JP2000512317A - 3−アミノピリジンアゾ誘導体を含有するケラチン繊維の酸化染色用組成物及び該組成物を使用する染色方法 - Google Patents

3−アミノピリジンアゾ誘導体を含有するケラチン繊維の酸化染色用組成物及び該組成物を使用する染色方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、染色に適した媒体に、少なくとも1種の酸化ベース、直接着色剤として少なくとも1種の3-アミノピリジン誘導体、及びカップリング剤として少なくとも1種の置換されたメタ-アミノフェノールを含有する、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維の酸化染色用組成物、並びに該組成物を使用する染色方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 3-アミノピリジンアゾ誘導体を含有するケラチン繊維の 酸化染色用組成物及び該組成物を使用する染色方法 本発明は、染色に適した媒体に、少なくとも1種の酸化ベース、直接染料とし て少なくとも1種の3-アミノピリジン誘導体、及びカップラーとして少なくと も1種の置換されたメタ-アミノフェノールを含有する、ケラチン繊維、特に毛 髪等のヒトのケラチン繊維の酸化染色用組成物、並びにこの組成物を使用する染 色方法に関する。 ケラチン繊維、特にヒトの毛髪を、酸化染料先駆物質、特に、一般に酸化ベー スといわれているオルト-又はパラ-フェニレンジアミン類、オルト-又はパラ-ア ミノフェノール類及び複素環ベース類を含有する染色用組成物で染色することが 従来から行われている。酸化染料先駆物質すなわち酸化ベースは、酸化物質と組 み合わされて、酸化縮合プロセスにより、着色した化合物及び染料を生じる無色 かわずかに着色した化合物である。 また、これらの酸化ベースをカップラー又は調色剤と組み合わせることにより 、酸化ベースにより得られる色調を変化させることができることも知られており 、そのようなカップラーは芳香族のメタ-ジアミン類、メタ-アミノフェノール類 、メタ-ジフェノール類及びある種の複素環化合物から特に選択される。 酸化ベース及びカップラーとして使用される様々な分子により、幅広い色調を 得ることが可能になる。 また、得られる色調をさらに多様化し、また色調に光沢を付与するために、酸 化染料先駆物質とカップラーに組み合わせて、直接染料、すなわち、酸化剤が存 在しなくても着色させる有色物質を使用することができることも知られている。 これら直接染料の多くはニトロベンゼン化合物族に属し、それらを染料組成物 に導入した場合、特に、シャンプーに対する耐性が不十分な着色になってしまう という欠点を有する。 これら酸化染料により得られる、いわゆる「永久的」な着色は、いくつかの要 求をさらに満足させるものでなくてはならない。例えば、所望の強さの色調が得 られ、外的要因(光、悪天候、洗浄、パーマネントウェーブ処理、発汗及び摩擦) に対して耐性があるものでなくてはならない。 また、染料は白髪をカバーするものでなければならず、最後に、可能な限り非 選択的であること、すなわち、実際には髪の先端と末端の間で敏感度(すなわち 傷み具合)が異なりうる、同じケラチン繊維の長さに沿って可能な限り色差が小 さくなるようにしなければならない。 ベンゼン性(benzenic)酸化ベース、3-アミノピリジンファミリーの直接染料 、及びカップラーとして未置換のメタ-アミノフェノールを組合せて含有するケ ラチン繊維の酸化染色用組成物が、特に仏国特許公開第2285851号におい て既に提案されている。しかしながら、このような組成物を使用して得られた着 色は、特に色度と堅牢度の点で、完全には満足のいくものではなかった。 本出願人は、少なくとも1種の酸化ベース、直接染料として少なくとも1種の 適切に選択された3-アミノピリジン誘導体、及び少なくとも1種の適切に選択 されたメタ-アミノフェノール誘導体とを組合せることにより、繊維が被りうる 様々な攻撃要因に対して満足のいく耐性を示し、ほとんど選択性がなく、強くか つより色度の強い着色をもたらし得る新規の染料が得られることを見出した。 この発見が本発明の基礎をなすものである。 よって、本発明の第1の主題は、染色に適した媒体に: − 少なくとも1種の酸化ベースと、 − 直接染料として、次の式(I): [上式中、 − Bは次の式(Ia)又は(Ib);の基を表し; − RはC1-C4アルキル基を表し; − R1は水素又は塩素、臭素又はフッ素等のハロゲン原子、又はC1-C4アルキ ル又はC1-C4アルコキシ基を表し; − R2は水素原子又はC1-C4アルキル又はC1-C4アルコキシ基を表し; − R4は水素又は塩素、臭素又はフッ素等のハロゲン原子、又はC1-C4アルキ ル、ニトロ、アミノ又は(C1-C4)アシルアミノ基を表し; − R3は水素原子を表すか、もしくはR4とR3は共同してアゾ二重結合の窒素 原子の一つでキレート化されたヒドロキシル置換基を担持する6員の不飽和環を 形成し; − Aは、R5が水素原子又はC1-C4アルキル、C1-C4モノヒドロキシアルキ ル又はC2-C4ポリヒドロキシアルキル基を表し;R6が水素原子、C1-C4アル キル、C1-C4モノヒドロキシアルキル又はC2-C4ポリヒドロキシアルキル基、 フェニル環又は-CH2-SO3Na基を表す-NR56残基を表し; − X-は一価又は二価のアニオンを表し、好ましくは塩素、臭素、フッ素又は ヨウ素等のハロゲン原子、水酸化物、硫酸水素、又は硫酸メチル又は硫酸エチル 等の硫酸(C1-C6)アルキルから選択される] の化合物から選択される少なくとも1種の3-アミノピリジン誘導体、及び − 次の式(II): [上式中、 − R7は、水素原子又はC1-C4アルキル、C1-C 4モノヒドロキシアルキル 、C2-C4ポリヒドロキシアルキル又はC1-C4モノアミノアルキル基を示し; − R8は、水素原子、C1-C4アルキル又はC1-C4アルコキシ基又は塩素、臭 素及びフッ素から選択されるハロゲン原子を示し、 − R9及びR'9は、同一でも異なっていてもよく、水素又はハロゲン原子又は C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、C1-C4モノヒドロキシアルキル、C2- C4ポリヒドロキシアルキル、C1-C4モノヒドロキシアルコキシ又はC2-C4ポ リヒドロキシアルコキシ基を示し; R7、R8、R9及びR'9基の少なくとも1つは水素原子以外であると理解され る] のメタ-アミノフェノール誘導体及びその酸付加塩類から選択される少なくとも 1種のカップラー、 とを含有してなることを特徴とする、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチ ン繊維の酸化染色用組成物にある。 本発明の染色用組成物は、ほとんど選択性がなく、大気中の要因、例えば光や 悪天候に対し、また発汗や毛髪が被りうる様々な処理に対して良好な耐性を示し 、強く、より色度の強い(chromatic)着色をもたらす。これらの特性は、特に色 度に関して顕著である。 また、本発明の主題は、この染色用組成物を使用するケラチン繊維の酸化染色 方法にある。 使用準備が整った染色用組成物に使用される酸化ベース(類)の性質は重要では ない。それらは、特に、パラ-フェニレンジアミン類、複ベース類、パラ-アミノ フェノール類、オルト-アミノフェノール類及び複素環酸化ベース類から選択さ れる。 本発明の染色用組成物における酸化ベースとして使用可能なパラ-フェニレン ジアミン類としては、特に、次の式(III): [上式中、 − R10は、4'-アミノフェニル、フェニル又は窒素性基で置換されたC1-C4 アルキル基、(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル基、C2-C4ポリヒドロキ シアルキル基、C1-C4モノヒドロキシアルキル基、C1-C4アルキル基又は水素 原子を表し; − R11は、窒素性基で置換されたC1-C4アルキル基、(C1-C4)アルコキシ( C1-C4)アルキル基、C2-C4ポリヒドロキシアルキル基、C1-C4モノヒドロキ シアルキル基、C1-C4アルキル基又は水素原子を表し; − R12は、アセチルアミノ(C1-C4)アルコキシ、メシルアミノ(C1-C4)アル コキシ又はカルバモイルアミノ(C1-C4)アルコキシ基、C1-C4ヒドロキシアル コキシ基、C1-C4モノヒドロキシアルキル基、C1-C4アルキル基、又は塩素、 臭素、ヨウ素又はフッ素原子等のハロゲン原子、又は水素原子を表し; − R13は、水素又はハロゲン原子又はC1-C4アルキル基を表す] の化合物及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。 上述した式(III)の窒素性基として、特に、アミノ、モノ(C1-C4)アルキ ルアミノ、ジ(C1-C4)アルキルアミノ、トリ(C1-C4)アルキルアミノ、モノヒ ドロキシ(C1-C4)アルキルアミノ、イミダゾリニウム及びアンモニウム基を挙 げることができる。 上述した式(III)のパラ-フェニレンジアミン類としては、特に、パラ-フェ ニレンジアミン、パラ-トルイレンジアミン、2-クロロ-パラ-フェニレンジアミ ン、2,3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレ ンジアミン、2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,5-ジメチル-パラ- フェニレンジアミン、N,N-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジエチ ル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジプロピル-パラ-フェニレンジアミン、4 -アミノ-N,N-ジエチル-3-メチルアニリン、N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル )-パラ-フェニレンジアミン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2- メチルアニリン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-クロロアニリ ン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、2-フルオロ-パラ-フ ェニレンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-ヒド ロキシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、2-ヒドロキシメチル-パラ-フェニ レンジアミン、N,N-ジメチル-3-メチル-パラ-フェニレンジアミン、N-エチ ル-N-(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(β,γ-ジヒドロ キシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(4'-アミノフェニル)-パラ-フェ ニレンジアミン、N-フェニル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエ チルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、2-β-アセチルアミノエチルオキシ-パ ラ-フェニレンジアミン及びN-(β-メトキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン 、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。 上述した式(III)のパラ-フェニレンジアミン類の中でも、パラ-フェニレン ジアミン、パラ-トルイレンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミ ン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチ ルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン 、2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,3-ジメチル-パラ-フェニレン ジアミン、N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、2-ク ロロ-パラ-フェニレンジアミン及び2-β-アセチルアミノエチルオキシ-パラ-フ ェニレンジアミン及びそれらの酸付加塩類が特に好ましい。 本発明において、「複ベース類」という用語は、アミノ及び/又はヒドロキシ ル基を担持する、少なくとも2つの芳香環を有する化合物を意味する。 本発明の染色用組成物における酸化ベースとして使用可能な複ベース類として は、特に、次の式(IV): [上式中、 − Z1及びZ2は、同一でも異なっていてもよく、結合手Y又はC1-C4アルキ ル基で置換され得るヒドロキシル又は-NH2基を表し; − 結合手Yは、一又は複数のヒドロキシル又はC1-C6アルコキシ基で置換さ れていてもよく、一又は複数のヘテロ原子、例えば酸素、硫黄又は窒素原子及び /又は一又は複数の窒素性基が挿入されるか又は末端にある、1〜14の炭素原 子を有する直鎖状又は分枝状のアルキレン鎖を表し; − R14及びR15は、水素又はハロゲン原子、C1-C4アルキル基、C1-C4モノ ヒドロキシアルキル基、C2-C4ポリヒドロキシアルキル基又はC1-C4アミノア ルキル基又は結合手Yを表し; − R16、R17、R18、R19、R20及びR21は、同一でも異なっていてもよく、 水素原子、結合手Y又はC1-C4アルキル基を表し; 分子当りに1つのみの結合手Yを有すると理解されるもの] に相当する化合物及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。 上述した式(IV)の窒素性基として、特に、アミノ、モノ(C1-C4)アルキル アミノ、ジ(C1-C4)アルキルアミノ、トリ(C1-C4)アルキルアミノ、モノヒド ロキシ(C1-C4)アルキルアミノ、イミダゾリニウム及びアンモニウム基を挙げ ることができる。 上述した式(IV)の複ベース類としては、特に、N,N'-ビス(β-ヒドロキシ エチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェニル)-1,3-ジアミノプロパノール、N, N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェニル)エチレンジ アミン、N,N'-ビス(4-アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビ ス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4-アミノフェニル)テトラメチレンジア ミン、N,N'-ビス(4-メチルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N' -ビス(エチル)-N,N'-ビス(4'-アミノ-3'-メチルフェニル)エチレンジアミン 及び1,8-ビス(2,5-ジアミノフェノキシ)-3,5-ジオキサオクタン、及びそ れらの酸付加塩類を挙げることができる。 これら式(IV)の複塩基類の中でも、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N, N'-ビス(4'-アミノフェニル)-1,3-ジアミノプロパノール及び1,8-ビス(2 ,5-ジアミノフェノキシ)-3,5-ジオキサオクタン、又はそれらの酸付加塩類の 一つが特に好ましい。 本発明の染色用組成物における酸化ベースとして使用可能なパラ-アミノフェ ノール類としては、特に、次の式(V): [上式中、 − R22は、水素又はハロゲン原子又はC1-C4アルキル、C1-C4モノヒドロキ シアルキル、(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル、C1-C4アミノアルキル 又はヒドロキシ(C1-C4)アルキルアミノ(C1-C4)アルキル基を表し、 − R23は、水素又はハロゲン原子又はC1-C4アルキル、C1-C4モノヒドロキ シアルキル、C2-C4ポリヒドロキシアルキル、C1-C4アミノアルキル、シアノ (C1-C4)アルキル又は(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル基を表し、 R22又はR23基の少なくとも1つは水素原子を表すと理解されるもの] の化合物及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。 上述した式(V)のパラ-アミノフェノール類としては、特に、パラ-アミノフェ ノール、4-アミノ-3-メチルフェノール、4-アミノ-3-フルオロフェノール、 4-アミノ-3-ヒドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メチルフェノール、 4-アミノ-2-ヒドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メトキシメチルフェ ノール、4-アミノ-2-アミノメチルフェノール、4-アミノ-2-(β-ヒドロキシ エチルアミノメチル)フェノール及び4-アミノ-2-フルオロフェノール、及びそ れらの酸付加塩類を挙げることができる。 本発明の染色用組成物における酸化ベースとして使用可能なオルト-アミノフ ェノール類としては、特に、2-アミノフェノール、2-アミノ-5-メチルフェノ ール、2-アミノ-6-メチルフェノール及び5-アセトアミド-2-アミノフェノー ル、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。 本発明の染色用組成物における酸化ベースとして使用可能な複素環ベース類と しては、特にピリジン誘導体、ピリミジン誘導体及びピラゾール誘導体、及びそ れらの酸付加塩類を挙げることができる。 ピリジン誘導体としては、特に、例えば英国特許第1026978号及び同1 153196号に記載されている化合物、例えば2,5-ジアミノピリジン、2- (4-メトキシフェニル)アミノ-3-アミノピリジン、2,3-ジアミノ-6-メトキ シピリジン、2-(β-メトキシエチル)アミノ-3-アミノ-6-メトキシピリジン及 び3,4-ジアミノピリジン、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。 ピリミジン誘導体としては、特に、例えば独国特許第2359399号又は日 本国特許第88-169571号及び日本国特許第91-333495号又は国際 特許出願第WO96/15765号に記載されている化合物、例えば2,4,5, 6-テトラアミノピリミジン、4-ヒドロキシ-2,5,6-トリアミノピリミジン、 2-ヒドロキシ-4,5,6-トリアミノピリミジン、2,4-ジヒドロキシ-5,6-ジ アミノピリミジン及び2,5,6-トリアミノピリミジンを挙げることができ、仏 国特許公開第2750048号に記載されているようなピラゾロピリミジン誘導 体、例えばピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン;2,5-ジメチルピ ラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン;ピラゾロ[1,5-a]ピリミジン- 3,5-ジアミン;2,7-ジメチルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,5-ジアミ ン;3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-オール;3-アミノピラゾロ[ 1,5-a]ピリミジン-5-オール;2-(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン -7-イルアミノ)エタノール、2-(7-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3- イルアミノ)エタノール、2-[(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イ ル)-(2-ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール、2-[(7-アミノピラゾロ[1,5 -a]ピリミジン-3-イル)-(2-ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール、5,6-ジ メチルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、2,6-ジメチルピラゾ ロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン及び2,5,N7,N7-テトラメチルピ ラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン及びそれらの付加塩類及び互変異 性平衡が存在する場合にはそれらの互変異性体、及び酸付加塩類を挙げることが できる。 ピラゾール誘導体としては、特に、独国特許第3843892号及び独国特許 第4133957号及び国際特許出願第WO94/08969号、国際特許出願 第WO94/08970号、仏国特許公開第2733749号及び独国特許第1 9543988号に記載されている化合物、例えば4,5-ジアミノ-1-メチルピ ラゾール、3,4-ジアミノピラゾール、4,5-ジアミノ-1-(4'-クロロベンジ ル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1,3-ジメチルピラゾール、4,5-ジアミノ- 3-メチル-1-フェニルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-メチル-3-フェニルピ ラゾール、4-アミノ-1,3-ジメチル-5-ヒドラジノピラゾール、1-ベンジル- 4,5-ジアミノ-3-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-tert-ブチル-1-メ チルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-tert-ブチル-3-メチルピラゾール、4,5 -ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチル)-3-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ- 1-エチル-3-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-(4'-メトキシ フェニル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-ヒドロキシメチルピラゾ ール、4,5-ジアミノ-3-ヒドロキシメチル-1-メチルピラゾール、4,5-ジア ミノ-3-ヒドロキシメチル-1-イソプロピルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-メ チル-1-イソプロピルピラゾール、4-アミノ-5-(2'-アミノエチル)アミノ-1 ,3-ジメチルピラゾール、3,4,5-トリアミノピラゾール、1-メチル-3,4, 5-トリアミノピラゾール、3,5-ジアミノ-1-メチル-4-メチルアミノピラゾ ール及び3,5-ジアミノ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-1-メチルピラゾー ル、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。 酸化ベース(類)は、本発明の染色用組成物の全重量に対して好ましくは約0. 0005〜12重量%、より好ましくはこの重量に対して約0.005〜6重量 %である。 本発明の式(I)の3-アミノピリジン誘導体(類)は: − 次の式: の4'-ジメチルアミノベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウム-メトスル ファート; − 次の式: の4'-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリ ジニウム-メトスルファート; − 次の式: の4'-アミノ-8'-ヒドロキシナフタレン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウム -メトスルファート; − 次の式: の4'-ジメチルアミノ-2'-ニトロベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウ ム-メトスルファート; − 次の式:の4'-ジメチルアミノベンゼン-1'-アゾ-1,6-ジメチル-3-ピリジニウム-メ トスルファート; − 次の式: の4'-アミノベンゼン-1'-アゾ-3-ピリジン-N-オキシド; − 次の式: の4'-ジメチルアミノベンゼン-1'-アゾ-3-ピリジン-N-オキシド; − 次の式:の4'-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン-1'-アゾ-3-ピリジン -N-オキシド; − 次の式: の4'-ジメチルアミノ-2'-メチルベンゼン-1'-アゾ-1-エチル-3-ピリジニウ ム-エトスルファート; − 次の式: の4'-ジメチルアミノ-2'-メチルベンゼン-1'-アゾ-1-ブチル-3-ピリジニウ ム-ブロミド; − 次の式:の4'-ジメチルアミノ-2'-クロロベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウ ム-メトスルファート; − 次の式: の2',4'-ジアミノ-5'-メチルベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウム -メトスルファート; − 次の式: の4'-フェニルアミノベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウム-メトスル ファート; − 次の式:の2'-アセチルアミノ-4'-ジメチルアミノベンゼン-1'-アゾ-1-エチル-3-ピ リジニウム-エトスルファート; − 次の式: の2',4'-ジアミノ-5'-メトキシベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウ ム-メトスルファート;及び − 次の式: の2'-アミノ-4'-ジメチルアミノベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニ ウム-メトスルファート; から好ましく選択される。 本発明で使用される式(I)の3-アミノピリジン誘導体(類)は、染色用組成物 の全重量に対して好ましくは約0.001〜10重量%、さらに好ましくはこの 重量に対して0.01〜5重量%である。 上述した式(II)のメタ-アミノフェノール類としては、特に5-アミノ-2-メ トキシフェノール、5-アミノ-2-(β-ヒドロキシエチルオキシ)フェノール、5 -アミノ-2-メチルフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチル フェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-メトキシ-2-メチルフェ ノール、5-アミノ-4-メトキシ-2-メチルフェノール、5-アミノ-4-クロロ- 2-メチルフェノール、5-アミノ-2,4-ジメトキシフェノール、5-(γ-ヒドロ キシプロピルアミノ)-2-メチルフェノール、3-アミノ-2-クロロ-6-メチルフ ェノール、3-アミノ-6-クロロフェノール及び3-(β-アミノエチル)アミノ-6 -クロロフェノール、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。 本発明の式(II)のメタ-アミノフェノール誘導体(類)は、染色用組成物の全 重量に対して好ましくは約0.0001〜10重量%、さらに好ましくはこの重 量に対して0.005〜5重量%である。 本発明の染色用組成物は、式(II)のメタ-アミノフェノール誘導体以外の一 又は複数のカップラー及び/又は式(I)の3-アミノピリジン誘導体以外の一又 は複数の直接染料、特に色調を変化させるか、色調を光沢で富ませるものをさら に含有してもよい。 本発明の染色用組成物中に存在し得るカップラーとして、特にメタ-フェニレ ンジアミン類、メタ-ジフェノール類及び複素環カップラー類、及びそれらの酸 付加塩類を挙げることができる。 これらの付加的なカップラーが存在する場合、それらは、染色用組成物の全重 量に対して、好ましくは約0.0001〜10重量%、さらに好ましくはこの重 量に対して約0.005〜5重量%である。 本発明の染色用組成物に使用可能な酸付加塩類(酸化ベース及びカップラー)は 、特に、塩酸塩類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢 酸塩類から一般的に選択される。 本発明の染色用組成物において、染色に適した媒体(又は支持体)は、一般的に 、水、又は水に十分に溶解しない化合物を溶解させるための少なくとも1種の有 機溶媒と水との混合物からなる。有機溶媒としては、例えば、C1-C4アルカノ ール類、例えばエタノール及びイソプロパノールを挙げることができる。 溶媒類は、染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約1〜40重量%、さ らに好ましくは約5〜30重量%の割合で存在し得る。 本発明の染色用組成物のpHは、一般的には約3〜12、好ましくは約5〜1 2である。これは、ケラチン繊維の染色において通常使用される酸性化剤又は塩 基性化剤により、所望の値に調節することができる。 酸性化剤としては、例えば、無機又は有機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、 硫酸、カルボン酸類、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸又は乳酸、及びスルホン酸 類を挙げることができる。 塩基性化剤としては、例えば、アンモニア水、アルカリ性炭酸塩類、アルカノ ールアミン類、例えばモノ-、ジ-及びトリエタノールアミン、2-メチル-2-ア ミノプロパノールとその誘導体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の 式(VI): [ここで、Wは、C1-C4アルキル基又はヒドロキシル基で置換されていてもよ いプロピレン残基であり;R24、R25、R26及びR27は、同一でも異なっていて もよく、水素原子又はC1-C4アルキル又はC1-C4ヒドロキシアルキル基を表す ] で示される化合物を挙げることができる。 また、本発明の染色用組成物は、従来より毛髪の染色用組成物に使用されてい る種々のアジュバント類を含有してもよい。 言うまでもなく、当業者であれば、本発明の染色用組成物に固有の有利な特性 が、考えられる添加により悪影響を全く受けないか、実質的には受けないように 留意して、これらの任意の付加的な化合物を選択するであろう。 本発明の染色用組成物は、種々の形態、例えば、加圧されていてもよい液体、 クリーム又はゲルの形態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するのに適 した任意の他の形態にすることができる。 また本発明の主題は、上述した染色用組成物を使用するケラチン繊維、特に毛 髪等のヒトのケラチン繊維の染色方法にある。 この方法に依れば、上述した染色用組成物を繊維に適用し、染色用組成物に使 用時にのみ添加される、又は、同時に又は続いて別個に適用される酸化組成物中 に存在する酸化剤により、酸性、中性又はアルカリ性のpHで発色させる。 本発明の染色方法の特に好ましい実施態様においては、染色に適した媒体中に 、発色させるのに十分な量の少なくとも1種の酸化剤を含有してなる酸化組成物 と、上述した染色用組成物を使用時に混合する。ついで、得られた混合物をケラ チン繊維に適用し、約3〜50分、好ましくは約5〜30分間放置した後、繊維 をすすいで、シャンプーで洗髪し、再度すすいで乾燥させる。 上述した酸化組成物中に存在する酸化剤は、ケラチン繊維の酸化染色に対して 従来から使用されている酸化剤から選択することができ、このようなものとして は、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素塩類、及び過酸塩類、例えば 過ホウ酸塩、過炭酸塩及び過硫酸塩、過酸類、酵素、例えば2電子オキシドレダ クターゼ、ペルオキシダーゼ及びラクターゼが挙げられる。過酸化水素が特に好 ましい。 上述した酸化剤を含有する酸化組成物のpHは、染色用組成物と混合した後に 得られる、ケラチン繊維に適用される組成物のpHが、好ましくは約3〜12、 さらに好ましくは約5〜11になるような値である。これは、ケラチン繊維の染 色に通常使用される、上述したような、酸性化剤又は塩基性化剤により、所望の 値に調節される。 また、上述した酸化組成物は、毛髪の染色用組成物に従来から使用されている 、上述したような種々のアジュバントをさらに含有してもよい。 最終的にケラチン繊維に適用される組成物は、種々の形態、例えば、液体、ク リーム又はゲルの形態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するのに適し た任意の他の形態にすることができる。 本発明の他の主題は、多区画染色具又は多区画染色「キット」又は任意の他の 多区画包装システムにあり、その第1の区画部は上述した染色用組成物を含み、 第2の区画部は上述した酸化組成物を含む。これらの染色具は、毛髪に所望の混 合物を塗布する手段を具備せしめたものであってよく、このようなものとしては 、例えば、本出願人の仏国特許第2586913号に記載されているものを挙げ ることができる。 次に、本発明の実施例を例証するが、これらはその範囲を限定するものではな い。 実施例比較染色実施例1ないし4: 次の染色用組成物を調製した(含有量はグラム):():本発明の一部とならない比較例 (★★):共通の染料用支持体: − 2molのグリセロールでポリグリセロー ル化されたオレイルアルコール 4.0g − 78%の活性物質(A.M.)を含有する、 4molのグリセロールでポリグリセロー ル化されたオレイルアルコール 5.69g(活性物質) − オレイン酸 3.0g − Akzo社からエトミーン(Ethomeen)O12 (登録商標)の商品名で販売されている2 molのエチレンオキシドを含有するオレ イルアミン 7.0g − 55%の活性物質を含有する、ジエチルア ミノプロピルラウリルアミノスクシナマー ト、ナトリウム塩 3.0g(活性物質) − オレイルアルコール 5.0g − オレイン酸ジエタノールアミド 12.0g − プロピレングリコール 3.5g − エチルアルコール 7.0g − ジプロピレングリコール 0.5g − プロピレングリコールモノメチルエーテル 9.0g − 35%の活性物質を含有する、メタ重亜硫 酸ナトリウム水溶液 0.455g(活性物質) − 酢酸アンモニウム 0.8g − 酸化防止剤、金属イオン封鎖剤 適量 − 香料、防腐剤 適量 − 20%のNH3を含有するアンモニア水 10.0g 使用時に、上述した各々の染色用組成物を、約pH3を有する同重量の20容 量の過酸化水素(6重量%)と混合した。 得られた各々の混合物は約10±0.2のpHを有し、白髪を90%含有する パーマネントウエーブ処理が施されたグレイの髪の束に30分間適用した。 ついで、髪の束を水ですすぎ、通常のシャンプーを用いて洗髪を行い、再度す すいで乾燥した。 染色前及び染色後の髪の束の色を、ミノルタCM2002(登録商標)分光光度 計を使用して、マンセル系にて評価した。 マンセル表記法により、色を次の式: HV/C により定義する。なお、3つのパラメーター、それぞれ、「色相」又は色調(H) 、「明度」又は強度(V)、及び「色度」又は彩度(C)を示し、斜線は単に協約上 のものであって、割合を示すものではない。 着色度△Eの増加は、例えば、「Journal of the Optical Society of Americ a」1944年,9月,Vol.34,No.9,pp.550-570に記載されているニッカーソン(Nic kerson)の等式: ΔE=0.4CodH+6dV+3dC を適用することで算出することができる。 この等式において、ΔEは2つの髪の束の色差を表し(本発明の場合、着色度 が増加する)、dH、dV及びdCは、3つのパラメータH、V及びCの絶対値 の変動を表し、Coは、色差の算出が望まれている髪の束の彩度を表す。 △Eの値が大きくなればなる程、2つの髪の束の色差が大きくなり、本発明の 場合には、着色度が大きくなる(すなわち着色度が強くなる)。 結果を次の表に示す: ()本発明の一部とならない比較例 本発明の実施例1及び3の染色用組成物、すなわち式(I)の直接染料、酸化ベ ース及び式(II)カップラーを組合せて含有する組成物により、非置換のメタ- アミノフェノール型のカップラーを含むために、本発明の一部とならない実施例 2及び4の染色用組成物、例えば仏国特許公開第2285851号に記載されて いるものよりも、より強い着色に至ることがわかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 モーブリュ,ミレイユ フランス国 F―78400 シャトゥー,ア ヴニュー デプレメスニル 7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 染色に適した媒体に: − 少なくとも1種の酸化ベースと、 − 直接染料として、次の式(I): [上式中、 − Bは次の式(Ia)又は(Ib); の基を表し; − RはC1-C4アルキル基を表し; − R1は水素又は塩素、臭素又はフッ素等のハロゲン原子、又はC1-C4アルキ ル又はC1-C4アルコキシ基を表し; − R2は水素原子又はC1-C4アルキル又はC1-C4アルコキシ基を表し; − R4は水素又は塩素、臭素又はフッ素等のハロゲン原子、又はC1-C4アルキ ル、ニトロ、アミノ又は(C1-C4)アシルアミノ基を表し; − R3は水素原子を表すか、もしくはR4とR3は共同してアゾ二重結合の窒素 原子の一つでキレート化されたヒドロキシル置換基を担持する6員の不飽和環を 形成し; − Aは、R5が水素原子又はC1-C4アルキル、C1-C4モノヒドロキシアルキ ル又はC2-C4ポリヒドロキシアルキル基を表し;R6が水素原子、C1-C4アル キル、C1-C4モノヒドロキシアルキル又はC2-C4ポリヒドロキシアルキル基、 フェニル環又は-CH2-SO3Na基を表す-NR56残基を表し; − X-は一価又は二価のアニオンを表し、好ましくは塩素、臭素、フッ素又は ヨウ素等のハロゲン原子、水酸化物、硫酸水素、又は硫酸メチル又は硫酸エチル 等の硫酸(C1-C6)アルキルから選択される] の化合物から選択される少なくとも1種の3-アミノピリジン誘導体、及び − 次の式(II): [上式中、 − R7は、水素原子又はC1-C4アルキル、C1-C4モノヒドロキシアルキル、 C2-C4ポリヒドロキシアルキル又はC1-C4モノアミノアルキル基を示し; − R8は、水素原子、C1-C4アルキル又はC1-C4アルコキシ基又は塩素、臭 素及びフッ素から選択されるハロゲン原子を示し、 − R9及びR'9は、同一でも異なっていてもよく、水素又はハロゲン原子又は C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、C1-C4モノヒドロキシアルキル、C2- C4ポリヒドロキシアルキル、C1-C4モノヒドロキシアルコキシ又はC2-C4ポ リヒドロキシアルコキシ基を示し; R7、R8、R9及びR'9基の少なくとも1つは水素原子以外であると理解され る] のメタ-アミノフェノール誘導体及びその酸付加塩類から選択される少なくとも 1種のカップラー、 とを含有せしめてなることを特徴とする、ヒトの毛髪等のケラチン繊維の酸化染 色用組成物。 2. 酸化ベース(類)が、パラ-フェニレンジアミン類、複ベース類、パラ-アミ ノフェノール類、オルト-アミノフェノール類及び複素環酸化ベース類から選択 されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。 3. パラ-フェニレンジアミン類が、次の式(III):[上式中、 − R10は、4'-アミノフェニル、フェニル又は窒素性基で置換されたC1-C4 アルキル基、(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル基、C2-C4ポリヒドロキ シアルキル基、C1-C4モノヒドロキシアルキル基、C1-C4アルキル基又は水素 原子を表し; − R11は、窒素性基で置換されたC1-C4アルキル基、(C1-C4)アルコキシ( C1-C4)アルキル基、C2-C4ポリヒドロキシアルキル基、C1-C4モノヒドロキ シアルキル基、C1-C4アルキル基又は水素原子を表し; − R12は、アセチルアミノ(C1-C4)アルコキシ、メシルアミノ(C1-C4)アル コキシ又はカルバモイルアミノ(C1-C4)アルコキシ基、C1-C4ヒドロキシアル コキシ基、C1-C4モノヒドロキシアルキル基、C1-C4アルキル基、又は塩素、 臭素、ヨウ素又はフッ素原子等のハロゲン原子、又は水素原子を表し; − R13は、水素又はハロゲン原子又はC1-C4アルキル基を表す] の化合物及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項2に記 載の組成物。 4. 式(III)のパラ-フェニレンジアミン類が、パラ-フェニレンジアミン、 パラ-トルイレンジアミン、2-クロロ-パラ-フェニレンジアミン、2,3-ジメチ ル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2, 6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,5-ジメチル-パラ-フェニレンジア ミン、N,N-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジエチル-パラ-フェニ レンジアミン、N,N-ジプロピル-パラ-フェニレンジアミン、4-アミノ-N,N- ジエチル-3-メチルアニリン、N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニ レンジアミン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルアニリン 、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-クロロアニリン、2-β-ヒド ロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、2-フルオロ-パラ-フェニレンジアミ ン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-ヒドロキシプロピル)- パラ-フェニレンジアミン、2-ヒドロキシメチル-パラ-フェニレンジアミン、N ,N-ジメチル-3-メチル-パラ-フェニレンジアミン、N-エチル-N-(β-ヒドロ キシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)-パ ラ-フェニレンジアミン、N-(4'-アミノフェニル)-パラ-フェニレンジアミン、 N-フェニル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルオキシ-パラ- フェニレンジアミン、2-β-アセチルアミノエチルオキシ-パラ-フェニレンジア ミン及びN-(β-メトキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、及びそれらの酸付 加塩類から選択されることを特徴とする請求項3に記載の組成物。 5. 複ベース類が、次の式(IV): [上式中、 − Z1及びZ2は、同一でも異なっていてもよく、結合手Y又はC1-C4アルキ ル基で置換され得るヒドロキシル又は-NH2基を表し; − 結合手Yは、一又は複数のヒドロキシル又はC1-C6アルコキシ基で置換さ れていてもよく、一又は複数の酸素、硫黄又は窒素原子等のヘテロ原子、及び/ 又は一又は複数の窒素性基が挿入されるか又は末端にある、1〜14の炭素原子 を有する直鎖状又は分枝状のアルキレン鎖を表し; − R14及びR15は、水素又はハロゲン原子、C1-C4アルキル基、C1-C4モノ ヒドロキシアルキル基、C2-C4ポリヒドロキシアルキル基又はC1-C4アミノ アルキル基又は結合手Yを表し; − R16、R17、R18、R19、R20及びR21は、同一でも異なっていてもよく、 水素原子、結合手Y又はC1-C4アルキル基を表し; 分子当り1つのみの結合手Yを有すると理解されるもの] の化合物及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項2に記 載の組成物。 6. 式(IV)の複ベース類が、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビ ス(4'-アミノフェニル)-1,3-ジアミノプロパノール、N,N'-ビス(β-ヒドロ キシエチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェニル)エチレンジアミン、N,N'-ビス (4-アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチ ル)-N,N'-ビス(4-アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(4 -メチルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(エチル)-N,N' -ビス(4'-アミノ-3'-メチルフェニル)エチレンジアミン及び1,8-ビス(2,5 -ジアミノフェノキシ)-3,5-ジオキサオクタン、及びそれらの酸付加塩類から 選択されることを特徴とする請求項5に記載の組成物。 7. パラ-アミノフェノール類が、次の式(V): [上式中、 − R22は、水素又はハロゲン原子又はC1-C4アルキル、C1-C4モノヒドロキ シアルキル、(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル、C1-C4アミノアルキル 又はヒドロキシ(C1-C4)アルキルアミノ(C1-C4)アルキル基を表し、 − R23は、水素又はハロゲン原子又はC1-C4アルキル、C1-C4モノヒドロキ シアルキル、C2-C4ポリヒドロキシアルキル、C1-C4アミノアルキル、シア ノ(C1-C4)アルキル又は(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル基を表し、 R22又はR23基の少なくとも1つは水素原子を表すと理解されるもの] の化合物及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項2に記 載の組成物。 8. 式(V)のパラ-アミノフェノール類が、パラ-アミノフェノール、4-アミ ノ-3-メチルフェノール、4-アミノ-3-フルオロフェノール、4-アミノ-3-ヒ ドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メチルフェノール、4-アミノ-2-ヒ ドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メトキシメチルフェノール、4-アミ ノ-2-アミノメチルフェノール、4-アミノ-2-(β-ヒドロキシエチルアミノメ チル)フェノール及び4-アミノ-2-フルオロフェノール、及びそれらの酸付加塩 類から選択されることを特徴とする請求項7に記載の組成物。 9. オルト-アミノフェノール類が、2-アミノフェノール、2-アミノ-5-メ チルフェノール、2-アミノ-6-メチルフェノール及び5-アセトアミド-2-アミ ノフェノール、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項 2に記載の組成物。 10. 複素環ベース類が、ピリジン誘導体、ピリミジン誘導体及びピラゾール 誘導体、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項2に記 載の組成物。 11. 酸化ベース(類)が、染色用組成物の全重量に対して0.0005〜12 重量%であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成 物。 12. 酸化ベース(類)が、染色用組成物の全重量に対して0.005〜6重量 %であることを特徴とする請求項11に記載の組成物。 13. 式(I)の3-アミノピリジン誘導体(類)が: − 次の式: の4'-ジメチルアミノベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウム-メトスル ファート; − 次の式: の4'-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリ ジニウム-メトスルファート; − 次の式: の4'-アミノ-8'-ヒドロキシナフタレン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウム -メトスルファート; − 次の式: の4'-ジメチルアミノ-2'-ニトロベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウ ム-メトスルファート; − 次の式:の4'-ジメチルアミノベンゼン-1'-アゾ-1,6-ジメチル-3-ピリジニウム-メ トスルファート; − 次の式: の4'-アミノベンゼン-1'-アゾ-3-ピリジン-N-オキシド; − 次の式: の4'-ジメチルアミノベンゼン-1'-アゾ-3-ピリジン-N-オキシド; − 次の式:の4'-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン-1'-アゾ-3-ピリジン -N-オキシド; − 次の式: の4'-ジメチルアミノ-2'-メチルベンゼン-1'-アゾ-1-エチル-3-ピリジニウ ム-エトスルファート; − 次の式; の4'-ジメチルアミノ-2'-メチルベンゼン-1'-アゾ-1-ブチル-3-ピリジニウ ム-ブロミド; − 次の式:の4'-ジメチルアミノ-2'-クロロベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウ ム−メトスルファート; − 次の式: の2',4'-ジアミノ-5'-メチルベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウム -メトスルファート; − 次の式: の4'-フェニルアミノベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウム-メトスル ファート; − 次の式:の2'-アセチルアミノ-4'-ジメチルアミノベンゼン-1'-アゾ-1-エチル-3-ピ リジニウム-エトスルファート; − 次の式: の2',4'-ジアミノ-5'-メトキシベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウ ム-メトスルファート;及び − 次の式: の2'-アミノ-4'-ジメチルアミノベンゼン-1'-アゾ-1-メチル-3-ピリジニウ ム-メトスルファート; から選択されることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の組 成物。 14. 式(I)の3-アミノピリジン誘導体(類)が、染色用組成物の全重量に対し て0.001〜10重量%であることを特徴とする請求項1ないし13のいずれ か1項に記載の組成物。 15. 式(I)の3-アミノピリジン誘導体(類)が、染色用組成物の全重量に対 して0.01〜5重量%であることを特徴とする請求項14に記載の組成物。 16. 式(II)のメタ-アミノフェノール誘導体が、5-アミノ-2-メトキシフ ェノール、5-アミノ-2-(β-ヒドロキシエチルオキシ)フェノール、5-アミノ- 2-メチルフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルフェノー ル、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-メトキシ-2-メチルフェノール、 5-アミノ-4-メトキシ-2-メチルフェノール、5-アミノ-4-クロロ-2-メチル フェノール、5-アミノ-2,4-ジメトキシフェノール、5-(-γ-ヒドロキシプロ ピルアミノ)-2-メチルフェノール、3-アミノ-2-クロロ-6-メチルフェノール 、3-アミノ-6-クロロフェノール及び3-(β-アミノエチル)アミノ-6-クロロ フェノール、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項1 ないし15のいずれか1項に記載の組成物。 17. 式(II)のメターアミノフェノール誘導体(類)が、染色用組成物の全重 量に対して0.0001〜10重量%であることを特徴とする請求項1ないし1 6のいずれか1項に記載の組成物。 18. 式(II)のメタ-アミノフェノール誘導体(類)が、染色用組成物の全重 量に対して0.005〜5重量%であることを特徴とする請求項17に記載の組 成物。 19. 請求項1に記載の組成物に使用される式(II)のメタ-アミノフェノー ル誘導体以外の一又は複数のカップラー及び/又は請求項1に記載の組成物に使 用される式(I)の3-アミノピリジン誘導体以外の一又は複数の直接染料を含有 することを特徴とする請求項1ないし18のいずれか1項に記載の組成物。 20. 酸付加塩類が、塩酸塩類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳 酸塩類及び酢酸塩類から選択されることを特徴とする請求項1ないし19のいず れか1項に記載の組成物。 21. 染色に適した媒体が、水、又は水と少なくとも1種の有機溶媒との混合 物からなることを特徴とする請求項1ないし20のいずれか1項に記載の組成物 。 22. 3〜12のpHを有することを特徴とする請求項1ないし21のいずれ か1項に記載の組成物。 23. 請求項1ないし22のいずれか1項に記載の少なくとも1つの染色用組 成物をケラチン繊維に適用し、染色用組成物の使用時にのみ添加される、又は、 同時に又は続いて適用される酸化組成物中に存在する酸化剤により、酸性、中性 もしくはアルカリ性のpHで発色させることを特徴とするヒトの毛髪等のケラチ ン繊維の染色方法。 24. 酸化組成物中に存在している酸化剤が、過酸化水素、過酸化尿素、アル カリ金属の臭素塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩及び過硫酸塩等の過酸塩類、過酸類及 び酵素から選択されることを特徴とする請求項23に記載の方法。 25. 請求項1ないし22のいずれか1項に記載の染色用組成物を収容する第 1の区画部と、酸化組成物を収容する第2の区画部を有することを特徴とする多 区画染色具又は多区画染色キット。
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