JP2001010623A - 記録ディスクのラベル貼付け用治具 - Google Patents

記録ディスクのラベル貼付け用治具

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JP2001010623A
JP2001010623A JP11183115A JP18311599A JP2001010623A JP 2001010623 A JP2001010623 A JP 2001010623A JP 11183115 A JP11183115 A JP 11183115A JP 18311599 A JP18311599 A JP 18311599A JP 2001010623 A JP2001010623 A JP 2001010623A
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disk
label
seal
center hole
projection
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JP11183115A
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Inventor
Koji Kajiura
幸二 梶浦
Munehiro Hida
宗宏 飛田
Atsuto Iino
敦人 飯野
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Elecom Co Ltd
Original Assignee
Elecom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトに保存が可能な記録ディスクのラ
ベル貼付け用治具を提供する。 【解決手段】 ディスクケース4側の中心突起部6b
に、シールラベル2を貼付ける記録ディスク1のディス
ク中心穴1aを嵌入して保持すると共に、ディスクカバ
ー5側の仮係止フック部9gにシールラベル2を仮係止
した後に、ディスクカバー5を閉じ操作すると、ディス
クカバー5側のセンタリング突起部9fがディスクケー
ス4側の中心穴6dに嵌入してセンタリングされると共
に、仮係止フック部9gの仮係止が解除されて、シール
ラベル2が記録ディスク1にセンタリング状態で貼付け
られるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−R等の記録
ディスクに、インデックス用のシールラベルを貼付ける
ためのラベル貼付け用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD−R等の記録ディスクの保存
内容を知るために、記録ディスクとほぼ同じ外径のシー
ルラベルを、記録ディスクの上面のラベル貼付け領域に
貼付けるようにしている。
【0003】このために、シールラベルを剥離可能に成
形した定型用紙(例えばA4サイズ)が市販されてい
て、記録ディスクの保有者(ユーザー)は、定型用紙の
シールラベル部分にプリンター等でインデックスを印刷
し、その後に定型用紙からシールラベルを剥がして、記
録ディスクの上面にシールラベルの粘着面を貼付けるよ
うにしている。
【0004】この場合、シールラベルの貼付け作業は手
作業で行う必要があったから、シールラベルを記録ディ
スクの上面のラベル貼付け領域に正確に貼付けるのが非
常に困難であった。
【0005】そこで、記録ディスクの中心穴に係合する
係合部と、記録ディスクの上面から垂直に立ち上がり、
ラベルを正規貼付け位置に誘導するラベル誘導部と、ラ
ベル誘導部の立ち上がり状態を保持する姿勢保持部とか
らなるラベル貼付け用治具が提案されている(登録新案
第3052403号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のラベル貼付け用治具は、厚紙から切り抜いて立体的
に組み立てなければならないので、切り抜き、組み立て
作業が煩わしいうえ、変形しやすいので、シールラベル
を記録ディスクのラベル貼付け領域に正確に貼付けられ
ないおそれがあった。また、ラベル貼付け用治具は立体
的に組み立てられるので、嵩張って保存も不便であっ
た。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、切り抜き、組み立て作業が一切不要
で、変形しにくく、かつコンパクトに保存が可能な記録
ディスクのラベル貼付け用治具を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ディスクケースにディスクカバーが開閉
自在にヒンジ結合され、このディスクケース側の上面
に、記録ディスクのディスク中心穴を嵌入して保持する
中心突起部を有し、この中心突起部には中心穴が形成さ
れる一方、上記ディスクカバー側の下面に、ディスクケ
ースの中心穴に嵌入可能なセンタリング突起部と、粘着
面が記録ディスクの上面側となるようにシールラベルの
ラベル中心穴の内周縁を仮係止可能な仮係止フック部と
を有し、上記ディスクカバーを閉じ操作したときに、セ
ンタリング突起部がディスクケースの中心穴に嵌入する
と共に、仮係止フック部が記録ディスクの上面に当接し
てラベル中心穴の内周縁の仮係止を解除して、シールラ
ベルを記録ディスクの上面にセンタリング状態で貼付け
られるようにしたことを特徴とする記録ディスクのラベ
ル貼付け用治具を提供するものである。
【0009】本発明は、基本的には、記録ディスクを収
容するために、ディスクカバーが開閉自在にヒンジ結合
された市販のディスクケースをそのまま利用することが
可能である。
【0010】即ち、ディスクケース側の上面には、記録
ディスクのディスク中心穴を嵌入して保持する中心突起
部を有しており、この中心突起部には中心穴が形成され
ている。この中心突起部に、シールラベルを貼付ける記
録ディスクのディスク中心穴を嵌入して保持しておく。
【0011】一方、ディスクカバー側の下面には、セン
タリング突起部と、仮係止フック部とを新たに設けて、
粘着面が記録ディスクの上面側となるようにシールラベ
ルのラベル中心穴の内周縁を仮係止フック部で仮係止し
た後に、ディスクカバーを閉じ操作すると、センタリン
グ突起部がディスクケースの中心穴に嵌入してセンタリ
ングされると共に、仮係止フック部が記録ディスクの上
面に当接してラベル中心穴の内周縁の仮係止が解除され
るようになる。
【0012】この仮係止の解除は、シールラベルの粘着
面が記録ディスクの上面にほぼ密着したときに行われる
ので、ディスクカバーの閉じ操作により、シールラベル
は記録ディスクの上面にセンタリング状態で自動的に貼
付けられるようになる。
【0013】請求項2のように、下面にタイトルシート
の差し込み部が予め形成されたディスクカバーであっ
て、この差し込み部に差し込み可能なシールアタッチャ
ーが設けられ、このシールアタッチャーの下面に、上記
センタリング突起部と、仮係止フック部とが一体成形さ
れている構成であると、市販のディスクケースをそのま
ま利用して、ディスクカバーの差し込み部に簡易なシー
ルアタッチャーを差し込むだけでラベル貼付け用治具と
なる。
【0014】具体的には、請求項3のように、上記ディ
スクカバーの差し込み部は、両側壁の内面に内向き突起
部がそれぞれ形成され、カバー面の内面のヒンジ側と先
端側に上向き突起部がそれぞれ形成されて、タイトルシ
ートを撓ませながら各内向き突起部の下部に差し込んで
各上向き突起部の間で保持されるようになっていて、上
記シールアタッチャーの両側縁には、上記各内向き突起
部に上方から嵌め込み可能な切り込みがそれぞれ形成さ
れ、この各切り込みを上記各内向き突起部に上方から嵌
め込んでスライド操作したときに、シールアタッチャー
の両側縁が内向き突起部の下部に差し込まれて各上向き
突起部の間に保持されると共に、上記各切欠きのスライ
ド方向の後側に、スライド操作したときに各内向き突起
部の下面に当接して厚み方向のがたつきを防止する突起
部がそれぞれ形成され、シールアタッチャーの両側縁
に、ディスクカバーの両側壁の内面に弾性接触して幅方
向のがたつきを防止する弾性片部がそれぞれ形成されて
いる構成とするのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0016】図1に示すように、円板状の記録ディスク
1は、下面がデータの読み書き面に設定され、上面のク
ロスハッチングで示す部分がラベル貼付け領域Eに設定
されている。この記録ディスク1にはディスク中心穴1
aが形成されている。
【0017】このラベル貼付け領域Eに貼付ける円板状
のシールラベル2は、下面が粘着面2c(図5(b)参
照)に形成され、上面がインデックス(例えばABの文
字等)を印刷する印刷面2bに形成されている。このシ
ールラベル2には上記記録ディスク1のディスク中心穴
1aよりも大径のラベル中心穴2aが形成されている。
【0018】このシールラベル2は、シールラベル2を
剥離可能に成形した定型用紙(例えばA4サイズ)が市
販されていて、印刷面2bにプリンター等でインデック
スを印刷した後に定型用紙からシールラベル2を剥がし
て、記録ディスク1の上面のラベル貼付け領域Eにシー
ルラベル2の粘着面2cを貼付ける。
【0019】上記記録ディスク1よりも一回り大きい四
角形状のディスクケース4にはディスクカバー5がヒン
ジ部3で開閉自在にヒンジ結合されていて、ディスクケ
ース4の上面をディスクカバー5で閉じるようになって
いる(図6(b)参照)。このディスクカバー5がヒン
ジ結合されたディスクケース4は、記録ディスク1のサ
イズに合ったものが市販されており、市販品をそのまま
利用することができる。なお、市販品は透明な合成樹脂
(例えば透明アクリル)で成形されている。
【0020】上記ディスクケース4内には、ディスクケ
ース4の上端とほぼ同じ高さのベースプレート6が嵌め
込み固定され、このベースプレート6の上面には、記録
ディスク1を嵌め込むための嵌め込み凹部6aが形成さ
れ、この嵌め込み凹部6aの中心部には、記録ディスク
1のディスク中心穴1aを嵌入して保持する中心突起部
6bが形成されると共に、この中心突起部6bの下部に
は、記録ディスク1のディスク中心穴周囲の下面に当接
して、記録ディスク1を嵌め込み凹部6aの下面から浮
かせるための台座部6cが形成されている。
【0021】上記中心突起部6bには中心穴6dが形成
されると共に、中心突起部6bから台座部6cにわたっ
て放射状にスリット6eが形成され、このスリット6e
によって中心突起部6bに直径方向の弾力が付与される
ようになる。したがって、中心突起部6bに記録ディス
ク1のディスク中心穴1aを嵌入すると(図5参照)、
記録ディスク1は中心突起部6bの弾力で不用意に抜け
ないように保持される。上記嵌め込み凹部6aの両側に
は、中心突起部6bに嵌入して保持された記録ディスク
1を抜き取りやすくするための切欠き部6fがそれぞれ
形成されている。
【0022】上記ベースプレート6は、市販品のディス
クケース4には嵌め込み固定されていて、そのまま利用
することができる。なお、市販品は着色した合成樹脂
(例えば白や黒等)で成形されている。
【0023】上記ディスクカバー5の両側壁の内面に
は、図4(a)にも示すように、ヒンジ側と先端側とに
一定の間隔を隔てて計4個の半円状内向き突起部5aが
それぞれ形成されると共に、カバー面の内面には、ヒン
ジ側と先端側とに上向き突起部5bがそれぞれ形成され
ている。そして、外面(図1では下面)にタイトル等が
印刷されているタイトルシート7を撓ませながら各内向
き突起部5aの下部に差し込むと共に、各上向き突起部
5bの間に保持されるようにセットする。このタイトル
シート7の外面は、透明のカバー面の外面から透かして
見ることができる。
【0024】このタイトルシート7は薄い紙又はフィル
ム製であり、市販品のディスクケース4のディスクカバ
ー5には、各内向き突起部5aの下部及び各上向き突起
部5bの間には、後述するシールアタッチャー9を差し
込めるだけの余裕が充分に残されている。
【0025】一方、上記タイトルシート7とほぼ同じ外
形状で、タイトルシート7とともに各内向き突起部5a
の下部及び各上向き突起部5bの間に差し込み可能な厚
みに成形された合成樹脂製(例えばポリプロピレン製)
のシールアタッチャー9を別に設ける。
【0026】図2及び図3に詳細に示すように、シール
アタッチャー9の両側縁には、上記ディスクカバー5の
各内向き突起部5aに上方から嵌め込み可能な半円状切
り込み9aがそれぞれ形成され、各切り込み9aは、内
向き突起部5aの半分程度の長さでディスクカバー5の
ヒンジ側にオフセットされている。したがって、シール
アタッチャー9の各切り込み9aを各内向き突起部5a
に上方から嵌め込んだ後に、ヒンジ側にスライド操作す
ると、シールアタッチャー9の両側縁が各内向き突起部
5aの下部に差し込まれると共に、各上向き突起部5b
の間に保持されるようになる(図4(b)参照)。な
お、このシールアタッチャー9は逆の手順によりディス
クカバー5から取り外し可能である。
【0027】上記シールアタッチャー9の各切り込み9
aの内面側のスライド方向の後側には、小突起部9bが
それぞれ形成されて、この各小突起部9bは、シールア
タッチャー9をヒンジ側にスライド操作したときに、各
内向き突起部5aの下部に無理に潜り込んで各内向き突
起部5aの下面に強く当接することにより、シールアタ
ッチャー9の厚み方向のがたつきが防止されるようにな
る。
【0028】また、上記シールアタッチャー9の両側縁
の両端部分には、シールアタッチャー9の両側縁よりも
僅かに外方に突出するとともにスリットが形成されて、
外方に弾力を付与された弾性片部9cがそれぞれ形成さ
れて、この各弾性片部9cは、ディスクカバー5の両側
壁の内面に弾性接触することにより、シールアタッチャ
ー9の幅方向のがたつきが防止されるようになる。
【0029】上記シールアタッチャー9の内面には、上
記ディスクカバー5を閉じたときに、ディスクケース6
の中心突起部6bと同心となる位置に、記録ディスク1
とほぼ同じ外径で内面方向に膨出させた円形状に膨出部
9dが形成されている。この膨出部9dの膨出高さは、
ディスクカバー5を閉じたときに、中心突起部6bで保
持された記録ディスク1の上面にほぼ接触できる程度に
設定されている。
【0030】上記膨出部9dの中心位置には、シールラ
ベル2のラベル中心穴2aよりも僅かに大径な円形状の
窪み部9eが形成され、この窪み部9eの底面には、デ
ィスクカバー5を閉じたときに、ベースプレート6の中
心突起部6bの中心穴6dに嵌入可能なセンタリング突
起部9fが形成されている。このセンタリング突起部9
fがベースプレート6の中心穴6dに嵌入することによ
り、ディスクケース4に嵌め込み固定されたベースプレ
ート6の中心突起部6bに対して、ディスクカバー5に
差し込まれたシールアタッチャー9のセンタリング突起
部9fがセンタリングされるようになる。なお、膨出部
9dの外面には、窪み部9eとの間に跨って補強用リブ
9hが放射状に形成されている。
【0031】上記膨出部9dの内面側には、窪み部9e
に対向する円周上3等分位置に、内外方向に撓み可能な
仮係止フック部9gがそれぞれ形成され、各仮係止フッ
ク部9gは、粘着面2cが記録ディスク1の上面側とな
るようにシールラベル2を膨出部9dの内面にあてがっ
てセットしたときに、シールラベル2のラベル中心穴2
aの内周縁を仮係止することにより、センタリング突起
部9fに対してシールラベル2がセンタリングされるよ
うになる。
【0032】この仮係止フック部9gは、ディスクカバ
ー5を閉じたときに、中心突起部6bで保持された記録
ディスク1の上面に当接して窪み部9eの内方に撓むこ
とにより、中心穴2aの内周縁の仮係止を解除するよう
になる。
【0033】上記のように構成すれば、市販のディスク
ケース4をそのまま利用する場合には、図4(a)に示
すように、ラベル貼付け要領等を印刷したタイトルシー
ト7を撓ませながら各内向き突起部5aの下部に差し込
むと共に、各上向き突起部5bの間に保持されるように
セットする。
【0034】ついで、図4(b)に示すように、シール
アタッチャー9の各切り込み9aを各内向き突起部5a
に上方から嵌め込んだ後に、ヒンジ側にスライド操作し
て、シールアタッチャー9の両側縁が各内向き突起部5
aの下部に差し込まれて、各上向き突起部5bの間に保
持されるようにセットする。
【0035】この状態で、ラベル貼付け用治具のメーカ
ーから記録ディスクの保有者(ユーザー)がラベル貼付
け用治具としてのディスクケース4を購入する。
【0036】そして、記録ディスクの保有者は、図5
(a)に示すように、ディスクカバー5を開いて、ディ
スクケース4のベースプレート6の中心突起部6bに、
シールラベル2を貼付ける記録ディスク1のディスク中
心穴1aを嵌入して保持する。
【0037】また、印刷面2bにプリンター等でインデ
ックスを印刷した後に定型用紙からシールラベル2を剥
がして、シールラベル2の粘着面2cが記録ディスク1
の上面側となるように印刷面2bをシールアタッチャー
9の膨出部9dの内面にあてがいながら、ラベル中心穴
2aの内周縁をディスクカバー5のシールアタッチャー
9の仮係止フック部9gで仮係止する。
【0038】そして、図6(a)から(b)に示すよう
に、ディスクカバー5を閉じ操作すると、ディスクカバ
ー5のシールアタッチャー9のセンタリング突起部9f
がディスクケース4のベースプレート6の中心穴6dに
嵌入して、ディスクケース4に嵌め込み固定されたベー
スプレート6の中心突起部6bに対して、ディスクカバ
ー5に差し込まれたシールアタッチャー9のセンタリン
グ突起部9fがセンタリングされるようになる。
【0039】このセンタリングとともにシールアタッチ
ャー9の仮係止フック部9gが記録ディスク1の上面に
当接して窪み部9eの内方に撓むことにより、中心穴2
aの内周縁の仮係止が解除されるようになる。
【0040】この仮係止の解除は、シールラベル2の粘
着面2cが記録ディスク1の上面にほぼ密着したときに
行われるので、シールアタッチャー9の膨出部9dの内
面による押圧と相俟って、シールラベル2はセンタリン
グ状態で記録ディスク1のラベル貼付け領域Eに貼付け
られるようになる。なお、ベースプレート6の嵌め込み
部6aの底面に、記録ディスク1のデータの読み書き面
(下面)を保護するためのクッションマットを設けてあ
ると、シールラベル2の貼付けが確実になる。
【0041】その後、図7(a)に示すように、ディス
クカバー5を開き操作して、シールラベル2を指で均一
に押さえ付ける等することにより、記録ディスク1にし
っかりと貼付けるのが好ましい。
【0042】そして、ディスクケース4のベースプレー
ト6の切欠き部6fを利用して、通常の記録ディスクの
取り出し要領と同様にして、シールラベル2が貼付けら
れた記録ディスク1をディスクケース4から取り出し
て、別の保存用ディスクケースに収容すれば良い。
【0043】上記のように、記録ディスク1にシールラ
ベル2を貼付ける作業は、ディスクケース4に記録ディ
スク1をセットすると共に、ディスクカバー5にシール
ラベル2をセットして、ディスクカバー5を閉じ操作す
るだけで自動的に行えるから、貼付け作業が簡単で迅速
に行え、しかも記録ディスク1のラベル貼付け領域Eに
センタリング状態で正確に貼付けできるようになる。
【0044】また、上記従来のラベル貼付け用治具のよ
うな切り抜き、組み立てのような煩わしい作業が一切不
要であると、ディスクカバー側のシールアタッチャー9
のセンタリング突起部9fと仮係止フック部9gとは合
成樹脂製で変形しにくいので、シールラベル2を記録デ
ィスク1のラベル貼付け領域Eに常に正確に貼付けるこ
とができる。
【0045】さらに、ラベル貼付け用治具として、ディ
スクカバー5が開閉自在にヒンジ結合された市販のディ
スクケース4をそのまま利用できるから、市販のディス
クケース4の収納棚に、記録ディスク1を収容したディ
スクケースとともにコンパクトに収納保存できるので、
保存も容易に行える。
【0046】また、ディスクカバー5にシールアタッチ
ャー9を差し込んでセットすることにより、市販のディ
スクケース4をそのまま利用することができるので、コ
スト安に製造できる。
【0047】上記実施形態では、市販のディスクケース
4をそのまま利用してディスクカバー5にシールアタッ
チャー9をセットすることを前提としたが、ディスクカ
バー5の下面に、センタリング突起部9fと仮係止フッ
ク部9gとを一体成形したものを製造して、市販のディ
スクケース4のディスクカバー5と交換するようにして
も良い。
【0048】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、ディスクケース側の中心突起部に、シールラベル
を貼付ける記録ディスクのディスク中心穴を嵌入して保
持すると共に、ディスクカバー側の仮係止フック部にシ
ールラベルを仮係止した後に、ディスクカバーを閉じ操
作すると、ディスクカバー側のセンタリング突起部がデ
ィスクケース側の中心穴に嵌入してセンタリングされる
と共に、仮係止フック部の仮係止が解除されて、シール
ラベルが記録ディスクにセンタリング状態で貼付けられ
るようになる。
【0049】したがって、シールラベルの貼付け作業
は、ディスクカバーを閉じ操作するだけで自動的に行え
るから、貼付け作業が簡単で迅速に行え、しかも正確に
貼付けることができる。
【0050】また、従来のラベル貼付け用治具のような
切り抜き、組み立てのような煩わしい作業が一切不要で
あると、ディスクカバー側のセンタリング突起部と仮係
止フック部とは変形しにくいので、シールラベルを記録
ディスクのラベル貼付け領域に常に正確に貼付けること
ができる。
【0051】さらに、ラベル貼付け用治具は、ディスク
カバーが開閉自在にヒンジ結合されたディスクケースを
利用できるから、ディスクケースの収納棚に、記録ディ
スクを収容したディスクケースとともにコンパクトに収
納保存できるので、保存も容易に行える。
【0052】また、請求項2のように、センタリング突
起部と、仮係止フック部とが一体成形されたシールアタ
ッチャーを設けるだけで市販のディスクケースをそのま
ま利用することができるので、コスト安に製造できる。
【0053】さらに、請求項3のように、市販のディス
クケースのディスクカバーに形成された内向き突起部と
上向き突起部とを利用することにより、シールアタッチ
ャーをスライド操作するだけで、がたつきなくディスク
ケースにセットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる記録ディスクのラベル貼付け
用治具の分解斜視図である。
【図2】 シールアタッチャーであり、(a)は上半分
の外面図、(b)は(a)の側面断面図である。
【図3】 シールアタッチャーであり、(a)は下半分
の内面図、(b)は(a)の側面図である。
【図4】 (a)は、ディスクカバーを開いたディスク
ケースの平面図、(b)は、シールアタッチャーをセッ
トした状態でディスクカバーを開いたディスクケースの
平面図である。
【図5】 (a)はシールラベルと記録ディスクをセッ
トした状態でディスクカバーを開いたディスクケースの
平面図、(b)は(a)の略画的側面断面図である。
【図6】 (a)はディスクカバーを閉じる途中のディ
スクケースの略画的側面断面図、(b)はディスクカバ
ーを閉じたディスクケースの略画的側面断面図である。
【図7】 ディスクカバーを開いたディスクケースの略
画的側面断面図、(b)はディスクケースからシールラ
ベル貼付け済み記録ディスクを取り出したときの斜視図
である。
【符号の説明】
1 記録ディスク 1a ディスク中心穴 2 シールラベル 2a ラベル中心穴 2b 印刷面 2c 粘着面 3 ヒンジ部 4 ディスクケース 5 ディスクカバー 6 ベースプレート 6b 中心突起部 6d 中心穴 9 シールアタッチャー 9f センタリング突起部 9g 仮係止フック部 E ラベル貼付け領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクケースにディスクカバーが開閉
    自在にヒンジ結合され、このディスクケース側の上面
    に、記録ディスクのディスク中心穴を嵌入して保持する
    中心突起部を有し、この中心突起部には中心穴が形成さ
    れる一方、上記ディスクカバー側の下面に、ディスクケ
    ースの中心穴に嵌入可能なセンタリング突起部と、粘着
    面が記録ディスクの上面側となるようにシールラベルの
    ラベル中心穴の内周縁を仮係止可能な仮係止フック部と
    を有し、上記ディスクカバーを閉じ操作したときに、セ
    ンタリング突起部がディスクケースの中心穴に嵌入する
    と共に、仮係止フック部が記録ディスクの上面に当接し
    てラベル中心穴の内周縁の仮係止を解除して、シールラ
    ベルを記録ディスクの上面にセンタリング状態で貼付け
    られるようにしたことを特徴とする記録ディスクのラベ
    ル貼付け用治具。
  2. 【請求項2】 下面にタイトルシートの差し込み部が予
    め形成されたディスクカバーであって、この差し込み部
    に差し込み可能なシールアタッチャーが設けられ、この
    シールアタッチャーの下面に、上記センタリング突起部
    と、仮係止フック部とが一体成形されている請求項1に
    記載の記録ディスクのラベル貼付け用治具。
  3. 【請求項3】 上記ディスクカバーの差し込み部は、両
    側壁の内面に内向き突起部がそれぞれ形成され、カバー
    面の内面のヒンジ側と先端側に上向き突起部がそれぞれ
    形成されて、タイトルシートを撓ませながら各内向き突
    起部の下部に差し込んで各上向き突起部の間で保持され
    るようになっていて、上記シールアタッチャーの両側縁
    には、上記各内向き突起部に上方から嵌め込み可能な切
    り込みがそれぞれ形成され、この各切り込みを上記各内
    向き突起部に上方から嵌め込んでスライド操作したとき
    に、シールアタッチャーの両側縁が内向き突起部の下部
    に差し込まれて各上向き突起部の間に保持されると共
    に、上記各切欠きのスライド方向の後側に、スライド操
    作したときに各内向き突起部の下面に当接して厚み方向
    のがたつきを防止する突起部がそれぞれ形成され、シー
    ルアタッチャーの両側縁に、ディスクカバーの両側壁の
    内面に弾性接触して幅方向のがたつきを防止する弾性片
    部がそれぞれ形成されている請求項2に記載の記録ディ
    スクのラベル貼付け用治具。
JP11183115A 1999-06-29 1999-06-29 記録ディスクのラベル貼付け用治具 Pending JP2001010623A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6508914B1 (en) * 1996-12-31 2003-01-21 Dynosys Ag Device for applying a pressure-sensitive label on a disk-shaped article
WO2004021349A1 (ja) * 2002-08-29 2004-03-11 Tdk Corporation ラベル保持具およびラベル貼付装置
EP1418128A1 (de) 2002-11-08 2004-05-12 Pelikan Hardcopy Production AG Vorrichtung und Verfahren zum Aufkleben eines Labels auf einen Datenträger

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