JP3336265B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3336265B2
JP3336265B2 JP24567198A JP24567198A JP3336265B2 JP 3336265 B2 JP3336265 B2 JP 3336265B2 JP 24567198 A JP24567198 A JP 24567198A JP 24567198 A JP24567198 A JP 24567198A JP 3336265 B2 JP3336265 B2 JP 3336265B2
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    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/15Moving nozzle or nozzle plate

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  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料及び受像
材料等の画像記録材料に適切に画像形成用溶媒を噴射し
得る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】二種の画像記録材料、例えば感光材料と
受像材料とを用いて画像記録処理を行う画像形成装置が
知られている。
【0003】この種の画像形成装置内には、感光材料に
塗布するための画像形成用溶媒を溜めた槽を有する画像
形成用溶媒塗布部が配置されており、さらに、加熱ドラ
ムとこの加熱ドラムの外周に圧接し加熱ドラムと共に回
転する無端圧接ベルトから成る熱現像転写部が配置され
ている。
【0004】画像形成装置内で挟持搬送されながら画像
が露光された感光材料は、画像形成用溶媒塗布部におい
て画像形成用溶媒としての水が溜められた槽内に漬けら
れて、水が塗布された後に、熱現像転写部へ送り込まれ
る。一方、受像材料は、感光材料と同様に熱現像転写部
へ送り込まれる。
【0005】熱現像転写部においては、水塗布後の感光
材料が受像材料と重ね合わされ、この状態で加熱ドラム
の外周へ密着しつつ巻き付けられる。さらに、両材料は
加熱ドラムと無端圧接ベルトとの間で挟持搬送され、感
光材料が熱現像されると共に受像材料へ画像が転写され
て、所定の画像が受像材料に形成(記録)される。
【0006】但し、画像形成用溶媒である水が溜められ
た槽内に感光材料を漬けて塗布する場合、感光材料に一
旦接触した水が槽内に常時保持されることになる。この
結果として、感光材料からわずかに溶出した有機物質を
栄養源として細菌が槽内に繁殖して水が汚れ、これが画
像形成装置自身の劣化及び画像品質の劣化の原因となる
虞を有していた。
【0007】従って、槽等の水の供給側を感光材料と非
接触とし、ノズル孔を有したノズル板を振動することに
より、感光材料に小さな水滴を噴射器より噴出して塗布
することが考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、搬送されてき
た感光材料に水滴を噴出する噴射器の場合、不用意に噴
射器から水が漏れ出したり、或いは水を噴射器に充填開
始する際に噴射器内に空気が残留して噴射器内の水圧が
十分に高くならずに、水を感光材料に向かって噴射でき
なくなるおそれがあった。
【0009】また、噴射器と対向する搬送経路の部分に
感光材料が詰まった場合、均一に感光材料上に水を塗布
する為に噴射器と感光材料との間のクリアランスが小さ
くされているので、詰まった感光材料を搬送経路から取
り除くことが難しかった。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、不用意な画像
形成用溶媒の漏れ出しを防止すると共に、画像形成用溶
媒の確実な噴射を可能にするだけでなく、搬送経路上に
詰まった感光材料を容易に取り除き得る画像形成装置を
得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1による画像形成
装置は、画像記録材料の搬送経路に対向して配置され且
つ画像形成用溶媒を画像記録材料に向かって噴射し得る
噴射器と、画像記録材料に画像形成用溶媒を噴射するま
での間の待機状態、画像形成用溶媒を噴射器内に充填開
始する充填開始状態、画像記録材料に向かって画像形成
用溶媒を噴射する噴射状態、及び噴射器の画像形成用溶
媒を噴射する噴射面を清掃するクリーニング状態をとる
ように噴射器の姿勢を変更し得る姿勢制御機構と、を有
したことを特徴とする。請求項2による画像形成装置
は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記姿勢
制御機構は、前記噴射器の噴射面を封止するように前記
噴射器の姿勢を変更し得ることを特徴とする。
【0012】請求項による画像形成装置は、画像記録
材料の搬送経路に対向して配置され且つ画像形成用溶媒
を画像記録材料に向かって噴射し得る噴射器と、噴射器
を支持し且つ揺動するのに伴って噴射器を旋回動するア
ームと、アームの揺動中心点を中心とした円に沿って歯
が並ぶ第1ギヤと、第1ギヤと噛み合うように噴射器に
固定され且つ、噴射器の旋回動に伴って噴射器の姿勢を
変更し得る第2ギヤと、アームを揺動する駆動機構と、
を有したことを特徴とする
【0013】請求項による画像形成装置は、画像記録
材料の搬送経路に対向して配置され且つ画像形成用溶媒
を画像記録材料に向かって噴射し得る噴射器と、画像記
録材料に画像形成用溶媒を噴射するまでの間の待機状
態、画像形成用溶媒を噴射器内に充填開始する充填開始
状態、画像記録材料に向かって画像形成用溶媒を噴射す
る噴射状態、及び噴射器の画像形成用溶媒を噴射する噴
射面を清掃するクリーニング状態をとるように噴射器の
姿勢を変更し得る姿勢制御機構と、待機状態において噴
射器の画像形成用溶媒を噴射する噴射面を封止すると共
クリーニング状態において噴射面を清掃する封止清掃
部材と、を有したことを特徴とする。
【0014】請求項1に係る画像形成装置の作用を以下
に説明する。
【0015】画像記録材料の搬送経路に対向して配置さ
れる噴射器が、画像形成用溶媒を画像記録材料に向かっ
て噴射する。
【0016】また、画像記録材料に画像形成用溶媒を噴
射するまでの間の待機状態、画像形成用溶媒を噴射器内
に充填開始する充填開始状態、画像記録材料に向かって
画像形成用溶媒を噴射する噴射状態、噴射器の画像形成
用溶媒を噴射する噴射面を清掃するクリーニング状態等
の噴射器の各状態に応じて、姿勢制御機構が噴射器の姿
勢を変更する。
【0017】従って、姿勢制御機構が噴射器の各状態に
応じて噴射器の姿勢を変更できるので、画像形成用溶媒
を充填開始する際に噴射器の姿勢を変更して噴射器を傾
けることで、噴射器内に空気の残留が無くなるだけでな
く、例えばクリーニング材の存在する位置まで噴射器の
姿勢を変更することで、噴射器の噴射面を容易にクリー
ニングでき、結果として、必要時に確実に画像形成用溶
媒を画像記録材料に向かって噴射できる。
【0018】
【0019】また、噴射器の姿勢を変更することが可能
となったことで、搬送中に噴射器と対向する搬送経路の
部分に詰まった画像記録材料を搬送経路から容易に取り
除けるようにもなる。
【0020】請求項2に係る画像形成装置の作用を以下
に説明する。例えば、キャップが存在する位置まで噴射
器の姿勢を変更して噴射面を封止することで、噴射器か
らの不用意な画像形成用溶媒の漏れ出し、蒸発を防止す
ることができる。
【0021】請求項3に係る画像形成装置の作用を以下
に説明する。画像記録材料の搬送経路に対向して配置さ
れる噴射器が、画像形成用溶媒を画像記録材料に向かっ
て噴射する。
【0022】また、駆動機構により噴射器を支持するア
ームが揺動されるのに伴って、噴射器が旋回動する。こ
の際、アームの揺動中心点を中心とした円に沿って歯が
並ぶ第1ギヤと噴射器に固定された第2ギヤとが噛み合
いつつ、噴射器が旋回動されるので、噴射器が旋回動す
るのに合わせて噴射器が回転して、噴射器の姿勢が変更
される。
【0023】従って、噴射器の姿勢が変更可能なことで
請求項1と同様に、必要時に確実に画像形成用溶媒を画
像記録材料に向かって噴射できると共に、画像形成用溶
媒の不用意な漏れ出しを防止できるだけでなく、噴射器
と対向する搬送経路の部分に詰まった画像記録材料を搬
送経路から容易に取り除けるようにもなる。
【0024】請求項に係る画像形成装置の作用を以下
に説明する。
【0025】画像記録材料の搬送経路に対向して配置さ
れる噴射器が、画像形成用溶媒を画像記録材料に向かっ
て噴射する。
【0026】また、待機状態、充填開始状態、噴射状
態、クリーニング状態等の噴射器の各状態に応じて、請
求項1と同様に姿勢制御機構が噴射器の姿勢を変更す
る。
【0027】従って、姿勢制御機構により噴射器の姿勢
が変更されることで請求項1と同様に、必要時に確実に
画像形成用溶媒を画像記録材料に向かって噴射できると
共に、画像形成用溶媒の不用意な漏れ出しを防止できる
だけでなく、噴射器と対向する搬送経路の部分に詰まっ
た画像記録材料を搬送経路から容易に取り除けるように
もなる。
【0028】さらに、画像記録材料に向かって画像形成
用溶媒を噴射する噴射状態から画像形成用溶媒を噴射し
ない非噴射状態に噴射器の姿勢を変更した際に、封止清
掃部材が、噴射器の画像形成用溶媒を噴射する噴射面を
封止すると共に噴射面を清掃することができる。
【0029】従って、請求項1と同様の作用を奏するだ
けでなく、封止清掃部材が、噴射器の画像形成用溶媒を
噴射する噴射面を封止すると共に噴射面を清掃するの
で、画像形成装置の部品の削減も可能となった。
【0030】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の一実施の形態
に係る画像形成装置である画像記録装置10の概略全体
構成図が示されている。
【0031】この図に示される画像記録装置10の機台
12内には、感光材料16を収納する感材マガジン14
が配置されており、感材マガジン14から引き出された
この感光材料16の感光(露光)面が左方へ向くように
感光材料16が感材マガジン14にロール状に巻き取ら
れている。
【0032】感材マガジン14の感光材料取出し口の近
傍には、ニップローラ18およびカッタ20が配置され
ており、感材マガジン14から感光材料16を所定長さ
引き出した後に切断することができる。カッタ20は、
例えば固定刃と移動刃から成るサーキュラータイプのカ
ッタとされており、移動刃を回転カム等によって上下に
移動させて固定刃と噛み合わせ感光材料16を切断する
ことができる。
【0033】カッタ20に対して感光材料16の搬送方
向下流側には、複数の搬送ローラ24、26、28、3
0、32、34が順に配置されており、各搬送ローラの
間には図1上、図示しないガイド板が配設されている。
所定長さに切断された感光材料16は、まず搬送ローラ
24、26の間に設けられた露光部22へ搬送される。
【0034】この露光部22の左側には露光装置38が
設けられている。露光装置38には、3種のLD、レン
ズユニット、ポリゴンミラー、ミラーユニットが配置さ
れており(何れも、図示省略)、露光装置38から光線
Cが露光部22に送られて、感光材料16が露光される
ようになっている。
【0035】さらに、露光部22の上方には、感光材料
16をU字状に湾曲させて搬送するUターン部40及び
画像形成用溶媒を塗布する為の水塗布部50が設けられ
ている。尚、本実施の形態において画像形成用溶媒とし
ては水が用いられる。
【0036】感材マガジン14から上昇し露光部22に
て露光された感光材料16は、搬送ローラ28、30に
よりそれぞれ挟持搬送されてUターン部40の上側寄り
の搬送経路を通過しつつ水塗布部50へ送り込まれる。
【0037】一方、図2に示す如く、水塗布部50にお
ける感光材料16の搬送経路Dと対向する位置には、液
体噴射装置である塗布装置310の一部を構成する噴射
器である噴射タンク312が配置されている。
【0038】また、図2に示すように、この噴射タンク
312の左下方には、この噴射タンク312に供給する
為の水を貯留する水ボトル332が配置されており、こ
の水ボトル332の上部に水を濾過する為のフィルタ3
34が配置されている。そして、途中にポンプ336が
配置された送水パイプ342が、この水ボトル332と
フィルタ334との間を繋いでいる。
【0039】さらに、噴射タンク312の右側には、水
ボトル332より送られた水を溜めるサブタンク338
が配置されており、フィルタ334から送水パイプ34
4がサブタンク338にまで伸びている。
【0040】従って、ポンプ336が作動すると、水ボ
トル332からフィルタ334側に水が送られると共
に、フィルタ334を通過して濾過された水がサブタン
ク338に送られて、サブタンク338に水が一旦溜め
られるようになる。
【0041】また、サブタンク338と噴射タンク31
2の一端側との間を繋ぐ送水パイプ346が、これらの
間に配置されており、フィルタ334、サブタンク33
8、送水パイプ346等を介して、水ボトル332より
ポンプ336で送られた水がこの噴射タンク312内に
満たされることになる。
【0042】この噴射タンク312の図2における下部
側、つまり感光材料16の搬送経路Dを挟んで噴射タン
ク312と対向した側には、溝状に形成されると共に水
ボトル332に循環パイプ348で繋がれたトレー34
0が配置されており、噴射タンク312より溢れ出した
水をトレー340が集め、循環パイプ348を介して水
ボトル332に戻すようになっている。また、この循環
パイプ348は、サブタンク338内にまで突出して伸
びた状態でサブタンク338に接続されており、サブタ
ンク338内に溜まった必要以上の水を水ボトル332
に、戻すようになっている。
【0043】さらに、図2及び図15に示すように、一
対の搬送ローラ32と噴射タンク312との間であって
感光材料16の搬送経路Dを挟んで噴射タンク312と
対向した側には、感光材料16を支持しつつ案内するガ
イド板352が設置されている。
【0044】一方、感光材料16の搬送経路Dを挟んで
噴射タンク312と対向した側であって、噴射タンク3
12に対して感光材料16の搬送方向下流側の位置に
は、内部が空洞となった箱状のチャンバ354が配置さ
れている。このチャンバ354の上部を図示しないヒー
タ等が封入された滑らかな平板である加熱板356が覆
っており、この加熱板356には、チャンバ354内と
外部との間を貫通する多数の吸引孔358が等間隔で形
成されている。
【0045】また、図15に示すように、このチャンバ
354の一端側には、チャンバ354内の空気を吸引す
る為の一対のファン360が設置されており、これらチ
ャンバ354とファン360との間をダクト362が連
結している。
【0046】従って、ファン360を作動することによ
り、チャンバ354内の空気がダクト362を介して吸
引され、これに伴って、加熱板356の吸引孔358で
感光材料16の非塗布面(図2における下側面)を吸引
し、加熱板356が感光材料16を搬送経路D上で加熱
すると共に感光材料16を案内することになる。
【0047】さらに、噴射タンク312及び加熱板35
6に対して感光材料16の搬送経路Dの下流側には、水
が噴射された後の感光材料16を搬送する為の複数のロ
ーラからなる搬送ローラ34が、配置されている。
【0048】一方、図11及び図13に示すように、こ
の噴射タンク312の壁面の一部である底壁面としての
感光材料16の搬送経路Dに対向した部分には、弾性変
形可能な長方形状の薄板状の板材(例えば板厚が60μ
m以下)により形成されたノズル板322が設置されて
いる。
【0049】そして、図11及び図12に示すように、
このノズル板322には、一定の間隔で感光材料16の
搬送方向Aと交差する方向に沿って直線状に並べられる
複数のノズル孔324(例えば直径10μm〜200μ
m)が、感光材料16の幅方向全体にわたって配置され
ている。この為、これらノズル孔324よりそれぞれ噴
射タンク312内に満たされた水が感光材料16側に噴
射されるように放出可能とされており、これら複数のノ
ズル孔324の形成されたノズル板322の部分が噴射
タンク312の水を噴射する噴射面とされることにな
る。
【0050】また、このノズル板322には、複数のノ
ズル孔324が並ぶ方向であるノズル板322の長手方
向に沿った剛性を高めるように、複数のノズル孔324
が線状に並んだ方向に沿って延びる溝部322Aが、屈
曲して形成されている。
【0051】他方、図2及び図4に示すように、送水パ
イプ346が繋がれた部分と反対側の噴射タンク312
の端部から排気管330が上方に伸びており、この排気
管330が噴射タンク312の内外を連通可能としてい
る。また、この排気管330の途中にこの排気管330
を開閉する図示しないバルブが設置されていて、このバ
ルブの開閉動により、噴射タンク312内を外気に対し
て連通及び閉鎖し得るようにもなっている。
【0052】さらに、機台12には、図3から図6に示
すように噴射タンク312の長手方向に沿って延びるよ
うな揺動軸402が植設されており、この揺動軸402
廻りに回動可能に基端側を支持された一対のアームであ
る揺動アーム404が、揺動軸402を介して機台12
に取り付けられている。
【0053】これら一対の揺動アーム404の断面はそ
れぞれ図4に示すように略L字形に形成されており、揺
動アーム404の上側の一辺を形成する揺動アーム40
4の上辺404Aの下側には、この上辺404Aに接す
るように円形のカム406が、それぞれ配置されてい
る。
【0054】そして、これら一対のカム406の中心線
に対してそれぞれ偏心した位置には、機台12に回転可
能に植設された偏心軸408がそれぞれ配置されてい
て、これら一対の偏心軸408の一端側にこれら一対の
カム406はそれぞれ固定されている。この為、これら
一対の偏心軸408を中心として一対のカム406がそ
れぞれ回転し得るようになっている。
【0055】一対の偏心軸408の他端側には図4に示
すように伝達歯車416がそれぞれ固定されており、駆
動源であるモータ412により駆動回転される駆動側歯
車414が、これら一対の伝達歯車416にそれぞれ噛
み合わされている。つまり、一対のモータ412の駆動
回転により駆動側歯車414及び伝達歯車416を介し
て、カム406が回転されるようになっており、この一
対のモータ412はこれらモータ412の回転を制御す
るコントローラにそれぞれ接続されている。
【0056】一方、噴射タンク312の両端部には、一
対の固定ギヤ418がそれぞれ一対のビス420で固定
されており、これら一対の固定ギヤ418の中心から支
持軸422がそれぞれ突出している。そして、一対の揺
動アーム404の先端側に固定ギヤ418の中心から突
出した一対の支持軸422が、回転可能にそれぞれ緩く
嵌合されている。
【0057】また、前述の揺動軸402には、それぞれ
扇状に形成された一対のセクタギヤ426の中心部分が
固定されており、これら一対のセクタギヤ426の円弧
状に設けられた歯が、噴射タンク312の両端部にそれ
ぞれ固定された一対の固定ギヤ418とそれぞれ噛み合
わされている。つまり、これら一対のセクタギヤ426
が揺動アーム404の揺動中心点Pを中心とした円に沿
って歯が並ぶ第1ギヤを構成し、一対の固定ギヤ418
が噴射タンク312の旋回動に伴って噴射タンク312
の姿勢を変更し得る第2ギヤを構成することになる。
【0058】従って、一対のモータ412がコントロー
ラにより制御されつつそれぞれ駆動回転されることによ
り、駆動側歯車414及び伝達歯車416を介して駆動
力が一対のカム406にそれぞれ伝達されて偏心軸40
8を中心として一対のカム406がそれぞれ回転され、
このカム406の上部が一対の揺動アーム404の上辺
404Aとそれぞれ接して、揺動アーム404を揺動軸
402廻りに揺動することになる。
【0059】そして、揺動アーム404の揺動に伴っ
て、セクタギヤ426と固定ギヤ418とが噛み合いつ
つ噴射タンク312が旋回動されるので、噴射タンク3
12が旋回動するのに合わせて噴射タンク312が支持
軸422廻りに回転することになる。
【0060】他方、図3において右側の位置には、ゴム
製のブラケット430が機台12に固定されることで配
置されており、スポンジ状に形成されて容易に変形し得
ると共にクリーニング性を有したクリーニング材434
が、このブラケット430に基端部を支持されている。
また、このブラケット430の下端部にはゴム製の突出
片430Aが形成されており、この突出片430Aの先
端部分と先端部が山状に突出しているクリーニング材4
34の先端部とは、図3において左右方向のほぼ同じ位
置にまで伸びている。
【0061】従って、感光材料16に水を噴射するまで
の間の噴射タンク312の待機状態を表す図7におい
て、噴射タンク312のノズル孔324がクリーニング
材434と突出片430Aとの間に位置するように、噴
射タンク312が配置されて、これらクリーニング材4
34と突出片430Aとにより噴射面の複数のノズル孔
324の部分が封止されることになる。
【0062】以上より、モータ412、駆動側歯車41
4、伝達歯車416及びカム406により、揺動アーム
404を揺動する駆動機構が構成され、揺動アーム40
4、セクタギヤ426、固定ギヤ418及び駆動機構に
より、噴射タンク312の状態に応じて噴射タンク31
2の姿勢を変更し得る姿勢制御機構が構成されることに
なる。
【0063】また、ブラケット430の突出片430A
及びクリーニング材434により、噴射タンク312の
噴射面を封止し得ると共に噴射面を清掃し得る封止清掃
部材が構成されることになる。
【0064】尚、コントローラの存在により、一対のモ
ータ412の回転数を個々にコントローラが制御できる
ので、図8及び図9に示すように噴射タンク312を傾
けることも可能となる。
【0065】一方、線状に配列された複数のノズル孔3
24により形成されるノズル列の長手方向と直交する方
向に位置するノズル板322の端部であるノズル板32
2の両端部は、図13に示すように、変位伝達部材であ
る一対のてこ板320にそれぞれ接着剤等で接着されて
いる。そして、このように接着されて接続されることに
よって、ノズル板322と一対のてこ板320とが連結
されている。これら一対のてこ板320は、噴射タンク
312の一対の側壁312Aの下部にそれぞれ形成され
る細幅で複数のノズル孔324が線状に並んだ方向に沿
って延びる支持部312Bを介して、これら一対の側壁
312Aにそれぞれ固定されている。
【0066】一方、相互に当接して噴射タンク312の
頂面を形成する一対の頂壁312Cの一部は、噴射タン
ク312の外側にまで突出しており、この突出した頂壁
312Cの下側には、アクチュエータとなる複数の圧電
素子326(本実施の形態上では、片側に3本づつ)が
接着されて配置されている。この圧電素子326の下面
には、複数のノズル孔324に対して支持部312Bを
挟んで位置するてこ板320の部分であるてこ板320
の外端側が接着されて、圧電素子326とてこ板320
とが連結されている。
【0067】従って、これら圧電素子326、てこ板3
20及び支持部312Bにより、てこ機構が構成される
ことになり、圧電素子326によっててこ板320の外
端側が動かされると、てこ板320が支持部312B廻
りに揺動され、この動きと逆方向にてこ板320の内端
側が動くことになる。尚、この圧電素子326は、積層
された例えば圧電セラミックスで形成されていて、これ
により圧電素子326の軸方向の変位が大きくされたも
のであり、前述のコントローラにより電圧の印加のタイ
ミングが制御される電源(それぞれ図示せず)に、この
圧電素子326は接続されている。そして、前述の排気
管330の開閉用のバルブも、このコントローラに接続
されていて、このコントローラがバルブの開閉動も制御
することになる。
【0068】他方、これらてこ板320、側壁312
A、支持部312B及び頂壁312Cは、一体的に形成
されたフレーム314の一部をそれぞれ形成している。
図13に示すように、このフレーム314が一対重ね合
わされて図示しないボルトでねじ止められることによ
り、一対のてこ板320、一対の側壁312A、一対の
頂壁312C及び一対の支持部312Bが、それぞれ相
互に対向して配置された状態で、噴射タンク312の外
枠を形成することになる。
【0069】尚、このフレーム314は、アルミニウ
ム、真鍮、マグネシウム等の金属材料により形成され
る。
【0070】以上より、少ない数の圧電素子326によ
って、複数のノズル孔324が線状に並んだ方向に沿っ
て均一で大きなノズル板322の振幅が得られることに
なる。この為、感光材料16の幅方向に沿った振幅分布
が均一であって、かつ各ノズル孔324の周辺部分の水
圧が霧化可能な圧力に達するような振幅にすることがで
きる。この結果として、複数のノズル孔324から感光
材料16の幅方向全体にほぼ均一に水を噴射して霧化す
ることが可能となる。
【0071】また、図11に示すように、ノズル孔32
4により形成されるノズル列の長手方向に位置するノズ
ル板322の端部であるノズル板322の左右端と、一
対のフレーム314の端部とで、区画された部分には、
薄肉の封止板328が一対のフレーム314に接着され
た状態で配置されている。
【0072】さらに、この封止板328の内側には、ノ
ズル板322の左右端及び一対のフレーム314の端部
と、この封止板328との間の隙間を埋めて、これらの
間から水が漏れないようにする為、例えばシリコンゴム
系の接着剤である弾性接着剤が、充填されている。従っ
て、ノズル板322の左右端の動きを阻害せずに、噴射
タンク312の隙間が弾性接着剤により封止されること
になる。尚、薄肉の封止板328を用いず噴射タンク3
12の左右端を弾性接着剤のみで封止するようにしても
良い。
【0073】以上より、圧電素子326に電源より通電
されると、図14に示すように、圧電素子326が伸び
ててこ板320を支持部312B廻りに回動させる。こ
れに伴って、この圧電素子326が、てこ板320を介
してノズル板322の中央部を矢印B方向に沿って上昇
させるように、ノズル板322を変形させつつ変位させ
る。そして、このノズル板322の変形に伴って、噴射
タンク312内の水の圧力が高まり、ノズル孔324か
ら少量の水である水滴Lが一括してそれぞれ線状に噴射
されることになる。
【0074】さらに、圧電素子326に繰り返して通電
し、繰り返して圧電素子326を伸ばすことで、ノズル
孔324より連続して水滴Lを噴射することが可能とな
る。
【0075】一方、図1に示すように、機台12内の左
上端部には受像材料108を収納する受材マガジン10
6が配置されている。この受像材料108の画像形成面
には媒染剤を有する色素固定材料が塗布されており、受
材マガジン106から引き出された受像材料108の画
像形成面が下方へ向くように受像材料108が受材マガ
ジン106にロール状に巻き取られている。
【0076】受材マガジン106の受像材料取出し口の
近傍には、ニップローラ110が配置されており、ニッ
プローラ110が受像材料108をニップして受材マガ
ジン106から受像材料108を引き出すと共にそのニ
ップを解除することができる。
【0077】ニップローラ110の側方にはカッタ11
2が配置されている。カッタ112は前述の感光材料用
のカッタ20と同様に、例えば固定刃と移動刃から成る
ロータリータイプのカッタとされている。この為、カッ
タ20の移動刃を回転カム等によって上下に移動させて
固定刃と噛み合わせることにより、受材マガジン106
から引き出された受像材料108を感光材料16よりも
短い長さに切断できるようになっている。
【0078】カッタ112の側方には、搬送ローラ13
2、134、136、138及び図示しないガイド板が
配置されており、所定長さに切断された受像材料108
を熱現像転写部120側に搬送できるようになってい
る。
【0079】図1及び図17に示す如く、熱現像転写部
120は、それぞれ複数の巻き掛けローラ140に巻き
掛けられて、それぞれ上下方向を長手方向としたループ
状にされた一対の無端ベルト122、124を有してい
る。従って、これらの巻き掛けローラ140のいずれか
が駆動回転されると、これらの巻き掛けローラ140に
巻き掛けられた一対の無端ベルト122、124がそれ
ぞれ回転される。
【0080】これら一対の無端ベルト122、124の
内の図上、右側の無端ベルト122のループ内には、上
下方向を長手方向とした平板状に形成された加熱板12
6が、無端ベルト122の左側の内周部分に対向しつつ
配置されている。この加熱板126の内部には、図示し
ない線状のヒータが配置されており、このヒータによっ
て加熱板126の表面を昇温して所定の温度に加熱でき
るようになっている。
【0081】従って、感光材料16は、搬送経路の最後
の搬送ローラ34により熱現像転写部120の一対の無
端ベルト122、124間に送り込まれる。また、受像
材料108は感光材料16の搬送に同期して搬送され、
感光材料16が所定長さ先行した状態で、搬送経路の最
後の搬送ローラ138により熱現像転写部120の一対
の無端ベルト122、124間に送り込まれて、感光材
料16に重ね合わせられる。
【0082】この場合、受像材料108は感光材料16
よりも幅方向寸法および長手方向寸法がいずれも小さい
寸法となっているため、感光材料16の周辺部は四辺と
も受像材料108の周辺部から突出した状態で重ね合わ
せられることになる。
【0083】以上より、一対の無端ベルト122、12
4によって重ね合わされた感光材料16及び受像材料1
08は、重ね合わせられた状態のままで一対の無端ベル
ト122、124によって挟持搬送されるようになる。
さらに、重ね合わされた感光材料16と受像材料108
が、一対の無端ベルト122、124間に完全に収まっ
た時点で、一対の無端ベルト122、124は回転を一
旦停止し、挟持した感光材料16と受像材料108を加
熱板126で加熱する。感光材料16は、この挟持搬送
時及び停止時において無端ベルト122及び加熱板12
6を介して加熱されることとなり、加熱に伴って、可動
性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材料108の
色素固定層に転写されて、受像材料108に画像が得ら
れることになる。
【0084】さらに、一対の無端ベルト122、124
に対して材料供給方向下流側には、剥離爪128が配置
されている。この為、この剥離爪128が一対の無端ベ
ルト122、124間で挟持搬送される感光材料16と
受像材料108のうち、感光材料16の先端部のみに係
合し、一対の無端ベルト122、124間より突出した
この感光材料16の先端部を受像材料108から剥離さ
せることができる。
【0085】剥離爪128の左方には感材排出ローラ1
48が配置されており、剥離爪128に案内されながら
左方へ移動される感光材料16を、更に廃棄感光材料収
容部150側へ搬送し得るようになっている。
【0086】この廃棄感光材料収容部150は、感光材
料16が巻き付けられるドラム152及び、このドラム
152に一部が巻き掛けられているベルト154を有し
ている。さらに、このベルト154は複数のローラ15
6に巻き掛けられており、これらローラ156の回転に
よって、ベルト154が廻され、これに伴ってドラム1
52が回転するようになっている。
【0087】従って、ローラ156の回転によりベルト
154が廻された状態で、感光材料16が送り込まれる
と、感光材料16がドラム152の周りに集積できるよ
うになっている。
【0088】他方、図1上、一対の無端ベルト122、
124の下方から左方に向かって受像材料108を搬送
し得るように、受材排出ローラ162、164、16
6、168、170が順に配置されている。この為、一
対の無端ベルト122、124から排出された受像材料
108は、これら受材排出ローラ162、164、16
6、168、170によって搬送されて、トレイ172
へ排出されることになる。
【0089】次に本実施の形態の作用を説明する。
【0090】上記構成の画像記録装置10では、感材マ
ガジン14がセットされた後にニップローラ18が作動
され、感光材料16がニップローラ18によって引き出
されることになる。感光材料16が所定長さ引き出され
ると、カッタ20が作動して、感光材料16が所定長さ
に切断されると共に、その感光(露光)面を左方へ向け
た状態で露光部22へ搬送される。そして、この感光材
料16の露光部22の通過と同時に露光装置38が作動
し、露光部22に位置する感光材料16へ画像が走査露
光される。
【0091】露光が終了すると、露光後の感光材料16
は、水塗布部50に送られる。水塗布部50では、搬送
された感光材料16が、搬送ローラ32の駆動によって
図11に示すように、噴射タンク312側へ送り込まれ
る。
【0092】そして、搬送経路Dに沿って搬送される感
光材料16は、噴射タンク312よりの噴射により水が
付着されるが、この際の動作、作用を以下に説明する。
【0093】まず、図7に示す待機状態にある噴射タン
ク312の姿勢を変更して感光材料16の搬送経路Dに
対向して配置し、水を充填して水が貯留された噴射タン
ク312が、水を感光材料16に向かって噴射し、噴射
タンク312に対して感光材料16の搬送経路Dの下流
側に配置される搬送ローラ34が、水が噴射された後の
感光材料16をさらに搬送する。
【0094】このとき、モータ412により回転される
カム406によって噴射タンク312を支持する揺動ア
ーム404が揺動されるのに伴って、噴射タンク312
が旋回動する。この際、揺動アーム404の揺動中心点
Pを中心とした円に沿って歯が並ぶセクタギヤ426と
噴射タンク312に固定された固定ギヤ418とが噛み
合いつつ、噴射タンク312が旋回動されるので、噴射
タンク312が旋回動するのに合わせて噴射タンク31
2が回転して、噴射タンク312の姿勢が変更される。
【0095】つまり、噴射タンク312は、感光材料1
6に水を噴射するまでの間の図7に示す待機状態、水を
噴射タンク312内に充填開始する図8及び図9に示す
充填開始状態、感光材料16に向かって水を噴射する図
3及び図4に示す噴射状態、図7に示す位置から図10
に示す位置までさらに回転して噴射タンク312の噴射
面をクリーニング材434の先端で清掃するクリーニン
グ状態等の各状態をとるようになる。そして、噴射タン
ク312の各状態に応じて、これらモータ412、駆動
側歯車414、カム406、揺動アーム404、セクタ
ギヤ426及び固定ギヤ418により構成される姿勢制
御機構が、噴射タンク312の姿勢を変更することにな
る。
【0096】従って、姿勢制御機構が噴射タンク312
の各状態に応じて噴射タンク312の姿勢を変更できる
ことになる。この為、送水パイプ346より水を充填開
始する際に、一対のモータ412の回転数を相互に相違
させつつ噴射タンク312の姿勢を変更し、図8及び図
9に示すように噴射タンク312を傾けることで、噴射
タンク312内の空気が容易に排気管330から排出さ
れて、噴射タンク312内に空気の残留が無くなる。さ
らに、クリーニング材434の存在する位置を越えて噴
射タンク312の姿勢を変更するように、図7に示す位
置から図10に示す位置まで噴射タンク312を回転す
ることで、噴射タンク312の噴射面をクリーニング材
434で容易にクリーニングでき、結果として、必要時
に確実に水を感光材料16に向かって噴射できる。
【0097】尚、噴射タンク312内から水を排出し得
る際にも、図8及び図9に示す充填開始状態と同じ姿勢
を採ることにより、より確実に水を噴射タンク312内
から排出できるようになる。
【0098】一方、キャップとされる封止清掃部材の存
在する図7に示す位置まで噴射タンク312の姿勢を変
更して噴射面を封止することで、噴射タンク312から
の不用意な水の漏れ出し、蒸発を防止することができ
る。
【0099】また、噴射タンク312の姿勢を変更する
ことが可能となったことで、搬送中に噴射タンク312
と対向する搬送経路Dの部分に詰まった感光材料16を
搬送経路Dから容易に取り除けるようにもなる。
【0100】他方、前述のように図3及び図4に示す噴
射状態から図7に示す待機状態に噴射タンク312の姿
勢を変更した際に、封止清掃部材を構成するブラケット
430の突出片430A及びクリーニング材434が、
噴射タンク312の水を噴射する噴射面を封止するが、
この噴射タンク312をさらに図10に示すように回転
することで、クリーニング材434により噴射面を清掃
することができる。
【0101】従って、非噴射状態である待機状態及びク
リーニング状態において、封止清掃部材が、噴射タンク
312の水を噴射する噴射面を封止すると共に噴射面を
清掃するので、画像記録装置10の部品の削減も可能と
なった。
【0102】また、感光材料16の搬送経路Dを挟んで
噴射タンク312と対向した側であって、噴射タンク3
12と搬送ローラ34との間に、加熱板356が配置さ
れており、この加熱板356の吸引孔358で吸引され
て、感光材料16が加熱板356により搬送経路D上で
加熱されると共に、加熱板356に案内されつつ搬送さ
れる。
【0103】具体的には、図2及び図15に示す搬送ロ
ーラ32により搬送経路D上を搬送されて、噴射タンク
312よりの噴射により水が感光材料16の先端側に付
着された後も、加熱板356上を滑らせつつ送られて、
図16に示すように、感光材料16の先端側が搬送ロー
ラ34に挟持されると、感光材料16の搬送が例えば数
秒間だけ停止されて、感光材料16が加熱板356によ
り加熱される。
【0104】この後、搬送ローラ34により再度搬送が
開始されて、感光材料16が加熱板356上から送り出
される。
【0105】従って、加熱板356が感光材料16を吸
引孔358で吸引して、加熱板356に感光材料16が
密着されて滑りつつ感光材料16が案内されるので、噴
射タンク312が水を噴出する際に、噴射タンク312
と感光材料16との間のクリアランスK(図13に示
す)が一定に保たれる。この為、感光材料16上に水が
付着されない部分が生じず、均一に感光材料16上に水
を塗布することが可能となる。
【0106】つまり、感光材料16のカール等により所
定のクリアランスKが維持できない場合は、感光材料1
6が噴射タンク312に接近し過ぎたり、或いは噴射タ
ンク312から離れ過ぎたりして、水が不均一に付着す
る虞があるが、クリアランスKが一定に保たれるので、
均一に感光材料16上に水を塗布できることになる。
【0107】尚、噴射タンク312より水を噴射する前
には、まずコントローラによって排気管330のバルブ
を閉じた状態とする。この状態で水を霧化しつつ噴射す
る際には、コントローラに制御された電源よりの通電に
より圧電素子326に電圧を印加して、全ての圧電素子
326を同時に伸ばすように変形させる。
【0108】そして、複数の圧電素子326が同時に伸
びるように伸縮すると、一対のてこ板320が支持部3
12B廻りにそれぞれ揺動されるのに伴って、一対のて
こ板320に挟まれて位置するノズル孔324の周辺の
ノズル板322の部分が搬送経路D上の感光材料16に
向かう方向に沿って往復動され(この場合、図14の矢
印B方向に移動する)、噴射タンク312内の水をこの
ノズル板322が加圧する。
【0109】以上より、圧電素子326の動作に伴っ
て、噴射タンク312に充填された水が複数のノズル孔
324から噴出する。この結果、噴射タンク312に充
填された水を図14に示すように、ノズル孔324から
噴出しつつ霧化させて、搬送中の感光材料16上に付着
させることができる。
【0110】この際、圧電素子326の動作に伴って、
複数のノズル孔324が線状に並んだ方向に沿って延び
る支持部312B廻りにてこ板320が揺動されるの
で、ノズル板322の複数のノズル孔324が設けられ
た部分全体が均一に変位する。この為、直線状に配列さ
れた複数のノズル孔324により形成されるノズル列の
長手方向に沿ってノズル孔324を一括して同一の変位
量で安定して変位させることができ、噴射タンク312
に充填された水が複数のノズル孔324から均一に噴出
される。従って、より一層感光材料16上に水が付着さ
れない部分が生じ難くなる。
【0111】他方、噴射タンク312がノズル孔324
を有し、このノズル孔324から水を噴射させるので、
水が溜められた槽内に感光材料等を漬けて塗布する塗布
装置と比較して、少量の水で塗布することが可能となる
と共に、短時間で感光材料16を乾燥できるようにな
る。
【0112】また、噴射タンク312が感光材料16の
幅方向全体にわたって配置される複数のノズル孔324
を有し、圧電素子326による一度の変位により、これ
らのノズル孔324から水が同時に噴射されるので、一
度の噴射で、感光材料16の幅方向全体にわたって広範
囲に水を塗布することができる。この為、ノズル板32
2を二次元平面上で走査する必要が無くなると共に、短
時間で大面積の塗布が可能となって、塗布時間を短縮す
ることが可能になる。
【0113】さらに、感光材料16の搬送速度と相まっ
て、任意のタイミングで多数回ノズル孔324より水を
噴射することにより、感光材料16の全面にわたって水
が塗布される。そして、ノズル板322のノズル孔32
4から水が噴射されると、噴射タンク312内の水が順
次減少するものの、サブタンク338が水を供給して噴
射タンク312内の水位を一定にする機能を有している
ので、サブタンク338側より水が供給されて、霧化中
の噴射タンク312内の水圧を一定値に保つことが可能
となり、連続的な水の噴射が確保される。
【0114】この後、水塗布部50において画像形成用
溶媒としての水が塗布された感光材料16は、搬送ロー
ラ34によって熱現像転写部120の一対の無端ベルト
122、124間へ送り込まれる。
【0115】他方、感光材料16へ走査露光されるに伴
って、受像材料108も受材マガジン106からニップ
ローラ110によって引き出されて搬送される。受像材
料108が所定長さ引き出されると、カッタ112が作
動して受像材料108が所定長さに切断される。
【0116】カッタ112の作動後、切断された受像材
料108がガイド板によって案内されながら搬送ローラ
132、134、136、138によって搬送される。
受像材料108の先端部が搬送ローラ138によって挟
持されると、受像材料108は熱現像転写部120の直
前で待機状態となる。
【0117】そして、前述のように感光材料16が搬送
ローラ34によって一対の無端ベルト122、124間
へ送り込まれるのに伴って、受像材料108の搬送が再
開されて、一対の無端ベルト122、124間へ受像材
料108が感光材料16と一体的に送り込まれる。
【0118】この結果、感光材料16と受像材料108
が重ねられ、感光材料16と受像材料108とが加熱板
126により加熱されつつ挟持搬送されることにより、
熱現像転写を行って画像を受像材料108に形成する。
【0119】さらに、一対の無端ベルト122、124
からこれらが排出されると、受像材料108よりも所定
長さ先行して搬送される感光材料16の先端部に剥離爪
128が係合し、感光材料16の先端部を受像材料10
8から剥離する。この感光材料16は、さらに感材排出
ローラ148によって搬送され、廃棄感光材料収容部1
50内に集積される。この際、感光材料16はすぐに乾
燥するので、感光材料16を乾燥させる為に、ヒータ類
をさらに設ける必要もなくなる。
【0120】一方、感光材料16と分離された受像材料
108は、受材排出ローラ162、164、166、1
68、170によって搬送され、トレイ172へ排出さ
れる。
【0121】そして、複数枚の画像記録処理を実施する
場合には、以上の工程が順次連続して行なわれる。
【0122】このように、一対の無端ベルト122、1
24に挟まれて熱現像転写処理されて所定の画像が形成
(記録)された受像材料108は、一対の無端ベルト1
22、124から排出された後に、複数の受材排出ロー
ラ162、164、166、168、170によって挟
持搬送されて装置外へ取り出される。
【0123】尚、上記実施の形態において、カム406
には駆動側歯車414及び伝達歯車416を介してモー
タ412からの回転力が伝達されるが、モータでカムを
直接駆動回転する構造としても良い。
【0124】さらに、上記実施の形態においてノズル列
を1列としたが、ノズル列は1列に限定されずに2列以
上の列数としても良く、ノズル列数を増やすことによっ
て、アクチュエータの駆動回数をさらに減らすことが可
能となる。さらに、上記実施の形態においては、ノズル
列を搬送方向に対して直角に配置したが、直角に限定す
る必要はなく、搬送方向に対して斜めに配置しても良
い。
【0125】また、上記実施の形態においては、画像記
録材料として感光材料16と受像材料108とを用い、
露光後の感光材料16に塗布装置310の噴射タンク3
12により水を塗布し、感光材料16と受像材料108
とを重ね合わせて熱現像転写させる構成としたが、これ
に限らず、受像材料108に水を噴射して塗布しても良
い。
【0126】さらに、これらの材料に限らず他のシート
状あるいはロール状の画像記録材料であっても適用可能
であり、画像形成用溶媒を水以外の材料としても良い。
また、現像機における印画紙への現像液の塗布、印刷機
の浸し水の塗布、塗工機等へ応用することとしても良
い。
【0127】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像形成
装置は、不用意な画像形成用溶媒の漏れ出しを防止する
と共に、画像形成用溶媒の確実な噴射を可能にするだけ
でなく、搬送経路上に詰まった感光材料を容易に取り除
き得るという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像記録装置の概
略全体構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る塗布装置の概略全
体構成図(但し姿勢制御機構は省略する)である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る噴射タンク及び姿
勢制御機構の噴射状態における側面図である。
【図4】図3の4−4矢視線図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る噴射タンク及び姿
勢制御機構の斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る噴射タンク及び姿
勢制御機構の斜視図であって、伝達歯車及び駆動側歯車
を省略した図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る噴射タンク及び姿
勢制御機構の待機状態における側面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る噴射タンク及び姿
勢制御機構の充填開始状態における側面図である。
【図9】図8の9−9矢視線図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る噴射タンク及び
姿勢制御機構のさらなる回転を表す側面図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る噴射タンク下を
感光材料が搬送される状態を示す底面図(但し姿勢制御
機構は省略する)である。
【図12】図11の要部拡大図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係る噴射タンクの断
面図である。
【図14】本発明の一実施の形態に係る噴射タンクから
水を噴射する状態を示す断面図である。
【図15】本発明の一実施の形態に係る塗布装置の斜視
図(但し姿勢制御機構は省略する)である。
【図16】本発明の一実施の形態に係る塗布装置の斜視
図(但し姿勢制御機構は省略する)であって、感光材料
が加熱されている状態を示す図である。
【図17】本発明の一実施の形態に係る熱現像転写部の
拡大図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置 16 感光材料(画像記録材料) 62 水塗布部 310 塗布装置 312 噴射タンク(噴射器) 324 ノズル孔 404 揺動アーム 406 カム 412 モータ 414 駆動側歯車 416 伝達歯車 418 固定ギヤ 426 セクタギヤ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録材料の搬送経路に対向して配置
    され且つ画像形成用溶媒を画像記録材料に向かって噴射
    し得る噴射器と、画像記録材料に画像形成用溶媒を噴射するまでの間の待
    機状態、画像形成用溶媒を噴射器内に充填開始する充填
    開始状態、画像記録材料に向かって画像形成用溶媒を噴
    射する噴射状態、及び噴射器の画像形成用溶媒を噴射す
    る噴射面を清掃するクリーニング状態をとるように 噴射
    器の姿勢を変更し得る姿勢制御機構と、 を有したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記姿勢制御機構は、前記噴射器の噴射
    面を封止するように前記噴射器の姿勢を変更し得ること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像記録材料の搬送経路に対向して配置
    され且つ画像形成用溶媒を画像記録材料に向かって噴射
    し得る噴射器と、 噴射器を支持し且つ揺動するのに伴って噴射器を旋回動
    するアームと、 アームの揺動中心点を中心とした円に沿って歯が並ぶ第
    1ギヤと、 第1ギヤと噛み合うように噴射器に固定され且つ、噴射
    器の旋回動に伴って噴射器の姿勢を変更し得る第2ギヤ
    と、 アームを揺動する駆動機構と、 を有したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像記録材料の搬送経路に対向して配置
    され且つ画像形成用溶媒を画像記録材料に向かって噴射
    し得る噴射器と、 画像記録材料に画像形成用溶媒を噴射するまでの間の待
    機状態、画像形成用溶媒を噴射器内に充填開始する充填
    開始状態、画像記録材料に向かって画像形成用溶媒を噴
    射する噴射状態、及び噴射器の画像形成用溶媒を噴射す
    る噴射面を清掃するクリーニング状態をとるように噴射
    器の姿勢を変更し得る姿勢制御機構と、 待機状態において噴射器の画像形成用溶媒を噴射する噴
    射面を封止すると共にクリーニング状態において噴射面
    を清掃する封止清掃部材と、 を有したことを特徴とする画像形成装置。
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