JP2009023479A - 横幅調整機能を有する自動車用マット - Google Patents

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Abstract

【課題】一対のフロアーマットが中央の連結マットを介して相互に連結されて敷設されるマットであって、敷設対象の自動車の内幅寸法に対応してマットの敷設状態での幅寸法を適宜調整して敷設することが可能な汎用性に優れた自動車用マットを提供する。
【解決手段】自動車用マットは、幅方向左側端部の裏面に複数の凹溝11が前後方向に沿って形成された第1フロアーマット10と、幅方向右側端部の裏面に複数の凹溝21が前後方向に沿って形成された第2フロアーマット20と、幅方向の左右両側端部のそれぞれに上方に向けて突出する複数の突条31、32が前後方向に沿って形成された連結マット30と、を備え、連結マットの右側端部の突条31は、第1マットの左側端部の裏面の凹溝11内に着脱自在に嵌合可能であり、連結マットの左側端部の突条32は、第2マットの右側端部の裏面の凹溝21内に着脱自在に嵌合可能である構成とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えば運転席用のトレーマット及び助手席用のトレーマット等の左右一対のフロアーマットが中央の連結マットを介して相互に連結した状態で敷設される自動車用マットであって、敷設対象の自動車の内幅寸法に対応してマットの敷設状態での幅寸法を適宜調整して敷設することが可能な汎用性に優れた自動車用マットに関する。
なお、この明細書及び特許請求の範囲において、「前後方向」の語は、本発明の自動車用マットを自動車内に敷設した状態時における該自動車の前後方向に相当する方向を意味するものとし、また、「幅方向」の語は、本発明の自動車用マットを自動車内に敷設した状態時における該自動車の幅方向に相当する方向を意味するものとする。また、「左側」の語は、本発明の自動車用マットを自動車内に敷設した状態時における該自動車の進行方向に向かって左側に対応する側方を意味し、「右側」の語は、本発明の自動車用マットを自動車内に敷設した状態時における該自動車の進行方向に向かって右側に対応する側方を意味するものとする。
また、この明細書及び特許請求の範囲において、「フロアーマット」の語は、カーペットマット、トレーマット等、自動車内に敷設されるマットは全て包含する意味で用いている。
従来、自動車の運転席及び助手席の足元の床にはそれぞれフロアーマットが敷設され、さらに運転席及び助手席の間の位置に前記両フロアーマットと連続する態様でセンターマットが敷設されるのが一般的である(特許文献1参照)。
特開2004−359106号公報(段落0029、図1)
ところで、オプションマットとして、例えば、運転席用トレーマット、助手席用トレーマット及びセンターマットを構成する場合、例えば同形式の自動車に使用する場合であっても、自動車のメーカーや車種等によって自動車内の内幅寸法は僅かではあるが様々に相違する場合が多いことから、従来は、自動車のメーカーや車種等に合わせて個別に多種類のオプションマットを商品群として備えておかなければならなかった。このように個別に多種類のオプションマットを製造するとなると、これに合わせて金型等も多種類準備しなければならず、非常に高コストになるという問題があった。
この発明は、かかる技術的背景に鑑みてなされたものであって、一対のフロアーマットが中央の連結マットを介して相互に連結されて敷設されるマットであって、敷設対象の自動車の内幅寸法に対応してマットの敷設状態での幅寸法を適宜調整して敷設することが可能な汎用性に優れた自動車用マットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
[1]幅方向左側端部の裏面に複数の凹溝が前後方向に沿って形成された第1フロアーマットと、
幅方向右側端部の裏面に複数の凹溝が前後方向に沿って形成された第2フロアーマットと、
幅方向の右側端部に上方に向けて突出する複数の突条が前後方向に沿って形成されると共に幅方向の左側端部に上方に向けて突出する複数の突条が前後方向に沿って形成された連結マットと、を備えてなり、
前記連結マットの右側端部の突条は、前記第1フロアーマットの左側端部の裏面の凹溝内に着脱自在に嵌合可能であり、前記連結マットの左側端部の突条は、前記第2フロアーマットの右側端部の裏面の凹溝内に着脱自在に嵌合可能であることを特徴とする横幅調整機能を有する自動車用マット。
[2]前記第1フロアーマットの左側端部の裏面の凹溝の前後方向の長さは、前記連結マットの右側端部の突条の前後方向の長さよりも長く設定され、前記第2フロアーマットの右側端部の裏面の凹溝の前後方向の長さは、前記連結マットの左側端部の突条の前後方向の長さよりも長く設定されている前項1に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
[3]前記第1フロアーマットの凹溝を構成する左右両側の側壁のうちの少なくともいずれか一方の側壁に該凹溝の内部に突出する第1係合突起が形成され、前記連結マットの右側端部の突条の左右両側の側面のうちの前記第1係合突起と対峙する側面に該第1係合突起と係合し得る第1係合片が突設され、
前記第2フロアーマットの凹溝を構成する左右両側の側壁のうちの少なくともいずれか一方の側壁に該凹溝の内部に突出する第2係合突起が形成され、前記連結マットの左側端部の突条の左右両側の側面のうちの前記第2係合突起と対峙する側面に該第2係合突起と係合し得る第2係合片が突設されている前項1または2に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
[4]前記第1フロアーマットと前記連結マットとを連結する際に第1フロアーマットの複数の凹溝と連結マットの右側端部の複数の突条との嵌合数を選択するとともに、前記第2フロアーマットと前記連結マットとを連結する際に第2フロアーマットの複数の凹溝と連結マットの左側端部の複数の突条との嵌合数を選択することによって、連結敷設状態での横幅を調節し得るものとなされている前項1〜3のいずれか1項に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
[5]幅方向左側端部の裏面に複数の突条が前後方向に沿って形成された第1フロアーマットと、
幅方向右側端部の裏面に複数の突条が前後方向に沿って形成された第2フロアーマットと、
幅方向の右側端部の上面に複数の凹溝が前後方向に沿って形成されると共に幅方向の左側端部の上面に複数の凹溝が前後方向に沿って形成された連結マットと、を備えてなり、
前記第1フロアーマットの左側端部の裏面の突条は、前記連結マットの右側端部の凹溝内に着脱自在に嵌合可能であり、前記第2フロアーマットの右側端部の裏面の突条は、前記連結マットの左側端部の凹溝内に着脱自在に嵌合可能であることを特徴とする横幅調整機能を有する自動車用マット。
[6]前記第1フロアーマットの左側端部の裏面の突条の前後方向の長さは、前記連結マットの右側端部の凹溝の前後方向の長さよりも長く設定され、前記第2フロアーマットの右側端部の裏面の突条の前後方向の長さは、前記連結マットの左側端部の凹溝の前後方向の長さよりも長く設定されている前項5に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
[7]前記連結マットの右側端部の凹溝を構成する左右両側の側壁のうちの少なくともいずれか一方の側壁に該凹溝の内部に突出する第1係合片が形成され、前記第1フロアーマットの突条の左右両側の側面のうちの前記第1係合片と対峙する側面に該第1係合片と係合し得る第1係合突起が突設され、
前記連結マットの左側端部の凹溝を構成する左右両側の側壁のうちの少なくともいずれか一方の側壁に該凹溝の内部に突出する第2係合片が形成され、前記第2フロアーマットの突条の左右両側の側面のうちの前記第2係合片と対峙する側面に該第2係合片と係合し得る第2係合突起が突設されている前項5または6に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
[8]前記第1フロアーマットと前記連結マットとを連結する際に第1フロアーマットの複数の突条と連結マットの右側端部の複数の凹溝との嵌合数を選択するとともに、前記第2フロアーマットと前記連結マットとを連結する際に第2フロアーマットの複数の突条と連結マットの左側端部の複数の凹溝との嵌合数を選択することによって、連結敷設状態での横幅を調節し得るものとなされている前項5〜7のいずれか1項に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
[1]の発明では、第1フロアーマットの左側端部の複数の凹溝内に、連結マットの右側端部の突条を嵌合して両者を連結する際に、複数の凹溝と複数の突条の嵌合数(即ち嵌合位置)を適宜選択することによって、第1フロアーマットと連結マットを連結した状態時における横幅寸法を調節することができると共に、第2フロアーマットの右側端部の複数の凹溝内に、連結マットの左側端部の突条を嵌合して両者を連結する際に、複数の凹溝と複数の突条の嵌合数(即ち嵌合位置)を適宜選択することによって、第2フロアーマットと連結マットを連結した状態時における横幅寸法を調節することができるので、敷設対象の自動車の内幅寸法に対応してマットの連結敷設状態での幅寸法を適宜調整して敷設することが可能であり、汎用性に優れたものが提供される。
[2]の発明では、フロアーマットの凹溝の前後方向の長さは、連結マットの突条の前後方向の長さよりも長く設定されているので、連結マットに対する第1フロアーマット及び第2フロアーマットの前後方向における取り付け位置を適宜所望の位置に設定することが可能となる(適宜前後方向にずらして取り付けできる)。これにより、様々な車種への適応性を向上させることができて自動車用マットとして汎用性をより一層向上できる。
[3]の発明では、連結時に、フロアーマットの凹溝内部の係合突起と連結マットの突条の係合片とが係合するので、凹溝内への突条の嵌合状態を容易には解消できないものとなり、これにより連結マットに対する第1フロアーマット及び第2フロアーマットの連結固定強度を十分に向上させることができる。
[4]の発明では、敷設対象の自動車の内幅寸法に対応してマットの連結敷設状態での幅寸法を適宜調整して敷設できる汎用性に優れた自動車用マットが提供される。
[5]の発明では、連結マットの右側端部の複数の凹溝内に、第1フロアーマットの左側端部の複数の突条を嵌合して両者を連結する際に、複数の凹溝と複数の突条の嵌合数(即ち嵌合位置)を適宜選択することによって、第1フロアーマットと連結マットを連結した状態時における横幅寸法を調節することができると共に、連結マットの左側端部の複数の凹溝内に、第2フロアーマットの右側端部の複数の突条を嵌合して両者を連結する際に、複数の凹溝と複数の突条の嵌合数(即ち嵌合位置)を適宜選択することによって、第2フロアーマットと連結マットを連結した状態時における横幅寸法を調節することができるので、敷設対象の自動車の内幅寸法に対応してマットの連結敷設状態での幅寸法を適宜調整して敷設することが可能であり、汎用性に優れたものが提供される。
[6]の発明では、フロアーマットの突条の前後方向の長さは、連結マットの凹溝の前後方向の長さよりも長く設定されているので、連結マットに対する第1フロアーマット及び第2フロアーマットの前後方向における取り付け位置を適宜所望の位置に設定することが可能となる(適宜前後方向にずらして取り付けできる)。これにより、様々な車種への適応性を向上させることができて自動車用マットとして汎用性をより一層向上できる。
[7]の発明では、連結時に、連結マットの凹溝内部の係合突起とフロアーマットの突条の係合片とが係合するので、凹溝内への突条の嵌合状態を容易には解消できないものとなり、これにより連結マットに対する第1フロアーマット及び第2フロアーマットの連結固定強度を十分に向上させることができる。
[8]の発明では、敷設対象の自動車の内幅寸法に対応してマットの連結敷設状態での幅寸法を適宜調整して敷設できる汎用性に優れた自動車用マットが提供される。
この発明に係る横幅調整機能を有する自動車用マット(1)の一実施形態を図1〜11に示す。これらの図において、(10)は第1フロアーマット、(20)は第2フロアーマット、(30)は連結マットである。
前記第1フロアーマット(10)は、前記連結マット(30)の右側に配置されるトレーマットであり、本実施形態では、運転席用のトレーマットとして用いられるものである。この第1フロアーマット(10)は、本実施形態では、透明樹脂の成形体からなる。
前記第1フロアーマット(10)は、運転席用であるので、右側の前端部にアクセル用の受容切り欠き部が形成されると共に、左側の前端部にフットレスト部用の受容切り欠き部が形成されていて、全体としては平面視略矩形状に形成されている(図6参照)。
また、前記第1フロアーマット(10)の幅方向の左側端部の裏面に、図7に示すように、3つの凹溝(11)(11)(11)が前後方向に沿って互いに平行状に形成されている。
前記凹溝(11)を構成する左右両側の側壁のうち左側(外方側、連結マット側)の側壁に、当該凹溝(11)の内部に突出する第1係合突起(12)が設けられている(図7参照)。この第1係合突起(12)は、前後方向に延びる突条部で構成されている。
前記第2フロアーマット(20)は、前記連結マット(30)の左側に配置されるトレーマットであり、本実施形態では、助手席用のトレーマットとして用いられるものである。この第2フロアーマット(20)は、本実施形態では、透明樹脂の成形体からなる。
前記第2フロアーマット(20)は、助手席用であるので、左側のコーナー部に面取り部が形成されていて、全体としては平面視略矩形状に形成されている(図8参照)。
また、前記第2フロアーマット(20)の幅方向の右側端部の裏面に、図9に示すように、3つの凹溝(21)(21)(21)が前後方向に沿って互いに平行状に形成されている。
前記凹溝(21)を構成する左右両側の側壁のうち右側(外方側、連結マット側)の側壁に、当該凹溝(21)の内部に突出する第2係合突起(22)が設けられている(図9参照)。この第2係合突起(22)は、前後方向に延びる突条部で構成されている。
前記連結マット(30)は、平面視略矩形状の中央本体部(37)と、該中央本体部(37)の右縁から外方に延ばされた平面視略矩形状の右側舌片部(38)と、前記中央本体部(37)の左縁から外方に延ばされた平面視略矩形状の左側舌片部(39)と、を備えてなる(図10参照)。この連結マット(30)は、本実施形態では、透明樹脂の成形体からなる。
前記連結マット(30)の右側舌片部(38)の右側端部に、上方に向けて突出する3つの突条(31)(31)(31)が前後方向に沿って互いに平行状に形成されている(図10、11参照)。この突条(31)における左側(内方側)の側面(連結時に前記第1係合突起と対峙する側面)に、前記第1係合突起(12)と係合可能な第1係合片(33)が突設されている。この第1係合片(33)は、前後方向に延びる突条部で構成されている(図11(a)参照)。しかして、前記連結マット(30)の右側端部の突条(31)を前記第1フロアーマット(10)の左側端部の裏面の凹溝(11)内に嵌合すると、前記第1係合突起(12)と前記第1係合片(33)が係合した状態で嵌合されるので(図3(a)及び図5(a)参照)、十分な連結強度が確保される一方、強い力を加えれば前記嵌合状態を解消することができ、このように、前記連結マット(30)の右側端部の突条(31)は、前記第1フロアーマット(10)の左側端部の裏面の凹溝(11)内に着脱自在に嵌合し得るものとなされている。
また、前記連結マット(30)の左側舌片部(39)の左側端部に、上方に向けて突出する3つの突条(32)(32)(32)が前後方向に沿って互いに平行状に形成されている(図10、11参照)。この突条(32)における右側(内方側)の側面(連結時に前記第2係合突起と対峙する側面)に、前記第2係合突起(22)と係合可能な第2係合片(34)が突設されている。この第2係合片(34)は、前後方向に延びる突条部で構成されている(図11(b)参照)。しかして、前記連結マット(30)の左側端部の突条(32)を前記第2フロアーマット(20)の右側端部の裏面の凹溝(21)内に嵌合すると、前記第2係合突起(22)と前記第2係合片(34)が係合した状態で嵌合されるので(図3(b)及び図5(b)参照)、十分な連結強度が確保される一方、強い力を加えれば前記嵌合状態を解消することができ、このように、前記連結マット(30)の左側端部の突条(32)は、前記第2フロアーマット(20)の右側端部の裏面の凹溝(21)内に着脱自在に嵌合し得るものとなされている。
なお、本実施形態では、第1フロアーマット(10)の左側端部の裏面の凹溝(11)の前後方向の長さは、前記連結マット(30)の右側端部の突条(31)の前後方向の長さよりも長く設定され、前記第2フロアーマット(20)の右側端部の裏面の凹溝(21)の前後方向の長さは、前記連結マット(30)の左側端部の突条(32)の前後方向の長さよりも長く設定されている。
しかして、上記構成の自動車用マット(1)を自動車内に敷設する際には、敷設対象の自動車の内幅(内部の横幅)寸法に対応してマット(1)の連結敷設状態での横幅寸法を適宜調整して敷設することができる。
例えば、第1フロアーマット(10)の左側端部の凹溝(11)(11)(11)内に、連結マット(30)の右側端部の突条(31)(31)(31)を嵌合して両者を連結すると共に、第2フロアーマット(20)の右側端部の凹溝(21)(21)(21)内に、連結マット(30)の左側端部の突条(32)(32)(32)を嵌合して両者を連結する際に、図2、3に示すように、1つの凹溝(11)のみに1つの突条(31)を嵌合することによって第1フロアーマット(10)と連結マット(30)を連結し、1つの凹溝(21)のみに1つの突条(32)を嵌合することによって第2フロアーマット(20)と連結マット(30)を連結すれば、全体の横幅が最も長くなる態様で連結することができて、横幅が長い態様で自動車用マット(1)を敷設することが可能となる。
一方、図4、5に示すように、3つの凹溝(11)(11)(11)に3つの突条(31)(31)(31)をそれぞれ嵌合することによって第1フロアーマット(10)と連結マット(30)を連結し、3つの凹溝(21)(21)(21)に3つの突条(32)(32)(32)をそれぞれ嵌合することによって第2フロアーマット(20)と連結マット(30)を連結すれば、全体の横幅が最も短くなる態様で連結することができて、横幅が短い態様で自動車用マット(1)を敷設することが可能となる。
また、図示しないが、例えば2つの凹溝(11)(11)に2つの突条(31)(31)をそれぞれ嵌合することによって第1フロアーマット(10)と連結マット(30)を連結し、2つの凹溝(21)(21)に2つの突条(32)(32)をそれぞれ嵌合することによって第2フロアーマット(20)と連結マット(30)を連結すれば、全体の横幅が中程度の大きさになる態様で連結することができる。
このように本発明の自動車用マット(1)によれば、敷設対象の自動車の内幅寸法に対応してマットの連結敷設状態での横幅寸法を適宜微調整して敷設することが可能であるから、汎用性に優れている。
また、第1フロアーマット(10)の凹溝(11)の前後方向の長さは、連結マット(30)の右側端部の突条(31)の前後方向の長さよりも長く設定され、第2フロアーマット(20)の凹溝(21)の前後方向の長さは、連結マット(30)の左側端部の突条(32)の前後方向の長さよりも長く設定されているから、連結マット(30)に対する第1フロアーマット(10)及び第2フロアーマット(20)の前後方向における取り付け位置を適宜所望の位置にずらして取り付ける(連結する)ことが可能であり、従って様々な車種に十分に適応して敷設することが可能となり、自動車用マット(1)としての汎用性をより一層向上できる利点がある。
ところで、上記実施形態に係る自動車用マット(1)は、図12に示すように、幅方向左側端部の裏面に複数の突条(61)が前後方向に沿って形成された第1フロアーマット(10)と、幅方向右側端部の裏面に複数の突条(62)が前後方向に沿って形成された第2フロアーマット(20)と、幅方向の右側端部の上面に複数の凹溝(63)が前後方向に沿って形成されると共に幅方向の左側端部の上面に複数の凹溝(64)が前後方向に沿って形成された連結マット(30)と、を備え、第1フロアーマット(10)の左側端部の裏面の突条(61)は、前記連結マットの右側端部の凹溝(63)内に着脱自在に嵌合可能であり、前記第2フロアーマット(20)の右側端部の裏面の突条(62)は、前記連結マット(30)の左側端部の凹溝(64)内に着脱自在に嵌合可能な構成である、とも捉えることができる。この場合には、前述した[6]〜[8]の発明の構成を採用するのが好ましい、と言える。
即ち、前記連結マット(30)の右側端部の凹溝(63)を構成する左右両側の側壁のうちの少なくともいずれか一方の側壁に該凹溝(63)の内部に突出する第1係合片(33)が形成され、前記第1フロアーマット(10)の突条(61)の左右両側の側面のうちの前記第1係合片(33)と対峙する側面に該第1係合片(33)と係合し得る第1係合突起(12)が突設され、前記連結マット(30)の左側端部の凹溝(64)を構成する左右両側の側壁のうちの少なくともいずれか一方の側壁に該凹溝(64)の内部に突出する第2係合片(34)が形成され、前記第2フロアーマット(20)の突条(62)の左右両側の側面のうちの前記第2係合片(34)と対峙する側面に該第2係合片(34)と係合し得る第2係合突起(22)が突設されている(図12参照)。
なお、上記実施形態では、前記第1フロアーマット(10)は運転席用のフロアーマットとして用いられ、前記第2フロアーマット(20)は助手席用のフロアーマットとして用いられるものであったが、特にこのような構成に限定されるものではなく、例えば後部座席用のフロアーマットとして用いられるように構成されたものであっても良い。
また、上記実施形態では、連結マット(30)の右側端部の突条(31)の幅と、連結マット(30)の左側端部の突条(32)の幅は、同一に設定され、第1フロアーマット(10)の凹溝(11)の幅と、第2フロアーマット(20)の凹溝(21)の幅は、同一に設定されているが、特にこのような構成に限定されるものではなく、例えば、連結マット(30)の右側端部の突条(31)の幅と、連結マット(30)の左側端部の突条(32)の幅は、異なるように構成されていても良い。
また、上記実施形態では、前記凹溝(11)(21)の形成数はいずれも3個であるが、特にこのような形成数に限定されるものではなく、例えば凹溝(11)(21)の形成数はそれぞれ2個であっても良いし、或いは凹溝(11)(21)の形成数はそれぞれ4個以上であっても良い。例えば前記凹溝(11)(21)の形成数を増やすと共に、前記凹溝(11)(21)の幅を減少せしめた構成を採用すれば、マット(1)の連結敷設状態での横幅寸法をより一層細かく微調整することが可能となる。
この発明の一実施形態に係る横幅調整機能を有する自動車用マットを各構成部材を分離した状態で示す斜視図である。 図1の自動車用マットの各構成部材を全体の横幅が最も長くなる態様で連結した状態を示す平面図である。 (a)は図2におけるS1−S1線の断面図、(b)は図2におけるS2−S2線の断面図である。 図1の自動車用マットの各構成部材を全体の横幅が最も短くなる態様で連結した状態を示す平面図である。 (a)は図4におけるV1−V1線の断面図、(b)は図4におけるV2−V2線の断面図である。 第1フロアーマットを示す平面図である。 図6におけるW−W線の断面図である。 第2フロアーマットを示す平面図である。 図8におけるX−X線の断面図である。 連結マットを示す平面図である。 (a)は図10におけるY1−Y1線の断面図、(b)は図10におけるY2−Y2線の断面図である。 図1の自動車用マットをその各構成部材を分離した状態で示す断面図である。
符号の説明
1…自動車用マット
10…第1フロアーマット
11…凹溝
12…第1係合突起
20…第2フロアーマット
21…凹溝
22…第2係合突起
30…連結マット
31…突条(右側)
32…突条(左側)
33…第1係合片
34…第2係合片
61…突条
62…突条
63…凹溝(右側)
64…凹溝(左側)

Claims (8)

  1. 幅方向左側端部の裏面に複数の凹溝が前後方向に沿って形成された第1フロアーマットと、
    幅方向右側端部の裏面に複数の凹溝が前後方向に沿って形成された第2フロアーマットと、
    幅方向の右側端部に上方に向けて突出する複数の突条が前後方向に沿って形成されると共に幅方向の左側端部に上方に向けて突出する複数の突条が前後方向に沿って形成された連結マットと、を備えてなり、
    前記連結マットの右側端部の突条は、前記第1フロアーマットの左側端部の裏面の凹溝内に着脱自在に嵌合可能であり、前記連結マットの左側端部の突条は、前記第2フロアーマットの右側端部の裏面の凹溝内に着脱自在に嵌合可能であることを特徴とする横幅調整機能を有する自動車用マット。
  2. 前記第1フロアーマットの左側端部の裏面の凹溝の前後方向の長さは、前記連結マットの右側端部の突条の前後方向の長さよりも長く設定され、前記第2フロアーマットの右側端部の裏面の凹溝の前後方向の長さは、前記連結マットの左側端部の突条の前後方向の長さよりも長く設定されている請求項1に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
  3. 前記第1フロアーマットの凹溝を構成する左右両側の側壁のうちの少なくともいずれか一方の側壁に該凹溝の内部に突出する第1係合突起が形成され、前記連結マットの右側端部の突条の左右両側の側面のうちの前記第1係合突起と対峙する側面に該第1係合突起と係合し得る第1係合片が突設され、
    前記第2フロアーマットの凹溝を構成する左右両側の側壁のうちの少なくともいずれか一方の側壁に該凹溝の内部に突出する第2係合突起が形成され、前記連結マットの左側端部の突条の左右両側の側面のうちの前記第2係合突起と対峙する側面に該第2係合突起と係合し得る第2係合片が突設されている請求項1または2に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
  4. 前記第1フロアーマットと前記連結マットとを連結する際に第1フロアーマットの複数の凹溝と連結マットの右側端部の複数の突条との嵌合数を選択するとともに、前記第2フロアーマットと前記連結マットとを連結する際に第2フロアーマットの複数の凹溝と連結マットの左側端部の複数の突条との嵌合数を選択することによって、連結敷設状態での横幅を調節し得るものとなされている請求項1〜3のいずれか1項に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
  5. 幅方向左側端部の裏面に複数の突条が前後方向に沿って形成された第1フロアーマットと、
    幅方向右側端部の裏面に複数の突条が前後方向に沿って形成された第2フロアーマットと、
    幅方向の右側端部の上面に複数の凹溝が前後方向に沿って形成されると共に幅方向の左側端部の上面に複数の凹溝が前後方向に沿って形成された連結マットと、を備えてなり、
    前記第1フロアーマットの左側端部の裏面の突条は、前記連結マットの右側端部の凹溝内に着脱自在に嵌合可能であり、前記第2フロアーマットの右側端部の裏面の突条は、前記連結マットの左側端部の凹溝内に着脱自在に嵌合可能であることを特徴とする横幅調整機能を有する自動車用マット。
  6. 前記第1フロアーマットの左側端部の裏面の突条の前後方向の長さは、前記連結マットの右側端部の凹溝の前後方向の長さよりも長く設定され、前記第2フロアーマットの右側端部の裏面の突条の前後方向の長さは、前記連結マットの左側端部の凹溝の前後方向の長さよりも長く設定されている請求項5に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
  7. 前記連結マットの右側端部の凹溝を構成する左右両側の側壁のうちの少なくともいずれか一方の側壁に該凹溝の内部に突出する第1係合片が形成され、前記第1フロアーマットの突条の左右両側の側面のうちの前記第1係合片と対峙する側面に該第1係合片と係合し得る第1係合突起が突設され、
    前記連結マットの左側端部の凹溝を構成する左右両側の側壁のうちの少なくともいずれか一方の側壁に該凹溝の内部に突出する第2係合片が形成され、前記第2フロアーマットの突条の左右両側の側面のうちの前記第2係合片と対峙する側面に該第2係合片と係合し得る第2係合突起が突設されている請求項5または6に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
  8. 前記第1フロアーマットと前記連結マットとを連結する際に第1フロアーマットの複数の突条と連結マットの右側端部の複数の凹溝との嵌合数を選択するとともに、前記第2フロアーマットと前記連結マットとを連結する際に第2フロアーマットの複数の突条と連結マットの左側端部の複数の凹溝との嵌合数を選択することによって、連結敷設状態での横幅を調節し得るものとなされている請求項5〜7のいずれか1項に記載の横幅調整機能を有する自動車用マット。
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