JPH11263579A - 橋形クレーン - Google Patents

橋形クレーン

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JPH11263579A
JPH11263579A JP10069090A JP6909098A JPH11263579A JP H11263579 A JPH11263579 A JP H11263579A JP 10069090 A JP10069090 A JP 10069090A JP 6909098 A JP6909098 A JP 6909098A JP H11263579 A JPH11263579 A JP H11263579A
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JP
Japan
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pallet
bridge
moving body
main
traversing platform
Prior art date
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Pending
Application number
JP10069090A
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English (en)
Inventor
Motoharu Morimoto
元治 森本
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の橋形クレーンは、ワイヤーが切断した
場合に、被搬送物・パレットの保持が失われて落下する
という問題を有していた。被搬送物・パレットが落下し
た場合には、パレットと地上設備等との衝突により、こ
れら地上設備等、被搬送物、パレット等が損傷するとい
う問題があった。 【解決手段】 対抗配置された少なくとも一対の主脚1
6、17と、これらの間に架設された横行架台19と、
該横行架台19に支持されて被搬送物39を昇降かつ前
記主脚16、17間方向に搬送する搬送装置24とを備
えた橋形クレーンにおいて、前記横行架台19上を前記
主脚16、17間方向へ移動可能とされた移動体25
と、該移動体25に設けられて前記被搬送物39を昇降
させ、かつ該被搬送物39を前記横行架台19上方の搬
送路高さに保持する昇降装置30とを備え、前記横行架
台19上面が前記被搬送物39の下方落下防止用受面と
されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送物を上下方向
及び水平方向に移動させるための橋形クレーンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、橋形クレーンは、床面上
に障害物がある場合等に、地上から一定位置に上昇させ
た被搬送物を、該障害物を乗り越えた後、床面上に降ろ
す構成となっている。従来の橋形クレーンの一例を図1
1を参照して説明する。
【0003】図11について説明すると、符号1はガー
ダであり、地上に立設された主脚2、3と、その上面に
支持された横行架台4とからなっている。
【0004】ガーダ1の上面にはレール6が敷設され、
そのレール6の上面には、搬送トロリー6aが搭載され
ている。搬送トロリー6aは、台車本体7と、この台車
本体7に取り付けられた車輪8とを有するもので、車輪
8を介して前記レール6上を走行できるようになってい
る。前記車輪8は、図示しない駆動装置によって回転駆
動されるようになっている。
【0005】搬送トロリー6aの上面には、ウインチ1
0が固定されており、このウインチ10から吊下された
ワイヤー11の下端には、被搬送物12を搭載するため
のパレット13が固定されている。
【0006】また符号13aは、主脚2、3間の床面E
上に設置された、車両・地上設備などの障害物である。
【0007】上記の橋形クレーンにより、被搬送物12
を主脚2近傍から主脚3方向に搬送するには、まず搬送
トロリー6aを主脚2上方に至らせた状態において、ウ
インチ10を起動してパレット13を下方に至らせ、該
パレット13を地上に載置する。
【0008】この状態において、被搬送物12をパレッ
ト13内に載置する。その後、ウインチ10を再起動さ
せてパレット13を障害物13aの上面から一定の高さ
位置Lに至らせる。この状態において駆動装置を起動さ
せて車輪8を回転させ、搬送トロリー6aを横行架台4
上において主脚3方向へ移動させる。
【0009】そして搬送トロリー6aが主脚3の上方に
位置したとき、駆動装置を停止させる。そしてウインチ
10を起動してパレット13を下降させ、地上に載置す
る。この状態で被搬送物12を取り出すことにより、搬
送が完了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の橋形
クレーンは、パレット13をワイヤー11で吊り下げる
構成とされているので、クレーンの長期間の使用による
劣化等を原因としてワイヤー11が切断した場合に、パ
レット13の保持が失われて落下するという問題を有し
ていた。
【0011】パレット13が落下した場合には、パレッ
ト13と車両・地上設備等障害物13aとの衝突によ
り、これら車両・地上設備等障害物13a、被搬送物1
2、パレット13が損傷するという問題があった。
【0012】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
のであって、パレットの搬送経路を横行架台の上面とす
ることで、パレットが落下したときのパレットの保持手
段を横行架台上面に確保し、車両・地上設備等障害物、
被搬送物、パレット等の損傷を防止することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の橋形クレーン
は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、請求項1記載の橋形クレーンは、対抗配置さ
れた少なくとも一対の主脚と、これら主脚上部間に架設
された横行架台と、該横行架台に支持されて被搬送物を
昇降かつ前記主脚間方向に搬送する搬送装置とを備えた
橋形クレーンにおいて、前記横行架台上を前記主脚間方
向へ移動可能とされた移動体と、該移動体に設けられて
前記被搬送物を昇降させ、かつ該被搬送物を前記横行架
台上方の搬送路高さに保持する昇降装置とを備え、前記
横行架台上面が前記被搬送物の下方落下防止用受面とさ
れていることを特徴とする。
【0014】請求項2記載の橋形クレーンは、請求項1
記載の橋形クレーンにおいて、前記昇降装置が、前記移
動体に設けられたウインチと、該ウインチから繰出され
るワイヤーで保持された被搬送物搭載用のパレットとを
備えてなることを特徴とする。
【0015】請求項3記載の橋形クレーンは、請求項2
記載の橋形クレーンにおいて、前記横行架台が、その上
面に前記主脚間方向に敷設されたレールを有すると共
に、前記移動体が該レール上を走行する車輪および該車
輪を回転駆動する駆動装置を有する構成とされているこ
とを特徴とする。
【0016】上記の橋形クレーンによれば、パレットの
搬送経路を横行架台の上面とすることで、パレットが落
下した際の保持手段が横行架台上面に確保されるので、
車両・地上設備等障害物、被搬送物、パレット等が損傷
することが防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図1〜図5を参照して説明する。図1、図2
(a)において、符号15はガーダであり、床面D上に
立設された主脚16、17と副脚18と、それらの上面
に架設された横行架台19とからなっている。
【0018】主脚16の後方は、後述するパレット20
の昇降通路21となっており、主脚16の背面には、パ
レット20を案内するレール21aが設けられている。
主脚17も同様の構成を有している。パレット20の前
後方向の二面には、レール21aに案内される被ガイド
体21bが設けられている。
【0019】前記横行架台19は、図2(b)に示すよ
うに、側板部21cと天板部21dとからなるもので、
主脚16、17間の上面は、被搬送物39・パレット2
0の下方落下防止用受面21eとされている。また横行
架台19の主脚16、17の上面部には、図2(a)に
示すように開口部21fが形成されており、この開口部
21fを通して後述するパレット20が上下方向に通過
できるようになっている。
【0020】さらに横行架台19の上面には、レール2
3が敷設されており、このレール23上には搬送トロリ
ー24が走行自在に載置されている。搬送トロリー24
は、車体25と、車輪26と、車輪駆動装置27と、階
段28と、ウインチ30とを備えてなるものである。
【0021】前記車体25の底面には、上下方向に貫通
する開口部25aが形成されており、この開口部25a
を通してパレット20が上下方向に通過できるようにな
っている。前記パレット20は、前記ウインチ30から
繰り出されるワイヤー31によって支持されている。ま
た車体25の内側壁面には、レール32が上下方向に延
在するように設けられている。
【0022】主脚16と主脚17の間には、車両・地上
設備などの障害物36が位置している。また横行架台1
9の側面には通路台37が固定されており、床面Dから
通路台37の上面まで階段38が設けられている。
【0023】上記の構成からなる橋形クレーンにより、
被搬送物39を障害物36を越えて主脚16近傍から主
脚17側に搬送するには、レール21a、32の軸芯が
一致した位置に搬送トロリー24を配置し、被搬送物3
9がパレット20内に搭載された状態から開始する。
【0024】まず、パレット20は、その一方の面の被
ガイド体21bが主脚16側のレール21aに遊嵌結合
された状態で、ウインチ30の作動により上昇移動す
る。
【0025】被ガイド体21bは、主脚16側の前記レ
ール21aを通過した後、次にレール32と遊嵌結合し
て上昇移動を継続する。パレット20が完全に格納され
た後、ウインチ30を停止する。
【0026】次に、駆動装置27で車輪26を回転させ
ることで、搬送トロリー24を、パレット20の下方に
横行架台19(下方落下防止用受面21e)が常時位置
する状態において、レール23に従って走行移動させ
る。レール32と嵌合していない他方の被ガイド体21
bと主脚17側のレール21aとの軸芯が一致するまで
走行移動させた後、車輪駆動装置27を止めて車輪26
を停止することで、搬送トロリー24を停止させる。
【0027】そして、ウインチ30を再び駆動させるこ
とで、パレット20を被ガイド体21bがレール21a
のガイドを受けた状態で下降させる。パレット20が地
上に到着した後、ウインチ30を停止して被搬送物39
をパレット20から積みおろすことで、搬送作業は完了
する。
【0028】なお、主脚16・主脚17間の作業者の横
行や、搬送トロリー24の定期点検等の作業は、階段3
8や階段28を介して通路台37や車体25の上面に作
業者が行き来することで行う。
【0029】上記構成の橋形クレーンによれば、例えば
ワイヤー31の劣化によりこれが切断した場合に、パレ
ット20が横行架台19上に落下し、横行架台19がパ
レット20を受けとめて、このパレット20が横行架台
19の下方に落下するのが防止される。したがって、車
両・地上設備等障害物36、被搬送物39、パレット2
0等の損傷を防止することができる。
【0030】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て図6〜図10を参照して説明する。これらの図におい
て、図1〜図5と同一の構成要素には同一符号を付し、
その説明を省略する。ここで説明する実施の形態が、上
述した第1の実施の形態と異なる点は、パレット40に
被搬送物39を搭載した車両41をそのままウインチ3
0により昇降できるようにした点である。
【0031】主脚43は、脚43a、43bからなり、
パレット40の通路は、前記脚43a、43b間に形成
される空間部45および該空間部45の開口後方側の外
部空間46および横行架台19の端に形成された開口部
47とからなっている。
【0032】またパレット40は、被搬送物39を車両
41のような重量物と共に搭載できるように構成したも
のである。
【0033】この実施の形態においても、上記の実施の
形態と同様の作用・効果が得られる。
【0034】なお、上記の実施の形態において、搬送ト
ロリー24の移動は、レール23上面を車輪26で走行
する駆動形式としたが、これをボールネジシャフト駆動
等としても何等問題はなく、レールと車輪の駆動形式に
限定するものではない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、パレットの搬送経路を
横行架台の上面とすることで、パレットが落下した際
に、地上設備等、被搬送物、パレット等の損傷を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す図であっ
て、橋形クレーンの概略構成図である。
【図2】 (a)は同橋形クレーンのA−A面視図であ
り、(b)はE−E線に沿った断面図である。
【図3】 同橋形クレーンのB部を拡大した側面図であ
る。
【図4】 同橋形クレーンのB部を拡大した平面図であ
る。
【図5】 同橋形クレーンのB部を拡大した側面図であ
って、C−C線に沿った視図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態を示す図であっ
て、橋形クレーンの要部の側面図である。
【図7】 同橋形クレーンの要部の平面図であって、F
−F線に沿った視図である。
【図8】 同橋形クレーンの要部の平面図であって、G
−G線に沿った視図である。
【図9】 同橋形クレーンの要部の平面図である。
【図10】 同橋形クレーンの要部の側面図である。
【図11】 従来の橋形クレーンの概略構成図である。
【符号の説明】
16、17、43・・・主脚 19・・・横行架台 20、40・・・パレット 21e・・・下方落下防止用受面 23・・・レール 24・・・搬送トロリー(搬送装置) 25・・・車体(移動体) 26・・・車輪 27・・・駆動装置 28・・・レール 30・・・ウインチ(昇降装置) 31・・・ワイヤー 39、41・・・被搬送物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対抗配置された少なくとも一対の主脚
    と、これら主脚上部間に架設された横行架台と、該横行
    架台に支持されて被搬送物を昇降かつ前記主脚間方向に
    搬送する搬送装置とを備えた橋形クレーンにおいて、前
    記横行架台上を前記主脚間方向へ移動可能とされた移動
    体と、該移動体に設けられて前記被搬送物を昇降させ、
    かつ該被搬送物を前記横行架台上方の搬送路高さに保持
    する昇降装置とを備え、前記横行架台上面が前記被搬送
    物の下方落下防止用受面とされていることを特徴とする
    橋形クレーン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の橋形クレーンにおいて、
    前記昇降装置は、前記移動体に設けられたウインチと、
    該ウインチから繰出されるワイヤーで保持された被搬送
    物搭載用のパレットとを備えてなることを特徴とする橋
    形クレーン。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の橋形クレーンにおいて、
    前記横行架台は、その上面に前記主脚間方向に敷設され
    たレールを有すると共に、前記移動体は該レール上を走
    行する車輪および該車輪を回転駆動する駆動装置を有す
    る構成とされていることを特徴とする橋形クレーン。
JP10069090A 1998-03-18 1998-03-18 橋形クレーン Pending JPH11263579A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005298096A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Ishikawajima Constr Mach Co ハイキャブ型クローラクレーン
KR101318813B1 (ko) * 2013-06-24 2013-10-16 주식회사 맥스로텍 소재 이송용 갠트리 장치의 분리형 구조물과 그 설치방법

Cited By (3)

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