JP2604760Y2 - ディスク収納体 - Google Patents
ディスク収納体Info
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- JP2604760Y2 JP2604760Y2 JP1993074009U JP7400993U JP2604760Y2 JP 2604760 Y2 JP2604760 Y2 JP 2604760Y2 JP 1993074009 U JP1993074009 U JP 1993074009U JP 7400993 U JP7400993 U JP 7400993U JP 2604760 Y2 JP2604760 Y2 JP 2604760Y2
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- Japan
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- disk
- cardboard
- disc
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はフロッピーディスクやコ
ンパクトディスク等のような記録媒体であるディスクを
収納するディスク収納体に関し、更に、詳細には、本を
構成する紙の間に綴じ込まれて好適なディスク収納体に
関する。
ンパクトディスク等のような記録媒体であるディスクを
収納するディスク収納体に関し、更に、詳細には、本を
構成する紙の間に綴じ込まれて好適なディスク収納体に
関する。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスクやコンパクトディス
ク、CDーROM、CDーI等のような記録媒体である
ディスクは、近年、FDブックやCDブック等のような
形態をとり、例えば、本を構成する紙の間に収納されて
市場に流通し始めつつある。そして、簡便な収納構造と
して、実開平4ー21491号等に開示されるように、
袋にディスクを収納したものや、或は、凹部を形成した
厚紙を設け、この凹部にトレイを嵌込み、このトレイに
ディスクを収納したもの等が知られている。
ク、CDーROM、CDーI等のような記録媒体である
ディスクは、近年、FDブックやCDブック等のような
形態をとり、例えば、本を構成する紙の間に収納されて
市場に流通し始めつつある。そして、簡便な収納構造と
して、実開平4ー21491号等に開示されるように、
袋にディスクを収納したものや、或は、凹部を形成した
厚紙を設け、この凹部にトレイを嵌込み、このトレイに
ディスクを収納したもの等が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、袋にデ
ィスクを収納したものでは、特に、フロッピーディスク
のようにある程度厚さがあると、製本時に、ディスクの
上面及び下面に位置する紙にディスクの輪郭に沿った線
が形成され、製品を劣化させる不具合や、また、束ねて
取り扱う際、ディスクが収納された部分が他の部分より
も厚くなるため、少量ずつしか束ねられず、また、少量
ずつしか積み重ねられず、その取り扱いが面倒になる不
具合が生じる。また、凹部を形成した厚紙では、製品を
劣化させる不具合や取り扱い時の不具合を解消できるも
のの、トレイを用いるためコスト高となる不具合があ
り、実際に使用される度合いは少ない。
ィスクを収納したものでは、特に、フロッピーディスク
のようにある程度厚さがあると、製本時に、ディスクの
上面及び下面に位置する紙にディスクの輪郭に沿った線
が形成され、製品を劣化させる不具合や、また、束ねて
取り扱う際、ディスクが収納された部分が他の部分より
も厚くなるため、少量ずつしか束ねられず、また、少量
ずつしか積み重ねられず、その取り扱いが面倒になる不
具合が生じる。また、凹部を形成した厚紙では、製品を
劣化させる不具合や取り扱い時の不具合を解消できるも
のの、トレイを用いるためコスト高となる不具合があ
り、実際に使用される度合いは少ない。
【0004】本考案は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本考案の目的は、コストダウンを図りつつ、製
品を劣化させることなく、また、取り扱いが簡単に行な
えるディスク収納体を提供することにある。
あって、本考案の目的は、コストダウンを図りつつ、製
品を劣化させることなく、また、取り扱いが簡単に行な
えるディスク収納体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の考案は、矩形のディスクよりも小さ
い厚さの厚紙を、その中間部から折り畳んで重ね合わ
せ、その重ね合わされた厚紙の間にディスクを収納する
ディスク収納体であって、重ね合わされる一方の厚紙部
分に、他方の厚紙部分に臨む面上に折り返されディスク
の四辺に臨む四つの折り返し片が形成され、更に、前記
一方の厚紙部分には、前記四つの折り返し片が折り返さ
れた状態で、この四つの折り返し片により、四つの角部
を除いたディスクの外形部分とほぼ合致した開口が形成
されることを特徴とする。
め、請求項1記載の考案は、矩形のディスクよりも小さ
い厚さの厚紙を、その中間部から折り畳んで重ね合わ
せ、その重ね合わされた厚紙の間にディスクを収納する
ディスク収納体であって、重ね合わされる一方の厚紙部
分に、他方の厚紙部分に臨む面上に折り返されディスク
の四辺に臨む四つの折り返し片が形成され、更に、前記
一方の厚紙部分には、前記四つの折り返し片が折り返さ
れた状態で、この四つの折り返し片により、四つの角部
を除いたディスクの外形部分とほぼ合致した開口が形成
されることを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の考案は、前記一方の
厚紙部分には前記開口が複数形成されていることを特徴
とする。また、請求項3記載の考案は、前記一方の厚紙
部分或は他方の厚紙部分の少なくとも一方には、ディス
クの角部に対応した箇所に該角部を位置させるように切
り欠きが形成されていることを特徴とする。また、請求
項4記載の考案は、前記他方の厚紙部分に、該他方の厚
紙部分を一方の厚紙部分に折り畳んだ状態で、前記開口
に合致する開口が形成されていることを特徴とする。ま
た、請求項5記載の考案は、前記他方の厚紙部分に、デ
ィスクの一辺に対応する箇所が該厚紙部分から離れディ
スクの取り出しを可能とした取り出し口が形成されてい
ることを特徴とする。また、請求項6記載の考案は、前
記他方の厚紙部分には、前記開口の間に位置する箇所が
該厚紙部分から離れ、各開口に収容された二枚のディス
クの取り出しを可能とした取り出し口が形成されている
ことを特徴とする。
厚紙部分には前記開口が複数形成されていることを特徴
とする。また、請求項3記載の考案は、前記一方の厚紙
部分或は他方の厚紙部分の少なくとも一方には、ディス
クの角部に対応した箇所に該角部を位置させるように切
り欠きが形成されていることを特徴とする。また、請求
項4記載の考案は、前記他方の厚紙部分に、該他方の厚
紙部分を一方の厚紙部分に折り畳んだ状態で、前記開口
に合致する開口が形成されていることを特徴とする。ま
た、請求項5記載の考案は、前記他方の厚紙部分に、デ
ィスクの一辺に対応する箇所が該厚紙部分から離れディ
スクの取り出しを可能とした取り出し口が形成されてい
ることを特徴とする。また、請求項6記載の考案は、前
記他方の厚紙部分には、前記開口の間に位置する箇所が
該厚紙部分から離れ、各開口に収容された二枚のディス
クの取り出しを可能とした取り出し口が形成されている
ことを特徴とする。
【0007】また、請求項7記載の考案は、厚紙を、そ
の中間部から折り畳んで重ね合わせ、その重ね合わされ
た厚紙の間に矩形のディスクを収納するディスク収納体
であって、重ね合わされる一方の厚紙部分に、他方の厚
紙部分に臨む面上に折り返されディスクの四辺に臨む四
つの折り返し片が形成されていることを特徴とする。ま
た、請求項8記載の考案は、重ね合わされた厚紙の間に
円形のディスクを収納するディスク収納体であって、重
ね合わされる厚紙は共にディスクよりも大きい輪郭で形
成され、重ね合わされる一方の厚紙部分に切れ線を介し
て少なくとも三つの折り返し片が形成され、前記折り返
し片は、他方の厚紙部分に臨む面上に折り返されディス
クの外周の周方向に間隔をおいた箇所に臨むように形成
されていることを特徴とする。
の中間部から折り畳んで重ね合わせ、その重ね合わされ
た厚紙の間に矩形のディスクを収納するディスク収納体
であって、重ね合わされる一方の厚紙部分に、他方の厚
紙部分に臨む面上に折り返されディスクの四辺に臨む四
つの折り返し片が形成されていることを特徴とする。ま
た、請求項8記載の考案は、重ね合わされた厚紙の間に
円形のディスクを収納するディスク収納体であって、重
ね合わされる厚紙は共にディスクよりも大きい輪郭で形
成され、重ね合わされる一方の厚紙部分に切れ線を介し
て少なくとも三つの折り返し片が形成され、前記折り返
し片は、他方の厚紙部分に臨む面上に折り返されディス
クの外周の周方向に間隔をおいた箇所に臨むように形成
されていることを特徴とする。
【0008】また、請求項9記載の考案は、重ね合わさ
れた厚紙の間にディスクを収納するディスク収納体であ
って、重ね合わされる厚紙は共にディスクよりも大きい
輪郭で形成され、重ね合わされる一方の厚紙部分に切れ
線を介して少なくとも二つの折り返し片が形成され、前
記折り返し片は、他方の厚紙部分に臨む面上に折り返さ
れディスクの両側に位置する少なくとも二か所に臨むよ
うに形成されていることを特徴とする。また、請求項1
0記載の考案は、重ね合わされた厚紙の間に矩形のディ
スクを収納するディスク収納体であって、重ね合わされ
る少なくとも一方の厚紙は、ディスクの角部を含んだ角
部の周辺を覆う厚紙部分を有すると共に、この厚紙部分
にディスクの角部全体が入るように切り欠きが形成され
ていることを特徴とする。また、請求項11記載の考案
は、重ね合わされた厚紙の間に矩形のディスクを収納す
るディスク収納体であって、重ね合わされる少なくとも
一方の厚紙は、ディスクの角部を含んだ角部の周辺を覆
う厚紙部分を有すると共に、この厚紙部分にディスクの
角部外側を囲むように切れ線が形成されていることを特
徴とする。
れた厚紙の間にディスクを収納するディスク収納体であ
って、重ね合わされる厚紙は共にディスクよりも大きい
輪郭で形成され、重ね合わされる一方の厚紙部分に切れ
線を介して少なくとも二つの折り返し片が形成され、前
記折り返し片は、他方の厚紙部分に臨む面上に折り返さ
れディスクの両側に位置する少なくとも二か所に臨むよ
うに形成されていることを特徴とする。また、請求項1
0記載の考案は、重ね合わされた厚紙の間に矩形のディ
スクを収納するディスク収納体であって、重ね合わされ
る少なくとも一方の厚紙は、ディスクの角部を含んだ角
部の周辺を覆う厚紙部分を有すると共に、この厚紙部分
にディスクの角部全体が入るように切り欠きが形成され
ていることを特徴とする。また、請求項11記載の考案
は、重ね合わされた厚紙の間に矩形のディスクを収納す
るディスク収納体であって、重ね合わされる少なくとも
一方の厚紙は、ディスクの角部を含んだ角部の周辺を覆
う厚紙部分を有すると共に、この厚紙部分にディスクの
角部外側を囲むように切れ線が形成されていることを特
徴とする。
【0009】また、請求項12記載の考案は、厚紙を折
り畳んで重ね合わせ、その重ね合わされた厚紙の間にデ
ィスクを収納するディスク収納体であって、前記重ね合
わされる厚紙は、二つの外側体と、これら二つの外側体
の間に挟まれる内側体とで構成され、前記内側体にはデ
ィスクを収容する開口が形成されていることを特徴とす
る。また、請求項13記載の考案は、前記二つの外側体
の少なくとも一方には、四つの角部を除いたディスクの
外形部分とほぼ合致した開口が形成されていることを特
徴とする。また、請求項14記載の考案は、前記二つの
外側体の一方には、ディスクの一辺に対応する箇所が該
外側体から離れ、前記開口に収容されたディスクの取り
出しを可能とした取り出し口が形成されていることを特
徴とする。
り畳んで重ね合わせ、その重ね合わされた厚紙の間にデ
ィスクを収納するディスク収納体であって、前記重ね合
わされる厚紙は、二つの外側体と、これら二つの外側体
の間に挟まれる内側体とで構成され、前記内側体にはデ
ィスクを収容する開口が形成されていることを特徴とす
る。また、請求項13記載の考案は、前記二つの外側体
の少なくとも一方には、四つの角部を除いたディスクの
外形部分とほぼ合致した開口が形成されていることを特
徴とする。また、請求項14記載の考案は、前記二つの
外側体の一方には、ディスクの一辺に対応する箇所が該
外側体から離れ、前記開口に収容されたディスクの取り
出しを可能とした取り出し口が形成されていることを特
徴とする。
【0010】
【作用】矩形のディスクを収納する場合で、厚紙の厚さ
がディスクよりも小さい場合、折り返し片によりディス
クの保持を行ない、また、折り返し片の厚みと開口を利
用し、ディスク収納体の厚みが部分的に大きくならない
ようにする。また、折り畳まれた厚紙の間に矩形や円形
のディスクを収納する場合、ディスクの厚さと紙の厚さ
の大小関係に拘らず、折り返し片の厚みを利用すると、
ディスク収納体の厚みを部分的に大きくしないようにす
る上で有利となり、更に、ディスクが矩形の場合には、
ディスクの角部を切り欠き内に位置させると、ディスク
の角部に対応したディスク収納体部分を膨出しないよう
にする上で有利となる。また、厚紙を折り畳んで重ね合
わせ、その間にディスクを収納する場合、重ね合わされ
る厚紙を、二つの外側体と、これら二つの外側体の間に
挟まれる内側体とで構成し、内側体の開口にディスクを
収容するようにしても、ディスク収納体の厚みを部分的
に膨出しないようにする上で有利となる。
がディスクよりも小さい場合、折り返し片によりディス
クの保持を行ない、また、折り返し片の厚みと開口を利
用し、ディスク収納体の厚みが部分的に大きくならない
ようにする。また、折り畳まれた厚紙の間に矩形や円形
のディスクを収納する場合、ディスクの厚さと紙の厚さ
の大小関係に拘らず、折り返し片の厚みを利用すると、
ディスク収納体の厚みを部分的に大きくしないようにす
る上で有利となり、更に、ディスクが矩形の場合には、
ディスクの角部を切り欠き内に位置させると、ディスク
の角部に対応したディスク収納体部分を膨出しないよう
にする上で有利となる。また、厚紙を折り畳んで重ね合
わせ、その間にディスクを収納する場合、重ね合わされ
る厚紙を、二つの外側体と、これら二つの外側体の間に
挟まれる内側体とで構成し、内側体の開口にディスクを
収容するようにしても、ディスク収納体の厚みを部分的
に膨出しないようにする上で有利となる。
【0011】
【実施例】以下、本考案に係るディスク収納体を添付図
面に従って説明する。図1は第1実施例に係るディスク
収納体の斜視図を示す。1はディスク収納体、3は矩形
状のフロッピーディスクで、このディスク収納体1は、
紙の間に綴じ込まれ製本されるもので、ディスク収納体
1の右側部には、紙と共に製本するための綴じ代101
が形成されている。
面に従って説明する。図1は第1実施例に係るディスク
収納体の斜視図を示す。1はディスク収納体、3は矩形
状のフロッピーディスクで、このディスク収納体1は、
紙の間に綴じ込まれ製本されるもので、ディスク収納体
1の右側部には、紙と共に製本するための綴じ代101
が形成されている。
【0012】ディスク収納体1をその製作工程順に説明
していくと、ディスク収納体1は、図2に展開した状態
を平面図で示すように、一枚の厚紙5により形成されて
おり、まず、この厚紙5の構成から説明する。厚紙5は
厚みがディスク3よりも薄い段ボールにより形成され、
展開した状態で矩形状に形成されている。実施例ではデ
ィスク3の厚みがほぼ3mmであるのに対して厚紙5の
厚みはほぼ2mmである。厚紙5の右側部には、綴じ代
形成用の折れ線701が厚紙5の上縁501から下縁5
03にわたって形成され、この折れ線701により綴じ
代用折り返し片901が形成されている。前記折れ線7
01から左側に位置する厚紙5の中央には、上縁501
から下縁503にわたって折れ線703が形成され、こ
の折れ線703により前記折れ線701の左側に、互い
に等しい幅の右半部11と左半部13が画成され、折り
返し線703から右半部11と左半部13が折り畳ま
れ、右半部11の面11Aと左半部13の面13Aが合
わされ、重ね合わされる厚紙、すなわち右半部11と左
半部13は共にディスク3よりも大きい輪郭の矩形に形
成されている。
していくと、ディスク収納体1は、図2に展開した状態
を平面図で示すように、一枚の厚紙5により形成されて
おり、まず、この厚紙5の構成から説明する。厚紙5は
厚みがディスク3よりも薄い段ボールにより形成され、
展開した状態で矩形状に形成されている。実施例ではデ
ィスク3の厚みがほぼ3mmであるのに対して厚紙5の
厚みはほぼ2mmである。厚紙5の右側部には、綴じ代
形成用の折れ線701が厚紙5の上縁501から下縁5
03にわたって形成され、この折れ線701により綴じ
代用折り返し片901が形成されている。前記折れ線7
01から左側に位置する厚紙5の中央には、上縁501
から下縁503にわたって折れ線703が形成され、こ
の折れ線703により前記折れ線701の左側に、互い
に等しい幅の右半部11と左半部13が画成され、折り
返し線703から右半部11と左半部13が折り畳ま
れ、右半部11の面11Aと左半部13の面13Aが合
わされ、重ね合わされる厚紙、すなわち右半部11と左
半部13は共にディスク3よりも大きい輪郭の矩形に形
成されている。
【0013】前記右半部11の上縁501寄り箇所に
は、上向きにコ字状の切れ線1501と、上縁501に
平行する折れ線705により上方に折り返し可能に上折
り返し片903が形成されている。前記左半部13の下
縁503寄り箇所には、下向きにコ字状の切れ線150
3と、下縁503に平行する折れ線707により下方に
折り返し可能に下折り返し片905が形成されている。
図3に平面図で示すように、前記綴じ代用折り返し片9
01は折れ線701から面11A上に折り返えされ、ま
た、上折り返し片903と下折り返し片905は折れ線
705,707から面11A上に折り返えされる。そし
て、折り返えされた状態で、上折り返し片903の先端
側の縁903Aは厚紙5の上縁501と合致し、下折り
返し片905の先端側の縁905Aは、厚紙5の下縁5
03と合致する寸法で夫々形成され、上折り返し片90
3と下折り返し片905が面11A上に折り返えされる
ことで、右半部11の上下部に左右に縦長の開口170
1,1703が形成される。
は、上向きにコ字状の切れ線1501と、上縁501に
平行する折れ線705により上方に折り返し可能に上折
り返し片903が形成されている。前記左半部13の下
縁503寄り箇所には、下向きにコ字状の切れ線150
3と、下縁503に平行する折れ線707により下方に
折り返し可能に下折り返し片905が形成されている。
図3に平面図で示すように、前記綴じ代用折り返し片9
01は折れ線701から面11A上に折り返えされ、ま
た、上折り返し片903と下折り返し片905は折れ線
705,707から面11A上に折り返えされる。そし
て、折り返えされた状態で、上折り返し片903の先端
側の縁903Aは厚紙5の上縁501と合致し、下折り
返し片905の先端側の縁905Aは、厚紙5の下縁5
03と合致する寸法で夫々形成され、上折り返し片90
3と下折り返し片905が面11A上に折り返えされる
ことで、右半部11の上下部に左右に縦長の開口170
1,1703が形成される。
【0014】図2に示すように、前記右半部11の中央
部分には、該中央部分にディスク3の上下の縁を厚紙5
の上下の縁501,503に平行させて載せた状態で、
ディスク3の上下左右の辺に対応する箇所に、上折り返
し片911、下折り返し片913、右折り返し片91
5、左折り返し片917が形成され、また、ディスク3
の四隅に対応する箇所にディスク3の角部3A全体をそ
の内部に位置させるように円形の切り欠き1901が貫
設され、前記折り返し片911,913,915,91
7の間には、左右に縦長の窓1903が形成されてい
る。尚、図5に示すように、ディスク3の四つの角部3
Aのうち、三つの角部3Aが小さい半径の円弧で形成さ
れ、残りの一つの角部3Aは面取り状に形成され、実施
例では、円弧からなる三つの角部3Aが切り欠き190
1内に位置する。
部分には、該中央部分にディスク3の上下の縁を厚紙5
の上下の縁501,503に平行させて載せた状態で、
ディスク3の上下左右の辺に対応する箇所に、上折り返
し片911、下折り返し片913、右折り返し片91
5、左折り返し片917が形成され、また、ディスク3
の四隅に対応する箇所にディスク3の角部3A全体をそ
の内部に位置させるように円形の切り欠き1901が貫
設され、前記折り返し片911,913,915,91
7の間には、左右に縦長の窓1903が形成されてい
る。尚、図5に示すように、ディスク3の四つの角部3
Aのうち、三つの角部3Aが小さい半径の円弧で形成さ
れ、残りの一つの角部3Aは面取り状に形成され、実施
例では、円弧からなる三つの角部3Aが切り欠き190
1内に位置する。
【0015】前記上折り返し片911と下折り返し片9
13は、ディスク3の上下の縁に対応する箇所に、該上
下の縁よりも幾分短い長さで形成された折れ線711,
713と、各折れ線711,713の左右両端から前記
折れ線701,703に平行しそれぞれ前記窓1903
に向かって延設された切れ線1511,1513とで形
成されている。前記右折り返し片915と左折り返し片
917は、ディスク3の左右の縁に対応する箇所に、該
左右の縁よりも幾分短い長さで形成された折れ線71
5,717と、前記切り欠き1901を中心とした円弧
に延設され各折れ線715,717の上下端から前記切
れ線1511,1513の上下端に接続する切れ線15
15,1517とで形成されている。
13は、ディスク3の上下の縁に対応する箇所に、該上
下の縁よりも幾分短い長さで形成された折れ線711,
713と、各折れ線711,713の左右両端から前記
折れ線701,703に平行しそれぞれ前記窓1903
に向かって延設された切れ線1511,1513とで形
成されている。前記右折り返し片915と左折り返し片
917は、ディスク3の左右の縁に対応する箇所に、該
左右の縁よりも幾分短い長さで形成された折れ線71
5,717と、前記切り欠き1901を中心とした円弧
に延設され各折れ線715,717の上下端から前記切
れ線1511,1513の上下端に接続する切れ線15
15,1517とで形成されている。
【0016】前記上折り返し片911と下折り返し片9
13は、夫々折れ線711,713から面11A上に折
り返えされ、図3に示すように、折り返えされた状態
で、上折り返し片911の先端側の縁911Aは前記開
口1701の下縁に合致し、下折り返し片913の先端
側の縁913Aは前記開口1703の上縁に合致する寸
法で夫々形成されている。前記右折り返し片915と左
折り返し片917は、折れ線715,717から面11
A上に折り返えされ、上下及び左右の折り返し片91
1,913,915,917を面11A上に折り返すこ
とで折れ線711,713,715,717の内側に開
口1705が形成され、開口1705の四隅には、前記
切れ線1515,1517で画成されディスク3の角部
3Aを含んだ角部3Aの周辺を覆う円弧部1901Aが
位置する。尚、前記開口1705の上下左右の寸法は、
ディスク3の上下左右の寸法とほぼ同じか、或は、幾分
大きな寸法で形成されている。
13は、夫々折れ線711,713から面11A上に折
り返えされ、図3に示すように、折り返えされた状態
で、上折り返し片911の先端側の縁911Aは前記開
口1701の下縁に合致し、下折り返し片913の先端
側の縁913Aは前記開口1703の上縁に合致する寸
法で夫々形成されている。前記右折り返し片915と左
折り返し片917は、折れ線715,717から面11
A上に折り返えされ、上下及び左右の折り返し片91
1,913,915,917を面11A上に折り返すこ
とで折れ線711,713,715,717の内側に開
口1705が形成され、開口1705の四隅には、前記
切れ線1515,1517で画成されディスク3の角部
3Aを含んだ角部3Aの周辺を覆う円弧部1901Aが
位置する。尚、前記開口1705の上下左右の寸法は、
ディスク3の上下左右の寸法とほぼ同じか、或は、幾分
大きな寸法で形成されている。
【0017】前記左半部13には、図3に示すように、
該左半部13を折れ線703から折り畳み前記面11A
上に合わせた時に、前記開口1705に合致する開口1
707が形成され、また、前記切り欠き1901及び円
弧部1901Aに合致する切り欠き2101と円弧部2
101Aが形成されている。また、開口1707の上半
部の外側には切れ線1521が形成され、この切れ線1
521と開口1707の上下中間部の外側に形成された
折れ線721とより二つの脚片921Aと上片921B
からなる開閉片921が形成され、上片921Bの上部
中央には円弧部921Cが形成されている。図9に示す
ように、この開閉片921を上方に揺動させると、窓1
707と切れ線1521によりディスク3の取り出し口
1709が形成される。
該左半部13を折れ線703から折り畳み前記面11A
上に合わせた時に、前記開口1705に合致する開口1
707が形成され、また、前記切り欠き1901及び円
弧部1901Aに合致する切り欠き2101と円弧部2
101Aが形成されている。また、開口1707の上半
部の外側には切れ線1521が形成され、この切れ線1
521と開口1707の上下中間部の外側に形成された
折れ線721とより二つの脚片921Aと上片921B
からなる開閉片921が形成され、上片921Bの上部
中央には円弧部921Cが形成されている。図9に示す
ように、この開閉片921を上方に揺動させると、窓1
707と切れ線1521によりディスク3の取り出し口
1709が形成される。
【0018】次に、ディスク収納体1にディスク3を収
納する工程について説明する。まず、図2に仮想線で示
すように、綴じ代用折り返し片901の左右方向の中間
部で上下にわたり糊31を塗布し、また、上折り返し片
903と下折り返し片905の右側の部分で上下にわた
り糊33を塗布する。次に、図3に平面図で、また、図
4に図3のAーA線断面図で示すように、折り返し片9
01を面11A上に折り畳んで糊31により接着し、ま
た、上下の折り返し片903,905を面11A上に折
り返し、また、ディスク3の四辺に対応する四つの折り
返し片911,913,915,917を面11A上に
折り返す。尚、これら折り返し片903,905,91
1,913,915,917は糊により面11A上に接
着してもよい。
納する工程について説明する。まず、図2に仮想線で示
すように、綴じ代用折り返し片901の左右方向の中間
部で上下にわたり糊31を塗布し、また、上折り返し片
903と下折り返し片905の右側の部分で上下にわた
り糊33を塗布する。次に、図3に平面図で、また、図
4に図3のAーA線断面図で示すように、折り返し片9
01を面11A上に折り畳んで糊31により接着し、ま
た、上下の折り返し片903,905を面11A上に折
り返し、また、ディスク3の四辺に対応する四つの折り
返し片911,913,915,917を面11A上に
折り返す。尚、これら折り返し片903,905,91
1,913,915,917は糊により面11A上に接
着してもよい。
【0019】次に、図5に平面図で、図6に図5のAー
A線断面図で示すように、円弧部1901Aに四隅を載
せてディスク3を開口1705に配置する。このように
ディスク3を開口1705に配置した状態では、厚紙5
の厚みよりもディスク3の厚みが大きいため、図6に示
すように、ディスク3の上面は、各折り返し面903,
905,911,913,915,917の上面よりも
上方に突出している。
A線断面図で示すように、円弧部1901Aに四隅を載
せてディスク3を開口1705に配置する。このように
ディスク3を開口1705に配置した状態では、厚紙5
の厚みよりもディスク3の厚みが大きいため、図6に示
すように、ディスク3の上面は、各折り返し面903,
905,911,913,915,917の上面よりも
上方に突出している。
【0020】次に、折れ線703から左半部13を折り
曲げ、面11A上に重ね合わせ、糊33により接着す
る。また、円弧部1901Aにはシール35等を貼着
し、開封されていないものであるかが判断できるように
する。この状態を図1に斜視図で、図7に平面図で、図
8に図7のAーA線断面図で示した。
曲げ、面11A上に重ね合わせ、糊33により接着す
る。また、円弧部1901Aにはシール35等を貼着
し、開封されていないものであるかが判断できるように
する。この状態を図1に斜視図で、図7に平面図で、図
8に図7のAーA線断面図で示した。
【0021】次に、決められた所定の紙の間にディスク
収納体1を挿入し、綴じ代101を介して紙と共にディ
スク収納体1を製本する。そして、ディスク3をディス
ク収納体1から取り出す場合には、シール35を剥し、
図9に示すように、円弧部921C或は上片921Bを
持ち上げ、開閉片921を折れ線721を境として上方
に揺動させ、ディスク3を取出口1709から取り出
す。
収納体1を挿入し、綴じ代101を介して紙と共にディ
スク収納体1を製本する。そして、ディスク3をディス
ク収納体1から取り出す場合には、シール35を剥し、
図9に示すように、円弧部921C或は上片921Bを
持ち上げ、開閉片921を折れ線721を境として上方
に揺動させ、ディスク3を取出口1709から取り出
す。
【0022】本実施例によれば、単一の厚紙5によりデ
ィスク3を保持しつつ収納することができる。また、デ
ィスク3の周囲に折り返し片911,913,915,
917が位置し、且つ、ディスク3は四つの角部3Aを
除いた部分が開口1705内に位置している。従って、
ディスク3の角部3Aに対応したディスク収納体1部分
の厚みは、図8に仮想線Eで示すように、右半体11の
厚み2mmとディスクの厚み3mmと左半体13の厚み
2mmを加えた7mmであり、折り返し片911,91
3,915,917が位置するディスク収納体1部分の
厚み6mm(2mm×3)よりも大きくなるものの、こ
の厚みが大きくなる部分は円弧部1901A,2101
Aであり、面積が小さいため簡単につぶされ易く、つぶ
されることでこの厚みの差異は容易に吸収され、ディス
ク収納体1の厚みを全体にわたってほぼ均一にすること
が可能となる。従って、コストダウンを図りつつ、製本
時にディスク3の上面及び下面に位置する紙にディスク
3の輪郭に沿った線が形成され、製品を劣化させる不具
合や、束ねて取り扱う際にディスク3が収納された部分
が他の部分よりも厚くなり、取り扱いが面倒になる不具
合を解消できる。
ィスク3を保持しつつ収納することができる。また、デ
ィスク3の周囲に折り返し片911,913,915,
917が位置し、且つ、ディスク3は四つの角部3Aを
除いた部分が開口1705内に位置している。従って、
ディスク3の角部3Aに対応したディスク収納体1部分
の厚みは、図8に仮想線Eで示すように、右半体11の
厚み2mmとディスクの厚み3mmと左半体13の厚み
2mmを加えた7mmであり、折り返し片911,91
3,915,917が位置するディスク収納体1部分の
厚み6mm(2mm×3)よりも大きくなるものの、こ
の厚みが大きくなる部分は円弧部1901A,2101
Aであり、面積が小さいため簡単につぶされ易く、つぶ
されることでこの厚みの差異は容易に吸収され、ディス
ク収納体1の厚みを全体にわたってほぼ均一にすること
が可能となる。従って、コストダウンを図りつつ、製本
時にディスク3の上面及び下面に位置する紙にディスク
3の輪郭に沿った線が形成され、製品を劣化させる不具
合や、束ねて取り扱う際にディスク3が収納された部分
が他の部分よりも厚くなり、取り扱いが面倒になる不具
合を解消できる。
【0023】また、ディスク3の角部3Aに対応する右
半部11及び左半部13の各箇所に切り欠き1901,
2101を形成し、この切り欠き1901,2101内
にディスク3の角部3Aを位置させるようにしたので、
円弧部1901A,2101Aがディスク3に対して点
で接触せず、面で接触し、これによりディスク3の角部
3Aに対応する箇所が凸状に膨出する等の不具合が解消
され、また、円弧部1901A,2101Aがよりつぶ
され易くなり、従って、ディスク収納体1の厚みを、全
体にわたって均一に形成する上でより有利となる。更
に、右半部11の上下部に折り返し片903,905を
形成したので、ディスク収納体1の厚みを、全体にわた
って均一に形成する上でより一層有利となる。
半部11及び左半部13の各箇所に切り欠き1901,
2101を形成し、この切り欠き1901,2101内
にディスク3の角部3Aを位置させるようにしたので、
円弧部1901A,2101Aがディスク3に対して点
で接触せず、面で接触し、これによりディスク3の角部
3Aに対応する箇所が凸状に膨出する等の不具合が解消
され、また、円弧部1901A,2101Aがよりつぶ
され易くなり、従って、ディスク収納体1の厚みを、全
体にわたって均一に形成する上でより有利となる。更
に、右半部11の上下部に折り返し片903,905を
形成したので、ディスク収納体1の厚みを、全体にわた
って均一に形成する上でより一層有利となる。
【0024】次に、第2実施例について説明する。図1
0は第2実施例に係るディスク収納体の斜視図を示す。
第2実施例に係るディスク収納体1001は二枚のフロ
ッピーディスク3を収納する点が前記第1実施例と異な
り、ディスク収納体1001の左側部には第1実施例と
同様に、紙と共に製本するための綴じ代1101が形成
されている。
0は第2実施例に係るディスク収納体の斜視図を示す。
第2実施例に係るディスク収納体1001は二枚のフロ
ッピーディスク3を収納する点が前記第1実施例と異な
り、ディスク収納体1001の左側部には第1実施例と
同様に、紙と共に製本するための綴じ代1101が形成
されている。
【0025】ディスク収納体1001をその製作工程順
に説明していくと、ディスク収納体1001は、図11
に展開した状態を平面図で示すように、一枚の厚紙10
05により形成されている。厚紙1005の左半部10
11には、二枚のディスク3を、その上下の縁を厚紙1
005の上下の縁1501,1503に平行させ、且
つ、上下に間隔をおいて載せた状態で、各ディスク3の
上下左右の辺に対応する箇所に、上折り返し片191
1、下折り返し片1913、右折り返し片1915、左
折り返し片1917が形成されている。また、ディスク
3の四隅に対応する箇所にディスク3の角部3Aをその
内部に位置させるように円形の切り欠き11901が貫
設され、前記折り返し片1911,1913,191
5,1917の間には、上下に縦長の窓11903と、
左右に横長の窓11905と、弧状の窓11907が形
成されている。
に説明していくと、ディスク収納体1001は、図11
に展開した状態を平面図で示すように、一枚の厚紙10
05により形成されている。厚紙1005の左半部10
11には、二枚のディスク3を、その上下の縁を厚紙1
005の上下の縁1501,1503に平行させ、且
つ、上下に間隔をおいて載せた状態で、各ディスク3の
上下左右の辺に対応する箇所に、上折り返し片191
1、下折り返し片1913、右折り返し片1915、左
折り返し片1917が形成されている。また、ディスク
3の四隅に対応する箇所にディスク3の角部3Aをその
内部に位置させるように円形の切り欠き11901が貫
設され、前記折り返し片1911,1913,191
5,1917の間には、上下に縦長の窓11903と、
左右に横長の窓11905と、弧状の窓11907が形
成されている。
【0026】図12に示すように、前記上折り返し片1
911,下折り返し片1913,右折り返し片191
5,左折り返し片1917は、夫々折れ線1711,1
713,1715,1717から左半部1011の面1
011A上に折り返えされる。これにより折れ線171
1,1713,1715,1717の内側に開口117
05が形成され、開口11705の四隅には円弧部11
901Aが位置し、このような開口11705が左半部
1011に上下に間隔をおいて二つ形成される。尚、前
記開口11705の上下左右の寸法は、ディスク3の上
下左右の寸法とほぼ同じか、或は、幾分大きな寸法で形
成されている。
911,下折り返し片1913,右折り返し片191
5,左折り返し片1917は、夫々折れ線1711,1
713,1715,1717から左半部1011の面1
011A上に折り返えされる。これにより折れ線171
1,1713,1715,1717の内側に開口117
05が形成され、開口11705の四隅には円弧部11
901Aが位置し、このような開口11705が左半部
1011に上下に間隔をおいて二つ形成される。尚、前
記開口11705の上下左右の寸法は、ディスク3の上
下左右の寸法とほぼ同じか、或は、幾分大きな寸法で形
成されている。
【0027】前記右半部1013には、図11及び図1
2に示すように、該右半部1013を折れ線1703か
ら折り畳み前記面1011A上に合わせた時に、各開口
11705に合致する開口11707が夫々形成され、
また、前記切り欠き11901及び円弧部11901A
に合致する切り欠き12101と円弧部12101Aが
形成されている。また、二つの開口11707の間の部
分には、左右に延在する開閉片1921が形成され、開
閉片1921の一端側には折れ線1721が形成され、
他端側には上下の開口11707に跨がるように切れ線
11521が形成され、この切れ線11521により開
閉片1921の先端に該開閉片1921を摘むための操
作片部1921Aが形成され、操作片部1921Aの上
下中央に臨むように半円状の切り欠き11923が右半
部1013に形成されている。図15に示すように、こ
の開閉片1921を上方に揺動させると、各開口117
07が連通され、これにより二枚のディスク3の取り出
しを可能とした取り出し口11709が形成される。
2に示すように、該右半部1013を折れ線1703か
ら折り畳み前記面1011A上に合わせた時に、各開口
11705に合致する開口11707が夫々形成され、
また、前記切り欠き11901及び円弧部11901A
に合致する切り欠き12101と円弧部12101Aが
形成されている。また、二つの開口11707の間の部
分には、左右に延在する開閉片1921が形成され、開
閉片1921の一端側には折れ線1721が形成され、
他端側には上下の開口11707に跨がるように切れ線
11521が形成され、この切れ線11521により開
閉片1921の先端に該開閉片1921を摘むための操
作片部1921Aが形成され、操作片部1921Aの上
下中央に臨むように半円状の切り欠き11923が右半
部1013に形成されている。図15に示すように、こ
の開閉片1921を上方に揺動させると、各開口117
07が連通され、これにより二枚のディスク3の取り出
しを可能とした取り出し口11709が形成される。
【0028】次に、ディスク収納体1001にディスク
3を収納する工程について説明する。まず、図12に仮
想線で示すように、綴じ代用折り返し片1901の上下
にわたり糊1031を塗布し、また、右半部1013の
右側部に上下にわたり糊1033を塗布する。また、デ
ィスク3の四辺に対応する四つの折り返し片1911,
1913,1915,1917を面1011A上に折り
返す。
3を収納する工程について説明する。まず、図12に仮
想線で示すように、綴じ代用折り返し片1901の上下
にわたり糊1031を塗布し、また、右半部1013の
右側部に上下にわたり糊1033を塗布する。また、デ
ィスク3の四辺に対応する四つの折り返し片1911,
1913,1915,1917を面1011A上に折り
返す。
【0029】次に、図13に示すように、円弧部119
01Aに四隅を載せて二枚のディスク3を上下の開口1
1705に配置する。次に、綴じ代用折り返し片190
1を折れ線1701から折り畳んで綴じ代用折り返し片
1902に糊1031で接着し、これにより折れ線17
02を境に屈曲可能な綴じ代1101が形成される。ま
た、左半部1011と右半部1013を折れ線1703
から折り畳み、糊1033で接着し、これにより図14
に示すディスク収納体1001が得られる。次に、決め
られた所定の紙の間にディスク収納体1001を挿入
し、綴じ代1101を介して紙と共にディスク収納体1
001を製本する。そして、ディスク3をディスク収納
体1001から取り出す場合には、図15に示すよう
に、開閉片1921の操作片部1921Aを持ち上げ、
開閉片1921を折れ線1721を境として上方に揺動
させ、ディスク3を取出口11709から取り出す。
01Aに四隅を載せて二枚のディスク3を上下の開口1
1705に配置する。次に、綴じ代用折り返し片190
1を折れ線1701から折り畳んで綴じ代用折り返し片
1902に糊1031で接着し、これにより折れ線17
02を境に屈曲可能な綴じ代1101が形成される。ま
た、左半部1011と右半部1013を折れ線1703
から折り畳み、糊1033で接着し、これにより図14
に示すディスク収納体1001が得られる。次に、決め
られた所定の紙の間にディスク収納体1001を挿入
し、綴じ代1101を介して紙と共にディスク収納体1
001を製本する。そして、ディスク3をディスク収納
体1001から取り出す場合には、図15に示すよう
に、開閉片1921の操作片部1921Aを持ち上げ、
開閉片1921を折れ線1721を境として上方に揺動
させ、ディスク3を取出口11709から取り出す。
【0030】このような第2実施例によっても、ディス
ク収納体1001の厚みを全体にわたってほぼ均一に
し、コストダウンを図りつつ、製品を劣化させる不具合
や、取り扱いが面倒になる不具合を解消できる等、前記
第1実施例と同様な効果が得られる。
ク収納体1001の厚みを全体にわたってほぼ均一に
し、コストダウンを図りつつ、製品を劣化させる不具合
や、取り扱いが面倒になる不具合を解消できる等、前記
第1実施例と同様な効果が得られる。
【0031】次に、第3実施例について説明する。図1
6は第3実施例に係るディスク収納体の斜視図を示す。
第3実施例に係るディスク収納体2001は、重ね合わ
される厚紙が、二つの外側体2011,2013と、こ
れら二つの外側体2011,2013の間に挟まれる内
側体2015とで構成されている点が前記第1実施例と
異なり、ディスク収納体2001の左側部には第1実施
例と同様に、紙と共に製本するための綴じ代2017が
形成されている。
6は第3実施例に係るディスク収納体の斜視図を示す。
第3実施例に係るディスク収納体2001は、重ね合わ
される厚紙が、二つの外側体2011,2013と、こ
れら二つの外側体2011,2013の間に挟まれる内
側体2015とで構成されている点が前記第1実施例と
異なり、ディスク収納体2001の左側部には第1実施
例と同様に、紙と共に製本するための綴じ代2017が
形成されている。
【0032】ディスク収納体2001をその製作工程順
に説明していくと、ディスク収納体2001は、図17
に展開した状態を平面図で示すように、左右に長い一枚
の厚紙2005により形成されている。厚紙の右端部に
は二本の折れ線2021,2023が上下に延設され、
また、左右の中間部には二本の折れ線2025,202
7が上下に延設されている。前記右端部の折れ線202
1を境に厚紙部分2031が厚紙部分2033上に折れ
返され、図18に示すように、糊で接着される。
に説明していくと、ディスク収納体2001は、図17
に展開した状態を平面図で示すように、左右に長い一枚
の厚紙2005により形成されている。厚紙の右端部に
は二本の折れ線2021,2023が上下に延設され、
また、左右の中間部には二本の折れ線2025,202
7が上下に延設されている。前記右端部の折れ線202
1を境に厚紙部分2031が厚紙部分2033上に折れ
返され、図18に示すように、糊で接着される。
【0033】前記左右の中間部の二本の折れ線202
5,2027により、厚紙の左端から順に、内側体20
15、第1外側体2011、第2外側体2013が画成
されている。前記内側体2015は、折れ線2027を
境に第1外側体2011上に折り返した状態で、内側体
2015の左縁が折れ線2025上にほぼ位置する左右
幅で形成されている。前記内側体2015の中央には開
口2035が形成され、開口2035の四隅には円弧状
の切り欠き2037が形成されている。前記開口203
5はディスク3が収容されるようにディスク3に対応さ
せた矩形に形成され、従って、ディスク3の四辺を開口
2035の四辺に合わせた状態でディスク3の角部3A
は前記切り欠き2037内に位置する。
5,2027により、厚紙の左端から順に、内側体20
15、第1外側体2011、第2外側体2013が画成
されている。前記内側体2015は、折れ線2027を
境に第1外側体2011上に折り返した状態で、内側体
2015の左縁が折れ線2025上にほぼ位置する左右
幅で形成されている。前記内側体2015の中央には開
口2035が形成され、開口2035の四隅には円弧状
の切り欠き2037が形成されている。前記開口203
5はディスク3が収容されるようにディスク3に対応さ
せた矩形に形成され、従って、ディスク3の四辺を開口
2035の四辺に合わせた状態でディスク3の角部3A
は前記切り欠き2037内に位置する。
【0034】前記第1外側体2011は、内側体201
5を折れ線2027を境に第1外側体2011上に折り
返し、この内側体2015の上に、折れ線2025を境
に第2外側体2013を折り返した状態で、第2外側体
2013とほぼ合致する左右幅で形成されている。前記
第1外側体2011の中央には開口2039が形成さ
れ、前記開口2039は、前記内側体2015の開口2
035に合致する上下左右の辺を備える。前記開口20
39の四隅には円弧部2041が開口2039の内側に
向けて突出形成され、この円弧部2041は、内側体2
015を第1外側体2011上に折り返し、図18及び
図19に示すように、前記内側体2015の開口203
5にディスク3を収容した時、ディスク3の角部3Aが
載置されディスク3の角部3Aを含んだ角部3Aの周辺
を覆うように形成されている。また、前記各円弧部20
41には、ディスク3の角部3Aに対応させて切れ線2
043が形成されている。前記切れ線2043は円弧状
に所定の長さで形成され、切れ線2043の両端の間に
は切れ線2043が形成されていない接続部2045が
残存している。そして、前記接続部2045は開口20
39の中央寄りに位置し、前記切れ線2043はディス
ク3の角部3Aの外側を囲むように形成されている。
5を折れ線2027を境に第1外側体2011上に折り
返し、この内側体2015の上に、折れ線2025を境
に第2外側体2013を折り返した状態で、第2外側体
2013とほぼ合致する左右幅で形成されている。前記
第1外側体2011の中央には開口2039が形成さ
れ、前記開口2039は、前記内側体2015の開口2
035に合致する上下左右の辺を備える。前記開口20
39の四隅には円弧部2041が開口2039の内側に
向けて突出形成され、この円弧部2041は、内側体2
015を第1外側体2011上に折り返し、図18及び
図19に示すように、前記内側体2015の開口203
5にディスク3を収容した時、ディスク3の角部3Aが
載置されディスク3の角部3Aを含んだ角部3Aの周辺
を覆うように形成されている。また、前記各円弧部20
41には、ディスク3の角部3Aに対応させて切れ線2
043が形成されている。前記切れ線2043は円弧状
に所定の長さで形成され、切れ線2043の両端の間に
は切れ線2043が形成されていない接続部2045が
残存している。そして、前記接続部2045は開口20
39の中央寄りに位置し、前記切れ線2043はディス
ク3の角部3Aの外側を囲むように形成されている。
【0035】前記第2外側体2013の中央には開口2
047が形成され、前記開口2047の四隅には円弧部
2049が形成されている。前記開口2047及び円弧
部2049は、内側体2015を折れ線2027を境に
第1外側体2011上に折り返し、この内側体2015
の上に、折れ線2025を境に第2外側体2013を折
り返した状態で、第1外側体2011の開口2039及
び円弧部2041と合致する寸法で形成され、また、第
1外側体2011の切れ線2043及び接続部2045
と合致する切れ線2051及び接続部2053が形成さ
れている。また、前記開口2047の第1外側体201
1寄りの半部の外側には、切り取り線が2055形成さ
れている。図18に示すように、前記切り取り線205
5と、前記開口2047の上辺と下辺の左右中間部の折
れ線2057により、二つの脚片2059と側片206
1とからなる開閉片2063が形成され、開閉片206
3の上下中央には円弧状の突片2065が形成されてい
る。尚、図21に示すように、この開閉片2065を上
方に揺動させると、切り取り線2055の内側にディス
クの取出口2067が形成される。
047が形成され、前記開口2047の四隅には円弧部
2049が形成されている。前記開口2047及び円弧
部2049は、内側体2015を折れ線2027を境に
第1外側体2011上に折り返し、この内側体2015
の上に、折れ線2025を境に第2外側体2013を折
り返した状態で、第1外側体2011の開口2039及
び円弧部2041と合致する寸法で形成され、また、第
1外側体2011の切れ線2043及び接続部2045
と合致する切れ線2051及び接続部2053が形成さ
れている。また、前記開口2047の第1外側体201
1寄りの半部の外側には、切り取り線が2055形成さ
れている。図18に示すように、前記切り取り線205
5と、前記開口2047の上辺と下辺の左右中間部の折
れ線2057により、二つの脚片2059と側片206
1とからなる開閉片2063が形成され、開閉片206
3の上下中央には円弧状の突片2065が形成されてい
る。尚、図21に示すように、この開閉片2065を上
方に揺動させると、切り取り線2055の内側にディス
クの取出口2067が形成される。
【0036】次に、ディスク収納体2001にディスク
3を収納する工程について説明する。まず、図17及び
図18に示すように、右端部の折れ線2021を境に厚
紙部分2031を厚紙部分2031上に折れ返し、糊で
接着する。これにより折れ線2023を境に屈曲可能な
綴じ代2017が形成される。また、内側体2015を
折れ線2027を境に第1外側体2011上に折り返
し、糊で接着する。
3を収納する工程について説明する。まず、図17及び
図18に示すように、右端部の折れ線2021を境に厚
紙部分2031を厚紙部分2031上に折れ返し、糊で
接着する。これにより折れ線2023を境に屈曲可能な
綴じ代2017が形成される。また、内側体2015を
折れ線2027を境に第1外側体2011上に折り返
し、糊で接着する。
【0037】次に、図19に示すように、第1外側体2
011の円弧部2041に四隅を載せてディスク3を内
側体2015の開口2035に収容する。次に、図20
に示すように、折れ線2025を境に、第2外側体20
13を内側体2015の上に折り返し、開閉片2063
以外の適宜箇所を糊で接着し、これによりディスク収納
体2001が得られる。次に、決められた所定の紙の間
にディスク収納体2001を挿入し、綴じ代2017を
介して紙と共にディスク収納体2001を製本する。そ
して、ディスク3をディスク収納体2001から取り出
す場合には、図21に示すように、開閉片2063を持
ち上げ、開閉片2063を折れ線2057を境として上
方に揺動させ、ディスク3を取出口2067から取り出
す。
011の円弧部2041に四隅を載せてディスク3を内
側体2015の開口2035に収容する。次に、図20
に示すように、折れ線2025を境に、第2外側体20
13を内側体2015の上に折り返し、開閉片2063
以外の適宜箇所を糊で接着し、これによりディスク収納
体2001が得られる。次に、決められた所定の紙の間
にディスク収納体2001を挿入し、綴じ代2017を
介して紙と共にディスク収納体2001を製本する。そ
して、ディスク3をディスク収納体2001から取り出
す場合には、図21に示すように、開閉片2063を持
ち上げ、開閉片2063を折れ線2057を境として上
方に揺動させ、ディスク3を取出口2067から取り出
す。
【0038】このような第3実施例によっても、ディス
ク収納体2001の厚みを全体にわたってほぼ均一に
し、コストダウンを図りつつ、製品を劣化させる不具合
や、取り扱いが面倒になる不具合を解消できる等、前記
第1実施例と同様な効果が得られる。また、円弧部20
41,2049がディスク3の角部3Aによりつぶされ
易く、つぶされることでディスク収納体2001の厚み
を全体にわたってほぼ均一にする効果も前記実施例と同
様であり、更に、第3実施例では、ディスク3の角部3
Aの外側の周囲に切れ線2043,2051を延在させ
たので、角部3Aを位置させる切り欠き1901,21
01の場合と同様に、ディスク収納体2001の厚みを
全体にわたって均一にする上でより一層有利となる。
ク収納体2001の厚みを全体にわたってほぼ均一に
し、コストダウンを図りつつ、製品を劣化させる不具合
や、取り扱いが面倒になる不具合を解消できる等、前記
第1実施例と同様な効果が得られる。また、円弧部20
41,2049がディスク3の角部3Aによりつぶされ
易く、つぶされることでディスク収納体2001の厚み
を全体にわたってほぼ均一にする効果も前記実施例と同
様であり、更に、第3実施例では、ディスク3の角部3
Aの外側の周囲に切れ線2043,2051を延在させ
たので、角部3Aを位置させる切り欠き1901,21
01の場合と同様に、ディスク収納体2001の厚みを
全体にわたって均一にする上でより一層有利となる。
【0039】尚、実施例では、ディスク3よりも幾分小
さい厚みの厚紙5,1005,2005を使用した場合
について説明したが、ディスク3と同じ厚み、或は、デ
ィスク3よりも大きい厚みの厚紙を使用すれば、開口1
705,1707,11705,11707,203
9,2047を設けることなく、また、厚紙をつぶすこ
となくディスク収納体1,1001,2001の厚みを
均一にすることができる。
さい厚みの厚紙5,1005,2005を使用した場合
について説明したが、ディスク3と同じ厚み、或は、デ
ィスク3よりも大きい厚みの厚紙を使用すれば、開口1
705,1707,11705,11707,203
9,2047を設けることなく、また、厚紙をつぶすこ
となくディスク収納体1,1001,2001の厚みを
均一にすることができる。
【0040】また、前記折り返し片911,913,9
15,917,1911,1913,1915,191
7による効果、即ち、何ら部品点数を増やすことなく単
一の厚紙2005でディスク3を保持し、また、右半部
11と左半部13の間でディスク3の周囲に配置されデ
ィスク3に対応するディスク収納体1,1001部分を
膨出させないようにする効果は、ディスク3の厚さと厚
紙5,1005の厚さの大小関係に拘らず奏されるもの
である。そして、ディスクが円形の場合には、ディスク
の外周の周方向に間隔をおいた少なくとも三か所に折り
返し片を臨ませるようにすればよい。
15,917,1911,1913,1915,191
7による効果、即ち、何ら部品点数を増やすことなく単
一の厚紙2005でディスク3を保持し、また、右半部
11と左半部13の間でディスク3の周囲に配置されデ
ィスク3に対応するディスク収納体1,1001部分を
膨出させないようにする効果は、ディスク3の厚さと厚
紙5,1005の厚さの大小関係に拘らず奏されるもの
である。そして、ディスクが円形の場合には、ディスク
の外周の周方向に間隔をおいた少なくとも三か所に折り
返し片を臨ませるようにすればよい。
【0041】また、前記上下の折り返し片903,90
5や、切り欠き1901,2101,11901,12
101、切れ線2043,2051によりディスク3に
対応するディスク収納体1,1001,2001部分を
膨出させないようにする効果は、折り返し片911,9
13,915,917,1911,1913,191
5,1917の有無に拘らず、言い換えると、ディスク
3の保持構造や、ディスク3の形状、或は、ディスク3
の厚さと厚紙5,1005,2005の厚さの大小関係
に拘らず奏されるものであり、例えば、第1,第2実施
例において、右半部11,1011に接着テープ等によ
りディスク3を保持させ、この上に左半部13,101
3を単に重ねるような場合にも適用可能である。また、
取り出し口1709,11709,2067の構成も種
々考えられ、例えば、ミシン目や、一部のみが繋ってい
る切れ線等を組み合わせて構成する等任意であり、実施
例のものに限定されない。
5や、切り欠き1901,2101,11901,12
101、切れ線2043,2051によりディスク3に
対応するディスク収納体1,1001,2001部分を
膨出させないようにする効果は、折り返し片911,9
13,915,917,1911,1913,191
5,1917の有無に拘らず、言い換えると、ディスク
3の保持構造や、ディスク3の形状、或は、ディスク3
の厚さと厚紙5,1005,2005の厚さの大小関係
に拘らず奏されるものであり、例えば、第1,第2実施
例において、右半部11,1011に接着テープ等によ
りディスク3を保持させ、この上に左半部13,101
3を単に重ねるような場合にも適用可能である。また、
取り出し口1709,11709,2067の構成も種
々考えられ、例えば、ミシン目や、一部のみが繋ってい
る切れ線等を組み合わせて構成する等任意であり、実施
例のものに限定されない。
【0042】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように本考案によ
るディスク収納体によれば、ディスクよりも小さい厚
さ、或は、ディスクとほぼ同じ厚さ、或はディスクより
も大きい厚さの単一の厚紙によりディスクを保持しつ
つ、全体を均一の厚みとしてディスクを収納でき、従っ
て、コストダウンを図りつつ、また、製品を劣化させる
ことなく、取り扱いを簡単に行なえるディスク収納体が
得られる。
るディスク収納体によれば、ディスクよりも小さい厚
さ、或は、ディスクとほぼ同じ厚さ、或はディスクより
も大きい厚さの単一の厚紙によりディスクを保持しつ
つ、全体を均一の厚みとしてディスクを収納でき、従っ
て、コストダウンを図りつつ、また、製品を劣化させる
ことなく、取り扱いを簡単に行なえるディスク収納体が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るディスク収納体の斜視図であ
る。
る。
【図2】厚紙の平面図である。
【図3】折り返し片を折り返した状態の厚紙の平面図で
ある。
ある。
【図4】図3のAーA線断面図である。
【図5】厚紙にディスクを載置した状態の厚紙の平面図
である。
である。
【図6】図5のAーA線断面図である。
【図7】ディスク収納体の平面図である。
【図8】図7のAーA線断面図である。
【図9】ディスクを取り出す場合の斜視図である。
【図10】第2実施例に係るディスク収納体の斜視図で
ある。
ある。
【図11】厚紙の平面図である。
【図12】折り返し片を折り返した状態の厚紙の平面図
である。
である。
【図13】厚紙にディスクを載置した状態の厚紙の平面
図である。
図である。
【図14】ディスク収納体の平面図である。
【図15】ディスクを取り出す場合の斜視図である。
【図16】第3実施例に係るディスク収納体の斜視図で
ある。
ある。
【図17】厚紙の平面図である。
【図18】内側体を折り返した状態の厚紙の平面図であ
る。
る。
【図19】ディスクを載置した状態の厚紙の平面図であ
る。
る。
【図20】ディスク収納体の平面図である。
【図21】ディスクを取り出す場合の斜視図である。
1,1001,2001 ディスク収納体 3,2005 ディスク 5,1005 厚紙 11,1011 右半部 13,1013 左半部 903,905,911,913,915,917,1
911,1913,1915,1917 折り返し片 921,1921,2065 開閉片 1705,1707,11705,11707,203
5,2039,2047 開口 1709,11709,2067 ディスク取り出し口 2011 第1外側体 2013 第2外側体 2015 内側体
911,1913,1915,1917 折り返し片 921,1921,2065 開閉片 1705,1707,11705,11707,203
5,2039,2047 開口 1709,11709,2067 ディスク取り出し口 2011 第1外側体 2013 第2外側体 2015 内側体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/57 G11B 23/02
Claims (14)
- 【請求項1】 矩形のディスクよりも小さい厚さの厚紙
を、その中間部から折り畳んで重ね合わせ、その重ね合
わされた厚紙の間にディスクを収納するディスク収納体
であって、 重ね合わされる一方の厚紙部分に、他方の厚紙部分に臨
む面上に折り返されディスクの四辺に臨む四つの折り返
し片が形成され、 更に、前記一方の厚紙部分には、前記四つの折り返し片
が折り返された状態で、この四つの折り返し片により、
四つの角部を除いたディスクの外形部分とほぼ合致した
開口が形成される、 ことを特徴とするディスク収納体。 - 【請求項2】 前記一方の厚紙部分には前記開口が複数
形成されている請求項1記載のディスク収納体。 - 【請求項3】 前記一方の厚紙部分或は他方の厚紙部分
の少なくとも一方には、ディスクの角部に対応した箇所
に該角部を位置させるように切り欠きが形成されている
請求項1または2記載のディスク収納体。 - 【請求項4】 前記他方の厚紙部分には、該他方の厚紙
部分を一方の厚紙部分に折り畳んだ状態で、前記開口に
合致する開口が形成されている請求項1,2または3記
載のディスク収納体。 - 【請求項5】 前記他方の厚紙部分には、ディスクの一
辺に対応する箇所が該厚紙部分から離れ、開口に収容さ
れたディスクの取り出しを可能とした取り出し口が形成
されている請求項1,2,3または4記載のディスク収
納体。 - 【請求項6】 前記他方の厚紙部分には、前記開口の間
に位置する箇所が該厚紙部分から離れ、各開口に収容さ
れた二枚のディスクの取り出しを可能とした取り出し口
が形成されている請求項2記載のディスク収納体。 - 【請求項7】 厚紙を、その中間部から折り畳んで重ね
合わせ、その重ね合わされた厚紙の間に矩形のディスク
を収納するディスク収納体であって、 重ね合わされる一方の厚紙部分に、他方の厚紙部分に臨
む面上に折り返されディスクの四辺に臨む四つの折り返
し片が形成されている、 ことを特徴とするディスク収納体。 - 【請求項8】 重ね合わされた厚紙の間に円形のディス
クを収納するディスク収納体であって、重ね合わされる厚紙は共にディスクよりも大きい輪郭で
形成され、 重ね合わされる一方の厚紙部分に切れ線を介して少なく
とも三つの折り返し片が形成され、 前記折り返し片は、 他方の厚紙部分に臨む面上に折り返
されディスクの外周の周方向に間隔をおいた箇所に臨む
ように形成されている、 ことを特徴とするディスク収納体。 - 【請求項9】 重ね合わされた厚紙の間にディスクを収
納するディスク収納体であって、重ね合わされる厚紙は共にディスクよりも大きい輪郭で
形成され、 重ね合わされる一方の厚紙部分に切れ線を介して少なく
とも二つの折り返し片が形成され、 前記折り返し片は、他方の厚紙部分に臨む面上に折り返
されディスクの両側に位置する少なくとも二か所に臨む
ように 形成されている、 ことを特徴とするディスク収納体。 - 【請求項10】 重ね合わされた厚紙の間に矩形のディ
スクを収納するディスク収納体であって、 重ね合わされる少なくとも一方の厚紙は、ディスクの角
部を含んだ角部の周辺を覆う厚紙部分を有すると共に、
この厚紙部分にディスクの角部全体が入るように切り欠
きが形成されている、 ことを特徴とするディスク収納体。 - 【請求項11】 重ね合わされた厚紙の間に矩形のディ
スクを収納するディスク収納体であって、 重ね合わされる少なくとも一方の厚紙は、ディスクの角
部を含んだ角部の周辺を覆う厚紙部分を有すると共に、
この厚紙部分にディスクの角部の外側を囲むように切れ
線が形成されている、 ことを特徴とするディスク収納体。 - 【請求項12】 厚紙を折り畳んで重ね合わせ、その重
ね合わされた厚紙の間にディスクを収納するディスク収
納体であって、 前記重ね合わされる厚紙は、二つの外側体と、これら二
つの外側体の間に挟まれる内側体とで構成され、 前記内側体にはディスクを収容する開口が形成されてい
る、 ことを特徴とするディスク収納体。 - 【請求項13】 前記二つの外側体の少なくとも一方に
は、四つの角部を除いたディスクの外形部分とほぼ合致
した開口が形成されている請求項12記載のディスク収
納体。 - 【請求項14】 前記二つの外側体の一方には、ディス
クの一辺に対応する箇所が該外側体から離れ、前記開口
に収容されたディスクの取り出しを可能とした取り出し
口が形成されている請求項12または13記載のディス
ク収納体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993074009U JP2604760Y2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-12-24 | ディスク収納体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4594293 | 1993-07-29 | ||
JP5-45942 | 1993-07-29 | ||
JP1993074009U JP2604760Y2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-12-24 | ディスク収納体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719187U JPH0719187U (ja) | 1995-04-07 |
JP2604760Y2 true JP2604760Y2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=26386044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993074009U Expired - Fee Related JP2604760Y2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-12-24 | ディスク収納体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604760Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP1993074009U patent/JP2604760Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0719187U (ja) | 1995-04-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |