JP5291702B2 - 変速操作装置 - Google Patents

変速操作装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5291702B2
JP5291702B2 JP2010505874A JP2010505874A JP5291702B2 JP 5291702 B2 JP5291702 B2 JP 5291702B2 JP 2010505874 A JP2010505874 A JP 2010505874A JP 2010505874 A JP2010505874 A JP 2010505874A JP 5291702 B2 JP5291702 B2 JP 5291702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
lever shaft
outer peripheral
axial direction
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010505874A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009119851A1 (ja
Inventor
広志 半上野
裕人 嶋▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010505874A priority Critical patent/JP5291702B2/ja
Publication of JPWO2009119851A1 publication Critical patent/JPWO2009119851A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5291702B2 publication Critical patent/JP5291702B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/04Controlling members for hand actuation by pivoting movement, e.g. levers
    • G05G1/06Details of their grip parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0278Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H2059/0291Selector apparatus comprising safety means for preventing injuries in case of accidents
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20012Multiple controlled elements
    • Y10T74/20018Transmission control
    • Y10T74/2014Manually operated selector [e.g., remotely controlled device, lever, push button, rotary dial, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20582Levers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20582Levers
    • Y10T74/20612Hand

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

本発明は、印加される衝撃荷重を吸収できるレバーノブを有する変速操作装置に関する。
手動変速機や自動変速機の変速操作装置を、車両のインストルメントパネルやその近傍に配置して、車室のフロア上の空間を確保することは広く実施されている。
そして、例えば、特許文献1には、インストルメントパネルやその近傍に配置される変速操作装置(操作レバー)に入力される衝撃荷重を吸収するため、変速操作装置全体を支持するブラケットにスリットを設けて支持部材で支持し、変速操作装置に、例えば、衝撃荷重が印加された場合には、変速操作装置が支持部材を破壊しながら、スリットに沿ってスライド移動することで、衝撃荷重を吸収する技術が開示されている。
特開2002−029275号公報(段落0021〜段落0023参照)
しかしながら、例えば、特許文献1に開示されている技術では、衝撃荷重が印加されたときに変速操作装置をスリットに沿ってスライド移動させる構造が必要になり、使用部品の増加に伴う生産コストの上昇や、構造の複雑化に伴う生産効率の低下という問題がある。
また、スリットに沿ってスライド移動させる構造が必要になることから、変速操作装置やブラケットなどの小型化が制限されるという問題もある。
そこで、本発明は、簡単な構造で、レバーシャフトの軸方向に作用する衝撃荷重を吸収できるレバーノブを備える変速操作装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、車両に支持されるレバーシャフトと、前記レバーシャフトの上端部に備わるレバーノブと、前記レバーノブの内部に備わり、前記レバーシャフトの上端部に固定されるコアと、前記コアを前記レバーシャフトに固定する連結部材と、前記連結部材よりも前記レバーシャフトの上端側、且つ前記コアの内部に備わり、当該コアの外周部分を薄肉とする空洞部と、を含み、前記コアの、前記空洞部と前記連結部材の間に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重によって変形する前記外周部分の変形に伴う荷重が加わる第1の脆弱部を設け、前記コアは、前記空洞部の周囲を形成する当該コアの前記外周部分に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な第2の脆弱部を設けたことを特徴とした。
請求項1に係る発明によると、レバーシャフトの上端部に備わるレバーノブのコアに、レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な第1の脆弱部を設け、空洞部により第1の脆弱部を破壊することで衝撃荷重を吸収できる。
また、コアは、空洞部の周囲を形成する当該コアの外周部分に薄肉となる部分を形成して、レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な第2の脆弱部を設け、第2の脆弱部の破壊で衝撃荷重を吸収できる。
また、請求項2に係る発明は、車両に支持されるレバーシャフトと、前記レバーシャフトの上端部に備わるレバーノブと、前記レバーノブの内部に備わり、前記レバーシャフトの上端部に固定されるコアと、前記コアを前記レバーシャフトに固定する連結部材と、前記連結部材よりも前記レバーシャフトの上端側、且つ前記コアの内部に備わり、当該コアの外周部分を薄肉とする空洞部と、を含み、前記コアの、前記空洞部と前記連結部材の間に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重によって変形する前記外周部分の変形に伴う荷重が加わる第1の脆弱部を設け、前記連結部材はねじ部材からなり、前記コアは、前記レバーシャフトの軸方向に対して直角の方向にねじ部材を内挿する円筒状のボスと、前記ボスの高さ方向に起立して前記空洞部を形成する側壁が形成されてなり、前記ボスと前記側壁は、前記レバーシャフトの軸方向に一直線上に形成されて、前記ボスの円筒部と前記側壁は補強リブで連結されるとともに、前記円筒部と前記補強リブの連結部分に、前記第1の脆弱部を設けたことを特徴とした。
請求項2に係る発明によると、コアには、連結部材のねじ部材を内挿する円筒状のボスと空洞部を形成する側壁がレバーシャフトの軸方向に一直線上に、補強リブで連結して形成され、補強リブと円筒状のボスの連結部分に、第1の脆弱部を設けた。この構造によって、レバーシャフトの軸方向に作用する荷重による応力を第1の脆弱部に集中させることができ、第1の脆弱部を容易に破壊することができる。
また、請求項3に係る発明は、前記コアは、前記空洞部の周囲を形成する当該コアの前記外周部分に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な第2の脆弱部を設けたことを特徴とした。
請求項3に係る発明によると、コアは、空洞部の周囲を形成する当該コアの外周部分に薄肉となる部分を形成して、レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な第2の脆弱部を設け、第2の脆弱部の破壊で衝撃荷重を吸収できる。
また、請求項4に係る発明は、前記コアは、前記空洞部の左右側の前記外周部分に凹溝を形成して、前記第2の脆弱部を設けたことを特徴とした。
請求項4に係る発明によると、コアは、空洞部の外周部分の左右側に凹溝を形成して第2の脆弱部を設けた。この構成によって、コアが空洞部で左右に拡がるように破壊しやすくなり、第1の脆弱部を、左右に拡がるように破壊しやすい構造にできる。
また、請求項5に係る発明は、前記コアは、前記空洞部の左右側の前記外周部分に、前記側壁の起立方向に沿った凹溝を形成して、前記第2の脆弱部を設けたことを特徴とした。
請求項5に係る発明によると、コアは、空洞部の外周部分の左右側に、側壁の起立方向に沿った凹溝を形成して第2の脆弱部を設けた。この構成によって、コアが空洞部で左右に拡がるように破壊しやすくなり、第1の脆弱部を、左右に拡がるように破壊しやすい構造にできる。
また、請求項6に係る発明は、前記側壁と前記外周部分の接続部に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な薄肉部を設けたことを特徴とした。
請求項6に係る発明によると、コアの側壁と外周部分の接続部に薄肉部を形成できる。この薄肉部は、レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対する脆弱部になり、コアの破壊の起点とすることができる。
また、請求項7、請求項8に係る発明は、前記外周部分の一部を中空にして、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な空間部を設けたことを特徴とした。
請求項7、請求項8に係る発明によると、外周部分の一部を中空にして空間部を形成できる。この空間部は、レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対する脆弱部になり、コアの破壊の起点とすることができる。
また、請求項9請求項12に係る発明は、前記外周部分の外壁面に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な溝部を設けたことを特徴とした。
請求項9請求項12に係る発明によると、外周部分の外壁面に溝部を形成できる。この溝部は、外周部分を薄肉にしてレバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対する脆弱部になり、コアの破壊の起点とすることができる。
本発明によれば、空洞部によりコアを左右に拡がりやすくし、空洞部の拡がりと脆弱部によって、コアの左右方向への変形による破壊を容易にできるため、簡単な構造で、レバーシャフトの軸方向に作用する衝撃荷重を吸収できるレバーノブを備える変速操作装置を提供することができる。
また、空洞部にシフトボタンなどの構造物を配置することができる。
(a)は、変速操作装置の外観斜視図、(b)は、レバーノブの内部構造を示す図である。 (a)は、図1の(a)におけるX−X断面図、(b)は、空洞部の拡大図である。 (a)は、本実施形態に係るレバーノブのコアを示す斜視図、(b)は、外装部を操作面の側から見た図、(c)は、外装部の変形を示す図である。 (a)は、図3の(a)におけるY−Y断面図、(b)は、コアが薄肉部で変形する状態を示す模式図である。 (a)は、図3の(a)におけるZ−Z断面図で、コアの背面の側を操作面の側から見た図、(b)は、コアが背面の側の脆弱部で変形する状態を示す模式図である。 図3の(a)におけるA部拡大図である。 コアに印加する荷重とコアの変形量の関係を示すグラフである。
符号の説明
1 レバーノブ
5 レバーシャフト
10 アウタ
11 コア
11a 空洞部
11a1 側壁(外周部分)
11b ねじ止め部(円筒状のボス)
11b1 円筒部
11c 挿入部
11d 補強リブ
11e 外装部(外周部分)
11e1 V字溝(第2の脆弱部、凹溝)
11f 薄肉部
11g 空間部
11h 溝部
11s 外壁面
13 スクリュー(連結部材、ねじ部材)
100 変速操作装置
110 切欠き溝(第1の脆弱部)
T 天頂部
P 荷重
以下、本発明を実施するための最良の形態について、適宜図を参照して詳細に説明する。
図1の(a)は、変速操作装置の外観斜視図、(b)は、レバーノブの内部構造を示す図である。図1の(a)に示すように、本実施形態に係る自動変速機の変速操作装置100は、例えば、レバーシャフト5の上端部に、運転者が把持するレバーノブ1が備わって形成され、レバーノブ1には、変速操作装置100のシフトロックを解除するシフトボタン2と、オーバードライブモードのON/OFFの切り替えを許可するオーバードライブボタン3が備わり、レバーノブ1の内部構造を遮蔽するようにアウタカバー4が装着される。
図1の(b)に示すように、レバーノブ1は、例えばスチレン系熱可塑性エラストマーを素材とするアウタ10が、例えばポリアセタールを素材とするコア11を覆って形成される。
アウタ10の天頂部Tの側には、コア11の側壁11a1によって空洞部11aが形成され、レバーノブ1の軽量化を図るとともに、シフトボタン2を収納するスペースを確保している。
側壁11a1は、空洞部11aの周囲を形成するように設けられ、レバーノブ1の強度を確保している。
以降、アウタ10の天頂部Tの側を上側として、レバーノブ1の上下方向を設定する。
また、シフトボタン2が配置される側を操作面とし、対する側を背面とする。
図2の(a)は、図1の(a)におけるX−X断面図である。図2の(a)に示すように、コア11の下方には、レバーシャフト5の軸部となるレバー本体15が挿入される中空部11c1を有する挿入部11cが、空洞部11aの下方に延伸するように形成される。そして、挿入部11cには、上端部が空洞部11aより下方になるようにレバー本体15が挿入される。すなわち、空洞部11aは、レバーシャフト5の上端側に形成される。
挿入部11cに挿入されたレバー本体15は、レバー本体15の軸方向、すなわちレバーシャフト5の軸方向に対して直角に取り付けられるスクリュー(ねじ部材)13で、挿入部11cに固定される。そのため、コア11の挿入部11cには、ねじ止め部11bが形成される。
図1の(b)に示すように、ねじ止め部11bは、挿入部11c(図2の(a)参照)に形成される円筒状のボスにスクリュー13を内挿するように形成され、スクリュー13の周囲を囲むように形成される円筒部11b1と、スクリュー13のねじ部が貫通する図示しない貫通孔を含んでなる。すなわち、ねじ止め部11bは、請求の範囲に記載の円筒状のボスになる。
そして、レバー本体15には、スクリュー13のねじ部が螺合する、図示しないねじ孔が形成され、図2の(a)に示すように、コア11は、スクリュー13でレバー本体15に固定される。
なお、アウタ10から露出するレバー本体15を、図2の(a)に示すように例えば樹脂からなるカバー部材15aで覆って、レバーシャフト5を形成してもよい。
挿入部11cは、空洞部11aの側壁11a1(図2の(b)参照)の下側に接続するように形成され、挿入部11cの中空部11c1は、空洞部11aの側壁11a1を貫通して形成される。すなわち、挿入部11cの中空部11c1は、空洞部11aと連通するように形成される。
図2の(a)に示すように、変速操作装置100(図1の(a)参照)のレバーシャフト5は、図示しない自動変速機とレバーノブ1とを連結する部材で、例えば中空のパイプ状のレバー本体15を含んでなり、レバーシャフト5のレバー本体15の中空部には、シフトロックを解除するためのロッド14が、上下動自在に貫通して備わり、その上端部は、コア11の空洞部11aに突出している。
そして、コア11の空洞部11aには、ロッド14を上下動させるシフトボタン2が備わる。
図2の(b)は、空洞部の拡大図である。図2の(b)に示すように、空洞部11aにはシフトボタン2を支持するヒンジ部2aが、コア11の背面側の外形を形成する外装部11e(図3の(a)参照)の背面の側から上下方向に亘って起立して形成される。このようなヒンジ部2aを、シフトボタン2を挟むように2つ形成し、回転軸2bを介してシフトボタン2を2つのヒンジ部2aで揺動可能に支持する。
そして、側壁11a1には、ヒンジ部2aから突出する回転軸2bの端部との干渉を防止するための切欠き部11a2が2つ形成される。
図2の(a)に示すように、シフトボタン2には、一体に動作するアーム2cが備わり、シフトボタン2が回転軸2bの回りに揺動すると、アーム2cはシフトボタン2と一体に回転軸2bの回りに揺動する。そして、本実施形態においては、シフトボタン2がレバーノブ1の背面の側に向かって押し込まれる方向に操作されたとき、アーム2cが下方に動作するように構成される。さらに、ロッド14の上端部とアーム2cとが当接するように構成され、シフトボタン2がコア11に押し込まれる方向に回動したとき、ロッド14が、アーム2cによって下方に動作する。
すなわち、運転者がシフトボタン2をレバーノブ1に押し込むように操作すると、ロッド14が下方に動作する。
そして、変速操作装置100(図1の(a)参照)は、ロッド14が下方に動作したときにシフトロックが解除される構成とすれば、運転者がシフトボタン2を操作することで、変速操作装置100のシフトロックが解除される。また、ロッド14が図示しない付勢手段で上方向に付勢される構成とすれば、アーム2cがロッド14によって上方向に付勢され、シフトボタン2はレバーノブ1から操作面の側に突出する方向に付勢される。
さらに、オーバードライブボタン3が備わって、レバーノブ1は構成される。オーバードライブボタン3は、例えば電気的な接点をON/OFFするプッシュスイッチ3aを使用すればよい。すなわち、プッシュスイッチ3aを図示しない固定手段で、操作部がレバーノブ1の操作面の側から突出するように、例えばコア11に固定し、その操作部を、運転者が操作可能にオーバードライブボタン3を備えればよい。
なお、変速操作装置100(図1の(a)参照)のシフトロックの構成、及びオーバードライブボタン3(図2の(a)参照)の構成は、公知の技術を使用すればよく、詳細な説明は省略する。
また、図2の(a)に示すアウタカバー4を装着する方法は限定するものではなく、例えばアウタカバー4に図示しない係合爪を形成し、コア11に図示しない係合孔を形成し、アウタカバー4の係合爪をコア11の係合孔に係合して装着すればよい。
図1、及び図2は、変速操作装置100(図1の(a)参照)として、自動変速機のセレクタレバーを例示したものであり、手動変速機のシフトレバーに本実施形態を適用する場合、図2の(a)に示す、プッシュスイッチ3aを含むオーバードライブボタン3、シフトボタン2、アーム2c、及びロッド14は備わらない構成とすればよい。また、シフトボタン2を支持するヒンジ部2a(図2の(b)参照)を形成しない構成とすればよい。この場合、後記する脆弱部として、切欠き部11a2を設ける構成としてもよい。
図3の(a)は、本実施形態に係るレバーノブのコアを示す斜視図、(b)は、外装部を操作面の側から見た図、(c)は、外装部の変形を示す図である。図3の(a)に示すように、コア11は、操作面の側が開口した有底の箱体からなる外装部11eが背面の側の外形を形成し、外装部11eの開口内部に、空洞部11a、2つのねじ止め部11b,11b、挿入部11cなどが形成されてなる。
外装部11eの開口内部の上方(天頂部Tの側)には、側壁11a1が背面の側から操作面の側に向かって起立して、操作面の側から見て略矩形の空洞部11aを形成する。そして、側壁11a1の下側には挿入部11cが形成される。
そして、外装部11eと側壁11a1を含んで、請求の範囲に記載の外周部分を形成する。
外装部11eの開口内部の背面の側には、挿入部11cが、上下方向に延びる尾根状の凸部として形成される。挿入部11cは、尾根状の凸部の一端が側壁11a1の下側に接続するように形成され、尾根状の凸部には凸部に沿ってレバー本体15(図2の(a)参照)が挿入する中空部11c1が形成される。そして、挿入部11cの中空部11c1は、側壁11a1を貫通するように形成され、空洞部11aと挿入部11cの中空部11c1とは連通する。
また、挿入部11cの、側壁11a1と接続しない側の端部を、外装部11eの下方から突出させ、例えばレバー本体15(図2の(a)参照)を覆うカバー部材15a(図2の(a)参照)との係合部11c2を形成してもよい。
挿入部11cの尾根状の凸部には、円筒状のボスからなるねじ止め部11bが、挿入部11cに沿って並び、操作面の側が開口するように、例えば2つ形成される。すなわち、側壁11a1とねじ止め部11b,11bは、挿入部11cに沿って一直線上に形成される。換言すると、側壁11a1とねじ止め部11b,11bは、挿入部11cに挿入されるレバー本体15(図2の(a)参照)の軸方向、すなわち、レバーシャフト5(図2の(a)参照)の軸方向に一直線上に形成される。
前記したように、ねじ止め部11bは円筒状のボスからなり、図2の(a)に示すスクリュー13の周囲を囲む円筒部11b1を含んでなる。そして、上側のねじ止め部11bの円筒部11b1と下側のねじ止め部11bの円筒部11b1は、それぞれのねじ止め部11bの略中心を結ぶ直線上に形成される補強リブ11dで連結される。
また、下側のねじ止め部11bの円筒部11b1は、外装部11eと補強リブ11dで連結される。
さらに、空洞部11aを形成する側壁11a1の上側は外装部11eと補強リブ11dで連結される。
ねじ止め部11bは、操作面の側が開口する円筒状のボスからなり、側壁11a1は、外装部11eの背面の側から操作面の側に向かって起立していることから、側壁11a1は、ねじ止め部11bの高さ方向に起立して形成される。
そして、上側のねじ止め部11bの円筒部11b1は、空洞部11aを形成する側壁11a1の下側と補強リブ11dで連結される。
上側のねじ止め部11bの円筒部11b1と、側壁11a1は、ねじ止め部11bの略中心を通って挿入部11cに沿った直線上に形成される1つの補強リブ11d(センタリブ11d1)と、円筒部11b1から側壁11a1の下側の2つの角部に向かって形成される、2つの補強リブ11d,11d(サイドリブ11d2,11d2)とで連結される。換言すると、センタリブ11d1は、レバー本体15(図2の(a)参照)の軸方向、すなわち、レバーシャフト5(図2の(a)参照)の軸方向に形成される。
コア11は、空洞部11aを形成する側壁11a1の下側と、上側のねじ止め部11bの円筒部11b1を補強リブ11dで連結し、上側のねじ止め部11bの円筒部11b1と、下側のねじ止め部11bの円筒部11b1を補強リブ11dで連結し、下側のねじ止め部11bの円筒部11b1と、外装部11eを補強リブ11dで連結した。さらに、図3の(a)に示すように、外装部11eと空洞部11aを形成する側壁11a1の上側とを補強リブ11dで連結した。
このように構成して、コア11は、レバー本体15(図2の(a)参照)の軸方向、すなわち、レバーシャフト5(図2の(a)参照)の軸方向(以下、上下方向と称する)に作用する荷重に対する強度を確保している。
そして、センタリブ11d1と上側のねじ止め部11bの円筒部11b1の連結部分には、円筒部11b1の高さ方向に形成されるV字型の切欠き溝110を設ける。切欠き溝110の詳細は後記する。
なお、ねじ止め部11bの数は限定されるものではなく、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。ねじ止め部11bが3つ以上形成される場合、それぞれのねじ止め部11bの円筒部11b1を補強リブ11dで連結すればよい。
また、空洞部11aの側壁11a1に最も近く形成されるねじ止め部11bと、側壁11a1の下側を、1つのセンタリブ11d1と、2つのサイドリブ11d2,11d2で連結する構成とすればよい。
そして、本実施形態に係るレバーノブ1(図1の(a)参照)は、コア11(図1の(b)参照)に脆弱部を設け、上下方向に作用する所定値以上の荷重(例えば、衝撃荷重)が、レバーノブ1の天頂部Tからレバーシャフト5(図2の(a)参照)の軸方向に印加された場合、コア11が脆弱部で破壊して荷重を吸収する構成とする。
なお、所定値以上の荷重は、例えば変速操作装置100(図1の(a)参照)が備わる車両に求められる車両性能などに基づいて、適宜設定すればよい。
図3の(a)に示すように、本実施形態に係るコア11の外装部11eの開口内側の壁面には、例えば、側壁11a1の切欠き部11a2と対向する位置に、V字溝(凹溝)11e1を、操作面の側から背面の側に向かう溝状に形成する。すなわち、V字溝11e1は、側壁11a1の起立方向に沿って形成される。V字溝11e1は、1本であってもよいし、1本以上であってもよい。このようなV字溝11e1を、例えば図3の(a)、(b)に示すように、操作面の側からみて、空洞部11aの左右側の両側に形成する。
また、V字溝11e1の操作面の側からの深さは、コア11に要求される強度等に基づいて、適宜設定すればよい。
外装部11eの天頂部Tに上下方向に作用する荷重Pが印加されると、外装部11eには応力が発生する。このとき、図3の(b)に示すように形成されるV字溝11e1には、応力集中が生じ、図3の(c)に示すように、外装部11eの変形、及び破壊の起点となる。
外装部11eは、V字溝11e1の部分が薄肉に形成されることから、図3の(a)に示すように、空洞部11aの周囲に、外装部11eによる薄肉の部分が形成されることになる。そして、V字溝11e1は、外装部11eの変形、及び破壊の起点になることから、V字溝11e1は、脆弱部(第2の脆弱部)となる。
さらに、本実施形態に係るコア11は、側壁11a1が起立する部分に、肉厚が薄い薄肉部を有する。
図4の(a)は、図3の(a)におけるY−Y断面図、(b)は、コアが薄肉部で変形する状態を示す模式図である。図4の(a)に示すように、コア11の外装部11eを含む外周部分を薄肉とするように空洞部11aを形成する。そして、空洞部11aの側壁11a1と外装部11eの接続部を、さらに肉厚が薄くなるように形成し、薄肉部11fを設ける。すなわち、側壁11a1が起立する部分は、コア11を薄肉に形成する。
外装部11eの天頂部Tに上下方向に作用する荷重Pが印加されると、外装部11eには応力が発生し、側壁11a1と外装部11eの接続部には、応力集中が生じる。本実施形態においては、応力集中が生じる部位である、側壁11a1と外装部11eの接続部に薄肉部11fを設けることで、コア11の変形、及び破壊の起点とする。
このように形成されるコア11の天頂部Tに、図4の(b)に示すように、上下方向に作用する荷重Pが印加されると、コア11には応力が発生し、薄肉部11fと、外装部11eに形成されるV字溝11e1(図3の(a)参照)の頂角部に応力集中が生じる。さらに、コア11に発生した応力は、側壁11a1に伝達され、切欠き部11a2(図3の(a)参照)に応力集中が生じる。そして、コア11に発生する応力が所定値以上になると、側壁11a1の切欠き部11a2は上下方向につぶれるように変形して破壊する。
さらに、図3の(c)に示すように、外装部11eは、V字溝11e1の部分で変形破壊するとともに、図4の(b)に示すように薄肉部11fが破壊する。そして、コア11に印加された、上下方向に作用する荷重Pは、コア11の破壊によって吸収される。
なお、コア11の天頂部Tに、上下方向に作用する荷重Pが印加され、コア11が脆弱部で破壊するとき、コア11の天頂部Tの側が空洞部11aに入り込むように変形して破壊することから、空洞部11aは、コア11の変形を吸収する機能を有する。
また、本実施形態に係るコア11は、背面の側に脆弱部を形成してもよい。図5の(a)は、図3の(a)におけるZ−Z断面図で、コアの背面の側を操作面の側から見た図、(b)は、コアが背面の側の脆弱部で変形する状態を示す模式図である。図5の(a)に示すように、コア11の外装部11eの背面の側には、外装部11eを中空にして複数(図5の(a)では3個)の空間部11gを形成する。さらに、外装部11eの外壁面11sには、例えば操作面の側から背面の側に向かう方向に、複数(図5の(a)では4本)の溝部11hを形成する。
このように形成される、空間部11g、及び溝部11hは、コア11に、上下方向に作用する荷重Pが天頂部Tに印加された場合の脆弱部となる。
すなわち、コア11の外装部11eの外壁面11sに複数の溝部11hを形成することで、コア11には薄肉部が形成される。そして、上下方向に作用する荷重Pが天頂部Tに印加されると、図5の(b)に示すように、溝部11hによる薄肉部と、空間部11gが変形し、コア11の破壊の起点となる。
また、本実施形態においては、コア11(図3の(a)参照)のねじ止め部11b(図3の(a)参照)にも脆弱部を形成する。
図6は、図3の(a)におけるA部拡大図である。図6に示すように、上側のねじ止め部11bの円筒部11b1とセンタリブ11d1との連結部分に、ねじ止め部11bを形成するボスの高さ方向に形成されるV字型の切欠き溝110を設ける。このように、V字型の切欠き溝110を設けることで、センタリブ11d1との連結部分においては、円筒部11b1を他の部分より薄肉に形成できる。
例えば、上下方向に作用する荷重が、センタリブ11d1に印加され、その荷重によってセンタリブ11d1と円筒部11b1の連結部分に応力が発生したとき、円筒部11b1の薄肉の部分に応力集中が生じる。
そして、センタリブ11d1と円筒部11b1の連結部分に所定値以上の応力が発生すると、ねじ止め部11bの円筒部11b1は、薄肉の部分に生じる応力集中で破壊する。さらに、切欠き溝110の形状をV字型とすることで、V字型の頂角部に大きな応力集中が生じて、円筒部11b1を効率よく破壊する。
図3の(a)に示すように、上下方向に作用する荷重Pがコア11の天頂部Tに印加されると、コア11には応力が発生し、その応力はコア11の内部構造を伝達して、センタリブ11d1に、上下方向に作用する応力を発生させる。
したがって、上下方向に作用する所定値以上の荷重Pがコア11(図3の(a)参照)の天頂部Tに印加されると、センタリブ11d1に、上下方向に作用する所定値以上の応力が発生する。そして、切欠き溝110を起点に上側のねじ止め部11bが破壊し、コア11に印加された荷重を吸収する。
このことから、V字型の切欠き溝110は、コア11の脆弱部(第1の脆弱部)となる。
なお、切欠き溝110はV字型に限定されるものではなく、例えば、矩形や半円形であってもよい。その他、円筒部11b1の少なくとも一部を他の部分より薄肉に形成する構成であれば、形状は限定しない。
図7は、コアに印加する荷重とコアの変形量の関係を示すグラフである。図7に示すように、コア11(図3の(a)参照)の天頂部Tに、下方向に作用する荷重P(圧縮荷重)を印加し、荷重Pの大きさを増大すると、荷重Pの増大に伴って、コア11の変形量Δlは増大する。そして、印加する荷重PがPに達したとき、コア11のねじ止め部11b(図3の(a)参照)が、切欠き溝110(図3の(a)参照)で破壊する。
空洞部11a(図3の(a)参照)は、コア11の外周部分を薄肉にしていることから、空洞部11aでは、コア11が左右方向に拡がるように変形する。このことによって、切欠き溝110を左右方向に変形させる力が増大し、コア11の破壊を容易にする。また、外装部11e(図3の(a)参照)にV字溝11e1(図3の(a)参照)を設けることで、コア11が左右に拡がりやすくなり、コア11の破壊をさらに容易にできる。
さらに、コア11に印加する荷重Pが増大すると、コア11の変形量Δlが増大し、印加する荷重PがPより大きなPに達したときに、図4の(b)に示すように、コア11の天頂部Tの側が、空洞部11aに入り込むように変形して破壊する。
このように、コア11(図4の(a)参照)に印加する荷重Pを増大すると、最初にねじ止め部11b(図3の(a)参照)が切欠き溝110(図3の(a)参照)で破壊し、さらに印加する荷重Pを増大すると、空洞部11a(図3の(a)参照)が外装部11eのV字溝11e1(図3の(a)参照)、及び薄肉部11f(図4の(a)参照)で破壊するように、コア11の強度設計をする。このことによって、例えばコア11の天頂部Tに印加される荷重Pが衝撃荷重の場合、コア11は、初期衝撃荷重を、ねじ止め部11bの破壊で吸収でき、さらに初期衝撃荷重に続く二次衝撃荷重を、空洞部11aの破壊で吸収できる。
すなわち、本実施形態に係る変速操作装置100(図1の(a)参照)は、レバーノブ1(図1の(a)参照)を形成するコア11(図3の(a)参照)に脆弱部を設けることで、レバーノブ1の天頂部に、上下方向に作用する所定値以上の荷重が衝撃荷重として印加された場合は、レバーノブ1の内部構造が破壊する。そして、レバーノブ1が破壊することで、初期衝撃荷重と、初期衝撃荷重に続く二次衝撃荷重とを、効率よく吸収できるという優れた効果を奏する。
また、空洞部11a(図3の(a)参照)により、コア11(図3の(a)参照)の外装部11e(図3の(a)参照)を含む外周部分を薄肉に形成して左右に拡がりやすくし、空洞部11aの拡がりと脆弱部によって、コア11の左右方向への変形による破壊を容易にできるため、レバーノブ1(図1の(a)参照)は、簡単な構造で、レバーシャフト5(図1の(a)参照)の軸方向に作用する衝撃荷重を吸収できるという優れた効果を奏する。
そして、レバーノブ1のコア11が空洞部11aで左右方向に変形して破壊しやすい構造によって、センタリブ11d1(図6参照)と円筒部11b1(図6参照)の連結部分が、切欠き溝110(図6参照)の部分で左右に破壊しやすくなる。このように、センタリブ11d1と円筒部11b1の連結部分が破壊することによって、レバーシャフト5の軸方向に作用する衝撃荷重を吸収できるという優れた効果を奏する。
さらに、軸方向の荷重に対してコア11が左右方向に変形し破壊する構成であるため、空洞部11aにシフトボタン2(図2の(b)参照)などの構造物を配置することができるという優れた効果を奏する。
なお、ねじ止め部11b(図3の(a)参照)が切欠き溝110(図3の(a)参照)で破壊する荷重P、空洞部11a(図3の(a)参照)が外装部11eのV字溝11e1(図3の(a)参照)、及び薄肉部11f(図4の(a)参照)で破壊する荷重Pの大きさ、及び荷重Pが印加されることによる変形量Δlは限定するものではなく、車両に求められる車両性能などに基づいて、適宜設定すればよい。
また、本実施形態においては、最初にねじ止め部11b(図3の(a)参照)が切欠き溝110(図3の(a)参照)で破壊し、さらに印加する荷重Pを増大すると、空洞部11a(図3の(a)参照)が外装部11eのV字溝11e1(図3の(a)参照)、及び薄肉部11f(図4の(a)参照)で破壊する構成としたが、これは限定されるものではなく、最初に空洞部11aが外装部11eのV字溝11e1、及び薄肉部11fで破壊する構成であってもよい。

Claims (12)

  1. 車両に支持されるレバーシャフトと、
    前記レバーシャフトの上端部に備わるレバーノブと、
    前記レバーノブの内部に備わり、前記レバーシャフトの上端部に固定されるコアと、
    前記コアを前記レバーシャフトに固定する連結部材と、
    前記連結部材よりも前記レバーシャフトの上端側、且つ前記コアの内部に備わり、当該コアの外周部分を薄肉とする空洞部と、を含み、
    前記コアの、前記空洞部と前記連結部材の間に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重によって変形する前記外周部分の変形に伴う荷重が加わる第1の脆弱部を設け
    前記コアは、前記空洞部の周囲を形成する当該コアの前記外周部分に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な第2の脆弱部を設けたことを特徴とする変速操作装置。
  2. 車両に支持されるレバーシャフトと、
    前記レバーシャフトの上端部に備わるレバーノブと、
    前記レバーノブの内部に備わり、前記レバーシャフトの上端部に固定されるコアと、
    前記コアを前記レバーシャフトに固定する連結部材と、
    前記連結部材よりも前記レバーシャフトの上端側、且つ前記コアの内部に備わり、当該コアの外周部分を薄肉とする空洞部と、を含み、
    前記コアの、前記空洞部と前記連結部材の間に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重によって変形する前記外周部分の変形に伴う荷重が加わる第1の脆弱部を設け、
    前記連結部材はねじ部材からなり、
    前記コアは、
    前記レバーシャフトの軸方向に対して直角の方向にねじ部材を内挿する円筒状のボスと、
    前記ボスの高さ方向に起立して前記空洞部を形成する側壁が形成されてなり、
    前記ボスと前記側壁は、前記レバーシャフトの軸方向に一直線上に形成されて、前記ボスの円筒部と前記側壁は補強リブで連結されるとともに、
    前記円筒部と前記補強リブの連結部分に、前記第1の脆弱部を設けたことを特徴とする変速操作装置。
  3. 前記コアは、前記空洞部の周囲を形成する当該コアの前記外周部分に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な第2の脆弱部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の変速操作装置。
  4. 前記コアは、前記空洞部の左右側の前記外周部分に凹溝を形成して、前記第2の脆弱部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の変速操作装置。
  5. 前記コアは、前記空洞部の左右側の前記外周部分に、前記側壁の起立方向に沿った凹溝を形成して、前記第2の脆弱部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の変速操作装置。
  6. 前記側壁と前記外周部分の接続部に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な薄肉部を設けたことを特徴とする請求項2請求項3、または請求項5のいずれか1項に記載の変速操作装置。
  7. 前記外周部分の一部を中空にして、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な空間部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の変速操作装置。
  8. 前記外周部分の一部を中空にして、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な空間部を設けたことを特徴とする請求項6に記載の変速操作装置。
  9. 前記外周部分の外壁面に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な溝部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の変速操作装置。
  10. 前記外周部分の外壁面に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な溝部を設けたことを特徴とする請求項6に記載の変速操作装置。
  11. 前記外周部分の外壁面に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な溝部を設けたことを特徴とする請求項7に記載の変速操作装置。
  12. 前記外周部分の外壁面に、前記レバーシャフトの軸方向に作用する荷重に対して脆弱な溝部を設けたことを特徴とする請求項8に記載の変速操作装置。
JP2010505874A 2008-03-28 2009-03-27 変速操作装置 Expired - Fee Related JP5291702B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010505874A JP5291702B2 (ja) 2008-03-28 2009-03-27 変速操作装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008086479 2008-03-28
JP2008086479 2008-03-28
PCT/JP2009/056392 WO2009119851A1 (ja) 2008-03-28 2009-03-27 変速操作装置
JP2010505874A JP5291702B2 (ja) 2008-03-28 2009-03-27 変速操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009119851A1 JPWO2009119851A1 (ja) 2011-07-28
JP5291702B2 true JP5291702B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=41114037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010505874A Expired - Fee Related JP5291702B2 (ja) 2008-03-28 2009-03-27 変速操作装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8464606B2 (ja)
EP (1) EP2258577B1 (ja)
JP (1) JP5291702B2 (ja)
CN (1) CN101980884B (ja)
WO (1) WO2009119851A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9772031B2 (en) * 2008-09-30 2017-09-26 Dura Operating, Llc Shifter assembly including display and actuation for driver control
EP2570701B1 (en) * 2011-09-14 2013-11-20 Kongsberg Automotive AB Knob assembly
US20130133469A1 (en) * 2011-11-28 2013-05-30 Embraer S.A. Sidestick controller grip
KR101355617B1 (ko) * 2012-10-26 2014-01-27 현대자동차주식회사 변속 레버
USD789265S1 (en) * 2016-04-28 2017-06-13 Pilot, Inc. Shift knob cover
KR20180064889A (ko) * 2016-12-06 2018-06-15 현대자동차주식회사 차량의 변속레버 어셈블리
JP6738270B2 (ja) * 2016-12-26 2020-08-12 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置
FR3117262B1 (fr) * 2020-12-09 2022-11-04 Crouzet Sa Bouton à palette

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11278085A (ja) * 1998-03-30 1999-10-12 Fuji Kiko Co Ltd 自動変速機のシフト装置及びその取付構造
JP2004142651A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Suzuki Motor Corp シフトノブ構造
JP2006256613A (ja) * 2006-05-08 2006-09-28 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3071023A (en) * 1960-02-09 1963-01-01 Happich Gmbh Gebr Non-injurious resilient actuating knobs for use in automotive vehicles and the like
DE1255522B (de) * 1963-06-24 1967-11-30 Happich Gmbh Gebr Bedienungsknopf, insbesondere fuer Kraftfahrzeugfensterkurbeln
US3561281A (en) * 1968-09-06 1971-02-09 Thomas Wilfert Safety control lever
DE2003874C3 (de) * 1970-01-29 1974-02-07 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Mit einem Schaltrohr gelenkig verbundener Handschalthebel, insbesondere Mittelschalthebel, für das Wechselgetriebe von Kraftfahrzeugen
DE2063371A1 (de) * 1970-12-23 1972-07-13 Wilhelm Neuscheler Schalthebel fuer das getriebe von kraftwagen
US3750492A (en) * 1971-09-20 1973-08-07 Holmes H Sr Energy absorbing shift lever
FR2673401B1 (fr) * 1991-03-01 1995-07-28 Valeo Levier de vitesses polarise pour commande d'un dispositif de changement de vitesses, notamment pour vehicules automobiles.
JPH1067245A (ja) * 1996-08-27 1998-03-10 Honda Motor Co Ltd 変速機操作レバー
US6286385B1 (en) * 1997-12-02 2001-09-11 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Shift lever device
JP3693768B2 (ja) * 1996-10-11 2005-09-07 株式会社東海理化電機製作所 シフトレバー装置
JP3958917B2 (ja) * 2000-07-18 2007-08-15 株式会社アツミテック 車両用変速操作装置
DE10158934A1 (de) * 2001-12-03 2003-06-12 Zf Lemfoerder Metallwaren Ag Schaltknauf
JP4101703B2 (ja) * 2003-06-11 2008-06-18 富士機工株式会社 シフトレバー装置
JP2009018601A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Atsumi Tec:Kk 車両用変速操作装置
US7997548B2 (en) * 2007-12-31 2011-08-16 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle shifter mounting bracket system and method

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11278085A (ja) * 1998-03-30 1999-10-12 Fuji Kiko Co Ltd 自動変速機のシフト装置及びその取付構造
JP2004142651A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Suzuki Motor Corp シフトノブ構造
JP2006256613A (ja) * 2006-05-08 2006-09-28 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2258577B1 (en) 2013-10-23
US8464606B2 (en) 2013-06-18
CN101980884A (zh) 2011-02-23
WO2009119851A1 (ja) 2009-10-01
US20110023646A1 (en) 2011-02-03
EP2258577A4 (en) 2011-05-25
JPWO2009119851A1 (ja) 2011-07-28
EP2258577A1 (en) 2010-12-08
CN101980884B (zh) 2014-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5291702B2 (ja) 変速操作装置
KR101165211B1 (ko) 티엠마운트의 인슐레이터 이탈방지 구조
JP4325699B2 (ja) 操作つまみ
US7854179B2 (en) Shift lever assembly
JP2015178883A (ja) 防振装置
JP4440800B2 (ja) クランプ
JP5690252B2 (ja) シフト装置
JP6493602B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP2018031438A (ja) トルクロッド
US20220161731A1 (en) Locking device for opening/closing body
JP2011031869A (ja) 自動変速機用ノブのワンタッチ結合構造
JP5230867B2 (ja) 車両のステアリングホイール
KR101109417B1 (ko) 자동차용 기계식 킥 다운 스위치 장치
JP4726463B2 (ja) 車両用変速操作装置
JP2008184124A (ja) シフトレバー装置のチェック機構
WO2015098542A1 (ja) シフトレバー装置
JP7481172B2 (ja) 車両フードの付勢装置
JP2009113639A (ja) シフトレバー装置、及びシフトレバー装置の組み付け方法
JP2006250181A (ja) アイエンド用のダンパおよびアイエンドの連結構造
JP2017082901A (ja) 変速機のケーブル支持装置
JP2008120387A (ja) 自動変速操作装置
KR20040048185A (ko) 시프트 록 케이블 연결구조
JP2002301948A (ja) 自動変速操作装置
JP2014091334A (ja) 車両のシフトレバー装置
JP2020094845A (ja) 計器装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5291702

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees