JPH0136700Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0136700Y2 JPH0136700Y2 JP1982085197U JP8519782U JPH0136700Y2 JP H0136700 Y2 JPH0136700 Y2 JP H0136700Y2 JP 1982085197 U JP1982085197 U JP 1982085197U JP 8519782 U JP8519782 U JP 8519782U JP H0136700 Y2 JPH0136700 Y2 JP H0136700Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- support member
- door
- hook member
- loading platform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はトラツク用荷箱における煽戸支持装置
に関する。
に関する。
(従来の技術)
一般に、後方煽戸および左右側方煽戸が開くこ
とができるトラツク用荷箱、すなわちいわゆる三
方開きの荷箱を有するトラツクは知られている
(例えば実開昭55−1553号公報参照)。
とができるトラツク用荷箱、すなわちいわゆる三
方開きの荷箱を有するトラツクは知られている
(例えば実開昭55−1553号公報参照)。
このようなトラツクでは、例えば後方煽戸のみ
を開いた場合に、側方煽戸は前端側のみ係止され
後端側が不安定になるため、荷台後端に側方煽戸
を支持する装置を設けることが行われている。
を開いた場合に、側方煽戸は前端側のみ係止され
後端側が不安定になるため、荷台後端に側方煽戸
を支持する装置を設けることが行われている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、従来の装置では、装置の取付精
度を必要としたり構造が複雑になるなどして、十
分に満足のできるものがないのが現状であつた。
度を必要としたり構造が複雑になるなどして、十
分に満足のできるものがないのが現状であつた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、装
置の高い取付精度を必要とすることなく、構造が
簡単で、後方煽戸または側方煽戸の端部を係止す
ることができるトラツク用荷箱における煽戸支持
装置を提供することを目的とする。
置の高い取付精度を必要とすることなく、構造が
簡単で、後方煽戸または側方煽戸の端部を係止す
ることができるトラツク用荷箱における煽戸支持
装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記目的を達成するために、荷台に
側方煽戸および後方煽戸がそれぞれ回動可能に枢
着され、側方煽戸の後端と後方煽戸の側端で荷台
後端隅部に切欠部を形成してなるトラツク用荷箱
において、前記荷台の切欠部に後方または側方に
回動可能に枢着され少なくとも後板部と側板部と
を有する支持部材と、前記側方煽戸の後端より後
方または後方煽戸の側端より側方に突出して固設
され、かつ上向きに開口した係合凹部を備えたフ
ツク部材と、前記支持部材を先端部が貫通するよ
うに前記支持部材に枢着され、前記フツク部材の
係合凹部に係脱可能に下向きに回動付勢された係
合杆とを具備し、前記支持部材、フツク部材およ
び係合杆は全て後方煽戸および側方煽戸の閉鎖時
ならびに係合杆の係合解除のための回動時におい
て該両煽戸の外側面よりも内方に位置し、かつ、
フツク部材および係合杆の先端部を除いた部分が
支持部材の内側に収納されていることを特徴とす
る。
側方煽戸および後方煽戸がそれぞれ回動可能に枢
着され、側方煽戸の後端と後方煽戸の側端で荷台
後端隅部に切欠部を形成してなるトラツク用荷箱
において、前記荷台の切欠部に後方または側方に
回動可能に枢着され少なくとも後板部と側板部と
を有する支持部材と、前記側方煽戸の後端より後
方または後方煽戸の側端より側方に突出して固設
され、かつ上向きに開口した係合凹部を備えたフ
ツク部材と、前記支持部材を先端部が貫通するよ
うに前記支持部材に枢着され、前記フツク部材の
係合凹部に係脱可能に下向きに回動付勢された係
合杆とを具備し、前記支持部材、フツク部材およ
び係合杆は全て後方煽戸および側方煽戸の閉鎖時
ならびに係合杆の係合解除のための回動時におい
て該両煽戸の外側面よりも内方に位置し、かつ、
フツク部材および係合杆の先端部を除いた部分が
支持部材の内側に収納されていることを特徴とす
る。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に沿つて説明す
る。
る。
1はトラツクの荷台で、後方煽戸2および左右
の側方煽戸3,3がそれぞれ回動可能に枢着さ
れ、後方煽戸2の左右側端と後方煽戸3,3の後
端で荷台後端左右隅部に切欠部Sが形成されてい
る(第3図参照)。
の側方煽戸3,3がそれぞれ回動可能に枢着さ
れ、後方煽戸2の左右側端と後方煽戸3,3の後
端で荷台後端左右隅部に切欠部Sが形成されてい
る(第3図参照)。
4は支持部材で、その下端部が、上記切欠部S
において、荷台1にブラケツト5を介して固設し
た左右方向の回動軸6に対し後方に回動可能に枢
着されている。この支持部材4は、基本的には、
後方煽戸2の外側面2aとほぼ面一の後板部4a
と、側方煽戸3の外側面3aより若干内方に位置
する側板部4bと、前記両板部4a,4bを連接
する中間部4cとからなつている(第3図参照)。
において、荷台1にブラケツト5を介して固設し
た左右方向の回動軸6に対し後方に回動可能に枢
着されている。この支持部材4は、基本的には、
後方煽戸2の外側面2aとほぼ面一の後板部4a
と、側方煽戸3の外側面3aより若干内方に位置
する側板部4bと、前記両板部4a,4bを連接
する中間部4cとからなつている(第3図参照)。
7はフツク部材で、基本的には台形状をなし、
側方煽戸3の後端に後方に突出して固設されてい
る。フツク部材7の上側斜辺部には、上向きに開
口し後述の係合杆9が係脱可能に係合する係合凹
部7aが設けられている。また、フツク部材7の
上下方向中間部分にはほぼ三角形状の補強板8が
設けられ、フツク部材7が倒れないように側方煽
戸3との結合を補強している。
側方煽戸3の後端に後方に突出して固設されてい
る。フツク部材7の上側斜辺部には、上向きに開
口し後述の係合杆9が係脱可能に係合する係合凹
部7aが設けられている。また、フツク部材7の
上下方向中間部分にはほぼ三角形状の補強板8が
設けられ、フツク部材7が倒れないように側方煽
戸3との結合を補強している。
9は係合杆で、丸棒をほぼコ字形状に屈曲して
形成されている。係合杆9は、基本的には、支持
部材4の後板部4aにおける取付孔4dに嵌挿固
着された断面ほぼコ字形状の支持ブラケツト10
によつて回動可能に枢支された基端部9aと、該
基端部9aの内端より前方に延びる中間部9b
と、該中間部9bの前端より基端部9aに平行に
外側方に延び、支持部材4の側板部4bにおける
内弧状の長孔4eを貫通している先端部9cとか
らなる。
形成されている。係合杆9は、基本的には、支持
部材4の後板部4aにおける取付孔4dに嵌挿固
着された断面ほぼコ字形状の支持ブラケツト10
によつて回動可能に枢支された基端部9aと、該
基端部9aの内端より前方に延びる中間部9b
と、該中間部9bの前端より基端部9aに平行に
外側方に延び、支持部材4の側板部4bにおける
内弧状の長孔4eを貫通している先端部9cとか
らなる。
係合杆9は、基端部9aにコイルスプリング1
1が巻装され、それによつて先端部9cが、フツ
ク部材7の係合凹部7aに係脱可能に係合するよ
うに常時回転付勢されている。また、支持部材4
の長孔4eを貫通した先端部9cの先端は、側方
煽戸3の外側面3aより若干内方に位置してい
る。したがつて、支持部材4、フツク部材7およ
び係合杆9は全て、後方煽戸2および側方煽戸3
の閉鎖時ならびに係合杆9の係合解除のための回
動時において、該両煽戸2,3の外側面2a,3
aよりも内方に位置し、かつ、フツク部材7およ
び係合杆9の先端部9cを除いた部分が支持部材
4の内側に収納される。
1が巻装され、それによつて先端部9cが、フツ
ク部材7の係合凹部7aに係脱可能に係合するよ
うに常時回転付勢されている。また、支持部材4
の長孔4eを貫通した先端部9cの先端は、側方
煽戸3の外側面3aより若干内方に位置してい
る。したがつて、支持部材4、フツク部材7およ
び係合杆9は全て、後方煽戸2および側方煽戸3
の閉鎖時ならびに係合杆9の係合解除のための回
動時において、該両煽戸2,3の外側面2a,3
aよりも内方に位置し、かつ、フツク部材7およ
び係合杆9の先端部9cを除いた部分が支持部材
4の内側に収納される。
上記のように構成すれば、後方煽戸2のみを開
いた場合には、支持部材4に枢着された係合杆9
の先端部9cが側方煽戸3後端におけるフツク部
材7の係合凹部7aに係合されているので、側方
煽戸3後端は、フツク部材7、係合杆9および支
持部材4を介して、荷台1に連結されることとな
り、その不安定さは生じない。
いた場合には、支持部材4に枢着された係合杆9
の先端部9cが側方煽戸3後端におけるフツク部
材7の係合凹部7aに係合されているので、側方
煽戸3後端は、フツク部材7、係合杆9および支
持部材4を介して、荷台1に連結されることとな
り、その不安定さは生じない。
また、支持部材4が、該支持部材4を貫通する
係合杆9の先端部9cの一部を除く、他の全ての
構成要素を覆い隠蔽しているので、外観上、見苦
しくない。
係合杆9の先端部9cの一部を除く、他の全ての
構成要素を覆い隠蔽しているので、外観上、見苦
しくない。
さらに、後方煽戸2および側方煽戸3の外側面
2a,3aよりも突出した部分がないので、不用
意に衣服がひつかかつたり他の物と干渉したりす
るおそれがない。
2a,3aよりも突出した部分がないので、不用
意に衣服がひつかかつたり他の物と干渉したりす
るおそれがない。
側方煽戸3を開く場合には、先ず、支持部材4
の長孔4bより突出している係合杆9の先端部9
cを、コイルスプリング11の付勢力に抗して、
上方に回動し、前記先端部9cとフツク部材7の
係合凹部7aとの係合を解除して側方煽戸3の後
端をフリ−とし、続いて図示しない係止手段の係
止を解除して前端もフリ−とすることにより、側
方煽戸3を開くことが可能となる。
の長孔4bより突出している係合杆9の先端部9
cを、コイルスプリング11の付勢力に抗して、
上方に回動し、前記先端部9cとフツク部材7の
係合凹部7aとの係合を解除して側方煽戸3の後
端をフリ−とし、続いて図示しない係止手段の係
止を解除して前端もフリ−とすることにより、側
方煽戸3を開くことが可能となる。
上記実施例においては、後方煽戸2のみを開い
た場合に、側方煽戸3の後端を支持することでそ
の不安定を防止するようにしているが、荷台1の
後端隅部に支持部材を側方に回動可能に枢着する
一方、後方煽戸2の側端より側方に突出してフツ
ク部材を固設することにより、側方煽戸3のみを
開いた場合に、後方煽戸2の側端を支持すること
でその不安定を防止することもできるのは言うま
でもない。
た場合に、側方煽戸3の後端を支持することでそ
の不安定を防止するようにしているが、荷台1の
後端隅部に支持部材を側方に回動可能に枢着する
一方、後方煽戸2の側端より側方に突出してフツ
ク部材を固設することにより、側方煽戸3のみを
開いた場合に、後方煽戸2の側端を支持すること
でその不安定を防止することもできるのは言うま
でもない。
(考案の効果)
本考案は上記のように構成したから、支持部材
と、フツク部材と、係合杆とによる簡単な構造と
なり、後方煽戸または側方煽戸の端部の係止を容
易に行うことができるとともに、フツク部材の係
合凹部へ係合杆の先端部を係脱可能に係合する構
成であるから、高い取付精度も必要なく、後方煽
戸または側方煽戸のみを開いたときの側方煽戸後
端または後方煽戸側端の不安定を防止することが
できる。また、後方煽戸および側方煽戸の外側面
よりも突出した部分がないので、不用意に衣服が
ひつかかつたり他の物と干渉したりするおそれが
ないのに加えて、フツク部材および係合杆の先端
部を除いた部分が支持部材の内側に収納されるた
め、係脱動作時に荷箱の切欠部より突出せず、コ
ンパクトであり、部品がほとんど露呈せず、美観
に優れる。
と、フツク部材と、係合杆とによる簡単な構造と
なり、後方煽戸または側方煽戸の端部の係止を容
易に行うことができるとともに、フツク部材の係
合凹部へ係合杆の先端部を係脱可能に係合する構
成であるから、高い取付精度も必要なく、後方煽
戸または側方煽戸のみを開いたときの側方煽戸後
端または後方煽戸側端の不安定を防止することが
できる。また、後方煽戸および側方煽戸の外側面
よりも突出した部分がないので、不用意に衣服が
ひつかかつたり他の物と干渉したりするおそれが
ないのに加えて、フツク部材および係合杆の先端
部を除いた部分が支持部材の内側に収納されるた
め、係脱動作時に荷箱の切欠部より突出せず、コ
ンパクトであり、部品がほとんど露呈せず、美観
に優れる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
トラツク用荷箱における煽戸支持装置の正面図、
第2図は同側面図、第3図は第1図におけるA方
向矢視図である。 1……荷台、2……後方煽戸、3……側方煽
戸、4……支持部材、7……フツク部材、9……
係合杆、11……コイルスプリング。
トラツク用荷箱における煽戸支持装置の正面図、
第2図は同側面図、第3図は第1図におけるA方
向矢視図である。 1……荷台、2……後方煽戸、3……側方煽
戸、4……支持部材、7……フツク部材、9……
係合杆、11……コイルスプリング。
Claims (1)
- 荷台に側方煽戸および後方煽戸がそれぞれ回転
可能に枢着され、側方煽戸の後端と後方煽戸の側
端で荷台後端隅部に切欠部を形成してなるトラツ
ク用荷箱において、前記荷台の切欠部に後方また
は側方に回転可能に枢着され少なくとも後板部と
側板部とを有する支持部材と、前記側方煽戸の後
端より後方または後方煽戸の側端より側方に突出
して固設され、かつ上向きに開口した係合凹部を
備えたフツク部材と、前記支持部材を先端部が貫
通するように前記支持部材に枢着され、前記フツ
ク部材の係合凹部に係脱可能に下向きに回動付勢
された係合杆とを具備し、前記支持部材、フツク
部材および係合杆は全て後方煽戸および側方煽戸
の閉鎖時ならびに係合杆の係合解除のための回動
時において該両煽戸の外側面よりも内方に位置
し、かつ、フツク部材および係合杆の先端部を除
いた部分が支持部材の内側に収納されていること
を特徴とするトラツク用荷箱における煽戸支持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8519782U JPS58186974U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | トラツク用荷箱における煽戸支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8519782U JPS58186974U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | トラツク用荷箱における煽戸支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58186974U JPS58186974U (ja) | 1983-12-12 |
JPH0136700Y2 true JPH0136700Y2 (ja) | 1989-11-07 |
Family
ID=30094103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8519782U Granted JPS58186974U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | トラツク用荷箱における煽戸支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58186974U (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4418721Y1 (ja) * | 1966-07-05 | 1969-08-13 | ||
JPS5439817U (ja) * | 1977-08-24 | 1979-03-16 | ||
JPS5449015U (ja) * | 1977-09-12 | 1979-04-05 | ||
JPS551553U (ja) * | 1978-06-20 | 1980-01-08 |
-
1982
- 1982-06-07 JP JP8519782U patent/JPS58186974U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58186974U (ja) | 1983-12-12 |
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