JPH11265051A - 液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射装置

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JPH11265051A
JPH11265051A JP10068210A JP6821098A JPH11265051A JP H11265051 A JPH11265051 A JP H11265051A JP 10068210 A JP10068210 A JP 10068210A JP 6821098 A JP6821098 A JP 6821098A JP H11265051 A JPH11265051 A JP H11265051A
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water
tank
photosensitive material
injection tank
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Kazuo Sanada
和男 眞田
Tsutomu Takatsuka
務 高塚
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/15Moving nozzle or nozzle plate

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体噴射装置の液槽内へ液体を充填する際
に、液槽内に気泡が残留しないようにして霧化不良を防
止し、適切に液体を噴射させる 【解決手段】 液体噴射装置の噴射タンク312内へ給
液した後気泡検出手段によって気泡が検出されると、噴
射タンク312内の液体を排液することによって残留気
泡を流し出し、再び充填するという動作を行ない、噴射
タンク312内から気泡を駆逐し、霧化不良を生ずるこ
となく、感光材料へ適正に液体を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料及び受像
材料といった画像記録材料等に液体である画像形成用溶
媒を噴射する液体噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザー露光熱現像転写方式
(銀塩写真方式)の画像形成装置が用いられている。こ
のような画像形成装置は、図14に示すような処理工程
により出力プリントを得ている。初めに、露光処理工程
では、画像データの入力信号をCPU500で画像処理
し、この画像処理信号を半導体ユニット502へ送る。
【0003】この半導体ユニット502では、ロール状
に巻装されたドナーロール504から所定長さ引き出さ
れて切断されたドナー片506の露光面上に、レーザー
(LD)光源を用いて3色同時露光処理を行う。この露
光処理によりドナー片506中のハロゲン化銀が光源に
反応し、潜像が形成され、次の水塗布工程へ送られる。
【0004】この水塗布工程では、液体噴射装置508
により水を所定少量かつ均一に、ドナー片506の面上
へ塗布し、次の熱現像、及び色像転写工程へと送る。
【0005】この熱現像、及び色像転写工程では、受像
紙ロール510から所定長さ引き出され切断されて用意
された受像紙片512(OHPフィルム等でも良い)
に、水を塗布したドナー片506を重ねて貼り合わせた
状態で、加熱装置514で加熱する。これにより、ドナ
ー片506側で現像が進行するとともに、ドナー片50
6の色素は受像紙片512へ移り、定着されて、ドナー
片506の画像が受像紙片512へ転写される。この転
写作業が完了した後、貼り合わされたドナー片506
と、受像紙片512とは、剥離工程へ送られる。
【0006】この剥離工程では、使用済みドナー片50
6と、画像が転写された受像紙片512とが剥離され、
ドナー片506は破棄され、受像紙片512は高画質な
カラープリントとして完成され、送り出される。
【0007】従来、このような画像形成装置に用いられ
る液体噴射装置508として、ドナー片506の表面上
に少量の水を均一に塗布するため、外部から給水を受け
るように構成した密閉形の水槽の底部に多数の小さなノ
ズル孔を穿孔したノズル板を配置し、このノズル板に対
し、その長手方向に所定間隔を開けて小柱状のアクチェ
ータを配置し、このアクチェータを駆動してノズル板を
振動させ、そのノズル孔から水槽内の水を水滴として外
部へ噴出させるものが提案されている。
【0008】このような液体噴射装置508は、その使
用開始時に空の水槽内部に給水管から水を水槽内部へ充
填し、さらにドナー片506上に水を噴射する作業中
は、随時噴射して失われる水と同量の水を給水管から密
閉形の水槽内へ供給し、内部の水圧が一定に保たれるよ
うにする。また、液体噴射装置508によりドナー片5
06へ水を塗布する作業が完了したときには、その水槽
内部の水を排水管から排水して不使用時にノズル孔から
水が漏れ出すのを防止するようにして用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来提案
されている液体噴射装置では、その使用時に、空の水槽
内部へ水を充填する際、水槽内壁に気泡が付着して残留
することがある。
【0010】このように密閉形の水槽内に気泡が残留し
ているとアクチェータを駆動してノズル板を振動させた
際、ノズル板が水槽内の圧力を高める方向へ動いたとき
に水槽内の気泡の体積が縮小されてその圧力を吸収し、
また、ノズル板が水槽内の圧力を弱める方向へ動いたと
きに気泡の体積が膨張されてその圧力を吸収することと
なり圧力損が生じ、ノズル板が密閉形の水槽内の水を加
圧する圧力が低下しノズル孔から水を押し出して噴射さ
せることができなくなって霧化不良を発生する虞れがあ
った。
【0011】本発明は、上記事実を考慮し、ノズル板を
設けた液槽内へ液体を充填する際に、液槽内部に気泡が
残留しないようにして霧化不良を防止し、適切に液体を
噴射させるようにした液体噴射装置を新たに提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
液体噴射装置は、液体を貯留する噴射タンクの壁面の一
部に、液体を噴射する複数のノズル孔により構成される
ノズル列を配設したノズル板を、往復動作させることに
より、前記噴射タンク内の前記液体を加圧して前記液体
を前記複数のノズル孔より噴出させる液体噴射装置にお
いて、前記噴射タンク内に液体が充填された際、前記噴
射タンク内に気泡が残留しているか否かを検出する気泡
検出手段を設けたことを特徴とする。
【0013】上述のように構成することにより、液体噴
射装置の使用開始時に噴射タンク内に液体を充填する際
に、噴射タンク内に気泡が残留しているときには、気泡
検出手段が噴射タンク内に気泡が残留していることを検
出する。そして、この場合には、例えば使用者が手動で
噴射タンクの排液を行うことにより残留気泡を流し出
し、再給液する操作を行うことにより、噴射タンク内か
ら気泡を駆逐し、霧化不良を生ずることなく適正に水を
噴射することができる。
【0014】本発明の請求項2記載の液体噴射装置は、
液体を貯留する噴射タンクの壁面の一部に、液体を噴射
する複数のノズル孔により構成されるノズル列を配設し
たノズル板を、往復動作させることにより、前記噴射タ
ンク内の前記液体を加圧して前記液体を前記複数のノズ
ル孔より噴出させる液体噴射装置において、前記噴射タ
ンク内に液体が充填された際、前記噴射タンク内に気泡
が残留しているか否かを検出する気泡検出手段と、前記
気泡検出手段で気泡が残留していることを検出した信号
を受けたとき、残留した気泡を排除する気泡残留防止制
御手段と、を有することを特徴とする。
【0015】上述のように構成することにより、噴射タ
ンク内へ給液した後気泡検出手段によって気泡が検出さ
れると、例えば、噴射タンク内の液体を排液することに
よって残留気泡を流し出し再び充填するという制御動作
が自動的に行われる。または、噴射タンクの本体を傾け
て残留気泡を排除する手段、噴射タンク内に充填された
液体を減圧して残留気泡を排除する手段、噴射タンク内
に充填された液体を攪拌して残留気泡を排除する手段等
の制御動作を自動的に行わせることにより、噴射タンク
内から気泡を駆逐し、霧化不良を生ずることなく、適正
に液体を噴射することができる。
【0016】本発明の請求項3記載の液体噴射装置は、
液体を貯留する噴射タンクの壁面の一部に、液体を噴射
する複数のノズル孔により構成されるノズル列を配設し
たノズル板を、往復動作させることにより、前記噴射タ
ンク内の前記液体を加圧して前記液体を前記複数のノズ
ル孔より噴出させる液体噴射装置において、前記噴射タ
ンク内に液体が充填された際、前記噴射タンク内に気泡
が残留しているか否かを検出する気泡検出手段と、前記
気泡検出手段で気泡が残留していることを検出した信号
を受けたとき、前記噴射タンク内に充填されている液体
を排出し、再度液体を充填する制御動作を行う気泡残留
防止制御手段と、を有することを特徴とする。
【0017】上述のように構成することにより、噴射タ
ンク内へ給液した後、気泡検出手段によって気泡が検出
されると、噴射タンク内の液体を排液することによって
残留気泡を流し出し、再び充填するという制御動作が自
動的に行われる。よって、噴射タンク内から気泡を駆逐
し、霧化不良を生ずることなく、適正に液体を噴射する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の実施の形態に
係る液体噴射装置を備えた画像形成装置である画像記録
装置10の概略全体構成が示されている。
【0019】この図1に示される画像記録装置10の機
台12内には、感光材料16を収納する感材マガジン1
4が配置されており、感材マガジン14から引き出され
たこの感光材料16の感光(露光)面が図1に向って左
方へ向くように感光材料16が感材マガジン14にロー
ル状に巻き取られている。
【0020】感材マガジン14の感光材料取出し口の近
傍には、ニップローラ18およびカッタ20が配置され
ており、感材マガジン14から感光材料16を所定長さ
引き出した後に切断することができる。カッタ20は、
例えば固定刃と移動刃から成るロータリータイプのカッ
タとされており、移動刃を回転カム等によって上下に移
動させて固定刃と噛み合わせ感光材料16を切断するこ
とができる。
【0021】カッタ20に対して感光材料16の搬送方
向下流側には、複数の搬送ローラ24、26、28、3
0、32、34が順に配置されており、各搬送ローラの
間には図示しないガイド板が配設されている。所定長さ
に切断された感光材料16は、まず搬送ローラ24、2
6の間に設けられた露光部22へ搬送される。
【0022】この露光部22の左側には露光装置38が
設けられている。露光装置38には、3種のLD、レン
ズユニット、ポリゴンミラー、ミラーユニットが配置さ
れており(何れも、図示省略)、露光装置38から光線
Cが露光部22に送られて、感光材料16が露光される
ようになっている。
【0023】さらに、露光部22の上方には、感光材料
16をU字状に湾曲させて搬送するUターン部40及び
画像形成用溶媒を塗布する為の水塗布部50が設けられ
ている。尚、本実施の形態において画像形成用溶媒とし
ては水が用いられる。
【0024】感材マガジン14から上昇し露光部22に
て露光された感光材料16は、搬送ローラ28、30に
よりそれぞれ挟持搬送されてUターン部40の上側寄り
の搬送経路を通過しつつ水塗布部50へ送り込まれる。
【0025】一方、図2に示す如く、水塗布部50の感
光材料16の搬送経路Aと対向する位置には、液体噴射
装置である塗布装置310の一部を構成する噴射タンク
312が配置されている。
【0026】また、図2に示すように、この噴射タンク
312の左下方には、この噴射タンク312に供給する
為の水を貯留する水ボトル332が配置されており、こ
の水ボトル332の上部に水を濾過する為のフィルタ3
34が配置されている。そして、途中にポンプ336が
配置された送水パイプ342が、この水ボトル332と
フィルタ334との間を繋いでいる。
【0027】さらに、噴射タンク312の図2に向って
右側には、水ボトル332より送られた水を溜めるサブ
タンク338が配置されており、フィルタ334から送
水パイプ344がサブタンク338にまで伸びている。
【0028】従って、ポンプ336が作動すると、水ボ
トル332からフィルタ334側に水が送られると共
に、フィルタ334を通過して濾過された水がサブタン
ク338に送られて、サブタンク338に水が一旦溜め
られるようになる。
【0029】また、サブタンク338と噴射タンク31
2の一端側の側部との間を繋ぐ送水パイプ346が、こ
れらの間に配置されており、フィルタ334、サブタン
ク338、送水パイプ346等を介して、水ボトル33
2よりポンプ336で送られた水がこの噴射タンク31
2内に満たされることになる。
【0030】この噴射タンク312の下部には、水ボト
ル332に循環パイプ348で繋がれたトレー340が
配置されており、噴射タンク312より溢れ出した水を
トレー340が集め、循環パイプ348を介して水ボト
ル332に戻すようになっている。また、この循環パイ
プ348は、サブタンク338内にまで突出して伸びた
状態でサブタンク338に接続されており、サブタンク
338内に溜まった必要以上の水を水ボトル332に、
戻すようになっている。
【0031】さらに、図6及び図8に示すように、この
噴射タンク312の底壁面として感光材料16の搬送経
路Aに対向した部分には、弾性変形可能な長方形状の薄
板状の板材(例えば板厚が60μm以下)により形成さ
れたノズル板322が設置されている。
【0032】そして、図6〜図8に示すように、このノ
ズル板322には、噴射タンク312内に満たされた水
を噴射するための複数のノズル孔324(例えば直径1
0μm〜200μm)が、一定の間隔で感光材料16の
搬送方向Aと交差する方向に沿って直線状に並べられつ
つ感光材料16の幅方向全体にわたって配置されてい
る。尚、複数のノズル孔324を、単数又は複数のノズ
ル列に並べるよう配置構成しても良い。これにより、各
ノズル孔324よりそれぞれ噴射タンク312内の水が
感光材料16側に放出可能とされている。
【0033】また、このノズル板322には、複数のノ
ズル孔324が並ぶ方向であるノズル板322の長手方
向に沿って剛性を高めるように、複数のノズル孔324
が線状に並んだ方向に沿って延びる断面台形の溝状に屈
曲形成された溝部322Aが設けられている。
【0034】さらに、噴射タンク312内に水が貯留さ
れた時の水圧によってノズル孔324よりはみ出した水
が隣り合ったノズル孔324間で繋がり、見かけ上のノ
ズル孔径が大きくなって水漏れすることを防止する為、
噴射タンク312の外側面であるノズル板322の下面
には、NiPメッキ等のはっ水処理が施されている。
【0035】また、気泡がノズル孔324の周辺に付着
するのを防止する為、噴射タンク312の内側であって
ノズル孔324の周囲のノズル板322の角部を湾曲し
た断面構造とするか、或いはこの部分に親水処理を施
す。
【0036】他方、図2及び図3に示すように、送水パ
イプ346が繋がれた部分と反対側の噴射タンク312
の上部から排気管330が伸びており、この排気管33
0が噴射タンク312の内外を連通可能としている。ま
た、この排気管330の途中にこの排気管330を開閉
する図示しないバルブが設置されていて、このバルブの
開閉動により、噴射タンク312内を外気に対して連通
及び閉鎖し得るようになっている。
【0037】線状に配列された複数のノズル孔324の
長手方向と直交する方向に位置するノズル板322の端
部であるノズル板322の両端側部は、図6に示すよう
に、変位伝達部材である一対のてこ板320にそれぞれ
接着剤等で接着されて接続されており、これによってノ
ズル板322と一対のてこ板320とが連結されてい
る。これら一対のてこ板320は、それぞれ噴射タンク
312の一対の側壁312A間を繋ぐ側壁である支持部
312Bを介して、これら一対の側壁312Aにそれぞ
れ固定されている。
【0038】一方、相互に当接して噴射タンク312の
頂面を形成する一対の頂壁312Cの一部は、噴射タン
ク312の外側にまで突出しており、この突出した頂壁
312Cの下側には、伸縮駆動するアクチュエータとな
る複数の圧電素子326(本実施の形態上では、片側に
2本づつ)が接着されて配置されている。この圧電素子
326の下面には、てこ板320の外端側が接着され
て、圧電素子326とてこ板320とが連結されてい
る。すなわち、圧電素子326は、頂壁312Cとてこ
板320との間に橋渡すように架設されている。
【0039】従って、これら圧電素子326、てこ板3
20及び支持部312Bにより、てこ機構が構成される
ことになり、圧電素子326によっててこ板320の外
端側が動かされると、てこ板320が支持部312B廻
りに揺動され、この動きと逆方向にてこ板320の内端
側が動くことになる。尚、この圧電素子326は、積層
された例えば圧電セラミックスで形成されていて、圧電
素子326の軸方向の変位が大きくされたものであり、
コントローラにより電圧の印加のタイミングが制御され
る電源(それぞれ図示せず)に、接続されている。そし
て、前述の排気管330の開閉用のバルブも、このコン
トローラに接続されていて、このコントローラがバルブ
の開閉動も制御することになる。
【0040】他方、これらてこ板320、側壁312
A、支持部312B及び頂壁312Cは、一体的に形成
されたフレーム314の一部をそれぞれ形成しており、
図6に示すように、このフレーム314が一対重ね合わ
されて図示しないボルトで締結されることにより、一対
のてこ板320、一対の側壁312A、一対の頂壁31
2C及び一対の支持部312Bが、それぞれ相互に対向
して配置された状態で、噴射タンク312の外枠を形成
することになる。
【0041】尚、このフレーム314は、アルミニウ
ム、真鍮、マグネシウム等の金属材料により形成され
る。また、てこ板320及び支持部312B等の具体的
な寸法は、図4に示すように、てこ板320の厚さDが
2〜8mm、支持部312Bの幅であるヒンジ厚さtが
0.2〜1mm、支持部312Bの高さであるヒンジ高
さHが0.6〜3mmとされる。
【0042】すなわち、てこ板320自体は剛体として
一体的に揺動されるように剛性が高いことが要求され、
厚さDを2〜8mmとした。さらに、支持部312Bの
ヒンジ厚さtが必要以上に薄いと、加工が困難となると
共に破損し易くなり、ヒンジ厚さtが必要以上に厚い
と、てこ板320が動き難くなくなり、また、ヒンジ高
さHが高すぎると、支持部312Bが倒れ易くなるが、
上記の範囲であれば以上のような問題を生じないように
なる。
【0043】さらに、てこ板320及び支持部312B
を上述の如き寸法に形成することによって、圧電素子3
26の変位量に対するノズル孔324周辺のノズル板3
22の変位量であるてこ機構の拡大率を、1倍〜20倍
の範囲とすることが可能となる。
【0044】また、図3、及び図8に示すように、ノズ
ル孔324の列の長手方向に位置するノズル板322の
端部であるノズル板322の両端と、一対のフレーム3
14の端部とで、区画された部分には、薄肉の封止板3
28が一対のフレーム314に接着された状態で配置さ
れている。
【0045】さらに、この封止板328の内側には、ノ
ズル板322の左右端及び一対のフレーム314の端部
と、この封止板328との間の隙間を埋めて、これらの
間から水が漏れないようにする為、例えばシリコンゴム
系の接着剤である弾性接着剤が、充填されている。従っ
て、ノズル板322の両端の動きを阻害せずに、噴射タ
ンク312の隙間が弾性接着剤により封止されることに
なる。尚、薄肉の封止板328を用いず噴射タンク31
2の両端を弾性接着剤で蓋を構成することにより封止す
るようにしても良い。
【0046】以上より、圧電素子326に電源より通電
されると、図7に示すように、圧電素子326が伸びて
てこ板320を支持部312B廻りに回動される。これ
に伴って、この圧電素子326がノズル板322の中央
部を矢印B方向に沿って上昇させるように、ノズル板3
22を変形させつつ変位させる。そして、このノズル板
322の変形に伴って、噴射タンク312内の水の圧力
が高まり、ノズル孔324から少量の水である水滴Lが
一括してそれぞれ線状に噴射されることになる。
【0047】さらに、圧電素子326に繰り返して通電
し、繰り返して圧電素子326を伸ばすことで、ノズル
孔324より連続して水滴Lを噴射することが可能とな
る。
【0048】次に、本実施の形態の液体噴射装置におけ
る気泡検出手段と、その制御方法について説明する。こ
の液体噴射装置508では、画像形成装置の使用時に、
その噴射タンク312内に水を充填し、使用終了後噴射
タンク312内の水を抜き取って不使用の間待機する。
【0049】このため、使用開始時に噴射タンク312
内に水を充填するが、この際に、噴射タンク312内に
気泡が残留すると、液体噴射装置の圧電素子326を駆
動してノズル板322を変形させることにより、噴射タ
ンク312内の体積を微量縮小し、水をノズル324か
ら押し出そうとしても、噴射タンク312内の残留した
気泡が潰れて、このノズル板322の変形による体積の
微量の縮小分を吸収してしまうので、ノズル孔324か
ら適切に水滴が噴射されなくなり液体噴射装置の霧化作
用が不安定で、不均一になることがある。これを防止す
るために、液体噴射装置の噴射タンク312内に気泡が
残留しているか否かを検出する気泡検出手段を設け、気
泡が残留しているときには、気泡残留防止制御手段によ
って噴射タンク312内の水を抜き、再充填することで
気泡の残留を防止する。この気泡検出手段として、例え
ば、図3に示すように封止板328が透明材料製の透明
部材、例えばガラス板、透明プラスチック板、透明アク
リル板等で形成され、この封止板328を透過して噴射
タンク312内部をその側面端部の開口から長手方向に
見通すようにして監視する図示しないCCDカメラ等の
監視カメラが配置されている。
【0050】そして、噴射タンク312内へ水を充填直
後に、監視カメラで噴射タンク312の内部を撮影し、
その画像をマイクロコンピュータ等の処理装置に取り込
み、画像処理し、気泡の有無を検出し、気泡の有無の検
出結果を液体噴射装置の制御用コントローラの一部であ
る気泡残留防止制御手段に伝達するよう構成されてい
る。
【0051】また、気泡検出手段は、水を充填した噴射
タンク312内に気泡が残留しているか否かを検出可能
な手段であればどのように構成しても良く、例えば図4
に示すように構成しても良い。この図4に示す噴射タン
ク312では、一対の頂壁312Cの間の部分における
噴射タンク312の外側面から水を入れる内側面へかけ
て透明に構成されている。すなわち、一対の頂壁312
Cの間にガラス、アクリル等のプラスチック製の矩形柱
状に形成した透明部材312Dが、ノズル板322のノ
ズル孔324が並ぶ溝部322Aに沿って伸びるよう対
応されて、一体的に配設されている。
【0052】そして、図示しない監視カメラを透明部材
312Dの一方の端から他方の端まで長手方向に移動さ
せながら、噴射タンク312の水を充填した内部を走査
するよう撮影し、その画像を処理装置に取り込み、これ
を画像処理し、気泡の有無を漏れなく詳細に検出可能に
しても良い。
【0053】気泡検出手段は、上述の如く構成するばか
りでなく以下のように構成しても良い。
【0054】第1に、図10 に示す噴射タンク312で
は、その水を貯留する空間350内における一方の封止
板328に設けた送水パイプ346側の空間350の内
壁に面した所定部位に、噴射タンク312の空間350
内に充填した水を加圧する加圧アクチュエータ352が
設けられている。さらに、他方の封止板328に設けた
排気管330側の空間350の内壁に面した所定部位に
は、圧力センサ354が設けられている。そして、加圧
アクチュエータ352で噴射タンク312の空間350
内に充填されている水を加圧したときの圧力センサ35
4の圧力変化(気泡Fがあると圧力が低下する)を検出
することによって気泡Fの有無を検出する手段が構成さ
れている。または、加圧アクチュエータ352で空間3
50内の水を加圧したときの圧力の伝播速度の変化を圧
力センサ354で検出することによって気泡Fの有無を
検出する手段が構成されている。
【0055】第2に、図11に示す噴射タンク312で
は、その水を貯留する空間350の長手方向中央部に、
空間350の内壁に面して圧力センサ356が設けられ
ている。そして、液体噴射装置のノズル板322を駆動
して噴射タンク312の空間350内に充填された水を
加圧し、この噴射タンク312の水を貯留する空間35
0内の壁面に取り付けられた圧力センサの圧力変化を検
出し、気泡Fの有無を検出する手段を構成する。または
ノズル板322を駆動したときの圧力の伝播速度変化を
検出し、気泡Fの有無を検出する手段を構成する。
【0056】第3に、図12に示す噴射タンク312で
は、その長手方向両端に配置された各封止板328を透
明部材で構成し、その一方の封止板328側に発光装置
358を配置し、その他方の封止板328側に受光装置
360を配置し、発光装置358で発射されたレーザ光
等の光が噴射タンク312の空間350内を隈なく走査
され、このレーザ光等の光が受光装置360に入射した
ときの光量が検出されるように構成されている。そし
て、噴射タンク312の空間350内に充填された水を
発光装置358で発射されたレーザ光等の光が透過する
際に、気泡Fがあると光路が遮ぎられて受光装置360
での受光量が減少するよう変化することを利用して気泡
Fの有無を検出する手段が構成されている。
【0057】第4に、図13に示す噴射タンク312で
は、その水を貯留する空間350内における送水パイプ
346側の空間350の内壁に面した所定部に、噴射タ
ンク312の空間350内に充填した水中に超音波パル
スを発射する送波器362が設けられている。さらに、
この噴射タンク312では、その空間350内における
排気管330側の空間350の内壁に面した所定部位
に、超音波パルスを受信する受波器364が設けられて
いる。そして、この送波器362から噴射タンク312
に充填された水中へ向け超音波パルスを発射し、受波器
364で受信したパルス波を増幅回路366へ送って増
幅した後、波形整形回路368へ送ってこの波形整形回
路368でトリガーパルスを発生させ、このトリガーパ
ルスによって送波器362を駆動し超音波パルスを発射
する。この動作を繰り返すことによって、パルス間隔が
伝播時間となるので、この伝播時間の変化にて気泡Fの
有無を検出する手段が構成されている。
【0058】第5に、図示しないが液体噴射装置を駆動
して噴射タンク312に充填した水を感光材料16以外
へ噴射する、いわゆる空打ちを行って、ノズル孔324
からの水の噴射量、又は状態を測定し、気泡Fの有無を
検出する手段を構成しても良い。
【0059】上述のような気泡検出手段の検出結果に基
づいて気泡残留防止制御手段の制御動作が実行される。
この気泡残留防止制御手段は、画像記録装置のマイクロ
コンピュータ等により、図5に例示するフローチャート
に示す手順に従って制御動作を行うよう構成されてい
る。
【0060】次に、この制御動作をフローチャートに従
って説明する。ステップ600で、画像形成装置におけ
る液体噴射装置の始動スイッチがONとされるまで待機
し、この始動スイッチがONとされると、ステップ60
1へ進む。ステップ601では、噴射タンク312内へ
水を充填する動作を実行し、次のステップ602で給水
が完了したと判断されるまで給水する。このステップ6
02で給水が完了したと判断されると、次のステップ6
03で気泡検出手段が作動され、この検出結果により次
のステップ604で噴射タンク312内に気泡が無いと
判断されると、次のステップ605で液体噴射装置が駆
動され、ステップ606で感光材料16に対し水を噴射
し、塗布動作完了と判断されるまで液体噴射装置から水
が噴射される。ステップ606で水の塗布動作完了と判
断されると、ステップ607へ進み、噴射タンク312
内から水が排水されステップ608へ進む。
【0061】また、ステップ604で噴射タンク312
内に気泡が有ると判断されると、ステップ607へ進
み、噴射タンク312から排水されステップ608へ進
む。
【0062】このステップ608では、液体噴射装置の
動作が完了したか否かを判断し、動作完了と判断される
と液体噴射装置の始動スイッチがOFFとされ、この制
御動作を終了し、動作が完了していないと判断される
と、ステップ601へ戻るよう制御される。
【0063】上述のように、この気泡残留防止制御手段
では、噴射タンク312内へ給水した後気泡検出手段に
よって気泡が検出されると、噴射タンク312内の水を
排水することによって残留気泡を流し出し、再び充填す
るという動作が気泡の残留がなくなるまで行われる。よ
って、噴射タンク312内から気泡を駆逐し、霧化不良
を生ずることなく、感光材料16へ適正に水を塗布する
ことができる。
【0064】尚、この気泡残留防止制御手段は、マイク
ロコンピュータで全ての動作を制御する構成の他に、気
泡検出手段で気泡を検出した信号によつて別に構成した
警報装置を作動し使用者に知らせ、使用者が手動で噴射
タンク312の排水、及び再給水を行うよう構成しても
良い。また、気泡残留防止制御手段は、噴射タンク31
2の排液、及び再給液により残留気泡を排除する手段に
限定されるものではなく、例えば、噴射タンクの本体を
傾けて残留気泡を排除する手段、噴射タンク内に充填さ
れた液体を減圧して残留気泡を排除する手段、噴射タン
ク内に充填された液体を攪拌して残留気泡を排除する手
段等の制御動作を自動的に行わせることにより、噴射タ
ンク内から気泡を駆逐するように構成しても良いこと
は、勿論である。
【0065】一方、図1に示すように、機台12内の左
上端部には受像材料108を収納する受材マガジン10
6が配置されている。この受像材料108の画像形成面
には媒染剤を有する色素固定材料が塗布されており、受
材マガジン106から引き出された受像材料108の画
像形成面が下方へ向くように受像材料108が受材マガ
ジン106にロール状に巻き取られている。
【0066】受材マガジン106の受像材料取出し口の
近傍には、ニップローラ110が配置されており、ニッ
プローラ110が受像材料108をニップして受材マガ
ジン106から受像材料108を引き出すと共にそのニ
ップを解除することができる。
【0067】ニップローラ110の側方にはカッタ11
2が配置されている。カッタ112は前述の感光材料用
のカッタ20と同様に、例えば固定刃と移動刃から成る
ロータリータイプのカッタとされており、移動刃を回転
カム等によって上下に移動させて固定刃と噛み合わせる
ことにより、受材マガジン106から引き出された受像
材料108を感光材料16よりも短い長さに切断できる
ようになっている。
【0068】カッタ112の側方には、搬送ローラ13
2、134、136、138及び図示しないガイド板が
配置されており、所定長さに切断された受像材料108
を熱現像転写部120側に搬送できるようになってい
る。
【0069】図1及び図9に示す如く、熱現像転写部1
20は、それぞれ複数の巻き掛けローラ140に巻き掛
けられて、それぞれ上下方向を長手方向としたループ状
にされた一対の無端ベルト122、124を有してい
る。従って、これらの巻き掛けローラ140のいずれか
が駆動回転されると、これらの巻き掛けローラ140に
巻き掛けられた一対の無端ベルト122、124がそれ
ぞれ回転される。
【0070】これら一対の無端ベルト122、124の
内の図上、右側の無端ベルト122のループ内には、上
下方向を長手方向とした平板状に形成された加熱板12
6が、無端ベルト122の左側の内周部分に対向しつつ
配置されている。この加熱板126の内部には、図示し
ない線状のヒータが配置されており、このヒータによっ
て加熱板126の表面を昇温して所定の温度に加熱でき
るようになっている。
【0071】従って、感光材料16は、搬送経路の最後
の搬送ローラ34により熱現像転写部120の一対の無
端ベルト122、124間に送り込まれる。また、受像
材料108は感光材料16の搬送に同期して搬送され、
感光材料16が所定長さ先行した状態で、搬送経路の最
後の搬送ローラ138により熱現像転写部120の一対
の無端ベルト122、124間に送り込まれて、感光材
料16に重ね合わせられる。
【0072】この場合、受像材料108は感光材料16
よりも幅方向寸法および長手方向寸法がいずれも小さい
寸法となっているため、感光材料16の周辺部は四辺と
も受像材料108の周辺部から突出した状態で重ね合わ
せられることになる。
【0073】以上より、一対の無端ベルト122、12
4によって重ね合わされた感光材料16及び受像材料1
08は、重ね合わせられた状態のままで一対の無端ベル
ト122、124によって挟持搬送されるようになる。
さらに、重ね合わされた感光材料16と受像材料108
が、一対の無端ベルト122、124間に完全に収まっ
た時点で、一対の無端ベルト122、124は回転を一
旦停止し、挟持した感光材料16と受像材料108を加
熱板126で加熱する。感光材料16は、この挟持搬送
時及び停止時において無端ベルト122を介して加熱板
126により加熱されることとなり、加熱に伴って、可
動性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材料108
の色素固定層に転写されて、受像材料108に画像が得
られることになる。
【0074】さらに、一対の無端ベルト122、124
に対して材料供給方向下流側には、剥離爪128が配置
されており、この剥離爪128が一対の無端ベルト12
2、124間で挟持搬送される感光材料16と受像材料
108のうち、感光材料16の先端部のみに係合し、一
対の無端ベルト122、124間より突出したこの感光
材料16の先端部を受像材料108から剥離させること
ができる。
【0075】剥離爪128の左方には感材排出ローラ1
48が配置されており、剥離爪128に案内されながら
左方へ移動される感光材料16を、更に廃棄感光材料収
容部150側へ搬送し得るようになっている。
【0076】この廃棄感光材料収容部150は、感光材
料16が巻き付けられるドラム152及び、このドラム
152に一部が巻き掛けられているベルト154を有し
ている。さらに、このベルト154は複数のローラ15
6に巻き掛けられており、これらローラ156の回転に
よって、ベルト154が廻され、これに伴ってドラム1
52が回転するようになっている。
【0077】従って、ローラ156の回転によりベルト
154が廻された状態で、感光材料16が送り込まれる
と、感光材料16がドラム152の周りに集積できるよ
うになっている。
【0078】他方、図1上、一対の無端ベルト122、
124の下方から下流側に向かって受像材料108を搬
送し得るように受材排出ローラ162、164、16
6、168、170が順に配置されており、一対の無端
ベルト122、124から排出された受像材料108
は、これら受材排出ローラ162、164、166、1
68、170によって搬送されて、トレイ172へ排出
されることになる。
【0079】次に本実施の形態の作用を説明する。上記
構成の画像記録装置10では、感材マガジン14がセッ
トされた後には、ニップローラ18が作動され、感光材
料16がニップローラ18によって引き出される。感光
材料16が所定長さ引き出されると、カッタ20が作動
して、感光材料16が所定長さに切断されると共に、そ
の感光(露光)面を左方へ向けた状態で露光部22へ搬
送される。そして、この感光材料16の露光部22の通
過と同時に露光装置38が作動し、露光部22に位置す
る感光材料16へ画像が走査露光される。
【0080】露光が終了すると、露光後の感光材料16
は、水塗布部50に送られる。水塗布部50では、搬送
された感光材料16が、搬送ローラ32の駆動によって
図8に示すように、噴射タンク312側へ送り込まれ
る。
【0081】そして、搬送経路Aに沿って搬送される感
光材料16は、噴射タンク312よりの噴射により水が
付着されるが、この際の動作、作用を以下に説明する。
【0082】この動作は、コントローラによって、前述
した気泡検出手段を用いた気泡残留防止制御により行わ
れるもので、噴射タンク312より水を噴射するための
前提の動作として、コントローラによって排気管330
のバルブを閉じた状態とする。この状態で水を霧化しつ
つ噴射する際には、コントローラに制御された電源より
の通電により圧電素子326に電圧を印加して、全ての
圧電素子326を同時に伸ばすように変形させる。
【0083】複数の圧電素子326が同時に伸びるよう
に伸縮すると、一対のてこ板320が支持部312B廻
りにそれぞれ揺動されるのに伴って、一対のてこ板32
0に挟まれて位置するノズル板322のノズル孔324
の周辺部分が搬送経路A上の感光材料16に向かう方向
に沿って往復動され、噴射タンク312内の水をこのノ
ズル板322が加圧する。
【0084】以上より、圧電素子326の動作に伴っ
て、噴射タンク312に充填された水が複数のノズル孔
324から噴出する。この結果、噴射タンク312に充
填された水を図7に示すように、ノズル孔324から霧
化しつつ噴出させて、搬送中の感光材料16上に付着さ
せることができる。
【0085】このとき、圧電素子326の動作に伴っ
て、複数のノズル孔324が線状に並んだ方向に沿って
延びる支持部312B廻りにてこ板320が揺動される
とともに、てこ板320の変位が剛性調整手段311、
及びノズル板322の両端近くにそれぞれ圧電素子32
6を配置した構成で調整されるので、ノズル板322の
複数のノズル孔324が設けられた部分全体が略均一に
変位する。
【0086】この為、直線状に配列された複数のノズル
孔324の長手方向に沿ってノズル孔324を一括して
略同一の変位量で安定して変位させることができ、噴射
タンク312に充填された水が複数のノズル孔324か
ら略均一に噴出される。従って、ノズル板322を噴射
タンク312の底壁面としたことと相まって、より一層
感光材料16上に水が付着されない部分が生じ難くな
る。
【0087】一方、ノズル板322は薄板状の板材によ
り構成され、このノズル板322には、複数のノズル孔
324が線状に並んだ方向に沿って延びる溝部322A
が、屈曲して形成されている。
【0088】従って、ノズル板322が溝部322Aを
有した薄板状の板材により構成されるので、溝部322
Aにより複数のノズル孔324が線状に並んだ方向のノ
ズル板322の剛性を維持しつつ、ノズル板322の低
剛性化が図られてノズル孔324として必要な振幅が確
保される。この為、塗布装置310の霧化動作が安定化
して、噴射タンク312に充填された水が複数のノズル
孔324から確実に噴出されるようになる。
【0089】さらに、ノズル板322が薄板状の板材に
より構成されるので、塗布装置310の製造に際して、
小さいノズル孔324をノズル板322に均一の大きさ
で容易に設けることができる。
【0090】他方、噴射タンク312がノズル孔324
を有し、このノズル孔324から水を噴射させるので、
水が溜められた槽内に感光材料等を漬けて塗布する塗布
装置と比較して、必要最小限の水を塗布することが可能
となるから、短時間で感光材料等を乾燥できるようにな
る。また、噴射タンク312が感光材料16の幅方向全
体にわたって配置される複数のノズル孔324を有し、
圧電素子326による一度の変位により、これらのノズ
ル孔324から水が同時に噴射されるので、一度の噴射
で、感光材料16の幅方向全体にわたって広範囲に水を
塗布することができる。この為、ノズル板322を二次
元平面上で走査する必要が無くなると共に、短時間で大
面積の塗布が可能となって、塗布時間を短縮することが
可能になる。
【0091】一方、ノズル板322には、単にノズル孔
324を複数形成するだけでよいので、集積化技術が不
要となり、低コストで塗布装置310の製造が可能とな
る。
【0092】さらに、感光材料16の搬送速度と相まっ
て、任意のタイミングで多数回ノズル孔324より水を
噴射することにより、感光材料16の全面にわたって水
が塗布される。そして、ノズル板322のノズル孔32
4から水が噴射されると、噴射タンク312内の水が順
次減少するものの、サブタンク338が水を供給して噴
射タンク312内の水位を一定にする機能を有している
ので、サブタンク338側より水が供給されて、霧化中
の噴射タンク312内の水圧を一定値に保つことが可能
となり、連続的な水の噴射が確保される。
【0093】この後、水塗布部50において画像形成用
溶媒としての水が塗布された感光材料16は、搬送ロー
ラ34によって熱現像転写部120の一対の無端ベルト
122、124間へ送り込まれる。
【0094】他方、感光材料16へ走査露光されるに伴
って、受像材料108も受材マガジン106からニップ
ローラ110によって引き出されて搬送される。受像材
料108が所定長さ引き出されると、カッタ112が作
動して受像材料108が所定長さに切断される。
【0095】カッタ112の作動後は、切断された受像
材料108がガイド板によって案内されながら搬送ロー
ラ132、134、136、138によって搬送され
る。受像材料108の先端部が搬送ローラ138によっ
て挟持されると、受像材料108は熱現像転写部120
の直前で待機状態となる。
【0096】そして、前述のように感光材料16が搬送
ローラ34によって一対の無端ベルト122、124間
へ送り込まれるのに伴って、受像材料108の搬送が再
開されて、一対の無端ベルト122、124間へ受像材
料108が感光材料16と一体的に送り込まれる。
【0097】この結果、感光材料16と受像材料108
が重ねられ、感光材料16と受像材料108とが加熱板
126により加熱されつつ挟持搬送されて、熱現像転写
を行って画像を受像材料108に形成する。
【0098】さらに、一対の無端ベルト122、124
からこれらが排出されると、受像材料108よりも所定
長さ先行して搬送される感光材料16の先端部に剥離爪
128が係合し、感光材料16の先端部を受像材料10
8から剥離する。この感光材料16は、さらに感材排出
ローラ148によって搬送され、廃棄感光材料収容部1
50内に集積される。この際、感光材料16はすぐに乾
燥するので、感光材料16を乾燥させる為に、ヒータ類
をさらに設ける必要がなくなる。
【0099】一方、感光材料16と分離された受像材料
108は、受材排出ローラ162、164、166、1
68、170によって搬送され、トレイ172へ排出さ
れる。
【0100】そして、複数枚の画像記録処理を実施する
場合には、以上の工程が順次連続して行なわれる。
【0101】このように、一対の無端ベルト122、1
24に挟まれて熱現像転写処理されて所定の画像が形成
(記録)された受像材料108は、一対の無端ベルト1
22、124から排出された後に、複数の受材排出ロー
ラ162、164、166、168、170によって挟
持搬送されて装置外へ取り出される。
【0102】さらに、上記の実施の形態においては、ノ
ズル列を搬送方向に対して直角に配置したが、直角に限
定する必要はなく、搬送方向に対して斜めに配置しても
良い。
【0103】また、上記実施の形態においては、画像記
録材料として感光材料16と受像材料108とを用い、
露光後の感光材料16に塗布装置310の噴射タンク3
12により水を塗布して、感光材料16と受像材料10
8とを重ね合わせて熱現像転写させる構成としたが、こ
れに限らず、受像材料108に水を噴射して塗布しても
良い。
【0104】さらに、これらの材料に限らず他のシート
状あるいはロール状の画像記録材料であっても適用可能
であり、画像形成用溶媒を水以外の材料としても良い。
また、現像機における印画紙への現像液の塗布、印刷機
の浸し水の塗布、塗工機等へ応用することとしても良
い。
【0105】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る液体噴射
装置によれば、ノズル板を設けた液槽内へ液体を充填す
る際に、液槽内部に気泡が残留しないようにして霧化不
良を防止し、適切に液体を噴射させることができるとい
う優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置を備え
た画像記録装置の概略全体構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置を用い
た塗布装置の概略全体構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置を取り
出して示す拡大斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置の他の
構成例を示す拡大斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置を備え
た画像記録装置における、コントローラの制御動作を示
すフローチャトである。
【図6】図3のVI−VI線による断面図である。
【図7】図3のVI−VI線による液体噴射時の断面図
である。
【図8】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置で、搬
送される感光材料に液体を噴射する状態を示す底面図で
ある。
【図9】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置を備え
た画像記録装置における熱現像転写部の拡大図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置にお
ける気泡検出手段の第1の構成例を断面で示す概略説明
図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置にお
ける気泡検出手段の第2の構成例を断面で示す概略説明
図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置にお
ける気泡検出手段の第3の構成例を断面で示す概略説明
図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置にお
ける気泡検出手段の第4の構成例を断面で示す概略説明
図である。
【図14】従来の液体噴射装置を備えた画像記録装置に
おける処理プロセスを例示する説明図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置 16 感光材料(画像記録材料) 62 水塗布部 310 塗布装置 311 剛性調整手段 312 噴射タンク 312B 支持部 312D 透明部材(気泡検出手段) 320 てこ板(変位伝達部材) 322 ノズル板 322A 溝部 324 ノズル孔 326 圧電素子 328 封止板(気泡検出手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を貯留する噴射タンクの壁面の一部
    に、液体を噴射する複数のノズル孔により構成されるノ
    ズル列を配設したノズル板を、往復動作させることによ
    り、前記噴射タンク内の前記液体を加圧して前記液体を
    前記複数のノズル孔より噴出させる液体噴射装置におい
    て、 前記噴射タンク内に液体が充填された際、前記噴射タン
    ク内に気泡が残留しているか否かを検出する気泡検出手
    段を設けたことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 【請求項2】 液体を貯留する噴射タンクの壁面の一部
    に、液体を噴射する複数のノズル孔により構成されるノ
    ズル列を配設したノズル板を、往復動作させることによ
    り、前記噴射タンク内の前記液体を加圧して前記液体を
    前記複数のノズル孔より噴出させる液体噴射装置におい
    て、 前記噴射タンク内に液体が充填された際、前記噴射タン
    ク内に気泡が残留しているか否かを検出する気泡検出手
    段と、 前記気泡検出手段で気泡が残留していることを検出した
    信号を受けたとき、残留した気泡を排出する気泡残留防
    止制御手段と、 を有することを特徴とする液体噴射装置。
  3. 【請求項3】 液体を貯留する噴射タンクの壁面の一部
    に、液体を噴射する複数のノズル孔により構成されるノ
    ズル列を配設したノズル板を、往復動作させることによ
    り、前記噴射タンク内の前記液体を加圧して前記液体を
    前記複数のノズル孔より噴出させる液体噴射装置におい
    て、 前記噴射タンク内に液体が充填された際、前記噴射タン
    ク内に気泡が残留しているか否かを検出する気泡検出手
    段と、 前記気泡検出手段で気泡が残留していることを検出した
    信号を受けたとき、前記噴射タンク内に充填されている
    液体を排出し、再度液体を充填する制御動作を行う気泡
    残留防止制御手段と、 を有することを特徴とする液体噴射装置。
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