JPS6135853Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135853Y2 JPS6135853Y2 JP19642883U JP19642883U JPS6135853Y2 JP S6135853 Y2 JPS6135853 Y2 JP S6135853Y2 JP 19642883 U JP19642883 U JP 19642883U JP 19642883 U JP19642883 U JP 19642883U JP S6135853 Y2 JPS6135853 Y2 JP S6135853Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- arm rod
- hole
- arm
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hinges (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は扉体の開閉に連動して網棚を水平方
向に前後せしめる扉開閉装置に関する。
向に前後せしめる扉開閉装置に関する。
(ロ) 従来技術
従来技術は例えば特開昭52−139571号公報に
示されている如く、扉と網棚とをアームにて連
結しているが、これら三者を連結するには、ま
ずアームの折曲片を扉の孔へ挿入し、しかる後
にこのアームを矢印a方向へ回転しながら起こ
して、アームと扉とを連結し、その後に扉を持
ちつつアームの後端に形成した切欠孔を網棚に
固定した板材の透孔に結合連結するもので、斯
る構成であるとアームの折曲片を扉の孔に挿入
して回転しなければならないため必ず最初にア
ームと扉とを連結して、その後に加熱庫内の網
棚に固定した板材に連結しなければならず、こ
れら組み立て時においてアームと網棚との連結
時に扉が邪魔となり、しかもアームを回転して
起こさなければならない手間があり、そして組
み立て後にアーム扉との連結を解除するにはこ
れら両者間では行なえず、必ずアームと網棚と
の連結をまず解除しなければならない欠点があ
つた。
示されている如く、扉と網棚とをアームにて連
結しているが、これら三者を連結するには、ま
ずアームの折曲片を扉の孔へ挿入し、しかる後
にこのアームを矢印a方向へ回転しながら起こ
して、アームと扉とを連結し、その後に扉を持
ちつつアームの後端に形成した切欠孔を網棚に
固定した板材の透孔に結合連結するもので、斯
る構成であるとアームの折曲片を扉の孔に挿入
して回転しなければならないため必ず最初にア
ームと扉とを連結して、その後に加熱庫内の網
棚に固定した板材に連結しなければならず、こ
れら組み立て時においてアームと網棚との連結
時に扉が邪魔となり、しかもアームを回転して
起こさなければならない手間があり、そして組
み立て後にアーム扉との連結を解除するにはこ
れら両者間では行なえず、必ずアームと網棚と
の連結をまず解除しなければならない欠点があ
つた。
(ハ) 考案の目的
そこで本考案は今まで以上に簡単な構成で且
つ着脱の容易な扉開閉装置を提供することにあ
る。
つ着脱の容易な扉開閉装置を提供することにあ
る。
(ニ) 考案の構成
本考案の構成は、箱体の前面開口部を開閉す
る下端部軸支の扉体と、前記箱体内を水平方向
に前後する網棚と、前記扉体と網棚とを連結す
る平板状のアーム杆とから成り、前記扉体の内
面壁に透孔を形成し、一方前記アーム杆の端部
に細首部を介してこのアーム杆と同一平面で且
つ略L字形となる係合片を延設するとともに前
記細首部の内側コーナー部に円弧状の切欠部を
形成し、且つ箱体にはアーム杆を箱体内部後方
へ付勢するスプリングを設け、前記係合片を前
記透孔内に挿入するとともに前記切欠部を透孔
の端縁に係止したものである。
る下端部軸支の扉体と、前記箱体内を水平方向
に前後する網棚と、前記扉体と網棚とを連結す
る平板状のアーム杆とから成り、前記扉体の内
面壁に透孔を形成し、一方前記アーム杆の端部
に細首部を介してこのアーム杆と同一平面で且
つ略L字形となる係合片を延設するとともに前
記細首部の内側コーナー部に円弧状の切欠部を
形成し、且つ箱体にはアーム杆を箱体内部後方
へ付勢するスプリングを設け、前記係合片を前
記透孔内に挿入するとともに前記切欠部を透孔
の端縁に係止したものである。
(ホ) 実施例
1は一般にオーブントースターと呼ばれる箱
型の調理器本体で、外フレーム2と該外フレー
ム2内に間隔を存して配設される反射板兼用の
内フレーム3と、内フレーム3の前面開口部を
閉塞する扉体4とから外殻を構成している。前
記扉体4は方形状の枠体5とガラス板6と、取
手7とで成り、その下端両側を枢支ピン8,8
にて回転自在に枢支している。前記内フレーム
3は焙焼室9を形成し、この焙焼室9の上中下
の各部分には棒状のヒータ10,11,12を
横架している。そして、内フレーム3の両側上
下には長さの異なる移動溝13,14を形成し
ている。15,16は焙焼室9内を水平方向に
前後に移動する網棚で、その両側部に前記移動
溝13,14内に遊嵌される支持棒17を突設
している。
型の調理器本体で、外フレーム2と該外フレー
ム2内に間隔を存して配設される反射板兼用の
内フレーム3と、内フレーム3の前面開口部を
閉塞する扉体4とから外殻を構成している。前
記扉体4は方形状の枠体5とガラス板6と、取
手7とで成り、その下端両側を枢支ピン8,8
にて回転自在に枢支している。前記内フレーム
3は焙焼室9を形成し、この焙焼室9の上中下
の各部分には棒状のヒータ10,11,12を
横架している。そして、内フレーム3の両側上
下には長さの異なる移動溝13,14を形成し
ている。15,16は焙焼室9内を水平方向に
前後に移動する網棚で、その両側部に前記移動
溝13,14内に遊嵌される支持棒17を突設
している。
18は内フレーム3と外フレーム2との間に
位置し前記内フレーム3の上部に回転軸19を
介して軸支される長尺状の連結杆で、その中間
部及び下端部に長さ方向の第3摺動溝20及び
第1摺動溝21を形成し、夫々は前記支持棒1
7,17を遊嵌している。そして、連結杆18
の最下端には常時後方へ引つ張られる第1コイ
ルスプリング22を取り付けている。23は前
記扉体4の内面両側にその先端を回動自在に取
り付けたアーム杆で、他端部には長さ方向の第
2摺動溝24を穿設し且つ常時第2スプリング
25にて後方へ引つ張られている。尚、前記連
結杆18には前記第2摺動溝24内を遊嵌する
支持ピン26を形成するとともに係止ピン27
を形成している。前記アーム杆23の後方側部
には係止片40を一体形成し且つ第2摺動溝2
4の後方部に第2スプリング25を係止する切
起片28を形成している。更に前記アーム杆2
3の先端には同一面となる略L字形の係合片2
9を細首部23aを介して延設し且つ係合片2
9とアーム杆23との境目となる細首部23a
の内側コーナー部に円弧状の切欠部30を形成
するとともに係合片29の端縁を前記アーム杆
23の側端縁よりも長く延設している。前記切
欠部30の対向側には段部32を形成してい
る。
位置し前記内フレーム3の上部に回転軸19を
介して軸支される長尺状の連結杆で、その中間
部及び下端部に長さ方向の第3摺動溝20及び
第1摺動溝21を形成し、夫々は前記支持棒1
7,17を遊嵌している。そして、連結杆18
の最下端には常時後方へ引つ張られる第1コイ
ルスプリング22を取り付けている。23は前
記扉体4の内面両側にその先端を回動自在に取
り付けたアーム杆で、他端部には長さ方向の第
2摺動溝24を穿設し且つ常時第2スプリング
25にて後方へ引つ張られている。尚、前記連
結杆18には前記第2摺動溝24内を遊嵌する
支持ピン26を形成するとともに係止ピン27
を形成している。前記アーム杆23の後方側部
には係止片40を一体形成し且つ第2摺動溝2
4の後方部に第2スプリング25を係止する切
起片28を形成している。更に前記アーム杆2
3の先端には同一面となる略L字形の係合片2
9を細首部23aを介して延設し且つ係合片2
9とアーム杆23との境目となる細首部23a
の内側コーナー部に円弧状の切欠部30を形成
するとともに係合片29の端縁を前記アーム杆
23の側端縁よりも長く延設している。前記切
欠部30の対向側には段部32を形成してい
る。
斯る構成によるアーム杆23を扉体4への取
り付けは、第5図に示す様にまず係合片29を
扉体4の枠体5に穿設した透孔33に挿入し、
しかる後にロの如く少許矢印A方向へ引つ張り
切欠部30を透孔33の端縁に係合し、その後
に第2スプリング25の張力により後方へ引つ
張り、切欠部30と透孔33の端縁との係合を
確実ならしめる。別の取り付け方法として、ま
ずアーム杆23の後端に第2スプリング25を
係止するとともに第2摺動溝24を支持ピン2
6に係合し、しかる後にアーム杆23の先端を
第2スプリング25の付勢力に抗して前方へ引
つ張り、係合片29を透孔33に係止し、そし
て引つ張り力をややゆるめて第2スプリング2
5の付勢力にて切欠部30と透孔33との係合
を確実ならしめる。尚、本実施例において係合
片29を透孔33に確実に係合するためにアー
ム杆23に直接第2スプリング25を係止して
箱体内部後方へ付勢するようにしているが、こ
の様に第2スプリング25を直接アーム杆23
に係止しなくとも、例えば第1コイルスプリン
グ22にて連結杆18を介して間接的にアーム
杆23を付勢するようにしてもよい。そしてア
ーム杆23を取り外す時には第5図のハの状態
からアーム杆23を少許つまみ上げて透孔33
と切欠部30との係合関係を弱めて、そのまま
持ち上げて離脱させればよい。
り付けは、第5図に示す様にまず係合片29を
扉体4の枠体5に穿設した透孔33に挿入し、
しかる後にロの如く少許矢印A方向へ引つ張り
切欠部30を透孔33の端縁に係合し、その後
に第2スプリング25の張力により後方へ引つ
張り、切欠部30と透孔33の端縁との係合を
確実ならしめる。別の取り付け方法として、ま
ずアーム杆23の後端に第2スプリング25を
係止するとともに第2摺動溝24を支持ピン2
6に係合し、しかる後にアーム杆23の先端を
第2スプリング25の付勢力に抗して前方へ引
つ張り、係合片29を透孔33に係止し、そし
て引つ張り力をややゆるめて第2スプリング2
5の付勢力にて切欠部30と透孔33との係合
を確実ならしめる。尚、本実施例において係合
片29を透孔33に確実に係合するためにアー
ム杆23に直接第2スプリング25を係止して
箱体内部後方へ付勢するようにしているが、こ
の様に第2スプリング25を直接アーム杆23
に係止しなくとも、例えば第1コイルスプリン
グ22にて連結杆18を介して間接的にアーム
杆23を付勢するようにしてもよい。そしてア
ーム杆23を取り外す時には第5図のハの状態
からアーム杆23を少許つまみ上げて透孔33
と切欠部30との係合関係を弱めて、そのまま
持ち上げて離脱させればよい。
次に開閉動作について説明すると、第2図の
状態から扉体4を開放するとアーム杆23は前
方へ移動するものの第2摺動溝24は支持ピン
26を軸として前方へ移動するため、連結杆1
8は停止したままとなり、網棚15,16は停
止状態を維持する。すなわち、扉体4の開放開
始時にはこの扉体4のみが開放することにな
る。
状態から扉体4を開放するとアーム杆23は前
方へ移動するものの第2摺動溝24は支持ピン
26を軸として前方へ移動するため、連結杆1
8は停止したままとなり、網棚15,16は停
止状態を維持する。すなわち、扉体4の開放開
始時にはこの扉体4のみが開放することにな
る。
そして、扉体4の開放が進み第2摺動溝24
の端縁が支持ピン26に係合すると連結杆18
は回転軸19を中心にして前方へ回動し、そし
てこの連結杆18の動作に合わして網棚15,
16が前方へ移動して本体1から少許突出する
ものである。
の端縁が支持ピン26に係合すると連結杆18
は回転軸19を中心にして前方へ回動し、そし
てこの連結杆18の動作に合わして網棚15,
16が前方へ移動して本体1から少許突出する
ものである。
そして第3図の如く扉体4が開放すると、係
止片40は係止ピン27に係止し、よつて扉体
4を閉塞するときには係止片40が係止ピン2
7を押すことになつて直ちに連結杆18が後方
へ移動し、網棚15,16も本体1内へ摺動収
納される。扉体4の閉塞途中には係止片40と
係止ピン27との係合が外れることになる。
止片40は係止ピン27に係止し、よつて扉体
4を閉塞するときには係止片40が係止ピン2
7を押すことになつて直ちに連結杆18が後方
へ移動し、網棚15,16も本体1内へ摺動収
納される。扉体4の閉塞途中には係止片40と
係止ピン27との係合が外れることになる。
(ヘ) 考案の効果
本考案は斯る構成を有しているため、アーム
杆を扉体に連結する時に従来の如くアーム杆を
回転し起こす必要もなく、そのままの状態で容
易に行なうことができ、しかも予めアーム杆を
網棚に連結した状態でこのアーム杆と扉体との
係合、離脱が行なえるため組み立て作業性が極
めて向上するものである。
杆を扉体に連結する時に従来の如くアーム杆を
回転し起こす必要もなく、そのままの状態で容
易に行なうことができ、しかも予めアーム杆を
網棚に連結した状態でこのアーム杆と扉体との
係合、離脱が行なえるため組み立て作業性が極
めて向上するものである。
第1図は本考案扉開閉装置を具備したオーブン
トースターの外観斜視図、第2図は扉体を閉塞し
たときの同断面図、第3図は扉体を開放したとき
の同断面図、第4図はアーム杆の斜視図、第5図
はアーム杆と扉体との係止状態を示す動作説明図
で、イは係止前の説明図、ロは係止途中の説明
図、ハは係止後の説明図、第6図は扉体の開閉状
態を示す動作説明図である。 4……扉体、23……アーム杆、29……係合
片、30……切欠部、33……透孔。
トースターの外観斜視図、第2図は扉体を閉塞し
たときの同断面図、第3図は扉体を開放したとき
の同断面図、第4図はアーム杆の斜視図、第5図
はアーム杆と扉体との係止状態を示す動作説明図
で、イは係止前の説明図、ロは係止途中の説明
図、ハは係止後の説明図、第6図は扉体の開閉状
態を示す動作説明図である。 4……扉体、23……アーム杆、29……係合
片、30……切欠部、33……透孔。
Claims (1)
- 箱体の前面開口部を開閉する下端部軸支の扉体
と、前記箱体内を水平方向に前後する網棚と、前
記扉体と網棚とを連結する平板状のアーム杆とか
ら成り、前記扉体の内面壁に透孔を形成し、一方
前記アーム杆の端部に細首部を介してこのアーム
杆と同一平面で且つ略L字形となる係合片を延設
するとともに前記細首部の内側コーナー部に円弧
状の切欠部を形成し、且つ前記箱体には前記アー
ム杆を前記箱体内部後方へ付勢するスプリングを
設け、前記係合片を前記透孔内に挿入するととも
に前記切欠部を透孔の端縁に係止したことを特徴
とする扉開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19642883U JPS60104609U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 扉開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19642883U JPS60104609U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 扉開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60104609U JPS60104609U (ja) | 1985-07-17 |
JPS6135853Y2 true JPS6135853Y2 (ja) | 1986-10-18 |
Family
ID=30754188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19642883U Granted JPS60104609U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 扉開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60104609U (ja) |
-
1983
- 1983-12-20 JP JP19642883U patent/JPS60104609U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60104609U (ja) | 1985-07-17 |
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