JP2008037338A - 車両用ニープロテクタ装置 - Google Patents

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雅人 安部
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陽 松谷
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Abstract

【課題】ステアリングメンバの重量を増加させずに、効率的に荷重を吸収することができる車両用ニープロテクタ装置を提供する。
【解決手段】本発明による衝撃吸収手段9は、ダッシュパネルから車両後方に延びる第1の筒状部材23と、ブロワユニットから車両前方に延びて、前記第1の筒状部材23に対向配置された第2の筒状部材25とから構成され、前記第2の筒状部材25の前端に切欠き33を設け、第1の筒状部材23の後端には、切欠き33を切り裂く切開部材31を設けている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ニープロテクタ装置に関し、更に詳しくは、助手席側に配置されたニープロテクタ装置に関する。
近年、乗員を保護するためのニープロテクタ装置が配設された車両の開発が進められている。このニープロテクタ装置は、例えば、車両室内前部のインストルメントパネル内に設けられたステアリングメンバに取り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、インストルメントパネル内のステアリングメンバに、側面視略V字状のニープロテクタを介してニーバーを固定し、該ニーバーの車両後方側にグローブボックスを配置する。これによって、グローブボックスに車両前方に向けて入力された荷重は、前記ニーバー及びニープロテクタを介してステアリングメンバに伝達されるため、ニープロテクタが変形することにより、前記荷重を吸収することができる。
特開平9−150649号公報
しかしながら、前記従来のニープロテクタ装置においては、ステアリングメンバに、側面視略V字状のニープロテクタを固定している。このため、このニープロテクタに荷重が入力されると、ステアリングメンバに回転モーメントが作用し、前記ニープロテクタが回転するおそれがあった。この回転を防止するためには、ステアリングメンバの径を大きくしてステアリングメンバの強度を向上させる必要があり、ステアリングメンバの重量増加を招くという問題があった。
そこで、本発明は、ステアリングメンバの重量を増加させずに、効率的に荷重を吸収することができる車両用ニープロテクタ装置を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載された車両用ニープロテクタ装置は、ダッシュパネルの車両後方側に、該ダッシュパネルから離間して配設されたブロワユニットと、該ブロワユニットの車両後方側に配置されたグローブボックスと、これらのダッシュパネル及びブロワユニットの間に介設された衝撃吸収手段とを備え、前記衝撃吸収手段は、前記ダッシュパネルから車両後方に延びる第1の筒状部材と、前記ブロワユニットから車両前方に延びて、前記第1の筒状部材に対向配置された第2の筒状部材とから構成された車両用ニープロテクタ装置であって、前記第1及び第2の筒状部材のいずれか一方の先端に切欠きを設け、他方の先端には、第1及び第2の筒状部材同士が相対的に近づいて当接したときに前記切欠きを切り裂く切開手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載された車両用ニープロテクタ装置は、前記第1及び第2の筒状部材の少なくともいずれかを、第1及び第2の筒状部材同士が相対的に近づいて当接したときに車両前後方向に沿って圧壊変形するように構成したことを特徴とする。
さらに、本発明の請求項3に記載された車両用ニープロテクタ装置は、ステアリングメンバに支持部材を設け、該支持部材に車両前後方向に沿って延びる長孔を形成する一方、前記グローブボックスに、支持部材の長孔の幅よりも径の大きい係止部材を設け、この係止部材を前記長孔に嵌合することにより、グローブボックスに車両前方に向けて荷重が入力されたときに、グローブボックスの係止部材が長孔の幅を押し広げて摺動抵抗を受けながらグローブボックスが車両前方に向けて移動可能に構成したことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る車両用ニープロテクタ装置によれば、グローブボックスに対して車両前方に向かう荷重が入力された場合に、第1及び第2の筒状部材同士が相対的に近づいて前記切欠きを切り裂く。この切り裂きの過程において、前記筒状部材は抵抗を受けるため、前記荷重による衝撃エネルギーを効率的に吸収することができる。従って、ステアリングメンバの板厚を厚く形成するなど、ステアリングメンバに特別の補強を施す必要がないため、ステアリングメンバの重量を増加させずに、効率的に荷重を吸収することができるニープロテクタ装置を得ることができる。
本発明の請求項2に係る車両用ニープロテクタ装置によれば、前記グローブボックスに対して、車両前方に向けて荷重が入力された場合に、前記第1及び第2の筒状部材の少なくともいずれかが圧壊変形する。このように、前記切欠きによる変形量に、圧壊変形量が更に加わるため、車両前後方向の変形量が増大する。
本発明の請求項3に係る車両用ニープロテクタ装置によれば、グローブボックスに車両前方に向けて荷重が入力されたときに、グローブボックスの係止部材が支持部材に形成された長孔の幅を押し広げて摺動抵抗を受けながらグローブボックスが車両前方に向けて移動する。このため、前記衝撃吸収手段によるエネルギー吸収に加えて、この係止部材の摺動抵抗によっても更にエネルギー吸収量が増大する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の実施形態によるニープロテクタ装置を示す平面図、図2は図1の側面図である。なお、図1においては、ブロワユニットを明確にするため、インテークユニットを省略している。
このニープロテクタ装置1は、車両室内の前部に配設されたグローブボックス3と、該グローブボックス3の車両前方に、グローブボックス3に近接して配置されたブロワユニット5と、該ブロワユニット5とダッシュパネル7との間に介設された衝撃吸収手段9とを備えている。
前記グローブボックス3は、インストルメントパネル11に形成した開口部13内に収容されており、車両前後方向に開閉自在に軸支されている。グローブボックス3の側面3aは、側面視で略扇形状に形成され、車両後方側(室内側)のリッド15は、側面視略円弧状に形成されている。また、前壁面3cは、平板状に形成され、上下方向に沿って延びている。
また、グローブボックス3の前方には、該グローブボックス3に近接してブロワユニット5が配設されており、該ブロワユニット5の上部にはインテークユニット17が取り付けられている。これらのブロワユニット5及びインテークユニット17は、図示しないステアリングメンバに取り付けられている。
前記インテークユニット17は、前端17aがダッシュパネル7に取り付けられており、下端17bがブロワユニット5の上部に固定されている。インテークユニット17の上面17cは、前端から後端に向けて後方斜め下方に延びている。
前記ブロワユニット5は、略円筒状に形成されており、側方から図外のエアコンユニットに通じるダクト部19が延設されている。
これらのインテークユニット17及びブロワユニット5においては、インテークユニット17の前端に形成された外気取入口21を介して、エアがインテークユニット17内に流入したのち、ブロワユニット5のダクト部19から図外のエアコンユニットに送られる。
そして、ダッシュパネル7とブロワユニット5との間には、衝撃吸収手段9が介設されている。この衝撃吸収手段9は、図3に示すように、ダッシュパネル7の室内側の面から車両後方に向けて突出した第1の筒状部材23と、ブロワユニット5から車両前方に向けて突出し、第1の筒状部材23に対向して配置された第2の筒状部材25とから構成されている。
第1の筒状部材23は、前部側に配置されて外形が円錐台状の本体部23aと、該本体部23aの後端から後方に延びる円筒状の先端部23bとから一体に形成されている。本体部23aの前後方向中央には、周方向に沿って脆弱ビード27が形成されており、該脆弱ビード27によって段差部29が形成されている。この脆弱ビード27は、本体部23aの径方向内側に向けて凹んだ断面略V字状に屈曲形成されており、車両前後方向に沿って圧縮荷重が入力された場合に、本体部23aの圧壊変形を促進させる機能を有する。また、先端部23bには、上下方向に沿って細長い切開部材31(切開手段)が設けられている。この切開部材31は、略三角柱状に形成されており、後側が鋭角な切開部分31aに形成されている。
第2の筒状部材25は、車両前後方向に沿って延びる円筒状に形成され、前端部の上下に平面視略三角状の切欠き33が設けられている。この切欠き33には、前記切開部材31の切開部分31aが係合されるように構成されている。
図4は、第1の筒状部材に対して第2の筒状部材を係合させる状態を示す側面図であり、本図のうち、(a)は係合前の状態を示し、(b)は係合後の状態を示している。
図4(a)に示すように、第1の筒状部材23は、平板状の第1取付部材35に固定されており、該第1取付部材35を介してダッシュパネル7に取り付けられている。また、第2の筒状部材25は、第2取付部材37に固定されている。該第2取付部材37は、ブロワユニット5の下側に配置されているブロワモータのカバー39に一体化されている(図2参照)。第2取付部材37は、側面視略L字状の本体部37aと、該本体部37aの車両後方側を支持する支持部37bとから構成されている。
また、第2の筒状部材25と第2取付部材37とは、図外のコックピットモジュールに組み付けられており、図4(a)に示すように、コックピットモジュールを図外の助力装置で吊り上げて車体に向けて移動させる。このとき、第1の筒状部材23の切開部材31に、第2の筒状部材25の切欠き33を対向させて配置し、この状態で、図4(b)に示すように、コックピットモジュールと共に第2の筒状部材25を車両前方に向けて平行移動させる。これによって、第1の筒状部材23の切開部材31に、第2の筒状部材25の切欠き33を係合させることができる。
次いで、グローブボックスの組付状態を説明する。
図5はグローブボックスの組付状態を示す斜視図、図6はグローブボックスに対して車両前方に向けて荷重が入力された場合におけるグローブボックスの移動状態を示す側面図であり、本図のうち、(a)は移動前の状態を示し、(b)は移動後の状態を示している。
グローブボックス3の上方には、車幅方向に沿って円筒状のステアリングメンバ41が延設されており、該ステアリングメンバ41の下面から側面視略L字状の支持部材43が左右一対に延びている。それぞれの支持部材43,43は、車両後方に沿って延びており、グローブボックス3の上壁面3bに取り付けられている。また、支持部材43には、前後方向に沿って長孔45が形成されている。この長孔45は、径の大きい平面視略円形状に形成された長孔後端部45aと、該長孔後端部45aから前方に延びる長孔本体部45bとが連通している。この長孔後端部45aの径は、長孔本体部45bの幅よりも大きく形成されている。
一方、グローブボックス3の上壁面3bには、係止部材であるボルト47が上方に向けて突設している。このボルト47の径は、前記長孔45の長孔後端部45aの径より僅かに小さく、かつ、長孔本体部45bの幅よりも大きく形成されている。そして、ボルト47は、長孔後端部45aに嵌合されている。
また、グローブボックス3の側面3aには、図5及び図6に示すような凹凸部49が形成されている。この凹凸部49は、図6に示すように、斜め方向に延びて形成された凸部49aと、該凸部同士の間に形成された凹部49bとから構成されている。該凹凸部49によって、グローブボックス3の側面3aの剛性を向上させることができる。
前記構成を有するニープロテクタ装置の作動状態を簡単に説明する。
まず、図6を用いてグローブボックスの変形移動を説明する。
グローブボックス3が変形移動する前の通常状態においては、図6(a)に示すように、グローブボックス側のボルト47が支持部材側の長孔後端部45a内に嵌合されている。
次いで、グローブボックス3に対して矢印Fで示す荷重が前方斜め上方に向けて入力されると、グローブボックス3のボルト47が長孔後端部45aから長孔本体部45b内に入り込み、ボルト47が長孔本体部45bを押し広げて摺動抵抗を受けながら、グローブボックス3が前方に移動する。このように、グローブボックス3が前方移動する際には、長孔45本体部を押し広げる摺動抵抗を受けるため、グローブボックス3の前方移動によって衝撃エネルギーを効率的に吸収することができる。
次に、図7,8を用いて、衝撃吸収手段による衝撃エネルギーの吸収を説明する。
まず、図7(a)と図8(a)に示すように、通常状態においては、第1の筒状部材23の切開部材31が、第2の筒状部材25の切欠き33内に係合している。
そして、グローブボックス3に入力された荷重Fによって、グローブボックス3及びブロワユニット5が前方移動すると、該ブロワユニット5に取り付けられた第2の筒状部材25が前方に移動する。
そうすると、図7(b)と図8(b)に示すように、平面視略V字状の切欠き33が切開部材31によって切り裂かれる同時に、第1の筒状部材23に圧縮荷重が入力される。
第2の筒状部材25の前方移動が更に進むと、図7(c)と図8(c)に示すように、切欠き33の切り裂きが進行して、第2の筒状部材25が車両の左右方向に向けて略V字状に開く。また、第1の筒状部材23は、圧縮荷重によって脆弱ビード27が圧壊して、前後方向の長さが短くなる。
このように、第2の筒状部材25の切り裂き、及び第1の筒状部材23の圧壊によって、衝撃エネルギーを非常に効率的に吸収することができる。
以下に、本発明の実施形態による作用効果を説明する。
第2の筒状部材25に設けている切欠き33の開き角度や切欠き33の深さを変更することにより、第2の筒状部材25における切り裂き抵抗の大きさを適宜調整することができる。
第1の筒状部材23に形成された切開部材31を、第2の筒状部材25に設けた切欠き33に係合可能に構成しているため、これらの切開部材31及び切欠き33が、コックピットモジュールを車体に搭載する場合におけるガイドとして作用する。
従来のコックピットモジュールでは、搭載後の作業性の問題から、ブロワユニット5の裏側を車体に締結することが困難であった。しかし、本実施形態においては、第2の筒状部材25の第2取付部材37は、ブロワユニット5の下側に配置されているブロワモータのカバー39に一体化されているため、第2取付部材37がブロワユニット5を支持するステーとしての役割を果たす。また、これによって、ブロワユニット5を把持することができ、コックピットモジュール性能の一つであるアイドリング時のステアリングコラム性能に対してブロワユニット5が影響しなくなると共に、ステアリングメンバ41に要求される単品性能が小さくなるため、軽量化を図ることができる。
また、本実施形態による衝撃吸収手段9は、従来のニープロテクタよりも車両前方に配置されているため、車両衝突によるダッシュパネル7の後退によっても衝突エネルギーの吸収が可能である。なお、本実施形態では、従来のようなニープロテクタを用いることがないため、グローブボックス3の車両前方側のスペースが拡大し、グローブボックス3の収納容積を大きくすることができる。
そして、グローブボックス3の側面3aに凹凸部49を形成しているため、グローブボックス3の剛性が向上する。これによって、グローブボックス3に荷重が入力された場合に、グローブボックス3が潰れることなく、衝撃吸収手段9によって衝撃エネルギーを確実に吸収することができる。
また、衝撃吸収手段9の車幅方向の位置を、助手席の乗員の着座位置に対応させることが好ましい。これによって、乗員からグローブボックス3に入力した荷重による衝撃エネルギーを衝撃吸収手段9によって確実に吸収することができる。
さらに、本実施形態では、第1の筒状部材23の圧壊変形と、第2の筒状部材25の切り裂きとによって衝撃エネルギーの吸収を行っているため、これらの圧壊変形と切り裂きとを適宜調整することにより、異なるエネルギー吸収形態とすることができる。なお、エネルギ吸収量やエネルギー吸収開始位置は、切欠き33の開き角度や切開部材31の切開部分31aの角度で調整することができる。
なお、本発明に係る車両用ニープロテクタ装置1は、前述した実施形態に限定されることなく、本発明の技術思想に基づいて種々の変形及び変更が可能である。
例えば、本実施形態のグローブボックス3では、側面に凹凸部49を設けて側面3aの強度を向上させたが、グローブボックス3のリッド15に補強部材を埋設することにより、リッド15の剛性向上を図るようにしても良い。
本発明の実施形態によるニープロテクタ装置を示す平面図である。 図1の側面図である。 本発明の実施形態による衝撃吸収手段を拡大した斜視図である。 第1の筒状部材に対して第2の筒状部材を係合させる状態を示す側面図であり、本図のうち、(a)は係合前の状態を示し、(b)は係合後の状態を示している。 グローブボックスの組付状態を示す斜視図である。 グローブボックスに対して車両前方に向けて荷重が入力された場合におけるグローブボックスの移動状態を示す側面図であり、本図のうち、(a)は移動前の状態を示し、(b)は移動後の状態を示している。 図1のニープロテクタ装置に荷重が入力された場合における変形状態を示す平面図であり、本図のうち、(a)は変形移動前の通常状態を示し、(b)は変形移動中の状態を示し、(c)は変形移動後の状態を示している。 図2のニープロテクタ装置に荷重が入力された場合における変形状態を示す側面図であり、本図のうち、(a)は変形移動前の通常状態を示し、(b)は変形移動中の状態を示し、(c)は変形移動後の状態を示している。
符号の説明
1…車両用ニープロテクタ装置
3…グローブボックス
5…ブロワユニット
7…ダッシュパネル
9…衝撃吸収手段
23…第1の筒状部材
25…第2の筒状部材
31…切開部材(切開手段)
33…切欠き
41…ステアリングメンバ
43…支持部材
45…長孔
47…ボルト(係止部材)

Claims (3)

  1. ダッシュパネル(7)の車両後方側に、該ダッシュパネル(7)から離間して配設されたブロワユニット(5)と、該ブロワユニット(5)の車両後方側に配置されたグローブボックス(3)と、これらのダッシュパネル(7)及びブロワユニット(5)の間に介設された衝撃吸収手段(9)とを備え、
    前記衝撃吸収手段(9)は、前記ダッシュパネル(7)から車両後方に延びる第1の筒状部材(23)と、前記ブロワユニット(5)から車両前方に延びて、前記第1の筒状部材(23)に対向配置された第2の筒状部材(25)とから構成された車両用ニープロテクタ装置であって、
    前記第1及び第2の筒状部材(23,25)のいずれか一方の先端に切欠き(33)を設け、他方の先端には、第1及び第2の筒状部材同士(23,25)が相対的に近づいて当接したときに前記切欠き(33)を切り裂く切開手段(31)を設けたことを特徴とする車両用ニープロテクタ装置。
  2. 前記第1及び第2の筒状部材(23,25)の少なくともいずれかを、第1及び第2の筒状部材同士(23,25)が相対的に近づいて当接したときに車両前後方向に沿って圧壊変形するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用ニープロテクタ装置。
  3. ステアリングメンバ(41)に支持部材(43)を設け、該支持部材(43)に車両前後方向に沿って延びる長孔(45)を形成する一方、前記グローブボックス(3)に、支持部材(43)の長孔(45)の幅よりも径の大きい係止部材(47)を設け、この係止部材(47)を前記長孔(45)に嵌合することにより、
    グローブボックス(3)に車両前方に向けて荷重(F)が入力されたときに、グローブボックス(3)の係止部材(47)が長孔(45)の幅を押し広げて摺動抵抗を受けながらグローブボックス(3)が車両前方に向けて移動可能に構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ニープロテクタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009029417A (ja) * 2007-07-28 2009-02-12 Dr Ing Hcf Porsche Ag 自動車用制御盤装置

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