JPH11263790A - ピラゾロアゾールを含むケラチン繊維の染色のための組成物、染色における酸化塩基としてのその使用、及び新規なピラゾロアゾール - Google Patents

ピラゾロアゾールを含むケラチン繊維の染色のための組成物、染色における酸化塩基としてのその使用、及び新規なピラゾロアゾール

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JPH11263790A
JPH11263790A JP10356792A JP35679298A JPH11263790A JP H11263790 A JPH11263790 A JP H11263790A JP 10356792 A JP10356792 A JP 10356792A JP 35679298 A JP35679298 A JP 35679298A JP H11263790 A JPH11263790 A JP H11263790A
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    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 毒物学的な欠点がなく、光等の外部要因に耐
性を有し、望ましい強さで非選択的な着色を可能にする
ケラチン繊維のための染色組成物を提供する。 【解決手段】 染色に適した媒体中に、酸化塩基とし
て、所定のピラゾロアゾール化合物及び/またはその酸
との付加塩を含む染色組成物を調製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の主題は、ケラチン繊
維、特にヒトの髪などのケラチン繊維の酸化染色のため
の組成物であって、酸化塩基として少なくとも一のピラ
ゾロアゾール化合物を含む組成物、この組成物を使用す
る染色方法及び新規なピラゾロアゾールである。
【0002】
【従来の技術】ケラチン繊維、特にヒトの髪を、一般的
に酸化塩基として知られる酸化染料前駆体、特にオルト
-またはパラ-フェニレンジアミン、オルト-またはパラ-
アミノフェノール、または複素環化合物を含む染色組成
物で染色することは既知である。酸化染料前駆体または
酸化塩基は、無色または僅かに着色された化合物であ
り、酸化物質と組み合わされて、酸化縮合により有色の
着色化合物を生成する。
【0003】これらの酸化塩基をカプラーまたは着色調
整剤と組み合わせることによって得られる色合いは多様
であることも既知であり、後者は特に、芳香族メタ-ジ
アミン、メタ-アミノフェノール、メタ-ジフェノール及
び所定の複素環化合物、例えばインドール化合物等であ
る。
【0004】酸化塩基とカプラーとして含まれる分子の
多様さによって、多様な色彩を得ることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の酸化塩基を利用して得られるいわゆる“パーマネン
ト”着色は、多数の要件を満たさねばならない。したが
って、毒物学的な欠点のないものでなければならず、望
ましい強さの色合いを得ることが可能で、外部要因
(光、悪天候、洗浄、パーマネントウェーブ、発汗また
は摩擦)にさらされた際に問題となる作用を起こさない
ものでなければならない。
【0006】該染料はまた、白髪を被覆し、最終的にで
きる限り非選択的とすることが可能な、すなわち、同一
のケラチン繊維を染色する場合でも、実際にはその毛先
と毛根では敏感化(損傷)の程度が異なる場合がある
が、できる限り相違のない染色を得ることが可能なもの
でなければならない。これらは製剤中で優れた化学的安
定性を示し、優れた毒物学的プロフィールを示さねばな
らない。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】出
願人はここに、あまり選択的でなく、強力で新規な染料
を得ることが可能であり、これらはケラチン繊維がさら
され得る様々な攻撃に対して特に耐性であり、下記の化
学式(I)のピラゾロアゾール化合物を酸化塩基として
使用することにより多様な色合いで強力な着色を生じる
ことを見いだした。この発見が本発明の基礎となるもの
である。
【0008】したがって、本発明の第一の主題は、ケラ
チン繊維、特にヒトの髪などのケラチン繊維の酸化染色
のための組成物であって、染色に適した媒体中に、 ・酸化塩基として、少なくとも一の化学式(I)のピラ
ゾロアゾール化合物及び/または少なくとも一のその酸
との付加塩を含むことを特徴とする組成物である。
【0009】
【化9】
【0010】式中、R1が水素原子;直鎖または分枝状
のC1−C20アルキル基で、ハロゲン、ニトロ、シア
ノ、ヒドロキシル、アルコキシ、アリールオキシ、アミ
ノ、アルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、ス
ルホンアミド、スルファモイル、イミド、アルキルチ
オ、アリールチオ、アリール、例えばフェニルまたはナ
フチル、(C1−C4)アルコキシ-カルボニルまたはア
シルからなる群より選択される1または2のR基に任意
に置換されてなる基;アリール基(例えばフェニルまた
はナフチル)で上記の1または2のR基に任意に置換さ
れてなる基;少なくとも一の窒素、酸素または硫黄原子
を有する5員または6員の複素環(例えば、ピリジル、
キノリル、ピロリル、モルフォリル、フラニル、テトラ
ヒドロフラニル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾ
リル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルまたは
チアジアゾリル)であって、前記複素環は上記の1また
は2のR基に任意に置換されてなるもの;を表し、R1
がC1−C4アルキル基、アリール基または5員または6
員の複素環(上記のもの)を示す場合、これは酸素、窒
素または硫黄原子を介してピラゾール核の炭素原子に結
合可能であり(この場合、R1はXR1で、X=O、NH
またはS);R1はさらに、ハロゲン原子(例えば臭
素、塩素またはフッ素);アシル基;スルホニル基;ス
ルフィニル基;ホスホニル基;カルバモイル基;スルフ
ァモイル基;シアノ基;シロキシ基;アミノ基;アシル
アミノ基;アシルオキシ基;カルバモイルオキシ基;ス
ルホンアミド基;イミド基;ウレイド基;スルファモイ
ルアミノ基;(C1−C4)アルコキシ-カルボニルアミ
ノ基;アリールオキシカルボニルアミノ基;(C1
4)アルコキシカルボニル基;アリールオキシカルボ
ニル基;カルボキシル基;またはヒドロキシル基;を表
す。
【0011】・R2が水素原子;C1−C4アルキル基;
1−C4モノヒドロキシアルキル基;C2−C4ポリヒド
ロキシアルキル基;C1−C4アミノアルキル基;(CH
2p-X-(CH2qOR’基でp及びqが同一または相
違する1から3の整数であり、R’が水素原子またはメ
チル基を表し、Xが酸素原子またはNR”基でR”が水
素原子またはメチル基を表すもの;(C1−C4)アルコ
キシ(C2−C4)アルキル基;またはジ(C1−C4)ア
ルキルアミノ(C1−C4)アルキル基;を表す。
【0012】・Za、Zb及びZc基は、互いに独立にR3
またはR4を坦持する窒素原子または炭素原子を表し、
3及びR4はR1基について示したものと同様の意味を
有し;Za、Zb及びZc基の少なくとも一が炭素原子以
外であることを条件とし;R3及びR4はまた、共に置換
又は無置換の芳香環、例えばフェニル基を形成可能であ
る。
【0013】上記化学式(I)の化合物のR1基は、水素
原子;直鎖または分枝状のC1−C4アルキル基;フェニ
ル環;ハロゲン原子、C1−C4アルキル基、C1−C4
ルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、トリフルオロメチル
基またはC1−C4アルキルアミノ基によって置換されて
なるフェニル環;ベンジル基;ハロゲン原子、C1−C4
アルキル基、C1−C4アルコキシ基、ニトロ基、アミノ
基、トリフルオロメチル基またはC1−C4アルキルアミ
ノ基によって置換されてなるベンジル基;チオフェン、
フランまたはピリジン環より選択されてなる複素環;ト
リフルオロメチル基;(CH2p-X-(CH2qOR’
基でp及びqが同一または相違する1から3の整数であ
り、R’が水素原子またはメチル基を表し、Xが酸素原
子またはNR”基でR”が水素原子またはメチル基を表
すもの;C1−C4ヒドロキシアルキル基;C1−C4アミ
ノアルキル基;C1−C4アルキルアミノ基;ジ(C1
4)アルキルアミノ基;アリールアミノ基;メトキ
シ、エトキシ及びフェノキシより選択されるアルコキシ
基;臭素、塩素及びフッ素より選択されるハロゲン原
子;カルボキシル基;C1−C4アルコキシカルボニル
基;フェニルオキシカルボニル基;メチルチオ基;エチ
ルチオ基;フェニルチオ基;メタンスルホニル基;シア
ノ基;アミノ基;またはヒドロキシル基からなる群より
選択されることが好ましい。
【0014】上記化学式(I)の化合物のR1基は、水素
原子;メチル、エチル、イソプロピル及びtert-ブチル
基より選択されるアルキル基;塩素及びフッ素より選択
されるハロゲン原子;フェニル;トルイル;4-クロロ
フェニル;4-メトキシフェニル;3-メトキシフェニ
ル;2-メトキシフェニル;ベンジル;ピリジル、フリ
ル及びチエニル環より選択される複素環;トリフルオロ
メチル、ヒドロキシメチル;アミノメチル;メトキシ;
エトキシ;メチルアミノ;エチルアミノ;ジメチルアミ
ノ;カルボキシル;メトキシカルボニル;エトキシカル
ボニル及びシアノからなる群より選択されることが更に
好ましい。
【0015】R1基は、水素原子;塩素原子;またはメ
チル;エチル;フェニル;トルイル;4-クロロフェニ
ル;4-メトキシフェニル;ベンジル;トリフルオロメ
チル;メトキシ;エトキシ;カルボキシル;メチルアミ
ノ;ジメチルアミノ及びシアノ基からなる群より選択さ
れることが更に好ましい。
【0016】上記化学式(I)の化合物のR2基の中で
は、水素原子;メチル基及びβ-ヒドロキシエチル基か
らなる群より選択される基が好ましい。R2基が水素原
子を表すことが更に好ましい。
【0017】上記化学式(I)の化合物のR3基及びR4
基は、水素原子;ヒドロキシル基;アミノ基;直鎖また
は分枝状のC1−C4アルキル基;トリフルオロメチル
基;フェニル環;ハロゲン原子、C1−C4アルキル基、
1−C4アルコキシ基、ヒドロキシル基、カルボキシル
基、ニトロ基、C1−C4アルキルチオ基、メチレンジオ
キシ基、アミノ基、トリフルオロメチル基及びC1−C4
アルキルアミノ基からなる群より選択される1または2
のR基に置換されてなるフェニル環;ベンジル基;ハロ
ゲン原子、メチルまたはイソプロピル基あるいはメトキ
シ基によって置換されてなるベンジル基;C1−C4モノ
ヒドロキシアルキル基;C1−C4アミノアルキル基;
(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル基;
メトキシ、エトキシ及びフェノキシ基より選択されるア
ルコキシ基;メチルチオ基;エチルチオ基;フェニルチ
オ基;メタンスルホニル基;あるいはR3基及びR4基の
結合によって形成される置換又は無置換の芳香環、例え
ば、フェニル環、ピリジル環、あるいは、スルホニル
基、ハロゲン原子、C1−C4アルコキシ基、C1−C4
ルキル基、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、C1−C4
ルキルアミノ基またはトリフルオロメチル基によって置
換されたフェニル環;からなる群より選択されることが
好ましい。
【0018】上記化学式(I)の化合物のR3基及びR4
基は、水素原子;メチル、エチル、イソプロピル、n-
プロピル及びtert-ブチル基より選択されるアルキル
基;フェニル環;トルイル環;2-、3-または4-クロ
ロフェニル環;3-または4-ヒドロキシフェニル環;3
-または4-アミノフェニル環;3-または4-メトキシフ
ェニル環;3-または4-トリフルオロメチルフェニル
環;ベンジル環;トリフルオロメチル基;ヒドロキシメ
チル基;ヒドロキシエチル基;ヒドロキシイソプロピル
基;アミノメチルまたはアミノエチル基;メトキシまた
はエトキシ基;メチルチオまたはエチルチオ基;あるい
はR3基及びR4基の結合によって形成される置換又は無
置換の芳香環、例えば、フェニル、トルイル、スルホニ
ルフェニル及びクロロフェニル環;からなる群より選択
されることが更に好ましい。
【0019】R3基及びR4基は特に、水素原子;メチル
基;エチル基;イソプロピル基;フェニル環;4-クロ
ロフェニル環;4-メトキシフェニル環;4-アミノフェ
ニル環;メトキシまたはエトキシ基;メチルチオまたは
エチルチオ基;あるいはR基及びR基の結合によっ
て形成されるフェニル環;からなる群より選択されるこ
とがさらに好ましい。
【0020】本発明による化学式(I)の化合物は、特
に、下記の特定の化学式のものより選択され、式中、R
1、R2、R3及びR4は上記化学式(I)に示したものと
同一の意味を有する。 i)下記の化学式(Ia)のピラゾロ[1,5-b]-1,
2,4-トリアゾール及びこれらの酸との付加塩。
【0021】
【化10】
【0022】ii)下記の化学式(Ib)のピラゾロ[3,
2-c]-1,2,4-トリアゾール及びこれらの酸との付
加塩。
【0023】
【化11】
【0024】iii)下記の化学式(Ic)のピラゾロテト
ラゾール及びこれらの酸との付加塩。
【0025】
【化12】
【0026】iv)下記の化学式(Id)のピラゾロ[1,
5-a]イミダゾール及びこれらの酸との付加塩。
【0027】
【化13】
【0028】v)下記の化学式(Ie)のピラゾロ[5,1
-e]ピラゾール及びこれらの酸との付加塩。
【0029】
【化14】
【0030】vi)下記の化学式(If)のピラゾロ[5,
1-e]-1,2,3-トリアゾール及びこれらの酸との付
加塩。
【0031】
【化15】
【0032】化学式(Ia)または(Ib)の化合物の例と
しては特に、 ・R1基が、水素原子またはメチル、トリフルオロメチ
ル、カルボキシル、フェニル、エトキシ、シアノ、エチ
ルチオ、アミノまたはヒドロキシル基を示し; ・R2基が、水素原子を示し; ・R3基が、水素原子またはメチル、β-アミノエチル、
エチル、イソプロピル、フェニル、β-ヒドロキシエチ
ル、メチルチオまたはエトキシ基を示す;ものを挙げる
ことができる。
【0033】化学式(Ic)の化合物の例としては特に、 ・R1基が、水素原子またはメチル、トリフルオロメチ
ル、カルボキシル、フェニル、エトキシまたはシアノ基
を示し; ・R2基が、水素原子を示す;ものを挙げることができ
る。
【0034】化学式(Id)の化合物の例としては特に、 ・R1基が、水素原子またはメチル、トリフルオロメチ
ル、カルボキシル、フェニル、エトキシ、シアノ、アミ
ノ、エチルチオまたはヒドロキシル基を示し; ・R2基が、水素原子を示し; ・R3基とR4基が、水素原子と水素原子、水素原子とメ
チル基、メチル基と水素原子、水素原子とフェニル基、
またはヒドロキシル基と水素原子を示す;あるいはR3
基及びR4基が結合してフェニル環を形成する;ものを
挙げることができる。
【0035】化学式(Ie)の化合物の例としては特に、 ・R1基が、水素原子またはメチル、トリフルオロメチ
ル、カルボキシル、フェニル、エトキシまたはシアノ基
を示し; ・R2基が、水素原子を示し; ・R3基とR4基がそれぞれ、水素原子とメチル基、メチ
ル基と水素原子、メチル基とメチル基、水素原子とフェ
ニル基、または水素原子とアミノ基を示す;ものを挙げ
ることができる。
【0036】化学式(If)の化合物の例としては特に、 ・R1基が、水素原子またはメチル、トリフルオロメチ
ル、カルボキシル、フェニル、エトキシまたはシアノ基
を示し; ・R2基が、水素原子を示し; ・R3基が、水素原子またはメチル基を示す;ものを挙
げることができる。
【0037】本発明の染色組成物に使用可能な化学式
(Ia)の化合物の中では、特に、 ・7-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-b]-1,2,
4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-エチルピラゾロ[1,5-b]-1,2,
4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-イソプロピルピラゾロ[1,5-b]-
1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-b]-1,
2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-b]-1,
2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-エチルピラゾロ[1,5-b]
-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-イソプロピルピラゾロ[1,
5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-フェニルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-メチルピラゾロ[1,5
-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-エチルピラゾロ[1,5
-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-イソプロピルピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-フェニルピラゾロ[1,
5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-メチルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-エチルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-イソプロピルピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-b]-
1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-エチルピラゾロ[1,5-b]-
1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-イソプロピルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-b]-
1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-メチルピラゾロ[1,5
-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-エチルピラゾロ[1,5
-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-イソプロピルピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアソ゛ール;・ 7-アミノ-6-エチルチオ-2-フェニルピラゾロ[1,5
-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-メチルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-エチルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-イソプロピルピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-フェニルピラゾロ[1,5
-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-(2’-アミノエチル)ピラ
ゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-(2’-アミノエチル)
ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-(2’-アミノエチル)ピ
ラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-(2’-アミノエチル)
ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-(2’-アミノエチル)ピラゾロ[1,
5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-(2’-ヒドロキシエチル)ピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-(2’-ヒドロキシエチル)
ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-(2’-アミノエチル)ピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-(2’-ヒドロキシエチル)ピラ
ゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-(2’-アミノエチル)ピ
ラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; 及びこれらの酸との付加塩が好ましい。
【0038】本発明の染色組成物に使用可能な化学式
(Ib)の化合物の中では、特に、 ・7-アミノ-3-メチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,
4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-エチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,
4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-イソプロピルピラゾロ[3,2-c]-
1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-(2’-アミノエチル)ピラゾロ[3,
2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-(2’-ヒドロキシエチル)ピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-エチルピラゾロ[3,2-c]
-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3,6-ジメチルピラゾロ[3,2-c]-
1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-イソプロピルピラゾロ[3,
2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-フェニルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(2’-アミノエチル)ピラ
ゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(2’-ヒドロキシエチル)
ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(メチルチオ)ピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-メチルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-エチルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-イソプロピルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-フェニルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(2’-アミノエチル)ピ
ラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(メチルチオ)ピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-メチルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-エチルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3イソプロピルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3−フェニルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-(2’-アミノエチル)
ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-トリフルオロメチル-3-(メチルチ
オ)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[3,
2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-メチルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-エチルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-イソプロピルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-フェニルピラゾロ[3,
2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-(2’-アミノエチル)
ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-メチルピラゾロ[3,2-c]-
1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-エチルピラゾロ[3,2-c]-
1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-フェニルピラゾロ[3,2-c]-
1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-イソプロピルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-メチルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-エチルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-イソプロピルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-フェニルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-(2’-アミノエチル)ピ
ラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-(2’-アミノエチル)ピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-(2’-ヒドロキシエチル)ピラ
ゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; 及びこれらの酸との付加塩が好ましい。
【0039】本発明の染色組成物に使用可能な化学式
(Ic)の化合物の中では、特に、 ・7-アミノ-6-メチルピラゾロ[5,1-e]テトラゾー
ル; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[5,1-e]テトラゾ
ール; ・7-アミノ-6-カルボキシピラゾロ[5,1-e]テトラ
ゾール; 及びこれらの酸との付加塩が好ましい。
【0040】本発明の染色組成物に使用可能な化学式
(Id)の化合物の中では、特に、 ・7-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
ル; ・7-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
ール; ・7-アミノピラゾロ[1,5-a]ベンズイミダゾール; ・7-アミノ-6-メチルピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
ル; ・7-アミノ-2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-a]イミ
ダゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-フェニルピラゾロ[1,5-
a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-メチルピラゾロ[1,5-a]ベンズイミ
ダゾール; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
ール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-メチルピラゾロ[1,5-
a]イミダゾール; ・7-アミノ-2,6-ジフェニルピラゾロ[1,5-a]イ
ミダゾール; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[1,5-a]ベンズイ
ミダゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシピラゾロ[1,5-a]イミダ
ゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-メチルピラゾロ[1,5
-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-フェニルピラゾロ[1,
5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシピラゾロ[1,5-a]ベンズ
イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
ール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-メチルピラゾロ[1,5-
a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-フェニルピラゾロ[1,5
-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシピラゾロ[1,5-a]ベンズイ
ミダゾール; ・7-アミノ-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,
5-a]ベンズイミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
ル; ・7-アミノ-6-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-a]
イミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-
a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノピラゾロ[1,5-a]ベンズイミ
ダゾール; ・7-アミノ-6-(エチルチオ)ピラゾロ[1,5-a]イ
ミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-メチルピラゾロ[1,5
-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-フェニルピラゾロ[1,
5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-ヒドロキシピラゾロ[1,5
-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-ヒドロキシピラゾロ[1,
5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-ヒドロキシピラゾロ[1,
5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-ヒドロキシピラゾロ
[1,5-a]イミダゾール; ・6,7-ジアミノ-2-ヒドロキシピラゾロ[1,5-a]
イミダゾール; 及びこれらの酸との付加塩が好ましい。
【0041】本発明の染色組成物に使用可能な化学式
(Ie)の化合物の中では、特に、 ・5,8-ジアミノ-4-メトキシピラゾロ[5,1-e]ピ
ラゾール; ・5,7,8-トリアミノ-4-メチルピラゾロ[5,1-
e]ピラゾール; 及びこれらの酸との付加塩が好ましい。
【0042】本発明の染色組成物に使用可能な化学式
(If)の化合物の中では、特に、 ・6-アミノ-5-メチルピラゾロ[5,1-e]-1,2,
3-トリアゾール; ・6-アミノ-5-フェニルピラゾロ[5,1-e]-1,
2,3-トリアゾール; 及びこれらの酸との付加塩が好ましい。
【0043】上記の化学式(I)のピラゾロアゾール化
合物が、染色組成物全重量に対して約0.0005から
12重量%を占めることが好ましく、約0.005から
6重量%を占めることが更に好ましい。
【0044】染色に適した媒質(または媒体)は、水ま
たは、水と、水に十分に可溶でない化合物を溶解するた
めに少なくとも一の有機溶媒との混合物を含む。有機溶
媒の例としては、低級C1−C4アルカノール、例えばエ
タノール及びイソプロパノール;グリセリン;グリコー
ル及びグリコールエーテル、例えば2-ブトキシエタノ
ール、プロピレングリコール、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル及びジエチレングリコールモノメチルエーテル及
び芳香族アルコール、例えばベンジルアルコールまたは
フェノキシエタノール、類似生成物及びこれらの混合物
を挙げることができる。
【0045】溶媒は、染色組成物の全重量に対して約1
から40重量%の割合を占めることが好ましく、約5か
ら30重量%の割合を占めることが更に好ましい。
【0046】本発明の染色組成物のpHは、一般的に約
3から12であり、好ましくは約5から11である。こ
の値は、ケラチン繊維の染色において一般的に使用され
ている酸性化剤または塩基性化剤、あるいは従来の緩衝
系を使用して望ましい値に調整可能である。
【0047】酸性化剤の例としては、有機または無機の
酸、例えば塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸、例
えば酢酸、酒石酸、クエン酸または乳酸、またはスルホ
ン酸を挙げることができる。
【0048】塩基性化剤の中では、アンモニア水、アル
カリ炭酸塩、アルカノールアミン、例えばモノ-、ジ-及
びトリエタノールアミン及びこれらの誘導体、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム及び下記の化学式(II)の化
合物を例として挙げることができる。
【0049】
【化16】
【0050】上記式中、Wは、ヒドロキシル基またはC
1−C4アルキルによって任意に置換されたプロピレン残
基;R6、R7、R8及びR9は同一でも相違してもよく、
水素原子またはC1−C4アルキル基またはC1−C4ヒド
ロキシアルキル基を表す。
【0051】好ましい実施態様によれば、本発明による
染色組成物は一以上のカプラーを更に含有し、化学式
(I)の化合物を使用することによって得られる色合い
に明度を添え、色合いを調整する、または豊かにする。
【0052】本発明による染色組成物において使用可能
なカプラーは、酸化染色に従来使用されているカプラー
より選択可能であり、特にメタ-フェニレンジアミン、
メタ-アミノフェノール及び複素環カプラーを挙げるこ
とができる。
【0053】これらのカプラーは、特に、2-メチル-5
-アミノフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)ア
ミノ-2-メチルフェノール、3-アミノフェノール、
1,3-ジヒドロキシベンゼン、1,3-ジヒドロキシ-
2-メチルベンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシベ
ンゼン、2,4-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオ
キシ)ベンゼン、2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチ
ル)アミノ-1-メトキシベンゼン、1,3-ジアミノベ
ンゼン、1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プ
ロパン、セサモル、α-ナフトール、6-ヒドロキシイン
ドール、4-ヒドロキシインドール、4-ヒドロキシ-N-
メチルインドール及び6-ヒドロキシインドリン、2,
6-ジヒドロキシ-4-メチルピリジン、1-H-3-メチル
ピラゾール-5-オン、1-フェニル-3-メチルピラゾー
ル-5-オン、2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-b]-
1,2,4-トリアゾール、2,6-ジメチルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール、6-メチルピラ
ゾロ[1,5-a]ベンズイミダゾール及びこれらの酸と
の付加塩より選択することができる。
【0054】これらのカプラーが存在する場合は、染色
組成物全重量の約0.0001から10重量%、より好
ましくは約0.005から5重量%を占めることが望ま
しい。
【0055】本発明による染色組成物は、上記の染料に
加えて、パラ-フェニレンジアミン、ビスフェニルアル
キレンジアミン、パラ-アミノフェノール、オルト-アミ
ノフェノール及び本発明において使用される化学式
(I)のピラゾロアゾール化合物以外の複素環塩基より
選択される少なくとも一の付加的な酸化塩基を更に含有
可能である。
【0056】パラ-フェニレンジアミンの中では、例と
して特に、パラ-フェニレンジアミン、パラ-トルイレン
ジアミン、2-クロロ-パラ-フェニレンジアミン、2,
3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチ
ル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジエチル-パラ-
フェニレンジアミン、2,5-ジメチル-パラ-フェニレ
ンジアミン、N,N-ジメチル-パラ-フェニレンジアミ
ン、N,N-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-
ジプロピル-パラ-フェニレンジアミン、4-アミノ-N,
N-ジエチル-3-メチルアニリン、N,N-ビス(β-ヒ
ドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、4-N,
N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルアニ
リン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-
2-クロロアニリン、2-(β-ヒドロキシエチル)-パラ
-フェニレンジアミン、2-フルオロ-パラ-フェニレンジ
アミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、
N-(β-ヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジアミ
ン、2-ヒドロキシメチル-パラ-フェニレンジアミン、
N,N-ジメチル3-メチル-パラ-フェニレンジアミン、
N,N-(エチル,β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニ
レンジアミン、N-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)-パ
ラ-フェニレンジアミン、N-(4’-アミノフェニル)-
パラ-フェニレンジアミン、N-フェニル-パラ-フェニレ
ンジアミン、2-(β-ヒドロキシエチルオキシ)-パラ-
フェニレンジアミン、2-(β-アセチルアミノエチルオ
キシ)-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-メトキシエ
チル)-パラ-フェニレンジアミン、及びこれらの酸との
付加塩を挙げることができる。
【0057】上記パラ-フェニレンジアミンの中では、
特に、パラ-フェニレンジアミン、パラ-トルイレンジア
ミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、2-
(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、
2-(β−ヒドロキシエチルオキシ)-パラ-フェニレン
ジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミ
ン、2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,
3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ビス
(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、
2-クロロ-パラ-フェニレンジアミン、2-(β-アセチ
ルアミノエチルオキシ)-パラ-フェニレンジアミン、及
びこれらの酸との付加塩が好ましい。
【0058】ビスフェニルアルキレンジアミンの例とし
ては、特に、N,N’-ビス(β-ヒドロキシエチル)-
N,N’-ビス(4’-アミノフェニル)-1,3-ジアミ
ノ-2-プロパノール、N,N’-ビス(β-ヒドロキシエ
チル)-N,N’-ビス(4’-アミノフェニル)エチレ
ンジアミン、N,N’-ビス(4-アミノフェニル)テト
ラメチレンジアミン、N,N’-ビス(β-ヒドロキシエ
チル)-N,N’-ビス(4-アミノフェニル)テトラメ
チレンジアミン、N,N’-ビス(4-メチルアミノフェ
ニル)テトラメチレンジアミン、N,N’-ビス(エチ
ル)-N,N’-ビス(4’-アミノ-3’-メチルフェニ
ル)エチレンジアミン、1,8-ビス(2,5-ジアミノ
フェノキシ)-3,5-ジオキサオクタン及びこれらの酸
との付加塩を挙げることができる。
【0059】パラ-アミノフェノールの例としては、特
に、パラ-アミノフェノール、4-アミノ-3-メチルフェ
ノール、4-アミノ-3-フルオロフェノール、4-アミノ
-3-(ヒドロキシメチル)フェノール、4-アミノ-2-
メチルフェノール、4-アミノ-2-(ヒドロキシメチ
ル)フェノール、4-アミノ-2-(メトキシメチル)フ
ェノール、4-アミノ-2-(アミノメチル)フェノー
ル、4-アミノ-2-[(β-ヒドロキシエチル)-アミノメ
チル]フェノール、4-アミノ-2-フルオロフェノール及
びこれらの酸との付加塩を特に挙げることができる。
【0060】オルト-アミノフェノールの例としては、
特に2-アミノフェノール、2-アミノ-5-メチルフェノ
ール、2-アミノ-6-メチルフェノール、5-アセトアミ
ド-2-アミノフェノール及びこれらの酸との付加塩を挙
げることができる。
【0061】複素環塩基の例としては、特に、ピリジン
誘導体、ピリミジン誘導体及びピラゾール誘導体を挙げ
ることができる。
【0062】酸化塩基を使用する場合、これらは染色組
成物全重量に対して約0.0005から12重量%、よ
り好ましくは約0.005から6重量%を占めることが
望ましい。
【0063】本発明の染色組成物の範疇で使用可能な酸
との付加塩(化学式(I)の化合物、付加的酸化塩基及
びカプラー)は、一般的に、塩素酸塩、臭素酸塩、硫酸
塩、クエン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、トシラート、
ベンゼンスルホン酸塩、乳酸塩及び酢酸塩より選択され
る。
【0064】本発明の染色組成物は、特にベンゼン族の
ニトロ染料から選択可能な一以上の直接染料を更に含有
可能である。
【0065】本発明の染色組成物はまた、髪の染色組成
物に通常使用される様々な既知の補助剤、例えば、アニ
オン性、カチオン性、非イオン性、両性または双性イオ
ン性の界面活性剤またはこれらの混合物、アニオン性、
カチオン性、非イオン性、両性または双性イオン性のポ
リマーまたはこれらの混合物、無機または有機の増粘
剤、抗酸化剤、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香料、緩衝
剤、分散剤、コンディショニング剤、例えば、変性また
は未変性の揮発性または不揮発性シリコーン、フィルム
形成剤、セラミド、保存料または乳白剤を含有可能であ
る。
【0066】むろん、当業者であれば、予定した添加に
よって本発明の染色組成物に本来備わっている有利な特
性が損なわれることのないように、または本質的には損
なわれることのないように、上述の任意の付加的化合物
を選択するであろう。
【0067】本発明の染色組成物は、多様な形態、例え
ば、液体、クリームまたはゲル等の形態で、あるいはケ
ラチン繊維、特にヒトの髪などのケラチン繊維の染色を
行うのに適した他のあらゆる形態で供される。
【0068】本発明の別の主題は、特にヒトの髪などの
ケラチン繊維の酸化染色のための組成物における酸化塩
基としての、上記化学式(I)の化合物の使用である。
本発明の別の主題は、上記の染色組成物を利用する特に
ヒトの髪などのケラチン繊維の染色方法である。この方
法によれば、少なくとも一の上記染色組成物は、空気中
でまたは酸化剤を使用して、該繊維に望ましい着色を得
るに十分な時間適用される。
【0069】本発明の第一の実施態様によれば、繊維は
酸化剤の付加なしに、環境中に存在する酸素との接触の
みで着色可能である。この場合は、染色組成物は、酸化
行程を促進するために酸化触媒を任意に含有可能であ
る。酸化触媒としては、特に、金属塩、例えば、マンガ
ン、コバルト、銅、鉄、銀及び亜鉛の塩を挙げることが
できる。
【0070】こうした化合物は、例えば、二酢酸マンガ
ン四水和物、二塩化マンガン、三酢酸マンガン及びその
水和物、三塩化マンガン、二塩化亜鉛、二酢酸亜鉛二水
和物、炭酸亜鉛、二硝酸亜鉛、硫酸亜鉛、二塩化鉄、硫
化鉄、二酢酸鉄、二酢酸コバルト四水和物、炭酸コバル
ト、二塩化コバルト、硫化コバルト七水和物、塩化銅
(II)、アンモニア性硝酸銀である。
【0071】これらの金属塩が存在する場合は、通常、
染色組成物全重量に対して金属等量で0.001から4
重量%、好ましくは金属等量で0.005から2重量%
の割合で使用される。
【0072】本発明の第二の実施態様によれば、少なく
とも一の上記染色組成物を繊維に適用し、該染色組成物
の使用の際に初めて添加される酸化剤、あるいは、連続
的にまたは分割した方法で適用される酸化組成物中に存
在する酸化剤を使用して、酸性、中性またはアルカリ性
のpHにて、着色が行われる。
【0073】この第二の実施態様によれば、上記染色組
成物は、染色に適した媒体中に少なくとも一の酸化剤が
色の発現に十分な量で存在してなる酸化組成物と、使用
の際に混合されることが好ましい。次いで、得られた混
合物をケラチン繊維に適用し、約3から50分間、好ま
しくは約5から30分間おいた後、髪を濯ぎ、シャンプ
ーで洗浄し、再度濯いで乾燥させる。
【0074】上記酸化組成物中に存在する酸化剤は、ケ
ラチン繊維の酸化染色に通常使用される酸化剤より選択
可能であり、中でも、過酸化水素、尿素過酸化水素、ア
ルカリ金属臭素酸塩、ペル塩、例えば、過ホウ酸塩及び
過硫酸塩、及び酵素、例えば、ペルオキシダーゼ及び2
電子酸化還元酵素より選択可能である。過酸化水素が特
に好ましい。
【0075】上記酸化剤を含有する組成物のpHは、染
色組成物と混合した後に得られるケラチン繊維に適用さ
れる組成物のpHが、約3から12であることが好まし
く、さらに好ましくは約5から11となるような値であ
る。この値は、ケラチン繊維の染色に通常使用されるも
の及び上記のような酸性化剤または塩基性化剤を使用し
て望ましい値に調整される。
【0076】上記酸化組成物はまた、髪の染色組成物に
従来より使用されるもの及び上記のような多様な補助剤
を含有可能である。ケラチン繊維に最終的に適用される
組成物は、多様な形態、例えば液体、クリームまたはゲ
ルの形態で、または特にヒトの髪などのケラチン繊維の
染色を行うに適した他のあらゆる形態で供することがで
きる。
【0077】本発明の別の主題は、染色多区画装置また
はキットまたは、数個の区画を有する他のあらゆる実装
システムであり、第一区画には上記の染色組成物を収容
し、第二区画には上記の酸化組成物を収容する。これら
の装置には、所望の混合物を髪に適用する手段、例え
ば、出願人による仏国特許出願2,586,913号に
開示されてなる装置等を具備可能である。
【0078】酸化塩基として使用される化学式(I)の
化合物には、新規であって、本発明の別の主題を成すも
のもある。これらの化学式(I)の新規な化合物及びそ
の酸との付加塩は、下記の化学式(I'a)から(I'f)に
相当する。
【0079】
【化17】
【0080】上記式中、R’1、R’2、R’3及びR’4
基が、化学式(I)のR1、R2、R3及びR4基として上
記したものと同様の意味を有し; ・化学式(I'b)の化合物において、 i)R’1がメチル基を表し、R’2が水素原子を表す場
合、R’3基はメチル基以外、あるいは(CH23-SO
2-(CH215-CH3またはCH(CH3)-CH2-SO2
-(CH211-CH3基以外であり; ii)R’1がtert-ブチル基を表し、R’2が水素原子を
表す場合、R’3基は(CH23-SO2-(CH211-C
3基以外であり; ・化学式(I'd)の化合物において、 ・R’3及びR’4が共にベンゼン核を形成し、R’2
水素原子を表す場合、R’1は、メチル、-CONH2
たはカルボキシル基以外であり; ・R’3及びR’4が共に4位でスルホニル基によって置
換されたベンゼン核を形成し、R’2が水素原子を表す
場合、R’1は、フェニル基以外、-(CH216-CH3
基または-COOH基以外であり; ・R’3及びR’4が共に4位でカルボキシル基によって
置換されたベンゼン核を形成し、R’2が水素原子を表
す場合、R’1は、カルボキシル基以外である。
【0081】上記の条件により排除される様々な化合物
は、写真の分野において、または検定試薬として既知で
ある(特に、日本国特許第02188748号、同63
074055号、同61160745号、及び同601
72982号参照)。
【0082】化学式(I'a)の新規な化合物の中では、
特に、 ・7-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-b]-1,2,
4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-エチルピラゾロ[1,5-b]-1,2,
4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-イソプロピルピラゾロ[1,5-b]-
1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-b]-1,
2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-b]-1,
2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-エチルピラゾロ[1,5-b]
-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-イソプロピルピラゾロ[1,
5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-フェニルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-メチルピラゾロ[1,5
-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-エチルピラゾロ[1,5
-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-イソプロピルピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-フェニルピラゾロ[1,
5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-メチルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-エチルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-イソプロピルピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-b]-
1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-エチルピラゾロ[1,5-b]-
1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-イソプロピルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-b]-
1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-メチルピラゾロ[1,5
-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-エチルピラゾロ[1,5
-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-イソプロピルピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-フェニルピラゾロ[1,
5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-メチルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-エチルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-イソプロピルピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-フェニルピラゾロ[1,5
-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-(2’-アミノエチル)ピラ
ゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-(2’-アミノエチル)
ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-(2’-アミノエチル)ピ
ラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-(2’-アミノエチル)
ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-(2’-アミノエチル)ピラゾロ[1,
5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-(2’-ヒドロキシエチル)ピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-(2’-ヒドロキシエチル)
ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-(2’-アミノエチル)ピラゾロ
[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-(2’-ヒドロキシエチル)ピラ
ゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-(2’-アミノエチル)ピ
ラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; 及びこれらの酸との付加塩を挙げることができる。
【0083】化学式(Ib')の新規化合物の中では、特
に、 ・7-アミノ-3-メチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,
4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-エチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,
4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-イソプロピルピラゾロ[3,2-c]-
1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-(2’-アミノエチル)ピラゾロ[3,
2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-(2’-ヒドロキシエチル)ピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-エチルピラゾロ[3,2-c]
-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3,6-ジメチルピラゾロ[3,2-c]-
1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-イソプロピルピラゾロ[3,
2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-フェニルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(2’-アミノエチル)ピラ
ゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(2’-ヒドロキシエチル)
ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(メチルチオ)ピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-メチルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-エチルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-イソプロピルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-フェニルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(2’-アミノエチル)ピ
ラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(メチルチオ)ピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-メチルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-エチルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3イソプロピルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3−フェニルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-(2’-アミノエチル)
ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-トリフルオロメチル-3-(メチルチ
オ)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[3,
2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-メチルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-エチルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-イソプロピルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-フェニルピラゾロ[3,
2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-(2’-アミノエチル)
ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-メチルピラゾロ[3,2-c]-
1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-エチルピラゾロ[3,2-c]-
1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-フェニルピラゾロ[3,2-c]-
1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-イソプロピルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-メチルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-エチルピラゾロ[3,2-
c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-イソプロピルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-フェニルピラゾロ[3,2
-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-(2’-アミノエチル)ピ
ラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-(2’-ヒドロキシエチ
ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-(2’-アミノエチル)ピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-(2’-ヒドロキシエチル)ピラ
ゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; 及びこれらの酸との付加塩を挙げることができる。
【0084】化学式(Ic')の新規化合物の中では、特
に、 ・7-アミノ-6-メチルピラゾロ[5,1-e]テトラゾー
ル; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[5,1-e]テトラゾ
ール; ・7-アミノ-6-カルボキシピラゾロ[5,1-e]テトラ
ゾール; 及びこれらの酸との付加塩を挙げることができる。
【0085】化学式(Id')の新規化合物の中では、特
に、 ・7-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
ル; ・7-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
ール; ・7-アミノピラゾロ[1,5-a]ベンズイミダゾール; ・7-アミノ-6-メチルピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
ル; ・7-アミノ-2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-a]イミ
ダゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-フェニルピラゾロ[1,5-
a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-メチルピラゾロ[1,5-a]ベンズイミ
ダゾール; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
ール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-メチルピラゾロ[1,5-
a]イミダゾール; ・7-アミノ-2,6-ジフェニルピラゾロ[1,5-a]イ
ミダゾール; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[1,5-a]ベンズイ
ミダゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシピラゾロ[1,5-a]イミダ
ゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-メチルピラゾロ[1,5
-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-フェニルピラゾロ[1,
5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシピラゾロ[1,5-a]ベンズ
イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
ール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-メチルピラゾロ[1,5-
a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-フェニルピラゾロ[1,5
-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシピラゾロ[1,5-a]ベンズイ
ミダゾール; ・7-アミノ-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,
5-a]ベンズイミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
ル; ・7-アミノ-6-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-a]
イミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-
a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノピラゾロ[1,5-a]ベンズイミ
ダゾール; ・7-アミノ-6-(エチルチオ)ピラゾロ[1,5-a]イ
ミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-メチルピラゾロ[1,5
-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-フェニルピラゾロ[1,
5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-ヒドロキシピラゾロ[1,5
-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-ヒドロキシピラゾロ[1,
5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-ヒドロキシピラゾロ[1,
5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-ヒドロキシピラゾロ
[1,5-a]イミダゾール; ・6,7-ジアミノ-2-ヒドロキシピラゾロ[1,5-a]
イミダゾール; 及びこれらの酸との付加塩を挙げることができる。
【0086】化学式(Ie')の新規化合物の中では、特
に、 ・5,8-ジアミノ-4-メトキシピラゾロ[5,1-e]ピ
ラゾール; ・5,7,8-トリアミノ-4-メチルピラゾロ[5,1-
e]ピラゾール; 及びこれらの酸との付加塩を挙げることができる。
【0087】化学式(If')の新規化合物の中では、特
に、 ・6-アミノ-5-メチルピラゾロ[5,1-e]-1,2,
3-トリアゾール; ・6-アミノ-5-フェニルピラゾロ[5,1-e]-1,
2,3-トリアゾール; 及びこれらの酸との付加塩を挙げることができる。
【0088】本発明による化学式(I')の新規化合物
は、下記の特許出願及び特許に開示される多様な調製方
法によって調製可能である。 FR2,075,583、EP-A-119,860、E
P-A-285,274、EP-A-244,160、EP
-A-578,248、GB1,458,377、US
3,227,554、US3,419,391、US
3,061,432、US4,500,630、US
3,725,067、US3,926,631、US
5,457,210、JP84/99437、JP83
/42045、JP85/172982、JP85/1
90779、JP41/33053、EP433,85
4、JP62/129851及びJP60/14024
1、並びに下記の出版物: ・Chem. Ber., 32, 797(1899), Chem. Ber., 89, 2550
(1956), ・J. Chem. Soc. Perkin Trans. I, 2047(1977), ・J. Prakt. Chem., 320, 533(1978)。
【0089】下記の実施例は、本発明を詳説するための
ものであるが、その性質を限定するものではない。
【0090】
【実施例】《調製実施例》 (調製実施例A:1H-アミノ-2,6-ジメチルピラゾ
ロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール塩酸塩の合
成)
【0091】
【化18】
【0092】
【化19】
【0093】200g(1.23mol)のオルト酢酸エチ
ルを、室温にて20分間かけて、500cm3のジグリム
(diglyme)中に5-アミノ-3-メチルピラゾールが10
0g(1.03mol)の溶液に添加した。反応混合物を9
5℃に加熱した後、55℃、300Paにて濃縮し、生成
物Aに相当する橙色オイル164gを得た。
【0094】ナトリウムメトキシド溶液(メタノール中
5.7M)180cm3を室温にて、無水エタノール1.
5l中にヒドロキシアミン塩酸塩71.7g(1.03mo
l)の溶液に添加した。30分間撹拌した後、反応混合
物を5℃に冷却し、濾過した。塩を無水エタノール10
0cm3で2度洗浄し、二つのエタノール溶液を混合し
た。上記の通り調製した化合物A164g(0.98mo
l)をエタノール150cm3に溶解させ、この溶液に5℃
にて添加した。
【0095】反応混合物を再度室温にまで加温し、更に
1h撹拌した。反応混合物を5℃に冷却し、得られた沈
殿物を濾過して取り出し、イソプロピルエーテル100
cm3で2回洗浄し、5300Paの下、50℃にて乾燥さ
せた。このように最初の生成物として白色固体52gが
得られた。これは化合物Bに相当し、その融点は197
℃であった。
【0096】エタノール性濾液とエーテル性洗浄相とを
混合した後、濃縮乾燥させ、テトラヒドロフラン300
cm3中で粉砕した。この第二の沈殿物を濾過して取り出
し、イソプロピルエーテルで洗浄し、真空中、50℃に
て乾燥させ、第二の生成物として、化合物Bに相当す
る、融点197℃の白色析出物16gが得られた。
【0097】無水トリエチルアミン20.05cm
3(0.143mol)に次いで、パラ-トルエンスルホン
酸の酸塩化物27.2g(0.143mol)を、無水テト
ラヒドロフラン9.5リットル中、上記の通り調製した
化合物B20g(0.13mol)の溶液に添加した。反応
混合物を室温にて2時間撹拌し、0℃に冷却した。トリ
エチルアミン塩酸塩を濾過して分離し、濾液を8kPaの
真空中、約50℃にて結晶化が開始するまで濃縮した。
0℃まで冷却し、沈殿物をガラス濾過器で濾過して取
り、氷温のテトラヒドロフランで洗浄した後、真空中、
40℃にて乾燥させた。化合物C38.2gが白色固体
の形態で得られ、融点は105から128℃(分解)で
あった。
【0098】1lのメタノール中に上記の化合物C35g
(0.113mol)の溶液を、2時間過熱還流した後、
この溶液を蒸発乾燥させた。オイルが得られ、イソプロ
ピルエーテル100cm3を添加すると結晶化した。結晶
をガラス濾過器で濾過して取り、イソプロパノールとヘ
キサンとの混合物で再結晶させた。40℃、真空中で乾
燥させた後、1H-2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-
b]-1,2,4-トリアゾール=トシラート(化合物D)
19gが白色固体の形態で得られ、その融点は157℃
であった。
【0099】発煙硝酸8.9cm3を、5℃を越えること
のないよう留意しつつ、約0から5℃にて、濃硫酸35
cm3中に化合物D19g(0.062mol)の溶液に添加
した。反応混合物を引き続き室温まで加温し、4時間撹
拌した後、粉砕した氷400g上にゆっくりと注いだ。
析出する白色固体を濾過して取り、氷温水15cm3で2
回洗浄し、真空中40℃にて乾燥させた。このように白
色固体8.5gが得られ、これは化合物Eに相当し、そ
の融点は273℃であった。
【0100】50%の水を含む木炭を坦持する5重量%
のパラジウム1.4gを、メタノール300cm3中に化合
物E8g(0.044mol)の溶液に添加した。懸濁液
を、水素気圧13Barで温度70℃のハイドロゲネータ
ー内に5時間おいた。ハイドロゲネーターの内容物を取
り出し、ガラス濾過器で濾過した。次いで濾液を4Mの
塩酸エタノール溶液100cm3に流し込んだ。エチルエ
ーテル350cm3をこの溶液に添加し、生じた沈殿物を
濾過して取り、エチルエーテル20cm3で2回洗浄し、
真空中40℃にて乾燥させ、淡褐色の固体7.2gを得
た。これは化合物Fに相当し、その融点は213℃であ
った。
【0101】C695・HClの元素分析の結果は下
記の通りであった。 % C H N Cl 計算値 38.41 5.37 37.32 18.89 実測値 38.22 5.14 36.57 19.03
【0102】(調製実施例B:1H-7-アミノ-3,6-
ジメチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾー
ル二塩酸塩の合成)
【0103】
【化20】
【0104】
【化21】
【0105】2-クロロアセト酢酸メチル(化合物G)
113.5g(0.754mol)を80℃の温度で、エタ
ノール2リットル及び12N塩酸700cm3中にチオカ
ルバジド80g(0.754mol)の溶液に添加した。反
応混合物を1時間加熱還流し、0℃に冷却した。生成し
た固体を濾過して取り、イソプロピルエーテル200cm
3で2回洗浄した後、真空中40℃にて乾燥させた。該
固体を、還流させたメタノール800cm3に溶解させ、
溶液を0℃に冷却した。こうして生成した固体を濾過し
て取り、イソプロピルエーテル100cm3で2回洗浄
し、真空中40℃にて乾燥させた。こうして淡褐色粉末
12.65gが得られ、この粉末は化合物Hに相当し、
その融点は199℃であった。
【0106】再結晶の濾液を半量に濃縮し、イソプロピ
ルエーテル700cm3をこの濃縮物に添加した。こうし
て生成した固体を濾過して取り、イソプロピルエーテル
100cm3で2回洗浄し、真空中40℃にて乾燥させ
た。こうして淡褐色粉末9.14gが得られ、この粉末
は化合物Hに相当し、その融点は200℃であった。同
様の操作を後段の濾液に再度行い、淡褐色固体6.9g
が得られ、その融点は199℃で、化合物Hに相当する
ものであった。
【0107】酢酸無水物9.7cm3を、酢酸750cm3
に化合物H25g(0.103mol)の懸濁液に添加し
た。反応混合物を1時間加熱還流した後、16℃に冷却
した。白色沈殿物を濾過して取り、ジイソピロピルエー
テル250cm3で洗浄し、真空中40℃で乾燥させた。
こうして白色固体19gが得られ、この固体は化合物I
に相当し、216℃の融点を有していた。濾液を体積約
30cm3に濃縮し、16℃に冷却した。アセトン15cm3
とイソプロピルエーテル45cm3をこの溶液に添加し
た。沈殿物を濾過して取り、イソプロピルエーテル50
cm3で2回洗浄し、真空中40℃にて乾燥させた。第二
の生成物として、白色沈殿物4.7g得られ、この沈殿
物は化合物Iに相当し、その融点は216℃であった。
【0108】ホスホニルクロライド22cm3を、室温に
て、トルエン1.2リットル中に化合物I23g(0.
092mol)の懸濁液に、激しく撹拌しつつ添加した。
反応混合物を5時間加熱還流し、0℃に冷却した。得ら
れた沈殿物を濾過して取り、ヘプタン200cm3で2回
洗浄し、水銀柱40mmの圧力下、40℃にて乾燥させ
た。こうして黄色沈殿物11gが得られ、無水エタノー
ル30cm3から再結晶して、融点192℃で化合物Jに
相当する黄色粉末5gを生成した。
【0109】10N水酸化ナトリウム溶液1.7cm
3を、温度5℃にて水20cm3中に化合物J3.8g
(0.016mol)の溶液に添加した。98%濃硫酸6
0cm3を、温度が7から10℃に保たれるよう留意しつ
つ、この溶液に添加した。次いで反応混合物を、1時間
30分、100から120℃に加熱した。0℃に冷却し
た後、反応混合物を氷200gに注ぎ、温度が10℃を
越えないように留意しつつ、10N水酸化ナトリウム溶
液を使用してpHを8に調整した。
【0110】次いで、水相を酢酸エチル300cm3で3
回抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、体積
約30cm3まで濃縮した。得られた黄色沈殿物を濾過し
て取り、ヘプタン50cm3で2回洗浄した後、真空中4
0℃にて乾燥させた。こうして黄色粉末1.2gが得ら
れ、この粉末は化合物Kに相当し、その融点は118℃
であった。
【0111】4Nの塩酸を、イソプロパノール20cm3
と無水エタノール20cm3中に化合物K1g(7.3mmo
l)の溶液に、溶液のpHが5になるまで添加した。反
応混合物を5℃に冷却し、硝酸イソペンチル1cm3を添
加した。反応混合物の温度を25℃とした。1時間撹拌
した後、反応混合物を0℃に冷却し、沈殿物を濾過して
取り、ジイソプロピルエーテルで洗浄し、真空中30℃
にて乾燥させた。こうして淡褐色固体1.2gが得ら
れ、この固体は化合物Lに相当し、210℃の融点を有
していた。
【0112】50%の水を含む木炭を坦持する5重量%
のパラジウム0.4gを、メタノール200cm3中に化合
物L1g(6mmol)の溶液に添加した。懸濁液を、水素
気圧3.5Barで温度30℃のハイドロゲネーター内に
1時間おいた。ハイドロゲネーターの内容物を取り出
し、濾過した。濾液を、ジイソプロピルエーテル200
cm3及び5Mの塩酸エタノール溶液10cm3を含む溶液に
流し込んだ。生じた沈殿物を濾過して取り、ジイソプロ
ピルエーテルで洗浄し、真空中40℃にて乾燥させた。
明るい淡褐色粉末0.9gが得られ、この粉末は化合物
Mに相当し、206℃の融点を有していた。また、これ
は上記命名法により、7-アミノ-3,6-ジメチルピラ
ゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール二塩酸塩と
命名される。
【0113】C695・2HCl・H2Oの元素分析の
結果は下記の通りであった。 % C H N Cl 計算値 29.77 5.41 28.93 29.29 実測値 29.07 5.19 28.04 29.48
【0114】(調製実施例C:1H-7-アミノ-6-メチ
ルピラゾロ[1,5-a]イミダゾール二塩酸塩Bの合
成)
【0115】
【化22】
【0116】
【化23】
【0117】ヒドラジン塩酸塩685g(10mol)を、
25℃のn−プロパノール6リットル中に水酸化ナトリ
ウム410gの溶液に添加した。1時間撹拌した後、炭
酸カリウム452g(3.27mol)を室温にて導入し、
続いてクロロアセトアルデヒド=ジエチル=アセタール1
kgを導入した。反応混合物を沸点で40分間加熱した
後、5℃に冷却した。沈殿した塩を濾過して取り、無水
エタノール200cm3で2回洗浄した。濾液とエタノー
ル相との混合物を黄色オイルが得られるまで濃縮した。
このオイルを、1.3Paの圧力下、温度78−82℃に
て蒸留した。無色のオイル446gが単離され、このオ
イルは化合物Nに相当した。
【0118】予めn-ペンタノール20cm3で希釈した化
合物N14.8g(0.1mol)を、25℃にて、n-ペ
ンタノール100cm3中に3-アミノクロトノニトリル
8.2g(0.1mol)の溶液に添加した。反応混合物を
5時間加熱還流した後、濃縮し、5.3kPaの圧力下で
蒸留し、n-ペンタノールを除去した。得られた褐色オ
イルを続けて3Paの真空下、117−119℃にて蒸留
し、暗黄色オイルを単離した。こうして17.8gのオ
イルが得られ、このオイルは化合物Oに相当した。
【0119】20%硫酸水溶液200cm3を、室温に
て、無水エタノール300cm3中に17g(0.08mo
l)の化合物Oの溶液に添加した。次いで反応混合物を
3時間加熱還流した後、5℃に冷却した。反応混合物の
pHを、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液を使用してp
H8に調整した。硫酸ナトリウム塩を反応混合物から濾
過して取り、濾液を濃縮し、エタノールを除去した。こ
うして得られた水相を酢酸エチル300cm3で3回、次
に割合が90/10の酢酸エチル/メタノール混合物3
00cm3で抽出した。混合有機相を硫酸マグネシウムで
乾燥させ、濃縮乾燥させた。続いて、得られた橙色固体
をヘプタン200cm3中で粉砕し、濾過して取り、ヘプ
タン50cm3で洗浄した後、真空中40℃にて乾燥させ
た。こうして橙色の固体9.8gが得られ、この固体は
化合物Pに相当し、138℃の融点を有していた。
【0120】12Nの塩酸を、5℃にて、無水エタノー
ル10cm3中に化合物P2g(0.016mol)の溶液
に、反応混合物のpHが5−6となるまで添加した。こ
の溶液に硝酸イソアミル2.2cm3(0.016mol)を
5℃にて添加し、反応混合物の温度を約20℃まで徐々
に上昇させた。1時間撹拌した後、懸濁液を5℃にまで
冷却し、沈殿物を濾過して取り、ヘプタン20cm3で2
回洗浄した後、真空中35℃にて乾燥させた。こうして
赤褐色固体が得られ、この固体は化合物Qに相当し、2
16℃の融点を有していた。
【0121】50%の水を含む木炭を坦持する5重量%
のパラジウム0.3gを、メタノール150cm3中に化合
物Q1g(6.66mmol)の溶液に添加した。懸濁液
を、水素気圧1.5Barで温度30℃のハイドロゲネー
ター内に1時間半おいた。ハイドロゲネーターの内容物
を取り出し、濾過した。濾液をイソプロピルアルコール
100cm3と5M塩酸エタノール溶液10cm3を含む溶液
に流し込んだ。溶液を還元生成物の結晶化が開始される
体積にまで濃縮した。その後懸濁液を氷温に冷却し、沈
殿物を濾過して取り、氷温のイソプロパノールで洗浄
し、真空中40℃にて乾燥させた。明るい淡褐色の固体
0.55gを得た。これは化合物Rに相当し、その分解
温度は230から250℃であった。上記の命名法によ
り、7-アミノ-6-メチルピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
ール二塩酸塩と命名される。
【0122】C684・2HClの元素分析の結果は
下記の通りであった。 % C H N Cl 計算値 34.47 4.82 26.80 33.91 実測値 33.99 4.84 25.69 35.08
【0123】《染色実施例》 (実施例1:アルカリ性媒体中での染色)下記の染色組
成物を調製した。 ・7-アミノ-3,6-ジメチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール二 塩酸塩一水和物(化学式(I)の化合物) 0.672g ・レゾルシン 0.330g ・ベンジルアルコール 2g ・エチレンオキシド6molを有するポリエチレングリコール 3g ・エタノール 18g ・Seppic社製、“Oramix CG100(登録商標)”の名で市販の(C8 −C10)アルキルポリグルコシド、クエン酸アンモニウムで緩衝した活性物質の 60%水溶液として 6g ・NH3を20%含有するアンモニア水溶液 10g ・メタ亜硫酸水素ナトリウム 0.208g ・金属イオン封鎖剤
適量 ・脱イオン水 100gとする残量
【0124】使用時に、上記染色組成物を、過硫酸アン
モニウム6×10-3mol%を含む水溶液を含む酸化組成
物と等重量で混合した。得られた混合物は、約9.7の
pHを示し、これを90%の白髪を含む天然の白髪混じ
りの髪の毛房に30分間適用した。続いて髪を濯ぎ、通
常のシャンプーで洗浄し、乾燥させた。髪は、虹色を帯
びた灰色に染められた。
【0125】(実施例2及び3:アルカリ性媒体中での
染色)下記の染色組成物を調製した(含有量はグラムで
表示)。
【0126】
【表1】
【0127】 (*)共通染色媒体No.1: ・ベンジルアルコール 3g ・エチレンオキシド6molを有するポリエチレングリコール 4.5g ・エタノール 15g ・Seppic社製、“Oramix CG100(登録商標)”の名で市販の(C8 −C10)アルキルポリグルコシド、クエン酸アンモニウムで緩衝した活性物質の 60%水溶液として 9g ・アンモニア性緩衝剤(1M NH4OH/1M NH4Cl) 24g
【0128】これらの組成物は約9.5のpHを示し、
これを90%の白髪を含む天然の白髪混じりの髪の毛房
に30分間適用した。環境中の酸素以外にいかなる酸化
剤も使用することなく着色を得た。続いて髪を濯ぎ、通
常のシャンプーで洗浄し、乾燥させた。髪は、下記の表
に示す色合いに染められた。
【0129】
【表2】
【0130】(実施例4:中性媒体中での染色)下記の
染色組成物を調製した。 ・7-アミノ-3,6-ジメチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール2 HCl・H2O(化学式(I)の化合物) 1.12g ・ベンジルアルコール 3g ・エチレンオキシト゛ 6molを有するポリエチレングリコール 4.5g ・エタノール 15g ・Seppic社製、“Oramix CG100(登録商標)”の名で市販の(C8 −C10)アルキルポリグルコシド、クエン酸アンモニウムで緩衝した活性物質の 60%水溶液として 9g ・リン酸塩緩衝剤 (1.5M K2HPO4/1M KH2PO4) 24g ・脱イオン水 100gとする残量
【0131】これらの組成物は約7のpHを示し、これ
を90%の白髪を含む天然の白髪混じりの髪の毛房に3
0分間適用した。環境中の酸素以外にいかなる酸化剤も
使用することなく着色を得た。続いて髪を濯ぎ、通常の
シャンプーで洗浄し、乾燥させた。髪は、金色を帯びた
銅色に染められた。
【0132】(実施例5及び6:アルカリ性媒体中での
染色)下記の染色組成物を調製した(含有量はグラムで
表示)。
【0133】
【表3】
【0134】 (**)共通染色媒体No.2: ・エタノール 30g ・酢酸アンモニウム 0.8g ・メタ亜硫酸水素ナトリウム、35%水溶液として 1.3g ・NH3を20%含有するアンモニア水溶液 pH10とする量
【0135】使用時に、実施例5の染色組成物を、pH
3である20体積の過酸化水素水溶液(6重量%)と等
重量で混合した。得られた混合物は、約9.9のpHを
示した。使用時に、実施例6の染色組成物を、過硫酸ア
ンモニウム6×10-3mol%を含む水溶液と等重量で混
合した。得られた混合物は、約9.7のpHを示した。
【0136】得られた各混合物を、90%の白髪を含む
天然の白髪混じりの髪の毛房に30分間適用した。続い
て髪を濯ぎ、通常のシャンプーで洗浄し、再度濯いだ
後、乾燥させた。髪は、下記の表に示す色合いに染めら
れた。
【0137】
【表4】
【0138】(実施例7から12:酸性媒体中での染
色)下記の染色組成物を調製した(含有量はグラムで表
示)。
【0139】
【表5】
【0140】 (***)共通染色媒体No.3: ・エタノール 20g ・K2HPO4/KH2PO4(1.5M/1M)緩衝剤 10g ・メタ亜硫酸水素ナトリウム、50%水溶液として 1.3g
【0141】使用時に、実施例7、8及び10から12
の染色組成物を、20体積の過酸化水素水溶液(6重量
%)と等重量で混合した。使用時に、実施例9の染色組
成物を、過硫酸アンモニウム6×10-3mol%を含む水
溶液と等重量で混合した。
【0142】得られた各混合物を、90%の白髪を含む
天然の白髪混じりの髪の毛房に30分間適用した。続い
て髪を濯ぎ、通常のシャンプーで洗浄し、再度濯いだ
後、乾燥させた。髪は、下記の表に示す色合いに染めら
れた。
【0143】
【表6】

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケラチン繊維、特にヒトの髪などのケラ
    チン繊維の酸化染色のための組成物において、染色に適
    した媒体中に、 ・酸化塩基として、少なくとも一の化学式(I): 【化1】 [式中、R1が水素原子;直鎖または分枝状のC1−C20
    アルキル基で、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ
    ル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、アルキルア
    ミノ、アシルアミノ、カルバモイル、スルホンアミド、
    スルファモイル、イミド、アルキルチオ、アリールチ
    オ、アリール、例えばフェニルまたはナフチル、(C1
    −C4)アルコキシ-カルボニルまたはアシルからなる群
    より選択される1または2のR基に任意に置換されてな
    る基;アリール基(例えばフェニルまたはナフチル)で
    上記の1または2のR基に任意に置換されてなる基;少
    なくとも一の窒素、酸素または硫黄原子を有する5員ま
    たは6員の複素環(例えば、ピリジル、キノリル、ピロ
    リル、モルフォリル、フラニル、テトラヒドロフラニ
    ル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾ
    リル、オキサゾリル、イミダゾリルまたはチアジアゾリ
    ル)であって、前記複素環は上記の1または2のR基に
    任意に置換されてなるもの;を表し、R1がC1−C4
    ルキル基、アリール基または5員または6員の複素環
    (上記のもの)を示す場合、これは酸素、窒素または硫
    黄原子を介してピラゾール核の炭素原子に結合可能であ
    り(この場合、R1はXR1で、X=O、NHまたは
    S);R1はさらに、ハロゲン原子(例えば臭素、塩素
    またはフッ素);アシル基;スルホニル基;スルフィニ
    ル基;ホスホニル基;カルバモイル基;スルファモイル
    基;シアノ基;シロキシ基;アミノ基;アシルアミノ
    基;アシルオキシ基;カルバモイルオキシ基;スルホン
    アミド基;イミド基;ウレイド基;スルファモイルアミ
    ノ基;(C1−C4)アルコキシ-カルボニルアミノ基;
    アリールオキシカルボニルアミノ基;(C1−C4)アル
    コキシカルボニル基;アリールオキシカルボニル基;カ
    ルボキシル基;またはヒドロキシル基;を表し、 ・R2が水素原子;C1−C4アルキル基;C1−C4モノ
    ヒドロキシアルキル基;C2−C4ポリヒドロキシアルキ
    ル基;C1−C4アミノアルキル基;(CH2p-X-(C
    2qOR’基でp及びqが同一または相違する1から
    3の整数であり、R’が水素原子またはメチル基を表
    し、Xが酸素原子またはNR”基でR”が水素原子また
    はメチル基を表すもの;(C1−C4)アルコキシ(C2
    −C4)アルキル基;またはジ(C1−C4)アルキルア
    ミノ(C1−C4)アルキル基;を表し; ・Za、Zb及びZc基は、互いに独立にR3またはR4
    坦持する窒素原子または炭素原子を表し、R3及びR4
    R1基について示したものと同様の意味を有し;Za
    b及びZc基の少なくとも一が炭素原子以外であること
    を条件とし;R3及びR4はまた、共に置換又は無置換の
    芳香環、例えばフェニル基を形成可能である]のピラゾ
    ロアゾール化合物及び/または少なくとも一のその酸と
    の付加塩を含むことを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 化学式(I)の化合物のR1基が、水素原
    子;直鎖または分枝状のC1−C4アルキル基;フェニル
    環;ハロゲン原子、C1−C4アルキル基、C1−C4アル
    コキシ基、ニトロ基、アミノ基、トリフルオロメチル基
    またはC1−C4アルキルアミノ基によって置換されてな
    るフェニル環;ベンジル基;ハロゲン原子、C1−C4
    ルキル基、C1−C4アルコキシ基、ニトロ基、アミノ
    基、トリフルオロメチル基またはC1−C4アルキルアミ
    ノ基によって置換されてなるベンジル基;チオフェン、
    フランまたはピリジン環より選択されてなる複素環;ト
    リフルオロメチル基;(CH2p-X-(CH2qOR’
    基でp及びqが同一または相違する1から3の整数であ
    り、R’が水素原子またはメチル基を表し、Xが酸素原
    子またはNR”基でR”が水素原子またはメチル基を表
    すもの;C1−C4ヒドロキシアルキル基;C1−C4アミ
    ノアルキル基;C1−C4アルキルアミノ基;ジ(C1
    4)アルキルアミノ基;アリールアミノ基;メトキ
    シ、エトキシ及びフェノキシより選択されるアルコキシ
    基;臭素、塩素及びフッ素より選択されるハロゲン原
    子;カルボキシル基;C1−C4アルコキシカルボニル
    基;フェニルオキシカルボニル基;メチルチオ基;エチ
    ルチオ基;フェニルチオ基;メタンスルホニル基;シア
    ノ基;アミノ基;またはヒドロキシル基からなる群より
    選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 R1基が、水素原子;メチル、エチル、
    イソプロピル及びtert-ブチル基より選択されるアルキ
    ル基;塩素及びフッ素より選択されるハロゲン原子;フ
    ェニル;トルイル;4-クロロフェニル;4-メトキシフ
    ェニル;3-メトキシフェニル;2-メトキシフェニル;
    ベンジル;ピリジル、フリル及びチエニル環より選択さ
    れる複素環;トリフルオロメチル、ヒドロキシメチル;
    アミノメチル;メトキシ;エトキシ;メチルアミノ;エ
    チルアミノ;ジメチルアミノ;カルボキシル;メトキシ
    カルボニル;エトキシカルボニル及びシアノからなる群
    より選択されることを特徴とする請求項1または2に記
    載の組成物。
  4. 【請求項4】 化学式(I)の化合物のR2基が、水素原
    子;メチル基及びβ-ヒドロキシエチル基からなる群よ
    り選択されることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    か一項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 化学式(I)の化合物のR3基及びR4
    が、水素原子;ヒドロキシル基;アミノ基;直鎖または
    分枝状のC1−C4アルキル基;トリフルオロメチル基;
    フェニル環;ハロゲン原子、C1−C4アルキル基、C1
    −C4アルコキシ基、ヒドロキシル基、カルボキシル
    基、ニトロ基、C1−C4アルキルチオ基、メチレンジオ
    キシ基、アミノ基、トリフルオロメチル基及びC1−C4
    アルキルアミノ基からなる群より選択される1または2
    のR基に置換されてなるフェニル環;ベンジル基;ハロ
    ゲン原子、メチルまたはイソプロピル基あるいはメトキ
    シ基によって置換されてなるベンジル基;C1−C4モノ
    ヒドロキシアルキル基;C1−C4アミノアルキル基;
    (C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル基;
    メトキシ、エトキシ及びフェノキシ基より選択されるア
    ルコキシ基;メチルチオ基;エチルチオ基;フェニルチ
    オ基;メタンスルホニル基;あるいはR3基及びR4基の
    結合によって形成される置換又は無置換の芳香環、例え
    ば、フェニル環、ピリジル環、あるいは、スルホニル
    基、ハロゲン原子、C1−C4アルコキシ基、C1−C4
    ルキル基、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、C1−C4
    ルキルアミノ基またはトリフルオロメチル基によって置
    換されたフェニル環;からなる群より選択されることを
    特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載された
    組成物。
  6. 【請求項6】 化学式(I)の化合物のR3基及びR4
    が、水素原子;メチル、エチル、イソプロピル、n-プ
    ロピル及びtert-ブチル基より選択されるアルキル基;
    フェニル環;トルイル環;2-、3-または4-クロロフ
    ェニル環;3-または4-ヒドロキシフェニル環;3-ま
    たは4-アミノフェニル環;3-または4-メトキシフェ
    ニル環;3-または4-トリフルオロメチルフェニル環;
    ベンジル環;トリフルオロメチル基;ヒドロキシメチル
    基;ヒドロキシエチル基;ヒドロキシイソプロピル基;
    アミノメチルまたはアミノエチル基;メトキシまたはエ
    トキシ基;メチルチオまたはエチルチオ基;あるいはR
    3基及びR4基の結合によって形成される置換又は無置換
    の芳香環、例えば、フェニル、トルイル、スルホニルフ
    ェニル及びクロロフェニル環;からなる群より選択され
    ることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記
    載の組成物。
  7. 【請求項7】 化学式(I)の化合物が、 i)下記の特定の化学式(Ia): 【化2】 のピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール及び
    これらの酸との付加塩: ii)下記の特定の化学式(Ib): 【化3】 のピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール及び
    これらの酸との付加塩: iii)下記の特定の化学式(Ic): 【化4】 のピラゾロテトラゾール及びこれらの酸との付加塩: iv)下記の特定の化学式(Id): 【化5】 のピラゾロ[1,5-a]イミダゾール及びこれらの酸と
    の付加塩: v)下記の特定の化学式(Ie): 【化6】 のピラゾロ[5,1-e]ピラゾール及びこれらの酸との
    付加塩: vi)下記の特定の化学式(If): 【化7】 のピラゾロ[5,1-e]-1,2,3-トリアゾール及びこ
    れらの酸との付加塩:より選択され、式中、R1、R2
    3及びR4は請求項1から6のいずれか一項に記載した
    ものと同一の意味を有することを特徴とする請求項1か
    ら6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 化学式(Ia)または(Ib)が、 ・R1基が、水素原子またはメチル、トリフルオロメチ
    ル、カルボキシル、フェニル、エトキシ、シアノ、エチ
    ルチオ、アミノまたはヒドロキシル基を示し; ・R2基が、水素原子を示し; ・R3基が、水素原子またはメチル、β-アミノエチル、
    エチル、イソプロピル、フェニル、β-ヒドロキシエチ
    ル、メチルチオまたはエトキシ基を示す;ものから選択
    されることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 化学式(Ic)の化合物が、 ・R1基が、水素原子またはメチル、トリフルオロメチ
    ル、カルボキシル、フェニル、エトキシまたはシアノ基
    を示し; ・R2基が、水素原子を示す;ものから選択されること
    を特徴とする請求項7に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 化学式(Id)の化合物が、 ・R1基が、水素原子またはメチル、トリフルオロメチ
    ル、カルボキシル、フェニル、エトキシ、シアノ、アミ
    ノ、エチルチオまたはヒドロキシル基を示し; ・R2基が、水素原子を示し; ・R3基とR4基が、水素原子と水素原子、水素原子とメ
    チル基、メチル基と水素原子、水素原子とフェニル基、
    またはヒドロキシル基と水素原子を示す;あるいはR3
    基及びR4基が結合してフェニル環を形成する;ものか
    ら選択されることを特徴とする請求項7に記載の組成
    物。
  11. 【請求項11】 化学式(Ie)の化合物が、 ・R1基が、水素原子またはメチル、トリフルオロメチ
    ル、カルボキシル、フェニル、エトキシまたはシアノ基
    を示し; ・R2基が、水素原子を示し; ・R3基とR4基がそれぞれ、水素原子とメチル基、メチ
    ル基と水素原子、メチル基とメチル基、水素原子とフェ
    ニル基、または水素原子とアミノ基を示す;ものから選
    択されることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 化学式(If)の化合物が、 ・R1基が、水素原子またはメチル、トリフルオロメチ
    ル、カルボキシル、フェニル、エトキシまたはシアノ基
    を示し; ・R2基が、水素原子を示し; ・R3基が、水素原子またはメチル基を示す;ものから
    選択されることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 化学式(I)の化合物が、 ・7-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-b]-1,2,
    4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-エチルピラゾロ[1,5-b]-1,2,
    4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-イソプロピルピラゾロ[1,5-b]-
    1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-b]-1,
    2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-b]-1,
    2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-エチルピラゾロ[1,5-b]
    -1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-イソプロピルピラゾロ[1,
    5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-フェニルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-メチルピラゾロ[1,5
    -b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-エチルピラゾロ[1,5
    -b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-イソプロピルピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-フェニルピラゾロ[1,
    5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-メチルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-エチルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-イソプロピルピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-b]-
    1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-エチルピラゾロ[1,5-b]-
    1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-イソプロピルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-b]-
    1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-メチルピラゾロ[1,5
    -b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-エチルピラゾロ[1,5
    -b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-イソプロピルピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-フェニルピラゾロ[1,
    5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-メチルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-エチルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-イソプロピルピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-フェニルピラゾロ[1,5
    -b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-(2’-アミノエチル)ピラ
    ゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-(2’-アミノエチル)
    ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-(2’-アミノエチル)ピ
    ラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-(2’-アミノエチル)
    ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-(2’-アミノエチル)ピラゾロ[1,
    5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-(2’-ヒドロキシエチル)ピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-(2’-ヒドロキシエチル)
    ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-(2’-アミノエチル)ピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-(2’-ヒドロキシエチル)ピラ
    ゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-(2’-アミノエチル)ピ
    ラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-メチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,
    4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-エチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,
    4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-イソプロピルピラゾロ[3,2-c]-
    1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-(2’-アミノエチル)ピラゾロ[3,
    2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-(2’-ヒドロキシエチル)ピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-エチルピラゾロ[3,2-c]
    -1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3,6-ジメチルピラゾロ[3,2-c]-
    1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-イソプロピルピラゾロ[3,
    2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-フェニルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(2’-アミノエチル)ピラ
    ゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(2’-ヒドロキシエチル)
    ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(メチルチオ)ピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-メチルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-エチルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-イソプロピルピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-フェニルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(2’-アミノエチル)ピ
    ラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(メチルチオ)ピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-メチルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-エチルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3イソプロピルピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアソ゛ール;・ 7-アミノ-6-エチルチオ-3−フェニルピラゾロ[3,
    2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-(2’-アミノエチル)
    ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-トリフルオロメチル-3-(メチルチ
    オ)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[3,
    2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-メチルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-エチルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-イソプロピルピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-フェニルピラゾロ[3,
    2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-(2’-アミノエチル)
    ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-メチルピラゾロ[3,2-c]-
    1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-エチルピラゾロ[3,2-c]-
    1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-フェニルピラゾロ[3,2-c]-
    1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-イソプロピルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-メチルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-エチルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-イソプロピルピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-フェニルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-(2’-アミノエチル)ピ
    ラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-(2’-アミノエチル)ピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-(2’-ヒドロキシエチル)ピラ
    ゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチルピラゾロ[5,1-e]テトラゾー
    ル; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[5,1-e]テトラゾ
    ール; ・7-アミノ-6-カルボキシピラゾロ[5,1-e]テトラ
    ゾール; ・7-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
    ル; ・7-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
    ール; ・7-アミノピラゾロ[1,5-a]ベンズイミダゾール; ・7-アミノ-6-メチルピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
    ル; ・7-アミノ-2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-a]イミ
    ダゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-フェニルピラゾロ[1,5-
    a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-メチルピラゾロ[1,5-a]ベンズイミ
    ダゾール; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
    ール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-メチルピラゾロ[1,5-
    a]イミダゾール; ・7-アミノ-2,6-ジフェニルピラゾロ[1,5-a]イ
    ミダゾール; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[1,5-a]ベンズイ
    ミダゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシピラゾロ[1,5-a]イミダ
    ゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-メチルピラゾロ[1,5
    -a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-フェニルピラゾロ[1,
    5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシピラゾロ[1,5-a]ベンズ
    イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
    ール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-メチルピラゾロ[1,5-
    a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-フェニルピラゾロ[1,5
    -a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシピラゾロ[1,5-a]ベンズイ
    ミダゾール; ・7-アミノ-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,
    5-a]ベンズイミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
    ル; ・7-アミノ-6-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-a]
    イミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-
    a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノピラゾロ[1,5-a]ベンズイミ
    ダゾール; ・7-アミノ-6-(エチルチオ)ピラゾロ[1,5-a]イ
    ミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-メチルピラゾロ[1,5
    -a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-フェニルピラゾロ[1,
    5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-ヒドロキシピラゾロ[1,5
    -a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-ヒドロキシピラゾロ[1,
    5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-ヒドロキシピラゾロ[1,
    5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-ヒドロキシピラゾロ
    [1,5-a]イミダゾール; ・6,7-ジアミノ-2-ヒドロキシピラゾロ[1,5-a]
    イミダゾール; ・5,8-ジアミノ-4-メトキシピラゾロ[5,1-e]ピ
    ラゾール; ・5,7,8-トリアミノ-4-メチルピラゾロ[5,1-
    e]ピラゾール; ・6-アミノ-5-メチルピラゾロ[5,1-e]-1,2,
    3-トリアゾール; ・6-アミノ-5-フェニルピラゾロ[5,1-e]-1,
    2,3-トリアゾール;及びこれらの酸との付加塩より
    選択されることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 化学式(I)の化合物が、染色組成物
    全重量に対して0.0005から12重量%を占めるこ
    とを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載
    の組成物。
  15. 【請求項15】 化学式(I)の化合物が、染色組成物
    全重量に対して0.005から6重量%を占めることを
    特徴とする請求項14に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 染色に適した媒質(媒体)が、水また
    は水と少なくとも一の有機溶媒との混合物を含むことを
    特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の組
    成物。
  17. 【請求項17】 3から12,好ましくは5から11の
    pHを示すことを特徴とする請求項1から16のいずれ
    か一項に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 メタ-フェニレンジアミン、メタ-アミ
    ノフェノール、メタ-ジフェノール及び複素環カプラー
    から選択される一以上のカプラーを含むことを特徴とす
    る請求項1から17のいずれか一項に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 カプラーが、2-メチル-5-アミノフ
    ェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-
    メチルフェノール、3-アミノフェノール、1,3-ジヒ
    ドロキシベンゼン、1,3-ジヒドロキシ-2-メチルベ
    ンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシ-ベンゼン、
    2,4-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベ
    ンゼン、2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ
    -1-メトキシベンゼン、1,3-ジアミノベンゼン、
    1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)-プロパ
    ン、セサモル、α-ナフトール、6-ヒドロキシインドー
    ル、4-ヒドロキシインドール、4-ヒドロキシ-N-メチ
    ルインドール、6-ヒドロキシインドリン、2,6-ジヒ
    ドロキシ-4-メチルピリジン、1H-3-メチルピラゾー
    ル-5-オン、1-フェニル-3-メチルピラゾール-5-オ
    ン、2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-
    トリアゾール、2,6-ジメチルピラゾロ[3,2-c]-
    1,2,4-トリアゾール、6-メチルピラゾロ[1,5-
    a]ベンズイミダゾール、及びこれらの酸との付加塩よ
    り選択されることを特徴とする請求項18に記載の組成
    物。
  20. 【請求項20】 カプラーが、染色組成物全重量に対し
    て0.0001から10重量%を占めることを特徴とす
    る請求項18または19に記載の組成物。
  21. 【請求項21】 パラ-フェニレンジアミン、ビスフェ
    ニルアルキレンジアミン、パラ-アミノフェノール、オ
    ルト-アミノフェノール及び化学式(I)のピラゾロアゾ
    ール化合物以外の複素環塩基より選択される少なくとも
    一の酸化塩基を更に含むことを特徴とする請求項1から
    20のいずれか一項に記載の組成物。
  22. 【請求項22】 酸との付加塩が、塩素酸塩、臭素酸
    塩、硫酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、トシ
    ラート、ベンゼンスルホン酸塩、乳酸塩及び酢酸塩から
    なる群より選択されることを特徴とする請求項1から2
    1のいずれか一項に記載の組成物。
  23. 【請求項23】 ケラチン繊維、特にヒトの髪などのケ
    ラチン繊維の酸化染色のための組成物における、請求項
    1から13のいずれか一項に記載の化学式(I)の化合
    物の、酸化塩基としての使用。
  24. 【請求項24】 ケラチン繊維、特にヒトの髪などのケ
    ラチン繊維の酸化染色方法において、請求項1から22
    のいずれか一項に記載の少なくとも一の染色組成物を、
    空気中でまたは酸化剤を使用して、該繊維に望ましい着
    色を得るに十分な時間適用することを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 繊維が、酸化剤の付加なしに、環境中
    に存在する酸素との接触のみで着色されることを特徴と
    する請求項24に記載の染色方法。
  26. 【請求項26】 染色組成物の使用の際に初めて添加さ
    れる酸化剤、あるいは、連続的にまたは分割した方法で
    適用される酸化組成物中に存在する酸化剤を使用して、
    酸性、中性またはアルカリ性のpHで着色を行うことを
    特徴とする請求項24に記載の染色方法。
  27. 【請求項27】 酸化剤が、過酸化水素、尿素過酸化水
    素、アルカリ金属臭素酸塩、ペル塩、例えば過ホウ酸塩
    及び過硫酸塩、及び酵素、例えばペルオキシダーゼ及び
    2電子酸化還元酵素より選択されることを特徴とする請
    求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 数個の区画を有する染色多区画装置で
    あって、第一区画に請求項1から22のいずれか一項に
    記載の染色組成物を収容し、第二区画に酸化組成物を収
    容してなる装置。
  29. 【請求項29】 化学式(I)の化合物及び下式(I'a)
    から(I'f): 【化8】 [式中、R’1、R’2、R’3及びR’4基が、請求項1
    から12のいずれか一項に化学式(I)のR1、R2、R3
    及びR4基として記載のものと同様の意味を有し;・化
    学式(I'b)の化合物において、 i)R’1がメチル基を表し、R’2が水素原子を表す場
    合、R’3基はメチル基以外、あるいは(CH23-SO
    2-(CH215-CH3またはCH(CH3)-CH2-SO2
    -(CH211-CH3基以外であり; ii)R’1がtert-ブチル基を表し、R’2が水素原子を
    表す場合、R’3基は(CH23-SO2-(CH211-C
    3基以外であり; ・化学式(I'd)の化合物において、 ・R’3及びR’4が共にベンゼン核を形成し、R’2
    水素原子を表す場合、R’1は、メチル、-CONH2
    たはカルボキシル基以外であり; ・R’3及びR’4が共に4位でスルホニル基によって置
    換されたベンゼン核を形成し、R’2が水素原子を表す
    場合、R’1は、フェニル基以外、-(CH216-CH3
    基または-COOH基以外であり; ・R’3及びR’4が共に4位でカルボキシル基によって
    置換されたベンゼン核を形成し、R’2が水素原子を表
    す場合、R’1は、カルボキシル基以外である]のその酸
    との付加塩。
  30. 【請求項30】 下記: ・7-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-b]-1,2,
    4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-エチルピラゾロ[1,5-b]-1,2,
    4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-イソプロピルピラゾロ[1,5-b]-
    1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-b]-1,
    2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-b]-1,
    2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-エチルピラゾロ[1,5-b]
    -1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-イソプロピルピラゾロ[1,
    5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-フェニルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-メチルピラゾロ[1,5
    -b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-エチルピラゾロ[1,5
    -b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-イソプロピルピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-フェニルピラゾロ[1,
    5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-メチルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-エチルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-イソプロピルピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-b]-
    1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-エチルピラゾロ[1,5-b]-
    1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-イソプロピルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-b]-
    1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-メチルピラゾロ[1,5
    -b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-エチルピラゾロ[1,5
    -b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-イソプロピルピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-フェニルピラゾロ[1,
    5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-メチルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-エチルピラゾロ[1,5-
    b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-イソプロピルピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-フェニルピラゾロ[1,5
    -b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-(2’-アミノエチル)ピラ
    ゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-(2’-アミノエチル)
    ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-(2’-アミノエチル)ピ
    ラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-(2’-アミノエチル)
    ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-(2’-アミノエチル)ピラゾロ[1,
    5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-2-(2’-ヒドロキシエチル)ピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-(2’-ヒドロキシエチル)
    ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-(2’-アミノエチル)ピラゾロ
    [1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-2-(2’-ヒドロキシエチル)ピラ
    ゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-(2’-アミノエチル)ピ
    ラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-メチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,
    4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-エチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,
    4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-イソプロピルピラゾロ[3,2-c]-
    1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-(2’-アミノエチル)ピラゾロ[3,
    2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3-(2’-ヒドロキシエチル)ピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-エチルピラゾロ[3,2-c]
    -1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-3,6-ジメチルピラゾロ[3,2-c]-
    1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-イソプロピルピラゾロ[3,
    2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-フェニルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(2’-アミノエチル)ピラ
    ゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(2’-ヒドロキシエチル)
    ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-メチル-3-(メチルチオ)ピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-メチルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-エチルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-イソプロピルピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-フェニルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(2’-アミノエチル)ピ
    ラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-3-(メチルチオ)ピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-メチルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-エチルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3イソプロピルピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3−フェニルピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-(2’-アミノエチル)
    ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-3-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-トリフルオロメチル-3-(メチルチ
    オ)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[3,
    2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-メチルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-エチルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-イソプロピルピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアソ゛ール;・ 7-アミノ-6-カルボキシ-3-フェニルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-(2’-アミノエチル)
    ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-3-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-メチルピラゾロ[3,2-c]-
    1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-エチルピラゾロ[3,2-c]-
    1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-フェニルピラゾロ[3,2-c]-
    1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-イソプロピルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-メチルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-エチルピラゾロ[3,2-
    c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-イソプロピルピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-フェニルピラゾロ[3,2
    -c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-(2’-アミノエチル)ピ
    ラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-3-(2’-ヒドロキシエチ
    ル)ピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-(2’-アミノエチル)ピラゾロ
    [3,2-c]-1,2,4-トリアゾール; ・6,7-ジアミノ-3-(2’-ヒドロキシエチル)ピラ
    ゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール;・7-アミ
    ノ-6-メチルピラゾロ[5,1-e]テトラゾール; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[5,1-e]テトラゾ
    ール; ・7-アミノ-6-カルボキシピラゾロ[5,1-e]テトラ
    ゾール; ・7-アミノピラゾロ[1,5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
    ル; ・7-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
    ール; ・7-アミノ-6-メチルピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
    ル; ・7-アミノ-2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-a]イミ
    ダゾール; ・7-アミノピラゾロ[1,5-a]ベンズイミダゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-フェニルピラゾロ[1,5-
    a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
    ール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-メチルピラゾロ[1,5-
    a]イミダゾール; ・7-アミノ-2,6-ジフェニルピラゾロ[1,5-a]イ
    ミダゾール; ・7-アミノ-6-フェニルピラゾロ[1,5-a]ベンズイ
    ミダゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシピラゾロ[1,5-a]イミダ
    ゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-メチルピラゾロ[1,5
    -a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-カルボキシ-2-フェニルピラゾロ[1,
    5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシピラゾロ[1,5-a]イミダゾ
    ール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-メチルピラゾロ[1,5-
    a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-フェニルピラゾロ[1,5
    -a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシピラゾロ[1,5-a]ベンズイ
    ミダゾール; ・7-アミノ-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,
    5-a]ベンズイミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノピラゾロ[1,5-a]イミダゾー
    ル; ・7-アミノ-6-アミノ-2-メチルピラゾロ[1,5-a]
    イミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノ-2-フェニルピラゾロ[1,5-
    a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-アミノピラゾロ[1,5-a]ベンズイミ
    ダゾール; ・7-アミノ-6-(エチルチオ)ピラゾロ[1,5-a]イ
    ミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-メチルピラゾロ[1,5
    -a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-フェニルピラゾロ[1,
    5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-メチル-2-ヒドロキシピラゾロ[1,5
    -a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-フェニル-2-ヒドロキシピラゾロ[1,
    5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エトキシ-2-ヒドロキシピラゾロ[1,
    5-a]イミダゾール; ・7-アミノ-6-エチルチオ-2-ヒドロキシピラゾロ
    [1,5-a]イミダゾール; ・6,7-ジアミノ-2-ヒドロキシピラゾロ[1,5-a]
    イミダゾール; ・5,8-ジアミノ-4-メトキシピラゾロ[5,1-e]ピ
    ラゾール; ・5,7,8-トリアミノ-4-メチルピラゾロ[5,1-
    e]ピラゾール; ・6-アミノ-5-メチルピラゾロ[5,1-e]-1,2,
    3-トリアゾール; ・6-アミノ-5-フェニルピラゾロ[5,1-e]-1,
    2,3-トリアゾールより選択されることを特徴とする
    請求項29に記載の化学式(I')の化合物。
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