JPH034498Y2 - - Google Patents

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JPH034498Y2
JPH034498Y2 JP2174885U JP2174885U JPH034498Y2 JP H034498 Y2 JPH034498 Y2 JP H034498Y2 JP 2174885 U JP2174885 U JP 2174885U JP 2174885 U JP2174885 U JP 2174885U JP H034498 Y2 JPH034498 Y2 JP H034498Y2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、成形用金型によつて成形された成
形品を型開き時に一方向に落下案内する成形用金
型の成形品落下案内装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
射出成形用金型によつて成形された成形品は、
型開き作動に連動してストリツパプレートあるい
は突出しピン等によつて金型本体から外される
が、この成形品を次の工程に搬送する搬送装置へ
受け渡す装置として成形品案内装置が知られてい
る。この成形品案内装置は、たとえば特公昭53−
47818号公報に示すように構成されている。すな
わち、第8図および第9図に示すように、固定金
型1と可動金型2およびストリツパプレート3と
からなる成形用金型の成形部4…に対応してその
両側に一対の平行部材5,5を設け、これら平行
部材5,5をロツド6,6を介して駆動機構7に
連結したものである。そして、成形用金型の型開
き時に前記平行部材5,5を成形部4…に前進さ
せて金型から離型された成形品8…を前記平行部
材5,5によつて落下案内するようにし、また型
締め時に前記平行部材5,5を成形部4…から後
退させて型締めを妨げないように構成したもので
ある。
しかしながら、前述のように構成された成形品
案内装置は、列状に配置された複数個の成形部4
…の両側に平行部材5,5を配設し、この平行部
材5,5を平行運動させて各成形部4…から外さ
れた成形品8…を2本の平行部材5,5で落下案
内するものであり、平行部材5,5を平行に配設
して平行運動させるための機構が複雑となり、ま
た金型本体に対する取付け構造も複雑で、コスト
アツプの原因になつている。
〔考案の目的〕
この考案は、前記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、簡単な構成であり
ながら、成形品を円滑に落下案内することがで
き、しかも金型本体に対する取付けが容易な成形
用金型の成形品落下案内装置を提供することにあ
る。
〔考案の概要〕
この考案は、前記目的を達成するために、成形
用金型の成形部に対して一対の落下案内部材を設
け、これら落下案内部材の一端を回動自在に枢支
するとともに、これら落下案内部材をリンク機構
を介して駆動シリンダに連結し、前記落下案内部
材を回動させて成形部に対して進退するように構
成したことにある。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図乃至第6図は、この考案の成形品落下案
内装置を示すもので、この装置の成形用金型に対
する取付け状態は第5図および第6図に示した従
来構造と基本的に同一であり、説明を省略する。
第1図乃至第3図において、11は可動金型2
に接離可能に設けられたストリツパプレートであ
る。このストリツパプレート11は垂直状態に設
けられ、その板面には成形部12…を構成するコ
ア13…に嵌合する開口部14…が設けられてい
る。この実施例において4個の成形部12…が配
設されており、これら各成形部12…には独立し
て一対の落下案内部材15,15が後述する手段
によつて取付けられている。これら落下案内部材
15,15は断面が字状に形成され、その互い
に対向する字状内面15aが成形品16を案内
する案内面に形成されている。また、前記ストリ
ツパプレート11の上端部および下端部には前記
各成形部12に対応して一対の枢支ピン17,1
7が突設されており、これら枢支ピン17,17
には後述する手段により前記落下案内部材15,
15の一端部が回動自在に枢支されている。そし
て、これら落下案内部材15,15の自由端部は
前記成形部12の両側に延長しており、上下に配
設されている落下案内部材15…の互いにその自
由端部が対向している。すなわち、前記枢支ピン
17,17には互いに対向する方向に突出する突
出片18,18の一端部が回動自在に枢支され、
これら突出片18,18の上面には前記落下案内
部材15,15が固定されている。さらに、これ
ら突出片18,18の自由端部には切欠部18
a,18aが設けられ、この切欠部18a,18
aに作動片19,19がピン結合され、リンク機
構20が構成されている。したがつて、リンク機
構20の上部に成形品16を落下案内する落下案
内部材15,15が設けられ、この落下案内部材
15,15の端部は前記リンク機構20の上部に
設置された成形品16を落下案内する固定案内レ
ール20aに対向している。そして、成形品16
が落下する際にリンク機構20と干渉しないよう
になつている。また、前記ストリツパプレート1
1の上部および下部にはブラケツト21を介して
エヤシリンダからなる駆動シリンダ22が設けら
れている。そして、この駆動シリンダ22のロツ
ド23には連動部材24の中間部が取付けられて
いる。さらに、この連動部材24の両端部には前
記リンク機構20,20の作動片19,19が連
結され、駆動シリンダ22の駆動力をリンク機構
20,20を介して一対の落下案内部材15,1
5に伝達させている。したがつて、駆動シリンダ
22によつて連動部材24を前進させると、作動
片19,19を介して突出片18,18が押圧さ
れ、一対の落下案内部材15,15が枢支ピン1
7,17を支点として外側へ回動偏位し、落下案
内部材15,15が成形部12から後退する。逆
に駆動シリンダ22によつて連動部材24を引き
込むと、作動片19,19を介して突出片18,
18が引き込まれ、一対の落下案内部材15,1
5は内側へ回動偏位して成形部12に前進するよ
うになつている。そして、一対の落下案内部材1
5,15は平行状態に保持されるようになつてい
る。
つぎに、前述のように構成された成形品の落下
案内装置の作用を説明する。周知のように固定金
型1と可動金型2との間に形成された成形部12
において成形品16を成形したのち、この成形品
16を成形部12から外す場合には可動金型2が
固定金型1から後退し、ストリツパプレート11
と相対的に離間する。したがつて、ストリツパプ
レート11によつて成形品16はコア13から抜
き取られ、成形品16は成形部12から完全に外
される。一方、このときの型開き行程中に、駆動
シリンダ22が作動され、連動部材24を後退さ
せる。したがつて、この連動部材24と連結され
ているリンク機構20,20を介して一対の落下
案内部材15,15が枢支ピン17を支点として
内側へ回動偏位して第3図Aに示すように成形品
16をその外側から挟持する方向に前進する。し
たがつて、成形部12から離型された成形品16
は一対の落下案内部材15,15の字状内面1
5aを案内面として下方へ落下案内され、つぎの
工程へ搬送する搬送装置に導かれる。成形品16
…の落下が完了すると、つぎの成形のために可動
金型2が固定金型1に前進して型締めが行われる
が、このとき、駆動シリンダ22によつて連動部
材24を前進させる。したがつて、リンク機構2
0を介して一対の落下案内部材15,15が枢支
ピン17を支点として外側へ回動偏位し、第3図
Bに示すように成形部12から後退する。したが
つて、型締め時に落下案内部材15,15が邪魔
になることはない。
なお、前記一実施例においては、一対の落下案
内部材15,15を1組として各組毎にリンク機
構20を介して駆動シリンダ22に連動させ、独
立的に作動するように構成したが、前記実施例に
限定されず、第7図に示すように構成してもよ
い。すなわち、各成形部12…に一対の落下案内
部材15,15を同一方向に配設し、これら落下
案内部材15,15の突出片18,18を共通の
作動片19,19にピン結合して連動させたもの
である。このように構成することによつて、1個
の駆動シリンダ22によつて複数の落下案内部材
15,15を同時に回動させることができ、一層
構成の簡素化を図ることができる。
また、前記落下案内部材15,15の回動タイ
ミングは、駆動シリンダ22に接続するエヤ配管
の途中に設けた電磁弁またはメカニカルエヤバル
ブの制御によつて行われるが、金型の型開き、型
締めの動作に連動させてもよい。
〔考案の効果〕 以上説明したように、この考案によれば、成形
用金型の成形部に対して一対の落下案内部材を設
け、これら落下案内部材の一端を回動自在に枢支
するとともに、これら落下案内部材をリンク機構
を介して駆動シリンダに連結し、前記落下案内部
材を回動させて成形部に対して進退するように構
成したことを特徴とする。したがつて、簡単な構
成でありながら成形品を確実に落下案内すること
ができるとともに、既存の成形用金型に対する取
付けも容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案の一実施例を示す
もので、第1図は落下案内部材を開放した状態の
正面図、第2図は同じく閉塞した状態の正面図、
第3図Aは成形品を突出した状態を示す断面図、
第3図Bは成形品を突出す前の状態を示す断面
図、第4図は成形部と落下案内部材との関係を示
す縦断側面図、第5図は第4図の−線に沿う
断面図、第6図はリンク機構部分の斜視図、第7
図はこの考案の他の実施例を示すもので、Aは落
下案内部材を閉じた状態の正面図、Bは同じく開
放した状態の正面図、第8図および第9図は従来
の成形品案内装置を示すもので、第8図は成形用
金型の側面図、第9図は案内装置の正面図であ
る。 1……固定金型、2……可動金型、11……ス
トリツパプレート、12……成形部、15……落
下案内部材、20……リンク機構、22……駆動
シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定金型と可動金型およびストリツパプレート
    とからなる成形用金型の前記ストリツパプレート
    に型開き時に成形品落下案内位置に前進し、型締
    め時に後退する落下案内部材を設けた成形用金型
    の成形品落下案内装置において、前記成形用金型
    の成形部に対して一対の落下案内部材を設け、こ
    れら落下案内部材の一端を回動自在に枢支すると
    ともに、これら落下案内部材をリンク機構を介し
    て駆動シリンダに連結し、落下案内部材を前記成
    形部に進退させたことを特徴とする成形用金型の
    成形品落下案内装置。
JP2174885U 1985-02-18 1985-02-18 Expired JPH034498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2174885U JPH034498Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

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JP2174885U JPH034498Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

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JPS61138523U JPS61138523U (ja) 1986-08-28
JPH034498Y2 true JPH034498Y2 (ja) 1991-02-06

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