JP2004086152A - 電気光学装置の駆動方法、電気光学装置および電子機器 - Google Patents

電気光学装置の駆動方法、電気光学装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】画素内メモリを用いたサブフィールド駆動において、メモリの記憶容量を増大を抑えながら、一層の多階調表示を可能にする。
【解決手段】階調データD0〜D5中のデータD0〜D2を、各画素110が有するメモリに書込む。このメモリに書込まれたデータD0〜D2と、階調信号P0〜P2とに応じた時間密度で画素110に電圧を印加して、画素110を駆動する。先のデータ書込みと同一フレーム内において、階調データの残りのデータD3〜D5をメモリに書込む。メモリに書込まれたデータD3〜D5と、階調信号P0〜P2と応じた時間密度で画素110に電圧を印加することにより、画素110を駆動する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気光学装置の駆動方法、電気光学装置および電子機器に係り、特に、メモリを内蔵した画素を用いたサブフィールド駆動による階調制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、中間調表示方式の1つとして、サブフィールド駆動が知られている。時間軸変調方式の一種であるサブフィールド駆動では、所定の期間(例えば、動画の場合には1画像の表示単位である1フレーム)を複数のサブフィールドに分割し、表示すべき階調に応じたサブフィールドの組み合わせで画素が駆動される。表示される階調は、所定の期間に占める画素の駆動期間の割合によって決まり、この割合は、サブフィールドの組み合わせによって特定される。この方式では、電圧階調法のように、液晶等の電気光学素子に対する印加電圧を表示階調数分だけ用意する必要がないので、データ線駆動用ドライバの回路規模を縮小できる。また、D/A変換回路やオペアンプ等の特性のばらつき、或いは、各種の配線抵抗の不均一性等に起因した表示品質の低下を抑制できるという利点もある。
【0003】
特許文献1には、メモリを内蔵した画素を用いたサブフィールド駆動について開示されている。具体的には、それぞれの画素は、複数ビットの階調データを記憶するメモリと、この画素内メモリの後段に接続されたパルス幅制御回路とを有する。パルス幅制御回路は、画素内メモリに記憶されたデータに応じて、画素の表示状態をオン状態に設定するオン電圧または画素の表示状態をオフ状態に設定するオフ電圧を択一的に画素電極に印加する。1フレームに占めるオン電圧の印加時間の割合、すなわち、デューティ比は、画素内メモリに記憶されている階調データに基づいて特定される。ある画素に関して、その画素内メモリに階調データを一旦書込んでしまえば、記憶されたデータに応じた階調表示が継続される。
したがって、階調を変更する必要がない画素に対しては、原理的に、データの再書込みを行う必要はない。一方、階調を変更すべき画素に対しては、その画素のみを書込対象として、その都度、新たな階調データを画素内メモリに書込めばよい。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−082653号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術に開示されたサブフィールド駆動では、画素内メモリに一度に書込まれたkビット(例えば3ビット)の階調データを用いて、2階調(例えば8階調)の表示を行う。そのため、多階調化に伴い、必要とされる画素内メモリの記憶容量も増大する。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、画素内メモリを用いたサブフィールド駆動において、メモリの記憶容量を増大を抑えながら、一層の多階調表示を可能にすることである。
【0007】
また、本発明の別の目的は、このようなサブフィールド駆動において、動作モードに応じて、表示階調数を変更可能にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、第1の発明は、所定の期間を第1のサブフィールド群と第2のサブフィールド群とに分割し、階調データの一部を構成する第1のデータと、前記階調データの一部を構成し、前記第1のデータとは異なる第2のデータとに応じたサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行うとともに、それぞれの画素が階調データを記憶するメモリを有する電気光学装置の駆動方法を提供する。第1のステップでは、前記第1のデータを、それぞれの画素が有するメモリに書き込む。第2のステップでは、前記第1のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドを規定する第1の階調信号に基づいて、前記メモリに書き込まれた第1のデータを読み出すとともに、当該読み出された第1のデータに応じた電圧を前記画素に対して印加することにより、画素を駆動する。第3のステップでは、前記第2のデータを前記メモリに書き込む。そして、第4のステップでは、前記第2のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドを規定する第2の階調信号に基づいて、前記メモリに書き込まれた第2のデータを複数回繰り返し読み出すとともに、当該読み出された第2のデータに応じた電圧を前記画素に対して複数回繰り返し印加することにより、画素を駆動する。
【0009】
ここで、第1の発明において、上記第2のステップは、メモリに書込まれた第1のデータと、第1のサブフィールド群を構成する各サブフィールドを規定する階調信号とに基づいて、第1のパルス信号を生成するステップと、第1のパルス信号の時間密度で画素に電圧を印加するステップとを含んでいてもよい。同様に、上記第4のステップは、メモリに書込まれた第2のデータと、第2のサブフィールド群を構成する各サブフィールドを規定する階調信号とに基づいて、第2のパルス信号を生成するステップと、第2のパルス信号の時間密度で画素に電圧を印加するステップとを含んでいてもよい。また、第1のパルス信号は、第1のデータに応じた時間密度を有し、第2のパルス信号は、第2のデータに応じた時間密度を有することが好ましい。
【0010】
また、第1の発明において、第1のサブフィールド群の全体的な重み付けよりも、第2のサブフィールド群の全体的な重み付けの方を大きく設定することが好ましい。これにより、両者の重み付けを同一に設定した場合と比較して、階調数を増やすことができる。また、第1のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドにおける画素の駆動状態を、階調データの内の下位ビット列に応じて決定し、第2のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドにおける画素の駆動状態を、階調データの内の上位ビット列に応じて決定してもよい。
この場合、第1のサブフィールド群の内、画素を駆動するサブフィールドを、下位ビット列が示す値の増加に伴い、第2のサブフィールド群に近いサブフィールドから順に設定することが好ましい。同様に、第2のサブフィールド群の内、画素を駆動するサブフィールドを、上位ビット列が示す値の増加に伴い、第1のサブフィールド群に近いサブフィールドから順に設定することが好ましい。
【0011】
また、第1の発明において、メモリに対する第1のデータの書込みを、第1のサブフィールド群における最初のサブフィールドにおいて行い、メモリに対する第2のデータの書込みを、第2のサブフィールド群における最初のサブフィールドにおいて行ってもよい。この場合、最初のサブフィールドでは、メモリに書込まれる第1のデータまたは第2のデータに拘わらず、画素に対して所定の電圧を印加することが好ましい。
【0012】
また、第1の発明において、メモリに対する第1のデータの書込みを、第1のサブフィールド群を構成する複数のサブフィールドに亘って行い、メモリに対する第2のデータの書込みを、第2のサブフィールド群を構成する複数のサブフィールドに亘って行ってもよい。
【0013】
また、第1の発明において、画素に印加する電圧は、画素の表示状態をオン状態にするオン電圧と画素の表示状態をオフ状態にするオフ電圧とを少なくとも含むことが好ましい。
【0014】
第2の発明は、所定の期間を複数のサブフィールドに分割し、階調データに応じたサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行うとともに、それぞれの画素が階調データを記憶するメモリを有する電気光学装置の駆動方法を提供する。この駆動方法は、第1の動作モードと第2の動作モードとを有する。第1の動作モードでは、まず、第1の階調データの一部を構成する互いに異なるビット列を書込単位として、書込単位となるデータを、それぞれの画素が有するメモリに所定の期間内で複数回書込む。そして、書込単位となるデータのそれぞれに基づいたサブフィールド駆動を、所定の期間内で複数回行う。これに対して、第1の動作モードよりも表示階調数が少ない第2の動作モードでは、まず、第1の階調データよりもビット数が少ない第2の階調データをメモリに書込む。そして、第2の階調データに基づいたサブフィールド駆動を行う。サブフィールド駆動では、メモリに書込まれたデータと、各サブフィールドを規定する階調信号とに応じて決定される時間密度で、画素に電圧を印加することによって、画素の駆動が行われる。
【0015】
ここで、第2の発明において、第1の動作モードでは、メモリに対する第1の階調データの書込みを所定の期間毎に行うことが好ましい。そして、第2の動作モードでは、メモリに対する第2の階調データの書込みを、画素の表示階調を変更する場合に行うことが好ましい。
【0016】
また、第2の発明において、メモリに対するデータの書込みを、このデータに応じて時間密度を決定する一連のサブフィールド群における最初のサブフィールドにて行ってもよい。
【0017】
第3の発明は、所定の期間を複数のサブフィールドに分割し、階調データに応じたサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行う電気光学装置を提供する。この電気光学装置は、表示部と、走査線駆動回路と、データ線駆動回路とを有する。表示部は、複数の走査線と複数のデータ線との各交差に対応して設けられた複数の画素を有する。画素のそれぞれは、画素電極と、データを記憶するメモリと、メモリに記憶されたデータに応じた時間密度で画素電極に電圧を印加することによって、画素を駆動するパルス幅生成回路とを有する。走査線駆動回路は、データの書込対象となる画素に対応する走査線を選択する。データ線駆動回路は、走査線駆動回路によって走査線が選択されている間に、書込対象となる画素に対応するデータ線を介して、書込対象となる画素が有するメモリにデータを書込む。また、データ線駆動回路は、階調データの一部を構成する互いに異なるビット列を書込単位として、書込単位となるデータを、所定の期間内で複数回、メモリに書込む。そして、パルス幅生成回路は、所定の期間内において、メモリに記憶された書込単位となるデータ毎に、メモリに記憶されたデータと、各サブフィールドを規定する階調信号とに基づいて、画素電極に電圧を印加することにより、画素を駆動する。
【0018】
ここで、第3の発明において、パルス幅生成回路は、に応じた時間密度を有するパルス信号を生成するとともに、このパルス信号の時間密度で画素電極に電圧を印加することが好ましい。
【0019】
また、第3の発明において、メモリは、1ビットの記憶容量を有する少なくとも一つのメモリセルで構成してもよい。それぞれのメモリセルは、走査線に接続され、走査線駆動回路によって導通状態が制御されるスイッチング素子と、互いに一方の出力が他方の入力になっている一対のインバータとを有する。一対のインバータは、スイッチング素子がオン状態の場合、データ線を介して供給されたデータが書込まれ、スイッチング素子がオフ状態の場合、書込まれたデータを保持する。
【0020】
また、第3の発明において、所定の期間は、第1のサブフィールド群と、第2のサブフィールド群とを少なくとも含み、階調信号生成回路は、第1のサブフィールド群を構成する各サブフィールドを規定する第1の階調信号と、第2のサブフィールド群を構成する各サブフィールドを規定する第2の階調信号とを生成することが好ましい。この場合、第1のサブフィールド群の全体的な重み付けよりも第2のサブフィールド群の全体的な重み付けの方を大きく設定するために、第1の階調信号の周波数の方が第2の階調信号の周波数よりも大きくすることが望ましい。
【0021】
また、第3の発明において、データ線駆動回路は、第1のサブフィールド群によって画素を駆動する場合、階調データの内の下位ビット列をメモリセルに書込み、第2のサブフィールド駆動によって画素を駆動する場合、階調データの内の上位ビット列をメモリセルに書込むことが好ましい。この場合、パルス幅生成回路は、第1のサブフィールド群の内、画素を駆動するサブフィールドを、下位ビット列が示す値の増加に伴い、第2のサブフィールド群に近いサブフィールドから順に設定するとともに、第2のサブフィールド群の内、画素を駆動するサブフィールドを、上位ビット列が示す値の増加に伴い、第1のサブフィールド群に近いサブフィールドから順に設定することが望ましい。
【0022】
また、第3の発明において、走査線駆動回路は、第1のサブフィールド群における最初のサブフィールドで、走査線を順次選択することともに、第2のサブフィールド群における最初のサブフィールドで、走査線を順次選択してもよい。そして、データ線駆動回路は、走査線駆動回路と協働して、メモリへのデータ書込みを行う。この場合、パルス幅生成回路は、最初のサブフィールドでは、メモリに書込まれたデータに拘わらず、画素電極に対して所定の電圧を印加することが好ましい。
【0023】
一方、第3の発明において、走査線駆動回路は、第1のサブフィールド群における複数のサブフィールドに亘って走査線を順次選択するとともに、第2のサブフィールド群における複数のサブフィールドに亘って走査線を順次選択してもよい。そして、データ線駆動回路は、走査線駆動回路と協働して、メモリへのデータ書込みを行う。この場合、階調信号生成回路は、走査線のそれぞれの選択期間に応じて、階調信号の遷移タイミングをずらした複数のシフト階調信号を生成する階調信号シフト回路を有することが好ましい。
【0024】
さらに、第3の発明において、パルス幅生成回路は、少なくとも、画素の表示状態をオン状態にするオン電圧または画素の表示状態をオフ状態にするオフ電圧を画素電極に印加することが好ましい。
【0025】
第4の発明は、上述した第3の発明に係る構成を備えた電気光学装置を有する電子機器を提供する。
【0026】
第5の発明は、所定の期間を第1のサブフィールド群と第2のサブフィールド群とに分割し、階調データの一部を構成する第1のデータと、前記階調データの一部を構成し、前記第1のデータとは異なる第2のデータとに応じたサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行うとともに、それぞれの画素が階調データを記憶するメモリを有する電気光学装置の駆動方法において、前記第1のデータを、それぞれの画素が有するメモリに書き込む第1のステップと、前記第1のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドを規定する第1の階調信号に基づいて、前記メモリに書き込まれた第1のデータを読み出すとともに、当該読み出された第1のデータに応じた電流を前記画素に対して供給する第2のステップと、前記第2のデータを前記メモリに書き込む第3のステップと、前記第2のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドを規定する第2の階調信号に基づいて、前記メモリに書き込まれた第2のデータを複数回繰り返し読み出すとともに、当該読み出された第2のデータに応じた電流を前記画素に対して複数回繰り返し供給する第4のステップと、を有することを特徴とする。
【0027】
第6の発明は、所定の期間を複数のサブフィールドに分割し、階調データに応じたサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行うとともに、それぞれの画素が階調データを記憶するメモリを有する電気光学装置の駆動方法において、第1の動作モードでは、第1の階調データの一部を構成する互いに異なるビット列を書込単位として、当該書込単位となるデータを、それぞれの画素が有するメモリに前記所定の期間内で複数回書込むとともに、前記書込単位となるデータのそれぞれに基づいたサブフィールド駆動を、前記所定の期間内で複数回行う第1のステップと、前記第1の動作モードよりも表示階調数が少ない第2の動作モードでは、前記第1の階調データよりもビット数が少ない第2の階調データを、前記メモリに書込むとともに、前記第2の階調データに基づいたサブフィールド駆動を行う第2のステップとを有し、前記サブフィールド駆動では、前記メモリに書込まれたデータと、各サブフィールドを規定する階調信号とに応じて決定される時間密度で、前記画素に電流を供給することによって、前記画素の駆動が行われることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る電気光学装置の構成図である。表示部100には、それぞれがX方向(行方向)に延在するm本の走査線112と、それぞれがY方向(列方向)に延在するn本のデータ線114とが形成されている。画素110は、走査線112とデータ線114との各交差に対応して設けられており、表示部100においてマトリクス状に配列されている。なお、図示した1本のデータ線114は、実際には、複数本のデータ線セットで構成されており、それぞれの画素110には、階調データを記憶するメモリが内蔵されている。これらの点を含めて、画素110の具体的な構成については後述する。
【0029】
タイミング信号生成回路200には、図示しない上位装置より、垂直同期信号Vs、水平同期信号Hs、入力階調データD0〜D5のドットクロック信号DCLK、およびモード信号MODEといった外部信号が供給される。ここで、モード信号MODEは、表示階調数を、多階調モードである第1の動作モード、または、第1のモードよりも表示階調数が少ない第2の動作モードのいずれかを指示する信号である。第1の動作モードは、例えば、多階調の動画表示に適したモードである。また、第2の動作モードは、例えば、キャラクタ表示といった低階調の静止画表示に適したモードであり、第1の動作モードと比較して消費電力も少ない。本実施形態では、一例として、第1の動作モードの階調数を64とし、第2の動作モードの階調数を、それよりも少ない8とする。発振回路150は、読出しタイミングの基本クロックRCLKを生成し、これをタイミング信号生成回路200に供給する。
【0030】
タイミング信号生成回路200は、外部信号Vs,Hs,DCLK,MODEに基づいて、交流化信号FR、スタートパルスDY、クロック信号CLY、ラッチパルスLP、クロック信号CLX、選択信号SEL1,SEL2、リセット信号CL等を含む各種の内部信号を生成する。ここで、交流化信号FRは、1フレーム毎に極性反転する信号であり、表示部100等に供給される。スタートパルスDYは、後述する各サブフィールドSFの開始タイミングに出力されるパルス信号であり、このパルスDYによって、サブフィールドSFの切替わりが制御される。クロック信号CLYは、走査側(Y側)における水平走査期間(1H)を規定する信号である。ラッチパルスLPは、水平走査期間の最初に出力されるパルス信号であって、クロック信号CLYのレベル遷移時、すなわち、立上がり時および立下がり時に出力される。クロック信号CLXは、画素110(正確には画素内メモリ)へのデータ書込用のドットクロック信号である。第1の選択信号SEL1は、階調信号P0〜P2を生成する際のベースクロックCK3として用いられるクロックCK1,CK2のいずれかを選択する信号である。第2の選択信号SEL2は、6ビットの入力階調データD0〜D5の一部を選択する信号である。リセット信号CLは、階調信号生成回路160における内部カウンタのカウント値をリセットする信号である。
【0031】
走査線駆動回路130は、それぞれのサブフィールドSFの最初に供給されるスタートパルスDYを、クロック信号CLYにしたがって転送し、各走査線112に対して走査信号G1,G2,G3,…,Gmとして順次排他的に供給する。これにより、同図における最上の走査線112から最下の走査線112に向って、走査線112が1本ずつ順次選択されていく。
【0032】
データ切替回路300は、上位装置から入力される6ビットの階調データD0〜D5の内、下位3ビットのデータD0〜D2または上位3ビットのデータD3〜D5のいずれかを選択し、これをデータ線駆動回路140に出力する。3ビットの階調データD0〜D2,D3〜D5のどちらが出力されるかは、第2の選択信号SEL2によって指示される。すなわち、選択信号SEL2がLレベルの場合には、下位3ビットの階調データD0〜D2が出力され、これがHレベルの場合には、上位3ビットの階調データD3〜D5が出力される。
【0033】
第2の選択信号SEL2のレベル状態は、動作モードによって異なる。モード信号MODEによって第1の動作モードが指示されている場合、第2の選択信号SEL2は、所定の期間t1だけLレベルに設定された後、Hレベルに切替わり、このHレベルが所定の期間t2だけ維持される。したがって、前半の期間t1では、入力階調データD0〜D5の内、下位データD0〜D2のみがデータ線駆動回路140に出力される。この期間t1において、出力されない上位データD3〜D5は、データ切替回路300内のフレームメモリに一時的に格納される。
そして、前半の期間t1に続く後半の期間t2において、フレームメモリに格納された上位データD3〜D5が読み出され、データ線駆動回路140に出力される。これに対して、モード信号MODEによって第2の動作モードが指示されている場合、第2の選択信号SEL2はHレベルのまま維持される。したがって、この場合には、上位データD3〜D5のみが出力される。なお、前半の期間t1は、後述する第1のサブフィールド群の合計期間に相当し、後半の期間t2は、後述する第2のサブフィールド群の合計期間に相当する。そして、前半の期間t1と後半の期間t2とを合計した期間が、1フレームに相当する。
【0034】
データ線駆動回路140は、1水平走査期間(1H)において、今回データを書込む画素行に対するデータの一斉出力と、次の1Hでデータを書込む画素行に関するデータの点順次的なラッチとを並行して行う。ある水平走査期間において、データ線114の本数相当分のデータが順次ラッチされる。そして、次の水平走査期間において、これらのラッチされたデータが、データ信号d1,d2,d3,…,dnとして、それぞれのデータ線114に一斉に出力される。第1の動作モードの場合、1フレーム内において、下位データD0〜D2のラッチ・出力が終了した後に、上位データD3〜D5のラッチ・出力が開始される。
【0035】
データ線駆動回路140は、Xシフトレジスタ、第1のラッチ回路および第2のラッチ回路で構成された回路系を3系統分有する(これにより3ビットの階調データD0〜D2(またはD3〜D5)のラッチ・出力が可能になる)。1ビットシリアルデータの処理系でみた場合、Xシフトレジスタは、1水平走査期間の最初に供給されるラッチパルスLPをクロック信号CLXにしたがって転送し、ラッチ信号S1,S2,S3,…,Snとして順次排他的に供給する。第1のラッチ回路は、ラッチ信号S1,S2,S3,…,Snの立下がりにおいて、1ビットデータを順次ラッチする。第2のラッチ回路は、第1のラッチ回路によりラッチされた1ビットデータをラッチパルスLPの立下がりにおいてラッチし、HレベルまたはLレベルの2値データd1,d2,d3,・・・,dnとして、データ線114にパラレルに出力する。
【0036】
本実施形態において、それぞれの画素110の画素電極には、データ線114のデータに応じた電圧が直接印加されるのではなく、これとは別系統で供給されるオフ電圧Voffまたはオン電圧Vonが印加される。データ線114に供給されるデータは、画素電極に印加される電圧Voff,Vonを選択するために用いられる。一方、この画素電極と対向する対向電極には、駆動電圧LCOMが印加される。液晶を交流駆動するために、駆動電圧LCOMを1フレーム或いは周期的に極性反転する電圧(例えば0[V],3[V])、オフ電圧Voffをこれとは同相の電圧(0[V],3[V])、オン電圧Vonをこれとは逆相の電圧(3[V],0[V])にそれぞれ設定する。
【0037】
クロック生成回路170は、外部信号である垂直同期信号Vsと同期した、周波数の異なる2種類のクロックCK1,CK2を生成する。これらのクロックCK1,CK2の周波数比は、第1のサブフィールド群の全体的な重み付け(長さ)と第2のサブフィールド群の全体的な重み付けとを規定する。本実施形態において、第1のクロックCK1の周波数は、第2のクロックCK2の周波数の8倍に設定されている。このため、後述するように、第1のサブフィールド群の全体的な重み付けを”1”とすると、第2のサブフィールド群の全体的な重み付けは、それよりも大きな”8”となる。
【0038】
クロック選択回路180は、第1の選択信号SEL1に基づいて、2つのクロックCK1,CK2のいずれかを選択し、これをベースクロックCK3として階調信号生成回路160に出力する。具体的には、選択信号SEL1がHレベルの場合には、ベースクロックCK3として、周波数の高い第1のクロックCK1が選択される。一方、選択信号SEL1がLレベルの場合には、ベースクロックCK3として、第1のクロックCK1よりも周波数が低い第2のクロックCK2が選択される。
【0039】
第1の選択信号SEL1のレベル状態は動作モードによって異なる。モード信号MODEによって第1の動作モードが指示されている場合、第1の選択信号SEL1は、1フレームにおける前半の期間t1だけHレベルに設定された後、Lレベルに切替わり、このLレベルが期間t2だけ維持される。したがって、図5に示すように、ベースクロックCK3は、前半の期間t1では高周波な第1のクロックCK1相当になり、後半の期間t2では低周波な第2のクロックCK2相当になる。これに対して、第2の動作モードが指示されている場合、第1の選択信号SEL1はLレベルのまま維持される。したがって、この場合には、ベースクロックCK3は、低周波な第2のクロックCK2相当になる。
【0040】
階調信号生成回路160は、ベースクロックCK3に基づいて、各サブフィールドSF(およびこれらの期間)を規定する3つの階調信号P0〜P2を生成する。この生成回路160は、ベースクロックCK3の立上がりをカウントするカウンタを内蔵している。この内部カウンタは、第1の選択信号SEL1がHレベルの場合には、3ビットのカウント値を順次デクリメントし、Lレベルの場合には、カウント値を順次インクリメントする。カウンタによるカウント値は、リセット信号CLからの指示によってリセットされる。3ビットのカウント値は、階調信号P0〜P2の出力レベル(P2P1P0)に対応付けられており、これらの階調信号P0〜P2によって、個々のサブフィールドSFの期間が指定される。例えば、現在のカウント値が”100”の場合、この値は階調信号(P2P1P0)の”HLL(=100)”に対応付けられる。この出力レベルに相当するサブフィールドSFは、第1のサブフィールド群ではサブフィールドSF5、第2のサブフィールド群ではサブフィールドSF13となる(図5参照)。
【0041】
つぎに、図9を参照しながら、第1の動作モードにおけるサブフィールド駆動の概要について説明する。第1の動作モードでは、64階調表示を行うべく、1画像の表示単位である1フレーム(1F)が16個のサブフィールドSFに分割されている。前半のサブフィールドSF1〜SF8を「第1のサブフィールド群」とし、後半のサブフィールドSF9〜SF16を「第2のサブフィールド群」とする。なお、サブフィールドSFの分割数は、階調数に応じて適宜設定されるべきものであるから、当然ながら本発明はこの分割数に限定されるものではない。
【0042】
表示すべき階調との関係において、等間隔の各サブフィールドSF1〜SF9は、階調”1”の重み付けを与える長さ(表示期間)に設定されている。それぞれのサブフィールドSF1〜SF9の重み付けは、実質的に同一であればよく、液晶の特性に応じて、例えば20%程度の範囲内で適宜調整してもよい(例えば、1:1.1:・・・:0.9)。また、等間隔の各サブフィールドSF10〜SF16は、サブフィールドSF1〜SF9の長さよりも大きく、階調”8”の重み付けを与える長さに設定されている。それぞれのサブフィールドSF10〜SF16の重み付けは、実質的に同一であればよく、液晶の特性に応じて、例えば20%程度の範囲内で適宜調整してもよい(例えば、8:8.1:・・・:7.9)。なお、前半と後半のサブフィールドの重み付けを例えば1:8.1に設定するといったように、液晶の特性によって重み付けを調整することもある。サブフィールドSF2〜SF8における画素110の表示状態のオン/オフ状態は、下位3ビットの階調データD0〜D2によって決定される。サブフィールドSF10〜SF16における画素110の表示状態のオン/オフ状態は、上位3ビットの階調データD3〜D5によって決定される。また、サブフィールドSF1,SF9では、階調データD0〜D5に拘わらず、所定の電位(例えばオン電圧)を画素110に印加して、画素110の表示状態を所定の状態(オン状態)に設定する。このようなサブフィールドSF1,SF9を設ける理由は、液晶等の電気光学材料に関する電圧−透過率特性(または電圧−反射率特性)において、透過率(または反射率)が立上がり始める閾値電圧Vthを与えるためである。なお、コントラスト特性の改善を図るという観点でいえば、階調”0”の場合だけは、サブフィールドSF1,SF9をオフ状態に設定し、1フレーム全体をオフ状態に設定してもよい。或いは、サブフィールドSF1をオフ、サブフィールドSF9をオンにしてもよい。
【0043】
画素110の表示階調は、基本的に、画素110の表示状態をオン状態に設定するサブフィールドSFの組み合わせに応じた実効電圧により決定されるが、この組み合わせは、階調データD0〜D5よって一義的に特定される。以下、ある階調表示を行う際に、画素110の表示状態をオン状態に設定、すなわち、画素110を駆動する電圧を印加するサブフィールドSFを「オン・サブフィールドSFon」という。また、画素110の表示状態をオフ状態に設定、すなわち、画素110を駆動させない電圧を印加するサブフィールドSFを「オフ・サブフィールドSFoff」という。
【0044】
具体的には、下位3ビットの階調データD0〜D2によって、第1のサブフィールド群を構成する各サブフィールドSF2〜SF8のオン状態またはオフ状態が決定される。例えば、図9において、下位3ビット(D2D1D0)が”001”の場合には、サブフィールドSF8がオン状態になり、”010”の場合には、サブフィールドS7,S8がオン状態になる。第1のサブフィールド群に関しては、基本的に、下位ビット列(D2D1D0)が示す値の増加に伴い、第2のサブフィールド群に近いものから順に、オン・サブフィールドSFonを設定していく。一方、上位3ビットのデータD3〜D5によって、第2のサブフィールド群を構成する各サブフィールドSF10〜SF16のオン/オフ状態が決定される。例えば、上位3ビット(D5D4D3)が“000”の場合には、サブフィールドSF10〜SF16が全てオフ状態になり、“111”の場合には、サブフィールドSF10〜SF16が全てオン状態になる。第2のサブフィールド群に関しては、基本的に、上位ビット列(D5D3D3)が示す値の増加に伴い、第1のサブフィールド群に近いものから順に、オン・サブフィールドSFonを設定していく。
【0045】
本サブフィールド駆動の特徴の一つは、所定の期間(本実施形態では1フレーム)において、画素110に階調データを2回書込んで、2回のサブフィールド駆動を連続的に行う点にある。具体的には、まず、サブフィールドSF1で画素110に下位3ビットのデータD0〜D2を書込んだ後、サブフィールド群SF2〜SF8を対象にした画素110の駆動を行う。つぎに、サブフィールドSF9で画素110に上位3ビットのデータD3〜D5を書込んだ後、サブフィールドSF10〜SF16を対象にした画素110の駆動を行う。基本的に、液晶等に作用する実効電圧は、1フレームに占めるオン・サブフィールドSFonの累積的な長さ(表示期間)に依存するため、この長さが増大するほど階調が大きくなる(ノーマリブラックモードの場合)。本実施形態では、1フレームの前半の期間t1において、下位3ビットのデータD0〜D2に基づいて、重み”1”のサブフィールドSF2〜SF8のオン/オフ状態が設定される。そして、その後半の期間t2において、上位3ビットのデータD3〜D5に基づいて、重み”8”のサブフィールドSF10〜SF16のオン/オフ状態が設定される。これにより、1フレーム全体の期間(t1+t2)において、6ビットの階調データD0〜D5による64階調表示が可能になる。
【0046】
また、本サブフィールド駆動の別の特徴は、オン・サブフィールドSFonを連続的に設定することにより、表示階調のずれを抑制し、表示品質の向上を図る点にある。画素110の表示階調は、理想的には、デューティ比によって決定されるが、オン・サブフィールドSFonの連続性の影響も受ける。すなわち、デューティ比が同一であったとしても、画素の表示状態をオン状態に設定するサブフィールドが1フレーム内で連続的になる場合と、これらが断続的になる場合とでは、実際の表示階調にずれが生じる。このため、階調データによって、このようなサブフィールドの組み合わせが連続するケースと断続するケースとの双方が出現するサブフィールド駆動では、特に多階調化した場合に、高品質な表示が困難になるという問題がある。そこで、本サブフィールド駆動では、図9に示すように、基本的に全ての階調において1フレーム内でオン・サブフィールドSFonが連続的になるように、オン・サブフィールドSFonを組み合わせる。これにより、オン・サブフィールドSFonの連続または断続の違いに起因した階調ずれを防ぐ。
【0047】
つぎに、画素110の具体的な構成について説明する。図2は、本実施形態に係るメモリ内蔵型の画素110の構成を示す回路図である。画像の最小構成単位である画素110は、メモリ131、パルス幅制御回路132、および、電気光学素子である液晶137で構成されている。メモリ131は、3ビットデータを記憶すべく、それぞれが1ビットの記憶容量を有する3個のメモリセル131a〜131cで構成されている。それぞれのメモリセル131は、データ線114を介して供給されたデータ信号d(”d”は、データ信号d1,d2,d3,・・・,dnのいずれかを指す)の”1”または”0”を記憶する。なお、図1に示した1本のデータ線114は、3系統のデータ線114で構成されており、データ信号dとして、上記3ビットデータがそれぞれ供給される。また、図3に示すように、1系統のデータ線114は、2本のデータ線114a,114bを有する。一方のデータ線114aには、データ信号dが供給され、他方のデータ線114bには、データ信号dのレベルを反転させた反転データ信号/dが供給される。パルス幅制御回路132は、デコーダ138、インバータ133および一対のトランスミッションゲート134a,134bで構成されている。このパルス幅制御回路132は、階調信号P0〜P2に基づいて、階調データD0〜D5に応じた時間密度を有するパルス信号PWを生成する。
【0048】
図3は、1つのメモリセル131の回路図である。このメモリセル131は、一対のインバータ1301,1302と、一対のトランジスタ1303,1304とを有するスタティックメモリ(SRAM)構成となっている。インバータ1301,1302は、一方の出力端が他方の入力端に接続されたフリップフロップ構成を有し、1ビットのデータを記憶する。スイッチング素子として機能するトランジスタ1303,1304は、データ書込時またはデータ読出時にオン状態となるNチャネルトランジスタである。一方のトランジスタ1303のドレインは、インバータ1301の入力とインバータ1302の出力とが供給される端子(Q出力)に接続されており、そのソース(D入力)は、データ線114aに接続されている。また、他方のトランジスタ1304のドレインは、インバータ1301の出力とインバータ1302の入力とが供給される端子(/Q出力)に接続されており、そのソース(/D入力)は、データ線114bに接続されている。そして、これらのトランジスタ1303,1304のゲート(G入力)は、走査線112に共通接続されている。
【0049】
このような構成において、走査線112の走査信号G(”G”は、走査信号G1,G2,G3,・・・,Gmのいずれかを指す)がHレベルの場合、トランジスタ1303,1304が共にオン状態となる。これにより、データ線114a(114b)より供給されたデータ信号d(/d)が、一対のインバータ1301,1302で構成されたメモリ素子に記憶される。記憶されたデータ信号dは、走査信号GがLレベルとなり、トランジスタ1303,1304が共にオフ状態になった後も保持される。このような走査信号Gによる制御下において、メモリセル110aに記憶された1ビットのデータ信号dは、必要に応じて書き換えられる。
【0050】
図2において、パルス幅制御回路132の一部を構成するデコーダ138には、それぞれのメモリセル131a〜131cからの3ビット分のQ出力と、階調信号生成回路160から出力された階調信号P0〜P2とが入力される。デコーダ138は、これらを入力とした論理演算を行い、その演算結果としてパルス信号PWを出力する。パルス信号PWは、1フレーム内で、メモリセル131a〜131cに書込まれた階調データD0〜D2に応じたデューティ比(時間密度)を有する信号である。図4は、3ビットデータ(D0〜D2またはD3〜D5)と階調信号P0〜P2との入力に対して、デコーダ138から出力されるパルス信号PWの真理値表である。例えば、3ビットデータが”011”で、階調信号が”101(HLH)”の場合、パルス信号PWは、”0”、すなわちLレベルになる。
【0051】
デコーダ138の後段に設けられた一対のトランスミッションゲート134a,134bの出力端は、画素電極135に接続されている。この画素電極135と対向電極136との間には、液晶137が挟まれて液晶層が形成されている。
対向電極136は、素子基板に形成された画素電極135と対向するように対向基板に一面に形成される透明電極である。上述したように、この対向電極136には駆動電圧LCOMが供給される。
【0052】
デコーダ138から出力されたパルス信号PWは、一方のトランスミッションゲート134aの一部を構成するPチャネルトランジスタのゲートと、他方のトランスミッションゲート134bの一部を構成するNチャネルトランジスタのゲートとに供給される。また、このパルス信号PWは、インバータ133によってレベル反転された後、一方のトランスミッションゲート134aにおけるNチャネルトランジスタのゲートと、他方のトランスミッションゲート134bにおけるPチャネルトランジスタのゲートとに供給される。それぞれのトランスミッションゲート134a,134bは、PチャネルトランジスタにLレベルのゲート信号が与えられ、かつ、NチャネルトランジスタにHレベルのゲート信号が与えられた場合に、オン状態になる。したがって、一対のトランスミッションゲート134a,134bは、パルス信号PWのレベルに応じて、いずれかが択一的にオン状態となる。また、一方のトランスミッションゲート134aの入力端には、オフ電圧Voffが供給されており、他方のトランスミッションゲート134bの入力端には、オン電圧Vonが供給されている。
【0053】
(第1の動作モード)
第1の動作モードでは、1フレームで2回のデータ書込みが行われ、第1のサブフィールド群を対象にした画素110の駆動と、第2のサブフィールド群を対象にした画素110の駆動とが1フレームで連続的に行われる。前者の駆動を行う場合、図6(a)に示すように、最初のサブフィールドSF1において、全ての画素110内のメモリセル131a〜131cに、下位3ビットの階調データD0〜D2が書き込まれる。具体的には、走査線駆動回路130は、サブフィールドSF1において、走査線112を1本ずつ選択していく線順次走査を行う。
データ線駆動回路140は、走査線駆動回路130と協働し、ある走査線112が選択されている間に、選択された走査線112に対応する画素行に対して、1画素行分の階調データD0〜D2をデータ線114を介して供給する。書込対象となる1行分の画素110に関しては、走査線112の選択によってメモリセル131a〜131cのG入力がHレベルになっている。したがって、選択された走査線112とデータ線114との各交差に対応する書込対象となる画素110に関して、各メモリセル131a〜131cに階調データD0〜D2が書込まれる。メモリセル131a〜131cに書込まれた階調データD0〜D2は、走査線112の選択終了後も保持される。上述したように、データ書込みが行われる最初のサブフィールドSF1は必ずオン状態になるが、これに続くサブフィールドSF2〜SF8のオン/オフ状態は、メモリセル131a〜131cに書込まれた階調データD0〜D2によって決定される。
【0054】
これに対して、後者の駆動を行う場合、最初のサブフィールドSF9において、全ての画素110内のメモリセル131a〜131cに、上位3ビットの階調データD3〜D5が書き込まれる。すなわち、図6(a)に示したように、走査線駆動回路130は、最初のサブフィールドSF9において、上述した線順次走査を行うとともに、データ線駆動回路140は、走査線駆動回路130と協働し、選択された走査線112に対応する画素行に対して、1画素行分の階調データD3〜D5を供給する。データ線114を介して供給された階調データD3〜D5は、各メモリセル131a〜131cに書込まれ、走査線112の選択終了後も保持される。これにより、メモリセル131a〜131cの記憶内容は、下位3ビットの階調データD0〜D2から上位3ビットの階調データD3〜D5へと書換えられる。このようなデータ書込みが行われる最初のサブフィールドSF9は必ずオン状態になるが、続くサブフィールドSF10〜SF16のオン/オフ状態は、メモリセル131a〜131cに書込まれた階調データD3〜D5によって決定される。
【0055】
メモリセル131a〜131cで構成されたメモリ131に3ビットデータ(D0〜D2またはD3〜D5)が記憶されると、パルス幅制御回路132は、記憶された3ビットデータと、階調信号P0〜P2とに応じて、時間密度を規定するパルス信号PWをHレベルまたはLレベルに設定する。このパルス信号PWがHレベルになる期間(オン・サブフィールドSFon)では、トランスミッションゲート134bがオン状態になるため、画素電極135にはオン電圧Vonが印加される。この画素電極135と対向する対向電極136にはオン電圧Vonとは逆相の駆動電圧LCOMが印加されているため、液晶137の印加電圧VLCDは、画素110の表示状態をオン状態にする電圧になる。これに対して、パルス信号PWがLレベルになる期間(オフ・サブフィールドSFoff)では、トランスミッションゲート134aがオン状態になるため、画素電極135にはオフ電圧Voffが印加される。対向電極136にはオフ電圧Voffとは同相の駆動電圧LCOMが印加されているため、液晶137の印加電圧VLCDは、画素110の表示状態をオフ状態にする電圧になる。このように、画素110の駆動は、パルス信号PWの時間密度で画素電極135に電圧を印加することによって行われる。
【0056】
図4の真理値表に示すように、メモリ131に記憶されている3ビットデータが”000”の場合、階調信号(P0P1P2)=”000”のみがPW=”1”となる。したがって、この階調信号”000”に対応するサブフィールドSF1(またはSF9)がオン・サブフィールドSFonになり、それ以外はオフ・サブフィールドSFoffになる。つぎに、3ビットデータが”001”の場合、階調信号(P0P1P2)=”000”,”100”において、PW=”1”となる。したがって、これらに対応するサブフィールドSF1,SF8(またはSF9〜SF10)のみがオン・サブフィールドSFonになる。また、3ビットデータが”010”の場合、階調信号(P0P1P2)=”000”,”010”,”100”において、PW=”1”となる。したがって、これらに対応するサブフィールドSF1,SF7〜SF8(またはSF9〜SF11)のみがオン・サブフィールドSFonになる。それ以降の階調データについても同様であり、メモリ131に記憶された3ビットデータに応じて、パルス信号PWがHレベルになるオン・サブフィールドSFonまたはパルス信号PWがLレベルになるオフ・サブフィールドSFoffが決定される。
【0057】
第1の動作モードにおける64階調表示は、1フレームにおいて、メモリ131に3ビットデータを2回書込むことによって実現される。例えば、6ビットの階調データD0〜D5が”010011”の場合(階調=19)、前半において、下位3ビット(D2D1D0)=”011”がメモリ131に書込まれる。これによって、サブフィールドSF1に加えて、”011”に対応するサブフィールドSF6〜SF8がオン・サブフィールドSFonに設定される。続く後半において、上位3ビット(D5D4D3)=”010”がメモリ131に書込まれる。これによって、サブフィールドSF9に加えて、”010”に対応するサブフィールドSF10〜SF11がオン・サブフィールドSFonに設定される。その結果、1フレーム内において画素110の表示状態がオンする期間は、サブフィールドSF1,SF6〜11の合計期間相当になり、階調”19”が表示される。
【0058】
(第2の動作モード)
第2の動作モードでは、図10に示すように、第2のサブフィールド群を対象にしたサブフィールド駆動のみが継続される。上述したように、モード信号MODEによって第2の動作モードが指示されている場合、第1の選択信号SEL1はLレベルであり、第2の選択信号SEL2がHレベルになる。したがって、階調データとして上位3ビットD3〜D5のみを用い、かつ、第2のサブフィールド群のみが繰り返される、8階調表示用のサブフィールド駆動が行われる。
【0059】
第1の動作モードと同様、第2の動作モードでは、最初のサブフィールドSF9において、全ての画素110内のメモリ131に、上位3ビットの階調データD3〜D5が書き込まれる。このデータ書込みが行われる最初のサブフィールドSF9は必ずオン状態になるが、続くサブフィールドSF10〜SF16のオン/オフ状態は、メモリ131に書込まれた階調データD3〜D5によって決定される。静止画像を表示する場合、メモリ131に階調データD3〜D5を一旦記憶してしまえば、画素110の表示階調を変える必要性が生じない限り、データの再書込みを行う必要はない。したがって、2回目以降のサブフィールドSF9では、線順次走査によるデータ書込みを行わず、メモリ131から読出された3ビットデータのみを用いて、2回目以降のサブフィールド駆動を行ってもよい。
これにより、サブフィールドSF9毎にデータ書込みを繰り返す方法と比較して、第2の動作モードの実行時における消費電力を低減することができる。ただし、先に書込んだ階調データD3〜D5と同様のデータを、サブフィールドSF9毎に、メモリ131に繰り返し書込むことも当然可能である。
【0060】
なお、第2の動作モードにおいて、上述した第2のサブフィールド群のみの駆動に代えて、第1のサブフィールド群のみの駆動を行ってもよい。この場合には、第1の選択信号SEL1をHレベル、第2の選択信号SEL2をLレベルにした上で、下位3ビットのデータD0〜D2のみを用いて、画素110を駆動する。また、第1および第2のサブフィールド群の双方を用いた駆動を行うことも可能である。この場合、サブフィールド群の設定自体は、第1の動作モードと同様になるが、3ビットの階調データのみを用いることによって、低階調表示が可能となる。
【0061】
このように、本実施形態では、階調データD0〜D5の一部を構成する互いに異なるビット列を書込単位とし、この書込単位となるデータD0〜D2(またはD3〜D5)を、メモリ131に1フレーム内で2回書込む。そして、書込単位となるデータD0〜D2(またはD3〜D5)に基づいたサブフィールド駆動を、1フレーム内で2回行う。これにより、1フレーム毎に1回のデータ書込みしか行わない場合と比較して、メモリ131の記憶容量の増大を招くことなく、一層の多階調表示を行うことが可能になる。なお、上述した実施形態では、1フレームにおける階調データの書込回数を2回とし、サブフィールド駆動を2回実行する例について説明した。しかしながら、1フレームにおいて、3回以上データを書込んで、サブフィールド駆動を3回以上実行することも可能である。この場合には、上述した第1および第2のサブフィールド群に加えて、第3以降のサブフィールド群が付加される。例えば、64階調表示を(D0,D1)と(D2,D3)と(D4,D5)との3回書込みで達成したり、或いは、512階調表示を(D0〜D2)と(D3〜D5)と(D6〜D8)との3回書込みで達成するといった如くである。
【0062】
また、本実施形態では、切替可能なモードとして、第1の動作モードと第2の動作モードとを設定し、これらを表示内容の特性に応じて適宜切替える。例えば、多階調の動画を表示する場合には第1の動作モードを選択し、キャラクタといった低階調の静止画を表示する場合には、表示階調数よりも低消費電力化を優先して、第2の動作モードを選択するといった如くである。これにより、表示内容に適した表示制御を行うことが可能になり、表示品質の向上と低消費電力化との両立を図ることができる。
【0063】
また、本実施形態に係るサブフィールド駆動によれば、表示品質の向上を図ることができるという効果がある。なぜなら、1フレームを構成する第1のサブフィールド群と第2のサブフィールド群とにおいて、基本的に、オン・サブフィールドSFonが連続するように、サブフィールドの組み合わせを設定しているからである。これにより、オン・サブフィールドSFonの連続または断続の違いに起因した階調ずれを防ぐことができるため、表示品質を一層向上させることができる。
【0064】
なお、上述した実施形態では、図6(a)に示したように、サブフィールドSF2〜SF8(またはサブフィールドSF10〜SF16)のオン/オフ設定に先立ち、サブフィールドSF1(またはSF9)で、階調データD0〜D2(またはD3〜D5)の書込みを行う例について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、同図(b)に示すように、階調データD0〜D2(またはD3〜D5)の書込みと、サブフィールドSF2〜SF8(またはSF10〜SF16)のオン/オフ設定とを並行して行うことも可能である。つまり、メモリ131に対するデータの書込みを、サブフィールド群を構成する複数のサブフィールドに亘って行ってもよい。
【0065】
この場合、同一タイミングの階調信号P2P1P0で、サブフィールド駆動とデータ書込みとを並行して行うことはできない。これを実現するには、階調信号生成回路160に、例えば、図7に示す階調信号シフト回路161を設ける必要がある。このシフト回路161は、走査線112の選択期間に応じて、遷移タイミングをずらしたm個のシフト階調信号P(0〜2)1,P(0〜2)1,・・・,P(0〜2)mを新たに生成し、これを各走査線112に対応する画素行に供給する。つまり、個々の走査線112の選択と同期したサブフィールドSFを、走査線112毎に設定するのである。ここで、P(0〜2)mは、m本目の走査線112に対応した画素行に対して供給される、3つのシフト階調信号を示す。
【0066】
この階調信号シフト回路161は、ベース階調信号P0が入力される第1のシフトレジスタ161aと、ベース階調信号P1が入力される第2のシフトレジスタ161bと、ベース階調信号P2が入力される第3のシフトレジスタ161cとで構成されている。これらのシフトレジスタ161a〜161cには、1水平走査期間(1H)を規定するクロック信号GCKが入力される。
【0067】
図8は、シフト階調信号のタイミングチャートである。第1のシフトレジスタ161aは、ベース階調信号P0をクロック信号GCKにしたがって転送し、それぞれの画素行に対応するシフト階調信号P01,P02,・・・,P0mを生成する。
そして、それぞれの信号P01,P02,・・・,P0mは、対応する画素行に対して出力される。第2のシフトレジスタ161bは、ベース階調信号P1をクロック信号GCKにしたがって転送し、それぞれの画素行に対応するシフト階調信号P11,P12,・・・,P1mを生成する。それぞれの信号P11,P12,・・・,P1mは、対応する画素行に対して出力される。第3のシフトレジスタ161cは、ベース階調信号P2をクロック信号GCKにしたがって転送し、それぞれの画素行に対応するシフト階調信号P21,P22,・・・,P2mを生成する。それぞれの信号P21,P22,・・・,P2mは、対応する画素行に対して出力される。これにより、それぞれの画素行における走査線112の選択と、その画素行に対するサブフィールドSFの期間とを同期させることができるため、走査線112を順次選択している最中であっても、画素110の駆動を開始することが可能になる。
【0068】
また、上述した実施形態では、駆動電圧LCOMと、これとは同相のオフ電圧Voffと、これとは逆相のオン電圧Vonとを用いて、液晶を交流駆動させている。しかしながら、液晶の交流駆動方式はこれに限定されるものではなく、他の方式を用いてもよいのは当然である。図13は、メモリ内蔵型の画素110の変形例を示す回路図である。なお、同図において、図2と同様の構成要素に関しては、同一の符号を付してここでの説明を省略する。画素110の対向電極136に対しては、一定電圧Vc(例えば0[V])を印加する。また、画素電極135に対しては、メモリ131に記憶されたデータに応じて、VcまたはV1(V2)を択一的に印加する。ここで、電圧V1は、電圧Vcと比較して電圧VHだけ高い電圧であり、電圧V2は、電圧Vcと比較して電圧VHだけ低い電圧である。
【0069】
また、上述した実施形態に係るサブフィールド駆動において、各サブフィールドSFの重み付けの設定や階調データに応じた組み合わせ方は一例であって、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第1のサブフィールド群と第2のサブフィールド群との重み付けを同一に設定した場合(等間隔サブフィールド駆動)、6ビットの階調データD0〜D5で16階調表示を行うことができる(第1の動作モード時)。また、例えば、各サブフィールドSFの重みを2(k=0,1,2,・・・)に設定したサブフィールド駆動に対しても適用することができる。
【0070】
図11は、2の重み設定付サブフィールド駆動の説明図である(第1の動作モード時)。また、図12は、図11に示したサブフィールド駆動を行う際に、デコーダ138から出力されるパルス信号PWの真理値表である。上述した実施形態と同様に、入力階調データは、D0〜D5の6ビットで構成されている。1フレームは、64階調表示を可能にすべく、6つのサブフィールドSF1〜SF6に分割されている。第2のサブフィールド群SF4〜SF6の重み付けは、第1のサブフィールド群SF1〜SF3の重み付けの8倍に設定されている。また、それぞれのサブフィールドSF1〜SF3(またはサブフィールドSF4〜SF6)の重み付けは、4:1:2に設定されている。
【0071】
下位3ビットの階調データD0〜D2によって、第1のサブフィールド群SF1〜SF3のオン状態またはオフ状態が決定される。例えば、下位3ビット(D2D1D0)が”001”の場合には、サブフィールドSF2がオン状態になり、”010”の場合には、サブフィールドS3がオン状態になる。一方、上位3ビットのデータD3〜D5によって、第2のサブフィールド群SF4〜SF6のオン/オフ状態が決定される。例えば、上位3ビット(D5D4D3)が“000”の場合には、サブフィールドSF4〜SF6が全てオフ状態になり、“111”の場合には、サブフィールドSF4〜SF6が全てオン状態になる。上述した実施形態と同様、1フレームにおいて、6ビットの階調データD0〜D5が3ビットずつ2回書込まれ、2回のサブフィールド駆動が連続的に行われる。
【0072】
また、上述したサブフィールド駆動では、画素電極135に対して、2値電圧(オン電圧、オフ電圧)を択一的に印加することにより、画素110を2つの駆動状態(表示状態がオン状態またはオフ状態)のいずれかに設定する例について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、画素電極135に対して3つ以上の電圧(オン電圧、オフ電圧、中間電圧)を印加することにより、画素110の駆動状態を3つ以上に設定してもよい。つまり、電圧階調変調とサブフィールド駆動とを併用した駆動方法に対しても本発明は適用可能である。また、上述した実施形態では、画素内メモリへのデータ書込みを線順次走査で行う例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば点順次走査やランダムアクセスによって行うことも可能である。
【0073】
さらに、上述した実施形態では、電気光学素子として液晶(LC)を用いた例について説明した。液晶としては、例えば、TN(Twisted Nematic)型のほか、180°以上のねじれ配向を有するSTN(Super Twisted Nematic)型、BTN(Bi−stable Twisted Nematic)型、強誘電型等のメモリ性を有する双安定型、高分子分散型、ゲストホスト型等を含めて、周知なものを広く用いることができる。また、本発明は、3端子スイッチング素子であるTFT(Thin Film Transistor)以外に、例えばTFD(Thin Film Diode)といった2端子スイッチング素子を用いたアクティブマトリクス型パネルに対しても適用可能である。それとともに、本発明は、スイッチング素子を用いないパッシブマトリクス型パネルに対しても適用可能である。さらに、液晶以外の電気光学材料、例えば、エレクトロルミネッセンス(EL)、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、或いは、プラズマ発光や電子放出による蛍光等を用いた様々な電気光学素子に対しても適用可能である。
【0074】
(第2の実施形態)
例えば、電気光学素子として有機EL素子を用い、かつ、画素2へのデータ書き込みを電流プログラム方式で行うこともできる。ここで、「電流プログラム方式」とは、データ線に対するデータ供給を電流ベースで行う方式をいう。本実施形態に係る電気光学装置の構成も、基本的には第1の実施形態と同様である。
【0075】
図14は、本実施形態に係る有機EL素子を用いた電流プログラム方式の画素110の一例を示す等価回路図である。1つの画素110は、有機EL素子OLED、3つのトランジスタT1,T2,T4およびキャパシタCによって構成されている。第1のスイッチングトランジスタT1のゲートは、走査信号SELが供給された走査線Ynに接続され、そのソースは、データ電流Idataが供給されたデータ線Xmに接続されている。第1のスイッチングトランジスタT1のドレインは、第2のスイッチングトランジスタT2のソースと、駆動トランジスタT4のドレインと、有機EL素子OLEDのアノードとに共通接続されている。第2のスイッチングトランジスタT2のゲートは、第1のスイッチングトランジスタT1と同様に、走査信号SELが供給される走査線Ynに接続されている。第2のスイッチングトランジスタT2のドレインは、キャパシタCの一方の電極と、駆動トランジスタT4のゲートとに共通接続されている。キャパシタCの他方の電極および駆動トランジスタT4のソースは、電源電圧Vddに設定された第1の電源線L1に共通接続されている。一方、有機EL素子OLEDのカソードは、電圧Vssに設定された電源線L2に接続されている。
【0076】
図14に示した画素110の制御プロセスは以下のようになる。走査信号SELがHレベルの期間において、スイッチングトランジスタT1,T2が共にオンする。
これにより、データ線Xmと駆動トランジスタT4のドレインとが電気的に接続されるとともに、駆動トランジスタT4は、自己のゲートと自己のドレインとが電気的に接続されたダイオード接続となる。プログラミングトランジスタとしての機能も担う駆動トランジスタT4は、データ線Xmより供給されたデータ電流Idataを自己のチャネルに流し、このデータ電流Idataに応じたゲート電圧Vgを自己のゲートに発生させる。その結果、駆動トランジスタT4のゲートに接続されたキャパシタCには、発生したゲート電圧Vgに応じた電荷が蓄積されて、データが書き込まれる。その後、走査信号SELがLレベルに立ち下がると、スイッチングトランジスタT1,T2が共にオフする。これにより、データ線Xmと駆動トランジスタT4のドレインとが電気的に遮断される。しかしながら、キャパシタCの蓄積電荷によって、駆動トランジスタT4のゲートにはゲート電圧Vg相当が印加されるため、駆動トランジスタT4は、ゲート電圧Vgに応じた駆動電流を自己のチャネルに流し続ける。その結果、この駆動電流の電流経路中に設けられた有機EL素子OLEDは、駆動電流に応じた輝度で発光して、画素110の階調表示が行われる。
【0077】
このように、本実施形態では、画素110が有機EL素子OLEDを含み、かつ、電流プログラム方式によって画素110にデータが書き込まれる電気光学装置においても、上述した各実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0078】
なお、高品質な階調表示が可能な表示部100(投射型、反射型の別を問わない)を有する電気光学装置は、例えば、プロジェクタ、携帯電話機、携帯端末、モバイル型コンピュータ、パーソナルコンピュータ等を含む様々な電子機器に実装可能である。これらの電子機器に上述した電気光学装置を実装すれば、電子機器の商品価値を一層高めることができ、市場における電子機器の商品訴求力の向上を図ることができる。
【0079】
【発明の効果】
本発明では、1フレームにおいて、画素内メモリに階調データを複数回書込みながら、サブフィールド駆動を複数回実行する。これにより、画素内メモリの記憶容量を増大を抑えながら、一層の多階調表示を行うことが可能になる。また、表示階調数が異なる動作モードとして、第1の動作モードと第2の動作モードとを設定し、表示内容に応じて動作モードを適宜変更する。これにより、表示内容に適した階調制御を行うことができるため、表示品質の向上と低消費電力化との両立を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気光学装置の構成図。
【図2】メモリ内蔵型画素の構成を示す回路図。
【図3】メモリセルの構成を示す回路図。
【図4】デコーダから出力されるパルス信号の真理値表。
【図5】第1の動作モードにおける内部信号のタイミングチャート。
【図6】第1の動作モードにおける走査タイミングの説明図。
【図7】階調信号オフセット回路の構成図。
【図8】階調信号オフセット走査と表示とを並行して行う場合のタイミングチャート。
【図9】第1の動作モードにおけるサブフィールド駆動の説明図。
【図10】第2の動作モードにおけるサブフィールド駆動の説明図。
【図11】2の重み設定付サブフィールド駆動の説明図。
【図12】2の重み設定付サブフィールド駆動におけるデコーダから出力されるパルス信号の真理値表。
【図13】メモリ内蔵型画素の変形例を示す回路図。
【図14】第2の実施形態に係る画素の等価回路図。
【符号の説明】
100 表示部
110 画素
112 走査線
114 データ線
114a 第1のデータ線
114b 第2のデータ線
130 走査線駆動回路
131 メモリ
131a〜131c メモリセル
132 パルス幅制御回路
133 インバータ
134a,134b トランスミッションゲート
135 画素電極
136 対向電極
137 液晶
138 デコーダ
140 データ線駆動回路
150 発振回路
160 階調信号生成回路
161 階調信号シフト回路
170 クロック生成回路
180 クロック選択回路
200 タイミング信号生成回路
300 データ切替回路
1301,1302 インバータ
1303,1304 Nチャネルトランジスタ

Claims (28)

  1. 所定の期間を第1のサブフィールド群と第2のサブフィールド群とに分割し、階調データの一部を構成する第1のデータと、前記階調データの一部を構成し、前記第1のデータとは異なる第2のデータとに応じたサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行うとともに、それぞれの画素が階調データを記憶するメモリを有する電気光学装置の駆動方法において、
    前記第1のデータを、それぞれの画素が有するメモリに書き込む第1のステップと、
    前記第1のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドを規定する第1の階調信号に基づいて、前記メモリに書き込まれた第1のデータを読み出すとともに、当該読み出された第1のデータに応じた電圧を前記画素に対して印加する第2のステップと、
    前記第2のデータを前記メモリに書き込む第3のステップと、
    前記第2のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドを規定する第2の階調信号に基づいて、前記メモリに書き込まれた第2のデータを複数回繰り返し読み出すとともに、当該読み出された第2のデータに応じた電圧を前記画素に対して複数回繰り返し印加する第4のステップと、
    を有することを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  2. 前記第2のステップは、
    前記メモリに書込まれた前記第1のデータと、前記第1のサブフィールド群を構成する各サブフィールドを規定する階調信号とに基づいて、第1のパルス信号を生成するステップと、
    前記第1のパルス信号の時間密度で前記画素に電圧を印加するステップとを有し、
    前記第4のステップは、
    前記メモリに書込まれた前記第2のデータと、前記第2のサブフィールド群を構成する各サブフィールドを規定する階調信号とに基づいて、第2のパルス信号を生成するステップと、
    前記第2のパルス信号の時間密度で前記画素に電圧を印加するステップとを有することを特徴とする請求項1に記載された電気光学装置の駆動方法。
  3. 前記第1のパルス信号は、前記第1のデータに応じた時間密度を有し、前記第2のパルス信号は、前記第2のデータに応じた時間密度を有することを特徴とする請求項2に記載された電気光学装置の駆動方法。
  4. 前記第1のサブフィールド群の全体的な重み付けよりも、前記第2のサブフィールド群の全体的な重み付けの方が大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された電気光学装置の駆動方法。
  5. 前記第1のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドにおける前記画素の駆動状態は、前記階調データの内の下位ビット列に応じて決定され、前記第2のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドにおける前記画素の駆動状態は、前記階調データの内の上位ビット列に応じて決定されることを特徴とする請求項4に記載された電気光学装置の駆動方法。
  6. 前記第1のサブフィールド群の内、前記画素を駆動するサブフィールドは、前記下位ビット列が示す値の増加に伴い、前記第2のサブフィールド群に近いサブフィールドから順に設定され、
    前記第2のサブフィールド群の内、前記画素を駆動するサブフィールドは、前記上位ビット列が示す値の増加に伴い、前記第1のサブフィールド群に近いサブフィールドから順に設定されることを特徴とする請求項5に記載された電気光学装置の駆動方法。
  7. 前記第1のステップにおいて、前記メモリに対する前記第1のデータの書込みは、前記第1のサブフィールド群における最初のサブフィールドにおいて行われ、
    前記第3のステップにおいて、前記メモリに対する前記第2のデータの書込みは、前記第2のサブフィールド群における最初のサブフィールドにおいて行われることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された電気光学装置の駆動方法。
  8. 前記最初のサブフィールドでは、前記メモリに書込まれる前記第1のデータまたは前記第2のデータに拘わらず、前記画素に対して所定の電圧が印加されることを特徴とする請求項7に記載された電気光学装置の駆動方法。
  9. 前記第1のステップにおいて、前記メモリに対する前記第1のデータの書込みは、前記第1のサブフィールド群を構成する複数のサブフィールドに亘って行われ、
    前記第3のステップにおいて、前記メモリに対する前記第2のデータの書込みは、前記第2のサブフィールド群を構成する複数のサブフィールドに亘って行われることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された電気光学装置の駆動方法。
  10. 前記画素に印加する電圧は、前記画素の表示状態をオン状態にするオン電圧と前記画素の表示状態をオフ状態にするオフ電圧とを少なくとも含むことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載された電気光学装置の駆動方法。
  11. 所定の期間を複数のサブフィールドに分割し、階調データに応じたサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行うとともに、それぞれの画素が階調データを記憶するメモリを有する電気光学装置の駆動方法において、
    第1の動作モードでは、第1の階調データの一部を構成する互いに異なるビット列を書込単位として、当該書込単位となるデータを、それぞれの画素が有するメモリに前記所定の期間内で複数回書込むとともに、前記書込単位となるデータのそれぞれに基づいたサブフィールド駆動を、前記所定の期間内で複数回行う第1のステップと、
    前記第1の動作モードよりも表示階調数が少ない第2の動作モードでは、前記第1の階調データよりもビット数が少ない第2の階調データを、前記メモリに書込むとともに、前記第2の階調データに基づいたサブフィールド駆動を行う第2のステップとを有し、
    前記サブフィールド駆動では、前記メモリに書込まれたデータと、各サブフィールドを規定する階調信号とに応じて決定される時間密度で、前記画素に電圧を印加することによって、前記画素の駆動が行われることを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  12. 前記第1のステップにおいて、前記メモリに対する前記第1の階調データの書込みは前記所定の期間毎に行われ、
    前記第2のステップにおいて、前記メモリに対する前記第2の階調データの書込みは、前記画素の表示階調を変更する場合に行われることを特徴とする請求項11に記載された電気光学装置の駆動方法。
  13. 前記メモリに対するデータの書込みは、当該データに応じて前記時間密度を決定する一連のサブフィールド群における最初のサブフィールドにて行われることを特徴とする請求項12に記載された電気光学装置の駆動方法。
  14. 所定の期間を複数のサブフィールドに分割し、階調データに応じたサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行う電気光学装置において、
    複数の走査線と複数のデータ線との各交差に対応して設けられた複数の画素を有する表示部であって、前記画素のそれぞれが、画素電極と、データを記憶するメモリと、前記メモリに記憶されたデータに応じた時間密度で前記画素電極に電圧を印加することによって、前記画素を駆動するパルス幅生成回路とを有する表示部と、
    前記データの書込対象となる画素に対応する前記走査線を選択する走査線駆動回路と、
    前記走査線駆動回路によって前記走査線が選択されている間に、前記書込対象となる画素に対応する前記データ線を介して、前記書込対象となる画素が有する前記メモリにデータを書込むデータ線駆動回路とを有し、
    前記データ線駆動回路は、階調データの一部を構成する互いに異なるビット列を書込単位として、当該書込単位となるデータを、前記所定の期間内で複数回、前記メモリに書込み、
    前記パルス幅生成回路は、前記所定の期間内において、前記メモリに記憶された前記書込単位となるデータ毎に、前記メモリに記憶されたデータと、各サブフィールドを規定する階調信号とに基づいて、前記画素電極に電圧を印加することにより、前記画素を駆動することを特徴とする電気光学装置。
  15. 前記パルス幅生成回路は、前記メモリに記憶された前記書込単位となるデータ毎に、前記メモリに書込まれたデータと、前記階調信号とに基づいて、パルス信号を生成するとともに、当該パルス信号の時間密度で、前記画素電極に電圧を印加することを特徴とする請求項14に記載された電気光学装置。
  16. 前記メモリは、少なくとも一つのメモリセルを有し、
    前記メモリセルは、前記走査線に接続され、前記走査線駆動回路によって導通状態が制御されるスイッチング素子と、互いに一方の出力が他方の入力になっている一対のインバータとを有し
    前記一対のインバータは、前記スイッチング素子がオン状態の場合、前記データ線を介して供給されたデータが書込まれ、前記スイッチング素子がオフ状態の場合、前記書込まれたデータを保持することを特徴とする請求項14または15に記載された電気光学装置。
  17. 前記所定の期間は、第1のサブフィールド群と、第2のサブフィールド群とを含み、
    前記第1のサブフィールド群を構成する各サブフィールドを規定する第1の階調信号と、前記第2のサブフィールド群を構成する各サブフィールドを規定する第2の階調信号とを生成する階調信号生成回路をさらに有することを特徴とする請求項14から16のいずれかに記載された電気光学装置。
  18. 前記第1のサブフィールド群の全体的な重み付けよりも前記第2のサブフィールド群の全体的な重み付けの方を大きく設定するために、前記第1の階調信号の周波数の方が前記第2の階調信号の周波数よりも大きいことを特徴とする請求項17に記載された電気光学装置。
  19. 前記データ線駆動回路は、前記第1のサブフィールド群によって前記画素を駆動する場合、前記階調データの内の下位ビット列を前記メモリセルに書込み、前記第2のサブフィールド駆動によって前記画素を駆動する場合、前記階調データの内の上位ビット列を前記メモリセルに書込むことを特徴とする請求項17または18に記載された電気光学装置。
  20. 前記パルス幅生成回路は、前記第1のサブフィールド群の内、前記画素を駆動するサブフィールドを、前記下位ビット列が示す値の増加に伴い、前記第2のサブフィールド群に近いサブフィールドから順に設定するとともに、前記第2のサブフィールド群の内、前記画素を駆動するサブフィールドを、前記上位ビット列が示す値の増加に伴い、前記第1のサブフィールド群に近いサブフィールドから順に設定することを特徴とする請求項19に記載された電気光学装置。
  21. 前記走査線駆動回路は、前記第1のサブフィールド群における最初のサブフィールドで、前記走査線を順次選択することともに、前記第2のサブフィールド群における最初のサブフィールドで、前記走査線を順次選択し、
    前記データ線駆動回路は、前記走査線駆動回路と協働して、前記メモリへのデータ書込みを行うことを特徴とする請求項17に記載された電気光学装置。
  22. 前記パルス幅生成回路は、前記最初のサブフィールドでは、前記メモリに書込まれたデータに拘わらず、前記画素電極に対して所定の電圧を印加することを特徴とする請求項21に記載された電気光学装置。
  23. 前記走査線駆動回路は、前記第1のサブフィールド群における複数のサブフィールドに亘って前記走査線を順次選択するとともに、前記第2のサブフィールド群における複数のサブフィールドに亘って前記走査線を順次選択し、
    前記データ線駆動回路は、前記走査線駆動回路と協働して、前記メモリへのデータ書込みを行うことを特徴とする請求項17に記載された電気光学装置。
  24. 前記階調信号生成回路は、前記走査線のそれぞれの選択期間に応じて、前記階調信号の遷移タイミングをずらした複数のシフト階調信号を生成する階調信号シフト回路を有することを特徴とする請求項23に記載された電気光学装置。
  25. 前記パルス幅生成回路は、少なくとも、前記画素の表示状態をオン状態にするオン電圧または前記画素の表示状態をオフ状態にするオフ電圧を前記画素電極に印加することを特徴とする請求項14から24のいずれかに記載された電気光学装置。
  26. 請求項14から25のいずれかに記載された電気光学装置を有することを特徴とする電子機器。
  27. 所定の期間を第1のサブフィールド群と第2のサブフィールド群とに分割し、階調データの一部を構成する第1のデータと、前記階調データの一部を構成し、前記第1のデータとは異なる第2のデータとに応じたサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行うとともに、それぞれの画素が階調データを記憶するメモリを有する電気光学装置の駆動方法において、
    前記第1のデータを、それぞれの画素が有するメモリに書き込む第1のステップと、
    前記第1のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドを規定する第1の階調信号に基づいて、前記メモリに書き込まれた第1のデータを読み出すとともに、当該読み出された第1のデータに応じた電流を前記画素に対して供給する第2のステップと、
    前記第2のデータを前記メモリに書き込む第3のステップと、
    前記第2のサブフィールド群を構成するそれぞれのサブフィールドを規定する第2の階調信号に基づいて、前記メモリに書き込まれた第2のデータを複数回繰り返し読み出すとともに、当該読み出された第2のデータに応じた電流を前記画素に対して複数回繰り返し供給する第4のステップと、
    を有することを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  28. 所定の期間を複数のサブフィールドに分割し、階調データに応じたサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行うとともに、それぞれの画素が階調データを記憶するメモリを有する電気光学装置の駆動方法において、
    第1の動作モードでは、第1の階調データの一部を構成する互いに異なるビット列を書込単位として、当該書込単位となるデータを、それぞれの画素が有するメモリに前記所定の期間内で複数回書込むとともに、前記書込単位となるデータのそれぞれに基づいたサブフィールド駆動を、前記所定の期間内で複数回行う第1のステップと、
    前記第1の動作モードよりも表示階調数が少ない第2の動作モードでは、前記第1の階調データよりもビット数が少ない第2の階調データを、前記メモリに書込むとともに、前記第2の階調データに基づいたサブフィールド駆動を行う第2のステップとを有し、
    前記サブフィールド駆動では、前記メモリに書込まれたデータと、各サブフィールドを規定する階調信号とに応じて決定される時間密度で、前記画素に電流を供給することによって、前記画素の駆動が行われることを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
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