JP2605764Y2 - ディスク収納体および本 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案はフロッピーディスクやコ
ンパクトディスク等のような記録媒体であるディスクを
複数収納するディスク収納体と本に関し、更に、詳細に
は、本を構成する紙の間に綴じ込まれて好適なディスク
収納体とこのディスク収納体が綴じ込まれた本に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】フロッピーディスクやコンパクトディス
ク、ＣＤーＲＯＭ、ＣＤーＩ等のような記録媒体である
ディスクは、近年、ＦＤブックやＣＤブック等のような
形態をとり、例えば、本を構成する紙の間に収納されて
市場に流通し始めつつある。そして、簡便な収納構造と
して、実開平４ー２１４９１号等に開示されるように、
袋にディスクを収納したものや、或は、凹部を形成した
厚紙を設け、この凹部にトレイを嵌込み、このトレイに
ディスクを収納したもの等が知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】しかしながら、袋にデ
ィスクを収納したものでは、特に、フロッピーディスク
のようにある程度厚さがあると、製本時に、ディスクの
上面及び下面に位置する紙にディスクの輪郭に沿った線
が形成され、製品を劣化させる不具合が生じる。また、
凹部を形成した厚紙では、製品を劣化させる不具合を解
消できるものの、トレイを用いるためコスト高となる不
具合があり、実際に使用される度合いは少ない。更に、
複数のディスクを平面的に収納しようとすると、各ディ
スク毎にディスクの位置決め保持を行なわなければなら
ないため、ディスクの収納構造は大型化しがちである。

【０００４】本考案は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本考案の目的は、コストダウン及びコンパクト
化を図りつつ、また、製品を劣化させることなく複数の
ディスクを収納できるディスク収納体とこのディスクが
綴じ込まれた本を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項１記載の考案は、厚紙を重ね合わせ、その重
ね合わされた厚紙の間にディスクを平面的に収納するデ
ィスク収納体であって、重ね合される一方の厚紙部分で
ディスクが収納される箇所に、他方の厚紙部分に臨む面
上に折り返されディスクの周囲に臨んで、その厚さで該
ディスクの厚紙部分上での移動を規制する折り返し片が
形成されていることを特徴とする。また、請求項２記載
の考案は、厚紙を重ね合わせ、その重ね合わされた厚紙
の間にフロッピーディスクとコンパクトディスクを平面
的に収納するディスク収納体であって、重ね合される一
方の厚紙部分で各ディスクが収納される箇所毎に、他方
の厚紙部分に臨む面上に折り返されディスクの周囲に臨
んで、その厚さで該ディスクの厚紙部分上での移動を規
制する折り返し片が形成されていることを特徴とする。
また、請求項３記載の考案は、厚紙を重ね合わせ、その
重ね合わされた厚紙の間にコンパクトディスクを平面的
に収納するディスク収納体であって、コンパクトディス
クが取り出せるように、重ね合される一方の厚紙部分に
は、コンパクトディスクの外径よりも大きい間隔をおい
て上下に延設された折れ線と、該折れ線の上端及び下端
より横方向に延設された切れ線と、該切れ線の中央に上
下に延設された切れ線が形成されていることを特徴とす
る。また、請求項４記載の考案は、前記切れ線の中央に
上下に延設された切れ線上の部分で、コンパクトディス
クの中央孔に対応する部分に孔を形成したことを特徴と
する。また、請求項５記載の考案は、請求項１乃至請求
項４の何れかに記載のディスク収納体を構成する紙の間
に綴じ込んだ本であることを特徴とする。

【０００６】

【作用】請求項１記載のディスク収納体によれば、折り
返し片は厚紙で形成されているので、厚紙部分の間に介
在した折り返し片の厚さでディスクの動きが規制され、
また、厚紙部分の間に介在した折り返し片の厚さでディ
スクに対応するディスク収納体部分を膨出しないように
できる。請求項２記載のディスク収納体によれば、折り
返し片は厚紙で形成されているので、厚紙部分の間でフ
ロッピーディスクとコンパクトディスクが収納される箇
所毎に介在した折り返し片の厚さでフロッピーディスク
とコンパクトディスクの動きが規制され、また、ディス
ク収納体部分を膨出させずにフロッピーディスクとコン
パクトディスクを同時に収納することができる。請求項
３記載のディスク収納体によれば、横方向に延設された
切れ線と、上下に延設された切れ線とにより形成された
左右の折り返し片を、折れ線を中心に上方に開くと、重
ね合わされた厚紙の間に収納されたコンパクトディスク
を簡単に取り出すことができる。請求項４記載の考案に
よれば、請求項３記載の考案のディスク収納体におい
て、孔に指を掛けることで左右の折り返し片を開き易く
なる。請求項５記載の考案の本によれば、折り返し片の
厚さでディスクの動きが規制され、また、ディスクに対
応するディスク収納体部分が膨出しないディスク収納体
が綴じ込まれるので、ディスクの上面及び下面に位置す
る紙にディスクの輪郭に沿った線が形成されなどの不具
合のない製品、すなわち、ＦＤブックやＣＤブックなど
の本が得られる。

【０００７】

【実施例】以下、本考案によるディスク収納体を添付図
面に従って説明する。図１はディスク収納体の斜視図を
示す。１はディスク収納体で、この実施例ではディスク
収納体１に一枚の矩形状のフロッピーディスク３と、一
枚の円形のコンパクトディスク４を収納するもので、デ
ィスク収納体１は、紙の間に綴じ込まれ製本されるもの
で、ディスク収納体１の右側部には、紙と共に製本する
ための綴じ代１０１が形成されている。

【０００８】ディスク収納体１をその製作工程順に説明
していくと、ディスク収納体１は、図２に展開した状態
を平面図で示すように、一枚の厚紙５により形成されて
おり、まず、この厚紙５の構成から説明する。厚紙５は
厚みがフロッピーディスク３よりも薄く、コンパクトデ
ィスク４よりも厚い段ボールにより形成され、展開した
状態で矩形状に形成されている。実施例ではフロッピー
ディスク３の厚みがほぼ３ｍｍ、コンパクトディスク４
の厚みがほぼ１ｍｍであるのに対して、厚紙５の厚みは
ほぼ２ｍｍである。厚紙５の右側部には、綴じ代形成用
の折れ線７０１が厚紙５の上縁５０１から下縁５０３に
わたって形成され、この折れ線７０１により綴じ代用折
り返し片９０１が形成されている。前記折れ線７０１か
ら左側に位置する厚紙５の中央には、上縁５０１から下
縁５０３にわたって折れ線７０３が形成され、この折れ
線７０３により前記折れ線７０１の左側に、互いに等し
い幅の右半部１１と左半部１３が画成され、折り返し線
７０３から右半部１１と左半部１３が折り畳まれ、右半
部１１の面１１Ａと左半部１３の面１３Ａが合わされ
る。

【０００９】前記右半部１１の上部寄り箇所には、該中
央部分にフロッピーディスク３の上下の縁を厚紙５の上
下の縁５０１，５０３に平行させて載せた状態で、フロ
ッピーディスク３の上下左右の辺に対応する箇所に、上
折り返し片９１１、下折り返し片９１３、右折り返し片
９１５、左折り返し片９１７が形成され、また、フロッ
ピーディスク３の四隅に対応する箇所にフロッピーディ
スク３の角部３Ａをその内部に位置させるように円形の
切り欠き１９０１が貫設され、前記折り返し片９１１，
９１３，９１５，９１７の間には、矩形状の部分と円弧
状の部分からなる窓１９０３が形成されている。尚、図
５に示すように、フロッピーディスク３の四つの角部３
Ａのうち、三つの角部３Ａが小さい半径の円弧で形成さ
れ、残りの一つの角部３Ａは面取り状に形成され、実施
例では、円弧からなる三つの角部３Ａが切り欠き１９０
１内に位置する。

【００１０】前記上折り返し片９１１は、フロッピーデ
ィスク３の上縁に対応する箇所に、該上縁よりも幾分短
い長さで形成された折れ線７１１と、折れ線７１１の左
右両端から下方に延設された切れ線１５１１と、切れ線
１５１１の下端から横方向に延設され前記窓１９０３に
接続された切れ線１５１２とで形成されている。前記上
折り返し片９１１は、折れ線７１１から面１１Ａ上に折
り返えされ、折り返えされた状態で、図３に示すよう
に、上折り返し片９１１の先端側の縁９１１Ａが前記上
縁５０１に合致する寸法で形成されている。前記下折り
返し片９１３は、フロッピーディスク３の下縁に対応す
る箇所に、該下縁よりも幾分短い長さで形成された折れ
線７１３と、折れ線７１３の左右両端から前記窓１９０
３側に延設された切れ線１５１３とで形成されている。
この下折り返し片９１３の上縁は、収納するコンパクト
ディスク４の外周に対応した外径の円弧部９１３Ａに形
成されている。

【００１１】前記右折り返し片９１５と左折り返し片９
１７は、フロッピーディスク３の左右の縁に対応する箇
所に、該左右の縁よりも幾分短い長さで形成された折れ
線７１５，７１７と、前記切り欠き１９０１を中心とし
た円弧に延設され各折れ線７１５，７１７の上下端から
前記切れ線１５１１，１５１３の上下端に接続する切れ
線１５１５，１５１７とで形成されている。

【００１２】前記上下、左右の折り返し片９１１，９１
３，９１５，９１７は、折れ線７１１，７１３，７１
５，７１７から面１１Ａ上に折り返えされ、図３に示す
ように、折り返されることで折れ線７１１，７１３，７
１５，７１７の内側に開口１７０５が形成され、開口１
７０５の四隅には、前記切れ線１５１５，１５１７で画
成された円弧部１９０１Ａが位置する。尚、前記開口１
７０５の上下左右の寸法は、フロッピーディスク３の上
下左右の寸法とほぼ同じか、或は、幾分大きな寸法で形
成されている。

【００１３】前記右半部１１の下部寄り箇所には、図２
に示すように、面１１Ａに折り返えされた下折り返し片
９１３の円弧部９１３Ａに上縁を係合させてコンパクト
ディスク４を載せた状態で、コンパクトディスク４の下
部の外周左右に対応する箇所に折り返し片９１９が夫々
形成されている。前記折り返し片９１９は、コンパクト
ディスク４の下部の外周左右に対応する箇所に接するよ
うに形成された折れ線７１９と、折れ線７１９の両端か
らコンパクトディスク４の中心方向へ凸状に延設された
切れ線１５１９とで形成されている。

【００１４】前記左半部１３の上部には、図３に示すよ
うに、該左半部１３を折れ線７０３から折り畳み前記面
１１Ａ上に合わせた時に、前記開口１７０５に合致する
開口１７０７が形成され、また、前記切り欠き１９０１
及び円弧部１９０１Ａに合致する切り欠き２１０１と円
弧部２１０１Ａが形成されている。また、前記左半部１
３の下部には、フロッピーディスク３とコンパクトディ
スク４の取り出し用の左右の折り返し片９２１，９２３
が形成されている。

【００１５】前記折り返し片９２１，９２３は、コンパ
クトディスク４の外径よりも大きい間隔をおいて上下に
延設された折れ線７２１，７２３と、この折れ線７２
１，７２３の上端から横方向に延設された切れ線１５２
１，１５２３と、折れ線７２１，７２３の下端から横方
向に延設された切れ線１５２５，１５２７と、折れ線７
２１，７２３の中央に上下に延設された切れ線１５２９
とで構成されている。前記折れ線７２１，７２３はその
上部が切り欠き１９０１の外側まで延設され、前記切れ
線１５２１，１５２３は円弧部２１０１Ａの上縁に接す
るように前記開口１７０７に接続されている。前記切れ
線１５２５，１５２７は横方向に延設された直線状の部
分と、コンパクトディスク４の外径に対応した円弧状の
部分とで構成されている。前記切れ線１５２９は、開口
１７０７から前記円弧状の部分にわたって延設され、折
り返し片９２１，９２３における切れ線１５２９上の部
分でコンパクトディスク４の中央孔に対応する部分には
孔１７０９が形成されている。図９に示すように、折り
返し片９２１，９２３を上方に揺動させると、折れ線７
２１，７２３と、切れ線１５２１，１５２３，１５２
５，１５２７によりコンパクトディスク４よりも大きい
面積で前記開口１７０７と連続状の開口１７１１が形成
され、前記開口１７０７，１７１１によりフロッピーデ
ィスク３とコンパクトディスク４の取り出し口１７１３
が形成される。

【００１６】次に、ディスク収納体１にフロッピーディ
スク３とコンパクトディスク４を収納する工程について
説明する。まず、図２に仮想線で示すように、綴じ代用
折り返し片９０１の上下にわたり糊３１を塗布し、ま
た、左半部１３の上下部と左縁寄り箇所に糊３３，３５
を塗布する。次に、図３に平面図で、また、図４に図３
のＡーＡ線断面図で示すように、折り返し片９０１を面
１１Ａ上に折り畳んで糊３１により接着し、フロッピー
ディスク３の四辺に対応する四つの折り返し片９１１，
９１３，９１５，９１７を面１１Ａ上に折り返し、ま
た、コンパクトディスク４の下部の外周左右に対応する
折り返し片９１９を面１１Ａに折り返す。尚、これら折
り返し片９１１，９１３，９１５，９１７，９１９は糊
により面１１Ａ上に接着してもよい。

【００１７】次に、図５に平面図で、図６に図５のＡー
Ａ線断面図で示すように、円弧部１９０１Ａに四隅を載
せてフロッピーディスク３を開口１７０５に配置する。
また、折り返し片９１３，９１９，９１９の間の右半部
１１上にコンパクトディスク４を配置する。尚、コンパ
クトディスク４は、図５に仮想線で示すように、不織布
からなる袋３７等に挿入した状態で、右半部１１上に載
せる等任意である。このようにフロッピーディスク３と
コンパクトディスク４を配置すると、フロッピーディス
ク３の四辺に折り返し片９１１，９１３，９１５，９１
７の折れ線７１１，７１３，７１５，７１７部分が臨
み、折り返し片９１１，９１３，９１５，９１７の厚さ
によりフロッピーディスク３の右半部１１上での移動が
不能となり、また、コンパクトディスク４の外周部に折
り返し片９１３の円弧部９１３Ａと、折り返し片９１
９，９１９の折れ線７１９部分が臨み、折り返し片９１
３、９１９，９１９の厚さによりコンパクトディスク４
の右半部１１上での移動が不能となる。フロッピーディ
スク３を開口１７０５に配置した状態では、厚紙５の厚
みよりもフロッピーディスク３の厚みが大きいため、図
６に示すように、フロッピーディスク３の上面は、各折
り返し片９１１，９１３，９１５，９１７の上面よりも
上方に突出している。

【００１８】次に、折れ線７０３から左半部１３を折り
曲げ、面１１Ａ上に重ね合わせ、糊３３，３５により接
着する。これにより、フロッピーディスク３とコンパク
トディスク４は右半部１１と左半部１３との間に位置決
め保持された状態で挟まれ、収納される。前記切れ線１
５２９にはシール３９等を貼着し、開封されていないも
のであるかが判断できるようにする。この状態を図１に
斜視図で、図７に平面図で示した。

【００１９】次に、決められた所定の紙の間にディスク
収納体１を挿入し、綴じ代１０１を介して紙と共にディ
スク収納体１を製本し、これによりディスク収納体１が
紙の間に綴じ込まれた本が得られる。そして、フロッピ
ーディスク３をディスク収納体１から取り出す場合に
は、シール３９を剥し、図９に示すように、左右の折り
返し片９２１，９２３を上方に揺動させる。これにより
開口１７０７，１７１１により取り出し口１７１３が形
成され、フロッピーディスク３とコンパクトディスク４
は取り出し口１７１３から簡単に取り出される。

【００２０】本実施例によれば、前記折り返し片９１
１，９１３，９１５，９１７，９１９の厚さによりフロ
ッピーディスク３とコンパクトディスク４を位置決め保
持し、また、折り返し片９１１，９１３，９１５，９１
７，９１９はフロッピーディスク３とコンパクトディス
ク４の周囲に配置されているので、フロッピーディスク
３とコンパクトディスク４に対応するディスク収納体１
部分を膨出させないようにできる。従って、単一の厚紙
５からなる簡単な構成により、フロッピーディスク３と
コンパクトディスク４を平面的に収納でき、コストダウ
ンを図れ、また、製本時に、ディスクの上面及び下面に
位置する紙にディスクの輪郭に沿った線が形成され、製
品を劣化させる不具合を解消できる。

【００２１】また、実施例では、折り返し片９１３の折
れ線７１３部分をフロッピーディスク３の下縁に臨ま
せ、折り返し片９１３の円弧部９１３Ａをコンパクトデ
ィスク４の外周部の上縁に臨ませ、折り返し片９１３を
フロッピーディスク３とコンパクトディスク４との二枚
のディスクの位置決め保持用として利用したので、各デ
ィスク毎に別々に折り返し片を設ける場合に較べて小さ
なスペースに二枚のディスクを収納でき、ディスク収納
体１のコンパクト化を図ることができる。

【００２２】また、実施例では、フロッピーディスク３
は四つの角部３Ａを除いた部分が開口１７０５，１７０
７内に位置している。従って、フロッピーディスク３の
角部３Ａに対応したディスク収納体１部分の厚みは、図
８に仮想線Ｅで示すように、右半体１１の厚み２ｍｍと
ディスクの厚み３ｍｍと左半体１３の厚み２ｍｍを加え
た７ｍｍであり、折り返し片９１１，９１３，９１５，
９１７が位置するディスク収納体１部分の厚み６ｍｍ
（２ｍｍ×３）よりも大きくなるものの、この厚みが大
きくなる部分は円弧部１９０１Ａ，２１０１Ａであり、
面積が小さいため簡単につぶされ易く、つぶされること
でこの厚みの差異は容易に吸収され、ディスク収納体１
の厚みを全体にわたってほぼ均一にする上で有利とな
る。

【００２３】また、フロッピーディスク３の角部３Ａに
対応する右半部１１及び左半部１３の各箇所に切り欠き
１９０１，２１０１を形成し、この切り欠き１９０１，
２１０１内にフロッピーディスク３の角部３Ａを位置さ
せるようにしたので、円弧部１９０１Ａ，２１０１Ａが
フロッピーディスク３に対して点で接触せず、面で接触
し、これによりフロッピーディスク３の角部３Ａに対応
する箇所が凸状に膨出する等の不具合が解消され、ま
た、円弧部１９０１Ａ，２１０１Ａがよりつぶされ易く
なり、従って、ディスク収納体１の厚みを、全体にわた
って均一に形成する上でより有利となる。

【００２４】尚、実施例では、フロッピーディスク３よ
りも幾分小さい厚みの厚紙５を使用した場合について説
明したが、本考案は、フロッピーディスク３やコンパク
トディスク４に対する厚紙５の厚さの大小関係に拘らず
適用される。また、実施例では、コンパクトディスク４
の外周部に折り返し片９１３の円弧部９１３Ａと、折り
返し片９１９，９１９の折れ線７１９部分を臨ませ、コ
ンパクトディスク４の移動を規制するようにしたが、折
り返し片９１９，９１９を省きテープ等により止めても
よく、この場合でも、ディスク収納体１の厚みを全体に
わたって均一にする効果は奏される。また、収納するデ
ィスクの形状や個数は実施例に限定されず任意であり、
更に、取り出し口１７１３の構成も種々考えられ、実施
例の構成に限定されない。

【００２５】

【考案の効果】以上の説明で明らかなように本考案のデ
ィスク収納体およびこのディスク収納体が綴じ込まれた
本によれば、コストダウン及びコンパクト化を図りつ
つ、また、製品を劣化させることなく複数のディスクを
収納できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】ディスク収納体の斜視図である。

【図２】厚紙の平面図である。

【図３】折り返し片を折り返した状態の厚紙の平面図で
ある。

【図４】図３のＡーＡ線断面図である。

【図５】厚紙にディスクを載置した状態の厚紙の平面図
である。

【図６】図５のＡーＡ線断面図である。

【図７】ディスク収納体の平面図である。

【図８】図７のＡーＡ線断面図である。

【図９】ディスクを取り出す場合の斜視図である。

【符号の説明】

１ ディスク収納体 ３ フロッピーディスク ４ コンパクトディスク ５ 厚紙 １１ 右半部 １３ 左半部 ９１１，９１３，９１５，９１７，９１９，９２１，９
２３ 折り返し片 １７０５，１７０７ 開口 １７１３ ディスク取り出し口

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B65D 85/57 B65D 85/00 G11B 23/02 G11B 23/03

Claims (5)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 厚紙を重ね合わせ、その重ね合わされた
   厚紙の間にディスクを平面的に収納するディスク収納体
   であって、 重ね合される一方の厚紙部分でディスクが収納される箇
   所に、他方の厚紙部分に臨む面上に折り返されディスク
   の周囲に臨んで、その厚さで該ディスクの厚紙部分上で
   の移動を規制する折り返し片が形成されている、 ことを特徴とするディスク収納体。
2. 【請求項２】 厚紙を重ね合わせ、その重ね合わされた
   厚紙の間にフロッピーディスクとコンパクトディスクを
   平面的に収納するディスク収納体であって、 重ね合される一方の厚紙部分で各ディスクが収納される
   箇所毎に、他方の厚紙部分に臨む面上に折り返されディ
   スクの周囲に臨んで、その厚さで該ディスクの厚紙部分
   上での移動を規制する折り返し片が形成されている、 ことを特徴とするディスク収納体。
3. 【請求項３】 厚紙を重ね合わせ、その重ね合わされた
   厚紙の間にコンパクトディスクを平面的に収納するディ
   スク収納体であって、 コンパクトディスクが取り出せるように、重ね合される
   一方の厚紙部分には、コンパクトディスクの外径よりも
   大きい間隔をおいて上下に延設された折れ線と、該折れ
   線の上端及び下端より横方向に延設された切れ線と、該
   切れ線の中央に上下に延設された切れ線が形成されてい
   る、 ことを特徴とするディスク収納体。
4. 【請求項４】 前記切れ線の中央に上下に延設された切
   れ線上の部分で、コンパクトディスクの中央孔に対応す
   る部分に孔を形成した、請求項３記載のディスク収納
   体。
5. 【請求項５】 請求項１乃至請求項４の何れかに記載の
   ディスク収納体を、構成する紙の間に綴じ込んだ本。