JPH02283411A - インモールド成型用金型のクランプ装置 - Google Patents
インモールド成型用金型のクランプ装置Info
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- JPH02283411A JPH02283411A JP32512888A JP32512888A JPH02283411A JP H02283411 A JPH02283411 A JP H02283411A JP 32512888 A JP32512888 A JP 32512888A JP 32512888 A JP32512888 A JP 32512888A JP H02283411 A JPH02283411 A JP H02283411A
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- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 8
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 7
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
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- B29C2045/14163—Positioning or centering articles in the mould using springs being part of the positioning means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、簡単な機構でインモールド成型用金型の可
動型に転写フィルムを破損することなく確実に固定する
クランプ装置に関するものである。
動型に転写フィルムを破損することなく確実に固定する
クランプ装置に関するものである。
従来、射出成型用の金型内の所定の位置に、図柄や機能
性薄膜が形成された長尺の転写フィルムを送り込み、金
型を閉じ、金型内に溶融樹脂を射出して成型品の形成と
同時に成型品の表面に上記転写フィルムの図柄や機能性
薄膜を密着させるいわゆるインモールド成型法がある。 インモールド成型法において、転写フィルムを金型に固
定するクランプ装置としては、実開昭５８１２８０１５
号に記載されたように、雌型側のエジェクタと連動する
枠体で転写フィルムを雌型の周縁に押しつけて固定する
装置や、実公昭６２−１７２６８号に記載されたように
、可動型に設けられた移動可能なりランプ部材を固定型
に設けられた押棒の作用によって可動型に押しつけつつ
クランプ部材と可動型との間で転写フィルムを固定する
とともに前記クランプ部材を固定型内に沈み込むように
したクランプ装置があった。
性薄膜が形成された長尺の転写フィルムを送り込み、金
型を閉じ、金型内に溶融樹脂を射出して成型品の形成と
同時に成型品の表面に上記転写フィルムの図柄や機能性
薄膜を密着させるいわゆるインモールド成型法がある。 インモールド成型法において、転写フィルムを金型に固
定するクランプ装置としては、実開昭５８１２８０１５
号に記載されたように、雌型側のエジェクタと連動する
枠体で転写フィルムを雌型の周縁に押しつけて固定する
装置や、実公昭６２−１７２６８号に記載されたように
、可動型に設けられた移動可能なりランプ部材を固定型
に設けられた押棒の作用によって可動型に押しつけつつ
クランプ部材と可動型との間で転写フィルムを固定する
とともに前記クランプ部材を固定型内に沈み込むように
したクランプ装置があった。
しかし、前者のクランプ装置は、枠体の形状が雌型の輪
郭に沿う形状でなければならず、しかも転写フィルムを
真空吸引などによって雌型の壁面に沿わせるための工程
のうちの一工程を担うものである。したがって、雌型と
雄型の合わせ面、つまりパーティング面が複雑に変化し
た形状の金型においては、クランプ部材の調整がたいへ
ん困難であった。 また、金型のタイプがスライドコアを使用するものであ
る場合は、クランプ部材が枠体であるためにスライドコ
アと干渉しあうので、このような構造の枠体を用いるよ
うに設計するのは不可能であった。 さらに、クランプ部材がエジェクタと連結されているた
め、クランプ部材の前進・後退のストロークおよびスピ
ードはすべてエジェクタに連動したものとなる。したが
って、パーティング面が大きく変形したような形状であ
る場合は転写フィルムの追随が難しく、また調整も著し
く困難なものであった。 後者のクランプ装置は、固定型が突き出した形状の金型
の場合、設計上の制約が多く、クランプ部材の摺動スト
ロークはせいぜい２０ｍｍ程度しかとれない。インモー
ルド成型の金型が開（過程の初期において、クランプ部
材が転写フィルムを可動側に押さえつける状態が終了し
、その後転写フィルムは開放状態となるため、固定型側
に残った成型品から転写フィルムを剥離するときに成型
品側に転写フィルムが引っ張られ、転写フィルムに波打
ちが生じたり、金型の上方に設けられたガイドバーや位
置決め用センサーなどと転写フィルムが擦れ合うため、
次に転写されるべき新しい絵柄が傷ついたり剥落したり
するなどの不具合が生じる。 この発明は、上記のような欠点を解消し、複雑な形状の
パーティング面を有する金型に対しても位置決め精度を
保ちつつ転写フィルムをパーティング面に確実に沿わせ
ることを可能にするインモールド成型用金型のクランプ
装置を提供することを目的とする。
郭に沿う形状でなければならず、しかも転写フィルムを
真空吸引などによって雌型の壁面に沿わせるための工程
のうちの一工程を担うものである。したがって、雌型と
雄型の合わせ面、つまりパーティング面が複雑に変化し
た形状の金型においては、クランプ部材の調整がたいへ
ん困難であった。 また、金型のタイプがスライドコアを使用するものであ
る場合は、クランプ部材が枠体であるためにスライドコ
アと干渉しあうので、このような構造の枠体を用いるよ
うに設計するのは不可能であった。 さらに、クランプ部材がエジェクタと連結されているた
め、クランプ部材の前進・後退のストロークおよびスピ
ードはすべてエジェクタに連動したものとなる。したが
って、パーティング面が大きく変形したような形状であ
る場合は転写フィルムの追随が難しく、また調整も著し
く困難なものであった。 後者のクランプ装置は、固定型が突き出した形状の金型
の場合、設計上の制約が多く、クランプ部材の摺動スト
ロークはせいぜい２０ｍｍ程度しかとれない。インモー
ルド成型の金型が開（過程の初期において、クランプ部
材が転写フィルムを可動側に押さえつける状態が終了し
、その後転写フィルムは開放状態となるため、固定型側
に残った成型品から転写フィルムを剥離するときに成型
品側に転写フィルムが引っ張られ、転写フィルムに波打
ちが生じたり、金型の上方に設けられたガイドバーや位
置決め用センサーなどと転写フィルムが擦れ合うため、
次に転写されるべき新しい絵柄が傷ついたり剥落したり
するなどの不具合が生じる。 この発明は、上記のような欠点を解消し、複雑な形状の
パーティング面を有する金型に対しても位置決め精度を
保ちつつ転写フィルムをパーティング面に確実に沿わせ
ることを可能にするインモールド成型用金型のクランプ
装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段］
この発明は、以上の目的を達成するために、次のように
構成した。すなわちこの発明のインモールド成型用金型
のクランプ装置は、金型の固定型と可動型との間に転写
フィルムを挟み込み、溶融樹脂の射出と同時に転写フィ
ルムの図柄を成型品上に転写するインモールド成型用金
型において、可動型に設けられた複数個のクランプバー
が順に転写フィルムを挟み込むように作動するように構
成した。 図面を参照しながらこの発明をさらに詳しく説明する。 第１図はこの発明のインモールド成型用金型のクランプ
装置の一実施例を示す断面図、第２図はその平面図であ
る。第３〜５図は他の実施例を示す断面図である。１は
固定型、２は可動型、３はクランプバー、４はクランプ
バー引張ロッド、５はバネ、６はショックアブソーバ−
１７は作動プレート、８はロッド、９は転写フィルム、
１０はキャビティをそれぞれ示す。 クランプバー３は、可動型２に対して各々独立して摺動
できるように可動型に複数個形成する。 通常は、転写フィルム９を送り込む方向と直角にクラン
プバー３を配置するとよい（第１〜２図参照）。 クランプバー３が順に転写フィルム９を挟み込むように
作動させるには、次のように構成するとよい。可動型２
内を貫通するクランプバー引張ロッド４の一端にクラン
プバー３を連結し、クランプバー引張ロッド４に設けら
れたバネ５でクランプバー３と可動型２との間に転写フ
ィルム９を挟み込むようにする。クランプバー引張ロッ
ド４の他端には、作動プレート７があたるように構成さ
れている。また、作動プレート７はロッド８に押されて
移動し、クランプバー引張ロッド４を押し出すようにす
る。ロッド８の前進・後退は、射出成型機に設けられて
いる油圧エジェクタ（図示せず）を利用するとよい。ま
た、金型内に別途油圧シリンダーやエアーシリンダーを
組み込んで作動プレート７を移動させるように構成して
もよい。 【作用】 金型が開くとき、ロッド８が前進して作動プレート７を
押すので、クランプバー引張ロッド４ａ・４ｂも押し出
され、可動型２とクランプバー３ａ・３ｂの間に隙間が
発生して転写フィルム９の固定が解除される（第り図ａ
参照）。なお、ロッド８の前進する力はハネ５ａ・５ｂ
・５ｃの合力より強い力でなければならない。 続いて、転写フィルム９を送り出して新しい図柄の部分
を金型の所定の位置に導いてキャビティと図柄との見当
合わせを行い、転写フィルム９を固定する。転写フィル
ム９を固定するには、まず、作動プレート７を押し上げ
ているロッド８を後退させる。クランプバー引張ロット
４ａ・４ｂに内蔵されたハネ５ａ・５ｂ、さらに補助バ
ネ５ｃの伸張力によりクランプバー３ａ・３ｂが引き戻
され、転写フィルム９が可動型２に固定される。このと
き、上方のクランプバー３ａと下方のクランプバー３ｂ
の作動が順に行われる。なぜなら、もし上方のクランプ
バー３ａと下方のクランプバー３ｂとが同時に一気に後
退すれば、転写フィルム９に大きな衝撃が加わり、転写
フィルム９に形成された図柄にクランクが生じたり、転
写フィルム９に傷が発生したりするからである。そこで
、上方のクランプバー引張ロッド４ａの後ろにショック
アブソーバ−６を設けるとよい。ロッド８が後退すると
、下方のクランプバー３ｂはバネ５ｂの伸張力により後
退し、ただちに転写フィルム９が可動型２に固定される
（第３図す参照）。また、上方のクランプバー３ａは、
ショックアブソーバ−６の働きにより作動速度が減じら
れ、ゆるやかに引き込まれる。このようにクランプバー
３の作動が順に行われることによって、転写フィルム９
が損傷することなく、しかも、大きく変形したパーティ
ング面であっても転写フィルム９を無理なく沿わせるこ
とができる（第３図Ｃ参照）。 また、各クランプバー３の作動を順に行う他の手段とし
て、たとえば、クランプ引張ロッド４の長さを変えて作
動ストロークを変えることにより、ショックアブソーバ
−６を使用せずに実現することができる（第４図参照）
。あるいは、バネ５ａ・５ｂの強度がそれぞれ異なるも
のを採用するようにしてもよい。 このようにして転写フィルム９を可動型２面に固定した
後、型閉じを行い、可動型２と固定型１の間に形成され
たキャビティ１０に溶融樹脂を射出して成型を行う。一
定の冷却時間後に型開きを行い（第５図参照）、インモ
ールド成型の１サイクルが完了する。 なお、説明の便宜上キャビティ１０が１つ形成された金
型を例にあげたが、キャビティ１０の数は１つに限定さ
れるものではない。
構成した。すなわちこの発明のインモールド成型用金型
のクランプ装置は、金型の固定型と可動型との間に転写
フィルムを挟み込み、溶融樹脂の射出と同時に転写フィ
ルムの図柄を成型品上に転写するインモールド成型用金
型において、可動型に設けられた複数個のクランプバー
が順に転写フィルムを挟み込むように作動するように構
成した。 図面を参照しながらこの発明をさらに詳しく説明する。 第１図はこの発明のインモールド成型用金型のクランプ
装置の一実施例を示す断面図、第２図はその平面図であ
る。第３〜５図は他の実施例を示す断面図である。１は
固定型、２は可動型、３はクランプバー、４はクランプ
バー引張ロッド、５はバネ、６はショックアブソーバ−
１７は作動プレート、８はロッド、９は転写フィルム、
１０はキャビティをそれぞれ示す。 クランプバー３は、可動型２に対して各々独立して摺動
できるように可動型に複数個形成する。 通常は、転写フィルム９を送り込む方向と直角にクラン
プバー３を配置するとよい（第１〜２図参照）。 クランプバー３が順に転写フィルム９を挟み込むように
作動させるには、次のように構成するとよい。可動型２
内を貫通するクランプバー引張ロッド４の一端にクラン
プバー３を連結し、クランプバー引張ロッド４に設けら
れたバネ５でクランプバー３と可動型２との間に転写フ
ィルム９を挟み込むようにする。クランプバー引張ロッ
ド４の他端には、作動プレート７があたるように構成さ
れている。また、作動プレート７はロッド８に押されて
移動し、クランプバー引張ロッド４を押し出すようにす
る。ロッド８の前進・後退は、射出成型機に設けられて
いる油圧エジェクタ（図示せず）を利用するとよい。ま
た、金型内に別途油圧シリンダーやエアーシリンダーを
組み込んで作動プレート７を移動させるように構成して
もよい。 【作用】 金型が開くとき、ロッド８が前進して作動プレート７を
押すので、クランプバー引張ロッド４ａ・４ｂも押し出
され、可動型２とクランプバー３ａ・３ｂの間に隙間が
発生して転写フィルム９の固定が解除される（第り図ａ
参照）。なお、ロッド８の前進する力はハネ５ａ・５ｂ
・５ｃの合力より強い力でなければならない。 続いて、転写フィルム９を送り出して新しい図柄の部分
を金型の所定の位置に導いてキャビティと図柄との見当
合わせを行い、転写フィルム９を固定する。転写フィル
ム９を固定するには、まず、作動プレート７を押し上げ
ているロッド８を後退させる。クランプバー引張ロット
４ａ・４ｂに内蔵されたハネ５ａ・５ｂ、さらに補助バ
ネ５ｃの伸張力によりクランプバー３ａ・３ｂが引き戻
され、転写フィルム９が可動型２に固定される。このと
き、上方のクランプバー３ａと下方のクランプバー３ｂ
の作動が順に行われる。なぜなら、もし上方のクランプ
バー３ａと下方のクランプバー３ｂとが同時に一気に後
退すれば、転写フィルム９に大きな衝撃が加わり、転写
フィルム９に形成された図柄にクランクが生じたり、転
写フィルム９に傷が発生したりするからである。そこで
、上方のクランプバー引張ロッド４ａの後ろにショック
アブソーバ−６を設けるとよい。ロッド８が後退すると
、下方のクランプバー３ｂはバネ５ｂの伸張力により後
退し、ただちに転写フィルム９が可動型２に固定される
（第３図す参照）。また、上方のクランプバー３ａは、
ショックアブソーバ−６の働きにより作動速度が減じら
れ、ゆるやかに引き込まれる。このようにクランプバー
３の作動が順に行われることによって、転写フィルム９
が損傷することなく、しかも、大きく変形したパーティ
ング面であっても転写フィルム９を無理なく沿わせるこ
とができる（第３図Ｃ参照）。 また、各クランプバー３の作動を順に行う他の手段とし
て、たとえば、クランプ引張ロッド４の長さを変えて作
動ストロークを変えることにより、ショックアブソーバ
−６を使用せずに実現することができる（第４図参照）
。あるいは、バネ５ａ・５ｂの強度がそれぞれ異なるも
のを採用するようにしてもよい。 このようにして転写フィルム９を可動型２面に固定した
後、型閉じを行い、可動型２と固定型１の間に形成され
たキャビティ１０に溶融樹脂を射出して成型を行う。一
定の冷却時間後に型開きを行い（第５図参照）、インモ
ールド成型の１サイクルが完了する。 なお、説明の便宜上キャビティ１０が１つ形成された金
型を例にあげたが、キャビティ１０の数は１つに限定さ
れるものではない。
【実施例】
円弧形状の内面に絵柄を転写するために、インモールド
成型用金型において可動型の上方と下方にクランプバー
を配置した。クランプバーはそれぞれバネの伸張力によ
り作動し、また作動プレートを射出機のエジェクタを利
用して押すことによりクランプバーを押し出すようにし
た。さらに、上方のクランプバー引張ロッドの部分には
ショックアブソーバ−が内蔵され、下方のクランプバー
の作動速度よりゆるやかに引き込まれるようにした。 まず、金型を開いて可動側の凸部より大きくクランプバ
ーを押し出し、クランプバーと可動型との間を通過する
転写フィルムが擦れ合わないようにして転写フィルムの
図柄と可動型のキャビティとの見当合わせを行い、次い
でクランプバーを引き込んだ。下方のクランプバーは転
写フィルムをただちに挟み込み、上方のクランプバーは
ショックアブソーバ−の作用によってゆるやかに引き込
まれ、箔送り装置のフィルム送り出し側より転写フィル
ムを引き込みつつフィルムをクランプした。 このようにして、転写フィルム表面に形成された絵柄を
傷つけることな（、大きく湾曲したパーティング面に転
写フィルムを沿わせることができた。 次に、金型を閉じて溶融樹脂を射出し、樹脂の冷却後金
型を開いて円弧形状の内面に絵柄が転写された美麗なイ
ンモールド成型品を得ることができた。
成型用金型において可動型の上方と下方にクランプバー
を配置した。クランプバーはそれぞれバネの伸張力によ
り作動し、また作動プレートを射出機のエジェクタを利
用して押すことによりクランプバーを押し出すようにし
た。さらに、上方のクランプバー引張ロッドの部分には
ショックアブソーバ−が内蔵され、下方のクランプバー
の作動速度よりゆるやかに引き込まれるようにした。 まず、金型を開いて可動側の凸部より大きくクランプバ
ーを押し出し、クランプバーと可動型との間を通過する
転写フィルムが擦れ合わないようにして転写フィルムの
図柄と可動型のキャビティとの見当合わせを行い、次い
でクランプバーを引き込んだ。下方のクランプバーは転
写フィルムをただちに挟み込み、上方のクランプバーは
ショックアブソーバ−の作用によってゆるやかに引き込
まれ、箔送り装置のフィルム送り出し側より転写フィル
ムを引き込みつつフィルムをクランプした。 このようにして、転写フィルム表面に形成された絵柄を
傷つけることな（、大きく湾曲したパーティング面に転
写フィルムを沿わせることができた。 次に、金型を閉じて溶融樹脂を射出し、樹脂の冷却後金
型を開いて円弧形状の内面に絵柄が転写された美麗なイ
ンモールド成型品を得ることができた。
この発明のインモールド成型用金型のクランプ装置は、
複数個のクランプバーが順に転写フィルムを挟み込むよ
うに構成されており、クランプバーは射出成型機のエジ
ェクタと連結されておらず、しかも構造が簡単なため、
挟み込み強度・作動ストローク調整・作動速度調整など
を極めて容易に行うことができる。また、スライドコア
を有する構造に金型を無理なく設計することができる。 したがって、複雑な形状のパーティング面を有する金型
に対して転写を行うことができる。
複数個のクランプバーが順に転写フィルムを挟み込むよ
うに構成されており、クランプバーは射出成型機のエジ
ェクタと連結されておらず、しかも構造が簡単なため、
挟み込み強度・作動ストローク調整・作動速度調整など
を極めて容易に行うことができる。また、スライドコア
を有する構造に金型を無理なく設計することができる。 したがって、複雑な形状のパーティング面を有する金型
に対して転写を行うことができる。
第１図はこの発明のインモールド成型用金型のクランプ
装置の一実施例を示す断面図である。第２図はその平面
図、第３〜５図は他の実施例を示す断面図である。１・
・・固定型、２・・・可動型、３・・クランプバー、４
・・・クランプバー引張ロッド、５・・・ハネ、６・・
・ショックアブソーバ−１７・・・作動プレート、８・
・・ロッド、９・・・転写フィルム、１０・キャビティ
。 第 図 一一一一と９
装置の一実施例を示す断面図である。第２図はその平面
図、第３〜５図は他の実施例を示す断面図である。１・
・・固定型、２・・・可動型、３・・クランプバー、４
・・・クランプバー引張ロッド、５・・・ハネ、６・・
・ショックアブソーバ−１７・・・作動プレート、８・
・・ロッド、９・・・転写フィルム、１０・キャビティ
。 第 図 一一一一と９
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、金型の固定型と可動型との間に転写フィルムを挟み
込み、溶融樹脂の射出と同時に転写フィルムの図柄を成
型品上に転写するインモールド成型用金型において、可
動型に設けられた複数個のクランプバーが順に転写フィ
ルムを挟み込むように作動することを特徴とするインモ
ールド成型用金型のクランプ装置。 ２、クランプバーの作動がバネの伸長力によって行われ
、ショックアブソーバーが減速機構として使用されて各
クランプバーの作動を順に行うように構成されたもので
ある請求項１記載のインモールド成型用金型のクランプ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63325128A JPH0729334B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | インモールド成型用金型のクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63325128A JPH0729334B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | インモールド成型用金型のクランプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02283411A true JPH02283411A (ja) | 1990-11-20 |
| JPH0729334B2 JPH0729334B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=18173390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63325128A Expired - Lifetime JPH0729334B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | インモールド成型用金型のクランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729334B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05278065A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Nissha Printing Co Ltd | 成形同時絵付け用金型と成形同時絵付け方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106426811B (zh) * | 2016-05-19 | 2019-01-04 | 宁波方正汽车模具股份有限公司 | 具有软性镶件的汽车仪表板的成型模具 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58131043A (ja) * | 1983-01-31 | 1983-08-04 | Sharp Corp | 射出成形用金型構造 |
| JPS6217268U (ja) * | 1985-07-16 | 1987-02-02 | ||
| JPS62158013A (ja) * | 1985-12-30 | 1987-07-14 | Nissha Printing Co Ltd | 射出成形同時転写方法および装置 |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP63325128A patent/JPH0729334B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58131043A (ja) * | 1983-01-31 | 1983-08-04 | Sharp Corp | 射出成形用金型構造 |
| JPS6217268U (ja) * | 1985-07-16 | 1987-02-02 | ||
| JPS62158013A (ja) * | 1985-12-30 | 1987-07-14 | Nissha Printing Co Ltd | 射出成形同時転写方法および装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05278065A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Nissha Printing Co Ltd | 成形同時絵付け用金型と成形同時絵付け方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0729334B2 (ja) | 1995-04-05 |
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