JPH0995067A - 紙製薄物用台紙 - Google Patents
紙製薄物用台紙Info
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- JPH0995067A JPH0995067A JP27685595A JP27685595A JPH0995067A JP H0995067 A JPH0995067 A JP H0995067A JP 27685595 A JP27685595 A JP 27685595A JP 27685595 A JP27685595 A JP 27685595A JP H0995067 A JPH0995067 A JP H0995067A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 長尺矩形の板紙を長手方向で略３分割する折
り線（１）（２）を設けて３つの部分板紙を形成し、い
ずれか一端の部分板紙（３）の一端縁に保持板紙（６）
を折り曲げ自在に設け、該一端の部分板紙の面とこれに
続いて該保持板紙の面を横切った範囲に型押しにより凹
所（７）を設け該凹所形成側に該保持板紙（６）を折り
込んで該凹所の周囲面で該保持板紙を貼着又は熱融着し
て薄物品のポケットを形成し、該一端の部分板紙（３）
を該ポケットを内側にして折り込んで該一端の部分板紙
（３）を中央の部分板紙（５）に貼着又は熱融着し、さ
らに他端の部分板紙側（４）の折れ線（２）で中綴じ製
本したことを特徴とする紙製薄物用台紙。 【効果】 本発明によれば並製本や中綴じ雑誌に薄物品
を付録等として添付する際に簡単な構成で、しかも低コ
ストで専用の台紙が得られるものである。
り線（１）（２）を設けて３つの部分板紙を形成し、い
ずれか一端の部分板紙（３）の一端縁に保持板紙（６）
を折り曲げ自在に設け、該一端の部分板紙の面とこれに
続いて該保持板紙の面を横切った範囲に型押しにより凹
所（７）を設け該凹所形成側に該保持板紙（６）を折り
込んで該凹所の周囲面で該保持板紙を貼着又は熱融着し
て薄物品のポケットを形成し、該一端の部分板紙（３）
を該ポケットを内側にして折り込んで該一端の部分板紙
（３）を中央の部分板紙（５）に貼着又は熱融着し、さ
らに他端の部分板紙側（４）の折れ線（２）で中綴じ製
本したことを特徴とする紙製薄物用台紙。 【効果】 本発明によれば並製本や中綴じ雑誌に薄物品
を付録等として添付する際に簡単な構成で、しかも低コ
ストで専用の台紙が得られるものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は書籍や雑誌の付録等
として提供されるコンパクトディスク（ＣＤ）、フロッ
ピィディスク（ＦＤ）、化粧品等の薄物品をこのような
本類に綴じ込むための台紙に関するものである。
として提供されるコンパクトディスク（ＣＤ）、フロッ
ピィディスク（ＦＤ）、化粧品等の薄物品をこのような
本類に綴じ込むための台紙に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来ＦＤ等の薄物を書籍や雑誌に添付す
る場合は、例えばその平面形状にくり抜いたダンボール
紙のくり抜き穴にＦＤを嵌入して、その両面にダンボー
ル紙や厚紙を貼着してＦＤの脱落を防止する構成の台紙
を作製し、該台紙を書籍に綴じ込んだものがある。ある
いは両面ダンボール紙の片側のライナー紙を残してＦＤ
の平面形状にくり抜いてそのくり抜き部にＦＤを嵌入し
てその面側に保護用の板紙を貼着する構成の台紙を作
り、該台紙を書籍に綴じ込んだものがある。
る場合は、例えばその平面形状にくり抜いたダンボール
紙のくり抜き穴にＦＤを嵌入して、その両面にダンボー
ル紙や厚紙を貼着してＦＤの脱落を防止する構成の台紙
を作製し、該台紙を書籍に綴じ込んだものがある。ある
いは両面ダンボール紙の片側のライナー紙を残してＦＤ
の平面形状にくり抜いてそのくり抜き部にＦＤを嵌入し
てその面側に保護用の板紙を貼着する構成の台紙を作
り、該台紙を書籍に綴じ込んだものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような薄
物用台紙はダンボール紙等の板状の紙をくり抜く必要が
あるため製作コストが高く、また本に綴じ込む際にもダ
ンボール紙等の板状の紙を用いるので厚さが厚く製本が
容易ではなく、特に雑誌のように簡便な中綴じ製本は行
われていなかった。
物用台紙はダンボール紙等の板状の紙をくり抜く必要が
あるため製作コストが高く、また本に綴じ込む際にもダ
ンボール紙等の板状の紙を用いるので厚さが厚く製本が
容易ではなく、特に雑誌のように簡便な中綴じ製本は行
われていなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
を解決するため検討の結果、従来の板紙の製造工程を変
更せずに簡単に薄物収容用の台紙を得られるものであ
る。
を解決するため検討の結果、従来の板紙の製造工程を変
更せずに簡単に薄物収容用の台紙を得られるものであ
る。
【０００５】即ち本発明の紙製薄物用台紙の第一は、板
紙に型押しにより凹所を設けて薄物品の収容部を形成
し、該板紙を本に綴じ込んだことを特徴とするものであ
る。
紙に型押しにより凹所を設けて薄物品の収容部を形成
し、該板紙を本に綴じ込んだことを特徴とするものであ
る。
【０００６】また本発明台紙の第二は、板紙を略半折り
にして互いに対向する片側部分板紙とし、該片側部分板
紙の一方又は両方に型押しにより凹所を設けて薄物品の
収容部を形成し、該板紙の半折り線で中綴じ製本したこ
とを特徴とするものである。
にして互いに対向する片側部分板紙とし、該片側部分板
紙の一方又は両方に型押しにより凹所を設けて薄物品の
収容部を形成し、該板紙の半折り線で中綴じ製本したこ
とを特徴とするものである。
【０００７】また本発明台紙の第三は、板紙を略半折り
にして互いに対向する片側部分板紙とし、一方又は両方
の片側部分板紙の内側面に型押しにより凹所を設けて薄
物品の収容部を形成してこれら片側部分板紙同士を重ね
合わせて該凹所周囲の互いの当接面で貼着もしくは熱融
着し、いずれか一方の片側部分板紙の一端縁で並製製本
したことを特徴とするものである。
にして互いに対向する片側部分板紙とし、一方又は両方
の片側部分板紙の内側面に型押しにより凹所を設けて薄
物品の収容部を形成してこれら片側部分板紙同士を重ね
合わせて該凹所周囲の互いの当接面で貼着もしくは熱融
着し、いずれか一方の片側部分板紙の一端縁で並製製本
したことを特徴とするものである。
【０００８】さらにいずれの台紙においても、凹所に薄
物品を収容した面に該薄物品の脱落防止用として保持板
紙を当接させて該薄物品を保持し、特に該保持板紙を台
紙の板紙に折り曲げ自在に設け、さらに該保持板紙を凹
所の周囲面に貼着もしくは熱融着するのは有効である。
物品を収容した面に該薄物品の脱落防止用として保持板
紙を当接させて該薄物品を保持し、特に該保持板紙を台
紙の板紙に折り曲げ自在に設け、さらに該保持板紙を凹
所の周囲面に貼着もしくは熱融着するのは有効である。
【０００９】また本発明台紙の他のものは、板紙を長手
方向で略３分割する折れ線により両端部の片側部分板紙
と中央部板紙に分け、一方の片側部分板紙又は一方の片
側部分板紙と中央部板紙に型押しにより凹所を設けて薄
物品の収容部を形成して、この収容部を内側にして該一
方の片側部分板紙を折り込んで中央部板紙との当接面の
該凹所の周囲を互いに貼着しもしくは熱融着し、他方の
片側部分板紙と中央部板紙との間の折れ線で中綴じ製本
したことを特徴とするものである。
方向で略３分割する折れ線により両端部の片側部分板紙
と中央部板紙に分け、一方の片側部分板紙又は一方の片
側部分板紙と中央部板紙に型押しにより凹所を設けて薄
物品の収容部を形成して、この収容部を内側にして該一
方の片側部分板紙を折り込んで中央部板紙との当接面の
該凹所の周囲を互いに貼着しもしくは熱融着し、他方の
片側部分板紙と中央部板紙との間の折れ線で中綴じ製本
したことを特徴とするものである。
【００１０】さらに本発明台紙の他のものは、長尺矩形
の板紙を長手方向で略３分割する折り線を設けて３つの
部分板紙を形成し、いずれか一端の部分板紙の一端縁に
保持板紙を折り曲げ自在に設け、該一端の部分板紙の面
とこれに続いて該保持板紙の面を横切った範囲に型押し
により凹所を設け該凹所形成側に該保持板紙を折り込ん
で該凹所の周囲面で該保持板紙を貼着又は熱融着して薄
物品のポケットを形成し、該一端の部分板紙を該ポケッ
トを内側にして折り込んで該一端の部分板紙を中央の部
分板紙に貼着又は熱融着し、さらに他端の部分板紙側の
折れ線で中綴じ製本したことを特徴とするものである。
の板紙を長手方向で略３分割する折り線を設けて３つの
部分板紙を形成し、いずれか一端の部分板紙の一端縁に
保持板紙を折り曲げ自在に設け、該一端の部分板紙の面
とこれに続いて該保持板紙の面を横切った範囲に型押し
により凹所を設け該凹所形成側に該保持板紙を折り込ん
で該凹所の周囲面で該保持板紙を貼着又は熱融着して薄
物品のポケットを形成し、該一端の部分板紙を該ポケッ
トを内側にして折り込んで該一端の部分板紙を中央の部
分板紙に貼着又は熱融着し、さらに他端の部分板紙側の
折れ線で中綴じ製本したことを特徴とするものである。
【００１１】本発明で板紙とは厚さ１mm程度以下のもの
を指す。本発明ではこのような板紙に薄物品の収容部と
して凹所を形成するものであって、これを型押しにより
実施するが、この型押しは板紙の製造工程中の板紙を所
定形状に型抜き切断する際に同時に行うことができる。
なおこの凹所は最大３mm程度の深さのものが得られる。
このように得られた台紙を本に綴じ込むが、このとき並
製の製本するには、その一端縁を本の各葉と同様に背表
紙の裏面に貼付して綴じ込めば、その本の一ページのよ
うに取り扱えるので使い勝手がよい。これはハードカバ
ーの書籍でも同様である。さらに上記収容部に置いた
り、係止したりする薄物品はその種類により、対向する
ページの紙で押えられるので脱落しにくい。
を指す。本発明ではこのような板紙に薄物品の収容部と
して凹所を形成するものであって、これを型押しにより
実施するが、この型押しは板紙の製造工程中の板紙を所
定形状に型抜き切断する際に同時に行うことができる。
なおこの凹所は最大３mm程度の深さのものが得られる。
このように得られた台紙を本に綴じ込むが、このとき並
製の製本するには、その一端縁を本の各葉と同様に背表
紙の裏面に貼付して綴じ込めば、その本の一ページのよ
うに取り扱えるので使い勝手がよい。これはハードカバ
ーの書籍でも同様である。さらに上記収容部に置いた
り、係止したりする薄物品はその種類により、対向する
ページの紙で押えられるので脱落しにくい。
【００１２】なおより確実に薄物品を収容部に係止させ
ておくには、該薄物品を凹所の底部に糊付けしたり、係
止片を設けてこれに係わらせておくこともできる。また
収容部に薄物品を収容してその上から保持板紙を被せる
ように台紙の面に当接させてもよい。この保持板紙は該
台紙と略同一の大きさでもよいし、該台紙より小さく薄
物品が露出するものであってもよい。さらに台紙と別体
として該台紙の該凹所周囲面に直接貼着してもよいし、
台紙と一体に該台紙の一端縁に折り曲げ自在に形成し、
又はその後更に該台紙の該凹所周囲面に貼着すれば製造
工程上簡便である。また保持板紙にも凹所を形成するの
も良く、この場合該保持板紙の凹所の深さ又は台紙の凹
所の深さは、それぞれ同じであってもよいが、例えば厚
さ３mmの収容部を得るには一方を１mmとして他方を２mm
とすることもできる。
ておくには、該薄物品を凹所の底部に糊付けしたり、係
止片を設けてこれに係わらせておくこともできる。また
収容部に薄物品を収容してその上から保持板紙を被せる
ように台紙の面に当接させてもよい。この保持板紙は該
台紙と略同一の大きさでもよいし、該台紙より小さく薄
物品が露出するものであってもよい。さらに台紙と別体
として該台紙の該凹所周囲面に直接貼着してもよいし、
台紙と一体に該台紙の一端縁に折り曲げ自在に形成し、
又はその後更に該台紙の該凹所周囲面に貼着すれば製造
工程上簡便である。また保持板紙にも凹所を形成するの
も良く、この場合該保持板紙の凹所の深さ又は台紙の凹
所の深さは、それぞれ同じであってもよいが、例えば厚
さ３mmの収容部を得るには一方を１mmとして他方を２mm
とすることもできる。
【００１３】本発明で対象とする薄物品としては、前記
ＣＤ、ＦＤ、化粧品の板状サンプルの他、各種カード、
名刺、写真、ネガ、紙のサンプル、加工により板状に形
成できるドライフーズ、押し花、及びお茶やコーヒー粉
等のサンプル等、多くの物がある。
ＣＤ、ＦＤ、化粧品の板状サンプルの他、各種カード、
名刺、写真、ネガ、紙のサンプル、加工により板状に形
成できるドライフーズ、押し花、及びお茶やコーヒー粉
等のサンプル等、多くの物がある。
【００１４】また本発明では並製の本ばかりでなく、雑
誌等に一般的に用いられている、中央で折って重ねた複
数枚の紙をその中央の折り線で綴じる中綴じの本にも適
用できる。即ち板紙を略半折りにしてそれぞれ対向する
片側部分板紙とし、これら片側部分板紙のいずれか一方
又は両方に型押しにより凹所を設けて上記同様に薄物品
の収容部とし、この半折りの折り線で他のページの紙と
中綴じすればよい。そしてこの場合も保持板紙を、凹所
を形成した片側部分板紙の一端縁に折り曲げ自在に設
け、あるいはその後該保持板紙を該片側部分板紙の該凹
所周囲面に貼着もしくは熱融着させればよく、また別体
の保持板紙を直接該凹所周囲面に貼着してもよい。
誌等に一般的に用いられている、中央で折って重ねた複
数枚の紙をその中央の折り線で綴じる中綴じの本にも適
用できる。即ち板紙を略半折りにしてそれぞれ対向する
片側部分板紙とし、これら片側部分板紙のいずれか一方
又は両方に型押しにより凹所を設けて上記同様に薄物品
の収容部とし、この半折りの折り線で他のページの紙と
中綴じすればよい。そしてこの場合も保持板紙を、凹所
を形成した片側部分板紙の一端縁に折り曲げ自在に設
け、あるいはその後該保持板紙を該片側部分板紙の該凹
所周囲面に貼着もしくは熱融着させればよく、また別体
の保持板紙を直接該凹所周囲面に貼着してもよい。
【００１５】
【発明の実施の形態】厚さ 0.4mmの板紙を用いて雑誌の
付録にＣＤを添付するための台紙を図１の平面図に示す
ように作った。即ち 285mm×620mm の板紙を長手方向で
略３等分する折れ線（１）（２）を設け、該折れ線
（１）（２）により同じ側に折り畳む両端部の片側部分
板紙（３）（４）と中央部板紙（５）とを形成した。そ
して一方の片側部分板紙（３）のさらに先端縁に保持板
紙（６）を上記と同じ側に折り畳み自在に一体に設け
た。また該保持板紙（６）を横方向に貫通して該一方の
片側部分板紙（３）の中にまで達する段差 1.5mmの凹所
（７）をこの板紙をプレス裁断する際に同時に型押しに
より設けた。さらに切れ目（８）は収容するＣＤの係止
片を形成し、切れ目（９）は収容したＣＤを取り出す際
のつまみを形成するものであり、該つまみにより図中の
二点鎖線（17）で表わすミシン目に沿って容易に内部を
開けることができる。なお図中（10）はＣＤを台紙に収
容したときにも外側からこれを見られるようにした切欠
穴である。
付録にＣＤを添付するための台紙を図１の平面図に示す
ように作った。即ち 285mm×620mm の板紙を長手方向で
略３等分する折れ線（１）（２）を設け、該折れ線
（１）（２）により同じ側に折り畳む両端部の片側部分
板紙（３）（４）と中央部板紙（５）とを形成した。そ
して一方の片側部分板紙（３）のさらに先端縁に保持板
紙（６）を上記と同じ側に折り畳み自在に一体に設け
た。また該保持板紙（６）を横方向に貫通して該一方の
片側部分板紙（３）の中にまで達する段差 1.5mmの凹所
（７）をこの板紙をプレス裁断する際に同時に型押しに
より設けた。さらに切れ目（８）は収容するＣＤの係止
片を形成し、切れ目（９）は収容したＣＤを取り出す際
のつまみを形成するものであり、該つまみにより図中の
二点鎖線（17）で表わすミシン目に沿って容易に内部を
開けることができる。なお図中（10）はＣＤを台紙に収
容したときにも外側からこれを見られるようにした切欠
穴である。
【００１６】次に図２のように保持板紙（６）を内側に
折り曲げ、該保持板紙（６）の凹所（７）周囲の両縁部
（11）（11）を片側部分板紙（３）の面に貼着して薄物
品収容用のポケット（12）を形成した。そしてこのポケ
ット（12）にＣＤを挿入して切れ目（８）による係止片
（13）で一端を支持し、折れ線（１）によりさらに折り
込んで該片側部分板紙（３）を中央部板紙（５）に重ね
て該中央部板紙（５）を二重の保持板紙として周縁部を
糊付けして図３のような台紙を得る。
折り曲げ、該保持板紙（６）の凹所（７）周囲の両縁部
（11）（11）を片側部分板紙（３）の面に貼着して薄物
品収容用のポケット（12）を形成した。そしてこのポケ
ット（12）にＣＤを挿入して切れ目（８）による係止片
（13）で一端を支持し、折れ線（１）によりさらに折り
込んで該片側部分板紙（３）を中央部板紙（５）に重ね
て該中央部板紙（５）を二重の保持板紙として周縁部を
糊付けして図３のような台紙を得る。
【００１７】この台紙は折れ線（２）により、他方の片
側部分板紙（４）とＣＤ（14）を収容した部分とが半折
り状態となるので該折れ線（２）で所定の雑誌に中綴じ
で綴じ込むことができる。そして中のＣＤ（14）を取り
出す際にはつまみ（15）を引き上げることにより二点鎖
線（17）で示すミシン目が破れ一点鎖線（16）で示す折
り目までが開くので内部のＣＤ（14）は容易に取り出せ
る。
側部分板紙（４）とＣＤ（14）を収容した部分とが半折
り状態となるので該折れ線（２）で所定の雑誌に中綴じ
で綴じ込むことができる。そして中のＣＤ（14）を取り
出す際にはつまみ（15）を引き上げることにより二点鎖
線（17）で示すミシン目が破れ一点鎖線（16）で示す折
り目までが開くので内部のＣＤ（14）は容易に取り出せ
る。
【００１８】上記実施例の変形例としては、保持板紙
（６）を除いた形状の台紙がある。この場合凹所（７）
は収容するＣＤよりわずかに大きく形成し、ここに当該
ＣＤを収容して該凹所周囲面を中央部板紙（５）に貼着
して台紙を得る。なお該凹所（７）周囲面と中央部板紙
とに熱融着性プラスチックフィルムを被覆しておき両者
を密接させて該凹所周囲を加熱加圧することで両者を一
体に固着することもできる。
（６）を除いた形状の台紙がある。この場合凹所（７）
は収容するＣＤよりわずかに大きく形成し、ここに当該
ＣＤを収容して該凹所周囲面を中央部板紙（５）に貼着
して台紙を得る。なお該凹所（７）周囲面と中央部板紙
とに熱融着性プラスチックフィルムを被覆しておき両者
を密接させて該凹所周囲を加熱加圧することで両者を一
体に固着することもできる。
【００１９】また本発明の他の実施例としては、上記の
他方の片側部分板紙（４）を取り除いた、一方の片側部
分板紙（３）と中央部板紙（５）を折れ線（１）で略半
折りにした台紙がある。この場合両板紙は互いに貼着せ
ずに該折れ線（１）で中綴じ製本してもよいし、ＣＤを
収容した一方の片側部分板紙（３）と中央部板紙（５）
とを重ね合わせて互いに貼着し、一端縁（折れ線（２）
の位置）で並製製本することもできる。
他方の片側部分板紙（４）を取り除いた、一方の片側部
分板紙（３）と中央部板紙（５）を折れ線（１）で略半
折りにした台紙がある。この場合両板紙は互いに貼着せ
ずに該折れ線（１）で中綴じ製本してもよいし、ＣＤを
収容した一方の片側部分板紙（３）と中央部板紙（５）
とを重ね合わせて互いに貼着し、一端縁（折れ線（２）
の位置）で並製製本することもできる。
【００２０】さらに他の例としては、図１において、折
れ線（１）で切断されて一方の片側部分板紙（３）と保
持板紙（６）のみからなる台紙もある。この場合図２の
ようにポケット（12）にＣＤ等を収容し、折れ線（１）
の位置に沿った切断縁で並製製本する。なお薄物品が袋
に収納されている場合にはその袋の外面を凹所に貼付す
ることもでき、この場合は該延長板紙も不要である。
れ線（１）で切断されて一方の片側部分板紙（３）と保
持板紙（６）のみからなる台紙もある。この場合図２の
ようにポケット（12）にＣＤ等を収容し、折れ線（１）
の位置に沿った切断縁で並製製本する。なお薄物品が袋
に収納されている場合にはその袋の外面を凹所に貼付す
ることもでき、この場合は該延長板紙も不要である。
【００２１】
【発明の効果】このように本発明によれば並製本や中綴
じ雑誌に薄物品を付録等として添付する際に簡単な構成
で、しかも低コストで専用の台紙が得られるものであ
る。
じ雑誌に薄物品を付録等として添付する際に簡単な構成
で、しかも低コストで専用の台紙が得られるものであ
る。
【図１】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図２】同じく一実施例を説明する斜視図である。
【図３】同じく斜視図である。
１、２ 折れ線 ３ 一方の片側部分板紙 ４ 他方の片側部分板紙 ５ 中央部板紙 ６ 保持板紙 ７ 凹所 ８、９ 切れ目 10 切欠穴 11 縁部 12 ポケット 13 係止片 14 ＣＤ 15 つまみ 16 一点鎖線 17 二点鎖線
Claims (10)
- 【請求項１】 板紙に型押しにより凹所を設けて薄物品
の収容部を形成し、該板紙を本に綴じ込んだことを特徴
とする紙製薄物用台紙。 - 【請求項２】 板紙を略半折りにして互いに対向する片
側部分板紙とし、該片側部分板紙の一方又は両方に型押
しにより凹所を設けて薄物品の収容部を形成し、該板紙
の半折り線で中綴じ製本したことを特徴とする紙製薄物
用台紙。 - 【請求項３】 板紙を略半折りにして互いに対向する片
側部分板紙とし、一方又は両方の片側部分板紙の内側面
に型押しにより凹所を設けて薄物品の収容部を形成して
これら片側部分板紙同士を重ね合わせて該凹所周囲の互
いの当接面で貼着もしくは熱融着し、いずれか一方の片
側部分板紙の一端縁で並製製本したことを特徴とする紙
製薄物用台紙。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれか１項に記載の台
紙の凹所に薄物品を収容してその面に保持板紙を当接さ
せて該薄物品を保持したことを特徴とする紙製薄物用台
紙。 - 【請求項５】 請求項１に記載の台紙の一端縁に、保持
板紙を凹所形成側に折り曲げ自在に設け、該凹所に薄物
品を保持したことを特徴とする紙製薄物用台紙。 - 【請求項６】 請求項２に記載の台紙の凹所を設けた一
方又は両方の片側部分板紙の一端縁に、保持板紙を該凹
所形成側に折り曲げ自在に設け、該凹所に薄物品を保持
したことを特徴とする紙製薄物用台紙。 - 【請求項７】 請求項３に記載の一方の片側部分板紙に
のみ凹所を設けた台紙の該凹所を設けた片側部分板紙の
一端縁に、保持板紙を折り曲げ自在に設け、該凹所に薄
物品を保持したことを特徴とする紙製薄物用台紙。 - 【請求項８】 保持板紙と凹所周囲面とを貼着もしくは
熱融着させた請求項４〜７のいずれか１項記載の紙製薄
物用台紙。 - 【請求項９】 板紙を長手方向で略３分割する折れ線に
より両端部の片側部分板紙と中央部板紙に分け、一方の
片側部分板紙又は一方の片側部分板紙と中央部板紙に型
押しにより凹所を設けて薄物品の収容部を形成して、こ
の収容部を内側にして該一方の片側部分板紙を折り込ん
で中央部板紙との当接面の該凹所の周囲を互いに貼着も
しくは熱融着し、他方の片側部分板紙と中央部板紙との
間の折れ線で中綴じ製本したことを特徴とする紙製薄物
用台紙。 - 【請求項１０】 長尺矩形の板紙を長手方向で略３分割
する折り線を設けて３つの部分板紙を形成し、いずれか
一端の部分板紙の一端縁に保持板紙を折り曲げ自在に設
け、該一端の部分板紙の面とこれに続いて該保持板紙の
面を横切った範囲に型押しにより凹所を設け該凹所形成
側に該保持板紙を折り込んで該凹所の周囲面で該保持板
紙を貼着又熱融着して薄物品のポケットを形成し、該一
端の部分板紙を該ポケットを内側にして折り込んで該一
端の部分板紙を中央の部分板紙に貼着又は熱融着し、さ
らに他端の部分板紙側の折れ線で中綴じ製本したことを
特徴とする紙製薄物用台紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27685595A JPH0995067A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 紙製薄物用台紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27685595A JPH0995067A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 紙製薄物用台紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0995067A true JPH0995067A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17575357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27685595A Pending JPH0995067A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 紙製薄物用台紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0995067A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010535675A (ja) * | 2007-08-07 | 2010-11-25 | ブラックホーク ネットワーク、インコーポレイテッド | 読み出し可能なカードのための二動作パッケージ |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP27685595A patent/JPH0995067A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010535675A (ja) * | 2007-08-07 | 2010-11-25 | ブラックホーク ネットワーク、インコーポレイテッド | 読み出し可能なカードのための二動作パッケージ |
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