JPH09160208A - 画像形成装置及び画像形成用溶媒塗布装置 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成用溶媒塗布装置

Info

Publication number
JPH09160208A
JPH09160208A JP32186495A JP32186495A JPH09160208A JP H09160208 A JPH09160208 A JP H09160208A JP 32186495 A JP32186495 A JP 32186495A JP 32186495 A JP32186495 A JP 32186495A JP H09160208 A JPH09160208 A JP H09160208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
forming solvent
photosensitive material
nozzle holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32186495A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Sanada
和男 眞田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP32186495A priority Critical patent/JPH09160208A/ja
Publication of JPH09160208A publication Critical patent/JPH09160208A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量の画像形成用溶媒で塗布を可能とすると
共に、短時間で画像形成用溶媒を乾燥する。 【解決手段】 噴射タンク312の壁面の一部であって
感光材料16の搬送経路Aに対向した部分に、弾性変形
可能な薄板で形成されるノズル板322が設置される。
ノズル板322に、噴射タンク312内に貯留された水
を噴射するための複数のノズル孔324が一定の間隔で
感光材料16の搬送方向と交差する方向に沿って直線状
に並べて配置される。ノズル板322に圧電素子326
が接着されており、この圧電素子326に電源が接続さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料及び受像
材料等の画像記録材料に適切に画像形成用溶媒を塗布し
て画像を形成し得る画像形成装置及び画像形成用溶媒塗
布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】二種の画像記録材料、例えば感光材料と
受像材料とを用いて画像記録処理を行う画像形成装置が
知られている。
【0003】この種の画像形成装置には、感光材料に塗
布するための画像形成用溶媒を溜めた槽を有する画像形
成用溶媒塗布部が配置されており、さらに、加熱ドラム
とこの加熱ドラムの外周に圧接し加熱ドラムと共に回転
する無端圧接ベルトから成る熱現像転写部が配置されて
いる。
【0004】画像形成装置内で挟持搬送されながら画像
が露光された感光材料は、画像形成用溶媒塗布部におい
て画像形成用溶媒としての水が溜められた槽内に漬けら
れて、水が塗布された後に、熱現像転写部へ送り込まれ
る。一方、受像材料は、感光材料と同様に熱現像転写部
へ送り込まれる。
【0005】熱現像転写部においては、水塗布後の感光
材料が受像材料と重ね合わされ、この状態で加熱ドラム
の外周へ密着して巻き付けられる。さらに、両材料は加
熱ドラムと無端圧接ベルトとの間で挟持搬送されながら
感光材料が熱現像されると共に受像材料へ画像が転写さ
れ、所定の画像が受像材料に形成(記録)される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像形成用溶
媒が溜められた槽内に感光材料を漬けて塗布する場合、
画像形成用溶媒が多量に必要となると共に、画像形成用
溶媒の乾燥に長時間要するようになる。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、少量の画像形
成用溶媒で塗布を可能とすると共に、短時間で画像形成
用溶媒を乾燥し得る画像形成装置及び画像形成用溶媒塗
布装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1による画像形成
装置は、露光された感光材料及びこの感光材料から画像
が転写される受像材料の少なくとも一方に画像形成用溶
媒を塗布し、これらを重ねて熱現像転写を行って画像を
受像材料に形成し得る画像形成装置であって、画像形成
用溶媒を塗布する塗布手段が複数のノズル孔を有し、こ
れらのノズル孔から画像形成用溶媒を噴射させて感光材
料あるいは受像材料の少なくとも一方に画像形成用溶媒
を塗布することを特徴とする。
【0009】請求項2による画像形成装置は、露光され
た感光材料及びこの感光材料から画像が転写される受像
材料の少なくとも一方に画像形成用溶媒を塗布し、これ
らを重ねて熱現像転写を行って画像を受像材料に形成し
得る画像形成装置であって、画像形成用溶媒を塗布する
塗布手段が複数のノズル孔を有し、これらのノズル孔か
ら画像形成用溶媒を同時に噴射させて感光材料あるいは
受像材料の少なくとも一方に画像形成用溶媒を塗布する
ことを特徴とする。
【0010】請求項3による画像形成装置は、露光され
た感光材料及びこの感光材料から画像が転写される受像
材料の少なくとも一方に画像形成用溶媒を塗布し、これ
らを重ねて熱現像転写を行って画像を受像材料に形成し
得る画像形成装置であって、画像形成用溶媒を塗布する
塗布手段が感光材料あるいは受像材料の幅方向全体にわ
たって配置される複数のノズル孔を有し、これらノズル
孔と感光材料または受像材料とを相対的に移動させると
共に、これらのノズル孔から画像形成用溶媒を噴射させ
て感光材料あるいは受像材料の少なくとも一方に画像形
成用溶媒を塗布することを特徴とする。
【0011】請求項4による画像形成用溶媒塗布装置
は、像露光された画像記録材料の搬送経路に対向して配
置され且つ、画像形成用溶媒を貯留した噴射タンクと、
画像記録材料の搬送経路と対向する前記噴射タンクの壁
面の一部として前記噴射タンクに設置され且つ、画像形
成用溶媒を噴射する複数のノズル孔が画像記録材料の幅
方向全体にわたって並べられて配置されたノズルと、前
記ノズルを搬送経路上の画像記録材料に向かって変位さ
せるアクチュエータと、を有したことを特徴とする。
【0012】請求項5による画像形成用溶媒塗布装置
は、像露光された画像記録材料の搬送経路に対向して配
置され且つ、画像形成用溶媒を貯留した噴射タンクと、
画像記録材料の搬送経路と対向する前記噴射タンクの壁
面の一部として前記噴射タンクに設置され且つ、画像形
成用溶媒を噴射する複数のノズル孔を画像記録材料の幅
方向全体にわたって並べて形成したノズル列が千鳥掛状
に複数列配置されたノズルと、前記ノズルを搬送経路上
の画像記録材料に向かって変位させるアクチュエータ
と、を有したことを特徴とする。
【0013】請求項1に係る画像形成装置の作用を以下
に説明する。複数のノズル孔を有する塗布手段がこれら
のノズル孔から画像形成用溶媒を噴射させて、露光され
た感光材料及びこの感光材料から画像が転写される受像
材料の少なくとも一方に画像形成用溶媒を塗布し、これ
らを重ねて熱現像転写を行って画像を受像材料に形成す
る。
【0014】従って、塗布手段がノズル孔を有し、この
ノズル孔から画像形成用溶媒を噴射させるので、画像形
成用溶媒が溜められた槽内に感光材料等を漬けて塗布す
る塗布装置と比較して、少量の画像形成用溶媒で塗布す
ることが可能となると共に、短時間で画像形成用溶媒が
乾燥できるようになる。
【0015】また、塗布手段が複数のノズル孔を有して
いるので、多数の画像形成用溶媒の水滴を噴射させるこ
とが可能となる。
【0016】請求項2に係る画像形成装置の作用を以下
に説明する。本発明も請求項1と同様な作用を奏する
が、ノズル孔から画像形成用溶媒が同時に噴射されるの
で、一度の噴射で広範囲に画像形成用溶媒を塗布するこ
とができ、塗布時間を短縮することが可能になる。
【0017】請求項3に係る画像形成装置の作用を以下
に説明する。本発明も請求項1と同様な作用を奏する
が、塗布手段が感光材料あるいは受像材料の幅方向全体
にわたって配置される複数のノズル孔を有しているの
で、一度の噴射で、感光材料あるいは受像材料の幅方向
全体にわたって画像形成用溶媒を塗布することが可能に
なる。
【0018】請求項4に係る画像形成用溶媒塗布装置の
作用を以下に説明する。噴射タンクに設置されたノズル
に、噴射タンク内に貯留された画像形成用溶媒を噴射す
る複数のノズル孔が配置されている。そして、アクチュ
エータがノズルを搬送経路上の画像記録材料に向かって
画像形成用溶媒を噴射するように変位させる。従って、
このノズルの変位に伴って複数のノズル孔よりそれぞれ
画像形成用溶媒が飛び出して画像記録材料上に付着す
る。
【0019】以上より、ノズル孔から画像形成用溶媒を
噴射させるので、画像形成用溶媒が溜められた槽内に感
光材料等を漬けて塗布する塗布装置と比較して、少量の
画像形成用溶媒で塗布することが可能となると共に、短
時間で画像形成用溶媒が乾燥できるようになる。
【0020】この際、画像形成用溶媒を噴射する複数の
ノズル孔を、画像記録材料の幅方向全体にわたって並べ
て配置しているので、一度のアクチュエータによる変位
により、搬送される画像記録材料上に広範囲に画像形成
用溶媒を付着させることが可能となる。
【0021】一方、ノズル孔により粒径が決まり、また
気体を液体と混合することが無いので、粒径のばらつき
が無くなり、さらに、ノズル孔が並べられて配置される
ので、飛着位置のばらつきが無くなる。この為、これら
のばらつきにより塗布面上の液体の均一性を阻害するこ
とがない。
【0022】また、複数のノズル孔が画像記録材料の幅
方向全体にわたって並べて配置されているので、二次元
平面上でノズルを走査する必要が無くなり、短時間で大
面積の塗布が可能となる。さらに、画像記録材料にノズ
ル孔を有したノズルが接触することがなく、目詰まりや
汚染等がなくなり、耐久性が向上する。
【0023】一方、ノズルには、単にノズル孔を複数形
成するだけでよいので、集積化技術が不要となり、低コ
ストで塗布装置の製造が可能となる。
【0024】請求項5に係る画像形成用溶媒塗布装置の
作用を以下に説明する。本発明も請求項4と同様な作用
を奏するが、複数のノズル孔を画像記録材料の幅方向全
体にわたって並べたノズル列が、ノズルに千鳥掛状に複
数列配置されているので、少ない変位回数で画像記録材
料上に多数の液滴を付着して、最密充填または複数回塗
布することができ、塗布量増大、均一性の向上が図れ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の第1の実施の
形態に係る画像形成装置である画像記録装置10の概略
全体構成図が示されている。
【0026】この図に示される画像記録装置10の機台
12内には、感光材料16を収納する感材マガジン14
が配置されており、感材マガジン14から引き出された
この感光材料16の感光(露光)面が左方へ向くように
感光材料16が感材マガジン14にロール状に巻き取ら
れている。
【0027】感材マガジン14の感光材料取出し口の近
傍には、ニップローラ18およびカッタ20が配置され
ており、感材マガジン14から感光材料16を所定長さ
引き出した後に切断することができる。カッタ20は、
例えば固定刃と移動刃から成るロータリータイプのカッ
タとされており、移動刃を回転カム等によって上下に移
動させて固定刃と噛み合わせ感光材料16を切断するこ
とができる。
【0028】カッタ20の側方には、複数の搬送ローラ
24、26、28、30、32、34が順に配置されて
おり、各搬送ローラの間には図示しないガイド板が配設
されている。所定長さに切断された感光材料16は、ま
ず搬送ローラ24、26の間に設けられた露光部22へ
搬送される。
【0029】この露光部22の左側には露光装置38が
設けられている。露光装置38には、3種のLD、レン
ズユニット、ポリゴンミラー、ミラーユニットが配置さ
れており(何れも、図示省略)、露光装置38から光線
Cが露光部22に送られて、感光材料16が露光される
ようになっている。
【0030】さらに、露光部22の上方には、感光材料
16をU字状に湾曲させて搬送するUターン部40及び
画像形成用溶媒を塗布する為の水塗布部50が設けられ
ている。尚、本実施の形態において画像形成用溶媒とし
ては水が用いられる。
【0031】感材マガジン14から上昇し露光部22に
て露光された感光材料16は、搬送ローラ28、30に
よりそれぞれ挟持搬送されてUターン部40の上側寄り
の搬送経路を通過しつつ水塗布部50へ送り込まれる。
【0032】一方、図2に示す如く、水塗布部50の感
光材料16の搬送経路Aと対向する位置には、塗布手段
であって画像形成用溶媒塗布装置である塗布装置310
の一部を構成する噴射タンク312が配置されている。
【0033】また、図2に示すように、この噴射タンク
312の左下方には、この噴射タンク312に供給する
為の水を貯留する水ボトル332が配置されており、こ
の水ボトル332の上部に水を濾過する為のフィルタ3
34が配置されている。そして、途中にポンプ336が
配置された送水パイプ342が、この水ボトル332と
フィルタ334との間を繋いでいる。
【0034】さらに、噴射タンク312の右側には、水
ボトル332より送られた水を溜めるサブタンク338
が配置されており、フィルタ334から送水パイプ34
4がサブタンク338にまで伸びている。
【0035】従って、ポンプ336が作動すると、水ボ
トル332からフィルタ334側に水が送られると共
に、フィルタ334を通過して濾過された水がサブタン
ク338に送られて、サブタンク338に水が一旦溜め
られるようになる。
【0036】また、サブタンク338と噴射タンク31
2との間を繋ぐ送水パイプ346が、これらの間に配置
されており、フィルタ334、サブタンク338、送水
パイプ346等を介して、水ボトル332よりポンプ3
36で送られた水がこの噴射タンク312内に満たされ
ることになる。
【0037】この噴射タンク312の下部には、水ボト
ル332に循環パイプ348で繋がれたトレー340が
配置されており、噴射タンク312より溢れ出した水を
トレー340が集め、循環パイプ348を介して水ボト
ル332に戻すようになっている。また、この循環パイ
プ348は、サブタンク338内にまで突出して伸びた
状態でサブタンク338に接続されており、サブタンク
338内に溜まった必要以上の水を水ボトル332に、
戻すようになっている。
【0038】さらに、図4及び図6に示すように、この
噴射タンク312の壁面の一部であって感光材料16の
搬送経路Aに対向した部分には、弾性変形可能な長方形
状の薄板を屈曲して形成したノズル板322が設置され
ている。
【0039】そして、図3から図5に示すように、この
ノズル板322には、噴射タンク312内に満たされた
水を噴射するための複数のノズル孔324(例えば直径
数十μm)が、一定の間隔で感光材料16の搬送方向A
と交差する方向に沿って直線状に並べられつつ感光材料
16の幅方向全体にわたって配置されている。この為、
これらノズル孔324よりそれぞれ噴射タンク312内
の水が感光材料16側に放出可能とされている。
【0040】他方、図2及び図3に示すように、この噴
射タンク312の上部から排気管330が伸びており、
この排気管330が噴射タンク312の内外を連通可能
としている。また、この排気管330の途中にこの排気
管330を開閉する図示しないバルブが設置されてい
て、このバルブの開閉動により、噴射タンク312内を
外気に対して連通及び閉鎖し得るようになっている。
【0041】線状に配列された複数のノズル孔324の
長手方向と直交する方向に位置するノズル板322の端
部であるノズル板322の両端部は、図6に示すよう
に、一対のてこ板320にそれぞれ接着剤等で接着され
て接続されており、これによってノズル板322と一対
のてこ板320とが連結されている。これら一対のてこ
板320は、噴射タンク312の一対の側壁312Aの
下部にそれぞれ形成された細幅の支持部312Bを介し
て、これら一対の側壁312Aにそれぞれ固定されてい
る。
【0042】一方、相互に当接して噴射タンク312の
頂面を形成する一対の頂壁312Cの一部は、噴射タン
ク312の外側にまで突出しており、この突出した頂壁
312Cの下側には、アクチュエータとなる複数の圧電
素子326(本実施の形態上では、片側に3本づつ)が
接着されて配置されている。この圧電素子326の下面
には、てこ板320の外端側が接着されて、圧電素子3
26とてこ板320とが連結されている。
【0043】従って、これら圧電素子326、てこ板3
20及び支持部312Bにより、てこ機構が構成される
ことになり、圧電素子326によっててこ板320の外
端側が動かされると、この動きと逆方向にてこ板320
の内端側が動くことになる。尚、この圧電素子326
は、積層された例えば圧電セラミックスで形成されてい
て、圧電素子326の軸方向の変位が大きくされたもの
であり、コントローラにより電圧の印加のタイミングが
制御される電源(それぞれ図示せず)に、接続されてい
る。そして、前述の排気管330の開閉用のバルブも、
このコントローラに接続されていて、このコントローラ
がバルブの開閉動も制御することになる。
【0044】他方、これらてこ板320、側壁312
A、支持部312B及び頂壁312Cは、一体的に形成
されたフレーム314の一部をそれぞれ形成しており、
図6に示すように、このフレーム314が一対重ね合わ
されて図示しないボルトでねじ止められることにより、
一対のてこ板320、一対の側壁312A、一対の頂壁
312C及び一対の支持部312Bが、それぞれ相互に
対向して配置された状態で、噴射タンク312の外枠を
形成することになる。
【0045】また、ノズル孔324の長手方向に位置す
るノズル板322の端部であるノズル板322の左右端
と、一対のフレーム314の端部とで、区画された部分
には、薄肉の封止板328が一対のフレーム314に接
着された状態で配置されている。
【0046】さらに、この封止板328の内側には、ノ
ズル板322の左右端及び一対のフレーム314の端部
と、この封止板328との間の隙間を埋めて、これらの
間から水が漏れないようにする為、例えばシリコンゴム
系の接着剤である弾性接着剤が、充填されている。従っ
て、ノズル板322の左右端の動きを阻害せずに、噴射
タンク312の隙間が弾性接着剤により封止されること
になる。尚、薄肉の封止板328を用いず噴射タンク3
12の左右端を弾性接着剤のみで封止するようにしても
良い。
【0047】以上より、圧電素子326に電源より通電
されると、図7に示すように、圧電素子326が伸びて
てこ板320を支持部312B廻りに回動されるのに伴
って、この圧電素子326がノズル板322の中央部を
矢印B方向に沿って上昇させるように、ノズル板322
を変形させつつ変位させる。そして、このノズル板32
2の変形に伴って、噴射タンク312内の水の圧力が高
まり、ノズル孔324から少量の水Lが一括して線状に
噴射されることになる。
【0048】一方、図1に示すように、機台12内の左
上端部には受像材料108を収納する受材マガジン10
6が配置されている。この受像材料108の画像形成面
には媒染剤を有する色素固定材料が塗布されており、受
材マガジン106から引き出された受像材料108の画
像形成面が下方へ向くように受像材料108が受材マガ
ジン106にロール状に巻き取られている。
【0049】受材マガジン106の受像材料取出し口の
近傍には、ニップローラ110が配置されており、受材
マガジン106から受像材料108を引き出すと共にそ
のニップを解除することができる。
【0050】ニップローラ110の側方にはカッタ11
2が配置されている。カッタ112は前述の感光材料用
のカッタ20と同様に、例えば固定刃と移動刃から成る
ロータリータイプのカッタとされており、移動刃を回転
カム等によって上下に移動させて固定刃と噛み合わせる
ことにより、受材マガジン106から引き出された受像
材料108を感光材料16よりも短い長さに切断するよ
うになっている。
【0051】カッタ112の側方には、搬送ローラ13
2、134、136、138及び図示しないガイド板が
配置されており、所定長さに切断された受像材料108
を熱現像転写部120側に搬送できるようになってい
る。
【0052】図1及び図8に示す如く、熱現像転写部1
20は、それぞれ複数の巻き掛けローラ140に巻き掛
けられて、それぞれ上下方向を長手方向としたループ状
にされた一対の無端ベルト122、124を有してい
る。従って、これらの巻き掛けローラ140のいずれか
が駆動回転されると、これらの巻き掛けローラ140に
巻き掛けられた一対の無端ベルト122、124がそれ
ぞれ回転される。
【0053】これら一対の無端ベルト122、124の
内の図上、右側の無端ベルト122のループ内には、上
下方向を長手方向とした平板状に形成された加熱板12
6が、無端ベルト122の左側の内周部分に対向しつつ
配置されている。この加熱板126の内部には、図示し
ない線状のヒータが配置されており、このヒータによっ
て加熱板126の表面を昇温して所定の温度に加熱でき
るようになっている。
【0054】従って、感光材料16は、搬送経路の最後
の搬送ローラ34により熱現像転写部120の一対の無
端ベルト122、124間に送り込まれる。また、受像
材料108は感光材料16の搬送に同期して搬送され、
感光材料16が所定長さ先行した状態で、搬送経路の最
後の搬送ローラ138により熱現像転写部120の一対
の無端ベルト122、124間に送り込まれて、感光材
料16に重ね合わせられる。
【0055】この場合、受像材料108は感光材料16
よりも幅方向寸法および長手方向寸法がいずれも小さい
寸法となっているため、感光材料16の周辺部は四辺と
も受像材料108の周辺部から突出した状態で重ね合わ
せられることになる。
【0056】以上より、一対の無端ベルト122、12
4によって重ね合わされた感光材料16及び受像材料1
08は、重ね合わせられた状態のままで一対の無端ベル
ト122、124によって挟持搬送されるようになる。
さらに、重ね合わされた感光材料16と受像材料108
が、一対の無端ベルト122、124間に完全に収まっ
た時点で、一対の無端ベルト122、124は回転を一
旦停止し、挟持した感光材料16と受像材料108を加
熱板126で加熱する。感光材料16は、この挟持搬送
時及び停止時において無端ベルト122を介して加熱板
126により加熱されることとなり、加熱に伴って、可
動性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材料108
の色素固定層に転写されて、受像材料108に画像が得
られることになる。
【0057】さらに、一対の無端ベルト122、124
に対して材料供給方向下流側には、剥離爪128が配置
されており、この剥離爪128が一対の無端ベルト12
2、124間で挟持搬送される感光材料16と受像材料
108のうち、感光材料16の先端部のみに係合し、一
対の無端ベルト122、124間より突出したこの感光
材料16の先端部を受像材料108から剥離させること
ができる。
【0058】剥離爪128の左方には感材排出ローラ1
48が配置されており、剥離爪128に案内されながら
左方へ移動される感光材料16を、更に廃棄感光材料収
容部150側へ搬送し得るようになっている。
【0059】この廃棄感光材料収容部150は、感光材
料16が巻き付けられるドラム152及び、このドラム
152に一部が巻き掛けられているベルト154を有し
ている。さらに、このベルト154は複数のローラ15
6に巻き掛けられており、これらローラ156の回転に
よって、ベルト154が廻され、これに伴ってドラム1
52が回転するようになっている。
【0060】従って、ローラ156の回転によりベルト
154が廻された状態で、感光材料16が送り込まれる
と、感光材料16がドラム152の周りに集積できるよ
うになっている。
【0061】他方、図1上、一対の無端ベルト122、
124の下方から左方に向かって受像材料108を搬送
し得るように受材排出ローラ162、164、166、
168、170が順に配置されており、一対の無端ベル
ト122、124から排出された受像材料108は、こ
れら受材排出ローラ162、164、166、168、
170によって搬送されて、トレイ172へ排出される
ことになる。
【0062】次に本実施の形態の作用を説明する。上記
構成の画像記録装置10では、感材マガジン14がセッ
トされた後には、ニップローラ18が作動され、感光材
料16がニップローラ18によって引き出される。感光
材料16が所定長さ引き出されると、カッタ20が作動
して、感光材料16が所定長さに切断されると共に、そ
の感光(露光)面を左方へ向けた状態で露光部22へ搬
送される。そして、この感光材料16の露光部22の通
過と同時に露光装置38が作動し、露光部22に位置す
る感光材料16へ画像が走査露光される。
【0063】露光が終了すると、露光後の感光材料16
は、水塗布部50に送られる。水塗布部50では、搬送
された感光材料16が、搬送ローラ32の駆動によって
図4に示すように、噴射タンク312側へ送り込まれ
る。
【0064】そして、搬送経路Aに沿って搬送される感
光材料16は、噴射タンク312よりの噴射により水が
付着されるが、この際の動作、作用を以下に説明する。
【0065】まず、コントローラによって排気管330
のバルブを閉じた状態とする。この状態でノズル板32
2から水を霧化しつつ噴射する際には、コントローラに
制御された電源よりの通電により圧電素子326に電圧
を印加して、全ての圧電素子326を同時に伸ばすよう
に変形させる。
【0066】圧電素子326がこのように変形すると、
一対のてこ板320の支持部312B廻りの回動を介し
て、変位がノズル板322に伝達されて、ノズル板32
2が噴射タンク312内の水を加圧するように変位させ
られる。この結果、噴射タンク312に充填された水を
図7に示すように、ノズル孔324から霧化しつつ噴出
させて、搬送中の感光材料16上に付着させることがで
きる。
【0067】この際、噴射タンク312の壁面の一部と
して噴射タンク312に設置されたノズル板322に、
水を噴射する複数のノズル孔324が感光材料16の幅
方向全体にわたって配列されている。
【0068】従って、噴射タンク312がノズル孔32
4を有し、このノズル孔324から水を噴射させるの
で、水が溜められた槽内に感光材料等を漬けて塗布する
塗布装置と比較して、少量の水で塗布することが可能と
なると共に、短時間で水が乾燥できるようになる。
【0069】また、噴射タンク312が感光材料16の
幅方向全体にわたって配置される複数のノズル孔324
を有し、圧電素子326による一度の変位により、これ
らのノズル孔324から水が同時に噴射されるので、一
度の噴射で、感光材料16の幅方向全体にわたって広範
囲に水を塗布することができ、塗布時間を短縮すること
が可能になる。
【0070】さらに、ノズル孔324の長手方向と直交
する方向のノズル板322の両端部にてこ板320が連
結され、このてこ板320を介してノズル板322と圧
電素子326とが連結されているので、直線状に配列さ
れた複数のノズル孔324の長手方向に沿ってノズル孔
324を一括して同一の変位量で安定して変位させるこ
とができ、感光材料16への均一な水の塗布が可能とな
る。
【0071】そして、感光材料16の搬送速度と相まっ
て、任意のタイミングで多数回ノズル孔324より水を
噴射することにより、感光材料16の全面にわたって水
が塗布される。
【0072】一方、ノズル孔324により粒径が決ま
り、また気体を液体と混合することが無いので、粒径の
ばらつきが無く、さらに、ノズル孔324が一定の間隔
で直線状に並べられて配置されるので、飛着位置のばら
つきが無くなる。この為、これらのばらつきにより塗布
面である感光材料16の表面上の液体の均一性を阻害す
ることがない。
【0073】また、複数のノズル孔324を、一定の間
隔で感光材料16の搬送方向と交差する方向に沿って直
線状に並べて配置しているので、ノズル板322を二次
元平面上で走査する必要が無くなり、短時間で大面積の
塗布が可能となる。さらに、感光材料16にノズル孔3
24を有したノズル板322が接触することがない為、
目詰まりや汚染等がなくなり、塗布装置310の耐久性
が向上する。
【0074】一方、ノズル板322には、単にノズル孔
324を複数形成するだけでよいので、集積化技術が不
要となり、低コストで塗布装置310の製造が可能とな
る。
【0075】さらに、ノズル板322のノズル孔324
から水が噴射されると、噴射タンク312内の水が順次
減少するものの、サブタンク338が水を供給して噴射
タンク312内の水位を一定にする機能を有しているの
で、サブタンク338側より水が供給されて、霧化中の
噴射タンク312内の水圧を一定値に保つことが可能と
なり、連続的な水の噴射が確保される。
【0076】この後、水塗布部50において画像形成用
溶媒としての水が塗布された感光材料16は、搬送ロー
ラ34によって熱現像転写部120の一対の無端ベルト
122、124間へ送り込まれる。
【0077】他方、感光材料16へ走査露光されるに伴
って、受像材料108も受材マガジン106からニップ
ローラ110によって引き出されて搬送される。受像材
料108が所定長さ引き出されると、カッタ112が作
動して受像材料108が所定長さに切断される。
【0078】カッタ112の作動後は、切断された受像
材料108がガイド板によって案内されながら搬送ロー
ラ132、134、136、138によって搬送され
る。受像材料108の先端部が搬送ローラ138によっ
て挟持されると、受像材料108は熱現像転写部120
の直前で待機状態となる。
【0079】そして、前述のように感光材料16が搬送
ローラ34によって一対の無端ベルト122、124間
へ送り込まれるのに伴って、受像材料108の搬送が再
開されて、一対の無端ベルト122、124間へ受像材
料108が感光材料16と一体的に送り込まれる。
【0080】この結果、感光材料16と受像材料108
が重ねられ、感光材料16と受像材料108とが加熱板
126により加熱されつつ挟持搬送されて、熱現像転写
を行って画像を受像材料108に形成する。
【0081】さらに、一対の無端ベルト122、124
からこれらが排出されると、受像材料108よりも所定
長さ先行して搬送される感光材料16の先端部に剥離爪
128が係合し、感光材料16の先端部を受像材料10
8から剥離する。この感光材料16は、さらに感材排出
ローラ148によって搬送され、廃棄感光材料収容部1
50内に集積される。この際、感光材料16はすぐに乾
燥するので、感光材料16を乾燥させる為に、ヒータ類
をさらに設ける必要がなくなる。
【0082】一方、感光材料16と分離された受像材料
108は、受材排出ローラ162、164、166、1
68、170によって搬送され、トレイ172へ排出さ
れる。
【0083】そして、複数枚の画像記録処理を実施する
場合には、以上の工程が順次連続して行なわれる。
【0084】このように、一対の無端ベルト122、1
24に挟まれて熱現像転写処理されて所定の画像が形成
(記録)された受像材料108は、一対の無端ベルト1
22、124から排出された後に、複数の受材排出ロー
ラ162、164、166、168、170によって挟
持搬送されて装置外へ取り出される。
【0085】次に、本発明の第1の実施の形態に係る塗
布装置310の噴射タンク312の変形例を図9に示
し、以下に説明する。
【0086】図9(A)に示すように、第1の変形例の
噴射タンク312は、ノズルであるノズル板322にの
こぎり歯状に連続してノズル孔324が配置される構造
となっている。また、図9(B)に示すように、第2の
変形例の噴射タンク312は、ノズル板322にこぎり
歯状の他の形に連続してノズル孔324が配置される構
造となっている。さらに、図9(C)に示すように、第
3の変形例の噴射タンク312は、ノズル板322に弧
状に連続してノズル孔324が配置される構造となって
いる。
【0087】以上のような各変形例の構造によっても、
ノズル板322が変位する際に、前述の作用と同様に感
光材料16上に水が付着することになる。すなわち、前
述の第1の実施の形態では、感光材料16の搬送方向と
直交した直線状にノズル孔324を配置したが、必ずし
も直線状に配置しなくとも、同様の効果を得ることが可
能になる。
【0088】次に、本発明の第2の実施の形態に係る塗
布装置310の噴射タンク312の要部を図10(A)
に示し、以下に説明する。尚、第1の実施の形態で説明
した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複した
説明を省略する。
【0089】図10(A)に示すように、本実施の形態
に係る噴射タンク312のノズルであるノズル板322
には、一定の間隔で感光材料16の搬送経路Aの方向と
交差する方向に沿って直線状にノズル孔324を感光材
料16の幅方向全体にわたって並べたノズル列354
が、千鳥掛状に2列配置されている。
【0090】次に本実施の形態の作用を説明する。本実
施の形態も第1の実施の形態と同様な作用を奏するが、
複数のノズル孔324を一定の間隔で感光材料16の搬
送方向と交差する方向に沿って直線状に感光材料16の
幅方向全体にわたって並べたノズル列354が、ノズル
板322に千鳥掛状に複数列配置されているので、少な
い変位回数で感光材料16上に多数の水滴を付着して、
最密充填または複数回塗布することができ、塗布量増
大、均一性の向上が図れることになる。
【0091】次に、本発明の第2の実施の形態に係る噴
射タンク312の変形例を図10(B)及び図10
(C)に示し、以下に説明する。
【0092】図10(B)に示すように、第1の変形例
に係る噴射タンク312のノズル板322には、水を噴
射する複数のノズル孔324を一定の間隔で感光材料1
6の搬送方向と交差する方向に沿って直線状に並べたノ
ズル列354が、千鳥掛状に3列配置されている。
【0093】図10(C)に示すように、第2の変形例
に係る噴射タンク312のノズル板322上には、水を
噴射する複数のノズル孔324を一定の間隔で感光材料
16の搬送方向と交差する方向に沿って直線状に並べた
ノズル列354を千鳥掛状に2列配置されたパターン
が、連続して繰り返されている。
【0094】このような第1及び第2の変形例の構造に
よれば、前述と同様にノズル板322を変位させること
により、複数のノズル列354を構成するノズル孔32
4からそれぞれ水が飛び出して、感光材料16上に水が
最密充填または複数回塗布することができ、塗布量増
大、均一性の向上が図れることになる。
【0095】なお、本実施の形態においては、画像記録
材料として感光材料16と受像材料108とを用い、露
光後の感光材料16に塗布装置310の噴射タンク31
2により水を塗布して、感光材料16と受像材料108
とを重ね合わせて熱現像転写させる構成としたが、これ
に限らず、受像材料108に水を噴射して塗布しても良
い。
【0096】さらに、これらの材料に限らず他のシート
状あるいはロール状の画像記録材料であっても適用可能
であり、画像形成用溶媒を水以外の材料としても良い。
【0097】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像形成
装置及び画像形成用溶媒塗布装置は、少量の画像形成用
溶媒で塗布が可能となると共に、短時間で画像形成用溶
媒が乾燥し得るという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像記録装置
の概略全体構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る塗布装置の概
略全体構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る噴射タンクの
拡大斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る噴射タンク下
を感光材料が搬送される状態を示す底面図である。
【図5】図4の要部拡大図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る噴射タンクの
断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る噴射タンクか
ら水を噴射する状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る熱現像転写部
の拡大図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る噴射タンクの
変形例を表す要部拡大図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る噴射タンク
を表す要部拡大図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置 16 感光材料(画像記録材料) 62 水塗布部 310 塗布装置 312 噴射タンク 322 ノズル板 324 ノズル孔 326 圧電素子 354 ノズル列

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光された感光材料及びこの感光材料か
    ら画像が転写される受像材料の少なくとも一方に画像形
    成用溶媒を塗布し、これらを重ねて熱現像転写を行って
    画像を受像材料に形成し得る画像形成装置であって、 画像形成用溶媒を塗布する塗布手段が複数のノズル孔を
    有し、これらのノズル孔から画像形成用溶媒を噴射させ
    て感光材料あるいは受像材料の少なくとも一方に画像形
    成用溶媒を塗布することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 露光された感光材料及びこの感光材料か
    ら画像が転写される受像材料の少なくとも一方に画像形
    成用溶媒を塗布し、これらを重ねて熱現像転写を行って
    画像を受像材料に形成し得る画像形成装置であって、 画像形成用溶媒を塗布する塗布手段が複数のノズル孔を
    有し、これらのノズル孔から画像形成用溶媒を同時に噴
    射させて感光材料あるいは受像材料の少なくとも一方に
    画像形成用溶媒を塗布することを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 露光された感光材料及びこの感光材料か
    ら画像が転写される受像材料の少なくとも一方に画像形
    成用溶媒を塗布し、これらを重ねて熱現像転写を行って
    画像を受像材料に形成し得る画像形成装置であって、 画像形成用溶媒を塗布する塗布手段が感光材料あるいは
    受像材料の幅方向全体にわたって配置される複数のノズ
    ル孔を有し、これらノズル孔と感光材料または受像材料
    とを相対的に移動させると共に、これらのノズル孔から
    画像形成用溶媒を噴射させて感光材料あるいは受像材料
    の少なくとも一方に画像形成用溶媒を塗布することを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 像露光された画像記録材料の搬送経路に
    対向して配置され且つ、画像形成用溶媒を貯留した噴射
    タンクと、 画像記録材料の搬送経路と対向する前記噴射タンクの壁
    面の一部として前記噴射タンクに設置され且つ、画像形
    成用溶媒を噴射する複数のノズル孔が画像記録材料の幅
    方向全体にわたって並べられて配置されたノズルと、 前記ノズルを搬送経路上の画像記録材料に向かって変位
    させるアクチュエータと、 を有したことを特徴とする画像形成用溶媒塗布装置。
  5. 【請求項5】 像露光された画像記録材料の搬送経路に
    対向して配置され且つ、画像形成用溶媒を貯留した噴射
    タンクと、 画像記録材料の搬送経路と対向する前記噴射タンクの壁
    面の一部として前記噴射タンクに設置され且つ、画像形
    成用溶媒を噴射する複数のノズル孔を画像記録材料の幅
    方向全体にわたって並べて形成したノズル列が千鳥掛状
    に複数列配置されたノズルと、 前記ノズルを搬送経路上の画像記録材料に向かって変位
    させるアクチュエータと、 を有したことを特徴とする画像形成用溶媒塗布装置。
JP32186495A 1995-12-11 1995-12-11 画像形成装置及び画像形成用溶媒塗布装置 Pending JPH09160208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32186495A JPH09160208A (ja) 1995-12-11 1995-12-11 画像形成装置及び画像形成用溶媒塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32186495A JPH09160208A (ja) 1995-12-11 1995-12-11 画像形成装置及び画像形成用溶媒塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09160208A true JPH09160208A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18137270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32186495A Pending JPH09160208A (ja) 1995-12-11 1995-12-11 画像形成装置及び画像形成用溶媒塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09160208A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7032514B2 (en) 2000-06-26 2006-04-25 Fuji Photo Film Co., Ltd. Planographic printing method, original printing plate and printing press

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7032514B2 (en) 2000-06-26 2006-04-25 Fuji Photo Film Co., Ltd. Planographic printing method, original printing plate and printing press

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3516284B2 (ja) 液体噴射装置
JPH08224517A (ja) 液体噴射装置
JPH10307381A (ja) 液体噴射装置及び液体噴射装置の製造方法
US5574530A (en) Device for applying solvent for forming an image
JP3788845B2 (ja) 液体噴射装置及び液体噴射装置の作動方法
JPH11265051A (ja) 液体噴射装置
JP3753767B2 (ja) 画像形成装置
JPH09160208A (ja) 画像形成装置及び画像形成用溶媒塗布装置
JP3766215B2 (ja) 液体噴射装置及び画像形成用溶媒塗布方法
JPH09236901A (ja) 画像形成装置
JPH10197967A (ja) 画像形成装置
JPH1124225A (ja) 液体噴射装置
JPH1165075A (ja) 画像形成用溶媒塗布方法
JP3336265B2 (ja) 画像形成装置
JPH10246946A (ja) 画像形成装置
JPH11128774A (ja) 液体噴射装置
JP3483955B2 (ja) 画像形成用溶媒塗布装置
JP3329717B2 (ja) 画像形成装置
JP3645302B2 (ja) 液滴噴出装置、及び塗布装置
JPH11133574A (ja) 画像形成装置
JPH10305576A (ja) 液体噴射装置及び液体噴射装置の組立て方法
JP3280170B2 (ja) 画像形成用溶媒塗布装置
JPH11265050A (ja) 液体噴射装置
JPH1133449A (ja) 液体噴射装置及び液体噴射装置の製造方法
JPH11138069A (ja) 液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309