JPH11254509A - ブロー成形法及びその装置 - Google Patents
ブロー成形法及びその装置Info
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- JPH11254509A JPH11254509A JP8027898A JP8027898A JPH11254509A JP H11254509 A JPH11254509 A JP H11254509A JP 8027898 A JP8027898 A JP 8027898A JP 8027898 A JP8027898 A JP 8027898A JP H11254509 A JPH11254509 A JP H11254509A
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- sheet
- parisons
- pair
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- Pending
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
脂製品を高精度に製造できるようにする。 【解決手段】 熱可塑性樹脂を複数のクロスヘッド(22,
22) で複数枚のシート状パリソン(P,P) に成形し、該シ
ート状パリソンを相互に所定の間隔をあけて平行な状態
で一対の金型(40,40) 間に導入して金型を閉じるととも
に、該シート状パリソン間にエアーを吹込み、シート状
パリソンを金型キャビィティ形状に成形するとともに、
その周縁を相互に固着する。
Description
の装置に関し、特に偏平な中空樹脂製品を成形するのに
適した成形法及び装置に関する。
両用エアースポイラー等を製造する場合、ブロー成形法
がよく利用される。このブロー成形法ではクロスヘッド
によって熱可塑性樹脂の管状パリソンを成形し、これを
一対の金型間に導入し、金型を閉じてパリソン内にエア
ーを吹き込んで管状パリソンを金型キャビティ形状に成
形し、冷却固化させて製品とする方式が一般的である。
を偏平形状に製作し、偏平な中空樹脂製品、例えば中空
の壁材や棚材の製造にブロー成形法を適用することが提
案される。
ャビティ101を有する一対の金型100、100間に
管状パリソン110を導入し、金型100、100を閉
じてエアーを吹き込む前に、管状パリソン110の一部
111が金型キャビィティ面に接触して固化してしま
い、管状パリソン110の残りの部分が吹込みエアーで
成形されて薄肉となり、製品の肉厚にバラツキが生じて
しまう。
ッドで金型100のキャビティ形状に対応した偏平なパ
リソン120を成形する方法が考えられる。しかし、そ
の場合には製品の形状毎にその形状に応じた偏平パリソ
ン120を成形する必要が生じ、それに対応してクロス
ヘッドを多数準備しなければならず、コスト高になって
いまう。
を招来することなく、偏平な中空樹脂製品を高精度に製
造できるようにしたブロー成形法及びその装置を提供す
ることを課題とする。
ロー成形法は、中空樹脂製品をブロー成形するにあた
り、熱可塑性樹脂を複数のクロスヘッドで複数枚のシー
ト状パリソンに成形し、該シート状パリソンを相互に所
定の間隔をあけて平行な状態で一対の金型間に導入して
金型を閉じるとともに、該シート状パリソン間にエアー
を吹込み、上記シート状パリソンを金型キャビィティ形
状に成形するとともに、その周縁を相互に固着するよう
にしたことを特徴とする。
リソンを成形し、金型間に導入してブロー成形するよう
にした点にある。これにより、パリソンの全体が金型キ
ャビティ面に均等に接触する結果、均一な肉厚の製品を
製造することができ、又製品毎にクロスヘッドを準備す
る必要もない。シート状パリソンは2枚成形すればよい
が、製品の中間に仕切壁面等を形成する場合には3枚以
上のシート状パリソンを成形して金型間に導入するよう
にしてもよい。
よってシート状パリソンが金型キャビィティ面に接触す
る時期がバラツキが生じるおそれがある。そこで、シー
ト状パリソンを一対の金型間に導入して金型を閉じる際
に、シート状パリソンを金型キャビティ側に吸引してエ
アーの吹込み前又は吹込みと同時にシート状パリソンを
キャビティ面に同時に接触させるようにするのがよい。
の吹き込みのみによっては高精度に成形できないことが
懸念されるが、上述のようにエアーの吹込み前又は吹込
みと同時にシート状パリソンをキャビティ面側に吸引す
るようにすると、そのような懸念は解消できる。
面上に設置される架台と、上記架台の上方部位に支持さ
れ、熱可塑性樹脂を押し出す押出し機と、該押出し機に
相互に横方向に所定の間隔をあけて取付けられ、各々が
上記押し出された熱可塑性樹脂をシート状パリソンに成
形する複数のクロスヘッドと、その一対の可動盤を上記
クロスヘッドの下方にて相互に横方向に対向させて上記
架台に支持され、上記一対の可動盤を相互にスライドさ
せて開閉する型締機構と、そのキャビティを相互に対向
させて上記可動盤に取付けられ、上記シート状パリソン
が相互に所定の間隔をあけて平行な状態でその間に導入
され、該シート状パリソンをキャビィティ形状に成形す
るための一対の金型と、上記一対の金型間に導入された
上記シート状パリソン間にエアーを吹込むエアー吹込み
ピンと、を備えたことを特徴とする。
よって複数のクロスヘッドに熱可塑性樹脂を押し出すよ
うにしてもよいが、押出し量にバラツキが生じるおそれ
がある。そこで、複数の押出し機を設け、各押出し機に
クロスヘッドを設けるようにするのが好ましい。
側に吸引する場合、一対の金型にはその間に導入された
シート状パリソンをキャビティ側に吸引するための吸引
通路をキャビティ面に開口して形成し、該吸引通路を吸
引機構に接続するのが好ましい。
で複数枚のシート状パリソンを成形し、金型間に導入し
て金型を閉じ、エアーを吹き込んでブロー成形するよう
にしたので、シート状パリソンの全体を金型キャビティ
面に均等にかつ同時に接触させることができる。その結
果、従来の管状パリソンのように製品の肉厚にバラツキ
が生じることはなく、均一な肉厚の中空樹脂製品を高精
度に製造できる。
成形できればよく、キャビティ形状に対応した偏平なパ
リソンを成形する場合のように、製品の形状毎にクロス
ヘッドを多数準備する必要なく、コスト高を招来するこ
ともない。
に成形しているので、製品の一部に異質の材料や色違い
の材料を用いることができ、又製品の一部を異なる肉厚
とすることができる。
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るブロー
成形装置の好ましい実施形態を、図2ないし図4は本発
明に係るブロー成形法を模式的に示す。図1において、
床面上には架台フレーム10が設置され、該架台フレー
ム10の上方部位には定量の熱可塑性樹脂を押出す一対
のアキューム・スクリュー(押出し機)20、20が横
方向に所定の間隔をあけて相互に対向して支持されてい
る。
は熱可塑性樹脂を貯留するホッパー21、21が取付け
られ、又アキューム・スクリュー20、20の下端には
クロスヘッド22、22が取付けられ、定量の熱可塑性
樹脂がシート状のパリソンP、Pに成形されて押出され
るようになっている。
締機構30が取付けられている。この型締機構30のフ
レームには左右一対の可動盤31、31がクロスヘッド
22、22の下方に位置してかつ相互に横方向に対向し
てスライド自在に支持され、該可動盤31、31をスラ
イドさせて開閉する油圧式の駆動シリンダ32、32が
設けられ、又可動盤31、31には金型40、40がそ
のキャビティ42、42を相互に対向させて取付けられ
ている。
1(図2及び図3参照) がキャビティ面に開口して形成
され、該吸引通路41、41は吸引機構、例えば真空ポ
ンプ(図示せず)に接続されている。
吹込みピン50が配置され、又架台フレーム10の型締
機構30の近傍には駆動シリンダ32、32及びアキュ
ーム・スクリュー20、20を制御する制御盤60が取
付けられている。
る。ホッパー21、21内の熱可塑性樹脂が秤量されて
アキューム・スクリュー20、20から所定量だけ圧送
されると、クロスヘッド22、22でシート状のパリソ
ンP、Pが成形されつつ、下方に押し出され、該一対の
シート状パリソンP、Pは図2の(a) に示されるよう
に、相互に所定の間隔をあけて平行な状態のまま、開い
た状態にある一対の金型40、40間に導入される。
パリソンP、Pが導入されると、図2の(b) に示される
ように、型締機構30が金型40、40を閉じ始め、同
時に真空ポンプが作動され、シート状パリソンP、Pが
金型40、40のキャビティ42、42側に吸引され
る。
に示されるように、シート状パリソンP、Pが金型4
0、40のキャビティ42、42の面に接触し、同時に
エアー吹込みピン50が一対のシート状パリソンP、P
間に差し込まれ、エアーの吹き込みが開始される。
合わせ面が密着してシート状パリソンP、Pの当接周縁
が固着されるとともに、シート状パリソンP、Pが吹込
みエアーによってキャビティ42、42に密着されてキ
ャビティ形状に成形され、冷却固化されると、金型4
0、40を開くと、図4に示される製品Wが得られるの
で、周囲のバリを除去すればよい。
一対のシート状パリソンP、Pを成形し、金型40、4
0間に導入して金型40、40を閉じ、エアーを吹き込
んで成形するようにしたので、シート状パリソンP、P
の全体が金型キャビティ面に均等にかつ同時に接触し、
一部が厚肉のまま早期に冷却されることがない。
開始と同時にシート状パリソンP、Pを金型キャビティ
42、42側に吸引するようにしているので、製品寸法
が大きい場合や深絞り製品を製造する場合にもエアーの
吹込みによってシート状パリソンが金型キャビィティ面
に接触する時期がバラツキが生じることがなく、均一な
肉厚の中空樹脂製品、特に偏平な中空樹脂製品を高精度
に製造できる。
P、Pをシート状に成形するだけであるので、製品の形
状毎にクロスヘッドを多数準備する必要なく、コスト高
を招来することもない。
別々に成形しているので、一部に異質の材料や色違いの
材料を用いた製品や、一部を異なる肉厚とした製品を簡
単かつ確実に製造することができる。
形態を示す概略構成図である。
成形の状態(a) 及び型締め開始前の状態(b) を示す模式
図である。
式図である。
図である。
の図である。
の図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 中空樹脂製品をブロー成形するにあた
り、 熱可塑性樹脂を複数のクロスヘッドで複数枚のシート状
パリソンに成形し、該シート状パリソンを相互に所定の
間隔をあけて平行な状態で一対の金型間に導入して金型
を閉じるとともに、該シート状パリソン間にエアーを吹
込み、上記シート状パリソンを金型キャビィティ形状に
成形するとともに、その周縁を相互に固着するようにし
たことを特徴とするブロー成形法。 - 【請求項2】 上記シート状パリソンを上記一対の金型
間に導入して金型を閉じる際に、上記シート状パリソン
を金型キャビティ側に吸引するようにした請求項1記載
のブロー成形法。 - 【請求項3】 床面上に設置される架台と、 上記架台の上方部位に支持され、熱可塑性樹脂を押し出
す押出し機と、 該押出し機に相互に横方向に所定の間隔をあけて取付け
られ、各々が上記押し出された熱可塑性樹脂をシート状
パリソンに成形する複数のクロスヘッドと、 その一対の可動盤を上記クロスヘッドの下方にて相互に
横方向に対向させて上記架台に支持され、上記一対の可
動盤を相互にスライドさせて開閉する型締機構と、 そのキャビティを相互に対向させて上記可動盤に取付け
られ、上記シート状パリソンが相互に所定の間隔をあけ
て平行な状態でその間に導入され、該シート状パリソン
をキャビィティ形状に成形するための一対の金型と、 上記一対の金型間に導入された上記シート状パリソン間
にエアーを吹込むエアー吹込みピンと、を備えたことを
特徴とするブロー成形装置。 - 【請求項4】 上記一対の金型にはその間に導入された
上記シート状パリソンをキャビティ側に吸引するための
吸引通路がキャビティ面に開口して形成され、該吸引通
路が吸引機構に接続されている請求項3記載のブロー成
形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8027898A JPH11254509A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | ブロー成形法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8027898A JPH11254509A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | ブロー成形法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11254509A true JPH11254509A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13713818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8027898A Pending JPH11254509A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | ブロー成形法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11254509A (ja) |
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- 1998-03-11 JP JP8027898A patent/JPH11254509A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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