JP2007017725A - 起き上がりラベル - Google Patents
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Abstract
【課題】 平面的と立体的の両方のラベルとして使用可能であり、ラベルの貼着装置により高速で貼着可能な起き上がりラベルを提供する。
【解決手段】 適度な弾力性を有し任意の形状にカットされたシート本体12から成り、シート本体12の中心よりも周縁部に近い部分に形成されているとともに、周縁部12cに向かって凸状になるように湾曲または屈曲して形成されシート本体12内に両端が位置した切込線16を有する。切込線16と周縁部12cの間に、糊付け部20を有する。切込線16の両端部には小さい湾曲部17が形成され、切込線16で囲まれた部分の外側に糊付け部20が位置する。切込線16で囲まれた部分が支持部として糊付け部20とともにシート本体16の他の部分を起立状態で支える。
【選択図】図1
【解決手段】 適度な弾力性を有し任意の形状にカットされたシート本体12から成り、シート本体12の中心よりも周縁部に近い部分に形成されているとともに、周縁部12cに向かって凸状になるように湾曲または屈曲して形成されシート本体12内に両端が位置した切込線16を有する。切込線16と周縁部12cの間に、糊付け部20を有する。切込線16の両端部には小さい湾曲部17が形成され、切込線16で囲まれた部分の外側に糊付け部20が位置する。切込線16で囲まれた部分が支持部として糊付け部20とともにシート本体16の他の部分を起立状態で支える。
【選択図】図1
Description
この発明は、商品や包装用箱に貼付され、商品説明や広告効果等を発揮させる起き上がりラベルに関する。
従来、商品に貼付するラベルは、貼着シートに商品名や商品の効果等を印刷して所定形状にカットし、商品や包装用箱の正面や上面に貼着していた。また、商品の外側や上方に突出する立体ラベルもあった。しかし、このような立体ラベルは、保管や運搬の際に邪魔であり、店頭に陳列する前にラベルが破損したり折れ曲がったりして機能しなくなる場合もあった。さらに、保管や運搬の際も、スペースが余分に必要であり不便であった。
この問題を解決するために、保管や運搬の際には寝かせておくことが可能な立体ラベルが考えられている。例えば、特許文献1に開示されているアテンションラベルは、商品名等が印刷されたシート状のラベルに、帯状のアーム部が一対の切込線で形成されている。アーム部は、ラベルの周縁部から平行にラベルのほぼ中心に達している。そして、ラベル周縁部のアーム部先端には、粘着剤が設けられている。粘着剤は、ラベルの表側に塗布され、アーム部の基端部にある折り曲げ線に沿ってアーム部をラベルの裏側に折返し、先端部表側の粘着剤を介して商品等の上面に貼着する。
このアテンションラベルの使用方法は、起こした状態で商品の上面に貼付され、保管や運搬の際にはこのアテンションラベルの上に商品が積層されている。そして店頭に陳列するときは、シートの剛性及び弾性により、このアテンションラベルは復元性を有するため、商品から起き上がって3次元の立体ラベルとなる。
特開2000−276048号公報
上記従来の技術の場合、商品を積層するなどして押さえなければ、アテンションラベルのアーム部の復元性により自動的に立体ラベルとなり、平面的なラベルとしては使用できないものである。また、アーム部はラベルの端縁部から切り込まれて形成され、アーム部が切込線とラベルの端縁部との間が分離されているため、商品に貼着した後、他のものに当たって、容易にラベルが剥がれたり折れ曲がったりするおそれがある。また、商品にアテンションラベルを自動的に貼着する装置を使う際に、このアーム部やその周囲のラベルが捲れたりして装置の一部に引っかかりやすく、歩留まりを低下させる等の不具合が生じやすかった。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、平面的と立体的の両方のラベルとして使用可能であり、ラベルの貼着装置により高速で貼着可能な起き上がりラベルを提供することを目的とする。
本発明は、適度な弾力性を有し任意の形状にカットされたシート本体と、前記シート本体の中心よりも周縁部に近い部分に形成されているとともに、前記周縁部に向かって凸状になるように湾曲または屈曲して形成され、前記シート本体内に両端が位置した切込線と、前記切込線と前記周縁部の間に設けられた糊付け部を備え、前記切込線で囲まれた部分が支持部として前記糊付け部とともに前記シート本体の他の部分を起立状態で支える起き上がりラベルである。
また、前記切込線の両端部には小さい湾曲部が形成され、前記切込線で囲まれた部分の外側に前記糊付け部が設けられたものである。
本発明の起き上がりラベルは、商品に取り付けて平面的と立体的の両方のラベルとして使用可能であり、立体的に起こして表示すると、正面から見やすくて消費者に強い印象を与えることができる。また、自動的に貼着する装置により、高速で円滑に貼着することが可能であり、作業効率が良い。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1、図2はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の起き上がりラベル10は、円形のシート本体12が設けられている。シート本体12の素材は、プラスチック、紙、紙とプラスチックの複合シート等である。
シート本体12の表面12aには、商品名やマーク、商品の効果などの商品説明を記した印刷部14が設けられている。シート本体12が透明な場合は、印刷部14を裏面12bに設けて表面12aから透過しても良い。シート本体12には、シート本体12の中心よりも周縁部12cに近い部分に、切込線16が設けられている。切込線16は、前記シート本体12の中心から周縁部12cに向かう方向にU字形に湾曲する形状である。切込線16に囲まれた舌片状の部分は、起き上がりラベル10が自立するように保持する支持部18となる。切込線16の両端部には、シート本体12の周縁部12cに向かって小さく湾曲しながら折り返された湾曲部17が設けられている。これにより、切込線16の端部からシート本体12へ亀裂が入るのを防止している。
シート本体12の裏面12bには、シート本体12の切込線16と周縁部12cの間に、糊付け部20が設けられている。糊付け部20は、粘着剤が塗布され切込線16近傍に位置し、接線方向の直線で区切られた半月状に形成されている。糊付け部20の粘着剤には、未使用時には剥離紙が貼り付けられている。
次に、この実施形態の起き上がりラベル10の使用方法について図2に基づいて説明する。被貼着物である包装用箱に入れられた商品22があり、商品22の上面22aに起き上がりラベル10を貼付する。貼付方法は、シート本体12の裏面12bに設けられた糊付け部20の粘着剤により、商品22の上面22aにシート本体12を重ねるようにして貼付する。そして、起き上がりラベル10を搬送または保管する場合等には、平面的なラベルとして商品22の上面22aに重ねた状態のままとする。また、店頭で平面的な表示ラベルとして使用する場合も、シート本体12の表面12aが外側に向いているため、そのままの状態で印刷部14の文字を消費者が読むことができる。
また、店頭に陳列し、立体ラベルとして使用するときは、シート本体12を、支持部18と反対側から引き起こし、支持部18をシート本体12の裏面12b側に弾性変形させて軽く折り曲げ、商品22の上面22aに当接させる。そうすると支持部18の弾性力によってシート本体12は支えられ、商品22の上面22aに自立する。
この実施形態の起き上がりラベル10によれば、簡単な形状であり、商品22に取り付けて平面的及び立体的ラベルの両方の機能を選択的に使用可能である。そして、陳列場所等に合わせて、必要なときに立体的に起こして表示させることにより、垂直に起立して正面から見やすく、消費者に強い印象を与えることができる。また、立体的に起こしたときは、確実に安定して自立させることができる。シート本体12の裏面12bに糊付け部20が設けられているため、平面的に使用するときも文字を表側から見ることができ、消費者が読むことができる。さらに、保管や運搬の際は、平面的な状態にしてスペースを最小にすることができ、便利である。シート本体12の周縁部12cには、突起や切込線が設けられておらず不安定な部分がないため、自動的に貼着する装置により、高速で大量に、そして不具合なく円滑に貼着することが可能であり、作業効率が良い。
なお、この実施形態の起き上がりラベル10は、シート本体12の形状は自由に変更可能であり、例えば、図3に示すように、一方向に長い矩形に形成されてもよい。この場合、糊付け部20の形状は切込線16と周縁部12bの間で屈曲した形状となる。また、シート本体12の形状は、図4に示すように、図3の矩形の、切込線16と反対側の端部が、外側に突出する半円形に形成されたものでも良い。
この発明の起き上がりラベルは、上記実施の形態に限定されるものではなく、シート本体の形状や切込線の形状、切込線の個数は、商品から確実に自立するものであれば、自由に変更可能である。また、シート本体の素材や厚みは適度な弾力性と適度な剛性を有し、商品から確実に自立するものであれば、自由に変更可能である。貼付する商品は限定されず、いろいろなものに使用することができる。
10 起き上がりラベル
12 シート本体
12c 周縁部
14 印刷部
16 切込線
17 湾曲部
18 支持部
20 糊付け部
12 シート本体
12c 周縁部
14 印刷部
16 切込線
17 湾曲部
18 支持部
20 糊付け部
Claims (2)
- 適度な弾力性を有し任意の形状にカットされたシート本体と、前記シート本体の中心よりも周縁部に近い部分に形成され前記周縁部に向かって凸状になるように湾曲または屈曲して形成され前記シート本体内に両端が位置した切込線と、前記切込線と前記周縁部の間に設けられた糊付け部を備え、前記切込線で囲まれた部分が支持部として前記糊付け部とともに前記シート本体の他の部分を起立状態で支えることを特徴とする起き上がりラベル。
- 前記切込線の両端部には小さい湾曲部が形成され、前記切込線で囲まれた部分の外側に前記糊付け部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の起き上がりラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005199530A JP2007017725A (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | 起き上がりラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005199530A JP2007017725A (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | 起き上がりラベル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007017725A true JP2007017725A (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=37754948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005199530A Pending JP2007017725A (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | 起き上がりラベル |
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JP (1) | JP2007017725A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009098494A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | 値下げ価格バーコードラベル及びその貼付方法 |
JP2010155651A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | Taisei Lamick Co Ltd | 自立型液体包装用小袋 |
JP2012229029A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Lintec Corp | シート貼付装置および貼付方法 |
JP2012230182A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Lintec Corp | 接着シート |
JP2015102647A (ja) * | 2013-11-25 | 2015-06-04 | ヤマックス株式会社 | ラベル |
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-
2005
- 2005-07-08 JP JP2005199530A patent/JP2007017725A/ja active Pending
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