JP2001322472A - 建設機械のキャブ用フロアマット及び床カバー - Google Patents

建設機械のキャブ用フロアマット及び床カバー

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JP2001322472A
JP2001322472A JP2000143012A JP2000143012A JP2001322472A JP 2001322472 A JP2001322472 A JP 2001322472A JP 2000143012 A JP2000143012 A JP 2000143012A JP 2000143012 A JP2000143012 A JP 2000143012A JP 2001322472 A JP2001322472 A JP 2001322472A
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JP
Japan
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cover
floor
cab
driver
seat
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Application number
JP2000143012A
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Inventor
Yasushi Wada
靖 和田
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャブ内の全体を清掃が容易にしたフロアマ
ット及び床カバーを提供することを目的としている。 【解決手段】 建設機械のキャブ内に設けられた運転席
の下側に床カバーを設け、該床カバーの前端縁部の下側
にフロアマットの後端縁部が重畳可能に設け、フロアマ
ットはキャブドア側の縁部の一部又は全部を除く周囲に
上側に突起した連続縁を設け、床カバーからの清掃水を
キャブドア側に放出可能とし、床カバーの後端部の上側
に前端部が重畳する後部カバーを運転席の後方に設けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械のキャ
ブ床に使用するフロアマットの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の建設機械にはオペレー
タの保護や操作環境をよくするためにキャブが設けられ
ており、キャブ内には種々の操作レバーや運転座席が設
けられている。また、油圧ショベル等の建設機械は土の
多い場所で使用されることが多いため、オペレータは靴
に土の付いたまま乗車するのでキャブ内が汚れる。さら
に、土埃等の多い場所で作業するとキャブ内にも土埃が
溜まり、キャブ内、特にキャブの床は水洗で掃除するこ
とが必要になる。掃除を容易にするため、従来からキャ
ブ内にはフロアマットが使用されてきた。
【0003】従来から知られているフロアマットとして
は、例えば、公開特許公報第2000−17690号に
開示されているフロアマットがある。以下、この公報に
開示されているフロアマット(以下、従来技術1とい
う)について説明する。図5はキャブ内の配置図を示
し、図6(A)、(B)はキャブマットの外観図及び断
面図を示す。図5において、キャブ50はキャブボック
ス51とキャブフロア52等から構成され、キャブボッ
クス51内部略中央に運転席53が設置されている。運
転席53の後方にはリアスタンド54が配設され、フロ
ント側には走行レバー55が配置されている。運転席5
3の前方キャブフロア上にフロアマット56が敷設され
る。なお、運転席53の左側には図示されていないキャ
ブドアが設けられており、ここから乗降する。
【0004】図6(A)はフロアマット56の斜視図
で、(B)は矢印B―Bから見た断面を示す。図で、中
央には凹陥部61が設けられ、その周りに取り囲んでコ
字状に枠部62が突起して設けられており、枠部62の
上部内周には鍔部63が内側に向けて設けられている。
また、枠部62には走行レバー55を配置する開口64
が設けられている。凹陥部61と鍔部63を結ぶ壁部6
3は斜めに傾いており、水洗ホース65を使用して水洗
いした場合に清掃水が凹陥部61から外へ飛び出にくい
ように構成されている。なお、運転席の左側、即ちキャ
ブドアが設けられている側には枠部は設けられていな
い。これはここからキャブの外へ清掃水が流れ出るよう
にするためである。
【0005】図7は別の従来技術(以下、従来技術2と
いう)で、キャブはキャブボックス70とキャブフロア
71から囲われている。キャブフロア71の略中央には
運転席72が配置されており、運転席72の下部はサス
ペンション73を介してスライド装置74の上に固定さ
れている。さらに、スライド装置74はキャブフロア7
1に固設された基台75上に固定されている。また、運
転席72の前方にはフロアマット77が敷設され、フロ
アマット77の後端部上方にスライド装置74を保護す
るカバー78が設けられている。運転席72の後方には
リアスタンド80が設けられ、その内側(又は下側)に
は電装品81やエアコンユニット82等が収納される。
また、上側にはスタンドカバー84が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明したよう
に、従来のフロアマットは単体として独立に設計されて
おり、他の部分と機能的な繋がりがないため、以下のよ
うな不都合が生じていた。即ち、従来技術1では鍔部6
2が設けられており、従来技術2ではカバー78が設け
られている。しかし、フロアマットを清掃する場合は相
当の注意をしないと運転席の基台又はスライド装置等に
掃除した泥水がかかり、これらが錆びやすくなるという
欠点があった。また、運転席の周りにも土や埃が溜まる
が、この部分の掃除は困難であるという欠点があった。
特に、運転席とリアスタンドの間の床上に土、埃、ゴミ
等(従来技術1の57又は従来技術の87)が溜まり、
掃除することが困難であった。
【0007】この発明は、上述のような背景の下になさ
れたもので、キャブ内の全体を清掃が容易にしたフロア
マット及び床カバーを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下の手段を採用している。即ち、請求項1
記載の発明は、建設機械のキャブ内に設けられた運転席
の下側に床カバーを設け、該床カバーの前端縁部の下側
にフロアマットの後端縁部が重畳可能に設けたことを特
徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
発明において、前記フロアマットは、キャブドア側の縁
部の一部又は全部を除く周囲に上側に突起した連続縁を
設け、前記床カバーからの清掃水をキャブドア側に放出
可能としたことを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、運転席の取り付け
部周囲を囲み、上側に突起した縁と、後部と側部に上側
に突起した連続縁を設けたことを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3に記載の
発明において、前記床カバーの後端部の上側に前端部が
重畳する後部カバーを前記運転席の後方に設けたことを
特徴としている。
【0012】
【発明の実施形態】図1は本発明の実施形態全体の斜視
図を示し、図2は実施形態の配置図を示す。以下、図面
を参照してこの発明の実施形態1について説明する。図
1、図2において従来技術(図7)で説明した構成要素
と同じ要素については同一の番号を付して詳細な説明を
省略する。図2において、キャブボックス70の略中央
に運転席72が配置され、運転席72はキャブフロア7
1に固設された基台75の上にボルトにより取り付けら
れる。運転席の下側取り付け部又は基台75の周りのキ
ャブフロア71は床カバー12に被われている。また、
オペレータの足下(運転席の前方)はフロアマット11
が敷かれており、キャブフロア71を被っている。さら
に、運転席の後方に設置されたリアスタンド80と運転
席の間はリアカバー13で被われている。
【0013】図1にフロアマット11、床カバー12及
びリアカバー13の相互関係と個々の形状外観を示す。
図1に示すように、フロアマット11は中央が凹んでお
り、前後及び右側(運転席の右側でドアの無い側)の縁
に突起状の枠11a、11b、11cが連続して設けら
れている。床カバー12は基台75を取り囲む周囲に突
起状のリングカラー12fが設けられ、これによって基
台75や運転席の下部部分が被われている。
【0014】さらに、床カバー12の前側スカート12
aがフロアマット11の突起状枠11cを覆い隠すよう
に重畳可能に構成されている。床カバー12の両端縁及
び後端縁には上方に突起部を持つ枠12b、12c及び
12dがそれぞれ連続して設けられている。また、カバ
ー中央部12gは凹み部を形成するとともに掃除水が前
方に流れるように少し傾斜している。なお、床カバー1
2は、好ましくは、装着したままでフロアマット11を
装着及び取り外しができるように構成する。
【0015】リアカバー13は前端縁が床カバー12の
枠12dの内側に配置し、リアカバー13の掃除水が床
カバー12に流れるように構成する。また、リアカバー
13はリアスタンド80のカバーを兼ねるように構成し
てもよい。上記実施形態は以上のように構成されている
ので、リアカバー13,床カバー12及びフロアマット
13上に掛けられた掃除水はすべて図の実線で示すよう
に、フロアマット左側のキャブドアの方向に流れる。従
って、本実施形態によれば、キャブ内の泥やゴミ等の清
掃が容易に行えるという効果がある。さらに、ゴミ等の
溜まりやすい場所もカバーで被っているので掃除がさら
に容易になる。また、上記マットやカバーを関連づけて
一体としてデザインを構成することもでき、キャブ内の
見栄えを良くし、居心地も良くすることができるという
効果も得られる。
【0016】図3,図4は別の実施例を示す。なお、従
来技術(図7)又は上記実施形態(図1,図2)で説明
した構成要素と同じ要素については同一の番号を付して
詳細な説明を省略する。この実施例は上記の実施例(図
1,図2)と殆ど同じであり、以下の点で異なる。即
ち、リアカバー21はスタンドカバー84と別個に構成
し、リアカバー21の上端はスタンドカバースタンドカ
バー84の前縁と重なって接続され、リアカバー21の
下端は床カバー12の後端枠12dの内側に入り、重な
って接続されている。本実施例は以上の構成であり、上
記実施例と同じ機能及び効果を有する。
【0017】以上、この発明の実施形態、実施例を図面
により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、リアカバー,床カバー及びフロアマットに掛け
られた掃除水はフロアマットのキャブドア側に流れるよ
うに構成されているので、キャブ内の泥やゴミ等の清掃
が容易に行えるという効果がある。さらに、ゴミ等の溜
まりやすい場所もカバーで被っているので掃除がさらに
容易になる。また、上記マットやカバーを関連づけて一
体としてデザインを構成することもでき、キャブ内の見
栄えを良くし、居心地も良くすることができるという効
果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のフロアマット、床カバー
及びリアカバーの関連を示す。
【図2】 本発明の実施形態の全体図を示す。
【図3】 本発明の別の実施例の構成を示す。
【図4】 本発明の別の実施例の全体図を示す。
【図5】 従来のキャブ内の配置を示す。
【図6】 (A)は従来のフロアマットの全体図を示
し、(B)は矢印B―Bから見た断面図を示す。
【図7】 従来の別のキャブ内配置図を示す。
【符号の説明】
11 フロアマット 12 床カバー 13、21 リアカバー 70 キャブボックス 71 キャブフロア 72 運転席 75 取り付け基台

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械のキャブ内に設けられた運転席
    の下側に床カバーを設け、該床カバーの前端縁部の下側
    にフロアマットの後端縁部が重畳可能に設けたことを特
    徴とする建設機械のキャブ用フロアマット。
  2. 【請求項2】 前記フロアマットは、キャブドア側の縁
    部の一部又は全部を除く周囲に上側に突起した連続縁を
    設け、前記床カバーからの清掃水をキャブドア側に放出
    可能としたことを特徴とする請求項1に記載の建設機械
    のキャブ用フロアマット。
  3. 【請求項3】 運転席の取り付け部周囲を囲み、上側に
    突起した縁と、後部と側部に上側に突起した連続縁を設
    けたことを特徴とする建設機械のキャブ用床カバー。
  4. 【請求項4】 前記床カバーの後端部の上側に前端部が
    重畳する後部カバーを前記運転席の後方に設けたことを
    特徴とする請求項3に記載の建設機械のキャブ用床カバ
    ー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016055822A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 トヨタ紡織株式会社 車両のフロア構造
JP2016120858A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 トヨタ自動車株式会社 車両用カーペット構造

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JP2016055822A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 トヨタ紡織株式会社 車両のフロア構造
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