JPH05278065A - 成形同時絵付け用金型と成形同時絵付け方法 - Google Patents
成形同時絵付け用金型と成形同時絵付け方法Info
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- JPH05278065A JPH05278065A JP10870092A JP10870092A JPH05278065A JP H05278065 A JPH05278065 A JP H05278065A JP 10870092 A JP10870092 A JP 10870092A JP 10870092 A JP10870092 A JP 10870092A JP H05278065 A JPH05278065 A JP H05278065A
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/1418—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure
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Abstract
金型にクランプする。 【構成】 金型A11と金型Bとの間に絵付けフィルム
を挟み込み、溶融樹脂の射出と同時に絵付けフィルムの
絵柄を成形品に形成する成形同時絵付け用金型が、絵付
けフィルムを金型A11の表面にクランプする枠状クラ
ンプ部材を有しており、枠状クランプ部材はクランプ部
材片30A、クランプ部材片30B、クランプ部材片3
0C、クランプ部材片30Dの4つに分離可能であり、
各クランプ部材片30が絵付けフィルムを順にクランプ
してゆく。
Description
ワやたるみなくきれいに金型にクランプさせることがで
きる成形同時絵付け用金型と成形同時絵付け方法とに関
するものである。
キャビティの全周を囲む一体型の枠状クランプ部材で絵
付けフィルムをクランプする金型があり、キャビティの
全周を同時にクランプしていた。
は、キャビティの上下2箇所に独立して設けられたクラ
ンプ部材で絵付けフィルムをクランプする金型があり、
一方の金型表面の2箇所を同時に絵付けフィルムをクラ
ンプした後、他方の金型表面に設けられた凸部によって
一方の金型のキャビティに絵付けフィルムを押し込んで
型閉めする。
時絵付け用金型は、キャビティの全周を同時にクランプ
するので、絵付けフィルムと金型との間に空気を抱き込
み膨らんだまま固定されてしまう。このため、型閉めし
て溶融樹脂を射出すると絵付けフィルムがたるんでしま
いシワのある絵柄の成形品しかできなかった。
型のパーティング面が段差を有している場合、一体型の
枠状クランプ部材もその段差に沿った形状をしている。
このためクランプ時には、段差の低い部分に相当する部
分から先に絵付けフィルムを押さえはじめることになる
ので、絵付けフィルムがシワになったり段差の高い部分
に相当する部分の絵付けフィルムが浮いてしまってい
た。
ング面の一部しかクランプできない。よって、絵付けフ
ィルムがクランプされる金型のパーティング面が段差を
有している場合、一方の金型表面に設けられた凸部によ
って他方の金型のキャビティに絵付けフィルムを押し込
むため、絵付けフィルムのクランプされていない部分が
キャビティ内にひずりこまれたりシワになったりする。
めに、この発明の成形同時絵付け用金型は、次のように
構成した。つまり、金型Aと金型Bとの間に絵付けフィ
ルムを挟み込み、溶融樹脂の射出と同時に絵付けフィル
ムの絵柄を成形品に形成する成形同時絵付け用金型にお
いて、絵付けフィルムを独立してクランプする複数のク
ランプ部材片に分離可能な枠状クランプ部材が金型Aに
設けられている。
Aがキャビティを有しておりキャビティ内に真空吸引孔
が設けられていてもよい。
絵付けフィルムを枠状クランプ部材によって金 Aのパ
ーティング面にクランプした後、金型Aと金型Bとで型
閉めし、キャビティ部内に溶融樹脂を射出すると同時に
成形品表面に絵付けフィルムの絵柄を形成する成形同時
絵付け方法において、枠状クランプ部材から分離した複
数な ランプ部材片で絵付けフィルムを金型Aのパーテ
ィング面に順にクランプするようにした。
の絵付けフィルムがクランプされるパーティング面が段
差を有しており、高い位置のパーティング面に対応する
クランプ部材片から順にクランプするようにしてもよ
い。
説明する。図1はこの発明の成形同時絵付け用金型と成
形同時絵付け方法の一実施例の一動作を示す斜視図であ
る。図2な の発明の成形同時絵付け用金型と成形同時
絵付け方法の他の実施例の一動作を示す斜視図である。
図3〜6はこの発明の成形同時絵付け方法の一実施例の
各工程を示す図2の金型のXX断面図である。図7〜9
はこの発明の成形同時魁け方法の一実施例の各工程を示
す図2の金型のYY断面図である。図10〜14はこの
発明の成形同時絵付け方法の他の実施例の各工程を示す
断面図である。図15はこの発明の成形同時絵付け用金
型の構造の一実施例を示す断面図である。
説明する。この発明の成形同時絵付け用金型は、金型A
11と金型B12とからなる。金型A11と金型B12
との間に絵柄を有する絵付けフィルム2を挟み込み、金
型B表面と金型A表面とにより囲まれた部分に成形品形
状のキャビティ部が形成され、このキャビティ部内に射
出口から溶融樹脂が射出され(図8参照)、同時に絵付
けフィルムの絵柄が成形品に形成される。この発明の成
形同時絵付け用金型は横型射出成形機に用いられてもよ
いし、縦型射出成形機に用いられてもよい。
グ面13を有している。このパーティング面13に絵付
けフィルム2が密着する。
は、一つの段差を有している。つまり、低い位置にある
パーティング面13Aと高い位置にあるパーティング面
13Bとが段差を有しており、パーティング面13Cが
壁面を呈している。キャビティ14はパーティング面1
3A、13B、13Cに連なって形成されている。キャ
ビティ14は金型B12表面に形成されていてもよい。
もよい(図10参照)。各パーティング面13の形状
は、全く平らな面や滑らかな曲面状に引っ込んだ面、滑
らかな曲面状に突出した面など任意である。
11のパーティング面13に独立してクランプする複数
のクランプ部材片30に分離可能な枠状クランプ部材が
設けられている。
クランプ部材片30A、クランプ部材片30B、クラン
プ部材片30C、クランプ部材片30Dの4つに分離可
能である。クランプ部材片30Aとクランプ部材片30
Dはどちらも、絵付けフィルム2を低いパーティング面
13Aの表面に沿わせるように押さえ付ける形状をして
いる。また、クランプ部材片30Bとクランプ部材片3
0Cはどちらも、絵付けフィルム2を高いパーティング
面13Bの表面に沿わせるように押さえつける形状をし
ている。
て動いて絵付けフィルム2を金型A11表面にクランプ
し、4つともクランプが完了すると各クランプ部材片3
0が結合され枠状クランプ部材となるように動作するよ
うに構成されている。各クランプ部材片30の結合部に
は隙間を有していてもよい。ただし、この隙間は絵付け
フィルム2とパーティング面13との間の機密性を失わ
ない間隔でなければならない。
たクランプ動作をする構造としてもよい。あるいは相対
する一対のクランプ部材片30、たとえばクランプ部材
片30B・クランプ部材片30Cが同時に同じ動作をす
る構造としてもよい。
引張ロッド31、バネ32、バネ止め33、作動プレー
ト34、イジェクタ35によって金型A11のパーティ
ング面13に密着したり離間したりする。
ネ止め33を有するクランプ部材引張ロッド31Aとク
ランプ部材片30Aとが連結されている。バネA32の
弾性力によって、バネ止め33と金型A11とが離間さ
れる向きに常に力が加えられている。また、イジェクタ
35の動作により作動プレート34が連動するようにな
っている。作動プレート34にバネA32の弾性力より
も強い力を加えてバネ止め33を押すと、クランプ部材
片A30は金型A11から離間する。一方、作動プレー
ト34に加わる力がバネA32の弾性力よりも弱い場合
は、クランプ部材片A30は金型A11に接近してゆき
絵付けフィルム2を間に挟んで密着する。作動プレート
34に力が加わらなくなるとバネA32の弾性力によっ
て、クランプ部材片A30は金型A11に密着する。ク
ランプ部材片30B〜Dも上記と同様の機構で金型A1
1のパーティング面13に密着したり離間したりする。
上記したイジェクタ方式の他、モーターによる方法、エ
アーシリンダーや油圧シリンダーによる方法などを適用
して行うことができる。
フィルム2を吸引して金型A11のキャビティ14の形
状に予備成形する真空吸引孔4が設けられていてもよい
(図7〜9参照)。
上に絵付け層を有するものである。絵付け層は、剥離
層、図柄層、接着層などが順次積層されたものである。
剥離層は基体シートと絵付け層との剥離性を付与する層
である。図柄層は成形品表面に装飾性や機能性を付与す
る層である。図柄層は通常の印刷図柄や導電材で形成さ
れた導電パターンなどがある。接着層は絵付け層と成形
品5とを接着させる層である。
後、基体シートを剥離し、絵付け層のみを成形品5表面
に転写するものでもよい。あるいは、金型の型閉めによ
って、絵付けフィルム2の必要部分が打ち抜かれ、絵付
け層と基体シートとが一緒に成形品5表面に転写される
ものでもよい。
装置(図示せず)によって、金型間に所定ピッチづつ送
り込まれるようにしてもよい。あるいは枚葉で送りこま
れるようにしてもよい。
2の金型図、図3〜14の工程図に基づいて説明する。
まず、絵付けフィルム2を、4つのクランプ部材片30
A〜Dに分離された枠状クランプ部材を有する成形同時
絵付け用金型間に供給する(図3参照)。
ち、金型A11の高い位置にあるパーティング面13B
に対応するクランプ部材片30B、30Cだけが先に絵
付けフィルム2をクランプする(図4参照)。
ィング面13Aに対応するクランプ部材片30A、30
Dが絵付けフィルム2をクランプする。この時点でクラ
ンプ部材片30A〜Dによって絵付けフィルム2は段差
を有するすべてのパーティング面13A、13Bに密着
し、枠状にクランプされる(図2、図5参照)。
Cの3段になっているときは、まず最も高い位置のパー
ティング面13Bに対応するクランプ部材片30B、つ
ぎに高い位置のパーティング面13Cに対応するクラン
プ部材片30C、最後にパーティング面13Aに対応す
るクランプ部材片30Aという順番で3段階にクランプ
する(図10〜14参照)。
する(図6、7参照)。
された真空吸引孔4より吸引し、軟化した絵付けフィル
ム2を金型A11のキャビティ14の表面に沿わせて予
備成形し(図8参照)、溶融樹脂をキャビティ部に射出
し、絵付けフィルム2の絵柄が形成された成形品5を得
る(図9参照)。
にクランプしてゆくので、絵付けフィルムと金型との間
の空気は徐々に外に排気され、たるみやシワのない絵柄
が成形品に形成できる。
がクランプされるパーティング面が段差を有している場
合、高い位置のパーティング面から順にクランプする。
したがって、クランプしてもシワになりにくい部分から
順にクランプしてゆくことができ、絵付けフィルムがシ
ワになったり部分的に絵付けフィルムが浮いてしまった
りしない。
片のクランプが完了すると枠状クランプ部材となってで
キャビティの全周をクランプすることになる。したがっ
て、他方の金型表面に設けられた凸部によってキャビテ
ィに絵付けフィルムを押し込んでも、絵付けフィルムの
クランプされていない部分がキャビティ内にひずりこま
れたりシワになったりしない。
絵付け方法の一実施例を示す斜視図である。
絵付け方法の他の実施例を示す斜視図である。
一工程を示す図2の金型のXX断面図である。
一工程を示す図2の金型のXX断面図である。
一工程を示す図2の金型のXX断面図である。
一工程を示す図2の金型のXX断面図である。
一工程を示す図2の金型のYY断面図である。
一工程を示す図2の金型のYY断面図である。
一工程を示す図2の金型のYY断面図である。
例の一工程を示す断面図である。
例の一工程を示す断面図である。
例の一工程を示す断面図である。
例の一工程を示す断面図である。
例の一工程を示す断面図である。
一実施例を示す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 金型Aと金型Bとの間に絵付けフィルム
を挟み込み、溶融樹脂の射出と同時に絵付けフィルムの
絵柄を成形品に形成する成形同時絵付け用金型におい
て、絵付けフィルムを独立してクランプする複数のクラ
ンプ部材片に分離可能な枠状クランプ部材が金型Aに設
けられていることを特徴とする成形同時絵付け用金型。 - 【請求項2】 金型Aがキャビティを有しておりキャビ
ティ内に真空吸引孔が設けられている請求項1記載の成
形同時絵付け用金型。 - 【請求項3】 絵付けフィルムを枠状クランプ部材によ
って金型Aのパーティング面にクランプした後、金型A
と金型Bとで型閉めし、キャビティ部内に溶融樹脂を射
出すると同時に成形品表面に絵付けフィルムの絵柄を形
成する成形同時絵付け方法において、枠状クランプ部材
から分離した複数のクランプ部材片で絵付けフィルムを
金型Aのパーティング面に順にクランプすることを特徴
とする成形同時絵付け方法。 - 【請求項4】 金型Aの絵付けフィルムがクランプされ
るパーティング面が段差を有しており、高い位置にある
パーティング面に対応するクランプ部材片から順にクラ
ンプする請求項3記載の成形同時絵付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4108700A JP2851205B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 成形同時絵付け用金型と成形同時絵付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4108700A JP2851205B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 成形同時絵付け用金型と成形同時絵付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278065A true JPH05278065A (ja) | 1993-10-26 |
JP2851205B2 JP2851205B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=14491417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4108700A Expired - Lifetime JP2851205B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 成形同時絵付け用金型と成形同時絵付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2851205B2 (ja) |
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
WO1996003268A1 (fr) * | 1994-07-28 | 1996-02-08 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Procede de decoration par feuille dans un moulage par injection et appareil afferent |
WO2011078021A1 (ja) * | 2009-12-25 | 2011-06-30 | 日本写真印刷株式会社 | ロータリークランプ装置及びフィルムクランプ方法 |
US8033807B2 (en) * | 2003-08-27 | 2011-10-11 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Apparatus and method for molding of decorative molded article |
CN109664459A (zh) * | 2019-02-18 | 2019-04-23 | 东莞市艾尔玛科技有限公司 | 一种解决高凸形模仁转写箔皱褶的结构及其操作方法 |
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-
1992
- 1992-03-31 JP JP4108700A patent/JP2851205B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JP2851205B2 (ja) | 1999-01-27 |
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