JPH11263328A - ラベル貼付用治具 - Google Patents

ラベル貼付用治具

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JPH11263328A
JPH11263328A JP6740198A JP6740198A JPH11263328A JP H11263328 A JPH11263328 A JP H11263328A JP 6740198 A JP6740198 A JP 6740198A JP 6740198 A JP6740198 A JP 6740198A JP H11263328 A JPH11263328 A JP H11263328A
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JP
Japan
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label
recording disk
jig
engaging portion
sticking
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Application number
JP6740198A
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English (en)
Inventor
Nami Yoshizawa
奈美 吉澤
Akiko Makino
朗子 牧野
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MEDIA NAVIGATION KK
Hisago KK
Original Assignee
MEDIA NAVIGATION KK
Hisago KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環状のシールラベルを記録ディスクのラベル
貼付領域にずれることなく貼付させる。 【解決手段】 ラベル貼付用治具1は記録ディスク10
の中心孔11に係合する係合部2、記録ディスク10の
表面から垂直に立ち上がり、ラベルを正規貼付位置に誘
導するラベル誘導部3、ラベル誘導部3の立ち上がり状
態を保持する姿勢保持部4から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCD−R等の記録デ
ィスクのインデックス等に使用するシールラベルの貼付
用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ用の記録ディスクには多種
のものが使用されているが、近年フロッピーディスクの
代替品として、書き込み可能な光記録ディスクであるC
D−Rの需要が高まりつつある。このCD−Rを使用す
る場合、各ディスクに何が保存されているかを区別する
ために、インデックスを付与する必要がある。このた
め、従来はディスクに直接にフェルトペン等で書き込ん
だり、ディスクからはみ出さない大きさの汎用の四角い
タックシールを貼付してそこに書き込んだりしていた
が、これでは見栄えが悪い、見難い、書き込める量が少
ない等の問題があった。
【0003】そこで、CD−Rとほぼ同一外径の環状の
シールラベルをディスクに貼付することが考えられる。
これを例えば剥離紙付きのA4版のシートから環状に剥
がし取ってディスクに貼り付けることができるようにす
れば、プリンタで印刷したりコピー機を使用したりする
ことも可能となって、オリジナリティに富んだ、見た目
の美しいラベルを作成することも可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】CD−R等のディスク
にこのような環状のシールラベルを貼付する場合には、
ディスクの貼付領域からはみ出さないように同心に貼付
しなければならない。シールラベルがディスクからはみ
出すと、見栄えが悪いだけでなく、ドライブやディスク
ケースにうまく収納できなかったり、時には再生中の回
転に支障をきたすという問題が生ずるからである。とこ
ろが、このような環状のシールラベルは、剥離紙から剥
がすとその裏面が粘着性を有するため、ディスクに近づ
けて位置決めを行う際、間違ってほんの少しディスクに
触れるだけでディスク表面に接着してしまい、貼付領域
に精度よく貼付することが困難である。そこで本発明
は、環状のシールラベルを記録ディスクのラベル貼付領
域にずれることなく貼付することが可能なラベル貼付用
治具を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、中心
に円形開口を有する環状のシールラベルを、中心孔を有
する記録ディスクの表面に記録ディスクと同心に貼付す
るためのラベル貼付用治具であって、記録ディスクの中
心孔に着脱可能に係合される係合部と、その係合部と一
体に設けられ、係合部が記録ディスクに係合されたとき
に記録ディスクから立ち上がり状態となると共に、シー
ルラベルの内周縁を記録ディスクの中心孔側から記録デ
ィスクにおけるシールラベルの貼付領域の内周縁に向か
って案内するラベル誘導部と、係合部が記録ディスクの
中心孔に係合されたときにラベル誘導部を記録ディスク
面に対して立上った正規姿勢となるように保持する姿勢
保持部とを備えてなるところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、係
合部が記録ディスクを収容するディスクケースに設けら
れて記録ディスクの中心孔が嵌合されるフックの溝に差
し込み可能であるところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、姿勢保持部はシールラベルの円形開口に合致する
円弧状をなし、係合部が記録ディスクの中心孔に係合さ
れたときに姿勢保持部の弧状外周縁がシールラベルの貼
付領域の内周縁に対応位置するところに特徴を有する。
【0008】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかにおいて、係合部、ラベル誘導部及び姿勢保持部
は共に板状をなし、姿勢保持部は記録ディスク面に沿う
とともに、ラベル誘導部が姿勢保持部と直交して記録デ
ィスク面から直角に立ち上がり、係合部はラベル誘導部
の下縁から延出して記録ディスクの中心孔に嵌合可能と
されているところに特徴を有する。
【0009】請求項5の発明は、請求項4において、平
坦な厚紙を所要形状に打ち抜くことにより係合部、ラベ
ル誘導部及び姿勢保持部が一体に形成されると共に、ラ
ベル誘導部と姿勢保持部との境界には予備折れ線が形成
されており、その予備折れ線を中心に両側が直角になる
ように折り曲げることによって立体形状が形成されると
ころに特徴を有する。
【0010】請求項6の発明は、請求項5において、係
合部、ラベル誘導部及び姿勢保持部は一体をなして、平
坦な厚紙製の台紙から予備切取線を介して容易に切り離
し可能に設けられると共に、その台紙の余剰部分には組
立手順又は使用方法を説明する説明表示部が設けられて
いるところに特徴を有する。
【0011】請求項7の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかにおいて、係合部、ラベル誘導部及び姿勢保持部
がプラスチックにより一体の板状に形成されるととも
に、ラベル誘導部と姿勢保持部との境界には薄肉部が線
状に形成されており、その薄肉部を中心に両側が直角に
なるように折り曲げることによって立体形状が形成され
るところに特徴を有する。
【0012】請求項8の発明は、請求項7において、薄
肉部の両側には互いに係合する係合突部及び係合凹部が
形成され、それらを係合させることにより薄肉部におけ
る曲げ形状が保持されるようになっているところに特徴
を有する。
【0013】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明のラベル貼付用
治具を使用するには、まず、係合部を記録ディスクの中
心孔に係合させて、本治具を記録ディスクに固定する。
すると、ラベル誘導部が記録ディスクから立ち上がり状
態となり、かつ、その姿勢が姿勢保持部によって保持さ
れる。そこで、シールラベルの円形開口をラベル誘導部
に嵌合するようにして、その内周縁をラベル貼付領域の
内周縁に合致するように案内させる。これにより、シー
ルラベルをラベル貼付領域に精度よく貼り付けることが
できる。
【0014】請求項2の発明によれば、上記係合部はデ
ィスクケースに形成されたフックの溝に差し込まれる。
従って、本ラベル貼付用治具はより安定的に記録ディス
クに固定され、シールラベルもその貼付領域により正確
に貼付し易くなるという効果を奏する。
【0015】請求項3の発明によれば、上記姿勢保持部
はシールラベルの円形開口に合致する円弧状をなすとと
もに、その弧状外周縁がラベル貼付領域の内周縁と対応
するように形成されている。従って、上記効果に加え、
シールラベルを記録ディスクに貼着する場合には、その
円形開口の内周縁をラベル誘導部に沿わせて貼付面に近
づけた後、最終的には円弧状の姿勢保持部の外周縁にぴ
ったり合わせるように位置決めすればよく、より正確に
ラベル貼付領域に貼付する事ができるという効果を奏す
る。
【0016】請求項4の発明によれば、本発明のラベル
貼付用治具の各部位は板状をなしているので、平坦な板
を組み立てることによって形成することが可能である。
従って、組立前は薄型のかさばらない状態とできるか
ら、シールラベルのパッケージに同梱して流通させるこ
とができるという効果を奏する。
【0017】請求項5の発明によれば、上記請求項4の
ラベル貼付用治具の各部は厚紙で一体に形成されている
とともに、その折り曲げ位置には予備折れ線が形成され
ているため、簡単かつ正確に組み立てることが可能であ
り、かつ安価に製造できる。
【0018】請求項6の発明によれば、上記厚紙には予
備切取線が形成されているため、ラベル貼付用治具を厚
紙から容易に切り離すことができ、更に取り扱いが簡単
である。また、厚紙の余剰部分には説明表示部が設けら
れているため、使用者は説明書をいちいち探したり拡げ
たりする必要がなく、かつ見易いという効果を奏する。
【0019】請求項7の発明によれば、本ラベル貼付用
治具はプラスチックにより一体に形成されているため、
繰り返し使用しても傷みにくく、丈夫であるという効果
を奏する。また、折り曲げ位置は線状の薄肉に形成され
ているため、容易に折り曲げて組み立てることが可能で
ある。
【0020】請求項8の発明によれば、薄肉部の両側に
は係合突部及び係合凹部が形成されており、組立時には
これらが互いに係合するから、組み立てられた形状が安
定的に保持されるという効果を奏する。
【0021】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明を
具体化した第1実施形態について図1ないし図9を参照
して説明する。
【0022】図1は、本発明の第1実施形態に係るラベ
ル貼付用治具1及び例えばCD−R等の記録ディスク1
0を示している。
【0023】まず、記録ディスク10について述べる
と、その中心にはディスク駆動装置のトレイへの位置決
めを行うための中心孔11が形成され、裏面からデータ
の読み書きが行われる。記録ディスク10の表面(図中
上面)には、環状のラベル貼付領域12(図中交叉状の
ハッチングで示す部分)が設けられ、その外径は記録デ
ィスク10の外径と略等しく、内径は中心孔11の直径
よりも大きく設定されている。
【0024】さて、ラベル貼付用治具1は、記録ディス
ク10の中心孔11に着脱可能に係合する係合部2、そ
の係合部2と一体に設けられ、記録ディスク10の表面
から立ち上がり状態となるラベル誘導部3、記録ディス
ク10に沿って位置し、ラベル誘導部3と直交すること
によりラベル誘導部3を記録ディスク10に対し直角に
立ち上がった状態に保持する姿勢保持部4から構成され
ている。
【0025】上記ラベル誘導部3は横長の薄板状をなす
主案内部3Aと、その主案内部3Aの中心線から直角に
折れ曲がって形成された薄板状をなす副案内部3Bとか
ら構成されており、これらは上から見るとT字型の位置
関係となっている。そして、主案内部3Aの横幅寸法
は、記録ディスク10のラベル貼付領域12の内径(直
径)と等しく形成されているとともに、副案内部3Bの
横幅寸法は、その内径の2分の1(半径)に等しく形成
されている。また、主案内部3Aの左右両端の上隅部及
び副案内部3Bの上隅部には、円弧状に角を取った弧状
ガイド部3C、3Dが形成されている。
【0026】また係合部2は、上記主案内部3Aの下縁
から同一平面状に延出して形成されている横長薄板状の
第1係合部2Aと、同じく副案内部3Bの下縁から延出
して形成されている薄板状の第2係合部2Bとから構成
されている。第1係合部2Aの横幅寸法は、記録ディス
ク10の中心孔11の直径と等しく形成されており、そ
の中心線は上記主案内部3Aの中心線と同一線上にあ
る。一方、第2係合部2Bは、第1係合部2Aの中心線
から直角に折れ曲がって形成されており、ディスク10
の中心孔11の半径と等しい横幅寸法に形成されてい
る。そしてこれら第1係合部2A及び第2係合部2B
は、上記ラベル誘導部と同様に、T字型の位置関係とな
っている。なお係合部2の縦幅寸法は、記録ディスク1
0の中心孔11に係合させた際、記録ディスク10の下
端からわずかに突出する長さに形成されている。
【0027】一方、姿勢保持部4は、平坦な環状の薄板
をその中心線から半分に切り取った半円環状をなしてお
り、その外径は記録ディスク10のラベル貼付領域12
の内径(直径)と等しく、かつその内径は記録ディスク
10の中心孔11の直径と等しい長さに形成されてい
る。
【0028】また、姿勢保持部4と主案内部3Aとは、
直交する位置関係で連結している。なおこの時、姿勢保
持部4は主案内部3Aをはさんで副案内部3Bの反対側
に位置するように構成されている。
【0029】そしてこれら係合部2、ラベル誘導部3,
姿勢保持部4は、図2に示すように連結した1枚の厚紙
から構成されており、本ラベル貼付用治具1はこれを折
り曲げて作られる組立式となっている(図3参照)。組
立前の治具1は、図4に示すように、平坦な厚紙製の台
紙30に予備切取線31を設けることによって、打ち抜
き可能に形成されている。なお、この予備切取線31
は、切取部分を極小幅の連結部を残してプレス刃で切断
して形成されたものである。また、ラベル貼付用治具1
の折り曲げ部分には、予備折れ線32が設けられてい
る。この予備折れ線32も、予備切取線31と同時に、
プレス機によって形成される。本治具1の使用者は、台
紙30から平坦な状態のラベル貼付用治具1を予備切取
線31で切り離し、予備折れ線32を折り曲げることに
よって、これを立体的に形成することができるのであ
る。また、台紙30の余剰部分には、上記の組立手順や
以下に示す使用方法を説明する説明表示部33が設けら
れており、使用者はこれを見ながら作業を行えばよい。
【0030】また、シールラベル20は、図5に示すよ
うに、中央に円形開口21を有する環状をなし、その外
径は記録ディスク10のラベル貼付領域12の外径に等
しく形成されているとともに、その円形開口21の直径
はラベル貼付領域12の内径に等しく形成されている。
そして、A4版の剥離紙上に重ねたタックシートを剥離
紙から環状に剥がし取って使用するようになっており、
その切り取りを容易にすべく予めタックシートに環状の
切断線22がプレス刃により形成されている。また、1
枚のA4版シートに対して2個の環状のシールラベル2
0が形成されており、タックシートの残余部には小型の
長方形シート23及びだ円シート24が剥がし取り可能
に形成されて、残余シートの有効利用を可能にしてい
る。
【0031】次に、本実施形態のラベル貼付用治具1の
組立手順及び使用方法について説明する。
【0032】まず、A4版の剥離紙に重ねられている環
状のシールラベル20に、所定の印刷用ソフトを用いて
必要事項を印刷しておく。そして、シールラベル20と
同梱されている厚紙製の台紙30を袋から取り出し、予
備切取線31に沿って、平坦な状態のラベル貼付用治具
1を切り取る。そして、まず半円環状の姿勢保持部4と
ラベル誘導部3の主案内部3Aの境界に形成されている
予備折れ線32を中心に、両側が直角になるように谷折
りする。次に、主案内部3Aの、すでに折り曲げられて
いる辺の反対側の辺の一部に形成されている予備折れ線
32を、180度に山折りする。この状態では、ラベル
誘導部3は1枚の薄板状となっている。そして最後に、
ラベル誘導部3の縦方向に形成されている予備折れ線3
2を90度に谷折りすると、副案内部3Bが主案内部3
Aと直角に交わるように形成され、ラベル貼付用治具1
が完成する。
【0033】さて、記録ディスク10に環状のシールラ
ベル20を貼付する場合は、図6に示すように、まず記
録ディスク10を、ラベル貼付面12を上にしてディス
クケース40に収容する。この時、記録ディスク10の
中心孔11はディスクケース40に設けられているフッ
ク41に嵌合される。次に、予め組み立てておいた上記
ラベル貼付用治具1の係合部2を記録ディスク10の中
心孔11に係合させると、第1係合部2Aが中心孔11
の直径に一致するようにフック41間の溝42に差し込
まれるとともに、第2係合部2Bもそれと直角に交わる
半径と一致するように溝42に差し込まれ、ラベル貼付
用治具1が固定される(図7参照)。この状態でラベル
貼付用治具1の姿勢保持部4の外周縁は、記録ディスク
10におけるラベル貼付領域12の内周縁に一致してい
る。また、ラベル誘導部3は記録ディスク10から垂直
に立ち上がった状態となっており、この垂直姿勢は、記
録ディスク10の中心孔11及びディスクケース40の
フック41の溝42に係合しているT字型の係合部2
と、姿勢保持部4によって、安定に保たれている。
【0034】次に、予め印刷しておいたシールラベル2
0を剥離紙からはがし、接着面を下にして、その円形開
口21をラベル誘導部3の弧状ガイド部3C、3Dに沿
わせながら、記録ディスク10に近づける(図8参
照)。この時、ラベル誘導部3は記録ディスク10のラ
ベル貼付領域12の内周縁に向かって三方向に拡がって
いるので、円形開口21をスムーズにラベル貼付領域1
2の内周縁付近に誘導することができる。そして貼付可
能な位置まで近づけたら、まず姿勢保持部4の外周縁に
シールラベル20の円形開口21の内周縁がぴったり合
うように、シールラベル20の一部を記録ディスク10
に貼付する。そして、この貼付部分を位置決めの基準と
して、あとは貼付部分を徐々に拡げていけばよい(図9
参照)。このように、本実施形態のラベル貼付用治具1
によれば、係合部2が記録ディスク10の中心孔11に
係合するとともに、ディスクケース40のフック41間
の溝42に差し込まれるため、本治具1を安定した状態
で固定することができる。
【0035】また、ラベル誘導部3がラベル貼付領域1
2の内周縁に向かって拡がっているため、シールラベル
20をラベル誘導部3の縁に案内させつつ記録ディスク
10に近づけることができる。そして最終的には、その
円形開口21の縁を姿勢保持部4の外周縁にぴったり合
わせることにより、記録ディスク10と同心の状態に貼
付することが可能である。このように、一連のシールラ
ベル貼付作業を簡単かつ正確に行うことができるという
効果を奏する。
【0036】さらに、本実施形態のラベル貼付用治具1
は、各部位が薄板状に構成されているため、厚紙を使用
してそれを組み立てることによって形成することが可能
である。このため、シールラベル20と同梱しておくこ
とができる。また、使用後は折り曲げ部分をもとのよう
に伸ばし、平坦な状態に戻してシールラベル20と一緒
に保管しておくことができる。また、台紙30に予め予
備切取線31や予備折れ線32を形成してあるので組み
立ても容易であり、さらにその台紙30の余剰部分に組
立手順や使用方法の説明表示部33を印刷しておけば、
使用者は見易くさらに便利であるという優れた効果を奏
する。
【0037】<第2実施形態>図10は本発明の第2実
施形態に係るラベル貼付用治具50を示す。ラベル貼付
用治具50は、上記実施形態と同様に係合部51、ラベ
ル誘導部52、姿勢保持部53を有するとともに、平坦
なプラスチック板を直角に折り曲げて構成される組立式
である。その構造は上記第1実施形態とほぼ同様である
ので、以下重複する部分の説明は省略する。
【0038】ラベル誘導部52は主案内部52Aと副案
内部52Bから構成されているが、図11に示すよう
に、主案内部52Aの、組立時に2枚重ねになる部分に
は、一方に係合突部54が形成されているとともに、も
う一方のそれに対応する位置に係合凹部55が形成され
ている。ラベル貼付用治具50の組立時には、これら係
合突部54と係合凹部55とが互いに係合するため、曲
げ形状が安定的に保持される。
【0039】また、本発明のラベル貼付用治具50はプ
ラスチック製であるが、折り曲げ部分には直線状の薄肉
部56が形成されており、薄肉部56を中心に繰り返し
折り曲げが可能なセルフヒンジ機構となっている。
【0040】このように、上記第1実施形態で使用した
厚紙の代わりにプラスチック板を使用すると、上述の効
果に加え、丈夫であるため何度も使用することができる
という効果を奏する。また、丈夫で剛性を有するが、折
り曲げ部分は薄肉に形成されているため、容易に折り曲
げて組み立てることが可能である。
【0041】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0042】(1)上記各実施形態では、ラベル貼付用
治具を組立式としたが、これに限らず、立体に一体成形
してもよい。
【0043】(2)上記各実施形態では、姿勢保持部を
半円環状に構成したが、これに限らず、環状に構成して
もよい(図13参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るラベル貼付用治具
と記録ディスクを示す斜視図
【図2】同じくラベル貼付用治具の分解時の斜視図
【図3】同じくラベル貼付用治具の組立時の斜視図
【図4】同じく切り取前のラベル貼付用治具と説明表示
部を示す平面図
【図5】同じくA4版の剥離紙に貼られたシールラベル
を示す平面図
【図6】同じくラベル貼付用治具の使用方法を示す斜視
【図7】同じくラベル貼付用治具の使用方法を示す斜視
図(シールラベル貼付前)
【図8】同じくラベル貼付用治具の使用方法を示す斜視
図(シールラベル貼付過程)
【図9】同じくラベル貼付用治具の使用方法を示す斜視
図(シールラベル貼付完了時)
【図10】本発明の第2実施形態に係るラベル貼付用治
具を示す斜視図
【図11】同じくラベル貼付用治具の分解時の平面図
【図12】同じくラベル貼付用治具の分解時の斜視図
【図13】他の実施形態のラベル貼付用治具を示すの斜
視図
【符号の説明】
1…ラベル貼付用治具 2…係合部 3…ラベル誘導部 4…姿勢保持部 10…記録ディスク 11…中心孔 20…シールラベル 21…円形開口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心に円形開口を有する環状のシールラ
    ベルを、中心孔を有する記録ディスクの表面に前記記録
    ディスクと同心に貼付するためのラベル貼付用治具であ
    って、前記記録ディスクの中心孔に着脱可能に係合され
    る係合部と、その係合部と一体に設けられ、係合部が前
    記記録ディスクに係合されたときに前記記録ディスクか
    ら立ち上がり状態となると共に、前記シールラベルの内
    周縁を前記記録ディスクの中心孔側から前記記録ディス
    クにおける前記シールラベルの貼付領域の内周縁に向か
    って案内するラベル誘導部と、前記係合部が前記記録デ
    ィスクの中心孔に係合されたときに前記ラベル誘導部を
    前記記録ディスク面に対して立上った正規姿勢となるよ
    うに保持する姿勢保持部とを備えてなることを特徴とす
    るラベル貼付用治具。
  2. 【請求項2】 前記係合部が前記記録ディスクを収容す
    るディスクケースに設けられて前記記録ディスクの中心
    孔が嵌合されるフックの溝に差し込み可能であることを
    特徴とする請求項1記載のラベル貼付用治具。
  3. 【請求項3】 前記姿勢保持部は前記シールラベルの円
    形開口に合致する円弧状をなし、前記係合部が前記記録
    ディスクの中心孔に係合されたときに前記姿勢保持部の
    弧状外周縁が前記シールラベルの貼付領域の内周縁に対
    応位置することを特徴とする請求項1または2記載のラ
    ベル貼付用治具。
  4. 【請求項4】 前記係合部、前記ラベル誘導部及び姿勢
    保持部は共に板状をなし、前記姿勢保持部は前記記録デ
    ィスク面に沿うとともに、前記ラベル誘導部が前記姿勢
    保持部と直交して前記記録ディスク面から直角に立ち上
    がり、前記係合部は前記ラベル誘導部の下縁から延出し
    て前記記録ディスクの中心孔に嵌合可能とされているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のラ
    ベル貼付用治具。
  5. 【請求項5】 平坦な厚紙を所要形状に打ち抜くことに
    より前記係合部、前記ラベル誘導部及び前記姿勢保持部
    が一体に形成されると共に、前記ラベル誘導部と前記姿
    勢保持部との境界には予備折れ線が形成されており、そ
    の予備折れ線を中心に両側が直角になるように折り曲げ
    ることによって立体形状が形成されることを特徴とする
    請求項4記載のラベル貼付用治具。
  6. 【請求項6】 前記係合部、前記ラベル誘導部及び前記
    姿勢保持部は一体をなして、平坦な厚紙製の台紙から予
    備切取線を介して容易に切り離し可能に設けられると共
    に、その台紙の余剰部分には組立手順又は使用方法を説
    明する説明表示部が設けられていることを特徴とする請
    求項5記載のラベル貼付用治具。
  7. 【請求項7】 前記係合部、前記ラベル誘導部及び前記
    姿勢保持部がプラスチックにより一体の板状に形成され
    るとともに、前記ラベル誘導部と前記姿勢保持部との境
    界には薄肉部が線状に形成されており、その薄肉部を中
    心に両側が直角になるように折り曲げることによって立
    体形状が形成されることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載のラベル貼付用治具。
  8. 【請求項8】 前記薄肉部の両側には互いに係合する係
    合突部及び係合凹部が形成され、それらを係合させるこ
    とにより前記薄肉部における曲げ形状が保持されるよう
    になっていることを特徴とする請求項7記載のラベル貼
    付用治具。
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