溶液にカプリル酸イオン源を添加し、そして沈
殿物および抗体を含む上澄液を形成するようpHを調整
すること、 b)上澄液を、実質的にすべてのウイルスを不活性化す
る時間、pH、温度およびカプリル酸イオン濃度の条件
下でインキュベートすること、 c)上澄液を、少なくとも一定の他の物質を樹脂に結合
させるが、抗体を樹脂に結合させない条件下で、少なく
とも1種のイオン交換樹脂と接触させること、ならびに d)抗体を回収すること、を含む方法。
段階a)のpHが約3.8〜約4.6の範囲であり、そ
して段階b)のpHが約5.0〜約5.2の範囲であ
る、第1項の方法。
ら得られ、段階a)のpHが約3.8〜約4.6の範囲
であり、そして段階b)のpHが約5.0〜約5.2の
範囲である、第1項の方法。
最終剤形に製剤化する段階をさらに含む、第1項の方
法。
む出発溶液から、精製され、ウイルスの不活性化された
免疫グロブリン調製物を調製する方法であって、次の段
階: (a)出発材料を、第1の沈殿物および免疫グロブリン
を含む第1の上澄液が形成される、pH、温度およびカ
プリル酸塩濃度の条件に調整すること、 (b)第1の
上澄液を第1の沈殿物から分離すること、(c)第1の
上澄液を、第2の沈殿物および免疫グロブリンを含む第
2の上澄液が形成される、時間、pH、温度およびカプ
リル酸塩濃度の条件下でインキュベートすること、
(d)第2の上澄液を第2の沈殿物から分離すること、
(e)第2の上澄液を、実質的に、免疫グロブリンは第
1の樹脂に結合されないが、他の物質が第1の樹脂に結
合されるようなpHおよびイオン強度の条件下で、第1
のアニオン交換樹脂と接触させること、(f)実質的に
すべての免疫グロブリンを含む画分を、段階(e)で得
られた樹脂から分離すること、(g)段階(f)の画分
を、実質的に、免疫グロブリンは第2の樹脂に結合され
ないが、他の物質が第2の樹脂に結合されるようなpH
およびイオン強度の条件下で、第2のアニオン交換樹脂
と接触させること、および(h)実質的にすべての免疫
グロブリンを含む精製され、ウイルスを不活性化された
免疫グロブリン調製物を、段階(g)で得られた樹脂か
ら分離すること、を含む方法。
6の範囲であり、段階a)のカプリル酸塩濃度が約15
mM〜約25mMの範囲であり、段階c)のpHが約
5.0〜約5.2の範囲であり、そして段階c)のカプ
リル酸塩濃度が約15mM〜約40mMの範囲である、
第5項の方法。
である、第5項の方法。
画分、ヒト以外の動物血漿画分および哺乳動物細胞培養
培地からなる群から選ばれる、第5項の方法。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 初発pHにおいて抗体および他の物質を
含む出発溶液から、精製され、ウイルスの不活性化され
た抗体調製物を調製する方法であって、次の段階: a)出発溶液にカプリル酸イオン源を添加し、そして沈
殿物および抗体を含む上澄液を形成するようpHを調整
すること、 b)上澄液を、実質的にすべてのウイルスを不活性化す
る時間、pH、温度およびカプリル酸イオン濃度の条件
下でインキュベートすること、 c)上澄液を、少なくとも一定の他の物質を樹脂に結合
させるが、抗体を樹脂に結合させない条件下で、少なく
とも1種のイオン交換樹脂と接触させること、ならびに d)抗体を回収すること、を含む方法。 - 【請求項2】 免疫グロブリンおよび他の物質を含む出
発溶液から、精製され、ウイルスの不活性化された免疫
グロブリン調製物を調製する方法であって、次の段階: (a)出発材料を、第1の沈殿物および免疫グロブリン
を含む第1の上澄液が形成されるpH、温度およびカプ
リル酸塩濃度の条件に調整すること、 (b)第1の上
澄液を第1の沈殿物から分離すること、 (c)第1の上澄液を、第2の沈殿物および免疫グロブ
リンを含む第2の上澄液が形成される時間、pH、温度
およびカプリル酸塩濃度の条件下でインキュベートする
こと、 (d)第2の上澄液を第2の沈殿物から分離すること、 (e)第2の上澄液を、実質的に、免疫グロブリンは第
1の樹脂に結合されないが、他の物質が第1の樹脂に結
合されるようなpHおよびイオン強度の条件下で、第1
のアニオン交換樹脂と接触させること、 (f)実質的にすべての免疫グロブリンを含む画分を、
段階(e)の結果物から分離すること、 (g)段階(f)の画分を、実質的に、免疫グロブリン
は第2の樹脂に結合されないが、他の物質が第2の樹脂
に結合されるようなpHおよびイオン強度の条件下で、
第2のアニオン交換樹脂と接触させること、ならびに (h)実質的にすべての免疫グロブリンを含む精製さ
れ、ウイルスの不活性化された免疫グロブリン調製物
を、段階(g)の結果物から分離すること、を含む方
法。
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