JP3003962U - 書籍の記録ディスク収納頁 - Google Patents
書籍の記録ディスク収納頁Info
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- JP3003962U JP3003962U JP1994006096U JP609694U JP3003962U JP 3003962 U JP3003962 U JP 3003962U JP 1994006096 U JP1994006096 U JP 1994006096U JP 609694 U JP609694 U JP 609694U JP 3003962 U JP3003962 U JP 3003962U
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- mount
- recording
- mounts
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- Expired - Lifetime
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパクト・ディスク等の記録ディスクを自
由に出入できるような状態で封入した厚紙製の台紙を、
中綴じ形式の製本に適するような形状として、本の各頁
間に綴じ込められるようにした書籍の記録ディスク収納
頁を提供する。 【構成】 綴じ部の折り線1を境にして左右に展開する
一対の頁状の厚紙製台紙2,3と、夫々の台紙の外辺に
折り線を介して延出する同大のフラップ5,6とからな
り、一方の台紙2には記録ディスク7の中心穴8に挿着
される突片9と、切取り線11による記録ディスクの取
り出し口10を設けて、該台紙2から延出するフラップ
5には前記突片を中心とする位置に記録ディスクの直径
よりも小さい内径の窓穴13を開設し、記録ディスク7
を中心穴8により一方の台紙2上の前記突片9に嵌合し
たあと、前記夫々のフラップ5,6を対応する台紙2,
3面上に接着剤により貼合わすことで形成される。
由に出入できるような状態で封入した厚紙製の台紙を、
中綴じ形式の製本に適するような形状として、本の各頁
間に綴じ込められるようにした書籍の記録ディスク収納
頁を提供する。 【構成】 綴じ部の折り線1を境にして左右に展開する
一対の頁状の厚紙製台紙2,3と、夫々の台紙の外辺に
折り線を介して延出する同大のフラップ5,6とからな
り、一方の台紙2には記録ディスク7の中心穴8に挿着
される突片9と、切取り線11による記録ディスクの取
り出し口10を設けて、該台紙2から延出するフラップ
5には前記突片を中心とする位置に記録ディスクの直径
よりも小さい内径の窓穴13を開設し、記録ディスク7
を中心穴8により一方の台紙2上の前記突片9に嵌合し
たあと、前記夫々のフラップ5,6を対応する台紙2,
3面上に接着剤により貼合わすことで形成される。
Description
【0001】
本考案は、書籍、特に中綴じ形式の書籍における頁の一部に、その著作物に関 連する資料としてのコンパクト・ディスク(CD)等の各種記録ディスクを添付 する場合に使用するディスク収納頁の構造に関するものである。
【0002】
最近では、頁の一部にCDを添付した書籍が販売されるようになっているが、 従来のこの種の書籍におけるCDの添付方法としては、透明なフィルムの袋内に CDを封入して、この袋の一辺を頁の間に綴じ込む方法であるとか、複数枚の厚 紙を貼り合わしたような剛性のある厚板にCDを嵌め込める厚さの収納スペース を凹設して、CDをこの収納スペース内に嵌め込んでから厚板の表面に透明フィ ルムを貼り合わして収納スペースを封緘し、この厚板を書籍の最終頁に綴じ込む ような方法で行われている。
【0003】
従来より知られるこれらのCDの添付方法は、本の製本形式のうち無線綴じ、 かがり綴じ、網代綴じ等のような上製本による書籍に採用されるものであり、こ れらの製本形式による場合は製本の工程で、CDを封入した袋や厚板からなる片 側の頁の一辺を各頁の間に綴じ込むことができるが、例えば、雑誌、特に週刊誌 などのように、積層された各頁の中間部折り線部分をステッチャーにより一度に 綴じるような、中綴じ形式による書籍の場合には、左右の頁が一枚の紙からなっ ていなければならないので、製本の工程でCDを封入した袋や厚板からなる片側 の頁だけを多数の頁の間に綴じ込むということができないという問題を有してい る。
【0004】 つまり、中綴じ形式による製本では、一枚の紙からなる左右の頁を通称では鞍 と呼ばれるコンベア上に逆V字状に吊り下げて移送しながら夫々の頁を順次積層 してゆき、所定の枚数の頁が積層された時点で両側の頁をコンベアから外してロ ーラの間に通しながら反転させて中間部折り線部分をステッチャーにより綴じる という工程を経るので、CDを封入した頁が片側の頁だけであると、製本の工程 でこの片側の頁だけを連続的にコンベアにより移送することができず、また、ロ ーラの間に通しながら反転させてステッチャーにより綴じることができないから である。
【0005】
本考案は、上記のような従来における書籍の記録ディスク収納頁の問題点を解 消し、比較的利用度の多い中綴じ形式による雑誌類に、その製本過程でCDを封 入した厚紙製の台紙を頁の間に綴じ込むことができるようにした書籍用記録ディ スク収納頁の提供を目的とする。
【0006】 本考案は、そのための具体的手段として、中綴じ形式の書籍内に頁の一部もし くは表紙として綴じられる記録ディスクの収納頁であって、綴じ部の折り線を境 にして左右に展開する一対の頁状厚紙製台紙と、これらの台紙の外辺に折り線を 介して延出する該台紙と略同大のフラップとからなり、前記一方の台紙上に記録 ディスクの中心穴へ挿着される突片と、切取り線による記録ディスクの取り出し 口とを設けて、該台紙から延出するフラップには前記突片を中心とする位置に記 録ディスクの直径よりも小さい内径の窓穴を開設し、記録ディスクを中心穴によ り一方の台紙上の前記突片に嵌合したあと、前記夫々のフラップを対応する台紙 面上に接着剤により貼合わしたことを特徴とする。
【0007】
この考案に係る記録ディスクの収納頁では、記録ディスクを収納する頁状の厚 紙製台紙を綴じ部の折り線を境にして左右均等に連続させると共に、夫々の台紙 の外辺に折り線を介して該台紙と略同大のフラップを延出させて、一方の厚紙台 紙とフラップの間に記録ディスクを挟み込んで、夫々のフラップを対応する台紙 面に貼合わせたので、中綴じ形式による製本工程で、左右の台紙をコンベア上へ 逆V字状にバランスよく吊り下げて移送することができ、記録ディスクを収納し た頁を支障なく製本することができる。
【0008】 記録ディスクを収納する側の台紙には、記録ディスクの中心穴に挿着される突 片を設けると共に、切り取り線による記録ディスクの取り出し口を設け、また、 この台紙面に貼合わされるフラップには、台紙の突片を中心とする位置に記録デ ィスクの直径よりも小さい内径の窓穴を開設してあるので、記録ディスクを中心 穴が突片に嵌合されるように定着してから、フラップを台紙上に接着剤で貼合わ すことで窓穴内に外から見られるようにして保持することができ、後に台紙の切 り取り線による取り出し口を切り開くことで、台紙の裏面から記録ディスクを取 り出したり収納したりすることができる。
【0009】 記録ディスクを収納する台紙と反対側の台紙は、フラップを台紙面に貼付ける ことで厚さが増すことになるが、これにより、製本の際に左右の台紙をコンベア 上で逆V字状にバランスよく吊り下げて移送することを可能とする。また、請求 項2のように、記録ディスクを保持しない側の台紙に貼付けられるフラップに、 記録ディスク保持側のフラップ窓穴と対応する記録ディスクの直径よりも大きい 内径の嵌込み穴を開設した場合には、これらの台紙が中綴じ本の中間部に綴じら れて両方の台紙が互いに重合されたときに、記録ディスク保持側台紙とフラップ の内側にディスクを挟むことで膨らんだフラップ突出面が、ディスク非保持側の フラップの嵌込み穴内に嵌め込まれて重合面の不要な嵩張りを無くすことができ る。
【0010】
次に、本考案に係る記録ディスクの収納頁を、図面に示した実施例について説 明すると、図1に示すように、このディスク収納頁は、綴じ部の折り線1を境に して左右に展開する一対の頁状の厚紙製台紙2および3と、夫々の台紙2,3の 外辺に夫々折り線4を介して延出する該台紙2,3と略同大のフラップ5および 6とからなっている。前記台紙2,3は書籍を構成する他の頁Pと同じ大きさか らなっていることが好ましい。
【0011】 片方の台紙2における表面の中央部には、記録ディスク7の中心穴8に挿入さ れる円形突片9が設けられていると共に、記録ディスク7を出し入れすることの できる前記ディスク7の取り出し口10が設けられている。このディスク取り出 し口10は、前記突片9を中心とする記録ディスク7の直径よりも大きい輪郭を もつ半円形の切取り線11と、前記突片9の外側における切取り線11の両端を 結ぶ折り線12とからなっている。
【0012】 また、前記台紙2の外辺に折り線4を介して延出するフラップ5には、前記突 片9を中心とする位置に記録ディスク7の直径よりも小さい内径の窓穴13が開 設されており、記録ディスク7を中心穴8が突片9に嵌合されるようにして台紙 2の上に取付けたのち、前記フラップ5を台紙2における記録ディスク7の外側 部分に接着剤で貼合わすことにより、記録ディスク7の周縁部がフラップ5の窓 穴13の周縁部によって上から押さえられるように保持される。
【0013】 一方、前記記録ディスク7の保持側台紙2と反対側の台紙3に貼合わされるフ ラップ6には、記録ディスク保持側のフラップ窓穴13と対応する位置に記録デ ィスク7の直径よりも大きい内径の嵌込み穴14を開設して、このフラップ6が 折り線4により折り曲げられて接着剤により台紙3面上に貼合わされている。
【0014】 この実施例では、記録ディスク7の保持側台紙2に設けられるディスク取り出 し口10は、半円形の切取り線11とこの切取り線11の両端を結ぶ折り線12 とにより形成したが、このディスク取り出し口は、特徴に図示しないが、前記嵌 込み穴14と同じような円形の切離し型のものであってもよい。
【0015】
本考案の記録ディスクの収納頁は、上記のように、記録ディスクを挾着保持す る厚紙台紙を、綴じ部の折り線を境にして左右に展開する一対の頁として、これ らの台紙の外辺に夫々フラップを延出し、一頁分の台紙とフラップとにより記録 ディスクを挾着固定したので、別の一頁分の台紙は単にフラップを貼合わせただ けの台紙であるが、中綴じ形式による製本工程で、前記のディスクを保持しない 側の台紙がその自重で、ディスク保持側の台紙の重さに対するバランスを保持し 、左右の頁をコンベア上で逆V字状に安定よく吊り下げて他の頁と順次積層する ことができ、所定の位置でステッチャーSにより中綴じを具合よく行うことがで きる。
【0016】 また、一方の台紙には、記録ディスクの中心穴挿着用の突片を設けて、この台 紙のフラップには記録ディスクの直径よりも小さい内径の窓穴を開設したので、 突片により記録ディスクを台紙上で移動しないように定置し、フラップの窓穴の 周縁によりディスク周縁部を押さえるだけで台紙上にしっかりと固定することが でき、製本工程はもとより流通の過程でもディスクを頁内に安全に保持すること ができる。従って、この台紙とフラップとによれば、窓穴を透明なフィルムによ り覆う必要がなく、フィルムの貼付けに要する手間とか費用を省いてディスクを 中綴じ本に能率、且つ確実に保持することができる。
【0017】 なお、前記両台紙は厚紙からなるので、中綴じ本の表紙・背表紙として使用す ることができが、表紙に限らず頁の中間部に綴じ込んでもよく、このように頁の 中間部に綴じ込む場合には、ディスク非保持側台紙のフラップに直径の大きな嵌 込み穴を設けておくことにより、両方の台紙が互いに重合されたときに、記録デ ィスクを挟むことで膨らんだ一方のフラップ突出面が、ディスク非保持側のフラ ップの嵌込み穴内に嵌め込まれて重合面の不要な嵩張りを無くし、製本の体裁を 良好にすることができる。
【図1】本考案に係るディスク収納頁の構造を示す斜視
図。
図。
【図2】ディスク収納頁の展開状態の斜視図。
【図3】中綴じ本として製本された状態の一例を示す断
面図。
面図。
1:折り線 2,3:台紙 4:折り線 5,6:フラップ 7:記録ディスク 8:ディスク中心
穴 9:円形突片 10:ディスク取
り出し口 11:切取り線 12:折り線 13:窓穴 14:嵌込み穴
穴 9:円形突片 10:ディスク取
り出し口 11:切取り線 12:折り線 13:窓穴 14:嵌込み穴
Claims (2)
- 【請求項1】 中綴じ形式の書籍内に頁の一部もしくは
表紙として綴じられる記録ディスクの収納頁であって、
綴じ部の折り線を境にして左右に展開する一対の頁状厚
紙製台紙と、これらの台紙の外辺に折り線を介して延出
する該台紙と略同大のフラップとからなり、前記一方の
台紙上に記録ディスクの中心穴へ挿着される突片と、切
取り線による記録ディスクの取り出し口とを設けて、該
台紙から延出するフラップには前記突片を中心とする位
置に記録ディスクの直径よりも小さい内径の窓穴を開設
し、記録ディスクを中心穴により一方の台紙上の前記突
片に嵌合したあと、前記夫々のフラップを対応する台紙
面上に接着剤により貼合わしたことを特徴とする書籍の
記録ディスク収納頁。 - 【請求項2】 記録ディスクを保持しない側の台紙から
延出するフラップの記録ディスク保持側のフラップ窓穴
と対応する位置に、記録ディスクの直径よりも大きい内
径の嵌込み穴を開設して、このフラップが台紙面上に貼
合わされている請求項1の書籍の記録ディスク収納頁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994006096U JP3003962U (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 書籍の記録ディスク収納頁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994006096U JP3003962U (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 書籍の記録ディスク収納頁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3003962U true JP3003962U (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=43139899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994006096U Expired - Lifetime JP3003962U (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 書籍の記録ディスク収納頁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003962U (ja) |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP1994006096U patent/JP3003962U/ja not_active Expired - Lifetime
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