JP2002311900A - 液晶表示装置の駆動方法、液晶表示装置、液晶表示装置の駆動回路および電子機器 - Google Patents

液晶表示装置の駆動方法、液晶表示装置、液晶表示装置の駆動回路および電子機器

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JP2002311900A
JP2002311900A JP2001111810A JP2001111810A JP2002311900A JP 2002311900 A JP2002311900 A JP 2002311900A JP 2001111810 A JP2001111810 A JP 2001111810A JP 2001111810 A JP2001111810 A JP 2001111810A JP 2002311900 A JP2002311900 A JP 2002311900A
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liquid crystal
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crystal display
pixel
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Tsuyoshi Maeda
強 前田
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブフィールド駆動型の液晶表示装置におい
て、低温時の階調反転現象を低減する。 【解決手段】 サブフィールドのオンまたはオフは、階
調データSD0〜SD3によって決定される。デコーダ
312は、高温時には入力された階調データD0〜D3
をそのまま階調データSD0〜SD3として出力する
が、低温時には階調反転現象が生じる階調を間引いて
(前後の階調に修正して)階調データSD0〜SD3と
して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種情報の表示に
用いて好適な液晶表示装置の駆動方法、液晶表示装置、
液晶表示装置の駆動回路および電子機器に関する。
【0002】
【背景技術】電気光学装置、例えば、電気光学材料とし
て液晶を用いた液晶表示装置は、陰極線管(CRT)に
代わるディスプレイデバイスとして、各種情報処理機器
の表示部や液晶テレビなどに広く用いられている。ここ
で、従来の液晶表示装置は、例えば、次のように構成さ
れている。すなわち、従来の液晶表示装置は、マトリク
ス状に配列した画素電極と、この画素電極に接続された
TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)の
ようなスイッチング素子などが設けられた素子基板と、
画素電極に対向する対向電極が形成された対向基板と、
これら両基板との問に充填された電気光学材料たる液晶
とから構成される。
【0003】そして、このような構成において、走査線
を介してスイッチング素子に走査信号を印加すると、当
該スイッチング素子が導通状態となる。この導通状態の
際に、データ線を介して画素電極に、階調に応じた電圧
の画像信号を印加すると、当該画素電極および対向電極
の間の液晶層に画像信号の電圧に応じた電荷が蓄積され
る。電荷蓄積後、当該スイッチング素子をオフ状態とし
ても、当該液晶層における電荷の蓄積は、画素電極およ
び対向電極の容量性や蓄積容量などによって維持され
る。このように、各スイッチング素子を駆動させ、蓄積
させる電荷量を階調に応じて制御すると、画素毎に光が
変調され表示される濃度が変化することになる。このた
め、階調を表示することが可能となるのである。
【0004】この際、各画素の電極に電荷を蓄積させる
のは1画面を表示するための期間に対して、その一部の
期間で良いため、第1に、走査線駆動回路によって、各
走査線を順次選択するとともに、その走査線の選択期間
において、第2に、データ線駆動回路によってデータ線
を順次選択し、第3に、選択されたデータ線に、階調に
応じた電圧の画像信号をサンプリングする構成により、
走査線およびデータ線を複数の画素について共通化した
時分割マルチプレックス駆動が可能となる。
【0005】しかしながら、データ線に印加される画像
信号は、階調に対応する電圧、すなわちアナログ信号で
ある。このため、液晶表示装置の周辺回路には、D/A
変換回路やオペアンプなどが必要となるので、装置全体
のコスト高を招致してしまう。くわえて、これらのD/
A変換回路、オペアンプなどの特性や、各種の配線抵抗
などの不均一性に起因して、表示ムラが発生するので、
高品質な表示が極めて困難である、という問題があり、
特に、高精細な表示を行う場合に顕著となる。さらに、
液晶等の電気光学物質において、印加電圧と透過率との
関係は、電気光学物質の種類に応じて相違する。このた
め、液晶表示装置を駆動する駆動回路としては、各種の
液晶表示装置に対応できる汎用のものが望まれる。
【0006】上述した事情により、本出願人は、1フレ
ームを複数のサブフィールドに分割し、サブフィールド
毎に各画素をオン/オフする技術を開発している。この
技術によれば、各サブフィールド内で画素がオン/オフ
される際の印加電圧は階調に拘らず一定であり、1フレ
ーム内で画素がオン状態になるデューティ比(または電
圧実効値)によって画素の階調が決定される。
【0007】ここで、デューティ比を0〜100%の間
で変化させながら液晶表示装置の階調特性を観察する
と、デューティ比0%付近において、デューティ比が変
化しているにもかかわらず階調が変化しない領域が存在
する。ここで、階調特性が立ち上がるポイントにおける
電圧実効値を閾値電圧Vthと呼ぶ。閾値電圧Vthの値は
液晶の組成に応じて異なるが、階調データの値に拘らず
この閾値電圧Vthを与えるために、常にオン状態に設定
されるサブフィールドを設ける必要がある。
【0008】ここで、必要とされる画像の階調数を2N
とした時、1フレーム内に2N+1個のサブフィールド
を設ける方式と、N+1個のサブフィールドを設ける方
式とが考えられる。前者の方式においては、各サブフィ
ールド期間はほぼ等しい長さを有するが、液晶表示装置
の非線形特性を補償するために、必要に応じてサブフィ
ールド期間は若干づつ増減される。これにより、前者の
方式は液晶表示装置の非線形特性を精密に補償できる点
で有利である。
【0009】一方、後者の方式においては、N+1個の
サブフィールド期間のうちN個は、階調データの各ビッ
トに対応付けられる。ここで20桁に対応付けられるサ
ブフィールド期間は最短になり、他のサブフィールド
は、対応するビットの桁数Mに応じて、最短サブフィー
ルド長のほぼ2M倍の長さを有する。後者の方式は前者
の方式と比較して、1フレーム内における画素のオン/
オフ回数を少なくすることができ、消費電力を低く抑え
られる点で有利である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶表示装
置の明るさ(反射型においては反射率、透過型において
は透過率)は、画素電圧の実効値によって決定される
が、周囲温度が低くなると、画素電圧の実効値に対する
明るさの特性が画素電圧の周波数に応じて異なるように
なる。その具体例を図9を参照し説明する。同図は、周
囲温度を−30°C,−20°C,−10°C,0°C
および20°Cに設定するとともに、画素電圧の周波数
を10Hz,100Hz,1kHzおよび10kHzに設定
し、画素電圧の実効値(横軸)と、明るさ(縦軸)との
関係を測定した結果である。
【0011】周囲温度が20°Cであれば、画素電圧の
周波数にかかわらず、画素電圧の実効値と明るさとの関
係をほぼ一定に保つことができる。しかし、周囲温度が
低くなるほど、高い周波数に対して明るさが追従できな
くなることが解る。サブフィールド駆動方式において
は、階調に応じて各サブフィールドのオン/オフパター
ンが異なるから、画素電圧の周波数成分も階調に応じて
異なることになる。この結果、周囲温度が低ければ、階
調反転現象(画素電圧の実効値を上昇させているにも拘
らず明るさが低くなること)が生じ、画像品質が劣化す
る。この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであ
り、周囲温度が低い場合における画像品質の劣化を抑制
できる液晶表示装置の駆動方法、液晶表示装置、液晶表
示装置の駆動回路および電子機器を提供することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とす
る。なお、括弧内は例示である。請求項1記載の構成に
あっては、1フレームを複数のサブフィールドに分割
し、マトリクス状に配設された複数の画素を該サブフィ
ールド毎にオンまたはオフすることによって階調表示を
行う液晶表示装置の駆動方法であって、変換特性に基づ
いて第1の階調データを第2の階調データに変換する過
程と、前記第2の階調データに基づいて前記各サブフィ
ールドをオンまたはオフ状態に設定する過程と、周囲温
度が低くなるほど前記第2の階調データの階調数が減少
するように、前記変換特性を設定する過程とを有するこ
とを特徴とする。さらに、請求項2記載の構成にあって
は、請求項1記載の液晶表示装置の駆動方法において、
前記変換特性は、前記周囲温度が所定の条件を満たす時
に、前記1フレーム内においてオン状態になるサブフィ
ールドを断続的に発生させる第1の階調データを、前記
1フレーム内においてオン状態になるサブフィールドを
連続的に発生させる第2の階調データに変換する特性で
あることを特徴とする。また、請求項3記載の構成にあ
っては、複数の走査線(112)と、複数のデータ線
(114)と、これら走査線およびデータ線の各交差に
対応して配設され画素を構成する画素電極(118)
と、前記画素電極毎に設けられ、当該走査線を介して供
給される走査信号によって、当該データ線と当該画素電
極との導通を制御するスイッチング素子とを備えた素子
基板(101)と、前記画素電極に対して対向配置され
た対向電極を備える対向基板と、前記素子基板と前記対
向基板との問に挟持された電気光学材料(液晶105)
と、1フレームを分割したサブフィールド毎に前記走査
信号を前記走査線の各々に順次供給する走査線駆動回路
(130)と、変換特性に基づいて第1の階調データを
第2の階調データに変換するとともに、周囲温度が低く
なるほど前記第2の階調データの階調数が減少するよう
に該変換特性を設定する変換回路(デコーダ312)
と、前記第2の階調データに基づくデータ信号を、それ
ぞれ当該画素に対応する走査線に前記走査信号が供給さ
れる期間に、当該画素に対応するデータ線に供給するデ
ータ線駆動回路(140)とを具備することを特徴とす
る。さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項3
記載の液晶表示装置において、前記変換特性は、前記周
囲温度が所定の条件を満たす時に、前記1フレーム内に
おいてオン状態になるサブフィールドを断続的に発生さ
せる第1の階調データを、前記1フレーム内においてオ
ン状態になるサブフィールドを連続的に発生させる第2
の階調データに変換する特性であることを特徴とする。
また、請求項5記載の構成にあっては、請求項1または
2記載の液晶表示装置の駆動方法を実行することを特徴
とする。また、請求項6記載の構成にあっては、請求項
3または4記載の液晶表示装置を備えることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】1.実施形態の構成 次に、本発明の一実施形態の液晶表示装置の構成を図1
を参照し説明する。図において、タイミング信号生成回
路200には、図示せぬ上位装置から垂直同期信号V
s、水平同期信号Hsおよび入力階調データD0〜D3
のドットクロック信号DCLKが供給される。また、発
振回路150は、読み出しタイミングの基本クロックR
CLKをタイミング信号生成回路200に供給する。タ
イミング信号生成回路200は、これらの信号にしたが
って、次に説明する各種のタイミング信号やクロック信
号などを生成するものである。まず、交流化信号FR
は、1フレーム毎に極性反転する信号である。
【0014】駆動信号LCOMは、対向基板の対向電極
に印加される信号であり、本実施形態においては一定電
位(零電位)になる。また、本実施形態においては、1
フレームが複数のサブフィールドSF0〜SF3に分割
され、画素がサブフィールド毎にオンオフされることに
よって階調表示が行われる。スタートパルスDYは、各
サブフィールドにおいて最初に出力されるパルス信号で
ある。クロック信号CLYは、走査側(Y側)の水平走
査期間を規定する信号である。ラッチパルスLPは、水
平走査期間の最初に出力されるパルス信号であって、ク
ロック信号CLYのレベル遷移(すなわち、立ち上がり
および立ち下がり)時に出力されるものである。クロッ
ク信号CLXは、表示用のドットクロック信号である。
【0015】ここで、サブフィールド駆動の概要を、図
7のスタートパルスDYの波形を参照しつつ説明してお
く。まず、フレームの最初からSF1,SF2,SF
0,SF3,SF4の順で各サブフィールドが設けられ
る。サブフィールドSF0の長さは、閾値電圧Vthを与
える長さに設定される。また、サブフィールドSF1〜
SF4は、入力階調データD0〜D3の各ビットに対応
した重み付けを有する長さに設定されている。すなわ
ち、サブフィールドSF1は、最下位ビットである階調
データD0に対応し、そのオンオフによって、階調デー
タD0のオンオフに対応する透過率の変化を起こす長さ
に設定されている。サブフィールドSF2〜SF4も、
それぞれのオンオフによって階調データD1,D2,D
3のオンオフに対応する透過率の変化を起こす長さに設
定されている。すなわち、サブフィールドSF2,SF
3,SF4は、各々サブフィールドSF1の2倍,4
倍、8倍程度の長さを有している。
【0016】図1に戻り、素子基板101上における表
示領域101aには、図においてX(行)方向に延在し
て複数本の走査線112が形成されている。また、複数
本のデータ線114が、Y(列)方向に沿って延在して
形成されている。そして、画素110は、走査線112
とデータ線114との各交差に対応して設けられて、マ
トリクス状に配列されている。ここで、走査線112の
総本数をm本とし、データ線114の総本数をn本とす
る(m、nはそれぞれ2以上の整数)。
【0017】1.1.<画素の構成> 画素110の具体的な構成としては、例えば、図2
(a)に示されるものが挙げられる。この構成では、薄
膜トランジスタ(TFT)116のゲートが走査線11
2に、ソースがデータ線114に、ドレインが画素電極
118に、それぞれ接続されるとともに、画素電極11
8と対向電極108との間に電気光学材料たる液晶10
5が挟持されて液晶層が形成されている。ここで、対向
電極108は、画素電極118と対向するように対向基
板に一面に形成される透明電極である。また、画素電極
118と対向電極108とに並列して蓄積容量119が
形成され、画素電極118から電荷がリークすることに
よる表示への影響を小さくしている。なお、この実施形
態では、蓄積容量119の一方の電位を対向電極108
と同電位としたが、接地電位GNDやゲート線の電位と
同電位としても良い。
【0018】ここで、図2(a)に示される構成では、
トランジスタ116として一方のチャネル型のみが用い
られているために、オフセット電圧が必要となるが、図
2(b)に示されるように、Pチャネル型トランジスタ
とNチャネル型トランジスタとを相補的に組み合わせた
構成とすれば、オフセット電圧の影響をキャンセルする
ことができる。ただし、この相補型構成では、走査信号
として互いに排他的レベルを供給する必要が生じるた
め、1行の画素110に対して走査線112a,112
bの2本の走査線が必要となる。
【0019】1.2.<走査線駆動回路130> 説明を再び図1に戻す。走査線駆動回路130は、サブ
フィールドの最初に供給されるスタートパルスDYをク
ロック信号CLYにしたがって転送し、走査線112の
各々に走査信号G1, G2, G3, … ,Gmとして順次排他
的に供給するものである。
【0020】1.3.<データ変換回路300> データ変換回路300は、ドットクロック信号DCLK
に同期して入力される入力階調データD0〜D3を、ク
ロック信号CLXに同期する二値信号Dsに変換し出力
するものである。ここで、データ変換回路300の詳細
構成を図3を参照し説明する。図において314は温度
センサであり、液晶表示装置100の周囲温度を測定す
る。312はデコーダであり、階調データD0〜D3を
階調データSD0〜SD3に変換する。階調データSD
0〜SD3は、温度センサ314によって測定された周
囲温度が所定値(例えば−10°C)以上であれば階調
データD0〜D3に等しくなるように設定される。
【0021】一方、該周囲温度が該所定値未満の場合
(以下、低温時という)であれば、階調データSD0〜
SD3は図5に示すような値になる。ここで「※」印を
付した値については、階調データSD0〜SD3は階調
データD0〜D3とは異なっているため、その理由につ
いて説明しておく。上述したように低温時に階調反転現
象が生じる理由は、階調に応じて画素電圧の周波数成分
が異なるためであり、周波数成分をなるべく一致させる
ようにすると、階調反転現象は軽減される筈である。
【0022】階調データD0〜D3によってサブフィー
ルドSF1〜SF4をそのままオンオフすると、1フレ
ーム内で(常時オンになるサブフィールドSF0も含め
て)オン状態になるサブフィールドが連続する階調と断
続する階調とが存在する。ここで、オン状態になるサブ
フィールドが連続する階調のみを使用することとする
と、画素電圧の周波数成分のうち基本波成分(フレーム
周波数に等しい)が強くなり、階調毎の周波数成分の差
が小さくなる。そこで、低温時においては、かかる条件
を満たす階調のみを階調データSD0〜SD3の値とし
て採用したのである。
【0023】図3に戻り、図において320〜323は
メモリブロックであり、各々階調データSD0〜SD3
を記憶するために設けられ、素子基板101の表示領域
(m行×n列)に対応して各々m×nビットのメモリ空
間を有する。メモリブロック320〜323は、書込み
および読出し動作を非同期に、かつ独立して実行できる
ように構成されている。310は書込みアドレス制御部
であり、垂直同期信号Vs、水平同期信号Hsおよびド
ットクロック信号DCLKに同期して、ライトイネーブ
ル信号WEおよび書込みアドレスWADをメモリブロッ
ク320〜323に供給する。
【0024】すなわち、書込みアドレス制御部310は
ドットクロック信号DCLKをカウントアップし、この
カウント結果を書込みアドレスWADとして出力すると
ともに、書込みアドレスWADの値が確定する毎にライ
トイネーブル信号WEを出力する。また、書込みアドレ
ス制御部310におけるカウント結果は、垂直同期信号
Vsが入力される毎にリセットされる。これにより、各
メモリブロック320〜323には、そのm×nビット
のメモリ空間を順次アクセスする書込みアドレスWAD
が供給され、階調データSD0〜SD3は対応するメモ
リブロックの表示位置に応じたアドレスに順次格納され
てゆくことになる。
【0025】表示アドレス制御部330は、上記各サブ
フィールド期間が開始されると、対応する表示行のビッ
トデータをアクセスするアドレス信号RADを出力す
る。アドレス信号RADは、クロック信号CLXに同期
し表示列数に応じて「n−1」回インクリメントされ
る。これにより、対応する表示行に対して第1列〜第n
列のビットを順次アクセスするようなアドレス信号RA
Dが出力される。また、読出し信号RD0は、サブフィ
ールドSF1の間、常にイネーブル状態になる。但し、
読出し信号RD1〜RD3はサブフィールドSF1にお
いては常にオフ状態にされる。これにより、メモリブロ
ック320のみが読出し可能な状態になり、他のメモリ
ブロックは読出し禁止状態になる。そして、メモリブロ
ック320から、対応する表示行の第1列〜第n列にお
ける階調データの最下位ビットの階調データSD0が読
み出される。
【0026】また、読出し信号RD1は、サブフィール
ドSF2の間、常にイネーブル状態になる。但し、読出
し信号RD0,RD2,RD3はサブフィールドSF2
においては常にオフ状態にされる。これにより、メモリ
ブロック321のみがアクセスされ、階調データの下位
より第2ビットの階調データSD1が読み出される。同
様に、読出し信号RD2,RD3は、各々サブフィール
ドSF3,SF4の間、それぞれイネーブル状態にな
り、他の読出し信号はその期間はオフ状態にされる。ま
た、サブフィールドSF0が開始されると、クロック信
号CLXのn周期の期間、オン信号S_onがHレベルに
固定される。そして、オア回路332は、これら階調デ
ータSD0〜SD3およびオン信号S_onの論理和を二
値信号Dsとして出力する。
【0027】1.4.<データ線駆動回路140> 次に、データ線駆動回路140は、ある水平走査期間に
おいて二値信号Dsをデータ線114の本数に相当する
n個順次ラッチした後、ラッチしたn個の二値信号Ds
を、次の水平走査期間において、電位選択回路1440
を介して、それぞれ対応するデータ線114にデータ信
号d1, d2, d3, …dnとして一斉に供給するものであ
る。ここで、データ線駆動回路140の具体的な構成
は、図4に示される通りである。すなわち、データ線駆
動回路140は、Xシフトレジスタ1410と、第1の
ラッチ回路1420と、第2のラッチ回路1430と、
電位選択回路1440とから構成されている。
【0028】このうちXシフトレジスタ1410は、水
平走査期間の最初に供給されるラッチパルスLPをクロ
ック信号CLXにしたがって転送し、ラッチ信号S1,
S2,S3, …, Snとして順次排他的に供給するものであ
る。次に、第1のラッチ回路1420は、二値信号Ds
をラッチ信号S1, S2, S3, …, Snの立ち下がりにお
いて順次ラッチするものである。そして、第2のラッチ
回路1430は、第1のラッチ回路1420によりラッ
チされた二値信号Dsの各々をラッチパルスLPの立ち
下がりにおいて一斉にラッチし、電位選択回路1440
に転送する。
【0029】電位選択回路1440は、交流化信号FR
に基づいてこれらのラッチした二値信号を電位に変換
し、データ信号d1, d2, d3, …,dnとしてデータ線
114に印加するものである。すなわち、交流化信号F
RがLレベルであれば、データ信号d1, d2, d3, …
dnのHレベルは電位V1に、Lレベルは零電位に変換さ
れる。一方、交流化信号FRがHレベルであれば、デー
タ信号d1, d2, d3,…dnのHレベルは電位−V1に、
Lレベルは零電位に変換される。
【0030】1.5.<液晶装置の構成> 上述した液晶表示装置の構造について、図6(a),(b)を
参照して説明する。ここで、同図(a)は、液晶表示装置
100の構成を示す平面図であり、同図(b)は、同図(a)
におけるA−A´線の断面図である。これらの図に示さ
れるように、液晶表示装置100は、画素電極118な
どが形成された素子基板101と、対向電極108など
が形成された対向基板102とが、互いにシール材10
4によって一定の間隙を保って貼り合わせられるととも
に、この間隙に電気光学材料としての液晶105が挟持
された構造となっている。なお、実際には、シール材1
04には切欠部分があって、ここを介して液晶105が
封入された後、封止材により封止されるが、これらの図
においては省略されている。ここで、素子基板101お
よび対向基板102はガラスや石英などの非晶質基板で
ある。そして、画素電極118等は、素子基板101に
半導体簿膜を堆積して成るTFTによって形成されてい
る。すなわち、液晶表示装置100は、透過型として用
いられることになる。
【0031】さて、素子基板101において、シール材
104の内側かつ表示領域101aの外側領域には、遮
光膜106が設けられている。この遮光膜106が形成
される領域内のうち、領域130aには走査線駆動回路
130が形成され、また領域140aにはデータ線駆動
回路140が形成されている。すなわち、遮光膜106
は、この領域に形成される駆動回路に光が入射するのを
防止している。この遮光膜106には、対向電極108
とともに、駆動信号LCOMが印加される構成となって
いる。このため、遮光膜106が形成された領域では、
液晶層への印加電圧がほほゼロとなるので、画素電極1
18の電圧無印加状態と同じ表示状態となる。
【0032】また、素子基板101において、データ線
駆動回路140が形成される領域140a外側であっ
て、シール材104を隔てた領域107には、複数の接
続端子が形成されて、外側からの制御信号や電源などを
入力する構成となっている。一方、対向基板102の対
向電極108は、基板貼合部分における4隅のうち、少
なくとも1箇所において設けられた導通材(図示省略)
によって、素子基板101における遮光膜106および
接続端子と電気的な導通が図られている。すなわち、駆
動信号LCOMは、素子基板101に設けられた接続端
子を介して、遮光膜106に、さらに、導通材を介して
対向電極108に、それぞれ印加される構成となってい
る。
【0033】ほかに、対向基板102には、液晶表示装
置100の用途に応じて、例えば、直視型であれば、第
1に、ストライプ状や、モザイク状、トライアングル状
等に配列したカラーフィルタが設けられ、第2に、例え
ば、金属材料や樹脂などからなる遮光膜(ブラックマト
リクス)が設けられる。また、直視型の場合、液晶表示
装置100に光を対向基板102側から照射するフロン
トライト、もしくは素子基板101側から光を照射する
バックライトが必要に応じて設けられる。くわえて、素
子基板101および対向基板102の電極形成面には、
それぞれ所定の方向にラビング処理された配向膜(図示
省略)など設けられて、電圧無印加状態における液晶分
子の配向方向を規定する一方、素子基板101と対向基
板102には、配向方向に応じた偏光板(図示省略)が
設けられる。ただし、液晶105として、高分子中に微
小粒として分散させた高分子分散型液晶を用いれば、前
述の配向膜や偏光子などが不要となる結果、光利用効率
が高まるので、高輝度化や低消費電力化などの点におい
て有効である。
【0034】2.実施形態の動作 次に、上述した実施形態に係る液晶表示装置の動作につ
いて説明する。図7は、この液晶表示装置の動作を説明
するためのタイミングチャートである。まず、交流化信
号FRは、1フレーム(1F)ごとに極性反転する信号
である。一方、スタートパルスDYは、各サブフィール
ドの開始時に供給される。
【0035】ここで、交流化信号FRがLレベルとなる
1フレーム(1F)において、スタートパルスDYが供
給されると、走査線駆動回路130(図1参照)におけ
るクロック信号CLYにしたがった転送によって、走査
信号G1, G2, G3, … ,Gmが期間(t)に順次排他的
に出力される。なお、期間(t)は、最も短いサブフィ
ールドSF1よりもさらに短い期間に設定されている。
【0036】さて走査信号G1, G2, G3, … ,Gmは、
それぞれクロック信号CLYの半周期に相当するパルス
幅を有し、また、上から数えて1本目の走査線112に
対応する走査信号G1は、スタートパルスDYが供給さ
れた後、クロック信号CLYが最初に立ち上がってか
ら、少なくともクロック信号CLYの半周期だけ遅延し
て出力される構成となっている。したがって、スタート
パルスDYが供給されてから、走査信号G1が出力され
るまでに、ラッチパルスLPの1ショット(G0)がデ
ータ線駆動回路140に供給されることになる。
【0037】そこで、このラッチパルスLPの1ショッ
ト(G0)が供給された場合について検討してみる。ま
ず、このラッチパルスLPの1ショット(G0)がデー
タ線駆動回路140に供給されると、データ線駆動回路
140(図4参照)におけるクロック信号CLXにした
がった転送によって、ラッチ信号S1, S2, S3, …,S
nが水平走査期間(1H)に順次排他的に出力される。
なお、ラッチ信号S1,S2, S3, …, Snは、それぞれ
クロック信号CLXの半周期に相当するパルス幅を有し
ている。
【0038】この際、図4における第1のラッチ回路1
420は、ラッチ信号S1の立ち下がりにおいて、上か
ら数えて1本目の走査線112と、左から数えて1本目
のデータ線114との交差に対応する画素110への二
値信号Dsをラッチし、次に、ラッチ信号S2の立ち下
がりにおいて、上から数えて1本目の走査線112と、
左から数えて2本目のデータ線114との交差に対応す
る画素110への二値信号Dsをラッチし、以下、同様
に、上から数えて1本目の走査線112と、左から数え
てn本目のデータ線114との交差に対応する画素11
0への二値信号Dsをラッチする。
【0039】これにより、まず、図1において上から1
本目の走査線112との交差に対応する画素1行分の二
値信号Dsが、第1のラッチ回路1420により点順次
的にラッチされることになる。なお、データ変換回路3
00は、第1のラッチ回路1420によるラッチのタイ
ミングに合わせて、各画素の階調データD0〜D3を二
値信号Dsに変換して出力することはいうまでもない。
【0040】次に、クロック信号CLYが立ち下がっ
て、走査信号G1が出力されると、図1において上から
数えて1本目の走査線112が選択される結果、当該走
査線112との交差に対応する画素110のトランジス
タ116がすべてオンとなる。一方、当該クロック信号
CLYの立ち下がりによってラッチパルスLPが出力さ
れる。そして、このラッチパルスLPの立ち下がりタイ
ミングにおいて、第2のラッチ回路1430は、第1の
ラッチ回路1420によって点順次的にラッチされた二
値信号Dsを、電位選択回路1440を介して、対応す
るデータ線114の各々にデータ信号d1, d2, d3,
…,dnとして一斉に供給する。このため、上から数えて
1行目の画素110においては、データ信号d1, d2,
d3, …,dnの書込が同時に行われることとなる。
【0041】この書込と並行して、図1において上から
2本目の走査線112との交差に対応する画素1行分の
二値信号Dsが、第1のラッチ回路1420により点順
次的にラッチされる。そして、以降同様な動作が、m本
目の走査線112に対応する走査信号Gmが出力される
まで繰り返される。すなわち、ある走査信号Gi(i
は、1≦i≦mを満たす整数)が出力される1水平走査
期間(1H)においては、i本目の走査線112に対応
する画素110の1行分に対するデータ信号d1,d2,
d3, …,dnの書込と、(i+1)本目の走査線112
に対応する画素110の1行分に対する二値信号Dsの
点順次的なラッチとが並行して行われることになる。な
お、画素110に書き込まれたデータ信号は、次のサブ
フィールドにおける書込まで保持される。
【0042】以下同様な動作が、サブフィールドの開始
を規定するスタートパルスDYが供給される毎に繰り返
される。但し、サブフィールドSF0においては、二値
信号Dsのレベルは常にHレベルである。さらに、1フ
レーム経過後、交流化信号FRがHレベルに反転した場
合においても、各サブフィールドにおいて同様な動作が
繰り返される。
【0043】3.電子機器の具体例 3.1.<モバイル型コンピュータ> 次に、上述した液晶表示装置を具体的な電子機器に用い
た例のいくつかについて説明する。まず、上記液晶表示
装置を、モバイル型のパーソナルコンピュータに適用し
た例について説明する。図8(a)は、このパーソナルコ
ンピュータの構成を示す正面図である。図において、モ
バイル型コンピュータ5200は、キーボード5202
を備えた本体部5204と、表示ユニット5206とか
ら構成されている。この表示ユニット5206は、先に
述べた液晶表示装置100の後方にバックライトを付加
することにより構成されている。
【0044】3.2.<携帯電話器> さらに、上記液晶表示装置を、携帯電話器に適用した例
について説明する。図8(b)は、この携帯電話器の構成
を示す斜視図である。図において、携帯電話器5300
は、複数の操作ボタン5302のほか、受話口530
4、送話口5306とともに、液晶表示装置100を備
えるものである。この液晶表示装置100にも、必要に
応じてその後方にバックライトが設けられる。
【0045】3.3.<その他> 電子機器としては、以上説明した他にも、液晶テレビ
や、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープ
レコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手
帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テ
レビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等な
どが挙げられる。そして、これらの各種電子機器に対し
て、上述した液晶表示装置が適用可能なのは言うまでも
ない。
【0046】4.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、
例えば以下のように種々の変形が可能である。
【0047】(1)上述した実施形態にあっては、該周
囲温度が所定値未満であるか否かに応じてデコーダ31
2の入出力特性を2段階に切り換えたが、3以上の温度
範囲に対してそれぞれ入出力特性を切り換えることによ
り、一層精密な制御を行ってもよい。
【0048】(2)また、上述した実施形態において、
低温時にはオン状態になるサブフィールドが連続する階
調のみを使用し、その他の階調を間引いて階調データS
D0〜SD3を生成したが、階調データSD0〜SD3
の生成方法はこれに限定されるわけではない。例えば、
実際に階調反転現象が起きる階調を実験等で確認し、温
度範囲毎にこれら階調を記録したテーブルを設けてお
き、温度センサ314で測定された周囲温度に応じて間
引く階調を決定してもよい。
【0049】(3)上述した実施形態にあっては、交流
化信号FRを1フレームの周期で極性反転することとし
たが、本発明は、これに限られず、例えば、2フレーム
以上の周期で極性反転する構成としても良い。ただし、
上述した実施形態において、データ変換回路300は、
スタートパルスDYをカウントするとともに、当該カウ
ント結果を交流化信号FRの遷移によってリセットする
ことで、現状のサブフィールドを認識する構成としたの
で、交流化信号FRを2フレーム以上の周期で極性反転
する場合には、フレームを規定するための何らかの信号
を与える必要が生じる。
【0050】(4)上記実施形態においては、画素が常
時オンになるオン区間はサブフィールドSF0として1
フレーム期間内に1回設けているが、複数回に分割して
設けてもよい。また、オン区間だけでなく、画素が常に
オフになるオフ区間を併せて設けても良い。このように
オン区間とオフ区間を両方設けることにより、1フレー
ム期間の長さを固定したままでオン区間の長さを調整す
ることができるようになる。
【0051】(5)上記実施形態において対向電極10
8に印加する駆動信号LCOMは零電位であったが、各
画素に印加される電圧はトランジスタ116の特性、蓄
積容量119や液晶の容量等によって、電圧がシフトす
る場合がある。この様な場合には、対向電極108に印
加する駆動信号LCOMのレベルを電圧のシフト量に応
じてずらしてもよい。
【0052】(6)また、上記実施形態においては、液
晶表示装置を構成する素子基板101をガラスや石英な
どの非晶質基板とし、ここに半導体簿膜を堆積してTF
Tを形成して透過型としたが、本発明は、これに限られ
ない。例えば、素子基板101あるいは対向基板102
に反射層を設けて反射型としたり、素子基板101を不
透明な半導体基板によって構成し、ドット電極118を
アルミニウムなどの反射性金属から形成し、対向基板1
02をガラスなどから構成すると、液晶表示装置100
を反射型として用いることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、周
囲温度が低くなるほど第2の階調データの階調数が減少
するように、変換特性を設定するから、周囲温度が低い
場合における画像品質の劣化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の液晶表示装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【図2】 上記実施形態における画素の構成例を示す図
である。
【図3】 上記実施形態におけるデータ変換回路300
のブロック図である。
【図4】 上記実施形態におけるデータ線駆動回路14
0のブロック図である。
【図5】 上記実施形態におけるデコーダ312の入出
力特性を示す図である。
【図6】 上記実施形態における液晶表示装置100の
構造図である。
【図7】 上記実施形態の液晶表示装置100のタイミ
ングチャートである。
【図8】 同液晶表示装置を適用した各種電子機器の例
を示す図である。
【図9】 液晶表示装置の温度特性の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
100……液晶表示装置 101……素子基板 101a……表示領域 102……対向基板 104……シール材 105……液晶 106……遮光膜 107……領域 108……対向電極 110……画素 112……走査線 114……データ線 116……薄膜トランジスタ 118……画素電極 119……蓄積容量 130……走査線駆動回路 140……データ線駆動回路 150……発振回路 200……タイミング信号生成回路 300……データ変換回路 310……書込みアドレス制御部 312……デコーダ 314……温度センサ 320〜323……メモリブロック 330……表示アドレス制御部 332……オア回路 1410……シフトレジスタ 1420……第1のラッチ回路 1430……第2のラッチ回路 1440……電位選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 670 G09G 3/20 670N Fターム(参考) 2H093 NA55 ND02 ND06 5C006 AA14 AC11 AF62 BB15 FA19 5C080 AA10 BB05 DD20 EE29 FF11 GG11 JJ02 JJ04 JJ05 JJ06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレームを複数のサブフィールドに分
    割し、マトリクス状に配設された複数の画素を該サブフ
    ィールド毎にオンまたはオフすることによって階調表示
    を行う液晶表示装置の駆動方法であって、 変換特性に基づいて第1の階調データを第2の階調デー
    タに変換する過程と、 前記第2の階調データに基づいて前記各サブフィールド
    をオンまたはオフ状態に設定する過程と、 周囲温度が低くなるほど前記第2の階調データの階調数
    が減少するように、前記変換特性を設定する過程とを有
    することを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記変換特性は、前記周囲温度が所定の
    条件を満たす時に、前記1フレーム内においてオン状態
    になるサブフィールドを断続的に発生させる第1の階調
    データを、前記1フレーム内においてオン状態になるサ
    ブフィールドを連続的に発生させる第2の階調データに
    変換する特性であることを特徴とする請求項1記載の液
    晶表示装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 複数の走査線と、複数のデータ線と、こ
    れら走査線およびデータ線の各交差に対応して配設され
    画素を構成する画素電極と、前記画素電極毎に設けら
    れ、当該走査線を介して供給される走査信号によって、
    当該データ線と当該画素電極との導通を制御するスイッ
    チング素子とを備えた素子基板と、 前記画素電極に対して対向配置された対向電極を備える
    対向基板と、 前記素子基板と前記対向基板との問に挟持された電気光
    学材料と、 1フレームを分割したサブフィールド毎に前記走査信号
    を前記走査線の各々に順次供給する走査線駆動回路と、 変換特性に基づいて第1の階調データを第2の階調デー
    タに変換するとともに、周囲温度が低くなるほど前記第
    2の階調データの階調数が減少するように該変換特性を
    設定する変換回路と、 前記第2の階調データに基づくデータ信号を、それぞれ
    当該画素に対応する走査線に前記走査信号が供給される
    期間に、当該画素に対応するデータ線に供給するデータ
    線駆動回路とを具備することを特徴とする液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記変換特性は、前記周囲温度が所定の
    条件を満たす時に、前記1フレーム内においてオン状態
    になるサブフィールドを断続的に発生させる第1の階調
    データを、前記1フレーム内においてオン状態になるサ
    ブフィールドを連続的に発生させる第2の階調データに
    変換する特性であることを特徴とする請求項3記載の液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の液晶表示装置の
    駆動方法を実行することを特徴とする液晶表示装置の駆
    動回路。
  6. 【請求項6】 請求項3または4記載の液晶表示装置を
    備えることを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI427516B (zh) * 2009-02-27 2014-02-21 Japan Display West Inc 影像輸入裝置,影像輸入-輸出裝置及電子單元
US9024981B2 (en) 2012-04-06 2015-05-05 Seiko Epson Corporation Control device, display device, electronic apparatus and controlling method
US9240134B2 (en) 2012-03-01 2016-01-19 Seiko Epson Corporation Device for controlling electro-optic device including write section that executes first and second write operations during which different voltages are applied to pixels, method for controlling electro-optic device electro-optic device, and electronic apparatus
US9842548B2 (en) 2012-03-23 2017-12-12 Seiko Epson Corporation Device for controlling display device, method of controlling display device, display device, and electronic apparatus

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