JPH11268571A - 車両用フロアーマット - Google Patents

車両用フロアーマット

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JPH11268571A
JPH11268571A JP9674398A JP9674398A JPH11268571A JP H11268571 A JPH11268571 A JP H11268571A JP 9674398 A JP9674398 A JP 9674398A JP 9674398 A JP9674398 A JP 9674398A JP H11268571 A JPH11268571 A JP H11268571A
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JP
Japan
Prior art keywords
mat
bottom wall
edge
wall
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP9674398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kisaburo Suzuki
喜三郎 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKAHASHI WORKS KK
Takahashi Works Co Ltd
Original Assignee
TAKAHASHI WORKS KK
Takahashi Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by TAKAHASHI WORKS KK, Takahashi Works Co Ltd filed Critical TAKAHASHI WORKS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄に手間がかからず、かつ、取付けが容易
な車両用フロアーマットを提供することにある。 【解決手段】 前底壁4と平面視門型に設けられた前起
立壁5とを有する前マット部1と、後底壁11と平面視L
字型に設けられた後起立壁12とを有する後マット部2
と、後マット部2の前縁部2aと前マット部1の後縁部
1aを相互に係合する雄雌連結部3a,3bと、を備え
る。さらに、連結した前後マット部1,2にて形成した
凹所17の一部に、洗浄時の水や泥等を外部に排出するた
めの排出部18,26を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械や産業機
械等の車両の操縦席の床面に敷設される車両用フロアー
マットに関する。
【0002】
【従来の技術】ブルドーザーやパワーショベルやクレー
ン車等の建設機械や産業機械の操縦席(運転席)の床面
に敷設される従来の車両用フロアーマットは、表面に滑
り止め用の凸部が形成されたゴム製のものが一般的であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両用フロアーマットは、土砂や泥などで汚れて水洗い
する場合、その都度車両から取り出さなければならず面
倒であった。また、フロアーマットを敷いていても隙間
から土砂や泥が侵入して床面が汚れてしまうという欠点
があった。
【0004】そこで、本発明は、洗浄に手間がかから
ず、かつ、取付けが容易である車両用フロアーマットを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る車両用フロアーマットは、前底壁と
該前底壁の外周縁に沿って平面視門型に設けられた前起
立壁とを有する前マット部と、後底壁と該後底壁の外周
縁に沿って平面視L字型乃至U字型に設けられた後起立
壁とを有する後マット部と、該後マット部の前縁部と上
記前マット部の後縁部を相互に係合する雄雌連結部と、
を備え、さらに、上記前マット部と後マット部を上記雄
雌連結部で連結して形成した凹所の一部に、洗浄時の水
や泥等を外部に排出するための排出部を設けたものであ
る。
【0006】また、相互に密嵌状に係合する雄雌連結部
を、後マット部の前縁部と前マット部の後縁部に沿って
連続状に設けたものである。また、排出部側へ下降する
勾配を前底壁及び後底壁に夫々形成したものである。
【0007】また、前起立壁及び後起立壁の操縦者出入
口側の上縁から下縁まで切欠いて排出部を形成したもの
である。また、前底壁に隆起部を設けると共に、該隆起
部に車両の操作部挿通用の孔部を形成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0009】図1〜図4は、本発明の車両用フロアーマ
ットの実施の一形態を示し、この車両用フロアーマット
は、建設機械や産業機械等の車両───例えばブルドー
ザやパワーショベルやクレーン車等───の操縦室A
(操縦席)の床面Bに載置状に取付けられるものであ
る。
【0010】具体的に説明すると、このフロアマット
は、例えばプラスチックや硬質ゴム等にて形成されてお
り、前マット部1と、後マット部2と、後マット部2の
前縁部2aと前マット部1の後縁部1aを相互に係合す
る雄雌連結部3a,3bと、を備えている。
【0011】前マット部1は、前底壁4と、前底壁4の
外周縁に沿って平面視門型に設けられた前起立壁5と、
を有している。また、前底壁4は、滑り止め用の線状の
凸部13…が複数本形成されている平面視略U字型の足乗
せ部6と、足乗せ部6の前方に一段高く形成された段差
部7と、段差部7の左右中間位置に設けられると共に車
両の操作部───例えば、(仮想線で示す)操作レバー
D,D又はアクセルやブレーキのアーム等───を挿通
させるための孔部9,9が形成された隆起部8と、を有
している。
【0012】また、10…は車両の床面Bに固定するため
のボルト挿通用の孔であり、フロアーマットの取付けの
際は、例えば、ボルトを挿通したガスケットにて前底壁
4とボルトの間をシールして水が床面B側に洩れないよ
うにするのが好ましい。
【0013】後マット部2は、後底壁11と、後底壁11の
外周縁に沿って平面視L字型に設けられた後起立壁12
と、を有しており、後底壁11には左右方向の複数本の滑
り止め用凸部13…が設けられている。
【0014】しかして、雄雌連結部3a,3bは、後マ
ット部2の前縁部2aと前マット部1の後縁部1aに沿
って連続状に設けられている。即ち、後マット部2の前
縁部2a(後底壁11の前縁及び後起立壁12の右側壁部12
aの前縁)に沿って連続状の雄連結部3aが設けられる
と共に、前マット部1の後縁部1a(前底壁4の後縁及
び前起立壁5の右側壁部5aの後縁)に沿って連続状の
雌連結部3bが設けられている。
【0015】図4に示すように、雄連結部3aは、蟻溝
部14と、蟻溝部14に沿って突出状に設けられると共に先
端が丸みを帯びた膨出形状の係止突条部15と、を有して
いる。また、雌連結部3bは、上記蟻溝部14と係合する
形状に形成され嵌合凸条部27と、嵌合凸条部27に沿って
設けられると共に上記係止突条部15と係合する形状に形
成された係止溝部16と、を有している。なお、雄連結部
3aの蟻溝部14の開口端縁と雌連結部3bの嵌合凸条部
27の端縁には、夫々面取り部が形成されている。このよ
うに形成された雄雌連結部3a,3bは、相互に弾性変
形して密嵌状に係合し、かつ、離脱可能とされている。
【0016】しかして、本発明の車両用フロアーマット
は、図1〜図3に示す如く、前マット部1と後マット部
2を雄雌連結部3a,3bで連結することによって凹所
17が形成され、この凹所17の一部に、洗浄時の水や泥等
を外部に排出するための排出部18,26が形成されてい
る。
【0017】即ち、前起立壁5の左右側壁部5b,5a
の操縦者出入口C側(図例では左側壁部5b側)の上縁
19aから下縁19bまで切欠くと共に、後起立壁12の左右
側壁12b,12aの操縦者出入口C側(図例では左側壁部
12b側)の上縁20aから下縁20bまで切欠いて、排出部
18,26を形成している。
【0018】さらに、本発明の車両用フロアーマット
は、図6と図7に示すように、排出部18,26側へ下降す
る勾配を前底壁4及び後底壁11に形成している。即ち、
前底壁4の上面24及び後底壁11の上面25が夫々排出部1
8,26側へ下降している。
【0019】これによって、図3に示す如く、フロアー
マットを車両の床面Bに敷設したままの状態でも、凹所
17に直接水21をホース22にて流し込んで土砂や泥やゴミ
等を洗い流すことができる。つまり、フロアーマットに
よって床面Bやその付近に設置された各電子機器に水21
が掛からず、また洗浄時の水21や泥等は凹所17に溜まる
ことなく排出部18,26を通って外部に流れ落ちる。
【0020】このとき、図3と図4に示す如く、雄雌連
結部3a,3bは相互に密嵌状に連結しているので、前
マット部1と後マット部2との間には隙間が無く、水21
が床面Bに洩れることは無い。また、図3と図6に示す
如く、隆起部8の孔部9,9は前底壁4の上面24よりも
高い位置に形成されているので、水21が孔部9,9から
床面B側へ流入しないが、操作部(操作レバーD,D)
の孔部9,9を防水用カバー部材にて被覆するようにし
ても良い。
【0021】なお、前マット部1の前底壁4及び後マッ
ト部2の後底壁11は夫々、排出部18,26の部分が車両の
操縦室Aよりも幾分か外方へ出っ張った形状に形成され
ており、確実に操縦室Aの外に水が排出されるようにな
っている。また、前後底壁4,11に設けられた滑り止め
用の各凸部13…は、水が流れ易いように排出部18,26側
へ向かう直線状のパターン配置とされているが、形状と
しては平面視円形や楕円形や三角形等のものを多数点在
させるも自由であり、排出部18,26に水が流れ易いパタ
ーン配置を施せば良い。
【0022】ところで、本発明の車両用フロアーマット
は、図5と図8に示すように、雄雌連結部3a,3bが
係脱可能であるため、前マット部1と後マット部2とを
分割状とすることができる。
【0023】従って、フロアーマットの車両への脱着が
容易である。即ち、前マット部1から先に車両に取付け
固定し、その後で雄雌連結部3a,3bにて後マット部
2を前マット部1に連結すれば良い。また、各種形状の
前マット部1と後マット部2を組み合わせることができ
るため、様々な機種の建設機械や産業機械に応じて装着
することができる(装着機種のバリエーションが拡大す
る)。
【0024】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、前後マット部1,2の右側壁部5a,12
a側に排出部18,26を形成するようにしても良い。ま
た、雄雌連結部3a,3bによって連結した前後マット
部1,2の前後底壁4,11の外周縁の全周に沿って前後
起立壁5,12───即ち、平面視門型の前起立壁5と平
面視U字型の後起立壁12───を設けると共に、前底壁
4及び後底壁11の一部に夫々排出部18,26を設けて、フ
ロアーマットをバスタブ式とするも好ましい。例えば、
前後底壁4,11の各々に排水孔を形成すると共に、各排
水孔にホースを連結して、操縦室Aの外に排水するよう
にしても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0026】(請求項1によれば)フロアーマットを車
両の操縦室Aの床面Bに敷設したままの状態でも、床面
Bやその付近に設置された各電子機器を濡らすことなく
凹所17に直接水21をホース22にて流し込んで土砂や泥や
ゴミ等を洗い流すことができる。従って、フロアーマッ
トの洗浄に手間がかからず簡単であり、短時間に済む。
【0027】また、前マット部1と後マット部2が分割
可能であるため、車両の操縦室A(操縦席)の狭い床面
Bへの取付け・取外しが容易となる。また、各種形状の
前マット部1と後マット部2を組み合わせることができ
るため、様々な機種の建設機械や産業機械に応じて装着
することができる。即ち、装着機種のバリエーションを
拡大させることができる。また、前マット部1と後マッ
ト部2を別々に製造することができるため、製造が容易
となる。
【0028】(請求項2によれば)連結した前マット部
1と後マット部2との間が密閉状となった防水構造とす
ることができる。(請求項3によれば)前底壁4及び後
底壁11に夫々形成した勾配によって、洗浄時の水21や泥
等は凹所17に溜まることなく排出部18,26を通って容易
に外部に流れ落ちる。
【0029】(請求項4によれば)排出部18,26の構造
が簡単であり、容易に形成することができる。また、凹
所17に溜まったゴミなどを箒で外へ掃く場合に都合が良
い。(請求項5によれば)車両の操縦室Aの床面Bから
操作レバーなどの操作部が突出していても、フロアーマ
ットの取付けが可能である。また、隆起部8にて孔部
9,9の位置を高くしているので、洗浄の際に水が孔部
9,9から床面B側に流入しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用フロアーマットの実施の一形態
を示す平面図である。
【図2】断面側面図である。
【図3】フロアーマットの洗浄時を示す断面側面図であ
る。
【図4】係合状態の雄雌連結部を示す要部拡大断面図で
ある。
【図5】離脱状態の雄雌連結部を示す要部拡大断面図で
ある。
【図6】前マット部を示す断面正面図である。
【図7】後マット部を示す断面正面図である。
【図8】前マット部と後マット部の分割状態を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 前マット部 1a 後縁部 2 後マット部 2a 前縁部 3a 雄連結部 3b 雌連結部 4 前底壁 5 前起立壁 8 隆起部 9 孔部 11 後底壁 12 後起立壁 17 凹所 18 排出部 19a 上縁 19b 下縁 20a 上縁 20b 下縁 26 排出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前底壁4と該前底壁4の外周縁に沿って
    平面視門型に設けられた前起立壁5とを有する前マット
    部1と、後底壁11と該後底壁11の外周縁に沿って平面視
    L字型乃至U字型に設けられた後起立壁12とを有する後
    マット部2と、該後マット部2の前縁部2aと上記前マ
    ット部1の後縁部1aを相互に係合する雄雌連結部3
    a,3bと、を備え、さらに、上記前マット部1と後マ
    ット部2を上記雄雌連結部3a,3bで連結して形成し
    た凹所17の一部に、洗浄時の水や泥等を外部に排出する
    ための排出部18,26を設けたことを特徴とする車両用フ
    ロアーマット。
  2. 【請求項2】 相互に密嵌状に係合する雄雌連結部3
    a,3bを、後マット部2の前縁部2aと前マット部1
    の後縁部1aに沿って連続状に設けた請求項1記載の車
    両用フロアーマット。
  3. 【請求項3】 排出部18,26側へ下降する勾配を前底壁
    4及び後底壁11に夫々形成した請求項1又は2記載の車
    両用フロアーマット。
  4. 【請求項4】 前起立壁5及び後起立壁12の操縦者出入
    口側の上縁19a,20aから下縁19b,20bまで切欠いて
    排出部18,26を形成した請求項1、2又は3記載の車両
    用フロアーマット。
  5. 【請求項5】 前底壁4に隆起部8を設けると共に、該
    隆起部8に車両の操作部挿通用の孔部9を形成した請求
    項1、2、3又は4記載の車両用フロアーマット。
JP9674398A 1998-03-24 1998-03-24 車両用フロアーマット Pending JPH11268571A (ja)

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ID=14173183

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009023479A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Eidai Kako Kk 横幅調整機能を有する自動車用マット

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040601