JPH112797A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH112797A
JPH112797A JP9151883A JP15188397A JPH112797A JP H112797 A JPH112797 A JP H112797A JP 9151883 A JP9151883 A JP 9151883A JP 15188397 A JP15188397 A JP 15188397A JP H112797 A JPH112797 A JP H112797A
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真一 小村
Hideo Sato
秀夫 佐藤
Yoshiaki Mikami
佳朗 三上
Makoto Tsumura
津村  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリを内蔵したアクティブマトリクス液晶表
示装置において、多階調表示を実現する際に、回路面積
を小さくし、歩留まりを向上させ、製造コストを低下さ
せる。 【解決手段】一対の基板とその基板の間に液晶層を有す
る液晶表示装置において、基板の一方にマトリクス状に
形成した走査線とデータ信号線群と、走査線の間に形成
されたタイミング線群と、走査線とデータ信号線群とに
囲まれた領域において、対応する走査線とデータ信号線
群とに接続され、走査信号に応答してデータ信号線群か
らの表示データを取り込み保持するメモリと、そのメモ
リに保持されたデータを取り込み、タイミング信号に制
御される複数のサンプルホールド回路と、そのサンプル
ホールド回路に制御されるスイッチング手段と、そのス
イッチング手段に接続された画素電極とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクティブマトリク
ス液晶表示装置に係り、特にメモリ内蔵型のアクティブ
マトリクス液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアクティブマトリクス駆動方式
は、1990年出版の小林駿介著、『カラー液晶ディス
プレイ』(産業図書)に述べられているが、アクティブ
マトリクス型の液晶ディスプレイを駆動する際には走査
線により1フレーム時間ごとに1回走査パルスが印加さ
れる。通常このパルスのタイミングはパネルの上側から
下に向かって順にずれている。1フレームの時間として
は1/60秒がよく用いられる。代表的な画素構成であ
る640×480ドットのカラーパネルでは、1フレー
ム時間に480回の走査が行われるので、走査パルスの
時間幅は(1/60)/480s=約35μsとなる。
【0003】一方、信号線には走査パルスが印加される
1行分の画素の液晶に印加する液晶駆動電圧を走査パル
スに同期して一斉に印加する。ゲートパルスを印加され
た選択画素では走査線に接続されたTFTのゲート電極
電圧が高くなり、TFTがオン状態になる。このとき、
液晶駆動電圧は、TFTのソース,ドレイン間を経由し
て表示電極に印加され、表示電極と、対向基板上に形成
した対向電極との間に形成される液晶容量と、画素に配
置した負荷容量とを合わせた、画素容量を充電する。こ
の動作を繰り返すことにより、パネル全面の画素容量に
は、フレーム時間ごとに繰り返し液晶に電圧が印加され
る。
【0004】この液晶印加電圧はフレーム時間ごとに極
性を反転することで、交流化を行っている。この結果、
通常60ヘルツのフレーム周波数のとき、液晶駆動周波
数はこの1/2の周波数の30ヘルツとなる。この信号
電極の極性は、上述の640×480ドットのパネルの
場合、1走査期間の35μs毎に反転するので、信号電
極の駆動周波数は640×60/2Hz=14.4kH
z と液晶駆動周波数の約500倍にもなる。すなわ
ち、表示する画像が変わらない場合でも、信号電極線の
電位を高速に変化させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】消費電力は周波数に比
例するため、従来技術では、多くの電力が消費される。
そこで、本出願人は、特願平8−62996号及び特願平8−1
5979号により、消費電力を大幅に低減する液晶表示装置
を提案している。この液晶表示装置は、各画素毎に表示
データ保持回路、及び、保持されている表示データによ
って制御されるスイッチ手段を備えている。この装置に
よれば、液晶の一方の電極である対向電極に液晶を駆動
するための交流電圧を印加し、他方の電極である表示電
極は前記のスイッチ手段で制御する。つまり、スイッチ
手段がオン状態のとき液晶には対向電極の交流電圧が印
加され、スイッチ手段がオフ状態のとき液晶には電圧が
印加されない。
【0006】この方法では、表示データの内容に変更が
ないときには、信号線あるいは走査線の電位を変化させ
る必要がなく、消費電力を低減することができる。
【0007】しかし、この方法で多階調表示するには、
スイッチ手段と同数の容量を形成していたので回路領域
が大きくなるとともに、配線パターンが複雑になり歩留
まりが低下し、製造コストが増加するという問題が生じ
る。また、透過型にするには開口率が低下し、反射型に
しても画素電極を小さくして基板表面に形成するか、厚
い絶縁膜を形成して上層に形成するかを必要とする。
【0008】本発明の目的は、メモリを内蔵した液晶表
示装置で多階調表示を実現する際に回路面積を小さく
し、その製造コストを低下させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の構成として、少な
くとも一方が透明な一対の基板と、それら一対の基板に
挟持された液晶層を有する液晶表示装置において、前記
一対の基板の一方には、複数の走査線と、前記複数の走
査線にマトリクス状に交差する複数のデータ信号線群
と、前記複数の走査線の間に形成された複数のタイミン
グ線群と、前記複数の走査線と前記複数のデータ信号線
群とに囲まれた領域で、その対応する走査線とデータ信
号線群とに接続され、走査信号に応答してデータ信号線
群からの表示データを取り込み保持するメモリと、その
メモリに接続され、そのメモリに保持されたデータを取
り込み、前記領域に対応するタイミング線群のタイミン
グ信号によって出力が制御されるサンプルホールド回路
と、前記のサンプルホールド回路の出力によって制御さ
れる第1のスイッチング手段と、その第1のスイッチン
グ手段に接続された画素電極とを有する構成とする。
【0010】また、第2の構成としては、少なくとも一
方が透明な一対の基板と、それら一対の基板に挟持され
た液晶層を有する液晶表示装置において、前記一対の基
板の一方には、複数の走査線と、前記複数の走査線にマ
トリクス状に交差する複数のデータ信号線群と、前記複
数の走査線の間に形成された複数のタイミング線群と、
前記複数の走査線と前記複数のデータ信号線群とに囲ま
れた領域で、その対応する走査線とデータ信号線群とに
接続され、走査信号に応答してデータ信号線群からの表
示データを取り込み保持するメモリと、そのメモリに接
続され、そのメモリに保持されたデータを取り込み、前
記複数のタイミング線群のタイミング信号によって出力
が制御される選択回路と、その選択回路の出力によって
制御される第1のスイッチング手段と、その第1のスイ
ッチング手段に接続された画素電極とを有する構成とす
る。
【0011】これらの構成に、上記他方の基板には画素
電極に対向する対向電極を有する構成を加えてもよい。
【0012】第1の構成に、サンプルホールド回路には
メモリに接続された複数の第2のスイッチング手段が形
成される構成としてもよい。
【0013】第2の構成に、選択回路にはメモリに接続
された複数の第2のスイッチング手段が形成される構成
としてもよい。
【0014】さらに、双方の構成の走査線の間には複数
のコモン線が形成され、データ信号線群と走査線に囲ま
れた領域に対応するコモン線には、第1のスイッチング
手段が接続される構成とする。
【0015】また、これらの液晶表示装置を駆動させる
時に以下の駆動方法をとることが望ましい。
【0016】(1)対向電極及び画素電極に印加される
液晶駆動電圧の振幅を互いにほぼ等しくし、フレーム期
間を複数のサブフレームに分割し、その分割したサブフ
レームの期間の長さを異ならせる。
【0017】(2)対向電極及び画素電極に印加される
液晶駆動電圧の振幅を互いに異ならせ、フレーム期間を
複数のサブフレームに分割し、その分割したサブフレー
ムの期間の長さをほぼ等しくさせる。
【0018】(3)対向電極及び画素電極に印加される
液晶駆動電圧の波形を互いに等しくさせ、フレーム期間
を複数のサブフレームに分割し、その分割したサブフレ
ームの期間の長さを異ならせ、そのサブフレームの期間
における電圧の実効値をそのサブフレームの期間の2乗
に比例して変化させる。
【0019】(4)上記各サブフレームの最初に、液晶
駆動電圧が中心電圧に等しくなる期間を設ける。
【0020】これらの駆動方法を具体的に説明すると、
液晶駆動電圧は、n個のサブフレームからなる1フレー
ムの電圧波形が周期的に繰り返された交流電圧で、中心
電圧との差の絶対値の各サブフレーム期間における時間
積分が互いに相異なるようにする。さらに、各サブフレ
ームの最初に液晶に印加される電圧が0となる期間(リ
セット期間)、すなわち、液晶駆動電圧が中心電圧に等
しくなる期間を設ける。
【0021】画素駆動用に形成した第1のスイッチング
手段は画素電極と液晶駆動電圧の中心電圧との接続を制
御する。
【0022】タイミング信号は、i番目のサブフレーム
期間中において、メモリのiビットの表示データが
“1”のとき、中心電圧と等しい電圧が画素電極に印加
されるように、画素駆動に接続された第1のスイッチン
グ手段を制御し、メモリのiビットの表示データが
“0”のとき、画素電極に液晶駆動電圧と等しい電圧が
印加されるように、画素駆動用の第1のスイッチング手
段を制御する。
【0023】例えば、サブフレームの個数n=3の場合
を例にとって、動作について説明する。
【0024】1フレームは第1,第2,第3のサブフレ
ームに分割される。液晶駆動電圧は、中心電圧との差の
絶対値の各サブフレーム期間における時間積分がV1
2=2V1,V3=4V1となるように設定される。
【0025】メモリの内容が“011”のとき第1サブ
フレームでは画素駆動用の第1のスイッチング手段はO
FF状態、第2サブフレームではO状態、第3サブフレ
ームではON状態となる。従って、液晶には第2,第3
サブフレームにだけ液晶駆動電圧と中心電圧の差が印加
され、第1サブフレームには電圧は印加されない。すな
わち、第1サブフレームでは電圧0,第2サブフレーム
では電圧2V1 ,第3サブフレームでは4V1 が印加さ
れる。従って、1フレームに印加される電圧の平均値は
(0+2V1+4V1)/3=2V1 となる。このよう
に、n=3の場合には2n=23=8とおりの電圧を液晶
に印加することが可能であり、8レベルの階調を表示す
ることができる。
【0026】第3サブフレームから次のフレームの第1
サブフレームへ切り替わるとき、画素駆動用の第1のス
イッチング手段はON状態からOFF状態へと変化す
る。このとき、リセット期間がないと第1サブフレーム
において第3サブフレームの電圧が保持されてしまい所
望の駆動ができない。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0028】少なくとも一方が透明な一対の基板と、そ
れら一対の基板に液晶層を挟持し、その一対の基板の一
方に走査回路に形成された複数の走査線と、それらの走
査線にマトリクス状に交差するn本のデータ信号線から
なる複数のデータ信号線群と、それらの走査線の間にn
本のタイミング線からなる複数のタイミング線群とを形
成する。また、走査線とn本のデータ信号線群とに囲ま
れた領域に、対応する走査線とn本のデータ信号線群と
に接続され、走査線に印加される走査信号に応答して、
n本のデータ信号線群からのn個の表示データを取り込
み保持するメモリと、そのメモリに接続されて、そのメ
モリに保持された表示データ信号を取り込み、保持し、
タイミング線群のタイミング信号によって出力が制御さ
れるサンプルホールド回路と、そのサンプルホールド回
路の出力によって制御される第1のスイッチング手段
と、その第1のスイッチング手段に接続された画素電極
と、走査線を駆動する走査回路と、それらのデータ信号
線群を駆動するデータ信号回路と、対向電極に液晶を駆
動する液晶駆動交流電圧VCPを供給する液晶駆動交流
電圧源と、タイミング信号VF1,VF2,VF3 …VF
nを発生するタイミング回路と、画素回路に液晶駆動交
流電圧VCPの中心電圧VCNTを供給する中心電圧回
路で構成される。
【0029】また、走査線とデータ信号線群を互いに直
交させ、それらの交差部に上記画素回路を設ける。さら
に、中心電圧を供給するコモン線とタイミング信号を供
給するタイミング線群を走査線と平行に配置し、画素回
路に接続させる。
【0030】画素回路は、データ信号線群に印加される
n個の表示データVF1,VF2,VF3 …VFnに対応
した電圧VM1,VM2,VM3 …VMnを格納するメモ
リと、そのメモリから電圧VM1,VM2,VM3 …VM
nを選択して取り出し、保持するサンプルホールド回路
と、サンプルホールド回路によって保持された電圧VS
によって制御され、画素電極とコモン線との接続状態を
決める第1のスイッチング手段とからなる。サンプルホ
ールド回路は、VF1=“1”のとき、VM1をサンプル
し、VS=VM1 として保持し、VFn=“1”のと
き、VMnをサンプルし、VS=VMnとして保持す
る。
【0031】メモリは、走査線の走査電圧VGの第1番
目のサブフィールドT1 での電圧がVG1 =“1”のと
き、つまりメモリを動作させる電圧値をとるとき、デー
タ信号線群のデータ信号電圧VD1 をサンプリングし、
VM1 =VD1 としてメモリに保持する。メモリは、走
査線の走査電圧VGが第n番目のサブフィールドTnで
の電圧がVGn=“1”のとき、データ信号線群のデー
タ信号電圧VDnをサンプリングし、VMn=VDnと
して保持する。
【0032】サンプリングホールド回路は、第1番目の
サブフィールドT1 でのタイミング線群の電圧VF1
VF1=“1”のとき、つまりメモリに印加する電圧が
ON状態となる電圧値をとるとき、メモリに保持された
電圧VM1をサンプリングし、VS=VM1 として保持
する。
【0033】サンプリングホールド回路は、第n番目の
サブフィールドTnでのタイミング線群の電圧VFnが
VFn=“1”のとき、つまりメモリに印加する電圧が
ON状態となる電圧値をとるとき、メモリに保持された
電圧VM1 をサンプリングし、VS=VMnとして保持
する。
【0034】第1のスイッチング手段はサンプリングホ
ールド回路に保持された電圧VSがVS=“1”のとき
にON状態となり、画素電極とコモン線を接続し、VS
=“0”のときにOFF状態となり、画素電極とコモン
線の接続を開放する。
【0035】このときのサンプルホールド回路としては
n個の第2のスイッチング手段と、少なくとも1つの第
1の容量で実現でき、メモリはn個の第3のスイッチン
グ手段と、同数の第2の容量で構成することができる。
【0036】また、上述の第1,第2の容量及び第1の
スイッチング手段をそれぞれコモン線に接続するか、接
地させるとよい。
【0037】また、サンプルホールド回路の代わりにA
ND回路などの選択回路を用いることも考えられる。
【0038】<実施例1>図1は本発明における一実施
例の液晶表示装置のブロック図を示したものである。
【0039】本液晶表示装置は、画素回路50を縦横に
マトリクス状に配置した一方の基板と、透明な対向電極
70を有する他方の基板と、両基板間に挿入した液晶層
と、走査線100を駆動する走査回路1と、データ信号
線群200を駆動するデータ回路2と、対向電極70に
液晶を駆動する液晶駆動交流電圧VCPを供給する液晶
駆動交流電圧源5と、タイミング信号VF1 ,VF2
VF3 を発生するタイミング回路3と、上記画素回路5
0に上記液晶駆動交流電圧VCPの中心電圧VCNTを
供給する中心電圧回路4で構成される。
【0040】また、走査線100とデータ信号線群20
0は互いに直行し、それらの交差部には上記画素回路5
0を設ける。さらに、中心電圧を供給するコモン線40
0とタイミング信号を供給するタイミング線群300が
走査線と平行に配置され、画素回路50に接続されてい
る。
【0041】図2は本発明におけるデータ信号線群に3
個の表示データを印加する場合の液晶表示装置の画素回
路50の構成を示すブロック図である。画素回路50
は、データ信号線群に印加される3個の表示データVF
1 ,VF2 ,VF3 に対応した電圧VM1 ,VM2 ,V
3 を格納したメモリ10と、電圧VM1 ,VM2 ,V
3 を選択して取り出し、保持するサンプルホールド回
路20と、サンプルホールド回路20によって保持され
た電圧VSによって制御され、画素電極40とコモン線
400との接続状態を決める第1のスイッチング手段3
0からなる。サンプルホールド回路20は、VF1
“1”のとき、VM1をサンプルし、VS=VM1 とし
て保持し、VF2 =“1”のとき、VM2をサンプル
し、VS=VM2として保持し、VF3 =“1”のと
き、VM3 をサンプルし、VS=VM3 として保持す
る。
【0042】図3は図2のブロック図で示した画素回路
50を実現する回路図である。メモリ10は第3のスイ
ッチング手段としての3組のメモリTFT11,12,
13と第2の容量としてのメモリ容量14,15,16
からなる。サンプルホールド回路20は、第2のスイッ
チング手段としての3個のサンプリングTFT21,2
2,23と第1の容量としての1個のホールド容量24
からなる。また、画素電極の電圧を制御する第1のスイ
ッチング手段30としてスイッチTFT31を形成し
た。ただし、第1,第2,第3のスイッチング手段とし
て、本実施例ではTFTを利用しているが、スイッチン
グ機能を有するものであればかまわない。また、第1,
第2の容量もコンデンサ等の記憶機能を有する素子であ
ればかまわない。
【0043】メモリTFT11は、走査線100の走査
電圧VGが第1番目のサブフィールドT1 でのVG1
“1”のとき、つまりメモリTFT11を動作させる電
圧値をとるとき、データ信号線群200のデータ信号電
圧VD1 をサンプリングし、VM1 =VD1 としてメモ
リ容量14に保持する。
【0044】メモリTFT12は、走査線100の走査
電圧VGが第2番目のサブフィールドT2 でのVG2
“1”のとき、データ信号線群200のデータ信号電圧
VD2をサンプリングし、VM2 =VD2 としてメモリ
容量15に保持する。
【0045】メモリTFT13は、走査線100の走査
電圧VGが第3番目のサブフィールドT3 でのVG3
“1”のとき、データ信号線群200のデータ信号電圧
VD3をサンプリングし、VM3=VD3としてメモリ容
量16に保持する。
【0046】サンプリングTFT21は、タイミング線
群300の電圧VF1 がVF1 =“1”のとき、つまり
メモリTFT11がON状態を動作させる電圧値をとる
とき、メモリ容量14に保持された電圧VM1 をサンプ
リングし、VS=VM1 としてホールド容量24に保持
する。サンプリングTFT22は、タイミング線群30
0の電圧VF2がVF2=“1”のとき、つまりメモリT
FT12を動作させる電圧値をとるとき、メモリ容量1
5に保持された電圧VM2 をサンプリングし、VS=V
2 としてホールド容量24に保持する。サンプリング
TFT23は、タイミング線群300の電圧VF3 がV
3 =“1”のとき、つまりメモリTFT13を動作さ
せる電圧値をとるとき、メモリ容量16に保持された電
圧VM3 をサンプリングし、VS=VF3 としてホール
ド容量24に保持する。
【0047】スイッチTFT31はホールド容量24に
保持された電圧VSがVS=“1”のときにON状態と
なり、画素電極40とコモン線400を接続し、VS=
“0”のときにOFF状態となり、画素電極40とコモ
ン線400の接続は開放される。
【0048】以上のように構成した本発明の第1の実施
例の動作を、図4に示す第1の実施例を動作させる第1
の信号波形のタイミング図で詳細に説明する。図4に示
した信号は、タイミング回路の出力VF1 ,VF2 ,V
3 ,メモリ容量14,15,16に保持された電圧V
1 ,VM2 ,VM3 、ホールド容量24に保持された
電圧VS,交流電圧回路5から供給される対向電極70
の液晶駆動交流電圧VCP,画素電極40の画素電極駆
動電圧VPX,液晶印加電圧VLCは、VLC=VCPー
VPXの式で表せる。交流電圧回路の出力VCPは、中
心電圧回路の電圧VCNTを基準とした交流電圧であ
り、その周期である1フレームの期間T0 は、表示時の
フリッカ,消費電力などの条件から決定されるが、ここ
では、T0 =1/60s=16.6ms と設定した。
【0049】1フレームはT1 の期間の第1サブフレー
ム、T2 の期間の第2サブフレーム、T3の期間の第3
サブフレームに分割される。ここで、T2 =2T1 ,T
3 =4T1 と設定した。
【0050】タイミング回路の出力VF1 ,VF2 ,V
3 の周期はT0 であり、VF1 は第1サブフレームの
最初の期間t0 に“1”となり、VF2 は第2サブフレ
ームの最初の期間t0 に“1”となり、VF3 は第3サ
ブフレームの最初の期間t0に“1”となる。ここで、
0 はT1 ,T2 ,T3 にくらべ十分に短い時間であ
る。
【0051】対向電極70に印加される電圧VCPは、
中心電圧VCNTに対する振幅値が±V0 で、各サブフ
レーム期間中に極性が反転する交流電圧で、かつ、VF
1 ,VF2 あるいはVF3 が“1”の状態のときに中心
電圧値VCNTと等しくなるように設定される。
【0052】図4では、メモリ10の出力VM3 ,VM
2 ,VM1が“110”から“000”に変化する場合を例
にとっている。メモリ10の出力VM1 ,VM2 ,VM
3 が変化するタイミングは、メモリ10の書き込み動作
に依存するため、VF1 ,VF2 ,VF3 やVCPとは
特に、同期させる必要はない。
【0053】最初、第1サブフレームにおいては、メモ
リ10の出力VM1 は“0”なので、VS=VM1
“0”が保持され、スイッチTFT31はOFF状態と
なる。従ってこの期間に液晶に印加される電圧はVLC
=0である。第2サブフレームにおいては、メモリ10
の出力VM2 は“1”なので、VS=VM2 =“1”が
保持され、スイッチTFT31はON状態となる。従っ
てこの期間に液晶に印加される電圧はVLC=±V0
ある。第3サブフレームにおいては、メモリ10の出力
VM3は“1”なので、VS=VM3=“1”が保持さ
れ、スイッチTFT31はON状態となる。従ってこの期間
に液晶に印加される電圧はVLC=±V0 である。従っ
て、最初の1フレームに液晶に印加される電圧の絶対値
の平均値はVAV=(V0×T3+V0×T+0×T1)/T
0=6V0×T1/T0(=6α)となる。この方法によれ
ば、メモリ容量14,15,16に保持されているn=
3個の表示データの組み合わせによって、“000”の
ときにVAV=0,“001”のときにVAV=α,
“010”のときにVAV=2α,“011”のときに
VAV=3α,“100”のときにVAV=4α,“10
1”のときにVAV=5α,“110”のときにVAV
=6α,“111”のときにVAV=7αの2n=23
8とおりの平均電圧を液晶に印加することが可能であ
り、これにより階調を表示できる。
【0054】1番目のフレームの第3サブフレームから
2番目のフレームの第1サブフレームに切り替わると
き、VS=“1”からVS=“0”に変化し、スイッチ
TFT31はON状態からOFF状態へ切り替わる。例
えばこのタイミングに液晶に電圧が印加されていれば、
スイッチTFT31がOFF状態へ切り替わったときこ
の電圧は保持されてしまい、2番目のフレームの第1サ
ブフレームの期間に液晶に印加される電圧を所望の0と
することができない。本発明では、VF1,VF2、また
は、VF3 が“1”となり、VSが変化するときは、V
CP=VCNT、すなわち、液晶に電圧が印加されない
ように設定してあるので、2番目のフレームの第1サブ
フレームの期間に液晶に印加される電圧を所望の0とす
ることができる。
【0055】図4では、2番目のフレーム中の第3フレ
ームの期間にVM2 及びVM3 が“1”から“0”に切
り替わっている。このとき、VF1,VF2、及び、VF
3=“0”であり、サンプリングTFT21,22,2
3はOFF状態にあるため、VM2及びVM3の変化はV
Sに影響を及ぼさない。すなわち、スイッチTFT31
の状態は変化せず、液晶に影響を及ぼすことはない。こ
れらの変化は次のフレームにて、VF2 あるいはVF3
が“1”となって初めて液晶に影響を及ぼす。このよう
に、メモリ10とスイッチ31が分離しているため、メ
モリ10の内容は液晶に印加される電圧と非同期で書き
込むことができる。
【0056】メモリの状態が“000”となった3番目
のフレーム以後は、スイッチTFT31は常にOFF状
態であり、VLC=0となる。
【0057】このように構成すると、メモリ容量14,
15,16によって、VM1,VM2,VM3 が良好に保
持されるならば、表示画像が変化しないかぎり、メモリ
の内容を書き換える必要はない。つまり、本発明を用い
ることによって、メモリ内蔵型の液晶表示装置で2n
ベルの階調表示が可能になり、さらに小型で低消費電力
の液晶表示装置を提供することができる。
【0058】各サブフレーム毎に、メモリ容量14,1
5,16とホールド容量24の間で電荷を移動させるこ
とによってVSを変化させているため、VM1 ,V
2 ,VM3 の電圧レベルは次第に平均化されてしまう
ことや、メモリTFT11,12,13のリークによっ
て、VM1 ,VM2 ,VM3 の電圧レベルが低下してし
まうが、このことを防ぐためには、メモリ容量14,1
5,16として大きな容量を、ホールド容量24として
小さな容量を用いるようにすればよい。また、表示画像
が変化しないときでも、一定のフレーム数毎若しくは一
定の電圧以下になったときにメモリの表示データを書き
直してもよい。さらに、この書き直しによって消費電力
が増大しない程度に書き直せば小型化だけでなく、低消
費電力の効果も維持できる。
【0059】図5は、第1の実施例を動作させる第2の
信号波形を示すタイミング図である。
【0060】VF1 ,VF2 ,VF3 ,VM1 ,V
2 ,VM3 ,VSは図4に示す第1の信号波形と同じ
であるが、VCPが異なる。第1の信号波形ではVCP
はサブフレーム期間に極性が反転した対称な波形であ
り、サブフレーム期間において直流成分のない交流波形
であったが、第2の信号波形ではVCPはサブフレーム
期間においては極性を反転せず、従って、第1,第2,
第3サブフレームからなる1フレーム期間では直流成分
を含む波形である。この直流成分を補償するために図5
に示すようにフレーム毎に極性を反転させ、2フレーム
の期間を1周期とした直流成分のない交流波形となって
いる。この第2の信号波形を用いれば、第1の信号波形
に比べVCPの周波数を低減することができるため、さ
らに消費電力を低減することができる。
【0061】図6は、第1の実施例を動作させる第3の
信号波形を示すタイミング図である。
【0062】1フレーム期間T0 は、第1及び第2の信
号波形と同様に、T1 の期間の第1サブフレーム、T2
の期間の第2サブフレーム、T3 の期間の第3サブフレ
ームに分割されるが、第1及び第2の信号波形と異な
り、T1=T2=T3=T0/3である。VCPの振幅は第
1サブフレームにおいて±V1 、第2サブフレームにお
いて±V2 、第3サブフレームにおいて、±V3 に設定
される。図6では、V2=2V1 ,V3 =4V1 と設定
した。また、VCPを第2の信号波形と同様に2フレー
ムを1周期とする波形に設定したが、第1の信号波形と
同様に、サブフレーム期間に極性が反転する1フレーム
を1周期とする波形を用いても同等の効果が得られる。
VCPをこのような波形とすることによって、1フレー
ムに液晶に印加される電圧の絶対値の平均値VAVは、
メモリ容量14,15,16に保持されているn=3個
の表示データの組み合わせによって、“000”のとき
にVAV=0,“001”のときにVAV=(0×V3
+0×V2+1×V1)/3=V1/3(=β)、“01
0”のときにVAV=(0×V3+1×V2+1×V0
/3=2V1 /3=2×β=2βとなる。同様にして、
“011”のときにVAV=3×β=3β、“100”の
ときにVAV=4×β=4β、“101”のときにVA
V=5×β=5β、“110”のときにVAV=6×β
=6β、“111”のときにVAV=7×β=7βの2n
3=8とおりの平均電圧VAVを液晶に印加すること
が可能であり、これにより階調を表示できる。第1,第
2の信号波形では、表示データの個数nが多くなるとサ
ブフレーム期間の最小値が急増するが、第3の信号波形
ではサブフレーム期間はすべて同じであるため、第1,
第2の信号波形に比べてサブフレーム期間の最小値を長
くすることができる。すなわち、VCPの最も高い周波
数成分は第1,第2の信号波形に比べ低くなり、従っ
て、消費電力を低減できる。
【0063】図7は、第1の実施例を動作させる第4の
信号波形を示すタイミング図である。
【0064】VF1 ,VF2 ,VF3 ,VM1 ,V
2 ,VM3 ,VSは図6に示す第3の信号波形と同じ
であるが、VCPが異なる。第3の信号波形ではVCP
の振幅をサブフレーム毎で変えることによって、サブフ
レーム期間における電圧の絶対値を変えていたが、第4
の信号波形では、VCPの振幅の代わりにパルス幅を変
化させてサブフレーム期間における電圧の絶対値を変え
ている。図7では第1,第2,第3のサブフレーム期間
におけるVCPのパルス幅をt1,t2=2×t1 =2t
1 ,t3 =4×t1 =4t1 と設定している。VCPを
このような波形とすることによって、1フレームに液晶
に印加される電圧の絶対値の平均値VAVは、メモリ容
量14,15,16に保持されているn=3個の表示デ
ータの組み合わせによって、“000”のときにVAV
=0,“001”のときにVAV=(0×t3+0×t2
+V0 ×t1)/T0=V0 ×t1/T0(=γ),“01
0”のときにVAV=(0×t3+V0 ×t2+0×
1)/3=V0×2×t1/T0=2γとなる。同様にし
て、“011”のときにVAV=3γ,“100”のと
きにVAV=4γ,“101”のときにVAV=5γ,
“110”のときにVAV=6γ,“111”のときに
VAV=7γの2n =23 =8とおりの平均電圧VAV
を液晶に印加することが可能であり、これにより階調を
表示できる。第4の信号波形ではVCPは多数の電圧レ
ベルからなるが、第5の信号波形では表示データの個数
nが増えても、VCPはVCNT+V0,VNCT,V
NCT−V0の3レベルからなるため、VCPを出力す
る液晶駆動交流電圧源を簡単な構成とすることができ
る。
【0065】本実施例では、特に8階調を表示する構成
を示したが、2n レベルの階調を表示したいときは、デ
ータ配線の本数とメモリ容量(メモリTFTの個数及び
メモリ容量)とサンプルホールド回路(サンプリングT
FTの個数,ホールド容量)とタイミング線の本数をn
倍に変更する。また、駆動方法も、サブフィールドを均
等にn個に分割して、nレベルの電圧を設定するか、最
小のサブフィールド期間の2乗に比例させた時間で分割
して、振幅の等しい電圧を印加する等、上記の3で行っ
た処理をnにすればよい。
【0066】<実施例2>図8は本発明における第2の
実施例の液晶表示装置のブロック図を示したものであ
る。本液晶表示装置は、画素回路50を縦横にマトリク
ス状に配置した一方の基板と、透明な対向電極70を有
する他方の基板と、両基板間に挿入した液晶層と、走査
線100を駆動する走査回路1と、データ信号線群20
0を駆動するデータ回路2と、対向電極70に液晶を駆
動する交流電圧を供給する液晶駆動交流電圧源5と、タ
イミング信号VF0 ,VF1 ,VF2 ,VF3 を発生す
るタイミング回路3と、画素回路50に交流電圧の中心
電圧VCNTを供給する中心電圧回路4で構成される。
走査線100とデータ信号線群200は互いに直行し、
それらの交差部には画素回路50が設けられる。さら
に、中心電圧を供給するコモン線400とタイミング信
号を供給するタイミング線群300が走査線と平行に配
置され、画素回路50に接続されている。
【0067】図9は本発明における第2の実施例の液晶
表示装置の画素回路50の構成を示すブロック図であ
る。画素回路50は、n=3個の表示データに対応した
電圧VM1 ,VM2 ,VM3 を格納したメモリ10と、
VM1 ,VM2 ,VM3 のいずれかを選択し、VSとし
て出力する実施例1のサンプルホールド回路に変え、選
択回路80と、VS及びVF0 によって制御され、画素
電極40とコモン線400との接続状態を決める第1の
スイッチング手段30であるコモン線若しくは接地との
接続関係をスイッチングするスイッチ90とからなる。
選択回路80は、VF1 =“1”のとき、VM1 を選択
し、VS=VM1 を出力し、VF2 =“1”のとき、V
2 を選択し、VS=VM2 を出力し、VF3 =“1”
のとき、VM3 を選択し、VS=VM3 を出力する。第
1のスイッチング手段30は選択回路80の出力VSが
VS=“1”かまたはタイミング信号VF0 がVF0
“1”のときに画素電極40とコモン線400とを接続
し、VS=“0”、かつ、VF0 =“0”のときに画素
電極40とコモン線400の接続を開放する。
【0068】図10は図9のブロック図で示した画素回
路50を実現する回路図である。メモリ10はn=3組
のメモリTFT11,12,13とメモリ容量14,1
5,16からなる。選択回路80は、第2のスイッチン
グ手段として、n=3組×2個=6個のスイッチTFT
81,82,83,84,85,86からなる。
【0069】この実施例では、実施例1に示すサンプル
ホールド回路20の第2のスイッチング手段のVFに応
じたスイッチ機能は選択回路80が行い、VF0 に応じ
た第1のスイッチング手段30のスイッチ機能はスイッ
チTFT91により構成される。
【0070】メモリTFT11は、走査線100の電圧
VGが第1番目のサブフィールドT1 でのVG1
“1”のとき、データ信号線群200の電圧VD1 をサ
ンプリングし、VM1 =VD1 としてメモリ容量14に
保持する。
【0071】メモリTFT12は、走査線100の電圧
VGが第2番目のサブフィールドT2 でのVG2
“1”のとき、データ信号線群200の電圧VD2 をサ
ンプリングし、VM2 =VD2 としてメモリ容量15に
保持する。
【0072】メモリTFT13は、走査線100の電圧
VGが第3番目のサブフィールドT3 でのVG3
“1”のとき、データ信号線群200の電圧VD3 をサ
ンプリングし、VM3 =VD3 としてメモリ容量16に
保持する。
【0073】スイッチTFT81は、メモリ容量14に
保持された電圧VM1 がVM1 =“1”のときにON状
態となり、スイッチTFT84はタイミング線群300
の電圧VF1 がVF1 =“1”のときにON状態とな
る。従って、VM1 =“1”、かつ、VF1 =“1”の
とき、画素電極40はコモン線400に接続される。ス
イッチTFT82は、メモリ容量15に保持された電圧
VM2がVM2=“1”のときにON状態となり、スイッ
チTFT85はタイミング線群300の電圧VF2 がV
2 =“1”のときにON状態となる。従って、VM2
=“1”、かつ、VF2 =“1”のとき、画素電極40
はコモン線400に接続される。スイッチTFT83
は、メモリ容量16に保持された電圧VM3 がVM3
“1”のときにON状態となり、スイッチTFT86は
タイミング線群300の電圧VF3がVF3 =“1”のと
きにON状態となる。従って、VM3 =“1”、かつ、
VF3 =“1”のとき、画素電極40はコモン線400
に接続される。
【0074】スイッチTFT91は、タイミング線群3
00の電圧VF0 がVF0 =“1”のときにON状態と
なり、画素電極40とコモン線400は接続される。
【0075】以上のように構成した本発明の第2の実施
例の動作を、図11に示す信号波形のタイミング図で詳
細に説明する。図11に示した信号は、タイミング回路
の出力VF0 ,VF1 ,VF2 ,VF3 ,メモリ容量1
4,15,16に保持された電圧VM1 ,VM2 ,VM
3 ,交流電圧回路5から供給される対向電極70の電圧
VCP,画素電極の電圧VPX,液晶印加電圧VLC=
VCP−VPXである。交流電圧回路の出力VCPは、
中心電圧回路の電圧VCNTを基準とした交流電圧であ
る。
【0076】1フレームの期間T0 は、T1 の期間の第
1サブフレーム、T2 の期間の第2サブフレーム、T3
の期間の第3サブフレームに分割される。ここで、T2
=2T1 ,T3 =4T1 と設定した。
【0077】タイミング回路の出力VF0 ,VF1 ,V
2 ,VF3 の周期はT0 であり、VF0 は第1サブフ
レームの最初の期間t0 、第2のサブフレームの最初の
期間t0 、及び、第3のフレームの最初の期間t0
“1”となり、VF1 は第1サブフレームの期間に
“1”となり、VF2 は第2サブフレームの期間に
“1”となり、VF3 は第3サブフレームの期間に
“1”となるように設定される。ここで、t0 はT1
2 ,T3 にくらべ十分に短い時間である。
【0078】対向電極70に印加される電圧VCPは、
中心電圧VCNTに対する振幅値が±V0 で、周期が2
フレームである交流電圧で、かつ、VF0 が“1”の状
態のときに中心電圧値VCNTと等しくなるように設定
される。
【0079】図11では、メモリ10の出力VM3 ,V
2 ,VM1 が“110”から“000”に変化する場
合を例にとっている。メモリ10の出力VM1,VM2
VM3 が変化するタイミングは、メモリ10の書き込み
動作に依存するため、VF1 ,VF2 ,VF3 やVCP
とは同期しない 第1サブフレームの期間t0 において、VF0 =“1”
のためスイッチTFT91はON状態にあり、画素電極
40はコモン線400に接続される。この時、VCP=
VCNTであり、液晶に印加される電圧はVLC=0で
ある。続く第1サブフレーム中の(T1−t0)の期間に
おいては、スイッチTFT81,85,86,91はO
FF状態であり、画素電極40とコモン線400との接
続は開放され、VLC=0が保持される。続く第2フレ
ームの最初の期間t0 において、VF0 =“1”のため
スイッチTFT91はON状態にあり、画素電極40は
コモン線400に接続される。この時、VCP=VCN
Tであり、液晶に印加される電圧はVLC=0である。
続く第2サブフレーム中の(T2−t0)の期間において
は、VF2 =“1”、かつ、VM2 =“1”であり、画
素電極40はコモン線400に接続される。従って、液
晶にはVCPと画素電極の電圧VPX=VCNTの差電圧V
LC=VCP−VPX=−V0 が印加される。続く第3
サブフレームの最初の期間t0 において、VF0
“1”のためスイッチTFT91はON状態にあり、画
素電極40はコモン線400に接続される。この時、V
CP=VCNTであり、液晶に印加される電圧はVLC=0
である。続く第3サブフレーム中の(T3 ーt0 )の期
間においては、VF3 =“1”、かつ、VM3 =“1”
であり、画素電極40はコモン線400に接続される。
従って、液晶にはVCPと画素電極の電圧VPX=VC
NTの差電圧VLC=VCP−VPX=V0 が印加され
る。従って、1番目の1フレームに液晶に印加される電
圧の絶対値の平均値はVAV=(0×T1+V0×T2
0×T3)/T0=6V0×T1/T0(=6α)となる。
この方法によれば、第1の実施例と同様に2n=23=8
とおりの平均電圧を液晶に印加することが可能であり、
これにより階調を表示できる。
【0080】図11では、2つめのフレーム中の第3フ
レームの期間にVM2 及びVM3 が“1”から“0”に
切り替わっている。このとき、スイッチTFT83の状
態がONからOFFへ切り替わるため、画素電極40は
コモン線400に接続された状態から開放された状態に
変わる。このとき、液晶に印加されている電圧VLC=
−V0 は保持される。例えば、これに続く3つめのフレ
ームの第1サブフレームにおいてVF0 =“1”となる
期間t0 がなかった場合、この第1サブフレームにおい
て画素電極40とコモン線400の接続は開放されたま
まであり、VLC=−V0 が保持されたままとなり、所望
のVLC=0は印加されない。しかしながら、本実施例
では、サブフレームの最初に必ずVF0 =“1”となる
期間t0を設け、かつ、t0 の期間においてVLC=0
となるようにVCP=VCNTと設定してあるのでこの
ような不具合は起こらず、所望の電圧を液晶に印加する
ことが可能である。
【0081】メモリの状態が“000”となった3つめ
のフレーム以後は、スイッチTFT81,82,83は
常にOFF状態であり、VLC=0となる。
【0082】以上のように、本実施例を用いることによ
って、n個の表示データを保持したメモリにより、2n
レベルの階調表示が可能な、低消費電力液晶表示装置を
提供することができる。
【0083】さらに、第1の実施例における第1の信号
波形と同様にVCPを周期が1フレームである信号電圧
波形を用いても同等の効果が得られる。
【0084】さらに、第1の実施例における第3の信号
波形と同様にサブフレームの周期を同一(T1 =T2
3 )とし、VCPの振幅をサブフレーム毎に変えても
同等の効果が得られる。また、この場合には、第1の実
施例における第4の信号波形と同様に、VCPの振幅の
代わりにパルス幅を変えても同等の効果が得られる。同
様に、n=3で行った処理をnに変更すれば、2n レベ
ルの階調を表示することができる。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、メモリを内蔵したアク
ティブマトリクス液晶表示装置において多階調表示を実
現する際に、より回路構成を簡易にできるために歩留ま
りを向上させ、ひいては製造コストを低下させることが
できる。
【0086】また、本発明の構成に、対向電極を形成
し、その対向電極に印加される液晶駆動電圧の振幅は互
いにほぼ等しく、フレーム期間が複数のサブフレームに
分割され、その分割されたサブフレームの期間の長さが
異なることように形成すると、より低消費電力が可能と
なる。また、前記対向電極に印加される液晶駆動電圧の
振幅は互いに異なり、フレーム期間が複数のサブフレー
ムに分割され、その分割されたサブフレームの期間の長
さがほぼ等しいように形成すると、2n レベルの階調を
出そうとするときに、振幅だけで得ることができる。
【0087】さらに、各サブフレームの最初に液晶駆動
電圧が中心電圧に等しくなるようにすると、画素電極の
電圧が一定になり、第1のスイッチング手段の誤動作を
防ぐことができるので、正確な表示ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における液晶表示装置の一実施例の全体
構成を表すブロック図である。
【図2】本発明における液晶表示装置の一実施例におい
て、データ信号線群に3個の表示データを印加する場合
の画素回路50の構成を示すブロック図である。
【図3】図2の液晶表示装置の画素回路を実現する一回
路図。
【図4】図1の液晶表示装置に印加する電圧の第1の信
号波形を示すタイミング図。
【図5】図1の液晶表示装置に印加する電圧の第2の信
号波形を示すタイミング図。
【図6】図1の液晶表示装置に印加する電圧の第3の信
号波形を示すタイミング図。
【図7】図1の液晶表示装置に印加する電圧の第4の信
号波形を示すタイミング図。
【図8】本発明における液晶表示装置の一実施例の全体
構成を表すブロック図である。
【図9】本発明における液晶表示装置の一実施例におい
て、データ信号線群に3個の表示データを印加する場合
の画素回路50の構成を示すブロック図である。
【図10】図9の液晶表示装置の画素回路を実現する一
回路図。
【図11】図8の液晶表示装置に印加する電圧の信号波
形を示すタイミング図。
【符号の説明】
1…走査回路、2…データ回路、3…タイミング回路、
4…中心電圧回路、5…液晶駆動交流電圧源、10…メ
モリ、11,12,13…メモリTFT、14,15,
16…メモリ容量、20…サンプルホールド回路、2
1,22,23…サンプリングTFT、24…ホールド
容量、30…第1のスイッチング手段、31,81,8
2,83,84,85,86,91…スイッチTFT、
40…画素電極、50…画素回路、60…液晶、70…
対向電極、80…選択回路、90…スイッチ、100…
走査線、200…データ信号線群、300…タイミング
線群、400…コモン線。
フロントページの続き (72)発明者 津村 誠 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方が透明な一対の基板と、そ
    れら一対の基板に挟持された液晶層を有する液晶表示装
    置において、 前記一対の基板の一方には、複数の走査線と、前記複数
    の走査線にマトリクス状に交差する複数のデータ信号線
    群と、前記複数の走査線の間に形成された複数のタイミ
    ング線群と、 前記複数の走査線と前記複数のデータ信号線群とに囲ま
    れた領域で、その対応する走査線とデータ信号線群とに
    接続され、走査信号に応答してデータ信号線群からの表
    示データを取り込み保持するメモリと、そのメモリに接
    続され、そのメモリに保持されたデータを取り込み、前
    記領域に対応するタイミング線群のタイミング信号によ
    って出力が制御されるサンプルホールド回路と、前記の
    サンプルホールド回路の出力によって制御される第1の
    スイッチング手段と、その第1のスイッチング手段に接
    続された画素電極とを有することを特徴とする液晶表示
    装置。
  2. 【請求項2】少なくとも一方が透明な一対の基板と、そ
    れら一対の基板に挟持された液晶層を有する液晶表示装
    置において、 前記一対の基板の一方には、複数の走査線と、前記複数
    の走査線にマトリクス状に交差する複数のデータ信号線
    群と、前記複数の走査線の間に形成された複数のタイミ
    ング線群と、 前記複数の走査線と前記複数のデータ信号線群とに囲ま
    れた領域で、その対応する走査線とデータ信号線群とに
    接続され、走査信号に応答してデータ信号線群からの表
    示データを取り込み保持するメモリと、そのメモリに接
    続され、そのメモリに保持されたデータを取り込み、前
    記複数のタイミング線群のタイミング信号によって出力
    が制御される選択回路と、その選択回路の出力によって
    制御される第1のスイッチング手段と、その第1のスイ
    ッチング手段に接続された画素電極とを有することを特
    徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1或いは2において、前記一対の基
    板の他方には前記画素電極に対向する対向電極が形成さ
    れることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記サンプルホールド
    回路には前記メモリに接続された複数の第2のスイッチ
    ング手段が形成されることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記選択回路には前記
    メモリに接続された複数の第2のスイッチング手段が形
    成されることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】請求項1或いは2において、前記複数の走
    査線の間には複数のコモン線が形成され、前記囲まれた
    領域に対応するコモン線には、前記第1のスイッチング
    手段が形成されることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】請求項1あるいは2において、前記対向電
    極に印加される液晶駆動電圧の振幅は互いにほぼ等し
    く、フレーム期間が複数のサブフレームに分割され、そ
    の分割されたサブフレームの期間の長さが異なることを
    特徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】請求項1あるいは2において、前記対向電
    極に印加される液晶駆動電圧の振幅は互いに異なり、フ
    レーム期間が複数のサブフレームに分割され、その分割
    されたサブフレームの期間の長さがほぼ等しいことを特
    徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】請求項1あるいは2において、前記対向電
    極に印加される液晶駆動電圧の波形が互いに等しく、フ
    レーム期間が複数のサブフレームに分割され、その分割
    されたサブフレームの期間の長さが異なり、そのサブフ
    レームの期間における電圧の実効値はそのサブフレーム
    の期間に比例して変化することを特徴とする液晶表示装
    置。
  10. 【請求項10】請求項7乃至9において、前記複数の走
    査線に複数のコモン線を有し、それらのコモン線及び前
    記液晶駆動電圧はそのサブフレームの最初に、前記液晶
    駆動電圧の中心電圧に等しくなる電圧が印加される期間
    を有することを特徴とする液晶表示装置。
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