JPH11247514A - 家具等の開閉部分のラッチ装置 - Google Patents
家具等の開閉部分のラッチ装置Info
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- JPH11247514A JPH11247514A JP10045750A JP4575098A JPH11247514A JP H11247514 A JPH11247514 A JP H11247514A JP 10045750 A JP10045750 A JP 10045750A JP 4575098 A JP4575098 A JP 4575098A JP H11247514 A JPH11247514 A JP H11247514A
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- latch
- latch claw
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 家具の引き出し、扉等を開閉する引手部材の
動きをワイヤに伝える回転駒等を用いることなく、ラッ
チ爪を動かすことができ、部品点数の少ない簡単な構造
のラッチ装置を提供する。 【解決手段】 引き出しまたは扉の前面に用いられる前
面板4に引手部材3を軸支し、引手部材3の後部を前面
板4の後方に突出させ、端部がラッチ爪15に取り付け
られたワイヤ8を、引手部材3の後方突出部11に係合
させるとともに、前面板4の後面側において引手部材3
とラッチ爪15との間に、ワイヤ8を前面板4に沿って
移動可能に支持するワイヤ支持部6dを設けて、引手部
材3の回動操作に連動するワイヤ8の移動によりラッチ
爪15と家具本体1の係合部17との係合を解除するよ
うにする。
動きをワイヤに伝える回転駒等を用いることなく、ラッ
チ爪を動かすことができ、部品点数の少ない簡単な構造
のラッチ装置を提供する。 【解決手段】 引き出しまたは扉の前面に用いられる前
面板4に引手部材3を軸支し、引手部材3の後部を前面
板4の後方に突出させ、端部がラッチ爪15に取り付け
られたワイヤ8を、引手部材3の後方突出部11に係合
させるとともに、前面板4の後面側において引手部材3
とラッチ爪15との間に、ワイヤ8を前面板4に沿って
移動可能に支持するワイヤ支持部6dを設けて、引手部
材3の回動操作に連動するワイヤ8の移動によりラッチ
爪15と家具本体1の係合部17との係合を解除するよ
うにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具等の開閉部
分、すなわち机、書類キャビネットの引き出しや扉など
に用いられるラッチ装置に関する。
分、すなわち机、書類キャビネットの引き出しや扉など
に用いられるラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、引手部材の操作に連動してラッチ
爪が家具本体の係合部に係脱自在に揺動する、家具等の
開閉部分用のラッチ装置において、ラッチ爪への連結に
ワイヤを用いたものは、例えば実開平6−82340号
公報などに記載され、公知である。
爪が家具本体の係合部に係脱自在に揺動する、家具等の
開閉部分用のラッチ装置において、ラッチ爪への連結に
ワイヤを用いたものは、例えば実開平6−82340号
公報などに記載され、公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のラッチ装
置では、操作する引手部材すなわちラッチレバーの運動
を一旦回転具すなわち回転駒に伝えて、この回転駒のレ
バーの一端をワイヤに連結し、このワイヤでラッチ爪を
動かすという面倒な機構を用いている。
置では、操作する引手部材すなわちラッチレバーの運動
を一旦回転具すなわち回転駒に伝えて、この回転駒のレ
バーの一端をワイヤに連結し、このワイヤでラッチ爪を
動かすという面倒な機構を用いている。
【0004】本発明は、家具の引き出し、扉等を開閉す
る引手部材の動きを、ワイヤに伝える回転駒等を用いる
ことなく、ラッチ爪を動かすことができるようにした、
部品点数の少ない簡単な構造のラッチ装置を提供するこ
とを目的としている。
る引手部材の動きを、ワイヤに伝える回転駒等を用いる
ことなく、ラッチ爪を動かすことができるようにした、
部品点数の少ない簡単な構造のラッチ装置を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 引手部材の操作に連動してラッチ爪が家具本体の
係合部に係脱自在に揺動する、家具等の開閉部分用のラ
ッチ装置において、開閉部分の前面に用いられる前面板
に前記引手部材を軸支し、この引手部材の後部を前記前
面板の後方に突出させ、端部が前記ラッチ爪に取り付け
られたワイヤを、前記引手部材の後方突出部に係合させ
るとともに、前記前面板の後面側において前記引手部材
とラッチ爪との間に、前記ワイヤを前面板に沿って移動
可能に支持するワイヤ支持部を設け、前記引手部材の回
動操作に連動する前記ワイヤの移動により前記ラッチ爪
と家具本体の係合部との係合を解除するようにしたこ
と。
題は、次のようにして解決される。 (1) 引手部材の操作に連動してラッチ爪が家具本体の
係合部に係脱自在に揺動する、家具等の開閉部分用のラ
ッチ装置において、開閉部分の前面に用いられる前面板
に前記引手部材を軸支し、この引手部材の後部を前記前
面板の後方に突出させ、端部が前記ラッチ爪に取り付け
られたワイヤを、前記引手部材の後方突出部に係合させ
るとともに、前記前面板の後面側において前記引手部材
とラッチ爪との間に、前記ワイヤを前面板に沿って移動
可能に支持するワイヤ支持部を設け、前記引手部材の回
動操作に連動する前記ワイヤの移動により前記ラッチ爪
と家具本体の係合部との係合を解除するようにしたこ
と。
【0006】(2) 上記(1)項において、開閉部分の両
端に、家具本体の係合部に係脱するラッチ爪を設け、一
端を一方のラッチ爪に取り付けたワイヤを、一方のワイ
ヤ支持部から引手部材の後方突出部を介し、他方のワイ
ヤ支持部を通って他方のラッチ爪に取り付ける。
端に、家具本体の係合部に係脱するラッチ爪を設け、一
端を一方のラッチ爪に取り付けたワイヤを、一方のワイ
ヤ支持部から引手部材の後方突出部を介し、他方のワイ
ヤ支持部を通って他方のラッチ爪に取り付ける。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のラッチ装置は、一般に家
具等の開閉部分、例えば収納庫や書類キャビネットの扉
や書類キャビネット、机等の引き出しに用いられるもの
であるが、以下に述べる実施形態では、書類キャビネッ
トの引き出しのラッチ装置として用いるものとして説明
する。
具等の開閉部分、例えば収納庫や書類キャビネットの扉
や書類キャビネット、机等の引き出しに用いられるもの
であるが、以下に述べる実施形態では、書類キャビネッ
トの引き出しのラッチ装置として用いるものとして説明
する。
【0008】図1は、本発明のラッチ装置の第1の実施
形態を備えた書類キャビネットの最上段付近を示す正面
図であり、符号(1)は家具本体、符号(2)は最上段の引
き出し、符号(3)は引き出し(2)の上端中央に取り付け
られた引手部材を示す。
形態を備えた書類キャビネットの最上段付近を示す正面
図であり、符号(1)は家具本体、符号(2)は最上段の引
き出し、符号(3)は引き出し(2)の上端中央に取り付け
られた引手部材を示す。
【0009】図2は、この書類キャビネットの前端部の
右半分を、天板を除いて示す部分拡大平面図であり、図
3は引手部分の縦断面を拡大して示す図である。
右半分を、天板を除いて示す部分拡大平面図であり、図
3は引手部分の縦断面を拡大して示す図である。
【0010】これらの図に示すように、引き出し(2)の
前面板(4)の上縁の中央後部に形成した凹部(5)の左右
両端付近に取付金具(6)を固定し、これら2つの取付金
具(6)を貫通する水平軸(7)により引手部材(3)が、揺
動可能に取り付けられている。
前面板(4)の上縁の中央後部に形成した凹部(5)の左右
両端付近に取付金具(6)を固定し、これら2つの取付金
具(6)を貫通する水平軸(7)により引手部材(3)が、揺
動可能に取り付けられている。
【0011】取付金具(6)は、前面板(4)の裏面に沿っ
て延びる前面板取付部(6a)と、前面板取付部(6a)から凹
部(5)内を前方に延び、垂直方向に立ち上がる支持部(6
b)と、支持部(6b)の上端すなわち前面板(4)の上端を外
れた所から、前方に突き出した前方突出部(6c)と、前面
板取付部(6a)から後方に延び、かつワイヤ(8)を水平方
向に移動自在に支持するワイヤ支持部(6d)とからなる。
て延びる前面板取付部(6a)と、前面板取付部(6a)から凹
部(5)内を前方に延び、垂直方向に立ち上がる支持部(6
b)と、支持部(6b)の上端すなわち前面板(4)の上端を外
れた所から、前方に突き出した前方突出部(6c)と、前面
板取付部(6a)から後方に延び、かつワイヤ(8)を水平方
向に移動自在に支持するワイヤ支持部(6d)とからなる。
【0012】支持部(6b)の下部付近に、水平軸(7)を挿
通する丸孔が穿設されており、前方突出部(6c)には、引
手部材(3)から突出するピン(9)を案内する円弧状の長
孔(10)が穿設されている。
通する丸孔が穿設されており、前方突出部(6c)には、引
手部材(3)から突出するピン(9)を案内する円弧状の長
孔(10)が穿設されている。
【0013】水平軸(7)により取付金具(6)に軸着され
た引手部材(3)は、その前方に突出する部分に植設した
ピン(9)が取付金具(6)の長孔(10)に係合し、水平軸
(7)を中心としてこの長孔の範囲内で回動(約8度の回
動)することができる。引手部材(3)の回動操作前の状
態が図3(a)に、また、回動操作後の状態が図3
(b)に示されている。
た引手部材(3)は、その前方に突出する部分に植設した
ピン(9)が取付金具(6)の長孔(10)に係合し、水平軸
(7)を中心としてこの長孔の範囲内で回動(約8度の回
動)することができる。引手部材(3)の回動操作前の状
態が図3(a)に、また、回動操作後の状態が図3
(b)に示されている。
【0014】引手部材(3)の下端すなわち水平軸(7)よ
り下方の部分から、長く後方に延びる後方突出部(11)が
形成されている。後方突出部(11)の上面には、ワイヤ
(8)を引っかける溝(11a)が形成されている。
り下方の部分から、長く後方に延びる後方突出部(11)が
形成されている。後方突出部(11)の上面には、ワイヤ
(8)を引っかける溝(11a)が形成されている。
【0015】ワイヤ(8)は、引手部材(3)の後方突出部
(11)の溝(11a)から、前面板(4)の裏面に近い取付金具
(6)のワイヤ支持部(6d)の下面に形成した溝を介し、前
面板(4)に平行に延び、前面板(4)の端部付近に設けた
ラッチ取付部(12)に至っている。
(11)の溝(11a)から、前面板(4)の裏面に近い取付金具
(6)のワイヤ支持部(6d)の下面に形成した溝を介し、前
面板(4)に平行に延び、前面板(4)の端部付近に設けた
ラッチ取付部(12)に至っている。
【0016】ラッチ機構部(12)は、前面板(4)の裏面に
取り付けられたボックス(13)内に軸着されたL字形のレ
バー(14)と、レバー(14)の一方の腕(14a)に係合する腕
(15a)を有し、同じくボックス(13)内に軸着されたL字
形のラッチ爪(15)と、ラッチ爪(15)の腕(15a)と前面板
(4)の裏面との間に配設された圧縮コイルばね(16)とを
備えている。
取り付けられたボックス(13)内に軸着されたL字形のレ
バー(14)と、レバー(14)の一方の腕(14a)に係合する腕
(15a)を有し、同じくボックス(13)内に軸着されたL字
形のラッチ爪(15)と、ラッチ爪(15)の腕(15a)と前面板
(4)の裏面との間に配設された圧縮コイルばね(16)とを
備えている。
【0017】ワイヤ(8)の端部は、レバー(14)の他方の
腕(14b)に止着されており、図2に示す状態では、レバ
ー(14)の一方の腕(14a)が、ラッチ爪(15)の腕(15a)に、
前面板(4)に平行に当接し、ラッチ爪(15)のフック(15
b)は、家具本体(1)の固定の係合部(17)に係合してい
る。
腕(14b)に止着されており、図2に示す状態では、レバ
ー(14)の一方の腕(14a)が、ラッチ爪(15)の腕(15a)に、
前面板(4)に平行に当接し、ラッチ爪(15)のフック(15
b)は、家具本体(1)の固定の係合部(17)に係合してい
る。
【0018】この実施形態では、図示を省略している
が、図1の左半分も図2に示し上述した構成と同じ構成
とされており、図2に示す1本の同じワイヤ(8)が左側
の端部で同様なラッチ機構部において同様なレバーに止
着され、同様なラッチ爪を作動させるようにしている。
しかし、基本的には、本発明のラッチ装置は、前面板
(4)の一方の端部だけに作用するものとすることがで
き、この場合ワイヤ(8)は、引手部材(3)の後方突出部
(11)に止着する。
が、図1の左半分も図2に示し上述した構成と同じ構成
とされており、図2に示す1本の同じワイヤ(8)が左側
の端部で同様なラッチ機構部において同様なレバーに止
着され、同様なラッチ爪を作動させるようにしている。
しかし、基本的には、本発明のラッチ装置は、前面板
(4)の一方の端部だけに作用するものとすることがで
き、この場合ワイヤ(8)は、引手部材(3)の後方突出部
(11)に止着する。
【0019】図3及び図4を参照して、本実施形態の作
動を説明すると、両図の(a)は、図2について上述し
たラッチが掛かった状態を示し、引手部材(3)は垂直姿
勢で、その後方突出部(11)は水平状態にあり、この時、
ラッチ機構部(12)では、図4の(a)に示すようにラッ
チ爪(15)のフック(15b)が、家具本体(1)の係合部(17)
に係合している。
動を説明すると、両図の(a)は、図2について上述し
たラッチが掛かった状態を示し、引手部材(3)は垂直姿
勢で、その後方突出部(11)は水平状態にあり、この時、
ラッチ機構部(12)では、図4の(a)に示すようにラッ
チ爪(15)のフック(15b)が、家具本体(1)の係合部(17)
に係合している。
【0020】図3の(b)に示すように、引手部材(3)
を手前に引くと、引手部材(3)は水平軸(7)を中心とし
て約8度回動して、そのピン(9)が取付金具(6)の長孔
(10)の前端に当たって止まる。これに伴って、引手部材
(3)の後方突出部(11)は上方に回動し、その先端付近の
溝(11a)に引っかけたワイヤ(8)が持ち上げられる。溝
(11a)と固定のワイヤ支持部(6d)との距離がこのように
して若干長くなるので、ワイヤ(8)が引かれて、その端
部に止着したレバー(14)を作動させる。
を手前に引くと、引手部材(3)は水平軸(7)を中心とし
て約8度回動して、そのピン(9)が取付金具(6)の長孔
(10)の前端に当たって止まる。これに伴って、引手部材
(3)の後方突出部(11)は上方に回動し、その先端付近の
溝(11a)に引っかけたワイヤ(8)が持ち上げられる。溝
(11a)と固定のワイヤ支持部(6d)との距離がこのように
して若干長くなるので、ワイヤ(8)が引かれて、その端
部に止着したレバー(14)を作動させる。
【0021】すると、図4の(b)に示すように、レバ
ー(14)の腕(14a)が、圧縮コイルばね(16)の力に抗して
ラッチ爪(15)の腕(15a)を押して、これを回動させるの
で、フック(15b)が固定の係合部(17)から外れる。この
ようにして、ラッチを解除し、引き出し(2)を引き出す
ことを可能にする。なお、圧縮コイルばね(16)の向き
を、ワイヤ(8)の向きと同一とすることにより、ワイヤ
(8)を直接ラッチ爪(15)に止着して、ラッチ爪(15)を、
圧縮コイルばね(16)の付勢力に抗して解除させることも
できる。
ー(14)の腕(14a)が、圧縮コイルばね(16)の力に抗して
ラッチ爪(15)の腕(15a)を押して、これを回動させるの
で、フック(15b)が固定の係合部(17)から外れる。この
ようにして、ラッチを解除し、引き出し(2)を引き出す
ことを可能にする。なお、圧縮コイルばね(16)の向き
を、ワイヤ(8)の向きと同一とすることにより、ワイヤ
(8)を直接ラッチ爪(15)に止着して、ラッチ爪(15)を、
圧縮コイルばね(16)の付勢力に抗して解除させることも
できる。
【0022】図5及び図6は、本発明のラッチ装置の第
2の実施形態を示すもので、図5(a)及び図6(a)は、
引手部材操作前の状態を、また図5(b)及び図6(b)は
引手部材操作後の状態を示す。なお、第1の実施形態に
おけるのと同様の機能を有する部材には、同一の符号を
付して図示するに止め、それらについての詳細な説明は
省略する。
2の実施形態を示すもので、図5(a)及び図6(a)は、
引手部材操作前の状態を、また図5(b)及び図6(b)は
引手部材操作後の状態を示す。なお、第1の実施形態に
おけるのと同様の機能を有する部材には、同一の符号を
付して図示するに止め、それらについての詳細な説明は
省略する。
【0023】この第2の実施形態においては、引手部材
(3)の枢軸である水平軸(7)を、取付金具(6)の上部に
配設し、引手部材(3)を手前に引いたとき、引手部材
(3)より後ろ下方に突出する後方突出部(11)が前方に回
動して、その後方突出部(11)により、それまで、図5
(a)及び図6(a)に示すように、ほぼ一直線上に配設さ
れていたワイヤ(8)の中央部が前方に押されて屈曲させ
られ、それによって、ラッチ爪(15)が係合部(17)から外
れるようにしてある。(20)は、引手部材(3)の上方を覆
うように取付金具(6)に設けた上部カバーである。その
他の構成は、第1の実施形態のものと同一である。
(3)の枢軸である水平軸(7)を、取付金具(6)の上部に
配設し、引手部材(3)を手前に引いたとき、引手部材
(3)より後ろ下方に突出する後方突出部(11)が前方に回
動して、その後方突出部(11)により、それまで、図5
(a)及び図6(a)に示すように、ほぼ一直線上に配設さ
れていたワイヤ(8)の中央部が前方に押されて屈曲させ
られ、それによって、ラッチ爪(15)が係合部(17)から外
れるようにしてある。(20)は、引手部材(3)の上方を覆
うように取付金具(6)に設けた上部カバーである。その
他の構成は、第1の実施形態のものと同一である。
【0024】この第2の実施形態においても、第1の実
施形態のものと同様の作用及び効果を奏することができ
る。
施形態のものと同様の作用及び効果を奏することができ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、引手部材の動きをワイ
ヤに伝える回転駒を用いることなくラッチ爪を動かすこ
とができ、部品点数の少ない簡単な構造のラッチ装置を
提供することができる。
ヤに伝える回転駒を用いることなくラッチ爪を動かすこ
とができ、部品点数の少ない簡単な構造のラッチ装置を
提供することができる。
【0026】請求項2記載の発明のような構造とする
と、開閉部分の両端部を確実にラッチで係止する構造が
得られ、この構造は、収納庫や書類キャビネットの長寸
の扉のラッチ構造として特に適している。
と、開閉部分の両端部を確実にラッチで係止する構造が
得られ、この構造は、収納庫や書類キャビネットの長寸
の扉のラッチ構造として特に適している。
【図1】本発明のラッチ装置の第1の実施形態を備える
書類キャビネットの最上段の引き出しを示す部分正面図
である。
書類キャビネットの最上段の引き出しを示す部分正面図
である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う拡大断面図で、(a)
は引手部材操作前の状態、(b)は引手部材操作後の状
態を示す図である。
は引手部材操作前の状態、(b)は引手部材操作後の状
態を示す図である。
【図4】図2に示すラッチ機構部の拡大平面図で、
(a)は引手部材操作前の状態、(b)は引手部材操作
後の状態を示す図である。
(a)は引手部材操作前の状態、(b)は引手部材操作
後の状態を示す図である。
【図5】本発明のラッチ装置の第2の実施形態を備える
書類キャビネットにおける引き出しの要部の横断平面図
で、(a)は引手部材操作前の状態、(b)は引手部材
操作後の状態を示す図である。
書類キャビネットにおける引き出しの要部の横断平面図
で、(a)は引手部材操作前の状態、(b)は引手部材
操作後の状態を示す図である。
【図6】図5のIVA−IVA線、及びIVB−IVB線に沿う
拡大断面図で、(a)は引手部材操作前の状態、(b)
は引手部材操作後の状態を示す図である。
拡大断面図で、(a)は引手部材操作前の状態、(b)
は引手部材操作後の状態を示す図である。
(1)家具本体 (2)引き出し (3)引手部材 (4)前面板 (5)凹部 (6)取付金具 (6a)前面板取付部 (6b)支持部 (6c)前方突出部 (6d)ワイヤ支持部 (7)水平軸 (8)ワイヤ (9)ピン (10)長孔 (11)後方突出部 (11a)溝 (12)ラッチ機構部 (13)ボックス (14)レバー (14a)腕 (15)ラッチ爪 (15a)腕 (15b)フック (16)圧縮コイルばね (17)係合部 (20)上部カバー
Claims (2)
- 【請求項1】 引手部材の操作に連動してラッチ爪が家
具本体の係合部に係脱自在に揺動する、家具等の開閉部
分用のラッチ装置において、開閉部分の前面に用いられ
る前面板に前記引手部材を軸支し、この引手部材の後部
を前記前面板の後方に突出させ、端部が前記ラッチ爪に
取り付けられたワイヤを、前記引手部材の後方突出部に
係合させるとともに、前記前面板の後面側において前記
引手部材とラッチ爪との間に、前記ワイヤを前面板に沿
って移動可能に支持するワイヤ支持部を設け、前記引手
部材の回動操作に連動する前記ワイヤの移動により前記
ラッチ爪と家具本体の係合部との係合を解除するように
したことを特徴とする家具等の開閉部分のラッチ装置。 - 【請求項2】 開閉部分の両端に、家具本体の係合部に
係脱するラッチ爪を設け、一端を一方のラッチ爪に取り
付けたワイヤを、一方のワイヤ支持部から引手部材の後
方突出部を介し、他方のワイヤ支持部を通って他方のラ
ッチ爪に取り付けた請求項1記載の家具等の開閉部分の
ラッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10045750A JPH11247514A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 家具等の開閉部分のラッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10045750A JPH11247514A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 家具等の開閉部分のラッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11247514A true JPH11247514A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=12727994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10045750A Withdrawn JPH11247514A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 家具等の開閉部分のラッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11247514A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004044356A1 (en) * | 2002-11-14 | 2004-05-27 | Ivis International (Aust) Pty Limited | A latching handle |
JP2008093341A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Sharp Corp | 電気掃除機 |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP10045750A patent/JPH11247514A/ja not_active Withdrawn
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