JPH11286466A - 断片状(piece―form)ギ酸カルシウム - Google Patents

断片状(piece―form)ギ酸カルシウム

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JPH11286466A
JPH11286466A JP11041741A JP4174199A JPH11286466A JP H11286466 A JPH11286466 A JP H11286466A JP 11041741 A JP11041741 A JP 11041741A JP 4174199 A JP4174199 A JP 4174199A JP H11286466 A JPH11286466 A JP H11286466A
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weight
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calcium
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JP11041741A
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Achim Noack
アヒム・ノアク
Hanspeter Dr Baumgartner
ハンスペーター・バウムガルトナー
Guenter Dipl Chem Dr Linde
ギユンター・リンデ
Alexander Klausener
アレクサンダー・クラウゼナー
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Bayer AG
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F11/00Compounds of calcium, strontium, or barium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/41Preparation of salts of carboxylic acids

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断片状ギ酸カルシウムからなる材料の製造。 【解決手段】 5−100重量%のギ酸カルシウム及び
95−0重量%の添加物からなり、0.2−5mmの粒
子サイズを有する断片状材料が微結晶のギ酸カルシウム
と添加物から、粒子サイズを調整するために圧縮し、必
要に応じ引き続き粉砕及びまたは分別することにより製
造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、式Ca(HCO
O)2のギ酸カルシウムからなる断片状材料を製造する
方法に関し、一つ以上の補助剤を添加して、または添加
せずに、あるいは一つ以上の更なる用途促進用成分を混
合して、または混合せずに、微粒のギ酸カルシウムを圧
縮し、更に適当ならば、次に粉砕及びまたは分別工程に
供給して、特定の粒子サイズを確立することからなる。
更に、本発明は、0.2−5mmの粒子サイズ範囲を有
する圧縮されたギ酸カルシウムからなる材料に関する。
【0002】
【従来の技術】ギ酸カルシウムは、軽量の、結晶性固体
であり、例えば次の分野で商品として使用される。 −動物栄養分野での添加物(豚、牛及び七面鳥のエサ) −建築材料産業分野における利用(セメント、石膏及び
接合配合物の硬化の改良、モルタルの凍結防止) −ギ酸の製造 −皮革工業における補助剤 −高光沢紙の製造の助剤 −燃焼排ガスの脱硫における洗浄水の処理 −サイロ貯蔵の助剤 ギ酸カルシウムは、例えばギ酸と水酸化カルシウムを反
応させたり、あるいは一酸化炭素を水酸化カルシウムに
作用させるなど、種々の方法で製造される。このタイプ
の合成は、例えばUllmann’sEncyclop
aedia of Organic Chemistr
y(4版),7巻、366及び370頁に記載されてい
る。
【0003】ギ酸カルシウムの最も重要な工業的な製造
は、副成物としてギ酸カルシウムが得られるポリオール
の製造として、文献で公知の種々な方法の過程で行われ
る(Ullmann、第5版、A12巻、29頁参
照)。ここでは、塩基として水酸化カルシウムを使用
し、n−ブチルアルデヒドとホルムアルデヒドからトリ
メチロールプロパンを製造する方法が例として述べられ
ている。この方法においては、ギ酸カルシウムが組にな
った製品として製造される。
【0004】ギ酸カルシウムは、基本的には公知の技術
により、結晶化、単離、精製される。例として挙げ、こ
こで使用し得る結晶化技術の例は、有機物質を含む水溶
液の蒸発結晶化、冷却結晶化及びスプレー乾燥である。
例として挙げる好適な単離技術の例は、濾過あるいは遠
心分離である。例として挙げる可能な精製操作の例は、
適当な溶剤による再溶解、分散、洗浄及び抽出である。
適切であれば、このような操作あるいは連続した操作に
一つ以上の適当な乾燥工程を続ける。このなかで、好適
な方法としては、熱風乾燥、接触乾燥及び真空乾燥が例
として挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法すべてに
共通なのは、これらの方法により、特徴的な、多かれ、
少なかれ広い粒子サイズ分布により区別される、多分散
の製品が得られるという事実である。すべての、ギ酸カ
ルシウムの公知の工業的製造方法において、結晶全体に
おける顕著に高い比率が、特に<0.2mmの粒径の微
粒の領域に存在する。しかしながら、種々の用途に対し
ては、好ましくは、できるだけ断片状をした粗粒の粒子
が高比率である製品が必要とされる。この理由は、例え
ば、労働衛生上のある要求である。問題を生じる濃度の
ダストを含むギ酸カルシウムの取り扱いには、それを緩
和するためには、追加的な技術的手段が必要であり、経
済的な不利益がもたらされる。他の理由は、微粒のギ酸
カルシウムの物理的挙動によるものである。例えば、微
粒のギ酸カルシウムあるいは微粒含量の高いギ酸カルシ
ウムを市販の粗粒構造あるいは粗粒形状の動物のエサあ
るいはシリレーション(sililation)成分中
に導入すると、混合に際しかなりの問題を伴い、出来上
がった混合物のその後の取り扱いにおいて、望ましくな
い分離を起こすことがよくある。これらの影響は、多く
の分野の用途においてそれ自身は有利な、ギ酸カルシウ
ムの使用を制限する可能性がある。粗粒部分は、分級、
ふるい分け等の適当な技術により、うまく分離すること
ができるが、第1にこれは、コストの追加をもたらし、
第2に残存する微粒部分を他の用途に利用する場合も例
えば、再溶解、結晶化、単離及び乾燥を行い、次に分別
工程に送る点で、かなりの追加支出を伴う。ギ酸カルシ
ウムが副成物としてのみ得られる工程においては、ギ酸
カルシウムができるだけ粗粒部分として生成するよう
に、優先的に必要とされている主製品の単離を変形する
ことは、技術的あるいは経済的に得策でないことが多
い。
【0006】微粒状あるいは粉末状の固体を断片状の材
料に変換するには、原則として結晶のギ酸カルシウムの
場合にも使用することが考えられる各種の凝集の技術が
基本的に使用しうる。しかしながら、微粒子を凝集させ
てより大きな結晶の集合体を生成させるような方法で、
例えば少量の水の添加によりギ酸カルシウムに湿り気を
与える実験では、一般的に、乾燥ギ酸カルシウムの吸湿
性のために、形の変わらないままの微粒材料に加えて、
不特定の形の塊が生成する結果に至る。加えて、結晶性
のギ酸カルシウムの極めて脆い性質により、この工程で
生成する粒子は容易にぼろぼろに崩れる傾向があり、結
果として望まない微粒部分が生成するために、圧縮成形
工程はうまくいかない。直後にバインダーを添加してこ
の影響を抑える試みは、ギ酸カルシウムが種々の用途に
使用されるため、種々の用途上の要求がなされ、時には
他の添加物による汚染を許容しないことがある場合もあ
り成功しない。
【0007】主に、種々の動物のエサ製品あるいはシリ
レーション補助剤を製造することを意図して、できるだ
け断片状のギ酸カルシウムをベースにした粗粒の材料を
製造するという目的があり、このことはできるだけ狭い
粒径分布を有することという要求と、従って、同時にで
きるだけ少ない微粒子含量を有し、加工が容易であると
いう要求に一致する。加えて、このような製品の製造の
ために、技術的に可能な、経済的な行程を見出すという
目的があった。この目的は、本発明による製品及びその
製造のための本発明による製造行程により達成される。
【0008】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、現時点
での先入観と不成功の結果に終わっている突固めの実験
とは異なり、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパンあるいはペンタエリスリトール等のポリオールを
製造する時の副生物として、単離し、精製した後に得ら
れるヘテロ分散の微粒の材料を一定の圧力範囲内で圧
縮、好ましくは突固めを行うと、満足しうる用途性能を
有する断片状のギ酸カルシウムが得られることが見出さ
れた。例えば、本発明の工程に特有の圧力範囲以下で圧
力をかけた場合、適当な補助剤を添加しないと、断片状
ギ酸カルシウムは、例えば、破壊不安定性や吸湿性の増
大等の極めて好ましくない貯蔵的性質を有する、比較的
脆い形でしか得られない。本発明の工程に特有の圧力範
囲以上で圧力をかけた場合、不都合なことには、第1に
は、最初には経済的な効率の点で問題が生じ、第2に
は、著しく強度が増大し、破壊に対する望ましくない安
定性を有する、極端に突固められた材料が生成し、その
結果、溶解速度が遅くなる、硬度が増大し、必要とされ
る下流での破砕に対してエネルギー消費が高くなる、磨
耗性が増大するなどの加工上の難点が生じる。
【0009】本発明は、材料の全重量基準で5−100
重量%のギ酸カルシウム及び95−0重量%の添加物か
らなり、粒子が0.2−5mmの粒子サイズ範囲である
断片状材料であって、平均粒子サイズが0.2mm以下
の微結晶性ギ酸カルシウムと添加物を圧縮し、必要に応
じ、圧縮した材料を粉砕し、あるいは分別し、あるいは
粒子サイズを調整するためにこの2つを組み合わせるこ
とを特徴とする断片状材料の製造方法に関する。
【0010】更に、本発明は、材料の全重量基準で5−
100重量%のギ酸カルシウム及び95−0重量%の添
加物からなり、粒子が0.2−5mmの粒子サイズ範囲
である断片状材料に関する。
【0011】本発明の方法の出発原料は、平均粒子サイ
ズが0.2mm以下の微粒あるいは粉末状のギ酸カルシ
ウムである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明により製造される断片状の
ギ酸カルシウムあるいは断片状材料は、本発明により、
例えば、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパ
ンあるいはペンタエリスリトール等のポリオールを製造
する時の副生物として、単離し、精製して製造されるヘ
テロ分散の微粒の材料を、以下に特定される圧力範囲内
で圧縮し、好ましくは突固めることにより製造される。
原則として、別な行程で製造され、単離されたギ酸カル
シウムもこの目的に使用される。
【0013】本発明により製造される断片状ギ酸カルシ
ウムあるいは断片状材料を得るための圧縮は、突固め、
ペレット化、顆粒化、焼成あるいはプレス等の、当業者
には基本的に公知の技術により、本発明により行われ
る。好ましくは、突固めの技術が用いられる。
【0014】突固めは、当業者には公知である装置を用
いて、好ましくは市販の装置を用いて行われる。突固め
は、通常下記に記載した本発明による条件下に行われ
る。すなわち、ローラー圧縮力は、5−100kN/c
m、好ましくは10−70kN/cm、特に好ましくは
15−50kN/cmであり、温度は、5−80℃、好
ましくは10−40℃、特に好ましくは15−30℃で
あり、ローラーの周辺速度は、1−100cm/秒、好
ましくは3−60cm/秒、特に好ましくは5−40c
m/秒である。
【0015】微粒状あるいは粉末状の結晶性ギ酸カルシ
ウムは、更に添加物及び/または成分を添加し、または
添加せずに突固め装置に導入され、基本的には当業者に
公知である、あらゆる既知のコンベヤーユニットにより
導入される。例を挙げると、コンベヤーベルト、スクリ
ュー及び振動樋である。
【0016】適当なら、当業者に公知の更なるユニット
を使用して、予備圧縮が行われ、その結果連続した多段
圧縮が生じる。このタイプの予備圧縮は、例えばローラ
ープレス、真空プレスあるいは圧縮スクリューを使用し
て達成される。
【0017】本発明により断片状のギ酸カルシウムある
いは材料を製造する圧縮工程を本発明により行った後、
実質的に均一な製品粒子サイズを調整するための試みが
なされる。この目的のために、直径に関して選択限界以
上である、ギ酸カルシウム片あるいは材料片を標的とし
た破壊が行われる。例えば、当業者に公知の粗粉砕の技
術により、上記標的破壊工程は行われる。当業者に公知
である好適な装置の選択と共に、この工程に続いて、あ
るいはこの工程と組み合わせて粉砕が行われ、同時に、
排除限界に関しては変えることのできる、ふるい分け装
置により充分に小さな粒子が同時に除去される。この粉
砕は、当業者には公知の簡単な方法で行われる。例え
ば、スクリーン造粒機、歯付きローラーあるいは摩擦を
使用したマルチプルローラーにより行われる。例えば、
市販のふるい分けユニットにより、引き続き分別が行わ
れる。
【0018】基本的に、本発明により断片状のギ酸カル
シウムを製造する場合、適当なら、一つ以上の、圧縮操
作を促進する物質、及び/または用途性能及び/または本
発明による製品の更なる用途を促進する物質、従って本
発明の総合的な成分を添加することも可能である。好ま
しくは、この場合、使用される微粒のギ酸カルシウム
は、更に圧縮する前にこれらの更なる物質と混合され
る。その結果、100重量%からはずれたギ酸カルシウ
ム含量を有する。上記の断片状材料が得られる。
【0019】本発明による断片状のギ酸カルシウムから
なる材料の中で、本発明によりそれらを製造する過程に
おいて、一つ以上の添加物を混合する場合は、純粋なギ
酸カルシウム含量は、5から100重量%、好ましくは
25から100重量%、特に好ましくは50から100
重量%、とりわけ好ましくは75から100重量%であ
る。そして、100重量%に足りない量は、添加物の量
となる。ギ酸カルシウム及び添加物は、合算されて断片
状材料の全重量を構成する。
【0020】このタイプの添加物は、例えば、圧縮され
るギ酸カルシウムの突固めに対して好ましい影響を与え
る液体あるいは固体の補助剤である。特に、この場合、
これらの物質は、バインダー、突固め剤及び配合助剤と
して当業者には公知のものとして挙げられる。例として
挙げられたこのタイプの補助剤は、水、鉱酸、1価、2
価、3価のアルコール、特にグリセリン等の多価アルコ
ール、カルボン酸、カルボン酸エステル、カルボキシア
ミド、スルホキサイド、脂肪、脂肪酸、脂肪アルコー
ル、ワックス、木ろう及び合成あるいは天然産の油であ
る。加えて、可能性のあるものとして挙げられる補助剤
は、適切ならば、純粋な形のもの以外にも、工業用グレ
ード調製品あるいは粗製品の形のグルコース、しょ糖、
ラクト−ス、デキストリン、糖蜜、でん粉及びセルロー
ス等のモノ−、ジ−、オリゴ−及びポリサッカライドで
ある。
【0021】本発明による断片状ギ酸カルシウムの用途
性能及び/または更なる使用に有利に影響し得る物質
は、例えば芳香・醇香物質、活性化炭素あるいは医療用
炭素等の炭素、保存剤及び合成あるいは天然産の広範な
無機あるいは有機塩である。例として挙げられるもの
は、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、マグ
ネシウム塩、カルシウム塩及び鉄塩であり、例えば塩化
物、硫酸塩、燐酸塩、珪酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、酢
酸塩、安息香酸塩及びクエン酸塩などである。本発明に
よる製品の使用に有利に影響する他の混合対象物は、例
えば、特に動物の栄養分野では、成長促進物質及び/ま
たは栄養的に活性な物質である。例として挙げられるも
のは、特別なエサ成分、ビタミン及び広い意味での医薬
品である。
【0022】この断片状材料の用途性能及び/または更
なる使用に有利に影響する、このタイプの添加物は、バ
インダー、突固め剤及び配合助剤(forumlation aids)
の性質を持ち、従って後者はもはや必要でなくなる。
【0023】本発明により使用される微結晶のギ酸カル
シウムは、適当で、当業者に公知の方法であればいかな
る方法によっても上記更なる物質と混合される。例え
ば、攪拌された容器あるいはスクリュー中において、空
気圧混合(空気圧攪拌)、適当なミルタイプ中での粉
砕、混合ふるい分け、均一な湿潤化あるいは湿潤凝集化
により混合が行われる。原則として、複数の上記物質も
また、本発明により使用されるギ酸カルシウムと混合さ
れ、引き続き圧縮され、断片状ギ酸カルシウムからなる
本発明による材料に転換される。
【0024】上記添加物及び本発明による出発原料とし
て使用される微粒のギ酸カルシウムは、上述の比率で互
に混合され(制約は得られる混合物の物理的整合性によ
ってのみ生じる)、必要とされている粒子サイズ分布を
調整するために以後の圧縮及び更なる粉砕及びふるい分
けにおける条件下で強固でならなければならない。
【0025】
【実施例】実施例1 溝付きのくせ取りロール(直径22.8cm、幅6.4
cm、溝深さ0.3mm)及びサイクリックコーン(c
yclic cone)160(水圧170バール、ベ
ローズアキュミュレーター110バール)のスクリュー
を有するBEPEX CS25形の突固め機に、清浄
な、乾燥結晶性ギ酸カルシウム(バルク密度1.111
g/ml)を以下に示した条件下で充填した。 圧力 230−240kN ロール速度 15rpm=ほぼ18cm/秒 スクリュー速度 30rpm 供給流 310kg/時 突固めにより製造された断片状ギ酸カルシウムは、メッ
シュ幅1.0mmのふるいを設けたALEXANDER
形の粗粉砕機に移された。このように製造された材料
は、サイズ以下の材料を分離するために、Conflu
x screen(円形振動スクリーン、メッシュ幅3
23μm)によるふるい分けにかけられた。ふるい上
(全量のほぼ30%)は、ふるい分け分析にかけられ
た。次の値が得られた。
【0026】 ふるいメッシュ幅(mm) ふるい上(重量%) 1.000 0.6 0.500 42.6 0.400 23.3 0.315 21.9 <0.315 11.6 実施例2 下記の条件下で実施例1と同様の方法が行われた。 圧力 285−297kN ロール速度 8rpm=ほぼ9.6cm/秒 スクリュー速度 30rpm 供給流 280kg/時 突固めにより製造された断片状のギ酸カルシウムは、実
施例1のように、メッシュ幅1.0mmのふるいを設け
たALEXANDER形の粗粉砕機に移された。このよ
うにして製造された材料は、サイズ以下の材料を分離す
るために、Conflux screen(円形振動ス
クリーン、メッシュ幅323μm)によるふるい分けに
かけられた。ふるい上(全量のほぼ30%)のふるい分
け分析により、次の値が得られた。
【0027】 ふるいメッシュ幅(mm) ふるい上(重量%) 1.000 0.5 0.500 42.5 0.400 22.4 0.315 25.1 <0.315 9.5 実施例3 最初1.6重量%の38%濃度のシュガー水溶液と混合
したギ酸カルシウム(バルク密度1.111g/ml)
を使用して、インテンシブミキサー(Starmix
形)を使用した以外は実施例2と同様の方法で行った。
【0028】突固めにより製造された断片状のギ酸カル
シウムは、実施例2のように、メッシュ幅1.0mmの
ふるいを設けたALEXANDER形の粗粉砕機に移さ
れた。このようにして製造された材料は、サイズ以下の
材料を分離するために、Conflux screen
(円形振動スクリーン、メッシュ幅323μm)による
ふるい分けにかけられた。ふるい上(全量のほぼ30
%)のふるい分け分析により、次の値が得られた。
【0029】 ふるいメッシュ幅(mm) ふるい上(重量%) 1.000 0.4 0.500 42.0 0.400 22.9 0.315 25.7 <0.315 9.0 本発明の特徴及び態様は以下の通りである。
【0030】1.材料の全重量基準で5−100重量%
のギ酸カルシウム及び95−0重量%の添加物からな
り、粒子が0.2−5mmの粒子サイズ範囲である断片
状材料を製造する方法であって、平均粒子サイズが0.
2mm以下の微結晶のギ酸カルシウムと添加物を圧縮
し、必要に応じ、圧縮した材料を粉砕し、分別し、ある
いは粒子サイズを調整するためにこの2つを組み合わせ
ることを特徴とする製造方法。
【0031】2.突固め、ペレット化、顆粒化、焼成あ
るいはプレス、好ましくは焼成あるいは突固め、特に好
ましくは突固めにより、圧縮が一つ以上の工程で行われ
ることを特徴とする上記1に記載の製造方法。
【0032】3.5から100kN/cm、好ましくは
10から70kN/cm、特に好ましくは15から50
kN/cmの圧縮力、5から80℃の間、好ましくは1
0から40℃の間、特に好ましくは15から30℃の間
の温度で突固めが行われることを特徴とする上記2に記
載の製造方法。
【0033】4.圧縮の下流での粉砕が粗粉砕により行
われることを特徴とする上記1から3に記載の製造方
法。
【0034】5.圧縮の下流での分別がふるい分けによ
り行われることを特徴とする上記1から4に記載の製造
方法。
【0035】6.ポリオールの工業的製造、好ましくは
ネオペンチルグリコール、トリメチロールエタン、トリ
メチロールプロパン及びペンタエリスリトールの製造の
副成物として微結晶のギ酸カルシウムが生産されること
を特徴とする上記1から5に記載の製造方法。
【0036】7.添加物が一つ以上の固体あるいは液体
のバインダー、突固め剤、配合助剤、好ましくは、純粋
品、工業規格品、あるいは粗製品のいずれでもよいが、
水、鉱酸、1価、2価、3価及び多価アルコール、カル
ボン酸、カルボン酸エステル、カルボキシアミド、スル
ホキサイド、脂肪、脂肪酸、脂肪アルコール、ワック
ス、木ろう及び合成あるいは天然産の油、モノ−、ジ
−、オリゴ−及びポリサッカライドからなる群から選ば
れたもの、あるいは添加物が、好ましくは芳香・醇香物
質、炭素、活性化炭素あるいは医療用炭素、保存剤、合
成あるいは天然産の無機あるいは有機塩、好ましくは、
塩化物、硫酸塩、燐酸塩、珪酸塩、炭酸塩、炭酸水素
塩、酢酸塩、安息香酸塩及びクエン酸塩の形のナトリウ
ム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、マグネシウム塩、
カルシウム塩及び鉄塩からなる群から選ばれた用途促進
物質、例えば、エサの成分、ビタミン及び医薬品などの
成長促進物質及び/または栄養的に活性な物質、あるい
は、添加剤が単にバインダー、突固め剤及び配合エイド
のみならず、用途促進物質でもあることを特徴とする上
記1から6に記載の製造方法。
【0037】8.材料の全重量基準で5−100重量%
のギ酸カルシウム及び95−0重量%の添加物からな
り、粒子が0.2−5mmの粒子サイズ範囲で存在する
断片状材料。
【0038】9.材料の全重量基準で25−100重量
%、好ましくは50−100重量%、特に好ましくは7
5−100重量%のギ酸カルシウム及び75−0重量
%、好ましくは50−0重量%、特に好ましくは25−
0重量%の添加物からなる上記8に記載の断片状材料。
【0039】10.粒子が0.3−3mmの粒子サイズ
範囲で存在する上記8及び9に記載の断片状材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギユンター・リンデ ドイツ47800クレーフエルト・デスバテイ ネスシユトラーセ95 (72)発明者 アレクサンダー・クラウゼナー ドイツ50259プルハイム・シフゲスベーク 18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料の全重量基準で5−100重量%の
    ギ酸カルシウム及び95−0重量%の添加物からなり、
    粒子が0.2−5mmの粒子サイズ範囲である断片状材
    料を製造する方法であって、平均粒子サイズが0.2m
    m以下の微結晶のギ酸カルシウムと添加物を圧縮し、必
    要に応じ、圧縮した材料を粉砕し、分別し、あるいは粒
    子サイズを調整するためにこの2つを組み合わせること
    を特徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】 材料の全重量基準で5−100重量%の
    ギ酸カルシウム及び95−0重量%の添加物からなり、
    粒子が0.2−5mmの粒子サイズ範囲で存在する断片
    状材料。
JP11041741A 1998-02-26 1999-02-19 断片状(piece―form)ギ酸カルシウム Pending JPH11286466A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19807996.6 1998-02-26
DE19807996A DE19807996A1 (de) 1998-02-26 1998-02-26 Stückiges Calciumformiat

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11286466A true JPH11286466A (ja) 1999-10-19

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ID=7858922

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