JPH0638652Y2 - 成形金型 - Google Patents

成形金型

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JPH0638652Y2
JPH0638652Y2 JP1988000095U JP9588U JPH0638652Y2 JP H0638652 Y2 JPH0638652 Y2 JP H0638652Y2 JP 1988000095 U JP1988000095 U JP 1988000095U JP 9588 U JP9588 U JP 9588U JP H0638652 Y2 JPH0638652 Y2 JP H0638652Y2
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JP
Japan
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mold
movable
stripper plate
fixed
die
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1988000095U
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English (en)
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JPH023814U (ja
Inventor
一喜 宮入
徳男 小宮山
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、合成樹脂の成形に用いる成形金型であって、
ストリッパープレートの前進により成形品の突出を行う
成形金型に関する。
(従来の技術) 第3図および第4図は従来の成形金型を示し、第3図は
型閉じ時の、第4図は型開時の断面図である。
同図に示されるように従来の成形金型では、成形品の突
出を行うストリッパープレート10は、可動型11の型面の
対角位置に2本あるいは4本立設されたガイドピン12上
に摺動自在に案内かつ支持され、また突出ピン13を介し
て突出板14に連結されている。しかしてストリッパープ
レート10は突出板14が図示しない油圧装置等により前進
される突出ロッド15に突出されることによって共に前進
し、ランナーロックピン16およびコアによって可動型面
に保持されている成形品を押圧して離脱させ、下方に落
下させるようにしている。
上記のガイドピン12は、ストリッパープレート10をガタ
付きなく支持するため、ストリッパープレート10が最前
進した際にもストリッパープレート面から突出するよう
にその長さが設定され、また型閉じ時には固定型17のガ
イド穴18に嵌挿することによって固定型17と可動型11の
位置決めも行う。
(考案が解決しようとする問題点) しかし上記従来の成形金型には次のような問題点があ
る。
すなわち成形品突出時に、ストリッパープレート面から
ガイドピン12先端がなおも突出しているため、突出され
た成形品が落下する際にガイドピン12先端に当って外方
に飛散してしまったり、あるいはガイドピン12に引掛っ
て金型間に残留し、次の型閉じ時の妨げとなる問題があ
った。
特に入子式の金型を複数組セットした場合、成形品が複
数個異なる位置から落下することから上記弊害が生じ易
い。
また、取出機、ロボット等により成形品の取り出しやイ
ンサート物のインサートを行う際に、ガイドピン12を避
けて作業を行わねばならない不具合があった。
本考案は上記問題を解消すべくなれれたものであり、そ
の目的とするところは、突出時のストリッパープレート
面をフラットにできる新たな成形金型を提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的は、下記に示す本考案によって達成できる。
かかる本考案の特徴は、型開きの際に、固定型から離型
した成形品を、ストリッパープレートが固定型方向に前
進して可動型から離型する成形金型において、該ストリ
ッパープレートの可動型側に、後端が固定型側に突出す
ることなく、可動型に向けて立設され、可動型のガイド
穴に摺動自在に嵌挿されるストリッパーガイドピンと、
前記固定型に可動型側に向けて立設され、型閉じの際
に、ストリッパープレートと可動型とに亘り穿設された
ガイド穴に嵌挿されると共に、型開きの際に、先端が前
記ガイド穴から抜脱されるガイドピンとを備えたことに
ある。
(作用) 成形品突出時には、ストリッパープレートは可動型側に
設けたガイド穴に摺動するストリッパーガイドピンに案
内かつ支持されて前進する。型閉じ時に可動型が前進す
ると固定型に立設されているガイドピンがストリッパー
プレートおよび可動型に亘って設けられているガイド穴
に嵌挿し、両金型が位置決めされて型閉じする。
このようにストリッパーガイドピンがストリッパープレ
ートの可動型側に立設されていて、成形品突出時にスト
リッパープレートの固定型側の面に突出するものは何も
ない。このため、ストリッパープレートの固定型側面が
実質的にフラット面となるため、離型された成形品が引
掛かることなく確実に落下でき、インサート物のインサ
ート作業等も容易に行える。
(実施例) 以下では本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図、第2図において、20は固定型であり、固定盤21
の金型取付面に取り付けられる。固定型20は、キャビテ
ィ22の刻設された固定側型板23、固定側取付板24、射出
装置25から射出される溶融樹脂をキャビティ22に導くス
プルブッシュ26、位置決め用のロケートリング27等を有
する。
28はガイドピンであり、固定型21のパーティング面上の
対角位置に2本、後述する可動型に向けて立設されてい
る。
可動型29は図示なき型締装置により、固定盤21に向って
進退する可動盤30の金型取付面上に取り付けられる。31
は成形品の内部形状を形成するコア32を備えた可動側型
板、33は背板、34はスペーサーブロック、35は可動側取
付板であり、これらは締付ボルト36によって一体化され
ている。
37はストリッパープレートであり、前記コア32およびラ
ンナーロックピン38の嵌挿穴を備え、可動型の型面に密
接する位置と所定距離離反した位置とに亘り可動型に対
して接離可能に設けられている。
39はストリッパーガイドピンであり、ストリッパープレ
ート37の可動型29への対向面上に立設され、可動型の前
記可動側板31、背板33、スペーサブロック34に亘って設
けたガイド穴40に嵌挿し、ストリッパープレート37の可
動型に対する接離動を案内し、かつ支持する。ガイド穴
40にはガイドブッシュが圧入されている。該ストリッパ
ーガイドピン39はストリッパープレート37に設けた嵌合
穴にその基部が圧入されるなどしてストリッパープレー
ト37に固定され、ストリッパープレート37の固定型20に
対向する面には突出してない。なおストリッパーガイド
ピン39は、前記固定型20に設けたガイドピン28とは反対
の対角に位置して2本立設されている。
またストリッパープレート37および可動側型板31には型
閉じ時固定型のガイドピン28が嵌挿して、固定型20と可
動型29との位置決めを行うための、ガイドブッシュが圧
入されたガイド穴41が穿設されている。
42は突出板であり突出ピン43を介してストリッパープレ
ート37に連結され、スプリング44の付勢力に抗して突出
ロッド45により突出されることによりストリッパープレ
ート37が前進し、成形品を落下させる。
上記構造よりなる成形金型では、第1図に示す型閉じ状
態で射出装置25から溶融樹脂をキャビティ22内に射出充
填し、冷却後型開きすると、成形品およびスプールはコ
ア32およびランナーロックピン38により可動型29側に付
着して固定型20から離型される。
そして型開完了後、突出ロッド45を前進させることによ
り、スプリング44に抗して突出板42、突出ピン43を介し
てストリッパープレート37を前進させ、成形品およびス
プールを可動型29より離型させることができる。その際
ストリッパープレート37はガイド穴40に嵌挿しているス
トリッパーガイドピン39によって案内されるし、またス
トリッパープレート37の固定型側の面には何ら突出物が
ないので、従来のように離型された成形品が外方に弾か
れたり、ガイドピンに引掛ることがない(第2図)。
特に入子式の金型を複数組セットして、複数個の成形品
を落下させる場合にあっても、ランナーストリッパープ
レート37から突出するものが何もないので、成形品が引
掛るなどの不具合が完全に解消される。
成形品突出が完了して突出ロッド45が可動盤30内に戻さ
れると、スプリング44により突出板42が後退され、それ
に伴いストリッパープレート37も後退して次の成形サイ
クルに移行する。
型閉じ時には、型締装置の作動により可動盤30と共に可
動型29が固定型20に向って移動し、固定型20に立設され
ているガイドピン28が可動型側のガイド穴41に嵌入して
位置決めされた後、コア32がキャビティ22に進入して型
閉じを完了する。
以上、本考案につき好適な実施例を挙げて種々説明した
が、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、考
案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るの
はもちろんのことである。
(考案の効果) 以上のように本考案に係る成形装置によれば、ストリッ
パープレートの固定型側の面にガイドピンが突出しない
ので、特に入子式の金型を複数組セットして、複数個の
成形品を落下させる場合にあっても、従来のように離型
された成形品がガイドピンに当って外方に弾かれたり、
ガイドピンに引掛って次の型閉じ時の妨げとなるという
不具合が解消され、またロボットによるインサート物の
インサートや成形品取出しを行う場合も何ら障害物がな
いので容易確実に行え、サイクルの短縮化も図れるとい
う著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る成形装置の好適な一
実施例を示し、第1図はその型閉じ状態における断面
図、第2図は型開状態における断面図である。第3図お
よび第4図は従来の成形金型を示し、第3図は型閉じ状
態の断面図、第4図は型開状態の断面図である。 20……固定型、21……固定盤、22……キャビティ、23…
…固定側型板、24……固定側取付板、25……射出装置、
26……スプルブッシュ、27……ロケートリング、28……
ガイドピン、29……可動型、30……可動盤、31……可動
側型板、32……コア、33……背板、34……スペーサーブ
ロック、35……可動側取付板、36……締付ボルト、37…
…ストリッパープレート、38……ランナーロックピン、
39……ストリッパーガイドピン、40……ガイド穴、41…
…ガイド穴、42……突出板、43……突出ピン、44……ス
プリング、45……突出ロッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】型開きの際に、固定型から離型した成形品
    を、ストリッパープレートが固定型方向に前進して可動
    型から離型する成形金型において、 該ストリッパープレートの可動型側に、後端が固定型側
    に突出することのなく、可動型に向けて立設され、可動
    型のガイド穴に摺動自在に嵌挿されるストリッパーガイ
    ドピンと、 前記固定型に可動型側に向けて立設され、型閉じの際
    に、ストリッパープレートと可動型とに亘り穿設された
    ガイド穴に嵌挿されると共に、型開きの際に、先端が前
    記ガイド穴から抜脱されるガイドピンとを備えたことを
    特徴とする成形金型。
JP1988000095U 1988-01-04 1988-01-04 成形金型 Expired - Lifetime JPH0638652Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988000095U JPH0638652Y2 (ja) 1988-01-04 1988-01-04 成形金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988000095U JPH0638652Y2 (ja) 1988-01-04 1988-01-04 成形金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH023814U JPH023814U (ja) 1990-01-11
JPH0638652Y2 true JPH0638652Y2 (ja) 1994-10-12

Family

ID=31198815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988000095U Expired - Lifetime JPH0638652Y2 (ja) 1988-01-04 1988-01-04 成形金型

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JP (1) JPH0638652Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931389Y2 (ja) * 1981-09-08 1984-09-05 株式会社アサヒマシン 射出成形用金型

Also Published As

Publication number Publication date
JPH023814U (ja) 1990-01-11

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