JP3096737B1 - ヒト・動物細胞培養液 - Google Patents

ヒト・動物細胞培養液

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Abstract

【要約】 【課題】 ヒト・動物細胞培養液を提供する。 【解決手段】 ヒト、ウシなどの動物の血清由来の精製
した抗トロンビンIII あるいは抗トロンビンIII 遺伝子
の全長を組み込んだ遺伝子組み換え菌や細胞由来の抗ト
ロンビンIII を含有する、ヒト・動物細胞の低血清培養
または無血清培養のための培養液。 【効果】 ヒト・動物細胞の無血清培養で発生するアポ
トーシスを含む細胞死抑制に高い効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒト細胞および動
物細胞の低血清または無血清培養のための培養液に関す
るものであり、さらに詳しくは、生体物質生産や生化学
的分析等に利用されるヒト・動物由来の培養細胞の細胞
死の抑制に有効な新規なヒト・動物細胞培養液に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】血漿タンパク質、抗体などの産業的に有
用な生体物質をヒト・動物細胞を用いて生産する場合や
ヒト・動物細胞を用いて生化学的分析をする場合、培養
液に加えられる通常5〜10%濃度で添加される血清は
生産物の精製や分析を著しく困難なものにする。そのた
め、血清添加を出来る限り少なくした低血清培養法や無
血清培養法が提案され、開発されてきた。無血清培養法
では、血清の効果を代替する物質としてトランスフェリ
ン、アルブミンなどの血漿タンパク質、ステロイドホル
モン、インシュリンなどのホルモン類・増殖因子、アミ
ノ酸、ビタミンなどの栄養因子などを添加した多くの無
血清培養液が開発されてきた。また、最近では細胞死抑
制遺伝子を組み込んだヒト・動物細胞株が創出され、無
血清条件下で惹起される細胞死を防ぐように遺伝子操作
されたヒト・動物細胞株の無血清培養も検討されてい
る。
【0003】ところで、無血清培養下で起こる細胞死に
は、血清中の栄養因子が補給されず、飢餓状態になって
起きる死と血清中の特定のタンパク質の欠乏によってア
ポトーシスが誘導されて起きる死の2つのタイプがあ
る。しかし、従来の無血清培養液に添加されてきたトラ
ンスフェリン、アルブミンなどの血漿タンパク質、ステ
ロイドホルモン、インシュリンなどのホルモン類・増殖
因子、アミノ酸、ビタミンなどの栄養因子では、このよ
うなアポトーシスが誘導されて起きる細胞死に対応でき
ない。そのため、アポトーシスを含む細胞死の抑制因子
の開発が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、血漿タンパ
ク質、抗体などの産業的に有用な生体物質をヒト・動物
細胞を用いて生産する場合やヒト・動物細胞を用いて生
化学的分析をする場合に、それら細胞が無血清培養下で
起こすアポトーシスを含む細胞死を抑制するために有用
な、新規なヒト・動物細胞培養液を提供するものであ
る。
【0005】本発明者らは、鋭意研究した結果、無血清
培養下で起きるアポトーシスを含む細胞死に対して、抗
トロンビンIII がその細胞死を顕著に抑制する効果を有
することを見い出し、この知見に基づいて本発明を完成
させるに至った。
【0006】すなわち、本発明は、ヒト、ウシなどの動
物の血清由来の精製した抗トロンビンIII あるいは抗ト
ロンビンIII 遺伝子の全長を組み込んだ遺伝子組み換え
菌や細胞由来の抗トロンビンIII を含有する、新規なヒ
ト・動物細胞の無血清培養のための培養液を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、以下の技術的手段から構成される。 (1)ヒト・動物細胞のプレート培養系において、ヒト
・動物由来の培養細胞のアポトーシスを含む細胞死を抑
制するためのヒト・動物細胞培養液であって、添加され
た抗トロンビンIIIを含有することを特徴とするヒト・
動物由来の培養細胞の細胞死抑制ヒト・動物細胞培養
液。 (2)抗トロンビンIIIが、血清由来抗トロンビンIII
、抗トロンビンIII 遺伝子の全長を組み込んだ遺伝子
組み換え菌ないし細胞由来の抗トロンビンIIIである前
記(1)記載のヒト・動物細胞培養液。(3)ヒト・動物由来の培養細胞の細胞死を抑制する方
法であって、ヒト・動物細胞の低血清または無血清培養
のためのヒト・動物細胞培養液に、抗トロンビンIIIを
含有させることを特徴とするヒト・動物由来の培養細胞
の細胞死抑制方法。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明についてさらに詳細
に説明する。本発明は、ヒト細胞、動物細胞の低血清ま
たは無血清培養のための培地に係るものであり、抗トロ
ンビンIII 成分を除く他の培地組成は、特に限定される
ものではなく、本発明は、ヒト・動物細胞の培養のため
の培地であればその種類を問わず任意の培地を対象とす
る。ヒト・動物細胞の低血清または無血清培養のための
培地には、例えば、繊維芽細胞、表皮細胞、ハイブリド
ーマの無血清培地、その他多くの培地があるが、本発明
の培地は、このような低血清または無血清培養のための
適宜の液体培地に適用することができる。本発明では、
上記ヒト・動物細胞の培地に抗トロンビンIII 成分を添
加する。本発明において、添加された抗トロンビンIII
とは、抗トロンビンIII 自体を特定の成分として培地に
添加すること、そして、そのようにして培地に添加され
た抗トロンビンIII 成分自体を意味する。抗トロンビン
III 成分としては、好適には、ヒト、動物の血清由来の
精製した抗トロンビンIII が使用されるが、これに限ら
ず、上記抗トロンビンIII と同効のものであれば適宜の
ものを使用することが可能であり、例えば、抗トロンビ
ンIII 遺伝子の全長を組み込んだ遺伝子組み換え菌や細
胞由来の抗トロンビンIII なども同様に使用される。
【0009】上記抗トロンビンIII は、市販凍結乾燥品
を使用することが可能であり、また、従来、種々の製法
が報告されており、例えば、以下のようにして製造され
る。ヒト、動物の血清あるいは抗トロンビンIII 遺伝子
を組み込んだ遺伝子組み換え菌や細胞の培養液を、抗ト
ロンビンIII に対する抗体カラムで処理し、抗トロンビ
ンIII に富んだ画分を得る。さらに、この画分をゲルろ
過、イオン交換カラムを用いて精製することにより、抗
トロンビンIII を製造する。抗トロンビンIII は、あら
かじめ培養液の組成として添加して使用するか、また
は、既存の培養液に後から添加して使用することもでき
る。抗トロンビンIIIの濃度は、好適には25〜50μ
g/mlである。抗トロンビンIII は、通常、1μg/
mlの濃度以上で添加するが、ヘパリンとの併用によっ
てその細胞死抑制効果を増大させることができる。
【0010】本発明の培養液に添加する抗トロンビンII
I は、例えば、無血清培養下で起きる肝ガン細胞、骨芽
細胞などのヒト・動物細胞のアポトーシスを含む細胞死
に対して低濃度で高い細胞死抑制効果を奏することが認
められた。抗トロンビンIIIの添加は、ヒト・動物細胞
の無血清培養および例えば血清濃度5%以下の低血清培
養の培地において高い効果を奏することが認められた。
【0011】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、以下の実施例は本発明の好適な例を示すものであ
り、本発明は当該実施例によって何ら限定されるもので
はない。 実施例1 本実施例では、無血清培養下で起きる肝ガン細胞死への
抗トロンビンIII の添加効果について検討した。 (1)抗トロンビンIII の調製 抗トロンビンIII は、ウシ血清より精製された凍結乾燥
品を使用し、所定の濃度になるように培養液で希釈して
培養に供した。 (2)肝ガン細胞の培養 トリプシンで分散させた肝ガン細胞株HepG2の細胞
懸濁液2ml(5×105 cells)を6マルチウエ
ルプレートに播種して、37℃の5%CO2 気相中で、
牛胎児血清5%、炭酸水素ナトリウム1.6g/l、L
−グルタミン0.584 g/l、硫酸カナマイシン
0.08g/lを含むダルベッコ変法イーグル培地(D
MEM)を用いて前培養した。一日後、培養液を抜き取
り、細胞表面を無血清培地で洗浄し、牛胎児血清5%、
0%を含む培養液、牛胎児血清0%の培養液に生存因子
として報告されている表1に示す増殖因子・ホルモン類
および抗トロンビンIII 、アルブミン、オロソムコイ
ド、トランスフェリン、α1−アンチトリプシンなどの
代表的血清タンパク質を含む新鮮培養液2mlを添加し
て3日間培養を続けた。培養3日後に細胞生存率を測定
した。 (3)結果 その結果を表1に示す。血清濃度5%の培養液では、培
養3日後90%以上の細胞が生存していたが、血清濃度
0%の無血清培養液では生存率が著しく低下した。無血
清培養液にアルブミン、オロソムコイド、ホロトランス
フェリン、α1 ーアンチトリプシンを添加しても生存率
は血清濃度0%の無血清培養液の場合とほぼ同じで、細
胞死抑制に対する効果はなかった。一方、抗トロンビン
III を添加した無血清培養液を使用した場合には、血清
濃度が5%の場合とほぼ同程度の生存率を示した。
【0012】
【表1】
【0013】上記実施例1の結果から明らかなように、
比較として用いた増殖因子・ホルモン類、代表的血清タ
ンパク質には無血清培養下で起きる肝ガン細胞のアポト
ーシスを含む細胞死に対して抑制効果がほとんどみられ
なかったが、本発明で使用する抗トロンビンIII は顕著
な細胞死抑制効果を示すことが認められた。
【0014】実施例2 本実施例では、無血清培養下で起きる肝ガン細胞死への
抗トロンビンIII 濃度の効果について検討した。肝ガン
細胞株HepG2を実施例1と同様の操作で前培養し
た。一日後、培養液を抜き取り、細胞表面を無血清培地
で洗浄し、牛胎児血清5%、0%含む培養液および牛胎
児血清0%の培養液に抗トロンビンIII を1〜25μg
/mlの濃度で添加した新鮮培養液2mlを添加して3
日間培養を続けた。培養3日後に細胞生存率を調べた。
その結果を表2に示す。
【0015】
【表2】
【0016】上記実施例2の結果から明らかなように、
抗トロンビンIII を1μg/mlの濃度で添加した無血
清培養液で細胞死抑制効果がみられ、2.5μg/ml
の濃度で血清濃度が5%の場合とほぼ同程度の生存率を
示し、本発明で使用する抗トロンビンIII は、無血清培
養下で起きる肝ガン細胞のアポトーシスを含む細胞死に
対して1〜2.5μg/mlの低濃度で顕著な効果を示
すことが認められた。
【0017】実施例3 本実施例では、無血清培養下で起きる骨芽細胞死への抗
トロンビンIII 添加効果について検討した。トリプシン
で分散させた骨芽細胞株ROSの細胞懸濁液2ml(5
×105 cells)を6マルチウエルプレートに播種
して、37℃の5%CO2 気相中で、牛胎児血清10
%、炭酸水素ナトリウム1.6g/l、L−グルタミン
0.584g/l、硫酸カナマイシン0.08g/lを
含むダルベッコ変法イーグル培地を用いて前培養した。
一日後、培養液を抜き取り、細胞表面を無血清培地で洗
浄し、牛胎児血清10%、0%および牛胎児血清0%の
培養液に抗トロンビンIII を13μg/ml含む新鮮培
養液2mlを添加して3日間培養を続けた。培養3日後
に細胞生存率を調べた。その結果を表3に示す。
【0018】
【表3】
【0019】上記実施例3の結果から明らかなように、
血清濃度が10%の場合には、培養3日後ほぼ100%
の細胞が生存していたが、無血清培養では生存率が著し
く低下した。しかし、抗トロンビンIII を13μg/m
lの濃度で添加した無血清培養液を使用した場合には、
顕著な細胞死抑制効果がみられ、抗トロンビンIII のア
ポトーシスを含む細胞死に対する抑制効果は肝ガン細胞
株HepG2に限定されるものでなく、他の細胞に対し
ても有効であることが確認された。
【0020】実施例4 本実施例では、無血清培養の肝ガン細胞死へのプロテア
ーゼ阻害剤の効果について検討した。肝ガン細胞株He
pG2を実施例1と同様の操作で前培養した。一日後、
培養液を抜き取り、細胞表面を無血清培地で洗浄し、牛
胎児血清5%、0%を含む培養液および牛胎児血清0%
の培養液に表4に示す抗トロンビンIII あるいは各種合
成プロテアーゼ阻害剤を添加した新鮮培養液2mlを添
加して3日間培養を続けた。培養3日後に細胞生存率を
調べた。その結果を表4に示す。
【0021】
【表4】
【0022】上記実施例4の結果から明らかなように、
抗トロンビンIII を25μg/mlの濃度で添加した無
血清培養液の場合の生存率は牛胎児血清5%を含む培養
液とほぼ同程度で、高い細胞死抑制効果がみられた。一
方、代表的なプロテアーゼ阻害剤であるAPMSF、ア
プロチニン、ロイペプチン、AEBSF、PMSF、T
LCKを添加した無血清培養液の場合について調べたと
ころ、AEBSFとTLCKに細胞死抑制効果がみられ
た。したがって、抗トロンビンIII の細胞死抑制効果は
セリンプロテアーゼ阻害作用に起因することが確認され
た。
【0023】
【発明の効果】本発明は、抗トロンビンIII を含有する
ヒト・動物細胞培養液に係るものであって、1)無血清
培養下のヒト・動物細胞が起こすアポトーシスを含む細
胞死抑制に用いられる、2)高い細胞生存率でヒト・動
物細胞を培養することができる、3)ヒト・動物細胞を
用いて有用な生体物質を生産すること、生化学分析をす
ること等に好適に利用できる、という効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 Life Sciences,Vo l.51,No.5,P.375−380 (1992) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12N 5/00 BIOSIS(DIALOG) WPI(DIALOG)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒト・動物細胞のプレート培養系におい
    て、ヒト・動物由来の培養細胞のアポトーシスを含む細
    胞死を抑制するためのヒト・動物細胞培養液であって、
    添加された抗トロンビンIIIを含有することを特徴とす
    るヒト・動物由来の培養細胞の細胞死抑制ヒト・動物
    細胞培養液。
  2. 【請求項2】 抗トロンビンIIIが、血清由来抗トロン
    ビンIII 、抗トロンビンIII 遺伝子の全長を組み込んだ
    遺伝子組み換え菌ないし細胞由来の抗トロンビンIIIで
    ある請求項1記載のヒト・動物細胞培養液。
  3. 【請求項3】 ヒト・動物由来の培養細胞の細胞死を抑
    制する方法であって、ヒト・動物細胞の低血清または無
    血清培養のためのヒト・動物細胞培養液に、抗トロンビ
    ンIIIを含有させることを特徴とするヒト・動物由来の
    培養細胞の細胞死抑制方法。
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