JP2001162200A - 液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射装置

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JP2001162200A
JP2001162200A JP35200499A JP35200499A JP2001162200A JP 2001162200 A JP2001162200 A JP 2001162200A JP 35200499 A JP35200499 A JP 35200499A JP 35200499 A JP35200499 A JP 35200499A JP 2001162200 A JP2001162200 A JP 2001162200A
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JP
Japan
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liquid
storage chamber
driving member
photosensitive material
liquid storage
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JP35200499A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Takatsuka
務 高塚
Kazuo Sanada
和男 眞田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光材料等の表面に少量の液体を薄く均一に
塗布可能とする。 【解決手段】 ノズル孔512を有する液室部514を
設けた噴射構造部材502と駆動部材506とを合わせ
て液貯留室522を構成し、駆動部材506をアクチェ
ータ504で直結して指示させ、アクチェータ504に
より駆動部材506を高い周波数で直接駆動する。これ
により液貯留室522内の液体を霧化粒径を小さくし、
液滴の噴射間隔を狭め、少量の液体を薄く均一に塗布可
能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、感光材料及び受
像材料といった画像記録材料等の表面に均等に液体であ
る画像形成用溶媒を噴射し得る液体噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザー露光熱現像転写方式
(銀塩写真方式)の画像形成装置が用いられている。こ
のような画像形成装置では、次のような処理工程により
出力プリントを得ている。
【0003】初めに、露光処理工程では、画像データの
入力信号をCPUで画像処理し、この画像処理信号を半
導体ユニットへ送る。
【0004】この半導体ユニットでは、ドナーロールか
ら所定長さ引き出されて切断された感光材料としてのド
ナー片の露光面上に、レーザー(LD)光源を用いて3
色同時露光処理を行う。この露光処理によりドナー片中
のハロゲン化銀が光源に反応し、潜像が形成され、次の
水塗布工程へ送られる。
【0005】この水塗布工程では、液体噴射装置により
所定少量の水を均一に、感光材料としてのドナー片の面
上へ塗布し、次の熱現像、及び色像転写工程へと送る。
【0006】この熱現像、及び色像転写工程では、受像
紙ロールから所定長さ引き出され切断されて用意された
受像紙片(OHPフィルム等の感光材料でも良い)に、
水を塗布したドナー片を重ねて貼り合わせた状態で、加
熱装置で加熱する。これにより、ドナー片側で現像が進
行するとともに、ドナー片の色素は受像紙片へ移り、定
着されて、ドナー片の画像が受像紙片へ転写される。こ
の転写作業が完了した後、貼り合わされたドナー片と、
受像紙片とは、剥離工程へ送られる。
【0007】この剥離工程では、使用済みドナー片と、
画像が転写された受像紙片とが剥離され、ドナー片は破
棄され、受像紙片は高画質なカラープリントとして完成
され、送り出される。
【0008】従来、このような画像形成装置においてド
ナー片の表面上に少量の水を均一に塗布するための液体
噴射装置として、小型の水槽の底部に多数の小さなノズ
ル孔を穿孔したノズル板を配置し、このノズル板に駆動
機構部を装着し、この駆動機構部を駆動してノズル板を
振動させて水槽内を加圧することにより、そのノズル孔
から水滴を噴出させるものが提案されている。
【0009】この液体噴射装置に用いられる駆動機構部
は、交流電圧が印加されて振動動作を行う圧電素子を用
いて構成した小柱状のアクチェータを用いる。また駆動
機構部には、アクチェータの振動動作を拡大してノズル
板を大きく変位させるように伝達するため、水槽の容器
としての周壁を弾性変形可能な薄壁に形成して支点と
し、ノズル板を取り付けた底面部分におけるアクチェー
タが取付られた支点に近い部分を力点とし、ノズル板の
ノズル孔部分を支点から遠くして大きく変位されるよう
にした作用点側とするよう構成されたてこ構造が設けら
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来提案
されている液体噴射装置では、駆動機構部のてこ構造が
水槽の容器の一部としての使用に耐え得るようにする
為、支点となる薄壁の強度を高くし頑丈に構成せねばな
らない。
【0011】このような駆動機構部のてこ構造では、支
点となる薄壁を硬くすると、アクチェータを駆動させる
交流電圧の周波数を上げていってもてこ構造を介して連
動されるノズル板の振動数を上げることができなくなる
限界値が比較的低くなる。
【0012】従ってノズル板の振動数を上げることによ
り、液体噴射装置で噴射される液体の霧化粒径を小さく
すると共に液滴の噴射間隔を狭めることに限界がある。
【0013】このため、液体噴射装置で感光材料の表面
に少量の液体を薄くムラなく均一に塗布させるのが困難
であった。
【0014】本発明は、上記事実を考慮し、噴射される
液体の霧化粒径を小さくすると共に液滴の噴射間隔を狭
めて、画像記録材料等の表面に少量の液体を薄くムラな
く均一に塗布できるようにした液体噴射装置を新たに提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
液体噴射装置は、ハウジングに配置された噴射構造部材
と、噴射構造部材に形成された、液体を噴射するノズル
孔を有する液室部と、液室部と相俟って液体を貯留する
液貯留室を構成するよう、噴射構造部材に取付られた駆
動部材と、ハウジングに一端部を固定され、他端部を駆
動部材に直結して配置され、伸縮駆動されて駆動部材を
振動動作させることにより液貯留室内の液体を振動加圧
してノズル孔から液滴を噴射させるアクチェータと、を
有することを特徴とする。
【0016】上述のように構成することにより、アクチ
ェータを高い周波数で振動動作させると、駆動部材はア
クチェータの動作に良く追従して高い周波数で振動され
る。よって液貯留室内の液体を、駆動部材によって高い
周波数で振動加圧することによりノズル孔から噴射され
る液体の霧化粒径を小さくすることができる。これと共
にノズル孔から噴射される液滴の噴射間隔を狭めること
ができる。これにより、画像記録材料等の表面に小さい
霧化粒径の液体を塗布する動作を高速で行い、小さい霧
化粒径の液体を高い集合密度で塗布できるから、少量の
液体を薄くムラなく均一に塗布できる。
【0017】本発明の請求項2に記載の液体噴射装置
は、ハウジングに配置された噴射構造部材と、噴射構造
部材に、液体を噴射するノズル孔を有する凹状に形成さ
れた液室部と、噴射構造部材に対し弾性層部を介して弾
性的に振動動作可能に取付られる駆動部材と、駆動部材
に凹状に形成されると共に、液室部と相俟って滑らかに
連続して大きく湾曲したループの断面形状にされた液体
を貯留する液貯留室を構成する加振液室部と、ハウジン
グに一端部を固定され、他端部を駆動部材に直結して配
置され、伸縮駆動されて駆動部材を直接振動動作させる
ことにより液貯留室内の液体を振動加圧してノズル孔か
ら液滴を噴射させるアクチェータと、を有することを特
徴とする。
【0018】上述のように構成することにより、液貯留
室内に鋭角な角や段部、若しくは細溝によって気泡が付
着される虞を無くし、液貯留室内に付着した気泡によっ
て駆動部材で振動加圧した際に圧力損失を起こすことを
防止できる。さらに、駆動部材に所要の凹状に形成され
た加振液室部の内壁で液貯留室内の液体を振動加圧する
ことにより振動の波の圧力をノズル孔の所に集中させる
構成を採り得る。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の液体噴射装置において、液貯留室の長手方
向両端部に給廃液管を装着し、液貯留室内と給廃液管の
孔とが直線的に連なると共に、液貯留室の内壁と給廃液
管の孔とが滑らかに接続するよう構成したことを特徴と
する。
【0020】上述のように構成することにより、これら
の給廃液管を通じて液体を液貯留室内に充填し又は廃液
する際に、液体が整流の状態に近い状態で乱流を作らな
いように流れさせ、液貯留室内に液体が流入するとき気
泡を作ったり、液体が流出する際に気泡を残すことを防
止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図7には、本発明の実施の形態に
係る液体噴射装置を備えた画像形成装置である画像記録
装置10の概略全体構成が示されている。
【0022】この図7に示される画像記録装置10の機
台12内には、感光材料16を収納する感材マガジン1
4が配置されており、感材マガジン14から引き出され
たこの感光材料16の感光(露光)面が図7に向って左
方へ向くように感光材料16が感材マガジン14にロー
ル状に巻き取られている。
【0023】感材マガジン14の感光材料取出し口の近
傍には、ニップローラ18およびカッタ20が配置され
ており、感材マガジン14から感光材料16を所定長さ
引き出した後に切断することができる。カッタ20は、
例えば固定刃と移動刃から成るロータリータイプのカッ
タとされており、移動刃を回転カム等によって上下に移
動させて固定刃と噛み合わせ感光材料16を切断するこ
とができる。
【0024】カッタ20に対して感光材料16の搬送方
向下流側には、複数の搬送ローラ24、26、28、3
0、32、34が順に配置されており、各搬送ローラの
間には図示しないガイド板が配設されている。所定長さ
に切断された感光材料16は、まず搬送ローラ24、2
6の間に設けられた露光部22へ搬送される。この露光
部22の左側には露光装置38が設けられている。露光
装置38には、3種のLD、レンズユニット、ポリゴン
ミラー、ミラーユニットが配置されており(何れも、図
示省略)、露光装置38から光線Cが露光部22に送ら
れて、感光材料16が露光されるようになっている。
【0025】さらに、露光部22の上方には、感光材料
16をU字状に湾曲させて搬送するUターン部40及び
画像形成用溶媒を塗布する為の水塗布部50が設けられ
ている。なお、本実施の形態において画像形成用溶媒と
しては水が用いられる。
【0026】感材マガジン14から上昇し露光部22に
て露光された感光材料16は、搬送ローラ28、30に
よりそれぞれ挟持搬送されてUターン部40の上側寄り
の搬送経路を通過しつつ水塗布部50へ送り込まれる。
【0027】一方、図8に示す如く、水塗布部50の感
光材料16の矢印で示した搬送経路Aと対向する位置に
は、塗布装置310の一部を構成する液体噴射装置とし
ての噴射装置本体312が配置されている。
【0028】また、図8に示すように、この噴射装置本
体312の左下方には、この噴射装置本体312に供給
する為の水を貯留する水ボトル332が配置されてお
り、この水ボトル332の上部に水を濾過する為のフィ
ルタ334が配置されている。そして、途中にポンプ3
36が配置された送水パイプ342が、この水ボトル3
32とフィルタ334との間を繋いでいる。
【0029】さらに、噴射装置本体312の図8に向っ
て右側には、水ボトル332より送られた水を溜めるサ
ブタンク338が配置されており、フィルタ334から
送水パイプ344がサブタンク338にまで伸びてい
る。
【0030】従って、ポンプ336が作動すると、水ボ
トル332からフィルタ334側に水が送られると共
に、フィルタ334を通過して濾過された水がサブタン
ク338に送られて、サブタンク338に水が一旦溜め
られるようになる。
【0031】また、サブタンク338と噴射装置本体3
12の一端側の側部との間を繋ぐ送水パイプ346が、
これらの間に配置されており、フィルタ334、サブタ
ンク338、送水パイプ346等を介して、水ボトル3
32よりポンプ336で送られた水がこの噴射装置本体
312内に満たされることになる。
【0032】この噴射装置本体312の下部には、水ボ
トル332に循環パイプ348で繋がれたトレー340
が配置されており、噴射装置本体312より溢れ出した
水をトレー340が集め、循環パイプ348を介して水
ボトル332に戻すようになっている。また、この循環
パイプ348は、サブタンク338内にまで突出して伸
びた状態でサブタンク338に接続されており、サブタ
ンク338内に溜まった必要以上の水を水ボトル332
に、戻すようになっている。
【0033】図1及び図3に示すように、液体噴射装置
としての噴射装置本体312では、ハウジング500
に、噴射構造部材502と、アクチェータ504で駆動
される駆動部材506とが装着されている。
【0034】このハウジング500は、略断面逆U字形
の柱状に形成されている。ハウジング500における凹
部の両開放端の側部には、厚肉長板形状の噴射構造部材
502が、螺子508で締結され配置されている。これ
により、ハウジング500と噴射構造部材502とが一
体となって四角の厚肉筒状に構成される。
【0035】図1乃至図6に示すように、噴射構造部材
502は、その外側面部にノズル板510が設置されて
いる。このノズル板510は、矩形薄板状の部材(例え
ば板厚が60μm以下)に形成されている。
【0036】そして、図2、図3及び図6に示すよう
に、ノズル板510には、画像形成用溶媒としての液体
(本実施の形態では水)を噴射するための複数のノズル孔
512(例えば直径10μm〜200μm)が、一定の
間隔で直線状に並ぶよう形成されている。なお、複数の
ノズル孔512を、単数又は複数のノズル列に並べるよ
う配置構成しても良い。
【0037】噴射構造部材502には、そのノズル板5
10を配置した裏側に断面略U字形の溝状に穿設した液
室部514が設けられている。この液室部514は、そ
の底部中央の長手方向に沿った部分にノズル孔512の
列が露呈されている。
【0038】噴射構造部材502には、その液室部51
4の長手方向に沿った開放端周部に駆動部材506を装
着するための配置凹部516が形成されている。
【0039】図3、図5及び図6に示すように、駆動部
材506は、全体に渡って組成が均一で、剛性が高く、
軽い材料(アルミニュウム、マグネシュウムといった軽
金属又はセラミック等)製の四角柱の部材に断面逆等脚
台形の溝状に形成した加振液室部518を穿設して構成
されている。
【0040】駆動部材506は、噴射構造部材502の
配置凹部516内に、液室部514と加振液室部518
とが合致するように配置される。このとき、駆動部材5
06と噴射構造部材502との間で液密を保つよう接着
すると共に、噴射構造部材502と駆動部材506との
間で相対的に振動動作できるようにするため駆動部材5
06と噴射構造部材502との間にシリコンゴム系の弾
性を有する樹脂を流し込んで、これらの間に振動の振幅
分以上の弾性変形可能な所定厚さの弾性層部520を形
成する。
【0041】このように構成することにより、図3に示
す如く、ノズル孔512の列が露呈した液室部514
と、加振液室部518と、これらの間を封止する弾性層
部520とで囲まれた一体の空間である液貯留室522
を構成する。
【0042】この液貯留室522は、内側面部が滑らか
に連続して大きく湾曲した曲面に構成し、気泡を作った
り付着させないため鋭角な角や段部、若しくは細溝を作
らない形状にされている。また、この液貯留室522で
は、後述するように液貯留室522の内部に液体が充填
された状態で駆動部材506を振動させたとき、加振液
室部518の両側の傾斜壁によって振動の波の圧力がノ
ズル孔512の所に焦点を結ぶごとく集中するよう構成
されている。
【0043】図5、図6に示すように、噴射構造部材5
02には、その長手方向両端部にそれぞれ給廃液管52
4がねじ526で締結されている。この給廃液管524
は、金属製の管で、その内径が液貯留室522の内壁間
の距離と略同等となるように形成され、給廃液管524
の孔内の空間が液貯留室522内の空間に段差を作るこ
となく直線状に連続して接続するよう取り付けられてい
る。
【0044】このように給廃液管524を取り付けるこ
とにより、給廃液管524を通じて液貯留室522内に
給水し又は排水する際に、水が整流の状態に近い状態で
乱流を作らないように流れるから、液貯留室522内に
水が流入するとき気泡を作ったり、水が流出する際に気
泡を残すことを防止できる。
【0045】図1に示すように、ハウジング500の内
部天井面と駆動部材506との間には、これらの長手方
向に沿った所定4箇所にそれぞれ伸縮駆動する圧電素子
(積層型PZT)で構成した複数(本実施の形態では4本)
のアクチェータ504を配置する。
【0046】このアクチェータ504は、それぞれ図示
しない駆動アンプに接続され交流電圧が印加されること
により、高い周波数で振動するよう駆動される。
【0047】図3に示すように、噴射装置本体312で
は、その駆動部材506が噴射構造部材502に対して
柔らかい弾性層部520によって弾性的に支持されてお
り剛性の高い硬い部材に支持されていないから、軽量な
駆動部材506を4本のアクチェータ504で支持して
いわゆる浮かせた状態で振動動作させることになる。よ
って、駆動部材506は、アクチェータ504の振動動
作に良く追従して高速で振動することになる。
【0048】よって、噴射装置本体312では、給廃液
管524を通じて液貯留室522内に水を充填した状態
で駆動部材506を高速で振動動作させて液貯留室52
2内の水を駆動部材506で図の矢印B方向に加圧した
際に、液貯留室522内の水の圧力が高まり各ノズル孔
512から水滴を噴射させることができる。これと共
に、駆動部材506をある周波数で振動させて液貯留室
522内をある周波数で加圧することにより水滴の噴射
間隔を狭めて噴射させることができる。
【0049】図8に示すように噴射装置本体312は、
その底面側となるノズル板510を感光材料16の搬送
経路Aに対向させる状態に配置されている。また、図2
に示すように、ノズル板510に線状に並べて穿孔した
ノズル孔512の列の長さ範囲が搬送経路A上を搬送さ
れて来る感光材料16の幅以上の範囲に設定されている
ので、感光材料16の全幅に渡って水を塗布できる。
【0050】一方、図7に示すように、機台12内の左
上端部には受像材料108を収納する受材マガジン10
6が配置されている。この受像材料108の画像形成面
には媒染剤を有する色素固定材料が塗布されており、受
材マガジン106から引き出された受像材料108の画
像形成面が下方へ向くように受像材料108が受材マガ
ジン106にロール状に巻き取られている。
【0051】受材マガジン106の受像材料取出し口の
近傍には、ニップローラ110が配置されており、ニッ
プローラ110が受像材料108をニップして受材マガ
ジン106から受像材料108を引き出すと共にそのニ
ップを解除することができる。ニップローラ110の側
方にはカッタ112が配置されている。カッタ112は
前述の感光材料用のカッタ20と同様に、例えば固定刃
と移動刃から成るロータリータイプのカッタとされてお
り、移動刃を回転カム等によって上下に移動させて固定
刃と噛み合わせることにより、受材マガジン106から
引き出された受像材料108を感光材料16よりも短い
長さに切断できるようになっている。
【0052】カッタ112の側方には、搬送ローラ13
2、134、136、138及び図示しないガイド板が
配置されており、所定長さに切断された受像材料108
を熱現像転写部120側に搬送できるようになってい
る。
【0053】図7及び図9に示す如く、熱現像転写部1
20は、それぞれ複数の巻き掛けローラ140に巻き掛
けられて、それぞれ上下方向を長手方向としたループ状
にされた一対の無端ベルト122、124を有してい
る。従って、これらの巻き掛けローラ140のいずれか
が駆動回転されると、これらの巻き掛けローラ140に
巻き掛けられた一対の無端ベルト122、124がそれ
ぞれ回転される。
【0054】従って、感光材料16は、搬送経路の最後
の搬送ローラ34により熱現像転写部120の一対の無
端ベルト122、124間に送り込まれる。また、受像
材料108は感光材料16の搬送に同期して搬送され、
感光材料16が所定長さ先行した状態で、搬送経路の最
後の搬送ローラ138により熱現像転写部120の一対
の無端ベルト122、124間に送り込まれて、感光材
料16に重ね合わせられる。
【0055】この場合、受像材料108は感光材料16
よりも幅方向寸法および長手方向寸法がいずれも小さい
寸法となっているため、感光材料16の周辺部は四辺と
も受像材料108の周辺部から突出した状態で重ね合わ
せられることになる。
【0056】以上より、一対の無端ベルト122、12
4によって重ね合わされた感光材料16及び受像材料1
08は、重ね合わせられた状態のままで一対の無端ベル
ト122、124によって挟持搬送されるようになる。
さらに、重ね合わされた感光材料16と受像材料108
が、一対の無端ベルト122、124間に完全に収まっ
た時点で、一対の無端ベルト122、124は回転を一
旦停止し、挟持した感光材料16と受像材料108を加
熱板126で加熱する。感光材料16は、この挟持搬送
時及び停止時において無端ベルト122を介して加熱板
126により加熱されることとなり、加熱に伴って、可
動性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材料108
の色素固定層に転写されて、受像材料108に画像が得
られることになる。
【0057】さらに、一対の無端ベルト122、124
に対して材料供給方向下流側には、剥離爪128が配置
されており、この剥離爪128が一対の無端ベルト12
2、124間で挟持搬送される感光材料16と受像材料
108のうち、感光材料16の先端部のみに係合し、一
対の無端ベルト122、124間より突出したこの感光
材料16の先端部を受像材料108から剥離させること
ができる。
【0058】剥離爪128の左方には感材排出ローラ1
48が配置されており、剥離爪128に案内されながら
左方へ移動される感光材料16を、更に廃棄感光材料収
容部150側へ搬送し得るようになっている。
【0059】この廃棄感光材料収容部150は、感光材
料16が巻き付けられるドラム152及び、このドラム
152に一部が巻き掛けられているベルト154を有し
ている。さらに、このベルト154は複数のローラ15
6に巻き掛けられており、これらローラ156の回転に
よって、ベルト154が廻され、これに伴ってドラム1
52が回転するようになっている。
【0060】従って、ローラ156の回転によりベルト
154が廻された状態で、感光材料16が送り込まれる
と、感光材料16がドラム152の周りに集積できるよ
うになっている。
【0061】他方図7に示すように、一対の無端ベルト
122、124の下方から下流側に向かって受像材料1
08を搬送し得るように受材排出ローラ162、16
4、166、168、170が順に配置されており、一
対の無端ベルト122、124から排出された受像材料
108は、これら受材排出ローラ162、164、16
6、168、170によって搬送されて、トレイ172
へ排出されることになる。
【0062】次に、上述のように構成された本実施の形
態に係る液体噴射装置を備えた画像形成装置である画像
記録装置10の作用及び動作について説明する。
【0063】図7に示すように、上記構成の画像記録装
置10では、感材マガジン14がセットされた後には、
ニップローラ18が作動され、感光材料16がニップロ
ーラ18によって引き出される。感光材料16が所定長
さ引き出されると、カッタ20が作動して、感光材料1
6が所定長さに切断されると共に、その感光(露光)面
を左方へ向けた状態で露光部22へ搬送される。そし
て、この感光材料16の露光部22の通過と同時に露光
装置38が作動し、露光部22に位置する感光材料16
へ画像が走査露光される。
【0064】露光が終了すると、露光後の感光材料16
は、水塗布部50に送られる。水塗布部50では、搬送
された感光材料16が、搬送ローラ32の駆動によって
噴射装置本体312側へ送り込まれる。
【0065】次に、搬送経路Aに沿って搬送される感光
材料16は、噴射装置本体312からの噴射により水が
付着される。
【0066】噴射装置本体312により水の塗布を行う
ときには、サブタンク338(図8に図示)から給廃液管
524(図1に図示)を通じて液貯留室522(図3に図
示)内に充填する。このとき、給廃液管524は液貯留
室522と直線的に接続し、しかも段差や角部といった
ものがないので、液貯留室522内に圧力損失を起こす
気泡の付着が起こらないように液貯留室522内に水を
充填させることができる。
【0067】この状態で水を霧化しつつ噴射する際に
は、図示しない制御部の指令で駆動アンプからアクチェ
ータ504に交流電圧が印加されることにより、駆動部
材506がある周波数で振動するよう駆動される。
【0068】そして、図3に示すように、この駆動部材
506が高い周波数で振動する動作によって、液貯留室
522に充填された水が複数のノズル孔512から霧化
粒径の小さな極めて少量の水滴を略均一に噴出させると
共に、水滴の噴射間隔を狭めて噴射させる。
【0069】この結果、噴射装置本体312によって、
感光材料16の表面に所定少量の水を薄くムラなく均一
に塗布できる。
【0070】また、噴射装置本体312が感光材料16
の幅方向全体にわたって配置される複数のノズル孔51
2を有し、駆動部材506の矢印B方向の変位により、
これらのノズル孔512から水が同時に噴射されるの
で、一度の噴射で、感光材料16の幅方向全体にわたっ
て広範囲に水を塗布することができる。この為、ノズル
板322を二次元平面上で走査する必要が無くなると共
に、短時間で大面積の塗布が可能となって、塗布時間を
短縮することが可能になる。
【0071】さらに、感光材料16の搬送速度と相まっ
て、所要の極めて短いタイミングで多数回ノズル孔51
2より水を噴射することにより、感光材料16の全面に
わたって水が薄く均一に塗布される。また、ノズル板5
10のノズル孔512から水が噴射されると液貯留室5
22内の水が順次減少するものの、サブタンク338か
ら水を供給して液貯留室522内を満水にしておく機能
を有しているので、噴射装置本体312による連続的な
水の噴射が確保される。
【0072】次に、水塗布部50において画像形成用溶
媒としての水が塗布された感光材料16は、搬送ローラ
34によって熱現像転写部120の一対の無端ベルト1
22、124間へ送り込まれる。
【0073】他方、感光材料16へ走査露光されるに伴
って、受像材料108も受材マガジン106からニップ
ローラ110によって引き出されて搬送される。受像材
料108が所定長さ引き出されると、カッタ112が作
動して受像材料108が所定長さに切断される。
【0074】カッタ112の作動後は、切断された受像
材料108がガイド板によって案内されながら搬送ロー
ラ132、134、136、138によって搬送され
る。受像材料108の先端部が搬送ローラ138によっ
て挟持されると、受像材料108は熱現像転写部120
の直前で待機状態となる。
【0075】そして、前述のように感光材料16が搬送
ローラ34によって一対の無端ベルト122、124間
へ送り込まれるのに伴って、受像材料108の搬送が再
開されて、一対の無端ベルト122、124間へ受像材
料108が感光材料16と一体的に送り込まれる。
【0076】この結果、感光材料16と受像材料108
が重ねられ、感光材料16と受像材料108とが加熱板
126により加熱されつつ挟持搬送されて、熱現像転写
を行って画像を受像材料108に形成する。
【0077】さらに、一対の無端ベルト122、124
からこれらが排出されると、受像材料108よりも所定
長さ先行して搬送される感光材料16の先端部に剥離爪
128が係合し、感光材料16の先端部を受像材料10
8から剥離する。この感光材料16は、さらに感材排出
ローラ148によって搬送され、廃棄感光材料収容部1
50内に集積される。この際、感光材料16はすぐに乾
燥するので、感光材料16を乾燥させる為に、ヒータ類
をさらに設ける必要がなくなる。
【0078】一方、感光材料16と分離された受像材料
108は、受材排出ローラ162、164、166、1
68、170によって搬送され、トレイ172へ排出さ
れる。
【0079】そして、複数枚の画像記録処理を実施する
場合には、以上の工程が順次連続して行なわれる。
【0080】さらに、前述した実施の形態においては、
ノズル列を搬送方向に対して直角に配置したが、直角に
限定する必要はなく、搬送方向に対して斜めに配置して
も良い。
【0081】また、上記実施の形態においては、画像記
録材料として感光材料16と受像材料108とを用い、
露光後の感光材料16に塗布装置310の噴射装置本体
312により水を塗布して、感光材料16と受像材料1
08とを重ね合わせて熱現像転写させる構成としたが、
これに限らず、受像材料108に水を噴射して塗布して
も良い。
【0082】さらに、上述の材料に限らず他のシート状
あるいはロール状の画像記録材料であっても本発明を適
用可能であり、画像形成用溶媒を水以外の液体としても
良い。また本発明は、現像機における印画紙への現像液
の塗布作業、印刷機における水の塗布作業、塗工機等で
の液体の塗布作業に利用することができることは勿論で
ある。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る液体噴
射装置によれば、第1に、ノズル孔を有する液室部を設
けた噴射構造部材と駆動部材とを組み合わせて液体を貯
留する液貯留室を構成し、この駆動部材をアクチェータ
に直結してアクチェータで支持する構造とし、伸縮駆動
されるアクチェータによって駆動部材を直接駆動する。
このように構成した場合にはアクチェータをある周波数
で振動動作させると、駆動部材はアクチェータの動作に
良く追従した周波数で振動される。この駆動部材の振動
動作は、駆動部材とアクチェータとの間に伝達される振
動動作を拡大させるための剛性の大きなてこ構造を介在
させた場合に比べてアクチェータの駆動周波数とほぼ同
じであり、てこ構造を介在させた場合と比べて高い周波
数の振動動作にできる。よって液貯留室内の液体を、駆
動部材によって高い周波数で振動加圧することによりノ
ズル孔から噴射される液体の霧化粒径を小さくすること
ができる。これと共にノズル孔から噴射される液滴の噴
射間隔を狭めることができる。これにより、画像記録材
料等の表面に小さい霧化粒径の液体を塗布する動作を高
速で行い、小さい霧化粒径の液体を高い集合密度で塗布
できるから、少量の液体を薄くムラなく均一に塗布でき
るという効果がある。
【0084】第2に、噴射構造部材に凹状に形成された
ノズル孔を有する液室部と、駆動部材に凹状に形成され
た加振液室部とを組み合わせて、滑らかに連続して大き
く湾曲したループの断面形状にされた液体を貯留する液
貯留室を構成した場合には、液貯留室内に鋭角な角や段
部、若しくは細溝によって気泡が付着される虞を無く
し、液貯留室内に付着した気泡によって駆動部材で振動
加圧した際に圧力損失を起こすことを防止し、液体噴射
装置により効率良く液体を噴射できるようにするという
効果がある。さらに、駆動部材に所要の凹状に形成され
た加振液室部の内壁で液貯留室内の液体を振動加圧する
ことにより振動の波の圧力をノズル孔の所に集中させて
より良好に液体を噴射させることを可能にするという効
果がある。
【0085】第3に、液貯留室の長手方向両端部に給廃
液管を装着し、液貯留室内と給廃液管の孔とが直線的に
連なると共に、液貯留室の内壁と給廃液管の孔とが滑ら
かに接続するよう構成した場合には、これらの給廃液管
を通じて液体を液貯留室内に充填し又は廃液する際に、
液体が整流の状態に近い状態で乱流を作らないように流
れるから、液貯留室内に液体が流入するとき気泡を作っ
たり、液体が流出する際に気泡を残すことを防止できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置を取り
出して示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置を取り
出して示す底面図である。
【図3】図1のIII−III線による断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置におけ
る一方の端部の部分を示す要部拡大正面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置におけ
る噴射構造部材と、駆動部材との部分を取り出して示す
要部分解斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置におけ
る噴射構造部材と、駆動部材との部分を取り出して、底
面側から見た状態を示す要部分解斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置を備え
た画像記録装置の概略全体構成図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置を用い
た塗布装置の概略構成図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る液体噴射装置を備え
た画像記録装置における熱現像転写部の拡大構成図であ
る。
【符号の説明】
312 噴射装置本体 500 ハウジング 502 噴射構造部材 504 アクチェータ 506 駆動部材 510 ノズル板 512 ノズル孔 514 液室部 518 加振液室部 520 弾性層部 522 液貯留室 524 給廃液管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに配置された噴射構造部材
    と、 前記噴射構造部材に形成された、液体を噴射するノズル
    孔を有する液室部と、 前記液室部と相俟って液体を貯留する液貯留室を構成す
    るよう、前記噴射構造部材に取付られた駆動部材と、 前記ハウジングに一端部を固定され、他端部を前記駆動
    部材に直結して配置され、伸縮駆動されて前記駆動部材
    を直接振動動作させることにより前記液貯留室内の液体
    を振動加圧して前記ノズル孔から液滴を噴射させるアク
    チェータと、 を有することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングに配置された噴射構造部材
    と、 前記噴射構造部材に、液体を噴射するノズル孔を有する
    凹状に形成された液室部と、 前記噴射構造部材に対し弾性層部を介して弾性的に振動
    動作可能に取付られる駆動部材と、 前記駆動部材に凹状に形成されると共に、前記液室部と
    相俟って滑らかに連続して大きく湾曲したループの断面
    形状にされた液体を貯留する液貯留室を構成する加振液
    室部と、 前記ハウジングに一端部を固定され、他端部を前記駆動
    部材に直結して配置され、伸縮駆動されて前記駆動部材
    を直接振動動作させることにより前記液貯留室内の液体
    を振動加圧して前記ノズル孔から液滴を噴射させるアク
    チェータと、 を有することを特徴とする液体噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記液貯留室の長手方向両端部に給廃液
    管を装着し、前記液貯留室内と前記給廃液管の孔とが直
    線的に連なると共に、前記液貯留室の内壁と前記給廃液
    管の孔とが滑らかに接続するよう構成したことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014097469A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 塗布装置及び貼付装置

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