JP2000043131A - 二軸延伸ブロー成形方法及びその成形機 - Google Patents
二軸延伸ブロー成形方法及びその成形機Info
- Publication number
- JP2000043131A JP2000043131A JP10218403A JP21840398A JP2000043131A JP 2000043131 A JP2000043131 A JP 2000043131A JP 10218403 A JP10218403 A JP 10218403A JP 21840398 A JP21840398 A JP 21840398A JP 2000043131 A JP2000043131 A JP 2000043131A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- preform
- stretching
- blow molding
- stretch blow
- biaxial stretch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/08—Biaxial stretching during blow-moulding
- B29C49/10—Biaxial stretching during blow-moulding using mechanical means for prestretching
- B29C49/122—Drive means therefor
- B29C49/123—Electric drives, e.g. linear motors
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリフォーム形状や温度等の成形条件により
シリンダ背圧を調整することなく、しかも、押え部が極
端に薄くなってしまうことのない二軸延伸ブロー成形方
法及びその成形機を提供する。 【解決手段】 プリフォームＰを延伸させる延伸ロッド
１１に対し、プリフォームＰの底部を所定荷重で押さえ
るセンタピン５６を対向させる。延伸ロッド１１とセン
タピン５６でプリフォームＰの底部を挟持した状態で延
伸を行う。上昇速度はサーボモータ２０，５５を同期さ
せ、軸方向延伸でのプリフォームＰのずれを防止する。
シリンダ背圧を調整することなく、しかも、押え部が極
端に薄くなってしまうことのない二軸延伸ブロー成形方
法及びその成形機を提供する。 【解決手段】 プリフォームＰを延伸させる延伸ロッド
１１に対し、プリフォームＰの底部を所定荷重で押さえ
るセンタピン５６を対向させる。延伸ロッド１１とセン
タピン５６でプリフォームＰの底部を挟持した状態で延
伸を行う。上昇速度はサーボモータ２０，５５を同期さ
せ、軸方向延伸でのプリフォームＰのずれを防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は二軸延伸ブロー成
形方法及びその成形機に関するもので、特に延伸ロッド
とセンタピンとでプリフォーム底部中心を挟持した状態
で延伸させることにより、プリフォーム底部中心のずれ
がなく、しかも、肉厚の均一化ができるものである。
形方法及びその成形機に関するもので、特に延伸ロッド
とセンタピンとでプリフォーム底部中心を挟持した状態
で延伸させることにより、プリフォーム底部中心のずれ
がなく、しかも、肉厚の均一化ができるものである。
【０００２】
【従来の技術】加熱されたプリフォームを延伸させて吹
込成形する二軸延伸ブロー成形機にあっては、製品は３
つの型によって成形される。すなわち、キャビティを有
する一対の半割型からなる金型の他に、底型が用いられ
る。この底型は製品底部を形成するための型であって、
一対の半割型の上部に係合してその中心部をセンタピン
が出入りする構造である。このセンタピンはエアシリン
ダ駆動であり、プリフォーム延伸時はエアシリンダの背
圧制御により延伸させている。
込成形する二軸延伸ブロー成形機にあっては、製品は３
つの型によって成形される。すなわち、キャビティを有
する一対の半割型からなる金型の他に、底型が用いられ
る。この底型は製品底部を形成するための型であって、
一対の半割型の上部に係合してその中心部をセンタピン
が出入りする構造である。このセンタピンはエアシリン
ダ駆動であり、プリフォーム延伸時はエアシリンダの背
圧制御により延伸させている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の中空成形機によれば、シリンダ背圧によって押さえ
力が与えられるため、プリフォーム形状や温度等の成形
条件により調整しなければならない。また、肉厚のプリ
フォームは押え部が極端に薄くなってしまうという問題
がある。
来の中空成形機によれば、シリンダ背圧によって押さえ
力が与えられるため、プリフォーム形状や温度等の成形
条件により調整しなければならない。また、肉厚のプリ
フォームは押え部が極端に薄くなってしまうという問題
がある。
【０００４】そこで、この発明はプリフォーム形状や温
度等の成形条件によりシリンダ背圧を調整することな
く、しかも、押え部が極端に薄くなってしまうことのな
い二軸延伸ブロー成形方法及びその成形機を提供する。
度等の成形条件によりシリンダ背圧を調整することな
く、しかも、押え部が極端に薄くなってしまうことのな
い二軸延伸ブロー成形方法及びその成形機を提供する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる二軸延
伸ブロー成形方法は、請求項１に記載したように、加熱
されたプリフォームを延伸させて吹込成形する二軸延伸
ブロー成形方法において、プリフォームを延伸させると
きに、二軸延伸ブロー装置の延伸ロッドと、底型昇降装
置の底型中心部から前記延伸ロッドに対向して進退可能
なセンタピンとで、プリフォームの底部中心を内外から
挟持しサーボ制御にて共に上昇させることを特徴とす
る。また、請求項２に記載のように、延伸ロッドとセン
タピンをそれぞれサーボモータ駆動として両者の上昇速
度を同期させることを特徴とする。
伸ブロー成形方法は、請求項１に記載したように、加熱
されたプリフォームを延伸させて吹込成形する二軸延伸
ブロー成形方法において、プリフォームを延伸させると
きに、二軸延伸ブロー装置の延伸ロッドと、底型昇降装
置の底型中心部から前記延伸ロッドに対向して進退可能
なセンタピンとで、プリフォームの底部中心を内外から
挟持しサーボ制御にて共に上昇させることを特徴とす
る。また、請求項２に記載のように、延伸ロッドとセン
タピンをそれぞれサーボモータ駆動として両者の上昇速
度を同期させることを特徴とする。
【０００６】さらに、この発明にかかる二軸延伸ブロー
成形機は、請求項３に記載のように、加熱されたプリフ
ォームを延伸させて吹込成形する二軸延伸ブロー成形機
において、二軸延伸ブロー装置の延伸ロッドを駆動する
サーボモータと、底型昇降装置のセンタピンを駆動する
サーボモータとを有し、プリフォームを延伸させるとき
に、プリフォームの底部中心を前記延伸ロッドとセンタ
ピンとで内外から挟持した状態で同期して上昇させ得る
ことを特徴とする。
成形機は、請求項３に記載のように、加熱されたプリフ
ォームを延伸させて吹込成形する二軸延伸ブロー成形機
において、二軸延伸ブロー装置の延伸ロッドを駆動する
サーボモータと、底型昇降装置のセンタピンを駆動する
サーボモータとを有し、プリフォームを延伸させるとき
に、プリフォームの底部中心を前記延伸ロッドとセンタ
ピンとで内外から挟持した状態で同期して上昇させ得る
ことを特徴とする。
【０００７】したがって、延伸ロッドとセンタピンとで
プリフォーム底部中心を内外から挟持して延伸させるこ
とにより、プリフォーム形状や温度等の成形条件により
調整することなく、しかも、押え部が極端に薄くなるこ
とを防止できる。
プリフォーム底部中心を内外から挟持して延伸させるこ
とにより、プリフォーム形状や温度等の成形条件により
調整することなく、しかも、押え部が極端に薄くなるこ
とを防止できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】型締装置１は、図１に示すよう
に、サーボモータ２５で回転するディスク２６に一端部
を直径方向で相対して回動可能に軸着したリンクプレー
ト２７，２７のそれぞれの他端部をプラテン２８と端板
２９に回動可能に軸着してある。サーボモータ２５とデ
ィスク２６は固定ブロック３０に支持され、プラテン２
８は端板２９，３１間に締結されたタイロッド３２，３
２を摺動し、また、端板３１とプラテン２８はレール３
３上を摺動できる。固定ブロック３０とレール３３は基
台３４に支持されている。プラテン２８と端板３１には
キャビティ４ａを有する半割り型からなる金型４が支持
されている。キャビティ４ａは金型４の図示において紙
背方向へ、それぞれ二つ整列して設けられる。この金型
４，４の中央下部に二軸延伸ブロー装置２が、また、中
央上部に底型昇降装置３がそれぞれ配設される。
に、サーボモータ２５で回転するディスク２６に一端部
を直径方向で相対して回動可能に軸着したリンクプレー
ト２７，２７のそれぞれの他端部をプラテン２８と端板
２９に回動可能に軸着してある。サーボモータ２５とデ
ィスク２６は固定ブロック３０に支持され、プラテン２
８は端板２９，３１間に締結されたタイロッド３２，３
２を摺動し、また、端板３１とプラテン２８はレール３
３上を摺動できる。固定ブロック３０とレール３３は基
台３４に支持されている。プラテン２８と端板３１には
キャビティ４ａを有する半割り型からなる金型４が支持
されている。キャビティ４ａは金型４の図示において紙
背方向へ、それぞれ二つ整列して設けられる。この金型
４，４の中央下部に二軸延伸ブロー装置２が、また、中
央上部に底型昇降装置３がそれぞれ配設される。
【０００９】金型４，４の中央下部でプリフォームＰを
マンドレル２４に挿着して型締装置１の横断方向へ間欠
移動するキャリア６が配設され、図２に示すように、こ
のキャリア６はチェーンベルトを形成するリンクプレー
ト２２の両端部に中空軸２３を配設してその軸孔に挿通
固定され、その上部にはプリフォームＰを冠する中空の
マンドレル２４が装着されている。チェーンベルトはサ
ーボモータ駆動でエンドレスに間欠回動する。チェーン
ベルトの中空軸２３は、型締装置１内に横断方向で配置
されたベース５の中央間隙５ａに沿って移動でき、リン
クプレート２２はベース５の上面と下面を摺接して移動
できる。ベース５は固定フレーム１４に固定されてい
る。
マンドレル２４に挿着して型締装置１の横断方向へ間欠
移動するキャリア６が配設され、図２に示すように、こ
のキャリア６はチェーンベルトを形成するリンクプレー
ト２２の両端部に中空軸２３を配設してその軸孔に挿通
固定され、その上部にはプリフォームＰを冠する中空の
マンドレル２４が装着されている。チェーンベルトはサ
ーボモータ駆動でエンドレスに間欠回動する。チェーン
ベルトの中空軸２３は、型締装置１内に横断方向で配置
されたベース５の中央間隙５ａに沿って移動でき、リン
クプレート２２はベース５の上面と下面を摺接して移動
できる。ベース５は固定フレーム１４に固定されてい
る。
【００１０】二軸延伸ブロー成形装置２は、図１及び図
２に示すように、キャリア６の下面に接触するヘッド部
７を備えた一対のシリンダブロック８，８を固定した所
定長さの固定フレーム１４と、この固定フレーム１４に
ガイドシャフト１３，１３を介して所定距離で離間して
平行な固定プレート９と、ガイドシャフト１３，１３に
スライドブロック２１，２１を介して昇降可能な可動プ
レート１０に、一対の延伸ロッド１１，１１とボールね
じ１２，１２とを所定間隔で配設したものである。延伸
ロッド１１の上端部はヘッド部７を貫通し、下端部は可
動プレート１０に連結固定してある。ボールねじ１２に
はナットブロック１５が係合し、このナットブロック１
５は可動プレート１０に固定してある。
２に示すように、キャリア６の下面に接触するヘッド部
７を備えた一対のシリンダブロック８，８を固定した所
定長さの固定フレーム１４と、この固定フレーム１４に
ガイドシャフト１３，１３を介して所定距離で離間して
平行な固定プレート９と、ガイドシャフト１３，１３に
スライドブロック２１，２１を介して昇降可能な可動プ
レート１０に、一対の延伸ロッド１１，１１とボールね
じ１２，１２とを所定間隔で配設したものである。延伸
ロッド１１の上端部はヘッド部７を貫通し、下端部は可
動プレート１０に連結固定してある。ボールねじ１２に
はナットブロック１５が係合し、このナットブロック１
５は可動プレート１０に固定してある。
【００１１】延伸ロッド１１，１１にはエア供給口１６
が設けられ、また、このヘッド部７を貫通する延伸ロッ
ド１１との間にプリフォームＰ内に空気を吹き込むべき
エア用孔が形成されている。固定プレート９から突出さ
せたボールねじ１２の端部にプーリー１７が軸着されて
いる。プーリー１７には無端ベルト１８が捲回され、無
端ベルト１８には出力プーリー１９が捲回され、出力プ
ーリー１９はサーボモーター２０で回転駆動される。
が設けられ、また、このヘッド部７を貫通する延伸ロッ
ド１１との間にプリフォームＰ内に空気を吹き込むべき
エア用孔が形成されている。固定プレート９から突出さ
せたボールねじ１２の端部にプーリー１７が軸着されて
いる。プーリー１７には無端ベルト１８が捲回され、無
端ベルト１８には出力プーリー１９が捲回され、出力プ
ーリー１９はサーボモーター２０で回転駆動される。
【００１２】底型昇降装置３は、図１及び図３に示すよ
うに、成形品の底面を形成すべき底型３５，３５が対面
する金型４，４間の中央部において昇降可能である。底
型３５に連結した連結シャフト３６は可動プレート３８
を底型位置決めフランジ３７を貫通して抜け止めリング
３６ａを介し固定プレート４０に吊支され、可動プレー
ト３８はガイドブッシュ３８ａ，３８ａを係合したガイ
ドシャフト３９．３９で固定プレート４０に支持され、
固定プレート４０に固定したシリンダ４１のピストンロ
ッド４２で昇降可能に吊支されている。固定プレート４
０の両端部にガイドシャフト４３，４３の下端部が連結
され、ガイドシャフト４３の上端部には固定プレート４
４が連結されている。ガイドシャフト４３にはスライド
ブロック４５が昇降可能に係合し、スライドブロック４
５には可動プレート４６が支持されている。
うに、成形品の底面を形成すべき底型３５，３５が対面
する金型４，４間の中央部において昇降可能である。底
型３５に連結した連結シャフト３６は可動プレート３８
を底型位置決めフランジ３７を貫通して抜け止めリング
３６ａを介し固定プレート４０に吊支され、可動プレー
ト３８はガイドブッシュ３８ａ，３８ａを係合したガイ
ドシャフト３９．３９で固定プレート４０に支持され、
固定プレート４０に固定したシリンダ４１のピストンロ
ッド４２で昇降可能に吊支されている。固定プレート４
０の両端部にガイドシャフト４３，４３の下端部が連結
され、ガイドシャフト４３の上端部には固定プレート４
４が連結されている。ガイドシャフト４３にはスライド
ブロック４５が昇降可能に係合し、スライドブロック４
５には可動プレート４６が支持されている。
【００１３】可動プレート４６にはナットブロック４
７，４７が固定され、ナットブロック４７に螺合するボ
ールねじ４８が固定プレート４４，４０に軸受４９，５
０にてそれぞれ回転自在に支承されている。ボールねじ
４８の上端部には継手５１が連結され、継手５１は軸受
４９から固定プレート４４の上部に突出してその軸部に
プーリー５２が連結されている。プーリー５２には無端
ベルト５３が捲回され、無端ベルト５３はサーボモータ
ー５５の出力プーリー５４に捲回されている。また、可
動プレート４６にはセンタピン５６が垂下して固定さ
れ、センタピン５６は底型連結シャフト３６の軸孔内に
挿入されて底型３５の中心部を進退可能に貫通してい
る。
７，４７が固定され、ナットブロック４７に螺合するボ
ールねじ４８が固定プレート４４，４０に軸受４９，５
０にてそれぞれ回転自在に支承されている。ボールねじ
４８の上端部には継手５１が連結され、継手５１は軸受
４９から固定プレート４４の上部に突出してその軸部に
プーリー５２が連結されている。プーリー５２には無端
ベルト５３が捲回され、無端ベルト５３はサーボモータ
ー５５の出力プーリー５４に捲回されている。また、可
動プレート４６にはセンタピン５６が垂下して固定さ
れ、センタピン５６は底型連結シャフト３６の軸孔内に
挿入されて底型３５の中心部を進退可能に貫通してい
る。
【００１４】金型４，４と底型３５とでキャビティ４
ａ，４ａを形成する成形前調整は、底型連結シャフト３
６に底型位置決めフランジ３７を仮止めし、可動プレー
ト３８を下降させ、金型４，４と底型３５とでキャビテ
ィ４ａ，４ａを形成し、底型位置決めフランジ３７を可
動プレート３８の上面に当接させ、底型連結シャフト３
６の平坦面部６０で底型位置決めフランジ３７の溝に取
付プレート５７を嵌合して調節の上正式に固定すること
により、底型３５，３５の位置を決めることができる。
ａ，４ａを形成する成形前調整は、底型連結シャフト３
６に底型位置決めフランジ３７を仮止めし、可動プレー
ト３８を下降させ、金型４，４と底型３５とでキャビテ
ィ４ａ，４ａを形成し、底型位置決めフランジ３７を可
動プレート３８の上面に当接させ、底型連結シャフト３
６の平坦面部６０で底型位置決めフランジ３７の溝に取
付プレート５７を嵌合して調節の上正式に固定すること
により、底型３５，３５の位置を決めることができる。
【００１５】上記のように形成される二軸延伸ブロー成
形機において、マンドレル２４，２４に挿着されたプリ
フォームＰ，Ｐの内底部中央に、二軸延伸ブロー成形装
置２のサーボモータ２０の回転を介し延伸ロッド１１，
１１の頭端部が当接すると共に、プリフォームＰ，Ｐの
外底部中央に、底型昇降装置３のサーボモータ５５の回
転を介しセンタピン５６，５６の下端部が当接して挟み
付けた状態で所定荷重を与えながら上昇させる。
形機において、マンドレル２４，２４に挿着されたプリ
フォームＰ，Ｐの内底部中央に、二軸延伸ブロー成形装
置２のサーボモータ２０の回転を介し延伸ロッド１１，
１１の頭端部が当接すると共に、プリフォームＰ，Ｐの
外底部中央に、底型昇降装置３のサーボモータ５５の回
転を介しセンタピン５６，５６の下端部が当接して挟み
付けた状態で所定荷重を与えながら上昇させる。
【００１６】このように延伸ロッド１１，１１とセンタ
ピン５６，５６でプリフォームＰ，Ｐの底部を挟持し、
かつ、サーボモータ２０，５５の回転による上昇速度を
同期させて延伸を行う。延伸ロッド１１，１１でプリフ
ォームＰ，Ｐを延伸させるとともに、エア供給口１６，
１６から空気が吹き込まれ、プリフォームＰ，Ｐはキャ
ビティ４ａ，４ａに沿う一対の製品に成形される。延伸
ブローが終了すると、金型４，４と底型３５．３５を互
いに離反させて一対の製品を取り出す。
ピン５６，５６でプリフォームＰ，Ｐの底部を挟持し、
かつ、サーボモータ２０，５５の回転による上昇速度を
同期させて延伸を行う。延伸ロッド１１，１１でプリフ
ォームＰ，Ｐを延伸させるとともに、エア供給口１６，
１６から空気が吹き込まれ、プリフォームＰ，Ｐはキャ
ビティ４ａ，４ａに沿う一対の製品に成形される。延伸
ブローが終了すると、金型４，４と底型３５．３５を互
いに離反させて一対の製品を取り出す。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、プリフ
ォーム底部中心を延伸ロッドとセンタピンとで挟持した
状態で延伸を行うので、プリフォーム中心でのずれがな
く均一な製品が得られる。延伸ロッドとセンタピンの上
昇速度はサーボモータを同期させることで容易に行え
る。さらに、延伸ブロー成形中に所定荷重にて挟持した
状態が維持され、製品底部肉厚が一定に保たれる。
ォーム底部中心を延伸ロッドとセンタピンとで挟持した
状態で延伸を行うので、プリフォーム中心でのずれがな
く均一な製品が得られる。延伸ロッドとセンタピンの上
昇速度はサーボモータを同期させることで容易に行え
る。さらに、延伸ブロー成形中に所定荷重にて挟持した
状態が維持され、製品底部肉厚が一定に保たれる。
【図１】この発明にかかる中空成形機の型締装置を示す
側面図である。
側面図である。
【図２】この発明にかかる中空成形機の二軸延伸ブロー
装置の正面図である。
装置の正面図である。
【図３】この発明にかかる中空成形機の底型昇降装置の
正面図である。
正面図である。
Ｐ…プリフォーム １…型締装置 ２…二軸延伸ブロー装置 ３…底型昇降装置 ４…金型 ４ａ…キャビティ ５…ベース ６…キャリア ７…ヘッド部 ８…シリンダブロック １１…延伸ロッド １６…エア供給口 ２０…サーボモータ ３５…底型 ３６…底型連結シャフト ３７…底型位置決めフランジ ３８，４６…可動プレート ４１…シリンダ ４５…スライドブロック ４７…ナットブロック ４８…ボールねじ ５５…サーボモーター ５６…センタピン
Claims (3)
- 【請求項１】 加熱されたプリフォームを延伸させて吹
込成形する二軸延伸ブロー成形方法において、プリフォ
ームを延伸させるときに、二軸延伸ブロー装置の延伸ロ
ッドと、底型昇降装置の底型中心部から前記延伸ロッド
に対向して進退可能なセンタピンとで、プリフォームの
底部中心を内外から挟持しサーボ制御にて共に上昇させ
ることを特徴とする二軸延伸ブロー成形方法。 - 【請求項２】 延伸ロッドとセンタピンをそれぞれサー
ボモータ駆動として両者の上昇速度を同期させることを
特徴とする請求項１記載の二軸延伸ブロー成形方法。 - 【請求項３】 加熱されたプリフォームを延伸させて吹
込成形する二軸延伸ブロー成形機において、二軸延伸ブ
ロー装置の延伸ロッドを駆動するサーボモータと、底型
昇降装置のセンタピンを駆動するサーボモータとを有
し、プリフォームを延伸させるときに、プリフォームの
底部中心を前記延伸ロッドとセンタピンとで内外から挟
持した状態で同期して上昇させ得ることを特徴とする二
軸延伸ブロー成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10218403A JP2000043131A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 二軸延伸ブロー成形方法及びその成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10218403A JP2000043131A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 二軸延伸ブロー成形方法及びその成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000043131A true JP2000043131A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16719375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10218403A Pending JP2000043131A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 二軸延伸ブロー成形方法及びその成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000043131A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004188866A (ja) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | Aoki Technical Laboratory Inc | 延伸ブロー成形方法及びブロー金型装置 |
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| JP2014534921A (ja) * | 2011-11-15 | 2014-12-25 | アムコー リミテッド | サーボ制御を用いた複数回のブロー成形 |
| WO2016173607A1 (de) * | 2015-04-30 | 2016-11-03 | Khs Corpoplast Gmbh | Vorrichtung zur blasformung von behältern |
| KR101847928B1 (ko) * | 2017-11-10 | 2018-05-24 | 대창기계공업주식회사 | 블로우 성형기의 금형개폐장치 |
| CN108773047A (zh) * | 2018-06-07 | 2018-11-09 | 江苏金荣机械有限公司 | 吹瓶机中的联动上坯机构 |
| CN109228255A (zh) * | 2018-10-11 | 2019-01-18 | 湖南海瑞智能机械制造有限公司 | 一种伺服开合模高效节能吹瓶机 |
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-
1998
- 1998-08-03 JP JP10218403A patent/JP2000043131A/ja active Pending
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