JPH1059461A - 光および／または磁気情報媒体を収納するカバー付き収納ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 本発明は、雑誌の付録やサンプルとして輸
送中や頻繁な出し入れにも、光および／または磁気情報
媒体の表面に傷を付けない光および／または磁気情報媒
体を収納するカバー付き収納ケース。 【解決手段】 光および／または磁気情報媒体を収納し
得る収納部は、プラスチック部材からなり、中央部に光
および／または磁気情報媒体を弾性的に固定するように
形成された固定用突起部が突設されている。また、上記
収納部は、台紙に接着剤等によって接着されている。上
記光および／または磁気情報媒体および収納部を覆うカ
バーは、中央部に上記固定用突起部に弾性的に嵌合する
固定用凸部と、上記位置決め兼固定用凹部に嵌合する位
置決め兼固定用凸部とが成形されている。上記カバー
は、その中央部に設けられている固定用凸部を収納部に
設けられている固定部の孔に嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、環状の円板部材か
らなる光および／または磁気情報媒体を収納する収納ケ
ースに関するものである。光および／または磁気情報媒
体は、コンピュータまたはワードプロセッサにおける情
報の記憶媒体として用いる以外に、音楽、出版物、広告
等多方面にわたって利用されるようになってきた。ま
た、本発明における光および／または磁気情報媒体は、
情報を記憶したり、あるいは読み取ることができるもの
を含む。特に、光および／または磁気情報媒体は、郵便
で輸送したり、あるいは雑誌の付録とする場合がある。
本発明は、上記郵便による輸送、あるいは雑誌の付録等
に適したカバー付き収納ケースに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図６は従来例におけるＣＤ（コンパクト
ディスク）収納ケースを説明するための図である。図６
において、台紙６２は、折り目部６３を介して紙製カバ
ー６４が連設されている。台紙６２には、プラスチック
製ケース６１が接着剤等で貼り付けられている。プラス
チック製ケース６１は、ＣＤ７１を載置する円形の凹部
からなる載置部６５と、ＣＤ７１の上下が露出するよう
にした開放部６６と、ＣＤ７１の開口７３に嵌合する固
定用突起部６７とから構成されている。上記載置部６５
は、ＣＤ７１を載置する段部６８と、当該段部６８に連
なる凸部６９から構成されている。

【０００３】また、プラスチック製ケース６１の固定用
突起部６７は、ＣＤ７１の開口７３に嵌合する突出部
と、当該突出部に弾性を与えるためのスリット７０とか
ら構成されている。ＣＤ７１は、プラスチック製ケース
６１の載置部６５に載置されると共に、開口７３をプラ
スチック製ケース６１の固定用突起部６７に嵌合した
後、紙製カバー６４を閉じる。そして、プラスチック製
ケース６１は、包装されて販売されたり、宛て名を貼る
ことによって郵送することもできる。名宛人は、これを
受け取り、紙製カバー６４を開けて、固定用突起部６７
の中央に形成された孔７２を親指または人指し指で押圧
することによって、ＣＤ７１を取り出す。なお、ＣＤ７
１は、情報の書き込まれた部分と、情報が書き込まれて
いない周囲および透明部７４とから構成されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記プラスチック製ケ
ース６１は、ＣＤ７１等を収納して、紙製カバー６４を
した状態で、郵送したりあるいは出版物に綴じ込まれ
る。このようなプラスチック製ケース６１は、紙製カバ
ー６４で覆うだけでは輸送中にＣＤ７１の表面に傷を付
ける恐れがある。また、プラスチック製ケース６１は、
カバーが紙製であるため、価格が安価であるが、ＣＤ７
１を頻繁に出し入れして使用するには、ＣＤ７１の表面
を充分に保護できないという問題を有する。

【０００５】本発明は、以上のような課題を解決するた
めに、雑誌の付録やサンプルとして輸送中にも光および
／または磁気情報媒体の表面に傷を付けない光および／
または磁気情報媒体を収納するカバー付き収納ケースを
提供することを目的とする。本発明は、光および／また
は磁気情報媒体を収納ケースに頻繁に出し入れしても、
その表面を損傷させることがない光および／または磁気
情報媒体を収納するカバー付き収納ケースを提供するこ
とを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

（第１発明）本発明の光および／または磁気情報媒体を
収納するカバー付き収納ケースは、光および／または磁
気情報媒体５を収納し得る凹部と位置決め兼固定用凹部
を有するプラスチック部材とからなる収納部３と、当該
収納部３の中央部に設けられ、光および／または磁気情
報媒体５を弾性的に固定する固定用突起部３４と、上記
収納部３に設けられた位置決め兼固定用凹部３８の反対
側に接着されている台紙２１と、上記固定用突起部３４
に弾性的に嵌合する固定用凸部４２と、上記位置決め兼
固定用凹部３８に嵌合する位置決め兼固定用凸部４３と
を有すると共に、上記収納部３を覆うカバー４とを備え
ていることを特徴とする。

【０００７】（第２発明）本発明の光および／または磁
気情報媒体を収納するカバー付き収納ケースは、上記台
紙に折り目部２２を介して連設されて、上記カバー４を
覆う表紙を備えていることを特徴とする。

【０００８】（第３発明）本発明の光および／または磁
気情報媒体を収納するカバー付き収納ケースは、上記収
納部３を覆うカバー４が透明で、上記表紙の裏側に接着
剤によって取り付けられていることを特徴とする。

【０００９】（第４発明）本発明の光および／または磁
気情報媒体を収納するカバー付き収納ケースは、光およ
び／または磁気情報媒体５のみを覆うカバー４′が透明
で、上記表紙の裏側に接着剤によって取り付けられてい
ることを特徴とする。

【００１０】（第５発明）本発明の光および／または磁
気情報媒体を収納するカバー付き収納ケースにおける光
および／または磁気情報媒体５のみを覆うカバーの端部
４４は、光および／または磁気情報媒体５と上記収納部
３との間に嵌合されると共に、厚み方向に丸く形成され
ていることを特徴とする。

【００１１】（第６発明）本発明の光および／または磁
気情報媒体を収納するカバー付き収納ケースにおける、
上記収納部３における固定用突起部３４およびカバー４
の固定用凸部４２の係合は、上記カバー４における固定
用凸部４２を押圧することで解除されることを特徴とす
る。

【００１２】

【発明の実施の形態】

（第１発明）光および／または磁気情報媒体を収納し得
る収納部は、光および／または磁気情報媒体と同じ厚さ
および形状を有する凹部と、位置決め兼固定用凹部とか
ら構成されたプラスチック部材、および台紙から構成さ
れている。上記収納部の中央部には、光および／または
磁気情報媒体を弾性的に固定するように形成された固定
用突起部が突設されている。また、台紙は、位置決め兼
固定用凹部の反対側、すなわち、凸部に接着剤等によっ
て接着されている。上記光および／または磁気情報媒体
およびプラスチック部材からなる収納部を覆うカバー
は、中央部に上記固定用突起部に弾性的に嵌合する固定
用凸部と、上記位置決め兼固定用凹部に嵌合する位置決
め兼固定用凸部とが成形されている。上記カバーは、そ
の中央部に設けられている固定用凸部を収納部に設けら
れている固定部の孔に嵌合することによって、光および
／または磁気情報媒体およびその収納部を覆う。プラス
チック部材からなるカバーは、透明にすると、そのまま
内部が見えると共に、郵送中あるいは輸送中に光および
／または磁気情報媒体を保護する。

【００１３】（第２発明）収納部に接着されている台紙
は、折り目部を介してカバーを覆う表紙が連設されてい
る。上記カバーを覆う表紙は、光および／または磁気情
報媒体の内容や説明等の情報が記載されている。また、
光および／または磁気情報媒体は、台紙に表紙以外の印
刷物を綴ることによって、多くの情報と共に郵送あるい
は輸送することができる。

【００１４】（第３発明）上記収納部を覆うカバーは、
透明で、上記表紙の裏側と接着剤によって接着されてい
る。透明なカバーは、光および／または磁気情報媒体を
保護すると共に、必要に応じて、表紙から取り除いた
り、あるいは接着された状態で、表紙の裏側の情報を読
むことができる。

【００１５】（第４発明）上記光および／または磁気情
報媒体のみを覆うカバーは、透明で、上記表紙の裏側と
接着剤によって接着されている。透明なカバーは、光お
よび／または磁気情報媒体を保護すると共に、必要に応
じて、表紙から取り除いたり、あるいは接着された状態
で、表紙の裏側の情報を読むことができる。

【００１６】（第５発明）光および／または磁気情報媒
体のみを覆うカバーの端部は、光および／または磁気情
報媒体と上記収納部との間に嵌合される。上記カバーの
端部は、光および／または磁気情報媒体と上記収納部と
の間に嵌合させる際に、位置がずれて光および／または
磁気情報媒体における情報記憶部に傷をつけることがあ
る。そこで、カバーの端部は、厚み方向に丸みを付けた
り、あるいは角を取って、光および／または磁気情報媒
体の表面に傷を付けないようにしている。また、上記カ
バーは、透明であるため、カバーが表紙に仮接着された
状態で表紙の情報を読むことができる。

【００１７】（第６発明）上記収納部における固定用突
起部およびカバーの固定用凸部には、スリット等があ
り、弾性的に縮小することができる。したがって、収納
部における固定用突起部にカバーの固定用凸部を嵌合さ
せた後、カバーを除去するには、上記カバーにおける固
定用凸部を押圧することによって達成される。すなわ
ち、上記カバーは、収納部における固定用突起部にワン
タッチで着脱できる。

【００１８】

【実 施 例】図１（イ）は本発明の第一実施例で、光
および／または磁気情報媒体を収納する収納ケースの正
面図、（ロ）は（イ）のＡ−Ａ′断面図、（ハ）は
（イ）のＢ−Ｂ′断面図である。図２（イ）は本発明の
第一実施例で、光および／または磁気情報媒体を覆うカ
バー部の正面図、（ロ）は（イ）のＣ−Ｃ′断面図であ
る。図１（イ）ないし（ハ）および図２（イ）および
（ロ）において、収納ケース１は、台紙部２と、光およ
び／または磁気情報媒体５を収納する収納部３と、カバ
ー部４とから構成される。

【００１９】台紙部２は、収納ケース側台紙２１と、収
納ケース側台紙２１に連設された折り目部２２と、折り
目部２２に開閉自在に連設されたカバー側台紙２３とか
ら構成されている。収納部３は、光および／または磁気
情報媒体５を収納する載置用凹部３１と、当該載置用凹
部３１を成形する段部３２と、載置用凹部３１に段部３
２を介して連設された凸部３３と、上記載置用凹部３１
の中央部に設けられた光および／または磁気情報媒体５
を嵌合する固定用突起部３４とから構成されている。上
記固定用突起部３４は、弾性を保持するためのスリット
３５と、カバー部４を嵌合する孔３６とが成形されてい
る。そして、上記固定用突起部３４には、光および／ま
たは磁気情報媒体５の開口５１が弾性的に嵌合される。

【００２０】収納部３における凸部３３には、たとえ
ば、上下に光および／または磁気情報媒体５が露出する
開放部３７と、４隅に位置決め兼固定用凹部３８とが設
けられている。開放部３７は、この部分を開放すること
により、郵送する際に、定形郵便となる幅１２ｃｍにす
るためのものである。４隅に設けられた位置決め兼固定
用凹部３８は、後述のカバー部４に設けられた位置決め
兼固定用凸部４３と嵌合させると共に、裏側の凸部と収
納ケース側台紙２１と接着剤によって接着するための場
所である。

【００２１】図２に示すカバー部４は、中央部に設けら
れた固定用凸部４２と、４隅に設けられた位置決め兼固
定用凸部４３と、光および／または磁気情報媒体５を覆
う端部４４とから構成される。上記カバー部４は、固定
用凸部４２を収納部３の孔３６に、また、カバー部４の
位置決め兼固定用凸部４３を収納部３の位置決め兼固定
用凹部３８に嵌合させる。固定用凸部４２は、凸部にス
リットを入れたり、あるいは半割り、三つ割り等にし
て、固定用突起部３４との係合に弾性を持たせている。

【００２２】本実施例は、カバー側台紙２３を省略し
て、収納部３にカバー部４を被せるだけでもよい。この
場合、カバー部４を透明のプラスチック部材にしておけ
ば、光および／または磁気情報媒体５の表に記載されて
いる情報がカバー部４で覆った状態で読むことができ
る。カバー部４は、その中央部を押圧するだけで、固定
用凸部４２と固定用突起部３４に設けられたスリット等
の弾性によって、簡単に取り外すことができる。また、
図２におけるカバー部４は、光および／または磁気情報
媒体を全部覆うように記載されているが、図１と同様
に、上下に開放部を設けることもできる。この開放部を
設けることにより、収納ケースは、第１種定形郵便で郵
送する際の大きさとなる。

【００２３】図３（イ）は本発明の第二実施例で、光お
よび／または磁気情報媒体を収納する収納ケースの正面
図、（ロ）は（イ）のＡ−Ａ′断面図、（ハ）は（イ）
のＢ−Ｂ′断面図である。図３における第二実施例と第
一実施例と相違するところは、カバー部４がカバー側台
紙２３に接着剤によって接着されていることである。す
なわち、カバー部４の光および／または磁気情報媒体５
を覆う側と反対側には、接着剤が所定個所に所定量だけ
付けられている。カバー部４とカバー側台紙２３とが接
着剤で接着される場合、カバー部４に設けられている固
定用凸部４２は、省略することもできる。

【００２４】接着剤は、図示されていないが、アクリル
系エマルジョンと溶剤、たとえば、水等を主成分とする
ものである。上記接着剤は、紙またはプラスチック部材
側に予め塗布しておくものであり、剥がす際にカバー側
台紙２３の表面を破壊しない程度の接着性を有するもの
である。上記接着剤は、さらに接着性の強いものを用い
て、カバーの取り外しができないようにすることもでき
る。カバー側台紙２３に接着剤によってカバー部４を接
着した場合、カバー部４が透明であると、カバー部４を
カバー側台紙２３に取り付けた状態で、カバー側台紙２
３に記載されている情報を読み取ることができる。

【００２５】図４（イ）は本発明の第三実施例で、光お
よび／または磁気情報媒体を収納する収納ケースの正面
図、（ロ）は（イ）のＡ−Ａ′断面図、（ハ）は（イ）
のＢ−Ｂ′断面図である。図４における第三実施例と第
二実施例と相違するところは、カバー部４の中央部に固
定用凸部４２がないことである。すなわち、カバー部４
は、予めカバー側台紙２３に接着剤によって接着されて
おり、カバーを行うことで、収納部３をカバー部４の端
部４４によって覆う。第三実施例は、第二実施例の簡易
型であり、固定用凸部４２、あるいは位置決め兼固定用
凸部４３を省略したものである。また、第三実施例は、
固定用凸部４２と位置決め兼固定用凸部４３の一方のみ
を省略してもよい。

【００２６】図５（イ）は本発明の第四実施例で、光お
よび／または磁気情報媒体を収納する収納ケースの正面
図、（ロ）は（イ）のＡ−Ａ′断面図、（ハ）は（イ）
のＢ−Ｂ′断面図である。図５における第四実施例と第
三実施例と相違するところは、カバー側台紙２３に接着
剤によって接着されているリング状カバー４′が光およ
び／または磁気情報媒体５を覆う大きさの円形であり、
そのリング状リブ４５が光および／または磁気情報媒体
５と収納部３の段部３２に嵌合する点である。すなわ
ち、リング状カバー４′は、プラスチック部材からな
り、光および／または磁気情報媒体５の部分のみを覆う
ような形状になっている。このリング状カバー４′は、
その中央に図３に示す固定用凸部４２を設けることもで
きる。

【００２７】また、リング状カバー４′の周囲に設けら
れているリング状リブ４５は、光および／または磁気情
報媒体５と収納部３の段部３２に嵌合するため、その先
端によって光および／または磁気情報媒体５の表面を傷
付ける恐れがある。そこで、リング状リブ４５は、その
先端を厚み方向に丸みを持たせる。リング状リブ４５に
丸みを持たせる方法は、図示されていない加熱された型
にリング状リブ４５の端部を押圧させることによって得
られる。また、リング状リブ４５の端部は、切断時に発
生するカエリ面を切削する丸い切削刃をもった工具によ
り丸くすることができる。また、リング状カバー４′の
先端を折り返すようにして丸めると、折り返しが弾性に
なり、光および／または磁気情報媒体５の表面に傷を付
けずにカバーができる。

【００２８】以上、本実施例を詳述したが、本発明は、
前記実施例に限定されるものではない。そして、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することがなけれ
ば、種々の設計変更を行なうことが可能である。本実施
例に記載されたプラスチック部材は、熱可塑性樹脂で、
たとえば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ール、ポリアミド等、あるいは同等の性質を有するもの
が使用できる。本実施例に記載された紙製部材は、厚
紙、段ボール紙、あるいは同等の性質を有するものが使
用できる。本実施例に記載されたプラスチック部材は、
切断、プレス、射出成形、スタンピング、エンボシング
等公知または周知の加工方法が使用できる。本実施例に
記載されている接着剤は、接着性の弱いもの、あるいは
比較的強いものであってもよい。

【００２９】

【発明の効果】本発明によれば、プラスチック部材から
なるカバーは、固定用凸部の形状が簡単であるにもかか
わらず、光および／または磁気情報媒体の収納部から脱
落することなく、安価で大量生産に向いている。本発明
によれば、プラスチック部材からなるカバーは、安価で
大量生産に向いていると共に、軽量であるため、光およ
び／または磁気情報媒体を郵送するための収納ケース用
に使用できる。本発明によれば、カバーと台紙との取り
付けを接着剤によって接着することにより、カバーと収
納部との取り付けが簡単になると共に、カバーを透して
カバーに記載された情報を読み取ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】（イ）は本発明の第一実施例で、光および／ま
たは磁気情報媒体を収納する収納ケースの正面図、
（ロ）は（イ）のＡ−Ａ′断面図、（ハ）は（イ）のＢ
−Ｂ′断面図である。

【図２】（イ）は本発明の第一実施例で、光および／ま
たは磁気情報媒体を覆うカバー部の正面図、（ロ）は
（イ）のＣ−Ｃ′断面図である。

【図３】（イ）は本発明の第二実施例で、光および／ま
たは磁気情報媒体を収納する収納ケースの正面図、
（ロ）は（イ）のＡ−Ａ′断面図、（ハ）は（イ）のＢ
−Ｂ′断面図である。

【図４】（イ）は本発明の第三実施例で、光および／ま
たは磁気情報媒体を収納する収納ケースの正面図、
（ロ）は（イ）のＡ−Ａ′断面図、（ハ）は（イ）のＢ
−Ｂ′断面図である。

【図５】（イ）は本発明の第四実施例で、光および／ま
たは磁気情報媒体を収納する収納ケースの正面図、
（ロ）は（イ）のＡ−Ａ′断面図、（ハ）は（イ）のＢ
−Ｂ′断面図である。

【図６】従来例におけるＣＤ（コンパクトディスク）収
納ケースを説明するための図である。

【符号の説明】

１・・・収納ケース ２・・・台紙部 ３・・・収納部 ４・・・カバー部 ４′・・リング状カバー ５・・・光および／または磁気情報媒体 ２１・・収納ケース側台紙 ２２・・折り目部 ２３・・カバー側台紙 ３１・・載置用凹部 ３２・・段部 ３３・・凸部 ３４・・固定用突起部 ３５・・スリット ３６・・孔 ３７・・開放部 ３８・・位置決め兼固定用凹部 ４１・・カバー部 ４２・・固定用凸部 ４３・・位置決め兼固定用凸部 ４４・・端部 ４５・・リング状リブ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 光および／または磁気情報媒体を収納し
   得る凹部と位置決め兼固定用凹部を有するプラスチック
   部材とからなる収納部と、 当該収納部の中央部に設けられ、光および／または磁気
   情報媒体を弾性的に固定する固定用突起部と、 上記収納部に設けられた位置決め兼固定用凹部の反対側
   に接着されている台紙と、 上記固定用突起部に弾性的に嵌合する固定用凸部および
   上記位置決め兼固定用凹部に嵌合する位置決め兼固定用
   凸部を有すると共に、上記収納部を覆うカバーと、 を備えていることを特徴とする光および／または磁気情
   報媒体を収納するカバー付き収納ケース。
2. 【請求項２】 上記台紙に折り目部を介して連設され
   て、上記カバーを覆う表紙を備えていることを特徴とす
   る請求項１記載の光および／または磁気情報媒体を収納
   するカバー付き収納ケース。
3. 【請求項３】 上記収納部を覆うカバーが透明で、上記
   表紙の裏側に接着剤によって取り付けられていることを
   特徴とする請求項２記載の光および／または磁気情報媒
   体を収納するカバー付き収納ケース。
4. 【請求項４】 光および／または磁気情報媒体のみを覆
   うカバーが透明で、上記表紙の裏側に接着剤によって取
   り付けられていることを特徴とする請求項２記載の光お
   よび／または磁気情報媒体を収納するカバー付き収納ケ
   ース。
5. 【請求項５】 光および／または磁気情報媒体のみを覆
   うカバーの端部は、光および／または磁気情報媒体と上
   記収納部との間に嵌合されると共に、厚み方向に丸く形
   成されていることを特徴とする請求項４記載の光および
   ／または磁気情報媒体を収納するカバー付き収納ケー
   ス。
6. 【請求項６】 上記収納部における固定用突起部および
   カバーの固定用凸部の係合は、上記カバーにおける固定
   用凸部を押圧することで解除されることを特徴とする請
   求項１または請求項２記載の光および／または磁気情報
   媒体を収納するカバー付き収納ケース。