JPH11278085A - 自動変速機のシフト装置及びその取付構造 - Google Patents
自動変速機のシフト装置及びその取付構造Info
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- JPH11278085A JPH11278085A JP8426898A JP8426898A JPH11278085A JP H11278085 A JPH11278085 A JP H11278085A JP 8426898 A JP8426898 A JP 8426898A JP 8426898 A JP8426898 A JP 8426898A JP H11278085 A JPH11278085 A JP H11278085A
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
て、当たったものの保護を図ることができる自動変速機
のシフト装置及びその取付構造を提供する。 【解決手段】 シフトレバー23上端の操作ノブ27に
おける上端部内に、独立した気体層34が形成されてい
るため、操作ノブ27の上端部に外力が入力されても、
内部の気体層34がクッションになる。
Description
機のシフト装置及びその取付構造に関する。
般に、シフトレバーをインジケータパネルの移動孔から
上方に突出させ、そのシフトレバーの上端に取付けられ
た操作ノブのボタンを押しながら、前後に移動させるこ
とにより、希望する変速段が選べるようになっている
(類似技術として、特開平7−35224号公報参
照)。
うな従来の技術にあっては、シフトレバーがインジケー
タパネルから上向き状態で車室内側へ突出しているた
め、車両衝突時等の衝撃によりシフトレバー及びそのま
わりの部品(例えば、インジケータパネル)に向かって
くるものがあり、これらの衝撃を緩和することが要望さ
れつつある。
てなされたものであり、車両衝突等にシフト装置に当た
った場合の衝撃を緩和して、当たったものの保護を図る
ことができる自動変速機のシフト装置及びその取付構造
を提供するものである。
シフトレバーの上端部に、樹脂製の操作ノブの下端部を
外挿して取付けた自動変速機のシフト装置において、前
記操作ノブの上端部の内部に、独立した気体層を形成し
たものである。
ー上端の操作ノブにおける上端部内に、独立した気体層
が形成されているため、操作ノブの上端部に外力が加わ
っても、内部の気体層がクッションになって、衝撃が緩
和される。
レバーの上端部に、操作ノブの下端部を外挿すると共
に、操作ノブの下端部の取付孔に挿通したネジを、シフ
トレバーのネジ孔に螺合した自動変速機のシフト装置に
おいて、前記シフトレバーにおけるネジ孔の下方に、ネ
ジ孔との間に変形容易な境界部を介して、逃げ孔を形成
したものである。
下向きの外力が加わった際に、ネジが境界部を変形させ
て逃げ孔内に入り込むため、操作ノブの下がりストロー
クが拡大されつつ外力が吸収されて、その分、操作ノブ
からの衝撃が小さくなる。
レバーの内部に操作ロッドを挿通し、該操作ロッドにポ
ジンションピンを貫通状態で取付けると共に、シフトレ
バーの少なくとも片側に立設したポジションプレートに
ゲートを開口形成し、前記ポジンションピンの端部をゲ
ートの上縁部に係合させた自動変速機のシフト装置にお
いて、前記ポジションプレートにおけるゲートの下方
に、ゲートとの間に変形容易な境界部を介して、逃げ孔
を形成したものである。
ーに下向きの外力が加わった場合に、該シフトレバーか
ら横方向に突出しているポジションピンがゲートから境
界部を変形させて逃げ孔内に入るため、シフトレバー全
体の下がりストロークが拡大されつつ外力が吸収され
て、その分、シフトレバーの上端から加わる衝撃が小さ
くなる。
端部をベースプレートの開口から下側に突出させて水平
軸に連結し、該水平軸の両端部をベースプレートの下面
に突設した2つのブラケットにそれぞれ軸支した自動変
速機のシフト装置において、前記各ブラケットは、2枚
の支持片の間に1枚の弾性片を介在させ且つ支持片と弾
性片の上部同士を結合した構造で、水平軸の両端部をブ
ラケットの下部に軸支すると共に、支持片における上部
と下部との中間にノッチ部を形成したものである。
ーに下向きの外力が加わった場合に、ブラケットの支持
片にノッチ部が形成されているため、支持片の下部がそ
のノッチ部から破断して下降する。この時、一対の支持
片の間に弾性片が介在されているため、この弾性片の弾
性変形により、必要以上にシフトレバーが下がることは
なく、シフトレバーが他の部分を破損させることはな
い。
支持されたインジケータパネルに移動孔を形成し、該移
動孔からシフトレバーを上方に突出させた自動変速機の
シフト装置において、前記脚部を斜めに切断すると共
に、該切断部を破断容易なピンにより結合したものであ
る。
タパネルに外力が加わると、その衝撃により、脚部のピ
ンが破断されて、切断部が斜めにスライドするため、イ
ンジケータパネルの下がりストロークが拡大されつつ外
力が吸収されて、その分、インジケータパネルから加わ
る衝撃が小さくなる。
支持されたインジケータパネルに移動孔を形成し、該移
動孔からシフトレバーを上方に突出させた自動変速機の
シフト装置において、前記脚部は上からの外力により互
いに離反方向へ変形可能な2枚の拡開片から成り、且つ
該2枚の拡開片同士が破断容易な連結部を介して結合さ
れている。
部が破断されて、脚部を形成する2枚の拡開片が互いに
離反方向へ変形するため、インジケータパネルの下がり
ストロークが拡大されつつ外力が吸収されて、その分、
インジケータパネルから加わる衝撃が小さくなる。
性リングを外装したものである。
片に弾性リングを外装したため、2枚の拡開片が離反方
向へ変形する際のエネルギー吸収性能が向上する。
ルが樹脂製で、該インジケータパネルの下面にインジケ
ータパネルと略同様の移動孔を有する金属の補強パネル
を接着したものである。
ンジケータパネルの下面に、インジケータパネルと略同
様の移動孔を有する金属製の補強パネルを接着したた
め、インジケータパネルに外力が加わって、インジケー
タパネルが万一破損しても、その破片が飛び散らない。
ト装置を上下方向に沿う縦面部に取付ける構造であっ
て、前記シフト装置のベースプレートに上側が開放した
切欠部を形成すると共に、該切欠部に破断容易なピンに
よりスライドブロックを取付け、該スライドブロックの
切欠部に対応する部分を縦面部に取付けたものである。
に下向きの外力が加わった場合に、スライドブロックを
取付けているピンが破断するため、シフト装置全体が下
がりつつ外力が吸収されることとなり、その分、衝撃が
小さくなる。
クと、スライドブロックの下側のベースプレートとを、
引き裂き板により連結したものである。
ブロックと、スライドブロックの下側のベースプレート
とが、引き裂き板により連結されているため、シフト装
置が下がる際のエネルギー吸収性能が向上する。
を図面に基づいて説明する。
を示す図である。この第1実施形態に係るシフト装置1
は、水平な車体パネルに取付けられる横置き型のもので
ある。2は樹脂製のハウジングで、ベースプレート3の
上に形成された箱形状をしている。このハウジング2の
左右両壁はポジションプレート4を形成するもので、こ
のポジションプレート4には、所定の上縁部形状をした
ゲート5が開口形成されている。このゲート5の縁部に
はリブ6が形成されており、ゲート5の強度を確保して
いる。また、ポジションプレート4におけるゲート5の
下方には、変形・破断容易な境界部7を介して、前後方
向に沿う3本の逃げ孔8がそれぞれ形成されている。逃
げ孔8同士の間にも変形・破断容易な境界部7が形成さ
れている。このハウジング2の上面部には、図示せぬ開
口が形成されている。
よりベースプレート3に支持されたインジケータパネル
10が形成されている。インジケータパネル10を支持
する脚部9は、斜めに切断されて。この切断部11は凹
凸係合した状態になっており、その中央に破断容易なピ
ン12が水平に貫通され、該ピン12により切断部11
が結合されている。
アルミ製の補強パネル13が接着されている(図2参
照)。インジケータパネル10及び補強パネル13に
は、同様の形状をした移動孔14、15が形成されてい
る。
ト3にも開口16が形成されている。この開口16の左
右両側には、ベースプレート3から下向きのブラケット
17が形成されている(図9及び図10では左側だけを
代表して図示している)。
持片18の間に1つの弾性片(ゴムシート)19を介在
させた構造で、これら支持片18と弾性片19とは、ベ
ースプレート3に近い上部においてピン20により結合
されている。また、ブラケット17の下部には、左右方
向に沿う水平軸21の両端部が軸支されている。更に、
支持片18における上部と下部との中間位置には、三角
形のノッチ部22が前後に各々形成されている。
平軸21の中央部には、ベースプレート3の開口16、
ハウジング2の上面部の図示せぬ開口、補強パネル13
及びインジケータパネル10の移動孔14、15を貫通
するシフトレバー23の下端部が連結されている。この
シフトレバー23はパイプ状をしており、その途中位置
には、変速機を制御するためのケーブル(図示せず)が
連結されている。
プリングにより上側に付勢された操作ロッド24が挿通
されている。この操作ロッド24にはシフトレバー23
を左右方向で貫通したポジンションピン25が取付けら
れており、該ポジンションピン25はシフトレバー23
に形成された長孔26(図1参照)から突出していると
共に、その両端部がポジションプレート4に形成された
ゲート5の上縁部と係合するようになっている。
の操作ノブ27の下端部が外装されている。この操作ノ
ブ27の下端部には、上下2ヶ所の取付孔28が形成さ
れている。また、シフトレバー23には、その取付孔2
8に対応する位置にネジ孔29が形成されている。そし
て、取付孔28側から挿通したネジ30を、シフトレバ
ー23のネジ孔29に螺合することにより、操作ノブ2
7がシフトレバー23に対して取付けられている。更
に、シフトレバー23におけるネジ孔29の下方には、
ネジ孔29との間に変形・破断容易な境界部31を介し
て、長孔状の逃げ孔32がそれぞれ形成されている。
の上端から突出していると共に、操作ノブ27の横に設
けられたボタン33と係合しており、該ボタン33を押
すことにより、操作ロッド24が下がり、ポジンション
ピン25とゲート5の上縁との係合を解除できるように
なっている。そして、操作ノブ27のボタン33よりも
上側の上端部には、独立した気体層34が形成されてい
る。
ネル10に対して、車両の衝突時等に外れた車載装備品
等が当たった場合の作用を、各部位ごとに説明する。
ノブ27の上端部に、車載装備品等が当たって、外力F
1 が加わっても、内部の気体層34がクッションになっ
て、ここに当たったものは保護される。また、気体層3
4のクッション性で、外力F1 のエネルギーを吸収する
ため、シフト装置1の全体的な変形も抑制される。
照):操作ノブ27に加わる下向きの外力F1 が大きい
場合は、操作ノブ27を取付けているネジ30が、イン
ジケータパネル10におけるネジ孔29から境界部31
を変形・破断して逃げ孔32内に入り込むため、操作ノ
ブ27の下がりストロークが拡大されつつ外力F1 が吸
収され、その分、操作ノブ27から当たったものに加わ
る衝撃が小さくなる。尚、ネジ孔29及び逃げ孔32の
正面形状は図5に示すものであるが、これに限らず、図
6に示すように、孔の両側縁から突出した境界部3
1′、31′により、ネジ孔29′と逃げ孔32′に分
けるようにしても良い。また、逃げ孔32′の短径は図
6に示したように、ネジ孔29′の径よりも小さくする
のが誤組付防止及び衝撃吸収上望ましい。
照):外力F1 が更に大きい場合は、シフトレバー23
全体が下方へ下がろうとするる。この時、シフトレバー
23のポジンションピン25がゲート5の下縁に当たる
が、そのゲート5に下には、変形・破断容易な境界部7
を介して3本の逃げ孔8が形成されているため、ポジン
ションピン25は境界部7を変形・破断して、逃げ孔8
内に入っていく。従って、シフトレバー23全体の下が
りストロークが拡大されつつ外力F1 が吸収されて、そ
の分、加わる衝撃が小さくなる。尚、ゲート5の下方に
逃げ孔8を形成する代わりに、ゲート5の下方を弾性シ
ート(例えばゴムシート)で形成しても良い。そうする
ことにより、ポジンションピン25の下降が許容され、
前記と同様の効果が得られる。
照):また、外力F1 が更に大きい場合は、ブラケット
17の支持片18がノッチ部22から破断し、シフトレ
バー23が水平軸21ごと下がる。この時、支持片18
の間に弾性片19が介在されているため、この弾性片1
9の弾性力により、シフトレバー23の下がりはある程
度までで抑制され、必要以上にシフトレバー23が下が
り、シフトレバー2により他の部分が破損されるのを防
止している。
ンジケータパネル10に外力F2 が加わり、万一インジ
ケータパネル10が破損しても、インジケータパネル1
0の下面に、アルミ製の補強パネル13が接着されてい
るため、インジケータパネル10の破片が飛び散らな
い。
ータパネル10への外力F2 が大きいと、その外力F2
により、脚部9のピン12が破断されて、切断部11が
斜めにスライドする。そのため、インジケータパネル1
0の下がりストロークが拡大されつつ外力F2 が吸収さ
れ、その分、当たったものが保護される。
形態を示す図である。この第2実施形態の脚部35は、
上から押された場合に互いに離反方向へ変形可能な2つ
の脚部本体拡開片36から成り、該拡開片36の中間部
には、互い接近して結合された連結部37が形成されて
いる。この連結部37は容易に破断し易いように、図示
せぬ切込みが設けられている。また、互いに接近した連
結部37には、弾性リング(ゴムリング)38が外装さ
れている。
連結部37が破断されて、脚部35を形成する2つの拡
開片36が離反方向へ変形するため、インジケータパネ
ル10の下がりストロークが拡大されつつ外力F2 が吸
収されて、その分、インジケータパネル10から加わる
衝撃が小さくなる。しかも、2つの拡開片36に弾性リ
ング38が外装されているため、2つの拡開片36が離
反方向へ変形する際のエネルギー吸収性能が向上する。
態を示す図である。この第3実施形態に係るシフト装置
39は、ステアリングメンバ40に固定された上下方向
に沿うインストステー41の縦面部42、43に取付け
る縦置き型である。
態で上下にそれぞれ形成されている。上側の縦面部42
の方が、下側の縦面部43よりも上下幅が大きく設定さ
れており、それぞれに溶接ボルト44が立設されてい
る。
フトレバー、46は操作ノブ、47はインジケータパネ
ル、48はハウジングを各々示している。ハウジング4
8のベースプレート49も縦型で、左右に張り出した取
付片50、51を上下に各々備えており、縦面部42、
43に対応して、上側の取付片50の方が、下側の取付
片51よりも、上下幅が大きく形成されている。
放したU字状の切欠部52が形成されている。この切欠
部52には五角形状のスライドブロック53、54がそ
れぞれ取付けられている。スライドブロック53、54
には切欠部52の縁部と係合する溝部55が形成されて
おり、この溝部55に対応する部分が3本の破断容易な
ピン56により取付けられている。また、スライドブロ
ック53、54の前記切欠部52に対応する部分には、
長孔57も形成されている。そして、このスライドブロ
ック53、54の長孔57に前記溶接ボルト44を通
し、ナット58により固定している。
のうち、上側のスライドブロック53の長孔57と、取
付片50の下端とは、引き裂き板59により連結されて
いる。この引き裂き板59は上下方向に引き裂くことに
より、エネルギーを吸収するものである。
9に下向きの力が加わった場合に、スライドブロック5
3、54を取付けているピン56が破断するため、シフ
ト装置39全体が下がりつつ下向きの力を吸収すること
となり、その分、加わる衝撃が小さくなる。しかも、上
側のスライドブロック53には、引き裂き板59も設け
られているため、シフト装置39が下がる際のエネルギ
ー吸収性能が向上する。
バー上端の操作ノブにおける上端部内に、独立した気体
層が形成されているため、操作ノブの上端部に当たって
も、内部の気体層がクッションになる。
下向きの外力が加わった際に、ネジが境界部を破断して
逃げ孔内に入り込むため、操作ノブの下がりストローク
が拡大されつつ外力が吸収されて、その分、操作ノブか
ら加わる衝撃が小さくなる。
ーに下向きの外力が加わった場合に、該シフトレバーか
ら横方向に突出しているポジションピンがゲートから境
界部を破断して逃げ孔内に入るため、シフトレバー全体
の下がりストロークが拡大されつつ外力が吸収されて、
その分、シフトレバーの上端から加わる衝撃が小さくな
る。
ーに下向きの外力が加わった場合に、ブラケットの支持
片にノッチ部が形成されているため、支持片の下部がそ
のノッチ部から破断して下降する。この時、一対の支持
片の間に弾性片が介在されているため、この弾性片の弾
性変形により、必要以上にシフトレバーが下がりことは
なく、シフトレバーが他の部分を破損させることはな
い。
タパネルに外力が加わると、その衝撃により、脚部のピ
ンが破断されて、切断部が斜めにスライドするため、イ
ンジケータパネルの下がりストロークが拡大されつつ外
力が吸収され、その分、インジケータパネルから加わる
衝撃が小さくなる。
部が破断されて、脚部を形成する2枚の拡開片が互いに
離反方向へ変形するため、インジケータパネルの下がり
ストロークが拡大されつつ外力が吸収されて、その分、
インジケータパネルから加わる衝撃が小さくなる。
片に弾性リングを外装したため、2枚の拡開片が離反方
向へ変形する際のエネルギー吸収性能が向上する。
ンジケータパネルの下面に、インジケータパネルと略同
様の移動孔を有する金属製の補強パネルを接着したた
め、インジケータパネルに外力が加わって、インジケー
タパネルが万一破損しても、その破片が飛び散らない。
に下向きの外力が加わった場合に、スライドブロックを
取付けているピンが破断するため、シフト装置全体が下
がりつつ外力が吸収されることとなり、その分、加わる
衝撃が小さくなる。
ブロックと、スライドブロックの下側のベースプレート
とが、引き裂き板により連結されているため、シフト装
置が下がる際のエネルギー吸収性能が向上する。
す側面図。
図。
断面図。
孔を示す正面図。
面図。
図。
態を示す図7相当の斜視図。
斜視図。
す斜視図。
視図。
当の斜視図。
斜視図。
Claims (10)
- 【請求項1】 シフトレバーの上端部に、樹脂製の操作
ノブの下端部を外挿して取付けた自動変速機のシフト装
置において、 前記操作ノブの上端部の内部に、独立した気体層を形成
したことを特徴とする自動変速機のシフト装置。 - 【請求項2】 パイプ状のシフトレバーの上端部に、操
作ノブの下端部を外挿すると共に、操作ノブの下端部の
取付孔に挿通したネジを、シフトレバーのネジ孔に螺合
した自動変速機のシフト装置において、 前記シフトレバーにおけるネジ孔の下方に、ネジ孔との
間に変形容易な境界部を介して、逃げ孔を形成したこと
を特徴とする自動変速機のシフト装置。 - 【請求項3】 パイプ状のシフトレバーの内部に操作ロ
ッドを挿通し、該操作ロッドにポジンションピンをシフ
トレバーにて貫通状態で取付けると共に、シフトレバー
の少なくとも片側に立設したポジションプレートにゲー
トを開口形成し、前記ポジンションピンの端部をゲート
の上縁部に係合させた自動変速機のシフト装置におい
て、 前記ポジションプレートにおけるゲートの下方に、ゲー
トとの間に変形容易な境界部を介して、逃げ孔を形成し
たことを特徴とする自動変速機のシフト装置。 - 【請求項4】 シフトレバーの下端部をベースプレート
の開口から下側に突出させて水平軸に連結し、該水平軸
の両端部をベースプレートの下面に突設した2つのブラ
ケットにそれぞれ軸支した自動変速機のシフト装置にお
いて、 前記各ブラケットは、2枚の支持片の間に1枚の弾性片
を介在させ且つ支持片と弾性片の上部同士を結合した構
造で、水平軸の両端部をブラケットの下部に軸支すると
共に、支持片における上部と下部との中間にノッチ部を
形成したことを特徴とする自動変速機のシフト装置。 - 【請求項5】 4本の脚部により支持されたインジケー
タパネルに移動孔を形成し、該移動孔からシフトレバー
を上方に突出させた自動変速機のシフト装置において、 前記脚部を斜めに切断すると共に、該切断部を破断容易
なピンにより結合したことを特徴とする自動変速機のシ
フト装置。 - 【請求項6】 4本の脚部により支持されたインジケー
タパネルに移動孔を形成し、該移動孔からシフトレバー
を上方に突出させた自動変速機のシフト装置において、 前記脚部は上からの外力により互いに離反方向へ変形可
能な2枚の拡開片から成り、且つ該2枚の拡開片同士が
破断容易な連結部を介して結合されていることを特徴と
する自動変速機のシフト装置。 - 【請求項7】 2枚の拡開片に弾性リングを外装した請
求項6記載の自動変速機のシフト装置。 - 【請求項8】 インジケータパネルが樹脂製で、該イン
ジケータパネルの下面にインジケータパネルと略同様の
移動孔を有する金属の補強パネルを接着した請求項5〜
7のいずれか1項に記載の自動変速機のシフト装置。 - 【請求項9】 自動変速機のシフト装置を上下方向に沿
う縦面部に取付ける構造であって、 前記シフト装置のベースプレートに上側が開放した切欠
部を形成すると共に、該切欠部に破断容易なピンにより
スライドブロックを取付け、該スライドブロックの切欠
部に対応する部分を縦面部に取付けたことを特徴とする
自動変速機のシフト装置の取付構造。 - 【請求項10】 スライドブロックと、スライドブロッ
クの下側のベースプレートとを、引き裂き板により連結
した請求項9記載の自動変速機のシフト装置の取付構
造。
Priority Applications (1)
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JP8426898A JP4087493B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 自動変速機のシフト装置 |
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JP8426898A JP4087493B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 自動変速機のシフト装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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