JPS5925631Y2 - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JPS5925631Y2
JPS5925631Y2 JP18844680U JP18844680U JPS5925631Y2 JP S5925631 Y2 JPS5925631 Y2 JP S5925631Y2 JP 18844680 U JP18844680 U JP 18844680U JP 18844680 U JP18844680 U JP 18844680U JP S5925631 Y2 JPS5925631 Y2 JP S5925631Y2
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JP
Japan
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plate
mold
fixed
runner
collet
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JP18844680U
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English (en)
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JPS57108928U (ja
Inventor
弘二 豊吉
Original Assignee
株式会社アサヒマシン
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は3枚構造型の射出成形用金型の改良に関する
もので、型開き作動の確実化を目的とするものである。
従来、射出成形用金型でランナス) IJツバプレート
を固定側取付板と固定側型板との間に介在させてビンゲ
ートランナを取出すようにした3枚構造の金型において
は、型開きのときに、ランナストリッパプレートと固定
側型板との合わせ面間はこの合わせ面間に介装させであ
る圧縮ばねの力により開放するようにしであるが、スト
ッパボルトやガイドピンなどにカジリが生じた場合など
のときは型開き動作が不確実になるという欠点があった
この考案は従来の上記欠点を改善すべくなされたもので
あり、従ってその特徴とするところは、ランナストリッ
パプレートを固定側取付板と固定側型板との間に介在さ
せてビンゲートランナを前記ランナストリッパプレート
と固定側型板間より取出すようにした3枚構造型の射出
成形用金型において、前記固定側型板およびランナスト
リッパプレートのうち何れか一方に、少なくとも2個の
筒形スリーブが固着され、他方には金型開開作動により
前記スリーブ内にそれぞれコレット先端部を軸方向に挿
脱する筒形コレットが固着され、前記スリーブの筒口内
周には内向鍔が形成され、前記コレット先端部は軸径方
向に拡縮変形可能とされる割溝を形成するとともに、同
コレット先端部外周に前記内向鍔内径より僅かに大きい
外径を有する外向鍔が形成され、前記スリーブ内の内向
鍔と外向鍔間の軸方向対向面間にはゲート切離用遊隙が
形成された点にある。
以下、この考案の実施例を図面に基づき説明する。
図面において、1は固定側取付板、2はランナストリッ
パプレート、3は固定側型板、4は可動側型板、5はコ
アー 6はスペーサブロック、7はエジェクタプレート
、8は可動側取付板、9はスプルブシュで、前記固定側
取付板1に嵌合固定され、そのテーパ形状の先端部9a
はランナストリッパプレート2に金型開閉方向と平行に
摺動自在に嵌合している。
10はランナロックピンで、これは固定側取付板1の凹
部37に止ねじ11で固定されるとともに、ランナスト
リッパプレート2に摺動自在に挿通され、かつその台形
状の先端10 aを固定側型板3内に突出させてビンゲ
ートランナ12に埋入するようにしである。
13は第1ストツパボルトで、固定側取付板1に開口し
た段付ボルト(L14内に金型開閉方向と平行に摺動自
在に挿通されている。
15はプラボルトであり、このボルト15はランナスト
リッパプレート2、固定側型板3、可動側型板4、コア
ー5、およびスペーサブロック6に前記第1ストツパボ
ルト13と軸心を一致させて挿通され、かつランナスト
リッパプレート2に内在するその一端面15aには前記
第1ストツパボルト13の固定側取付板1より突出する
ねじ軸端部13 aが螺入結合されるとともに、スペー
サブロック6に内在するその他端部15bにはフランジ
16が備えられ、該フランジ16を固定側型板3に対し
接離自在としである。
17は圧縮ばねで、ランナストリッパプレート2と固定
側型板3との合わせ面間に前記プラボルト15を囲繞す
べく介装されたものであるが、このばね17は必ずしも
必要としない。
18は第2ストツパボルトで、可動側型板4、コアー5
、およびスペーサブロック6に金型開閉方向と平行に摺
動自在に挿通されるとともに、その可動側型板4より突
出するその一端のねじ軸端部18 aを固定側型板3に
螺入結合し、他端部18 bにはフランジ19を備えて
このフランジ19を可動側型板4に対し接離自在としで
ある。
20および21はこの考案の主要部材であるスリーブ、
およびコレットであり、図示例ではランナストリッパプ
レート2と固定側型板3との合わせ面内において固定側
型板3側にスリーブ20を、ランナストリッパプレート
2側にコレット21を該スリーブ20内に金型開閉方向
と平行に挿脱するようそれぞれ固着しである。
スリーブ20は第5図に示すように有底筒形状に形成さ
れるとともに、その筒口内周に内向鍔22を形成してい
る。
そしてこのスリーブ20は、固定側型板3の凹部23に
対してその筒口端面が固定側型板3のランナストリッパ
プレート2との合わせ面3aと面一になるように埋込み
状に嵌合されるとともに、凹部23の内底部に突出する
止ねじ24にスリーブ底部20aを螺合することにより
四部23がら抜出ることのないように固着されている。
コレット21は第6図に示すように、上記スリーブ20
と同様に有底筒状に形成されるが、その先端部21 a
はスリーブ20の筒内径よりも細く形成され、かつ外周
にスリーブ20の内向鍔22内径よりも僅かに大きい外
径を有する外向鍔25を形成するとともに、割溝26を
軸方向に形成して軸径方向に拡縮変形自在に形成されて
いる。
そしてコレット21は、この先端部21 aがランナス
トリッパプレート2の固定側型板3との合わせ面2aよ
り突出するように、コレット底部21 bを合わせ面2
aの凹部27に埋込み状に嵌合するとともに、凹部27
の内底部に突出する止ねじ28にコレット底部21 b
を螺合することにより凹部27がら抜出ることのないよ
うに固着されている。
第1図に示す金型閉鎖時におけるスリーブ20内の内向
鍔22と外向鍔25間の軸方向対向面間にはゲート切離
用遊隙29が形成されるようにしである。
これらスリーブ20およびコレット21は少なくともそ
の2個ずつが固定側型板3およびランナストリッパプレ
ート2のそれぞれにキャビティ35周囲に等間隔を置く
よう設けられる。
なお、スリーブ20の内向鍔22およびコレット21の
外向鍔25にはそれぞれテーパ30.31を設けてコレ
ット先端部21 aがスリーブ20の筒口内に容易に挿
入できるようにしである。
また外向鍔25の前記テーパ31とは反対側にもテーパ
32をつけて外向鍔25を内向鍔22内から抜易くしで
ある。
次に、上記構成の射出成形用金型の開閉作動につき説明
する。
まず、第1図に示す金型閉鎖状態において溶融樹脂材料
が図外の射出成形機のノズルを出て、スプル33、ラン
ナ12、ゲート34を経てキャビティ35に充填され、
一定時間経過後冷却固化する。
製品36の固化後、型開き工程に入る。型開きは図外の
締付ラムの後退により、まず固定側型板3、可動側型板
4、コアー5、スペーサブロック6、および可動側取付
板8が一体的に型開き方向Aに引張られ、この引張り途
上において固定側型板3がスリーブ20内の内向鍔22
をゲート切離用遊隙29分だけ移動して内向鍔22を外
向鍔25に係合するとともに、この固定側型板3とラン
ナストリッパプレート2との合わせ面間を開放する第2
図に示す状態が得られ、この開放によりランナロックピ
ン10で゛引張られているランナ12のゲート34が製
品36から切離される。
またこのときランナストリッパプレート2が前記内向鍔
22と外向鍔25との係合作用を介して金型開き方向A
に均等に引張られて平行移動し、この移動は第1ストツ
パボルト13の頭部13bがボルト孔14の内底部14
aに接当するまで行われ、第3図に示すようにこのプレ
ート2と固定側取付板1との合わせ面間が開放される。
この開放動作によりランナロックピン10の先端10a
とランナ12とが引き離されるとともに、スプル33が
スプルブシュ9から少し引出される。
さらに固定側型板3を可動側型板4共に型開き方向Aに
引張ると、スリーブ20の内向鍔22がコレット21の
外向鍔25外周を摺動しこの摺動圧によりコレット先端
部21 aが軸方向に縮小変形し、スリーブ20がコレ
ット先端部21 aから離脱して固定側型板3がランナ
ストリッパプレート2から完全に引き離される。
引続き固定側型板3はプラボルト15のフランジ16に
接当するまで゛引張られ、この固定側型板3とランナス
トリッパプレート2との間に、この間からランナ12を
取出しうる程度の間隔が形成される。
次いで、固定側型板3を第4図に示す開放位置に残して
おいて可動側型板4は第2ストツパボルト18のフラン
ジ19に接当するまで゛引張られ、これにて第4図に示
すように固定側型板3と可動側型板4との合わせ面間が
完全に開放する最終的な型開き状態が得られる。
前記ランナ12はランナストリッパプレート2と固定側
型板3との間から取出され、又エジェクタプレー1・7
により製品36が可動側型板4から離型突き出される。
製品36の突出し後、前記締付ラムの前進により固定側
型板3、可動側型板4、コアー5、スペーサブロック6
および可動側取付板8は金型閉じ方向Bに押戻され、ま
たその固定側型板3の戻り移動によりスリーブ20内に
コレット先端部21 aが自動的に挿、入するとともに
ランナストリッパプレート2も押戻されて第1図に示す
元の金型閉鎖状態が得られる。
なお、上記実施例とは反対に、スリーブ20をランナス
トリッパプレート2側に、コレット21を固定側型板3
側に固着することもできる。
この考案は上記のように固定側型板3と、ランナストリ
ッパプレート2との合わせ面間は該型板3″5!、は萌
プレート2の一方に固着した少なくとも2個のスゝリー
ブ20と、他方に固着した同数個のコレット21とで係
脱自在に接結したものであるから、型開きにさいし固定
側型板3およびランナストリッパプレート2を均等に引
張って平行移動させることができ、型開き作、動は円滑
かつ確実に行なわれる。
また、スリーブ20内の内向鍔22とコレット先端部2
1 aの外向鍔25間の軸方向対向面間にはゲート切離
用遊隙29を形成しであるので、型開き時にまずランナ
ストリッパプレート2と固定側型板3との合わせ面を確
実に開放することができてゲート切離が確実に行われる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る金型の一実施例を閉鎖状態で示
す断面図、第2図乃至第4図は同金型の開放作動図、第
5図I、IIは同金型に組込まれたスリーブの平面図お
よび断面図、第6図I、IIはコレットの断面図および
平面図である。 1・・・・・・固定側取付板、2・・・・・・ランナス
トリッパプレート、3・・・・・・固定側型板、4・・
・・・・可動側型板、20・・・・・・筒形スリーブ、
21・・・・・・筒形コレット、22・・・・・・内向
鍔、25・・・・・・外向鍔、26・・・・・・割溝、
29・・・・・・ゲート切離用遊隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランナストリッパプレート2を固定側取付板1と固定側
    型板3との間に介在させてビンゲートランナ12を前記
    ランナストリッパプレート2と固定側型板3間より取出
    すようにした3枚構造型の射出成形用金型において、前
    記固定側型板3およびランナストリッパプレート2のう
    ち何れか一方に、少なくとも2個の筒形スリーブ20が
    固着され、他方には金型開開作動により前記スリーブ2
    0内にそれぞれコレット先端部21 aを軸方向に挿脱
    する筒形コレット21が固着され、前記スリーブ20の
    筒口内周には内向鍔22が形成され、前記コレット先端
    部21 aは軸径方向に拡縮変形可能とされる割溝26
    を形成するとともに、同コレット先端部21 a外周に
    前記内向鍔22内径より僅かに大きい外径を有する外向
    鍔25が形成され、前記スリーブ20内の内向鍔22と
    外向鍔25間の軸方向対向面間にはゲート切離用遊隙2
    9が形成されたことを特徴とする射出成形用金型。
JP18844680U 1980-12-26 1980-12-26 射出成形用金型 Expired JPS5925631Y2 (ja)

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JP18844680U JPS5925631Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26 射出成形用金型

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JP18844680U JPS5925631Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26 射出成形用金型

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JPS57108928U JPS57108928U (ja) 1982-07-05
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ID=29992023

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JP18844680U Expired JPS5925631Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26 射出成形用金型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63251215A (ja) * 1987-04-08 1988-10-18 Copal Co Ltd ピンゲ−トを有する射出成形金型

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Publication number Publication date
JPS57108928U (ja) 1982-07-05

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