JPS5931389Y2 - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
- Publication number
- JPS5931389Y2 JPS5931389Y2 JP13400281U JP13400281U JPS5931389Y2 JP S5931389 Y2 JPS5931389 Y2 JP S5931389Y2 JP 13400281 U JP13400281 U JP 13400281U JP 13400281 U JP13400281 U JP 13400281U JP S5931389 Y2 JPS5931389 Y2 JP S5931389Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- insert
- cylindrical body
- plate
- flange
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は3枚構造型等の射出成形用金型の改良に関する
もので、型開き作動の解実化を目的とするものである。
もので、型開き作動の解実化を目的とするものである。
従来、射出成形用金型でランナストリッパプレートラ固
定側取付板と固定側型板との間に介在させてピンゲート
ランナを取出すようにした3枚構造の金型においては、
型開きのときに、シンナストリッパプレートと固定側型
板との合わせ面間はこの合をせ面間に介装させである圧
縮はねの力により開放するようにしであるが、ストッパ
ボルトやガイドピンなどにカジリが生じた場合などのと
きは型開き動作が不確実になるという問題があった。
定側取付板と固定側型板との間に介在させてピンゲート
ランナを取出すようにした3枚構造の金型においては、
型開きのときに、シンナストリッパプレートと固定側型
板との合わせ面間はこの合をせ面間に介装させである圧
縮はねの力により開放するようにしであるが、ストッパ
ボルトやガイドピンなどにカジリが生じた場合などのと
きは型開き動作が不確実になるという問題があった。
本考案は上記問題を解決したものであって、その特徴と
する処は、複数部材により開閉自在に構成された射出成
形用金型に釦いて、上記隣接する部材の一方に、合かせ
面よりも他方側に突出する複数の挿入体を備えて、該挿
入体先端部に、径方向外方に突出する外向鍔を形威し、
一方、上記隣接する部材の他方に、挿入体が挿入される
筒体を備えて、該筒体先端部に、金型の開閉動作によう
挿入体に対して軸方向に摺動し且つ金型の開動作により
挿入体の外向鍔と軸方向に関して係合する内向鍔を径方
向内方に突出状に形成し、上記外向鍔と内向鍔間には金
型閉鎖時に軸方向に関する所定間隙を介在させ、筒体に
、その先端側を弾性変形を介して径方向に拡縮自在とし
て金型の開閉動作により挿入体を筒体に挿脱自在とする
軸方向の割溝を周方向に複数形成した点にある。
する処は、複数部材により開閉自在に構成された射出成
形用金型に釦いて、上記隣接する部材の一方に、合かせ
面よりも他方側に突出する複数の挿入体を備えて、該挿
入体先端部に、径方向外方に突出する外向鍔を形威し、
一方、上記隣接する部材の他方に、挿入体が挿入される
筒体を備えて、該筒体先端部に、金型の開閉動作によう
挿入体に対して軸方向に摺動し且つ金型の開動作により
挿入体の外向鍔と軸方向に関して係合する内向鍔を径方
向内方に突出状に形成し、上記外向鍔と内向鍔間には金
型閉鎖時に軸方向に関する所定間隙を介在させ、筒体に
、その先端側を弾性変形を介して径方向に拡縮自在とし
て金型の開閉動作により挿入体を筒体に挿脱自在とする
軸方向の割溝を周方向に複数形成した点にある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図乃至第6図に卦いて、IFi固定側取付板2はラ
ンナストリッパプレート、3は固定側型板、4は可動側
型板、5はコアー 6はスペーサブロック、7はエジェ
クタプレート、8は可動側取付板、9はスプルブシュで
、前記固定側取付板1に嵌合固定され、そのテーパ形状
の先端部18はランナストリッパプレート2に金型開閉
方向と平行に摺動自在に嵌合している。
ンナストリッパプレート、3は固定側型板、4は可動側
型板、5はコアー 6はスペーサブロック、7はエジェ
クタプレート、8は可動側取付板、9はスプルブシュで
、前記固定側取付板1に嵌合固定され、そのテーパ形状
の先端部18はランナストリッパプレート2に金型開閉
方向と平行に摺動自在に嵌合している。
10はランナロックピンで、これは固定側取付板1の凹
部19に固定ボルト11で固定されるとともに、ランナ
ストリツバフレート2に摺動自在に挿通され、かつその
台形状の先端20を固定側型板3内に突出させてビンゲ
ートランナ12に埋入するようにしである。
部19に固定ボルト11で固定されるとともに、ランナ
ストリツバフレート2に摺動自在に挿通され、かつその
台形状の先端20を固定側型板3内に突出させてビンゲ
ートランナ12に埋入するようにしである。
13はストッパボルトで、固定側取付板1に開口した段
付ボルト孔14内に金型開閉方向と平行に摺動自在に挿
通されている。
付ボルト孔14内に金型開閉方向と平行に摺動自在に挿
通されている。
15はプラボルトでアリ、このボルト15はランナスト
リッパプレート2、固定側型板3、可動側型板4、コア
ー5に前記ストッパボルト13と軸心を一致させて挿通
され、かつランナストリッパプレート2に内在するその
一端面21には前記ストッパボルト13の固定側取付板
1より突出する螺軸端部22が螺入結合されるとともに
、可動側型板4に内在するその他端部33にはフランジ
16が備えられ、該フランジ16を固定側型板3に対し
接離自在としである。
リッパプレート2、固定側型板3、可動側型板4、コア
ー5に前記ストッパボルト13と軸心を一致させて挿通
され、かつランナストリッパプレート2に内在するその
一端面21には前記ストッパボルト13の固定側取付板
1より突出する螺軸端部22が螺入結合されるとともに
、可動側型板4に内在するその他端部33にはフランジ
16が備えられ、該フランジ16を固定側型板3に対し
接離自在としである。
17は圧縮ばねで、ランナストリッパプレート2と固定
側型板3との合わせ面間に前記プラボルト15を囲繞す
べく介装されたものであるが。
側型板3との合わせ面間に前記プラボルト15を囲繞す
べく介装されたものであるが。
このばね17は必ずしも必要としない。
24は第1挿入体、25は第1筒体であって、金型の開
閉動作により第1挿入体24が第1筒体25に対して上
記開閉方向に挿脱されるが、図例では、第1挿入体24
がランナストリッパプレート2に、また、第1筒体25
が固定側型板3に夫夫対応して複数個宛備えられている
。
閉動作により第1挿入体24が第1筒体25に対して上
記開閉方向に挿脱されるが、図例では、第1挿入体24
がランナストリッパプレート2に、また、第1筒体25
が固定側型板3に夫夫対応して複数個宛備えられている
。
なあ−1第1挿入体24及び第1筒体25を上記の逆に
備えるようにしてもよい。
備えるようにしてもよい。
第7図に示すように、第1挿入体24は丸軸状で、その
基部がランナストリッパプレート2下部の凹部26に挿
入されると共に、該基部に、プレート2土面側から固定
ボルト27が螺挿されることで、第1挿入体24がプレ
ート2に着脱自在に固定され、第1挿入体24はプレー
ト2の下面である固定側型板3との合わせ面よりも下方
側に突出している。
基部がランナストリッパプレート2下部の凹部26に挿
入されると共に、該基部に、プレート2土面側から固定
ボルト27が螺挿されることで、第1挿入体24がプレ
ート2に着脱自在に固定され、第1挿入体24はプレー
ト2の下面である固定側型板3との合わせ面よりも下方
側に突出している。
第1挿入体24の先端部には、径方向外方に突出する外
向鍔28が形成されている。
向鍔28が形成されている。
第8図乃至第10図にも示すように、第1筒体25は有
底円筒状であって、固定側型板3上部の凹部29に挿入
されて、その筒口端面が、固定側型板3の上面であるラ
ンナストリッパプレート2との合わせ面と面一とされる
と共に、その基部に、固定側型板3下面から固定ボルト
30が螺挿されることで、第1筒体25ば、第1挿入体
24に対して開口した状態で固定側型板3に着脱自在に
埋設されている。
底円筒状であって、固定側型板3上部の凹部29に挿入
されて、その筒口端面が、固定側型板3の上面であるラ
ンナストリッパプレート2との合わせ面と面一とされる
と共に、その基部に、固定側型板3下面から固定ボルト
30が螺挿されることで、第1筒体25ば、第1挿入体
24に対して開口した状態で固定側型板3に着脱自在に
埋設されている。
第1筒体25先端側は、第1挿入体24が挿入されるテ
ーパー状筒部31とされると共に、該筒部31の先端部
には、径方向内方に突出し且つ内径が第1挿入体24の
最小外径より小とされた内向鍔32が加熱して屈曲され
ることで形成されると共に、焼入れされ、金型の開閉動
作により内向鍔32は第1挿入体24外面を軸方向に摺
動すると共に、金型の開動作により内向鍔32と外向鍔
28は軸方向に関して係合する。
ーパー状筒部31とされると共に、該筒部31の先端部
には、径方向内方に突出し且つ内径が第1挿入体24の
最小外径より小とされた内向鍔32が加熱して屈曲され
ることで形成されると共に、焼入れされ、金型の開閉動
作により内向鍔32は第1挿入体24外面を軸方向に摺
動すると共に、金型の開動作により内向鍔32と外向鍔
28は軸方向に関して係合する。
なか、第1図に示すように、金型閉鎖時には、第1挿入
体24先端面が第1筒体25の筒部31底面に接当する
と共に、外向鍔28と内向鍔32間には、ゲート切離用
間隙33が軸方向に関して形成される。
体24先端面が第1筒体25の筒部31底面に接当する
と共に、外向鍔28と内向鍔32間には、ゲート切離用
間隙33が軸方向に関して形成される。
そして、第1筒体25の素材が有底円筒形状とされた後
に、筒部31には、径方向外方から視て三角形状の軸方
向の割溝34が周方向等間隔に複数(図面では3個)形
成されて、第1筒体25先端部側は複数(図例では3個
)の分割片部35により構成され、該先端部側は弾性変
形を介して径方向に拡縮自在とされ、これにより金型の
開閉動作によって第1挿入体24が第1筒体25に対し
て挿脱される。
に、筒部31には、径方向外方から視て三角形状の軸方
向の割溝34が周方向等間隔に複数(図面では3個)形
成されて、第1筒体25先端部側は複数(図例では3個
)の分割片部35により構成され、該先端部側は弾性変
形を介して径方向に拡縮自在とされ、これにより金型の
開閉動作によって第1挿入体24が第1筒体25に対し
て挿脱される。
な釦、割溝34の形成は内向鍔32の形成前に行われ、
また、金型開放時には、隣接する分割片部35の先端は
周方向に関して接当している。
また、金型開放時には、隣接する分割片部35の先端は
周方向に関して接当している。
な釦、第1挿入体24の外向鍔28先端及び第1筒体2
5の内向鍔32先端には夫々対応してテーパ一部36.
37が形成され、第1挿入体24が第1筒体25に容易
に挿入できるようにされている。
5の内向鍔32先端には夫々対応してテーパ一部36.
37が形成され、第1挿入体24が第1筒体25に容易
に挿入できるようにされている。
また、第1挿入体24の外向鍔28の基部側にもテーパ
一部38が形成され、第1挿入体24が第1筒体25か
ら容易に離脱できるようにされている。
一部38が形成され、第1挿入体24が第1筒体25か
ら容易に離脱できるようにされている。
39は第2挿入体、40は第2筒体であって、金型の開
閉動作により第2挿入体39が第2筒体40に対し上記
開閉方向に挿脱されるが、図例では第2挿入体39が固
定側型板3に、また、第2筒体40が可動側型板4に夫
々対応して複数個宛備えられている。
閉動作により第2挿入体39が第2筒体40に対し上記
開閉方向に挿脱されるが、図例では第2挿入体39が固
定側型板3に、また、第2筒体40が可動側型板4に夫
々対応して複数個宛備えられている。
な釦、第2挿入体39及び第2筒体40を上記とは逆の
部材に備えるようにしてもよい。
部材に備えるようにしてもよい。
ところで、第2挿入体39及び第2筒体40は固定ポル
)41.42により凹部43.44に着脱自在に固定さ
れているが、第2挿入体39及び第2筒体40は、第1
挿入体24及び第1筒体25と同様の構造であって、上
記前者グループにpいて、後者グループの各部分と同一
機能を有する部分は、後者グループの各部分を示す符号
にaを付加して示す。
)41.42により凹部43.44に着脱自在に固定さ
れているが、第2挿入体39及び第2筒体40は、第1
挿入体24及び第1筒体25と同様の構造であって、上
記前者グループにpいて、後者グループの各部分と同一
機能を有する部分は、後者グループの各部分を示す符号
にaを付加して示す。
なあ−1金型閉鎖時に、外向鍔28aと内向鍔328間
に形成される間隙33aは製品取出用とされている。
に形成される間隙33aは製品取出用とされている。
次に、上記構成の射出成形用金型の開閉作動につき説明
する。
する。
1ず、第1図に示す金型閉鎖状態に釦いて溶融樹脂材料
が図外の射出成形機のノズルを出て、スプル45、ラン
ナ12、ゲート46を経てキャビティ47に充填され、
一定時間経過後冷却固化する。
が図外の射出成形機のノズルを出て、スプル45、ラン
ナ12、ゲート46を経てキャビティ47に充填され、
一定時間経過後冷却固化する。
製品48の固化後、型開き工程に入る。
型開きは図外の締付ラムの後退により、1ず固定側型板
3、可動側型板4、コアー5、スペーサブロック6、釦
よび可動側取付板8が一体的に型開き方向Aに引張られ
る。
3、可動側型板4、コアー5、スペーサブロック6、釦
よび可動側取付板8が一体的に型開き方向Aに引張られ
る。
この引張り途上に釦いて1ず、固定側型板3がゲート切
離用間隙33分だけ移動するのであり、第2図に示すよ
うに、第1筒体25の内向鍔32が第1挿入体24に対
して軸方向に摺動して、固定側型板3とストリッパプレ
ート2との合わせ面間が開放されると共に、第1筒体2
5の内向鍔32が第1挿入体24の外向鍔28に軸方向
に関して係合される。
離用間隙33分だけ移動するのであり、第2図に示すよ
うに、第1筒体25の内向鍔32が第1挿入体24に対
して軸方向に摺動して、固定側型板3とストリッパプレ
ート2との合わせ面間が開放されると共に、第1筒体2
5の内向鍔32が第1挿入体24の外向鍔28に軸方向
に関して係合される。
この係合作用金片してランナストリッパプレート2が金
型聞き方向Aに均等に引張られて平行移動するのであり
、この移動は第3図に示すようにストッパボルト13の
頭部49がポル)孔14の内底部50に接当する1で行
われて、ランナストリッパプレート2と固定側取付板1
との合わせ面間が開放される。
型聞き方向Aに均等に引張られて平行移動するのであり
、この移動は第3図に示すようにストッパボルト13の
頭部49がポル)孔14の内底部50に接当する1で行
われて、ランナストリッパプレート2と固定側取付板1
との合わせ面間が開放される。
この開放動作によりランナロックピン10の先端20と
ランナ12とが引き離されるとともに、スプル45がス
プルブシュ9から少し0出される。
ランナ12とが引き離されるとともに、スプル45がス
プルブシュ9から少し0出される。
更に、固定側型板3を可動側型板4と共に型開き方向A
に引張ると、第1筒体250筒部31が弾性変形を介し
て径方向外方に拡開しつつその内向鍔32が第1挿入体
24の外向鍔28外面を摺動して、第1挿入体24は第
1筒体25から離脱し、固定側型板3がランナストリッ
パプレート2から完全に引き離される。
に引張ると、第1筒体250筒部31が弾性変形を介し
て径方向外方に拡開しつつその内向鍔32が第1挿入体
24の外向鍔28外面を摺動して、第1挿入体24は第
1筒体25から離脱し、固定側型板3がランナストリッ
パプレート2から完全に引き離される。
引続き固定側型板3はプラボルト15のフランジ16に
接当するまで引張られ、この固定側型板3とランナスト
リッパプレート2との間に、この間からランナ12を取
出しうる程度の間隔が形成される。
接当するまで引張られ、この固定側型板3とランナスト
リッパプレート2との間に、この間からランナ12を取
出しうる程度の間隔が形成される。
次に、第4図に示すように、固定側型板3が、該図に示
す開放位置に残された状態で可動側型板4が製品取出用
間隙33a分だけ引張られて、第2筒体40の内向鍔3
2aが第2挿入体39に対して外向鍔28aと係合する
まで軸方向に摺動し、これにより、固定側型板3と可動
側型板4との合わせ面が完全に開放されて、製品48を
取出し可能な間隔が形成され、金型は製造過程に釦ける
最終的な型開き状態となる。
す開放位置に残された状態で可動側型板4が製品取出用
間隙33a分だけ引張られて、第2筒体40の内向鍔3
2aが第2挿入体39に対して外向鍔28aと係合する
まで軸方向に摺動し、これにより、固定側型板3と可動
側型板4との合わせ面が完全に開放されて、製品48を
取出し可能な間隔が形成され、金型は製造過程に釦ける
最終的な型開き状態となる。
そしてランナ12はランナストリッパプレート2と固定
側型板3との間から取出され、又エジェクタプレート7
により製品48が可動側型板4から離型されて突き出さ
れる。
側型板3との間から取出され、又エジェクタプレート7
により製品48が可動側型板4から離型されて突き出さ
れる。
製品48の突出し後、前記締付ラムの前進により固定側
型板3、可動側型板4、コアー5、スペーサブロック6
及び可動側取付板8は金型閉じ方向Bに押戻されるので
あり、この過程に釦いて、固定側型板3の戻り移動によ
り第2筒体40の内向鍔32aが第2挿入体39に対し
て軸方向に摺動して、第2筒体40の筒部31a底面に
第2挿入体39の先端面が接当し、可動側型板4が固定
側型板3に接当する。
型板3、可動側型板4、コアー5、スペーサブロック6
及び可動側取付板8は金型閉じ方向Bに押戻されるので
あり、この過程に釦いて、固定側型板3の戻り移動によ
り第2筒体40の内向鍔32aが第2挿入体39に対し
て軸方向に摺動して、第2筒体40の筒部31a底面に
第2挿入体39の先端面が接当し、可動側型板4が固定
側型板3に接当する。
更に、固定側型板3の戻り移動により第1筒体25の筒
部31先端側の弾性変形による径方向外方への拡開によ
って第1挿入体24が第1筒体25の筒部31内に自動
的に挿入されて、第1筒体25の内向鍔32が第1挿入
体24に対して軸方向に摺動し第1筒体25の筒部31
底面に第1挿入体24先端面が接当して、固定側型板3
がランナストリッパプレート2に接当すると共に、該プ
レート2も固定側取付板1に接当し、第1図に示すよう
に元の金型閉鎖状態が得られる。
部31先端側の弾性変形による径方向外方への拡開によ
って第1挿入体24が第1筒体25の筒部31内に自動
的に挿入されて、第1筒体25の内向鍔32が第1挿入
体24に対して軸方向に摺動し第1筒体25の筒部31
底面に第1挿入体24先端面が接当して、固定側型板3
がランナストリッパプレート2に接当すると共に、該プ
レート2も固定側取付板1に接当し、第1図に示すよう
に元の金型閉鎖状態が得られる。
な釦、第4図に示す状態から、コアー5、スペーサブロ
ック6及び可動側取付板8を更に型開き方向Aに引張れ
ば、第2筒体40の内向鍔32aと第2挿入体39の外
向鍔28aとの係合作用により可動側型板4が第4図に
示す位置に残されて、可動側型板4とコア5との合わせ
面間が第5図に示すように開放される。
ック6及び可動側取付板8を更に型開き方向Aに引張れ
ば、第2筒体40の内向鍔32aと第2挿入体39の外
向鍔28aとの係合作用により可動側型板4が第4図に
示す位置に残されて、可動側型板4とコア5との合わせ
面間が第5図に示すように開放される。
また、可動側型板4のキャビティ側面の清掃作業時や可
動側型板4の交換作業時等には、第4図に示す状態から
可動側型板4、コアー5、スペーサブロック6及び可動
側取付板8を更に型開き方向Aに引張れば、第2筒体4
0の筒部31aが弾性変形を介して径方向外方に拡開し
つつその内向鍔32aが第2挿入体39の外向鍔28a
外面を摺動して、第6図に示すように第2挿入体39は
第2筒体40から離脱し、固定側型板3と可動側型板4
との間が大きく開放されるのであり、これにより上記作
業を容易に行える。
動側型板4の交換作業時等には、第4図に示す状態から
可動側型板4、コアー5、スペーサブロック6及び可動
側取付板8を更に型開き方向Aに引張れば、第2筒体4
0の筒部31aが弾性変形を介して径方向外方に拡開し
つつその内向鍔32aが第2挿入体39の外向鍔28a
外面を摺動して、第6図に示すように第2挿入体39は
第2筒体40から離脱し、固定側型板3と可動側型板4
との間が大きく開放されるのであり、これにより上記作
業を容易に行える。
なp1作業が終了すれば、可動側型板4、コアー5、ス
ペーサブロック6及び可動側取付板8を金型閉じ方向B
に押戻せば、第2筒体40の筒部31a先端側の弾性変
形を介して第2挿入体39が筒部31a内に容易に挿入
される。
ペーサブロック6及び可動側取付板8を金型閉じ方向B
に押戻せば、第2筒体40の筒部31a先端側の弾性変
形を介して第2挿入体39が筒部31a内に容易に挿入
される。
な釦、固定側取付板1とランナストリッパプレート2に
挿入体及び筒体を備えるようにしてもよい。
挿入体及び筒体を備えるようにしてもよい。
また、挿入体を筒状とするようにしてもよい。以上詳述
したように、本考案によれば、金型の開閉動作により筒
体の内向鍔が挿入体に対して軸方向に相対摺動するので
、筒体又は挿入体を備える部材を金型の開閉時に良好に
案内することができる。
したように、本考案によれば、金型の開閉動作により筒
体の内向鍔が挿入体に対して軸方向に相対摺動するので
、筒体又は挿入体を備える部材を金型の開閉時に良好に
案内することができる。
また、金型の開動作により挿入体の外向鍔と筒体の内向
鍔とが軸方向に関して係合するようにしているので、隣
接する一対の部材間を確実に開放させることができ、型
開き動作を解実に行わせることができる。
鍔とが軸方向に関して係合するようにしているので、隣
接する一対の部材間を確実に開放させることができ、型
開き動作を解実に行わせることができる。
また、外向鍔と内向鍔間には金型閉鎖時に軸方向に関す
る所定間隙を介在させているので、両鍔が軸方向に関し
て係合する丑での間に所定動作を確実に行わせるように
することもできる。
る所定間隙を介在させているので、両鍔が軸方向に関し
て係合する丑での間に所定動作を確実に行わせるように
することもできる。
更に、筒体に、その先端部を弾性変形を弁して径方向に
拡縮自在として金型の開閉動作により挿入体を筒体に挿
脱自在とする軸方向の割溝を周方向に複数形成している
ので、金型の開閉動作により挿入体を筒体に容易に挿脱
できると共に、挿入体に外嵌する筒体を分割しているの
で、筒体の強度を充分にすべくその肉厚を犬としても、
挿入体を中実状とすることにより両者をコンパクトにし
つつ挿入体の強度を充分なものとすることもできる。
拡縮自在として金型の開閉動作により挿入体を筒体に挿
脱自在とする軸方向の割溝を周方向に複数形成している
ので、金型の開閉動作により挿入体を筒体に容易に挿脱
できると共に、挿入体に外嵌する筒体を分割しているの
で、筒体の強度を充分にすべくその肉厚を犬としても、
挿入体を中実状とすることにより両者をコンパクトにし
つつ挿入体の強度を充分なものとすることもできる。
本考案は上記各種の利点を有すると共に、その構造は簡
易で、ローコストで実施可能であり、実益大である。
易で、ローコストで実施可能であり、実益大である。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は閉鎖状態の金
型を示す断面図、第2図乃至第6図の各図は金型の開放
作動状態を示す断面図、第7図は挿入体の断面図、第8
図は筒体の斜視図、第9図は同縦側断面図、第10図は
同平面図である。 1・・・固定側型付板、2・・・ランナストリッパプレ
ート、3・・・固定側型板、4・・・可動側型板、24
゜39・・・第1.第2挿入体、25.40・・・第1
.第2筒体、28,28a・・・外向鍔、31 、31
a・・・筒部、32,32a・・・内向鍔、33.3
3a・・・間隙、34,34a・・・割溝、35.35
a・・・分割片部。
型を示す断面図、第2図乃至第6図の各図は金型の開放
作動状態を示す断面図、第7図は挿入体の断面図、第8
図は筒体の斜視図、第9図は同縦側断面図、第10図は
同平面図である。 1・・・固定側型付板、2・・・ランナストリッパプレ
ート、3・・・固定側型板、4・・・可動側型板、24
゜39・・・第1.第2挿入体、25.40・・・第1
.第2筒体、28,28a・・・外向鍔、31 、31
a・・・筒部、32,32a・・・内向鍔、33.3
3a・・・間隙、34,34a・・・割溝、35.35
a・・・分割片部。
Claims (1)
- 複数部材によシ開閉自在に構成された射出成形用金型に
pいて、上記隣接する部材の一方に、合わせ面よりも他
方側に突出する複数の挿入体を備えて、該挿入体先端部
に、径方向外方に突出する外向鍔を形成し、一方、上記
隣接する部材の他方に、挿入体が挿入される筒体を備え
て、該筒体先端部に、金型の開閉動作により挿入体に対
して軸方向に摺動し且つ金型の開動作により挿入体の外
方鍔と軸方向に関して係合する内向鍔を径方向内方に突
出状に形成し、上記外向鍔と内向鍔間には金型閉鎖時に
軸方向に関する所定間涼を介在させ、筒体に、その先端
側を弾性変形を介して径方向に拡縮自在として金型の開
閉動作によシ挿入体を筒体に挿脱自在とする軸方向の割
溝を周方向に複数形成したことを特徴とする射出成形用
金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13400281U JPS5931389Y2 (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13400281U JPS5931389Y2 (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 射出成形用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5838422U JPS5838422U (ja) | 1983-03-12 |
JPS5931389Y2 true JPS5931389Y2 (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=29927446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13400281U Expired JPS5931389Y2 (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931389Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0638652Y2 (ja) * | 1988-01-04 | 1994-10-12 | 日精樹脂工業株式会社 | 成形金型 |
-
1981
- 1981-09-08 JP JP13400281U patent/JPS5931389Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5838422U (ja) | 1983-03-12 |
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