JPH1053291A - ディスク収納ケース - Google Patents

ディスク収納ケース

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JPH1053291A
JPH1053291A JP20988396A JP20988396A JPH1053291A JP H1053291 A JPH1053291 A JP H1053291A JP 20988396 A JP20988396 A JP 20988396A JP 20988396 A JP20988396 A JP 20988396A JP H1053291 A JPH1053291 A JP H1053291A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本願発明は、装飾やディスクの内容に関連した
文や絵を掲載する範囲を拡大して、ディスク収納用とし
ての本来の機能に加えて情報表示用としての機能を有す
るディスク収納ケースを提供することを課題とする。 【解決手段】折り曲げ部を挟んで一対の表紙部を有する
紙材からなる表紙体1と、この表紙体1の一方の表紙部
の内面に取着されディスクを着脱可能に配置収納するデ
ィスク収納部22を形作る紙からなるディスク収納部形
成体2と、前記表紙体1の他方の表紙部内面に取着され
前記表紙体1の折り曲げ部を中心として揺動する紙から
なる頁体3とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンパクトディスク
(CD)、CD−ROM、光ディスクなどの情報を記録
するディスクを収納するディスク収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばコンパクトディスク(以下
CDと称する。)を収納するために用いられている収納
ケースは、CDを収納する収納部を有する合成樹脂から
なるケース体と、このケース体にピンによって回動自在
に取付けられた合成樹脂からなるカバー体とで構成され
ている。
【0003】しかし、この合成樹脂からなるケース体と
カバー体とで構成されるCD収納ケースは、取扱中にカ
バー体のピンがケース体に形成した孔から外れてケース
体とカバー体とが分解したり、カバー体のピンが破損し
てカバー体とケース体とを組み合せることができなくな
るなどの問題が多く発生している。
【0004】また、従来の収納ケースは、ケース体およ
びとカバー体ともに合成樹脂からなるものであるから、
それ自体にCDに録音された内容に関連する装飾を直接
印刷したり、あるいはCDに録音された内容に関連する
説明する文や絵を直接印刷することができない。
【0005】そこで、従来は装飾要素を印刷した紙から
なるケースを合成樹脂からなるケース体に組合せる、ま
た文を印刷した紙葉をカバー体に取り出し可能に収納す
ることが行われている。
【0006】しかし、このような方法ではいずれにして
も収納ケースのケース体およびカバー体の各部の面を利
用できないために利用する面積に限界があり、合成樹脂
のケースに専用の紙製ケースを用意して組み立てるため
にコストが高価になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
合成樹脂からなるCD収納ケースは装飾を施したり、関
連する文や絵を掲載する上で面積に限界があり、しかも
高価になるという問題がある。
【0008】本願発明は前記事情に基づいてなされたも
ので、装飾やディスクの内容に関連した文や絵を掲載す
る範囲を拡大して、ディスク収納用としての本来の機能
に加えて情報表示用としての機能を有するディスク収納
ケースを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は、CD、CD
−ROM,光ディスクなど情報を記録した合成樹脂など
からなるディスクを収容するものである。請求項1の発
明のディスク収納ケースは、折り曲げ部を挟んで一対の
表紙部を有する紙材からなる表紙体と、この表紙体の一
方の表紙部の内面に取着されディスクを着脱可能に配置
収納するディスク収納部を形作る紙からなるディスク収
納部形成体と、前記表紙体の他方の表紙部内面に取着さ
れ前記表紙体の折り曲げ部を中心として揺動する紙から
なる頁体とを具備することを特徴とする。
【0010】この発明のディスク収納ケースによれば、
表紙体とディスク収納部形成体は夫々紙製であるから夫
々の表面に印刷が可能である。このため、表紙体の外
面、表紙体の内面またはディスク収納部形成体の内面、
各頁体の表面に、夫々装飾やディスクの内容に関連があ
る文、絵を印刷することができる。
【0011】このため、ディスク収納ケースの全面にわ
たって印刷により装飾を施し、ディスクの内容に関連が
ある文、絵を記載することが可能である。従って、ディ
スク収納ケースは装飾やディスクの内容に関連した文や
絵を掲載する範囲を拡大して、ディスク収納用としての
本来の機能に加えて情報表示用として機能を持たせるこ
とができる。
【0012】この発明のディスク収納ケースは、表紙体
とディスク収納部形成体を紙材で形成することにより紙
材で形成した頁体を設けることが可能であり、この頁体
を施して装飾やディスクの内容に関連した文や絵を形成
して、装飾やディスクの内容に関連した文や絵を掲載す
る範囲の面積を一層拡大することができる。
【0013】請求項2の発明のディスク収納ケースは、
折り曲げ部を挟んで一対の表紙部を有する紙からなる表
紙体と、この表紙体の一方の表紙部の内面に取着されデ
ィスクを配置収納するディスク収納部を形作る紙からな
るディスク収納部形成体と、前記表紙体の他方の表紙部
内面に取着され紙葉を着脱可能に配置収納する紙葉収納
部を形作る紙からなる紙葉収納部形成体とを具備するこ
とを特徴とする。
【0014】この発明のディスク収納ケースによれば、
表紙体の外面、表紙体の内面またはディスク収納部形成
体の内面、紙葉収納部の表面に、夫々装飾やディスクの
内容に関連がある文、絵を印刷することができる。従っ
て、このディスク収納ケースは装飾やディスクの内容に
関連した文や絵を掲載する範囲を拡大して、ディスク収
納用としての本来の機能に加えて情報表示用として機能
を持たせることができる。
【0015】さらに、この発明のディスク収納ケース
は、紙製の紙葉収納部を表紙体に設けることにより、デ
ィスクの内容に関係がある文や絵を記載した紙葉を付加
して設けることができる。
【0016】請求項3の発明のディスク収納ケースは、
折り曲げ部を挟んで一対の表紙部を有する紙からなる表
紙体と、この表紙体の一方の表紙部の内面に取着されデ
ィスクを着脱可能に配置収納するディスク収納部を形作
る紙からなるディスク収納部形成体とを具備することを
特徴とする。
【0017】この発明のディスク収納ケースによれば、
表紙体の外面、表紙体の内面またはディスク収納部形成
体の内面、紙葉収納部の表面に、夫々装飾やディスクの
内容に関連がある文、絵を印刷することができる。従っ
て、このディスク収納ケースは装飾やディスクの内容に
関連した文や絵を掲載する範囲を拡大して、ディスク収
納用としての本来の機能に加えて情報表示用として機能
を持たせることができる。
【0018】請求項4の発明は、請求項1、2および3
のいずれかに記載のディスク収納ケースにおいて、前記
ディスク収納部形成体は、蛇腹状に連続する複数の単位
部分を折り畳んで接合して形成したものであることを特
徴とする。
【0019】請求項5の発明は、請求項1、2および3
のいずれかに記載のディスク収納ケースにおいて、前記
ディスク収納部形成体は、分離した複数の単位部分を積
層して接合して形成したものであることを特徴とする。
請求項4および請求項5の発明によれば、ディスク収納
ケースのディスク収納部形成体を紙材により容易に且つ
堅固に形成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。請求項1の発明にかかわ
る第一の実施の形態について図1ないし図6を参照して
説明する。この実施の形態のディスク収納ケースは、デ
ィスク収納部形成体と頁体を蛇腹状の連続した単位部分
を重ね合わせて接合したものである。また、このディス
ク収納ケースはCDを収納をするためのものである。
【0021】図中1は表紙体で、これは予め薄い紙を積
層して一体化して所定の厚さに形成した厚紙を次に述べ
る形状に切断して形成されている。この表紙体1は折り
曲げ部1cを挟んで一対の表紙部1a、1bを有するも
のであり、この一対の表紙部1a、1bは同じ大きさの
四角形をなしている。
【0022】2はディスク収納部形成体で、これは図
2、図4ないし図6に示すように示すように紙材からな
るとともに表紙体1の一対の表紙部1a、1bと同じ大
きさの四角形をなすとともに蛇腹状に連続した複数の単
位部分21を有している。各単位部分21は一方の端部
に位置する単位部分21aを除く夫々にディスク収納部
を形成する円形の孔22aが形成されている。そして、
一方の端部の単位部分21aは孔22aが形成されてお
らず、CDの中心孔と係合してこれを保持する保持部材
101が取り付けられている。
【0023】そして、複数の単位部分21は折り畳んで
両面を接着剤により接着して一体化する。これにより複
数の単位部分21の夫々の孔22aが重なってディスク
収納部22が形成され、このディスク収納部22は一方
の端部の単位部分21aによって閉塞されて保持部材1
01が中央に位置する。この一方の端部の単位部分21
aは表紙体1の一方の表紙部1aの内面に重ねて接着さ
れる。これによりディスク収納部形成体2は表紙体1に
取り付けられる。
【0024】なお、ディスク収納部22には、ここに配
置収納したCDを取り出すために指を入れる切欠部22
bが形成されている。3は頁体で、この頁体3は図3な
いし図6に示すように所定厚さの紙材からなるととも
に、表紙体21の一対の表紙部1a、1bと同じ大きさ
の四角形をなすとともに蛇腹状に連続した複数の単位部
分31を有している。この頁体3は連続する一対の単位
部分31を折り重ねて対向するの内面を接着して一枚の
頁を形成しており、全体で複数の頁を構成している。他
方の端部に位置する単位部分31bは、表紙体1の他方
の表紙部1bの内面に重ねて接着されている。
【0025】そして、この実施の形態では図4ないし図
6に示すように一方の端部に位置する単位部分31aは
ディスク収納部形成体2の他方の端部に位置する単位部
分21bと連続している。これにより頁体3は表紙体1
の他方の表紙部内面に取着されて表紙体1の折り曲げ部
1cを中心として揺動する。従って、この実施の形態の
収納ケースは本形をなすことになる。
【0026】なお、表紙体1の折り曲げ部1cの内面は
ディスク収納部形成体2および頁体3に接着しない。こ
のように構成されたCD収納ケースは、図示しないが例
えば表紙体1の外面、ディスク収納部形成体2の内面に
装飾のための印刷を施し、各頁体3の表面にディスク
(CD)の内容に関連がある文、絵の印刷を施してい
る。そして、ディスク収納部22にはCD102を配置
収納して、その中央部に形成された孔に保持部材101
を係合してCD102を保持する。
【0027】この発明のディスク収納ケースによれば、
表紙体1とディスク収納部形成体2は夫々紙製であるか
ら夫々の表面に印刷することが可能である。このため、
表紙体1の外面、表紙体1の内面またはディスク収納部
形成体2の内面、各頁体3の表面に、夫々装飾やディス
クの内容に関連がある文、絵を印刷することができる。
これによりディスク収納ケースの全面にわたって印刷を
施すことにより、装飾や、ディスクの内容に関連がある
文、絵を記載することが可能である。従って、ディスク
収納ケースは装飾やディスクの内容に関連した文や絵を
掲載する範囲を拡大して、ディスク収納用としての本来
の機能に加えて情報表示用として機能を持たせることが
できる。
【0028】さらに、ディスク収納ケースは、ディスク
収納部形成体2を紙材で形成することによりディスク収
納部形成体2に連続して紙材で形成した頁体3を設ける
ことが可能である。そして、この頁体3に印刷を施して
装飾やディスクの内容に関連した文や絵を形成して、装
飾やディスクの内容に関連した文や絵を掲載する範囲の
面積を一層拡大することができる。
【0029】そして、この発明のディスク収納ケース
は、頁体を有して本型をなしているために、CD収納棚
に並べて置くだけでなく本棚に並べて置いくこともでき
る。このため、CDを販売する流通系統をレコード店に
限定されずに本屋にも拡大できる。
【0030】ディスク収納部形成体2は、蛇腹状に連続
する複数の単位部分21を折り畳んで接合して形成した
ものであるために紙材により容易に且つ堅固に形成する
ことができる。
【0031】請求項1の発明にかかわる第2の実施の形
態について図7ないし図8を参照して説明する。この実
施の形態のディスク収納部形成体は、分離した複数の単
位部分を積層して接合して形成したものである。
【0032】図7および図8において図1ないし図6と
同じ部分は同じ符号を付して示している。ディスク収納
部形成体2は、分離した複数の単位部分21を積層して
接合して形成してある。この構成のディスク収納部形成
体2も紙により容易に且つ堅固に形成することができ
る。頁体3も分離した一対の単位部分31を重ね合わせ
て対向する内面を接着してある。ただし、頁体3は第1
の実施の形態に示すように単位部分31が蛇腹状に連続
したものを用いて形成しても良い。
【0033】そして、表紙体1の外面、表紙体1の内面
またはディスク収納部形成体2の内面、各頁体3の表面
に、夫々装飾やディスクの内容に関連がある文、絵を印
刷してある。
【0034】請求項1の発明にかかわる第3の実施の形
態について図9ないし図12を参照して説明する。この
実施の形態のディスク収納部形成体は、予め分離した複
数の単位部分を積層して接合した厚紙を用いたものであ
る。
【0035】図9ないし図12において図1ないし図6
と同じ部分は同じ符号を付して示している。図中2Aは
ディスク収納部形成体で、これは厚紙で形成されてい
る。この厚紙とは、薄い紙を積層して圧着して一体にし
た製作した所定厚さのものである。この厚紙からなるデ
ィスク収納部形成体2Aの厚さは、第1および第2の実
施の形態において複数の単位部分を重ね合わせて接着し
たディスク収納部形成体2の厚さとほぼ同じ厚さであ
る。このディスク収納部形成体2Aは製作時に予めディ
スク収納部22を形成してある。そして、この厚紙から
なる一体形のディスク収納部形成体2Aは表紙体1の一
方の表紙部1aの内面に接着されている。保持部材10
1は一方の表紙部1aの内面に接着されている。
【0036】この実施の形態では,頁体3は第2の実施
の形態と同じように分離した一対の単位部分31を重ね
合わせて対向する内面を接着してある。ディスク収納部
形成体2Aと頁体3はこれらと同じ大きさをなす一対の
連結部4a、4bを有する連結体4を接着して連結して
ある。連結部4aはディスク収納部22と同じ寸法形状
の孔が形成され、ディスク収納部形成体2Aの面に重ね
て接着され、連結部4bは頁体3の単位部分31aの面
に重ねて接着されている。
【0037】請求項2の発明にかかわる第1の実施の形
態について図13ないし図16を参照して説明する。こ
の実施例のディスク収納ケースは、ディスク収納部形成
体と紙葉を蛇腹状の連続した単位部分を重ね合わせて接
合したものである。また、このディスク収納ケースはC
Dを収納をするためのものである。
【0038】図13ないし図16において図1ないし図
6と同じ部分は同じ符号を付して示している。例えば表
紙体1は、請求項1の発明にかかわる第1の実施の形態
において図1および図4に示す構成をなしている。例え
ばディスク収納部形成体2は、請求項1の発明にかかわ
る第1の実施の形態において図2に示す構成をなしてい
る。
【0039】図中5は歌詞カードなどの紙葉を着脱可能
に配置収納する紙葉収納部を形作る紙葉収納部形成体
で、これは図14および図15に示すように紙材からな
るとともに表紙体1の一対の表紙部1a、1bと同じ大
きさの四角形をなすとともに蛇腹状に連続した複数の単
位部分51を有している。図14に示すように各単位部
分51は他方の端部の単位部分51bを除く夫々に紙葉
収納部52を形成する四角形の孔52aが形成されてい
る。一方の端部の単位部分51aはディスク収納部形成
体2の単位部分21bに連続し、他方の端部の単位部分
51bには孔が形成されていない。
【0040】そして、複数の単位部分51は折り畳んで
両面を接着剤により接着して一体化する。これにより複
数の単位部分51の夫々の孔52aが重なって紙葉収納
部52が形成され、この紙葉収納部52は一方の端部の
単位部分51aによって閉塞されている。この一方の端
部の単位部分51aは表紙体1の他方の表紙部1bの内
面に重なって接着される。
【0041】なお、紙葉収納部形成体5には、ディスク
収納部22に近い縁部には紙葉収納部52に収納した紙
葉Pを押さえる突片52bが形成され、この縁部と対向
する縁部の角部には紙葉収納部52に収納した紙葉Pを
押さえる突片52cが形成されている。また、この縁部
には紙葉収納部52に収納した紙葉Pを指で押して取り
出すために、指を入れる切欠部52dが形成されてい
る。突片52b、52cは図14、図15に示すように
紙葉収納部形成体5の一番外側に位置する一方の端部の
単位部分51aの縁部に形成し、切欠部52dは紙葉収
納部用の孔52aを有する各単位部分51の縁部に形成
する。
【0042】紙葉収納部51には歌詞カードなどの紙葉
Pを収納して突片52b、52cにより確実に押えるこ
とができる。紙葉収納部52に収納した紙葉Pを指で押
して取り出す場合には、図16に示すように切欠部52
dに指を入れて紙葉Pをディスク収納部側へ向けて押す
ことにより紙葉Pを容易に取り出すことができる。
【0043】この実施の形態では、紙からなる表紙体1
の外面、表紙体1の内面またはディスク収納部形成体2
の内面、紙葉収納部形成体5の表面に、夫々装飾やディ
スクの内容に関連がある文、絵を印刷することができ
る。従って、ディスク収納ケースは装飾やディスクの内
容に関連した文や絵を掲載する範囲を拡大して、ディス
ク収納用としての本来の機能に加えて情報表示用として
機能を持たせることができる。
【0044】さらに、ディスク収納ケースは、紙製の紙
葉収納部形成体5を表紙体1に設けることにより、ディ
スクの内容に関係がある文や絵を記載した歌詞カードな
どの紙葉Pを付加して設けることができる。
【0045】ディスク収納部形成体2および紙葉収納部
5は、蛇腹状に連続した複数の単位部分21、51を折
り畳んで積層して接合して形成したものであるために、
紙材により容易に且つ堅固に形成することができる。
【0046】請求項2の発明にかかわる第2の実施例に
ついて図17および図18を参照して説明する。この実
施の形態のディスク収納ケースは、ディスク収納部形成
体と紙葉収納部形成体を厚紙で形成したものである。ま
た、このディスク収納ケースはCDを収納するためのも
のである。
【0047】図17および図18において図9および図
10と同じ部分は同じ符号を付して示している。すなわ
ち、図中1は表紙体、2Aはディスク収納部形成体、5
Aは紙葉収納部形成体、4は連結体である。
【0048】紙葉収納部形成体5Aは厚紙で形成されて
いる。この厚紙とは、薄い紙を積層圧着して一体にした
製作した所定厚さのものである。この厚紙からなる紙葉
収納部形成体5の厚さは、第1の実施の形態において複
数の単位部分を重ね合わせて接着して形成した紙葉収納
部形成体5の厚さとほぼ同じである。この紙葉収納部形
成体5Aは製作時に予め紙葉収納部52を形成してあ
る。そして、この紙葉収納部形成体5Aは表紙体1の他
方の表紙部1bの内面に接着されている。
【0049】この実施の形態では、連結体4における連
結部4bは紙葉収納部52と同じ寸法形状の孔を有し、
且つこの孔の縁部には突片52b、52cと切欠部52
dが形成されている。連結体4の連結部4aはディスク
収納部形成体2Aに接着され連結部4bは紙葉収納部形
成体5Aの面に当接して接着されている。
【0050】この実施の形態では、紙葉収納部形成体5
Aを厚紙により容易且つ堅固に形成することができる。
請求項3の発明にかかわる実施の形態について図19お
よび図20を参照して説明する。このディスク収納ケー
スはCDを収納するためのものである。
【0051】図19および図20において図1および図
4と同じ部分は同じ符号を付して示している。すなわ
ち、図中1は表紙体と、2はディスク収納部形成体であ
る。この実施の形態では、ディスク収納部形成体2を蛇
腹状の連続した単位部分21を重ね合わせて接合したも
のである。ディスク収納部形成体2の一方の端部の単位
部分21aは表紙体1の一方の表紙部1aの内面に接着
され、他方の端部の単位部分21bは表紙体1の他方の
表紙部1bの内面に接着されている。
【0052】この発明のディスク収納ケースによれば、
表紙体1の外面、表紙体1の内面またはディスク収納部
形成体2の内面の表面に、夫々装飾やディスクの内容に
関連がある文、絵を印刷することができる。従って、デ
ィスク収納ケースは装飾やディスクの内容に関連した文
や絵を掲載する範囲を拡大して、ディスク収納用として
の本来の機能に加えて情報表示用として機能を持たせる
ことができる。
【0053】なお、請求項3の発明では、ディスク収納
部形成体2はこの実施の形態に限定されず、分離された
単位部分を積層接着して形成する、あるいは厚紙により
形成することもできる。
【0054】本発明は前述した実施の形態に限定されず
に種々変形して実施することができる。前述した実施の
形態ではCDを収納するケースに用いたが、これに限定
されずにCD−ROM、光ディスクなど情報を記録した
合成樹脂などからなるディスクを収容するケースとして
広く用いられる。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明のディスク収納ケースに
よれば、表紙体とディスク収納部形成体は夫々紙製であ
るから夫々の表面に印刷が可能である。このため、ディ
スク収納ケースの全面にわたって印刷により装飾を施
し、ディスクの内容に関連がある文、絵を記載すること
が可能である。
【0056】従って、ディスク収納ケースは装飾やディ
スクの内容に関連した文や絵を掲載する範囲を拡大し
て、ディスク収納用としての本来の機能に加えて情報表
示用として機能を持たせることができる。
【0057】さらに、ディスク収納ケースは、表紙体と
ディスク収納部形成体を紙材で形成することにより紙材
で形成した頁体を設けることが可能であり、この頁体を
施して装飾やディスクの内容に関連した文や絵を形成し
て、装飾やディスクの内容に関連した文や絵を掲載する
範囲の面積を一層拡大することができる。
【0058】請求項2の発明のディスク収納ケースによ
れば、請求項1の発明と同様に装飾やディスクの内容に
関連した文や絵を掲載する範囲を拡大して、ディスク収
納用としての本来の機能に加えて情報表示用としての機
能を付加して持たせることができる。
【0059】さらに、このディスク収納ケースは、紙製
の紙葉収納部を表紙体に設けることにより、ディスクの
内容に関係がある文や絵を記載した紙葉を付加して設け
ることができる。
【0060】請求項3の発明のディスク収納ケースによ
れば、請求項1の発明と同様に装飾やディスクの内容に
関連した文や絵を掲載する範囲を拡大して、ディスク収
納用としての本来の機能に加えて情報表示用としての機
能を付加して持たせることができる。請求項4および請
求項5の発明によれば、ディスク収納ケースのディスク
収納部形成体を紙材により容易に且つ堅固に形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明にかかわる第1の実施の形態の
収納ケースを示す斜視図。
【図2】同実施の形態の収納ケースにおけるディスク収
納部形成体を示す分解斜視図。
【図3】同実施の形態の収納ケースにおける頁体を示す
分解斜視図。
【図4】同実施の形態の収納ケースを示す平面図。
【図5】同実施の形態の収納ケースを示す一部切欠平面
図。
【図6】同実施の形態の収納ケースを示す分解図。
【図7】請求項1の発明にかかわる第2の実施の形態の
収納ケースを示す平面図。
【図8】同実施の形態の収納ケースを示す分解図。
【図9】請求項1の発明にかかわる第3の実施の形態の
収納ケースを示す斜視図。
【図10】同実施の形態の収納ケースを示す分解斜視
図。
【図11】同実施の形態の収納ケースを示す平面図。
【図12】同実施の形態の収納ケースを示す分解図。
【図13】請求項2の発明にかかわる第1の実施の形態
の収納ケースを示す斜視図。
【図14】同実施の形態の収納ケースにおける紙葉収納
部形成体を示す分解斜視図。
【図15】同実施の形態の収納ケースにおける紙葉収納
部形成体を示す断面図。
【図16】同実施の形態の収納ケースにおける紙葉収納
部形成体を示す図。
【図17】請求項2の発明にかかわる第2の実施の形態
の収納ケースを示す斜視図。
【図18】同実施の形態の収納ケースを示す分解斜視
図。
【図19】請求項3の発明にかかわる一実施の形態の収
納ケースを示す斜視図。
【図20】同実施の形態の収納ケースを示す平面図。
【符号の説明】
1…表紙体、 1a…表紙部、 1b…表紙部、 1c…折り曲げ部、 2…ディスク収納部形成体、 2A…ディスク収納部形成体、 21…単位部分、 22…ディスク収納部、 3…頁体、 31…単位部分、 4…連結体、 5…紙葉収納部形成体、 5A…紙葉収納部形成体、 51…単位部分、 52…紙葉収納部、 101…保持部材、 102…CD(ディスク)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り曲げ部を挟んで一対の表紙部を有す
    る紙材からなる表紙体と、この表紙体の一方の表紙部の
    内面に取着されディスクを着脱可能に配置収納するディ
    スク収納部を形作る紙からなるディスク収納部形成体
    と、前記表紙体の他方の表紙部内面に取着され前記表紙
    体の折り曲げ部を中心として揺動する紙からなる頁体と
    を具備することを特徴とするディスク収納ケース。
  2. 【請求項2】 折り曲げ部を挟んで一対の表紙部を有す
    る紙からなる表紙体と、この表紙体の一方の表紙部の内
    面に取着されディスクを配置収納するディスク収納部を
    形作る紙からなるディスク収納部形成体と、前記表紙体
    の他方の表紙部内面に取着され紙葉を着脱可能に配置収
    納する紙葉収納部を形作る紙からなる紙葉収納部形成体
    とを具備することを特徴とするディスク収納ケース。
  3. 【請求項3】 折り曲げ部を挟んで一対の表紙部を有す
    る紙からなる表紙体と、この表紙体の一方の表紙部の内
    面に取着されディスクを着脱可能に配置収納するディス
    ク収納部を形作る紙からなるディスク収納部形成体とを
    具備することを特徴とするディスク収納ケース。
  4. 【請求項4】 前記ディスク収納部形成体は、蛇腹状に
    連続する複数の単位部分を折り畳んで接合して形成した
    ものである請求項1、2および3のいずれかに記載のデ
    ィスク収納ケース。
  5. 【請求項5】 前記ディスク収納部形成体は、分離した
    複数の単位部分を積層して接合して形成したものである
    請求項1、2および3のいずれかに記載のディスク収納
    ケース。
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